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転職サイト

ハイキャリア向け転職サイト8選|キャリア別のおすすめと知っておくべき注意点

「ハイキャリア向け転職サイトはどれがいい?」「スカウトがもらえるサイトが気になる」など、ハイキャリア向けの転職サイトについて気になっていませんか?

一口にハイキャリア向けといってもサイトによって特徴は全く違い、選び方を間違えると「1年以上転職が決まらない」、「興味のない求人しかない」といった事態になります。

このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、ハイキャリア向けの転職サイトについて、以下の流れで解説していきます。

全て読めば、ハイキャリア向けの転職サイトにはどんなものがあり、どれを使うべきか、使いこなすコツはあるかまでがわかり、転職サイトで失敗することがなくなるでしょう。

著者:N.K(現役転職エージェント)
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nk
大手エージェントに勤務中の40代。

新卒ではメガバンクに入行。営業を経験した後、人事部へ異動して中途採用を担当する。

銀行の人事制度に疑問を感じ、10年目で異業種への転職を決意、大手転職エージェントに転職した。

当初は金融業界の法人営業に従事。その後も2回転職をし、これまで3社の転職エージェントを経験、その間コンサル、商社、外資などの法人も担当してきた。

匿名の「キャリアアップ」でなら、経験を活かしたありのままの裏事情を発信できるのではと思い、当サイトでライターを始めた。

1. 結論|ハイキャリアの転職で必ず使うべき転職サイト

年収600万円以上のハイキャリアの方が、まず使うべき転職サイトは以下5社です。

「いつまでには転職したい」のように、具体的に転職を考えている方は、直近の経歴に合わせて、まず以下に登録しましょう。

キャリア別
おすすめ度
各社の特徴
おすすめ
サイト
外資系 日系大手 技術職 管理職
1位
JACリクルートメント
2位
LHH転職エージェント
3位
パソナキャリア
4位
doda
5位
ランスタッド
おすすめ
サイト
1位
JACリクルートメント
ハイキャリア転職で真っ先に名前が上がる老舗で、あらゆるジャンルに強いので絶対登録すべき
2位
LHH転職エージェント
世界60の国でサービス提供実績のある企業の運営で、外資系や年収アップの転職に強い
3位
パソナキャリア
半数以上の求人が年収800万以上で、女性のハイキャリア転職に強い
4位
doda
リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界大手で、IT技術職の求人に強い
5位
ランスタッド
世界中に拠点を持つ歴史のある人材サービス会社で、外資系の転職に強い

おすすめ順に並べているため、特に転職先や職種を決めていない方は、上から順に3社選んでおきましょう。

国内にある大手・優良企業のほとんどはこの5社に求人を出していて、この中から選んでおけば間違いありません。

これらは全て転職エージェントで、担当がついて求人紹介から選考対策まで、あらゆるサポートが受けられます。

まずは転職エージェントの利用がおすすめ

ハイキャリア向けの転職サイトには以下2種類がありますが、まずは転職エージェントを使いましょう。

  • 転職エージェント:担当がついて転職サポートが受けられる
  • スカウトサービス:サイトに登録してスカウトを待つ

ネット上にはこれらをごちゃ混ぜにして紹介するページが非常に多いですが、別物なので注意しましょう。

近年スカウトサービスも人気ですが、受け身のサービスで、これだけに頼ると「スカウトが来ずにいつまでも転職が決まらない」となる恐れがあります。

転職エージェントなら、担当が希望時期にあわせて動いてくれて、紹介される求人に応募するなど、自分からも積極的に動くことができます。

agent

具体的に転職を考えているなら、スカウトサービスはあくまでサブとして使い、まずは転職エージェントを活用しましょう。

すぐの転職は考えていないなら、スカウトサービスだけでもOK

一方で「求人が見たいだけ」、「自分の可能性が知りたいだけ」という、すぐの転職を考えていない方は、以下のようなスカウトサービスだけの利用でも構いません。

登録するだけで企業から年収付きのスカウトが届き、自分に合う求人や、自分の市場価値を知ることができます。

scout

※ヘッドハンター:保有する求人にあった人材を探す転職エージェント

実際こうした使われ方をするケースが多く、ビズリーチの利用者の8割は、市場価値の確認のためにサイトを利用しているデータもあります。

次の章から、タイプごとに、おすすめや選び方を詳しく解説していきます。

2. ハイキャリア向け転職サイト|転職エージェントおすすめ5選

ハイキャリア向けとして紹介されることの多い大手エージェント20社以上を比較してわかった、おすすめ5社は以下の通りです。

それぞれ「どんな企業・職種への転職に強いか」が違うので、これまでのキャリアに合わせて、以下から3社使いましょう。

外資系 日系大手 技術
専門職
管理職
経営幹部
1位.JACリクルートメント
2位.LHH転職エージェント
3位.パソナキャリア
4位.doda
5位.ランスタッド

特に転職先や職種を決めていない方は、おすすめ順に並べているため、上から順に3社選んでおきましょう。

国内にある大手・優良企業のほとんどはこの5社に求人を出していて、この中から選んでおけば間違いありません。

ハイキャリア向けの転職エージェントは大手から中小まで様々ですが、以下の点で優れた大手を使うべきです。

  • 年収600万円以上の大手・優良企業の求人多数
  • サポート実績が多い分、あらゆる業界、企業の転職事情に詳しい
  • 20年以上の歴史ある企業の運営

5社は、業界でもハイキャリア向けとして真っ先に名前があがる大手エージェントです。

求人の選択肢を広げたり、いい担当者を見極めるためにも、必ず3社は使っておきましょう。

転職エージェントは、登録すると担当者がついて、求人の紹介から面接のセッティングや対策まで、あらゆるサポートが受けられます。

agent

具体的には以下6つをしてくれて、あなたは面接以外で企業とやりとりすることがなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

では、転職エージェントのおすすめについて、それぞれ特徴を解説していきます。

1位. JACリクルートメント

JACリクルートメント

JACリクルートメント」は、ハイキャリア転職で真っ先に名前が上がる老舗の転職エージェントで、43万件以上のハイキャリア転職を支援した実績を誇ります。

実績や知名度の高さから、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイキャリアな求人はJACにだけ相談していることも多いため、必ず登録しておきましょう。

世界11カ国にも支店を持っていて国外の会社との取引も多く、外資系企業とのパイプも強い特徴があります。

強いジャンル
外資系、日系大手、技術・専門職、管理職・役員候補
求人数 約11,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ジェイエイシーリクルートメント
運営歴 1988年~

JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/

2位. LHH転職エージェント

lhh転職エージェント

LHH転職エージェント」は、世界60カ国に拠点を持つグローバル企業が運営する、大手転職エージェントです。

運営元の「アデコ」は、世界中で長年人材派遣サービスを提供してきた実績があり、外資系企業とのパイプが強いです。

国内の有名企業の求人もありますが、外資系の転職ノウハウ、サポート力では頭ひとつ抜けているため、外資系への転職を狙う方には特におすすめです。

強いジャンル
外資系、技術・専門職、管理職・役員候補
求人数 約31,000件
対応エリア 全国
運営会社 アデコ株式会社
運営歴 1985年~

LHH転職エージェント公式ページ:https://jp.lhh.com

3位. パソナキャリア

pasonacareer

パソナキャリア」は求人の半数が年収800万を超える、 ハイキャリアの転職サポートに強いエージェントです。

運営元のパソナは、人材派遣業の運営歴が40年を超える業界大手で、有名企業とのパイプが強く、質の高い非公開求人を多く保有しています。

また、会社を上げて女性のサポートに力を入れているため、ハイキャリアの女性の方には真っ先におすすめしたい一社です。

強いジャンル
日系大手、管理職・役員候補
求人数 約36,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社パソナ
運営歴 1976年~

パソナキャリア公式ページ:https://www.pasonacareer.jp

4位. doda

doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、業界トップクラスの実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。

ハイキャリア専用ではないものの、求人数自体が多く、高年収の求人も充実しています。

SEやWEBエンジニアなど、IT関連の技術職のハイキャリア求人が特に多いため、対象職種の方は必ず使っておきましょう。

強いジャンル
日系大手、技術・専門職
求人数 約200,000件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
運営歴 1989年~

doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/

5位. ランスタッド

ranstad

ランスタッド」は、世界第2位の派遣会社としての顔も持つ、ハイキャリア向けの転職エージェントです。

39の国で4,900以上の拠点を持ち、世界中で人材サービスを提供してきたことから、外資系企業との強いパイプを持っています。

求人数はこれまで紹介してきた他社より少ないですが、外資系への転職を狙う方には、掘り出し物の求人がある可能性が高くおすすめです。

強いジャンル 外資系
求人数 約5,300件
対応エリア 全国
運営会社 ランスタッド株式会社
運営歴 1980年~

ランスタッド公式ページ:https://www.randstad.co.jp/tenshoku/

転職エージェントの4つの注意点

年収600万円以上の転職を目指すハイキャリアの方は、転職エージェントを使うにあたって以下の点に注意しましょう。

  • 大手以外を使うのは危険
  • “特化型”は無理に使う必要なし
  • 同じ大手でも、エージェントによって得意分野が違う
  • 1社に絞ると失敗する

① 大手以外を使うのは危険

ここ数年で、転職エージェントは1万社以上増加したデータもあり、「ハイキャリア向け」と宣伝する転職エージェントも大量に増えました。

引用:厚生労働省ホームページ

ただ、新しいエージェントには、以下のようなタイプが多いため注意しましょう。

  • 企業とのパイプが弱く、紹介できる求人が少ない
  • 常に出回っているようなブラック求人しか持っていない
  • 実績が少なく「会社ごとにどう対策すれば内定が出やすい」といったノウハウがない

実績作りのために、合わない求人をごり押しするなど、中にはひどい運営業者もいるので危険です。

転職エージェントは高年収の人をサポートした方が、企業からもらえる紹介料が大きくなるため、ハイキャリアに方は特にカモにされやすいです。

優良な業者の見極めが難しいため、聞いた事もないようなサイトは避け、これまで紹介したような実績のある大手だけを使いましょう。

高年収の求人は、重要なボジションで「募集を外部に知られたくない求人」というケースが多いです。

採用は、付き合いのあるエージェント経由で、水面下で進むことがほとんどです。

そのため、多くの企業と独自のパイプを持つ大手を使うのは特に重要です。

② “特化型”は無理に使う必要なし

ここまで紹介してきたのが、どの業界にも強い”総合型”の転職エージェントですが、「〇〇業界特化!」という”特化型”転職エージェントもあります。

ただ、まずは総合型を使うべきで、特化型は無理に使う必要はありません。

特化型は、求人・利用者ともに少なく、ノウハウや企業とのパイプが大手総合転職エージェントに劣るケースが多いからです。

以前までは、特化型エージェントも「業界に詳しそう」と人気があったのですが、最近は総合型エージェントも下記の理由でそれぞれの業界に詳しいです。

  • 業界ごとに部署が分かれており、それぞれの業界の事情や対策に詳しい
  • 特化型エージェントから優秀な社員の引き抜きを行っている

そのため、大手で優良企業とのパイプが強い、総合型エージェントだけ使えば、ほとんどの方は満足いく転職活動ができます。

(参考)主な特化型エージェントまとめ

どうしても特化型が気になる方向けに、よく名前の上がる大手を以下にまとめました。

特化する業界、職種 それぞれの最大手
ITエンジニア・デザイナー レバテックキャリア
コンサル ムービン
金融 コトラ
メーカー(エンジニア) メイテックネクスト
管理部門・バックオフィス MS Agent

まずは総合型を3つは使い、さらに使う余裕のある方のみこれらを使ってもいいでしょう。

③ 同じ大手でも、エージェントによって得意分野が違う

ハイキャリア向けの大手エージェントの中でも、それぞれ以下のように得意にしているジャンルが変わります。

  • 外資系への転職に強い
  • 国内大手企業への転職に強い
  • 技術・専門職の転職に強い
  • 経営幹部など、管理職の転職に強い

中にはハイキャリア専門でも外資系だけに強く、他の求人はあまり持っていないエージェントもあります。

国内企業に転職したい人がこのタイプを使うと、「話せない語学スキルが必須の外資系ばかり紹介される」といったミスマッチが起こります。

こうならなためにも、ハイキャリア向けのエージェントは、これまでの自分のキャリアに合わせて選んでおきましょう。

④ 1社に絞ると失敗する

優良な大手エージェントにも、以下のようなハズレの担当はいるため、必ず3社は登録し、担当者を比べましょう。

  • 入ったばかりの新人など、志望業界の知識が少なく深い相談ができない
  • 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる

一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。

一社のみ登録

複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。

複数社登録

いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。

また、転職エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。

必ず、以下から3社は使っておきましょう。

外資系 日系大手 技術
専門職
管理職
経営幹部
1位.JACリクルートメント
2位.LHH転職エージェント
3位.パソナキャリア
4位.doda
5位.ランスタッド

 

転職エージェントの利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. エージェントと面談
  3. 求人紹介を受ける
  4. 企業に応募
  5. 面接
  6. 内定

最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。

面談方法は対面も選べますが、現在はWEBや電話での面談が主流となっています。

申し込みから内定まで、トータルで3ヶ月はかかるケースが多いため、余裕を持って早めに申し込みをしておきましょう。

3. ハイキャリア向け転職サイト|スカウトサービスおすすめ3選

スカウトサービスのおすすめは、以下の大手3社です。

スカウトサービスは複数ありますが、上記3社が特に有名で利用する企業も多く、スカウトをもらいやすいです。

迷ったらどれだけの企業が使っているサービスかを公開していて、数が最多の「ビズリーチ」を選びましょう。

  登録企業数 運営歴
ビズリーチ 約30,000社 2009年~
リクルートダイレクトスカウト 非公表 2014年~
doda X 非公表 2019年~
AMBI 約2,800社 2017年~
ミドルの転職 なし
(在籍するエージェントからのスカウトのみ)
2015年~

スカウトサービスの最大の強みは企業から直接スカウトが受けられることですが、企業数が多いほどチャンスは広がり、スカウトも増える傾向があります。

スカウトサービスは、経歴やスキルを登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サイトで、主に年収600万円以上のハイキャリアの方を対象としています。

登録するとあなたのプロフィールがデータベースにのり、それを使う企業の人事やヘッドハンターの目に留まると、スカウトが受けられます。

scout

※ヘッドハンター:保有する求人にあった人材を探す転職エージェント

登録後は待つだけでよく、企業からのスカウトだといきなり面接に進んでスピーディーに内定が決まることもあるため、登録しておいて損はありません。

まずは転職エージェントを活用すべきですが、登録するだけでチャンスが広がるため、ハイキャリアの方は、あわせてこれも1社は使っておきましょう。

すぐの転職は考えていない方は、まずはこれにだけ登録して「スカウトで自分の市場価値を確認する」といった使い方もおすすめです。

では、スカウトサービスのおすすめについて、それぞれ特徴を解説していきます。

3-1. ビスリーチ

bizreach

ビズリーチ」は、毎月30,000人以上が登録している今最も勢いのあるスカウトサービスです。

即戦力人材を効率よく採用したい企業が続々と利用を開始していて、登録社数は30,000社を超えます。

一部有料の機能もありますが、最大の目玉である「企業からのスカウトの受け取り、返信」は無料プランでもできるので、まずは無料プランで使ってみるのがおすすめです。

有料プランの機能とは?

ビズリーチで月5,500円の有料プランに入ると開放される主な機能には、以下があります。

  • サイト内の全ての求人の閲覧、応募ができる
  • ヘッドハンターのスカウトが全て見られる

自分からも積極的に動きたい人向けの機能ですが、こうした人には、転職エージェントの活用がおすすめです。

紹介される求人にどんどん応募していくなど、自分からも積極的に動けますが、料金は一切かかりません。

ビズリーチは無料プランで使った上で、求人探しや応募には転職エージェントを活用しましょう。

求人数 約120,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ビズリーチ
登録企業数 約30,000社
在籍ヘッドハンター数 6,200人

ビズリーチ公式ページ:https://www.bizreach.jp

3-2. リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト」は、ビズリーチの後を追うように始まった、業界最大手のリクルートが運営するスカウトサービスです。

登録に審査があるビズリーチに対し、審査なしで誰でも登録ができ、全機能を無料で使うことができます。

登録社数は非公開ですが、「最大手だし使っておこう」と考える企業の採用担当者は多いはずで、多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。

ビズリーチが審査に通らず使えなかった方や、さらに可能性を広げたい人は登録しておきましょう。

求人数 約196,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社リクルート
登録企業数 非公開
在籍ヘッドハンター数 4,300人

リクルートダイレクトスカウト公式ページ:https://directscout.recruit.co.jp/

3-3. doda X

dodax

doda X」も、ビズリーチの後を追うように始まった、業界大手のパーソルキャリアが運営するスカウトサービスです。

dodaの転職エージェントはリクルートと一緒に使う企業も多く、こちらも多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。

他社にはない、パーソルの担当者からハイキャリア求人の紹介が受けられるサービスもあるので、気になる方は企業スカウトとセットで使ってみましょう。

求人数 約49,000件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
登録企業数 非公開
在籍ヘッドハンター数 約8,000人

doda X 公式ページ:https://doda-x.jp/

スカウトサービスの3つの注意点

上記のスカウトサービスの利用にあたっては、以下の点に注意しましょう。

  • スカウトが中々来ないこともある
  • 企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる
  • 質の低いヘッドハンターもいる

スカウトが中々来ないこともある

基本待ちのサービスなため、スカウトサービスだけに頼ると、スカウトが来ずに、一向に転職活動が進まないケースもあります。

こうならないためにも、「いつまでに転職したい」のように具体的に転職を考えている方は、自分からも積極的に動ける転職エージェントも必ず利用しておきましょう。

企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる

スカウトサービスで企業からスカウトを受けるとそのまま面接に進めますが、この場合以下は全て自分でやる必要があります。

  • 面接対策
  • 面接日や入社日の調整、年収交渉などの企業とのやりとり

上記は転職エージェントだと担当者が全てやってくれますが、スカウトサービスでは自力となります。

特に面接対策は、よほど慣れている方でない限り自力では難しいケースが多いため注意が必要です。

自信がない方は、いいスカウトが来た時に焦らずに面接に進むためにも、まずは転職エージェントで、志望業界の面接対策は受けておきましょう。

質の低いヘッドハンターもいる

スカウトサービスでは、企業だけでなく、「ヘッドハンター」と呼ばれる民間の転職エージェント会社からもスカウトが受けられます。

ヘッドハンターの中には、以下のような質の低いタイプもいるため注意が必要です。

  • とにかく接点を持とうと、経歴をよくみずにスカウトを大量に送っている
  • 設立まもない会社で、企業とのパイプも弱く、紹介できる求人も少ない
  • 実績作りのために、合わない求人でもごり押ししてくる

優良なヘッドハンターもいますが、ヘッドハンターからのスカウトは大量に届くケースも多く、見極めるのは難しいです。

そのため、スカウトサービスは、「企業からのスカウト」のみ確認する使い方が効率的でおすすめです。

企業からのスカウトは、面接確定を意味していて、適当に送られることはまずありません。

スカウトサービスの利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. 職務経歴書を登録
  3. スカウトを受けた企業と面接
  4. 内定

上記は企業からスカウトを受けて転職する流れです。

ヘッドハンターからのスカウトの場合は、ヘッドハンターから紹介を受けた求人に応募していくことになります。

求人サイトは使うべき?

その他の転職サービスに、求人を自分で探して応募する求人サイトがありますが、ハイキャリアの方は使う必要はありません。

jobchange_site

ハイキャリア求人は、会社の戦略上隠されるのが普通で、求人サイトのような一般に出回ることはほぼないからです。

影響力のある大手や優良企業ほど、求人は表に出さず、以下の方法でこっそり採用を進めます。

  • 付き合いのある転職エージェントに個別に紹介を頼む
  • スカウトサービスで、気になる人材に個別に声をかける

そのため、ハイキャリアの方は、転職エージェントとスカウトサービスだけ使っておけば間違いありません。

求人を自分で調べたい方もいるかもしれませんが、エージェントもスカウトサービスも、公式サイトで求人検索ができるため、これを活用しましょう。

4. ハイキャリアの転職にまず転職エージェントを使うべき理由

他のサービスもありますが、具体的に転職を進めたいハイキャリアの方は、以下の理由でまずは転職エージェントを使っておきましょう。

  • エージェントしか持っていない優良求人に応募できる
  • 転職のあらゆるサポートが無料で受けられる
  • 選考が有利に進むことがある

実際に使って良かったと感じる方の口コミと合わせて紹介していきます。

理由1. エージェントしか持っていない優良求人に応募できる

口コミ・評判

30代 メーカー 開発職

製造業の開発職でキャリアアップを目指していましたが、エージェントから提案された非公開求人は、これまでの経験をフルに活かせるものでした。

特に、競合他社と比較しても好条件だったので迷わず応募しました。

エージェントのコネクションはやはり強いと感じました。

年収600万円を超えるハイキャリアの転職では、以下が重視されます。

  • マネジメント経験:部下や組織をまとめた経験
  • 専門スキル:営業やプログラミングスキルなど

これらが必要な求人は、「重要なボジションで、戦略上外部に出せない」というケースが多く、エージェント経由でしか応募できないことも多いです。

こうした求人は、企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。

転職エージェント経由でしか応募できない求人が多いため、ハイキャリアの方こそ、転職エージェントは使うべきです。

理由2. 選考で有利になることがある

口コミ・評判

40代 IT業界 フルスタックエンジニア

エージェントが企業の採用基準に合わせたポートフォリオの作り方や、アピールすべきスキルを教えてくれました。

その結果、面接官から高く評価され、選考を有利に進められました。

私の知らないところで強く推薦もしてくれたようで、それも功を奏したのだと思います。

転職エージェントを使うことで、直接申し込んだ人よりも、選考が有利に進むことがあります。

採用側からすると、どこの誰かわからない人よりも、転職エージェントがプッシュしてくる人の方が安心して採用することができるからです。

エージェントは、企業側に書類に書けないあなたの魅力をアピールしてくれ、優秀なエージェントだと、面接で失敗しても結果を覆してくれることもあります。

また、ハイキャリア転職だと、業界ごとに企業の内情から面接官のクセまで知りつくしたベテランの担当がつくことが多く、質の高い面接対策が受けられるメリットもあります。

理由3. 転職のあらゆるサポートが無料で受けられる

口コミ・評判

30代 広告業界 プランナー

仕事を続けながらの転職活動は難しいと思っていましたが、エージェントがすべて代行してくれたおかげで、短期間で条件の良い職場に転職できました。

あと、多くの求人から条件がいいところを効率的に探すのが難しかったので、エージェントの紹介がありがたかったです。

転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。

特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。

転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。

デメリットは使い方次第で解消できる

転職エージェントには以下のデメリットがありますが、それぞれ選び方や使い方次第で解消ができます。

  1. ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
  2. 相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある

デメリット1 ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる

口コミ・評判

50代 不動産業界 営業職

最初に利用したエージェントの担当者が、全く希望を聞いてくれませんでした。

「これでどうですか?」と送られてくる求人は条件に合わず、同じ話を何度も繰り返すばかり。

結局、別のエージェントを利用して転職に成功しましたが、最初の時間を無駄にした感があります。

転職エージェントは、業者にもそこで出てくる担当者にも、当たり外れがあるデメリットがあります。

ただ、このページで紹介している通り、以下の方法で選ぶことで、ハズレの業者や担当者に振り回されるリスクは減らせます。

  • 実績のある大手だけを選ぶ
  • これまでのキャリアに合わせて選ぶ
  • 3社は使い、ハズレの担当がついたエージェントの利用をやめる

デメリット2. 相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある

口コミ・評判

30代 金融業界 資産運用アドバイザー

登録後に担当者がついたものの、明らかにやる気がない様子で、紹介された求人も希望条件とまるで違うものばかり。

さらに面接対策もほぼなく、自分で進めた方が早いと感じました。

もっと信頼できるエージェントを選ぶべきでした。

転職エージェント自体が、転職を成功させることで、企業からお金をもらっています。

そのため、下記のような人で、「転職できる見込みがない」と判断されると、相手にしてもらえない場合があります。

  • キャリア・経験がなく、自社と取引のある企業に紹介しにくい
  • 転職活動へのやる気が見えず、本当に転職したいのかわからない

一つ目のキャリア・経験の点では、以下から自分のキャリアのサポートに強い3社選んでおけば、ミスマッチは防げるはずです。(外資系勤務だった方は外資系に強い3社を選ぶ)

外資系 日系大手 技術
専門職
管理職
経営幹部
1位.JACリクルートメント
2位.LHH転職エージェント
3位.パソナキャリア
4位.doda
5位.ランスタッド

上記は、各社どのジャンルの転職サポートに強いかをまとめた表で、この通りに選べば「対象の求人がない」となることはまずありません。

また、2つ目の転職への意欲の点も、付き合い方次第でイメージを変えることは可能です。

次の章から、正しい付き合い方も含め、転職エージェントを最大限活用する方法を解説していきます。

5. 転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと

ここでは、転職エージェントの裏事情も踏まえ、最大限活用するためにすべき以下9つのポイントを紹介していきます。

  • 最初の申し込みを丁寧に行う
  • 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
  • 経歴・スキルに嘘はつかない
  • 複数のエージェントを使っていることは隠さない
  • 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
  • 担当者が使えないと判断したら付き合わない
  • 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
  • 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
  • 最低限のマナーは守る

5-1. 最初の申し込みを丁寧に行う

優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。

入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。

下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。

  • 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
  • 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
  • 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く

5-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく

最初の面談でも、エージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。

エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。

以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。

  • 転職予定がかなり先
  • そもそも転職への意欲が低い

すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。

5-3. 経歴・スキルに嘘はつかない

求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。

転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。

いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。

やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。

5-4. 複数のエージェントを使ってることは隠さない

転職エージェントを複数使う場合、他社も使っていることは、それぞれに隠さず伝えましょう。

言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。

  • あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
  • 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる

すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。

これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。

こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。

5-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる

登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。

長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。

以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。

  • こういった求人はないか
  • こんな業界は自分でも通るか

自動的に、後回しにされるリスクも

転職エージェントは、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。

その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。

エージェントがシステムで候補者を選ぶ画面

更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。

この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。

5-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない

どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。

例えば以下のようなケースで、こうした担当に当たったら、変更してもらうか、利用自体をやめましょう。

付き合うべきではない担当者の特徴
  • 業界知識が乏しく、深い話ができない
  • 転職に関して話していても経験を感じられない
  • 希望した条件以外の的外れな求人ばかり紹介してくる
  • あなたの都合を考えずに、応募を強要してくる(営業感が強い)
  • 必要な連絡や手続きが遅い、ミスが目立つ

担当を変える場合、利用自体をやめる場合でそれぞれ手続き方法を紹介していきます。

担当を変えたい場合

担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。

件名:担当変更のご相談

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。

しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。

つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。

お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。

担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。

各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合

基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。

ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。

件名:退会手続きのお願い

〇〇エージェント 〇〇様

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。

(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。

熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。

お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。

退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。

5-7. 「推薦状を見せてほしい」と伝える

エージェントは応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。

これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。

  • 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
  • 改めて自分のアピールポイントを整理したい

見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、エージェントにとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。

以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。

(参考)ひどい推薦文の例

〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。

コミュニケーション能力が高く、明るい方です。

ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。

5-8. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく

エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。

転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。

転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。

紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。

また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。

こうした話はしすぎないよう注意しましょう。

5-9. 最低限のマナーは守る

エージェントとのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。

こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。

また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。

応募する会社だけでなく、エージェントに対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。

6. その他おすすめの転職サイトと活用法

これまで紹介したタイプ以外で、ハイキャリアの転職に使える以下のおすすめ転職サイトと、活用方法を解説していきます。

ただ、いずれも求人探しに使えるメインのサービスではないので、機能に魅力を感じた方のみサブとして使いましょう。

6-1. 社員の評判がわかる「転職会議」

転職会議

転職会議」は、元社員の評判が見られる口コミサイトで、求人票には載らない、以下のような口コミをたくさん見ることができます。

  • 管理職がいつまでも残っていて、帰りにくい雰囲気がある
  • 正当に評価されず、優秀な若手ほど辞めていく
  • 部署内の雰囲気はいいが、他部署とは険悪で、やり合うことも多い

どれも退職した人の口コミでネガティブ寄りの意見が多く、うのみにするべきではありませんが、応募や入社を決める際の参考にはなります。

また、「面接でどんなことを聞かれた」といった選考に関する口コミも確認できるため、選考対策にも使うことができます。

同じような口コミサイトは以下のように複数ありますが、選考に関する口コミが見られるのは「転職会議」だけです。

そのため、まずは「転職会議」で情報収集することをおすすめします。

転職会議公式ページ:https://jobtalk.jp/

※他サイトも変わりませんが、全ての口コミを無料で見るには、働いていた会社の口コミの投稿が必要です。

6-2. 自分の強みがわかる「グッドポイント診断」

グッドポイント診断

グッドポイント診断」は、質問に答えるだけで、選考でアピールできる強みがわかる、業界大手のリクルートが出す無料の診断ツールです。

書類選考や面接では、自分の強みは何かを必ず聞かれますが、即答できる人は少なく、ここで止まってしまう人も多いです。

グッドポイント診断を使えば、簡単な質問に答えるだけで、以下のような自分の強みを5つ知ることができます。

  • 継続力、挑戦心、現実思考、慎重性、独創性、柔軟性、慎重性、受容力、高揚性、社交性

これらに、前職の経験からマッチしたエピソードを加えて広げていくことで、迷わず自己PRが作れるようになります。

診断された強み 継続力(困難な仕事も諦めずにやり抜く力がある)
自己PR
(強み+具体的なエピソード)
私の強みは継続力があることです。
前職では、新しい支店に配属され、顧客ゼロからのスタートで、当初はなかなか成果が出せず苦労しました。
リタイアする職員も出るなど厳しい環境でしたが、新規開拓の電話営業や独自のキャンペーンを打つなどあらゆる手を尽くして顧客の獲得につとめました。
その結果、1年後にはほぼ目標通りの売り上げを達成することができました。

自分の強みは何か、客観的に確認できるため、PRする内容がまとまっていない方は必ず使っておきましょう。

グッドポイント診断公式ページ:https://next.rikunabi.com/goodpoint/

質問は全部で293問あり、回答には20分程かかります。

今できない方は上記から会員登録だけした上で、時間のある時に余裕をもって使いましょう。

7. ハイキャリア向け|大手企業の会社別採用情報と必勝法

最後に、ハイキャリアの方が対象になる、大手企業の採用情報について、業界別に紹介していきます。

企業別のページに飛ぶと、最新の採用事情や社員の評判、選考突破のコツや面接の想定質問までが全てわかります。

以下に志望業界の企業がある方は、必ずチェックしておきましょう。

7-1. 不動産・建設業界ハイキャリア向け企業

不動産会社

建設会社

7-2. コンサル業界ハイキャリア向け企業

総合系

シンクタンク系

監査法人

7-3. 商社業界ハイキャリア向け企業

5大商社

その他商社

7-4. 金融業界ハイキャリア向け企業

メガバンク

証券会社

保険会社

7-5. IT業界ハイキャリア向け企業

SIer

通信会社

ハードウェアメーカー

7-6. 製造業界ハイキャリア向け企業

自動車メーカー

半導体メーカー

半導体製造装置メーカー

化学・素材メーカー

7-7. 広告・メディア業界ハイキャリア向け企業

広告

テレビ

7-8. インフラ業界ハイキャリア向け企業

電力会社

ガス会社

物流業界

まとめ

ハイキャリア向けの転職サイトについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

年収600万以上の求人が豊富な、ハイキャリア向けの転職サイトのおすすめは以下の通りです。

「いつまでには転職したい」のように、具体的に転職を考えている方は、まずこれまでのキャリアに合わせて、転職エージェントに3社登録しましょう。

キャリア別
おすすめ度
各社の特徴
おすすめ
サイト
外資系 日系大手 技術職 管理職
1位
JACリクルートメント
2位
LHH転職エージェント
3位
パソナキャリア
4位
doda
5位
ランスタッド
おすすめ
サイト
1位
JACリクルートメント
ハイキャリア転職で真っ先に名前が上がる老舗で、あらゆるジャンルに強いので絶対登録すべき
2位
LHH転職エージェント
世界60の国でサービス提供実績のある企業の運営で、外資系や年収アップの転職に強い
3位
パソナキャリア
半数以上の求人が年収800万以上で、女性のハイキャリア転職に強い
4位
doda
リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界大手で、IT技術職の求人に強い
5位
ランスタッド
世界中に拠点を持つ歴史のある人材サービス会社で、外資系の転職に強い

おすすめ順に並べているため、特に転職先や職種を決めていない方は、上から順に3社選んでおきましょう。

また、以下の「スカウトサービス」にも一つは登録しておきましょう。

すぐの転職は考えていない方は、スカウトサービスにだけ登録して「スカウトで自分の市場価値を確認する」といった使い方もおすすめです。

当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。

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