doda X辛口評価|500人の口コミ・評判でわかる注意点と裏事情
「doda Xの評判ってどうなの?」、「結局どんな人向け?」など、doda Xを使ってもいいのか不安に思っていませんか?
500件以上の評判を調べた結果、doda Xは、「自分の市場価値を知りたい方、転職を考えている年収600万円以上の方は必ず使うべきサービス」という結論に至りました。
このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、doda Xの評判について、以下の流れで解説していきます。
- 口コミ・評判からわかったdoda Xの6つの特徴
- doda Xは使うべき?
- doda Xを使う際の2つの注意点
- doda Xを最大限活用するためにすべきこと
- doda Xとの併用におすすめの転職エージェント5選
- doda Xについてよくある質問
全て読めば、doda Xにはどんな評判があり、どういった特徴や注意点があるのか、自分は使うべきかまでがわかり、doda Xの利用で失敗しなくなるでしょう。
著者:N.K(現役転職エージェント)
1. 口コミ・評判からわかったdoda Xの6つの特徴
doda Xは、経歴やスキルを登録して、企業や人材紹介業者からのスカウトを待つ転職サイトで、主に年収600万円以上の方を対象としています。
登録するとあなたのプロフィールがデータベースにのり、それを使う企業や業者の目に留まると、スカウトが受けられます。
※人材紹介業者=保有する求人にあった人材を探す転職エージェント
このページでは、doda Xの評判について、Twitter、口コミサイト、利用者へのアンケートをもとに独自調査を行い、500件以上の口コミを分析しました。
その結果、doda X(https://doda-x.jp/)には以下の特徴があることがわかりました。
- ◎登録するだけで高年収の大手・優良企業からスカウトが来る
- ◎自分の市場価値を確認するには最高のツール
- ◎審査なしで誰でも使える
- △スカウトが多くて大変と感じる人もいる
- △的外れなスカウトもある
- △いいスカウトが来ず、中々決まらない人もいる
それぞれの内容について、実際の口コミを元に解説していきます。
また、それぞれの口コミが本当に正しいのか、「裏付け調査」をしましたので、あわせて紹介していきます。
◎ 登録するだけで高年収の大手・優良企業からスカウトが来る
「doda X」は、有名企業を中心に、高年収のいいスカウトがもらえたという評判が非常に多いです。
doda Xは年収800万円超の求人がメインのハイクラス向けサービスで、実際に多くの大手・優良企業が利用しています。
「企業向けページ」で利用企業の一部が見られますが、以下のような有名企業が多く掲載されています。
高年収のこうした会社の求人を探している方には、doda Xは登録必須と言って間違いありません。
裏付け調査:業界2位の大手で、有名企業とのパイプがあるのは確か
転職サービスの「doda」はリクルートに次ぐ業界2位の大手で、中途採用で企業に真っ先に使われるサービスです。
長年採用に関わった実績から、多くの有名企業とパイプがあり、質の高いスカウトが受けられるのは確かです。
人材紹介業を30年以上行ってきた老舗で、歴史ある大手優良企業とは必ずと言っていいほどパイプがあります。
◎ 自分の市場価値を確認するには最高のツール
「doda X」は、経歴を登録するとそれに見合ったスカウトがもらえて、自分にどんな転職先の可能性があるのかをリアルに知ることができます。
この点にメリットを感じて使う方は多く、転職エージェントのような他の転職サービスに比べて、「すぐの転職を考えていない利用者が多い」という特徴があります。
そもそも転職自体を迷っている方など、まずはどんな可能性があるのか知りたい、という方にはdoda Xはうってつけのサービスです。
裏付け調査:市場価値の確認によく使われるのは事実
doda Xの公式ページには以下の記載があり、実際に市場価値の確認にも使われています。
- 「今すぐ転職しない方にも登録いただいています。今の自分の市場価値を確かめてみましょう。」
また、同じスカウトサービス大手の「ビズリーチ」は、市場価値を知るために使う会員が約8割というデータも出しています。
doda Xもほぼ同じサービスで、多くの方が同じ目的で使っていることが考えられます。
これは企業側にも「転職を考えている人がメインの他のサービスでは出会えない、幅広い人材にアプローチできる」というメリットがあります。
こうした点から、dodaXのようなスカウトサービスを利用する企業は年々増えています。
◎ 審査なしで誰でも使える
「doda X」は登録に審査がなく、誰でも利用することができます。
同じ大手スカウトサービスの「ビズリーチ」は審査があり、使えないこともありますが、そういった心配はありません。
また、ビズリーチは一部のスカウトは月に約5,000円払わないと確認できないなど、有料の機能がありますが、doda Xは完全無料で使えるメリットもあります。
リクルートダイレクトスカウトも審査なし
同じ大手のスカウトサービスに「リクルートダイレクトスカウト」がありますが、こちらも登録に審査がありません。
必ず利用ができるため、審査に自信がない方は、doda Xとあわせてこちらも登録しておきましょう。
doda Xと同じく全ての機能が無料で、企業から面接確約のスカウトがもらえたり、自分の市場価値の確認にも使うことができます。
リクルートダイレクトスカウト公式ページ:https://directscout.recruit.co.jp/
△ スカウトが多くて大変と感じる人もいる
「doda X」は登録すると、人によっては一日何十件もスカウトが来るようになり、管理が大変と感じる方もいます。
特に、ヘッドハンターと呼ばれる人材紹介業者からのスカウトが大量にくるという声が多いです。
doda Xでもらえるスカウトの送り元には以下2つがあります。
①企業 |
②人材紹介業者(ヘッドハンター・dodaの求人紹介担当) |
企業からのスカウトだとそのまま面接に進みますが、業者からの場合は、そこから書類審査に応募し、面接へと進む流れになります。
スカウトをもらえても結局書類で落ちて先に進めないこともあり、「業者のスカウトばかりでイマイチ」と感じる人もいます。
裏付け調査:とにかく接点を持とうと営業をかける業者が多い
doda Xの利用者は人材紹介業者にとっても美味しい人材が多く、積極的にアプローチされることが多いのは確かです。
人材紹介業者は企業から紹介料をもらって運営されています。
その金額は以下の通りで、紹介する人の年収が上がるほど高くなります。
- 紹介料の相場:紹介する人の年収の15~30%
どこも利益が大きくなるハイクラス人材をサポートしたい本音があり、doda Xは高年収の利用者が多く、業者の営業活動には最高の場所でもあるのです。
なんとか接点を持とうと、営業のスカウトメールを大量に送る業者もいて、処理しきれないほどのスカウトがくる事態につながっています。
△ 的外れなスカウトもある
「doda X」では、自分のキャリアや希望に全く合わないスカウトが来ることもあります。
接点を持とうと大量にスカウトを送る業者は、経歴をよく見ていないケースもあり、こうした不満につながっています。
裏付け調査:無制限に送れるから、適当に送る業者もいる
doda Xで送れるスカウトの数について、企業と業者では以下のようにルールが違います。(参考:doda企業向けページ、dodaX業者向けページ)
- 企業:毎月400通までのように、制限がある
- 人材紹介業者(ヘッドハンター):無制限に送れる
業者は無制限にスカウトを送れる分、経歴をよく見ずに乱れ打ちのように送るケースも多くなります。
一方で企業のスカウトは送れる数に制限があり、「スカウト=面接確約」となることもあって適当に送られることはまずありません。
初めから業者のスカウトを受けたくない方は、登録時点で企業スカウトサービスのみを選んでおきましょう。
△ いいスカウトが来ず、中々決まらない人もいる
「doda X」では、口コミのように中々いいスカウトがもらえずに、中々転職が決まらないこともあります。
「いつまでに転職したい」といった希望がある人は、doda Xだけに頼ると希望通りの時期に転職できないこともあるため注意しましょう。
受け身のdoda Xでは、こうしたリスクがあるため、具体的に転職を考えている人は、自分からも積極的に動ける以下のような転職エージェントも使っておきましょう。
- JACリクルートメント:ハイクラス・外資の転職では利用必須の老舗
- LHH転職エージェント:年収アップの転職に強い
- パソナキャリア:管理部門や女性向けのハイクラス求人が充実
転職エージェントとは
転職エージェントは、担当者がついて、求人の紹介から面接のセッティングや対策まで、あらゆるサポートが受けられる無料のサービスのことです。
具体的には以下6つをしてくれて、あなたは面接以外で企業とやりとりすることがなくなります。
- キャリアの相談
- 求人の紹介
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 面接や入社の日程調整
- 年収交渉
転職エージェントなら、あなたの担当が希望時期を聞き取った上で動いてくれて、希望通りの時期に転職できる可能性が高いです。
中々決まらない場合も、doda Xのように待つだけでなく、紹介される求人に自分から積極的に応募していくといった使い方ができます。
2. doda Xは使うべき?
ここまでを踏まえると、「doda X」は以下に当てはまる方は必ず使うべきサービスと言えます。
- 転職を考えている年収600万円以上の人
- 転職する気がない場合も含め、自分にどんな可能性があるか知りたい人
待遇に良い大手を中心に多くの企業が使っていて、企業からのスカウトだとすぐに面接に進めてスムーズに内定を決めることもできます。
また、経歴を登録するだけで、年収付きで企業からスカウトがもらえて、自分にどんな可能性があるのか知るには最適なツールと言えます。
そのため、スカウトの対象になりやすい年収600万円以上で転職を考えている方は、使っておいて損はありません。
doda X公式ページ
40代・50代でもdoda Xは使える?
年齢制限はないため、40代・50代の方でもdoda Xは使えます。
メインターゲットとなる管理職など高年収の方は中高年が多いこともあり、利用者の半分以上は40代以上となっています。
引用元:doda X
ただし、年齢が上がるほどスカウトは減る傾向があり、目立ったスキルや経験がないとdoda Xでの転職は難しいです。
年収600万円以上の方は使うべきですが、転職を決めている方は、必ず自分からも積極的に動ける、以下のような転職エージェントも使っておきましょう。
- JACリクルートメント:ハイクラス・外資の転職では利用必須の老舗
- LHH転職エージェント:年収アップの転職に強い
- パソナキャリア:管理部門や女性向けのハイクラス求人が充実
doda Xを他のスカウトサービスと比べると?
他のスカウトサービスと比べると以下の通りで、doda Xは「比較的新しいサービスで、ヘッドハンター数が最も多い」という特徴があります。
登録企業数 | ヘッドハンター数 | 運営歴 | 登録の審査 有料プラン |
|
doda X | 非公表 | 8,000名 | 2019年~ | × |
リクルート ダイレクトスカウト |
非公表 | 4,300名 | 2014年~ | × |
ビズリーチ | 約30,000社 | 6,200名 | 2009年~ | ○ |
AMBI | 約2,800社 | 不明 | 2017年~ | × |
ミドルの転職 | ヘッドハンター スカウトのみ |
5,200名 | 2015年~ | × |
登録企業数は非公表ですが、人材業界2位の大手で、有名企業をはじめとした、多くの企業が使っていることが推測されます。
企業からのスカウトの質は最もいいという声もあり、「doda X」はスカウト型ならまず使うべきサービスと言って間違いありません。
登録に必要なデータ(職務経歴など)は変わらず、まとめて簡単に登録できるので、以下の大手サービスも合わせて利用がおすすめです。
- リクルートダイレクトスカウト:人材業界トップのリクルートのスカウトサービス
- ビズリーチ:スカウトサービスの最大手で、登録企業数が最多
いずれもdodaXと同じく有名企業とのパイプが強く、スカウトの質が高いので、使っておいて損はありません。
3. doda Xを使う際の2つの注意点
doda Xの利用にあたっては、以下の点に注意しましょう。
- 年収600万円以下の人には向かない
- 転職を決めているなら、転職エージェントは併用必須
注意点1. 年収600万円以下の人には向かない
「doda X」は、主に年収600万円以上の人を対象とするサービスで、それ以下の年収の方には向きません。
公式に転職体験談が30件以上紹介されていますが、転職前の年収が600万円以下の事例は一つもありませんでした。
また、以下のように、利用者の約95%は年収600万円以上となっています。
引用元:doda X
使っても良いスカウトがもらえない可能性が高いため、年収500万円台までの方にはおすすめしません。
ハイクラス向けなのは他のスカウトサービスも変わらないため、こうした方には、ハイクラス以外もサポート対象になる転職エージェントをおすすめします。
年収500万円台までの方におすすめの転職エージェント
年収500万円台までの方には、以下の転職エージェントがおすすめです。
おすすめエージェント | 特徴 |
リクルートエージェント | 公開求人数が30万以上と最多の大手で、地方の求人にも強い |
doda | リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界大手 |
マイナビエージェント | 新卒領域では最大手なのもあり、若年層向けの手厚いサポートに定評がある |
ワークポート | IT・WEB・ゲーム業界の質の高い求人が特に多い |
いずれも20年以上の実績のある大手で、年収500万円台までの方でも熱心なサポートが受けられます。
担当との面談は必要ですが、紹介される求人で自分の可能性を知ることができるため、すぐに転職する気がない人にもおすすめです。
どれも優良エージェントですが、ハズレの担当に当たることもあるため、念の為3社以上は使っておきましょう。
注意点2. 転職を決めているなら、転職エージェントは併用必須
「いつまでに転職したい」のように、転職を決めている方は、doda Xとあわせて、必ず転職エージェントも使っておきましょう。
doda Xは受け身のサービスで、これだけに頼ると「スカウトが来ずにいつまでも決まらない」となるリスクがあります。
転職エージェントなら、担当者が希望時期に向けて動いてくれて、自分からも積極的に動くことができ、以下のメリットもあります。
- 自分で動くより圧倒的にラク:求人探しから企業とのやりとりまで、担当が全てやってくれる
- 選考で有利になりやすい:プロの選考対策が受けられて、担当が人事にあなたをプッシュしてくれることも
doda Xは企業からのスカウトだと、企業とのやりとりや選考対策は全て自力になるため注意しましょう。
doda Xで担当をつけるのはおすすめしない
dodaXのヘッドハンターも転職エージェントなため、スカウトの送り主に担当になってもらう方法もあります。
しかし、ヘッドハンターのスカウトは大量にくるので、どこがいい業者かを見極めるのは至難の業です。
また、doda Xは業者側にかかるコストが少ないこともあり、設立間もない小さい業者も多く所属しています。
→転職決定時の成果報酬のみ(他のスカウトサービスでかかる初期費用や月額は無料)
全然実績がなかったり、企業とのパイプが弱く、ろくな求人を持っていない業者も混じっている可能性があります。
担当についてほしい方は、最初から、以下のような大手の優良エージェントを別で登録しておくのがおすすめです。
- JACリクルートメント:ハイクラス・外資の転職では利用必須の老舗
- LHH転職エージェント:年収アップの転職に強い
- パソナキャリア:管理部門や女性向けのハイクラス求人が充実
具体的なおすすめは、「5. doda Xとの併用におすすめの転職エージェント5選」で詳しく紹介します。
4. doda Xを最大限活用するために意識すべきこと
ここでは、doda Xを最大限活用するために意識すべき以下のポイントを解説していきます。
- なるべく毎日ログインする
- 業者のスカウトはあてにしない
- 職務経歴書には検索されやすいキーワードを入れる
- 職務要約は300~400字で簡潔に書く
- 希望年収は高くしすぎない
4-1. なるべく毎日ログインする
doda Xはスカウトの確認などで、なるべく毎日ログインするようにしましょう。
毎日ログインした方が、企業側に見つけてもらいやすくなり、スカウトがもらえる確率も上がるからです。
企業は、データベースから欲しい人材を検索してスカウトしていきますが、検索結果の画面では、最終ログイン日時が新しい人が優先して表示されます。
ログイン日時が古くなると、企業側の目に触れにくくなるため注意しましょう。
4-2. 業者のスカウトはあてにしない
ヘッドハンターのスカウトは、とにかく接点を持ちたいがために経歴も見ずに送られるケースがあるため、あてにしないようにしましょう。
「気になる求人のスカウトに応じてみたら、釣り求人だったのか、結局別の求人を紹介された」など、質の悪いヘッドハンターの噂はよく聞きます。
優良なヘッドハンターの見極めは難しいため、企業スカウトのみ確認する使い方が効率的でおすすめです。
企業スカウトは、書類審査なしの面接確約を意味していて、適当に送られることはまずありません。
どうしても気になるなら、特別なスカウトを優先的にチェック
せっかくなのでヘッドハンターのスカウトも受けて使ってみたい人もいるでしょう。
こうした方は、以下のような特別なスカウトを優先してチェックするようにしましょう。
プラチナスカウト | ・企業の重要ボジションの案件 |
ダイヤモンドスカウト | ・dodaXが高評価するヘッドハンターが送付 ・企業の重要ボジションの案件で、送付数に制限がある |
これだけで、営業メールのような的外れなスカウトの確認の手間を減らせるはずです。
また、doda Xのヘッドハンターは、直近1年の転職支援実績などから以下の3つにランク分けがされています。
- S:上位1%
- A:上位10%
- ランクなし
有能である可能性は高くなるので、SやAランクの業者からのスカウトのみチェックする方法もおすすめです。
4-3. 職務経歴書には検索されやすいキーワードを入れる
doda Xでは、最初にこれまでの経歴やスキルをまとめた職務経歴書の登録が必要ですが、検索されやすいキーワードをなるべく入れるようにしましょう。
企業は、以下のような画面から、欲しい人材に関するキーワードを入れて、スカウトする人を探します。
職務経歴書に採用担当が入れそうなキーワードを書いておくと、自分のページが検索でヒットすることが増え、スカウトをもらいやすくなります。
- キーワードの例(経理職の場合):連結決算の経験/会計ソフト「○○会計」の使用経験/会計システムのリプレース経験/新システムの導入・運用経験
同じ大手スカウトサービスのビズリーチでは、「職務経歴書サンプルページ」で職種別に入れるべきキーワードを載せているため、参考にしましょう。
また、直近で検索数が上昇しているトレンドワードも以下のように公表されているため、当てはまるものがあれば積極的に入れるようにしましょう。
引用:ビズリーチ「プレスリリース」
4-4. 職務要約は300~400字で簡潔に書く
職務経歴書の冒頭に、これまでの経歴やスキルをまとめた職務要約を入れますが、これは300~400字で簡潔にまとめましょう。
「職務要約しか読まない」という採用担当も多く、最も重要な箇所ですが、短くても長すぎても印象は悪くなります。
- 短すぎる(~200字):経験、スキルの少ない人材と思われる
- 長すぎる(500字~):簡潔に伝えられない、プレゼン能力が低い人材と思われる
同じ大手スカウトサービス「ビズリーチ」で転職を成功させた人の平均の文字数は366字というデータもあり、この程度にまとめるのが望ましいです。
記入する際、経験や成果は、以下のように数字を使ってアピールすると採用担当に刺さりやすいです。
- 「前年比150%の売り上げを達成」、「営業約30名中1位の成績」、「20名のチームを統括」
4-5. 希望年収は高くしすぎない
登録時に希望年収が入力できますが、現在の年収より数百万上のように、高すぎる年収は入れないようにしましょう。
希望年収は高いほど候補となる企業は減り、スカウトをもらえる確率は下がってしまうため、迷ったら「問わない(上下限なし)」を選択しておきましょう。
面談や面接で交渉した結果、希望通りの年収に上げてもらえるケースもあるため、まずはスカウトをもらいやすいプロフィール作りを意識しましょう。
5. doda Xとの併用におすすめの転職エージェント5選
「いつまでに転職したい」のように具体的に転職を考えている方は、以下の理由で必ず転職エージェントも使っておきましょう。
- いいスカウトが来ずに中々決まらないことがある
- 転職エージェントなら専任の担当が希望時期に向けて動いてくれる
今回当ページでは、doda Xとの併用におすすめの転職エージェントを、以下の基準で5社厳選しました。
- 20年以上の実績のある大手
- 年収600万円以上のハイクラス転職に強い
- 利用者の評判が極めていい
5社について、あなたのキャリア別におすすめ度をまとめたのが以下です。
おすすめ度各社の特徴
おすすめ エージェント |
外資系 | 日系大手 | 技術職 | 管理職 |
1位 JACリクルートメント |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
2位 LHH転職エージェント |
◎ | ◯ | ◎ | ◎ |
3位 パソナキャリア |
◯ | ◎ | ◯ | ◎ |
4位 doda |
△ | ◎ | ◎ | ◯ |
5位 ランスタッド |
◎ | △ | ◯ | △ |
おすすめ エージェント |
|
1位 JACリクルートメント |
ハイクラス転職で真っ先に名前が上がる老舗で、あらゆるジャンルに強いので絶対登録すべき |
2位 LHH転職エージェント |
世界60の国でサービス提供実績のある企業の運営で、外資系や年収アップの転職に強い |
3位 パソナキャリア |
半数以上の求人が年収800万以上で、女性のハイクラス転職に強い |
4位 doda |
リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界大手で、IT技術職の求人に強い |
5位 ランスタッド |
世界中に拠点を持つ歴史のある人材サービス会社で、外資系の転職に強い |
迷ったら、おすすめ順に並べているため、上から順に3社選んでおきましょう。
転職エージェントは、相性のいい担当者を見極めたり、求人の選択肢を増やすためにも、3社以上の登録が必須です。
では、それぞれの特徴を解説していきます。
1位. JACリクルートメント
「JACリクルートメント」は、ハイクラス転職で真っ先に名前が上がる老舗の転職エージェントで、43万件以上のハイクラス転職を支援した実績を誇ります。
実績や知名度の高さから、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いため、必ず登録しておきましょう。
世界11カ国にも支店を持っていて国外の会社との取引も多く、外資系企業とのパイプも強い特徴があります。
強いジャンル | 外資系、日系大手、技術・専門職、管理職・経営幹部 |
求人数 | 約11,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
運営歴 | 1988年~ |
JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/
2位. LHH転職エージェント
「LHH転職エージェント」は、世界60カ国に拠点を持つグローバル企業が運営する、大手転職エージェントです。
サポートを受けた利用者は、平均で年収を約100万円上げていて、年収アップの転職に強みを持ちます。
運営元の「アデコ」は、世界中で長年人材派遣サービスを提供してきた実績があり、外資系企業とのパイプが強いです。
強いジャンル | 外資系、技術・専門職、管理職・経営幹部 |
求人数 | 約31,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | アデコ株式会社 |
運営歴 | 1985年~ |
LHH転職エージェント公式ページ:https://jp.lhh.com
3位. パソナキャリア
「パソナキャリア」は求人の半数が年収800万を超える、 ハイクラス転職のサポートに強いエージェントです。
運営元のパソナは、人材派遣業の運営歴が40年を超える業界大手で、有名企業とのパイプが強く、質の高い非公開求人を多く保有しています。
また、会社を上げて女性のサポートに力を入れているため、ハイキャリアの女性の方には真っ先におすすめしたい一社です。
強いジャンル | 日系大手、管理職・経営幹部 |
求人数 | 約36,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社パソナ |
運営歴 | 1976年~ |
パソナキャリア公式ページ:https://www.pasonacareer.jp
4位. doda
「doda」はパーソルキャリアが運営する、業界2位の実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。
ハイクラス専用ではないものの、求人数自体が多いことから、ハイクラス向けの求人も充実しています。
SEやWEBエンジニアなど、IT関連の技術職のハイクラス求人が特に多いため、対象職種の方は必ず使っておきましょう。
強いジャンル | 日系大手、技術・専門職 |
求人数 | 約200,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
運営歴 | 1989年~ |
doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/
5位. ランスタッド
「ランスタッド」は、世界第2位の派遣会社としての顔も持つ、ハイクラス向けの転職エージェントです。
39の国で4,900以上の拠点を持ち、世界中で人材サービスを提供してきたことから、外資系企業との強いパイプを持っています。
求人数はこれまで紹介してきた他社より少ないですが、外資系への転職を狙う方には、掘り出し物の求人がある可能性が高くおすすめです。
強いジャンル | 外資系 |
求人数 | 約5,300件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | ランスタッド株式会社 |
運営歴 | 1980年~ |
ランスタッド公式ページ:https://www.randstad.co.jp/tenshoku/
その他の転職サービスは使うべきか?
これまで紹介した以外で、以下のように他の転職サービスもありますが、使う必要はありません。
- 「リクナビNEXT」のような求人サイト
- ハローワーク
いずれもスカウトサービスや転職エージェントと比べると、求人の質が下がるからです。
どちらも、求人が全てオープンになっていて、幅広く募集しないと人が集まらない不人気な求人が多い傾向があります。
人気だったり、影響力のある大手や優良企業ほど、求人は表に出さず、以下の方法でこっそり採用を進めます。
- スカウトサービスで、気になる人材に個別に声をかける
- 付き合いのある転職エージェントに個別に紹介を頼む
特に、「doda X」の対象になるような年収600万円以上のハイクラスな求人は、戦略上隠され、表に出ないことが多いです。
対象の求人が少なく、実力に見合った転職ができない可能性が高いため、求人サイトやハローワークはおすすめしません。
6. doda Xについてよくある質問
最後に、doda Xに関してよくある以下の質問に回答していきます。
6-1. doda Xの利用の流れは?
doda Xの利用の流れは以下の通りです。
- 公式(https://doda-x.jp/)から会員登録
- 職務経歴書を記入
- スカウトが届き始める
- スカウトに返信して企業と面接、面談
- 内定
上記は、書類審査通過を意味する企業からのスカウトを受けて転職する流れです。
ヘッドハンターからのスカウトの場合は、紹介を受けた求人の書類審査に応募して、面接、内定と進みます。
6-2. doda Xとdodaの違いは?
2つの違いは以下の通りで、機能とターゲットが異なります。
主な機能 | ターゲット | |
doda X | ・企業・人材紹介業者からのスカウトをもらう | 年収600万円以上のハイクラス |
doda | ・担当がついて転職サポートが受けられる ・一部の求人は自分でサイトから企業に応募できる |
全ての転職者 |
「doda X」は、ハイクラス向けのスカウトがもらえる受け身のサービスです。
一方の「doda」は全ての転職者が対象で、転職エージェントと自分で応募する転職サイト両方の機能を持ちます。
6-3. doda Xの利用が会社にバレることはある?
「企業ブロック」の設定を使えば、バレることはありません。
doda Xの企業側の画面では、氏名や生年月日は出ないものの、現職の会社や部署名、経歴などは全て見ることができます。
そこから推測されてしまう場合もありますが、特定の企業に完全に情報を非公開にできるブロックの設定が可能です。
これを使えばバレることはまずなくなります。
6-4. doda Xの退会方法は?
マイページにログインし、「登録設定→退会」と進むと退会手続きができます。
退会すると、職務経歴書のデータは全て消えてしまうため、再登録の可能性がある方は注意しましょう。
一時的に利用を停止したい方は、マイページから休会の設定をしましょう。
休会すると全てのスカウトが止まりますが、データが残るため、再度始めたい時にそのまま職務経歴書のデータを使うことができます。
まとめ
doda Xの評判や、そこからわかる特徴を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
500件以上の評判を調べた結果、doda Xは「自分の市場価値を知りたい方、転職を考えている年収600万円以上の方は必ず使うべきサービス」という結論に至りました。
doda X公式ページ
登録に必要なデータ(職務経歴など)は変わらず、まとめて簡単に登録できるので、以下の大手サービスも合わせて利用がおすすめです。
- リクルートダイレクトスカウト:人材業界トップのリクルートのスカウトサービス
- ビズリーチ:スカウトサービスの最大手で、登録企業数が最多
いずれもdodaXと同じく有名企業とのパイプが強く、スカウトの質が高いので、使っておいて損はありません。
また、具体的に転職を考えている方は、自分からも積極的に動ける転職エージェントは必ず併用しておきましょう。
併用におすすめのエージェントは以下の通りで、あなたのキャリアに合わせて3社を選びましょう。
おすすめ度各社の特徴
おすすめ エージェント |
外資系 | 日系大手 | 技術職 | 管理職 |
1位 JACリクルートメント |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
2位 LHH転職エージェント |
◎ | ◯ | ◎ | ◎ |
3位 パソナキャリア |
◯ | ◎ | ◯ | ◎ |
4位 doda |
△ | ◎ | ◎ | ◯ |
5位 ランスタッド |
◎ | △ | ◯ | △ |
おすすめ エージェント |
|
1位 JACリクルートメント |
ハイクラス転職で真っ先に名前が上がる老舗で、あらゆるジャンルに強いので絶対登録すべき |
2位 LHH転職エージェント |
世界60の国でサービス提供実績のある企業の運営で、外資系や年収アップの転職に強い |
3位 パソナキャリア |
半数以上の求人が年収800万以上で、女性のハイクラス転職に強い |
4位 doda |
リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界大手で、IT技術職の求人に強い |
5位 ランスタッド |
世界中に拠点を持つ歴史のある人材サービス会社で、外資系の転職に強い |
当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。
<その他当ページで紹介したサービス>
年収500万円台までの方におすすめの転職エージェント |