「東京海上日動に転職すべき？」「東京海上日動に転職するにはどうすればいい？」など、東京海上日動火災保険株式会社（以下、東京海上日動）への転職を検討していませんか？

大手損害保険会社として、転職人気ランキング上位の東京海上日動ですが、社内からは悪い口コミもあり、知らずに入社すると後悔する可能性があります。

また、東京海上日動は転職難易度も高く、十分な対策が必要ですが、選考を有利に進められるコツも存在します。

このページでは転職エージェントとして数多くの人の転職をサポートしてきた筆者が東京海上日動へ転職をする上で知っておくべき全てのことを以下の流れで解説します。

1. 東京海上日動への転職｜評判・年収・難易度まとめ
2. 東京海上日動の求人・採用情報
3. 東京海上日動はそもそもどんな会社か
4. 東京海上日動の社員からの口コミ・内部事情
5. 東京海上日動の中途採用の面接想定質問40選と、面接・書類選考のポイント集【年齢別】
6. 東京海上日動の選考を有利にするために絶対に知っておくべき1つのこと
7. 東京海上日動の転職で使うべきエージェント3選
8. 東京海上日動への転職に関するQ&A

最後まで読めば、東京海上日動に転職すべきか、転職を目指す際は何をすべきかわかり、東京海上日動への転職で失敗しなくなるでしょう。

著者：I.J（現役転職エージェント）

著者情報を詳しく見る

30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当（採用企業側の担当）も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. 東京海上日動への転職｜評判・年収・難易度まとめ

東京海上日動は、国内最大手の損害保険会社で、火災保険や自動車保険、海上保険などのサービスを提供しています。

まずは、東京海上日動について、評判、年収といった転職前に知っておくべきポイントを紹介します。

1-1. 東京海上日動の社員からの評判

口コミサイトをもとに社員からの東京海上日動の評判をまとめると、以下の通りになります。

	評価	人気企業内順位
待遇	3.9	60位/300社
ワークライフバランス	3.8	60位/300社
キャリア・成長	3.5	41位/300社
やりがい	3.6	122位/300社
職場の雰囲気	3.7	61位/300社

社員からの口コミ、他の人気企業との比較を簡単にまとめると、下記の通りです。

• ◎若手のうちから給与は高く、福利厚生も手厚いので待遇に満足している方が多い
• ◎社員育成のサポートが手厚いので、成長しやすい環境
• ○社会的な意義がある事業なのでやりがいを感じる方は多い一方、精神的な負荷が大きい
• △休日などは取りやすくなっているが、部署や役職によってはハードワークとなりやすい
• △事故対応などのシビアな場面が多いので、精神的負荷は大きいとの声も

東京海上日動とあわせて検討される企業との比較

東京海上日動とあわせて検討されてるのが、以下の企業です。

• 三井住友海上.:国内2位の損害保険会社
• 損保ジャパン.:国内2位の損害保険会社
• あいおいニッセイ同和.:国内4位の損害保険会社

それぞれの会社の社内からの評価を比較すると以下の通りで、最高得点を赤字にしています。

比較すると、大手損害保険会社の中でも全体的にスコアが高いです。

私が転職エージェントとして聞いた実際の社員の声

私が転職エージェントとして働く中でも、元社員の方から、以下のような声をよく聞きます。

• 損害保険会社としてはトップの給与なので、待遇面には満足している
• 社員育成の環境は整っているので、成長した実感がある

ただ、損害サポート職や営業を中心に、精神的な負荷がかかる場面が多い点に不満を持つ方が多いです。

過去にサポートした中でも、「事故対応では厳しい言葉を浴びることもあるので、非常にストレスがかかる」などの理由で転職を希望される方もいたため、この点には注意しましょう。

1-2. 東京海上日動の平均年収

東京海上日動の正社員の平均年収は、855万円です。

一緒に検討される大手企業と比較すると下記の通りで、同じ大手損害保険会社と比べても高くなります。

※各社最新のIR情報・就職情報サイト・口コミサイトを参考に作成

年齢別の給与水準

口コミサイトを元に集計すると、東京海上日動の年齢別の給与の平均値は以下の水準です。

役職、残業時間によっても左右されますが、平均すると、上記の水準になります。

1-3. 東京海上日動の転職難易度

東京海上日動への転職難易度は「高い（高度なスキルや経験が必須）」です。

中途採用を積極的に行っていて、高い知名度などから、転職人気企業ランキング上位の常連で、高い倍率を勝ち抜かなければいけません。

そのため、以下を徹底しないと合格は難しいでしょう。

• 自分の経験、スキルに合ったポジションに応募する
• 求める人物像を理解し、活躍できる人材であることをアピールする

1-4. 東京海上日動へはどうやって応募すべきか

東京海上日動に応募するには、以下の3つの方法がありますが、必ず転職エージェントを使い応募しましょう。

• 東京海上日動の「中途採用サイト」
• 「リクナビネクスト」などの転職情報サイト
• 転職エージェント

転職エージェントを使うべきなのは、以下の点で東京海上日動の転職に有利になるからです。

• インターネット上に出ていない、東京海上日動の非公開求人に応募できる
• 東京海上日動の傾向を踏まえた選考対策（面接対策、書類添削）をしてくれる
• 東京海上日動側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
• 内定時に給与交渉をしてくれる

ページの後半で、転職エージェントについて詳しく解説をしますが、東京海上日動に転職したい方が使うべきエージェントは下記の3社です。

• doda（全ての人におすすめ）
• マイナビエージェント（20代、30代に特におすすめ）
• JACリクルートメント（年収600万円以上の人におすすめ）

上記の3社に登録し、「東京海上日動に転職したい」と伝え、サポートを受けましょう。

上記エージェントは先ほど東京海上日動と比較した他社への転職にも強いので、他社に応募する際にも使えます。

2. 東京海上日動の求人・採用情報

ここでは東京海上日動の中途採用について、どんな求人があるか、またどんな人物が求められているかを紹介します。

2-1. 採用職種

東京海上日動の職種は大きく分けると下記3種類です。

上記のような職種がありますが、中途採用では総合職にて、幅広く募集を行っています。

具体的に出ていた求人を以下で紹介します。

2-2. 求人情報

過去に「doda」「マイナビエージェント」「JACリクルートメント」といった大手転職エージェントや「採用ページ」で募集されていた求人情報をご紹介します。

総合職（グローバルコース・全国型）

総合職においては、営業や損害サービスのポジションで募集を行っています。

入社後の配属先は上記の2職種となりますが、現場を経験したのち、引き続き入社時の業務を続けるか、商品開発、海外事業など別の職種へ変更していく流れとなります。

エリア総合職（ワイド型・エリア型）

エリア総合職においては、各エリアの法人営業のポジションで募集を行っています。

2-3. 採用メッセージ、求められる人物像

東京海上日動は過去の求人にて挙げていた求める人物像の一例は、以下のとおりです。

• 粘り強さ、やり抜く力
• 組織で関係者を巻き込む力
• 相手の懐に入り込む力
• 顧客に対する想像力(お客様志向)
• マルチタスク対応力
• 受容力、多様性を受け入れる力
• 空気や間合いを察する力

上記を踏まえると、以下のような点をアピールすると良いでしょう。

• 高いコミュニケーション能力を用いて、ビジネスシーンで成果を上げた経験を持つ人物であること
• 複数の案件を抱え、適切に進行できるマルチタスク能力を持っていること
• トラブル時なども冷静に対応できる度量を持った人物であること

逆に言うと、上記のスキル・性格、実績がない場合、転職は難しく、たとえ入社できてもミスマッチがおき、後悔する可能性がありますから注意しましょう。

3. 東京海上日動はそもそもどんな会社か

引用:Google Maps

東京海上日動は、損害保険会社としては国内最大規模で、損害保険のほか、確定拠出年金の運営管理なども幅広く行っています。

会社ホームページ：https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/

3-1. 会社概要

3-2. 事業内容

東京海上日動の事業内容は以下のとおりです。

3-3. トップメッセージ

画像引用元：東京海上日動

東京海上日動は、1879年の創業以来、損害保険を通じて顧客の「いざ」を守り、安心と安全を提供することで、社会課題の解決に貢献してきた企業です。

これまで、時代に応じたリスクや課題を正確に捉え、最適な保険商品やサービスを提供することに力を注いできました。

今後は、保険の枠を超えたソリューションを提供し、顧客や社会の「いつも」を支え、「いざ」を守ることを目指し、持続的な成長を実現するために変革を進めていきます。

3-4. 今後の事業展開

東京海上ホールディングスは2024年に「中期経営計画2026~次の一歩の力になる~」を発表しています。

経営計画のコンセプトは「Re-New」となっており、目指す姿である以下2つの実現のため、“新しい会社につくりかえる”気概を持って取り組みを実施していく予定です。

• 「本当に信頼されるお客様起点の会社」
• 「リスクソリューション(保険+α)で次代を支える会社」

「Re-New」の具体的な施策として以下の3つを実施しています。

1. 保険本来の価値提供で選ばれる世界の実現・・・政策保有株の売却など
2. 持続的な価値提供に向けた「ボトム成⻑」重視の徹底・・・目標配分廃止、表彰制度の廃止など
3. 信頼される専門性⾼いディストリビューションの拡充・・・代理店支援体制の強化など

上記を踏まえると、以下のような特徴を持つ方に向いた企業と言えるでしょう。

• 目先の目標に囚われず信頼獲得のために、中長期で顧客志向で仕事に取り組める方
• 高い専門性の獲得のため、自己研鑽できる方

3-5. 東京海上ホールディングスについて

東京海上ホールディングスは、東京海上日動などを傘下におく持株会社で、グループ会社の経営管理を主に行なっています。

東京海上ホールディングスは、2002年に「東京海上」「日動火災」の統合によって「ミレアホールディングス」として生まれ、2008年に現在の社名となりました。

東京海上ホールディングスの主要会社は以下のようなものが挙げられます。

ただ、中途採用は積極的に行なっておらず、非常に狭き門です。

単体としての募集ページはあるもの、ポジションは中々出てこないので、経歴を送りうまくフィットすればチャンスがあるかもしれない、という程度です。

• 「東京海上ホールディングス採用ページ」

親会社である、「東京海上ホールディングス」への転職を希望する場合は、ハイクラスな求人が集まる下記エージェントに相談しましょう。

• JACリクルートメント
• LHH転職エージェント

4. 東京海上日動の社員からの口コミ・内部事情

改めて、東京海上日動社員からの口コミ、他の人気企業との比較をすると以下の通りです。

	評価	人気企業内順位
待遇	3.9	60位/300社
ワークライフバランス	3.8	60位/300社
キャリア・成長	3.5	41位/300社
やりがい	3.6	122位/300社
職場の雰囲気	3.7	61位/300社

この章ではそれぞれの項目でどんな口コミがあったかを、内部事情を合わせて解説します。

端的にまとめると下記のメリット・デメリットがあるといえます。

• ◎若手のうちから給与は高く、福利厚生も手厚いので待遇に満足している方が多い
• ◎社員育成のサポートが手厚いので、成長しやすい環境
• ○社会的な意義がある事業なのでやりがいを感じる方は多い一方、精神的な負荷が大きい
• △休日などは取りやすくなっているが、部署や役職によってはハードワークとなりやすい
• △事故対応などのシビアな場面が多いので、精神的負荷は大きいとの声も

4-1. 待遇に関する口コミ

• 業界内ではトップクラスの待遇なので、金銭面は満足している
• グローバルコースの場合は、住宅関係の福利厚生も手厚いので可処分所得は特に高い
• 入社するコースによって給与に開きがあるので、業務内容に差がないことに不満を持つ方がいる

待遇に関する評価は人気企業300社の上位です。

特に多い口コミは、損害保険業界の中ではトップクラスということもあり、待遇には満足しているというものです。

グローバル型の職種の場合は福利厚生も手厚く、他の職種に比べて3割ほど年収も高いため可処分所得は高くなります。

新卒入社から3年間は給与は高くなく、4年目から大きく上がると答える方は多いです。

また、年収におけるボーナスなどの割合が高めとなっています。

なお、代理店営業などの職種で業務内容がエリア勤務と似通っている場合は、ほぼ同じ職務内容で給与差が大きい点に不満があるという人は多いです。

このほか、エリア勤務の中でもワイド職との手当の差に不満を持つ方もいました。

参考：役職別（グローバルコース）の年収目安

東京海上日動の役職別の年収の目安は、それぞれ下記の通りとなっています。

4-2. ワークライフバランスに関する口コミ

• 有給休暇や長期休暇の取得はしやすい
• 休暇制度は整っているが、一部の人に極端な皺寄せが生じる構造が不満という声も
• 部署や役職によってはハードワークとなる
• 若手のうちは、業務で必要な知識のインプットを行う必要があるので、業務外でも忙しくなりやすい

ワークライフバランスに関する評価は人気企業300社の中でも上位となっています。

有給休暇や長期休暇の取得はしやすいため、年単位での休暇は多いと感じるという社員は多いです。

なお、配属先によっては人員の補填が行われず、有給などの休暇の間、他の社員が皺寄せを受け続けている場合もあるようです。

ただし、以下のような部署や役割の場合は、下記のようにワークライフバランスが悪いと感じる方もいました。

• 代理店営業：業務時間外で代理店向けのセミナーの準備をする必要があるなど、稼働時間は長い
• 管理職：スタッフ時代からは業務量が大幅に増え、稼働時間は長い

会社全体の残業時間の平均は29時間でほどとなっており、部署によってはハードワークが必要です。

この他、業務上必要な資格や勉強を時間外にしないと間に合わないので、若手のうちは早く帰れても忙しいとする声もありました。

4-3. 成長・キャリアアップに関する口コミ

• 社員育成に関しては力を入れている
• グローバルコースの場合でも、新卒入社からしばらくは営業や損害対応の現場を経験することが多い
• ルーティーンワークとなりやすい職種が多い
• ハードな場面が多いため、業務知識の他に精神面がとても鍛えられたとの声が多い

成長・キャリアアップに関する評価は人気企業300社でも上位です。

特に多い口コミは、研修制度が手厚くe-learningも豊富など、社員育成は手厚いというものです。

グローバルコースの場合、新卒入社から4年ほどは営業や損害対応の現場を経験してから、キャリア形成を図っていくケースが多いです。

代理店営業の場合は、自ら顧客に営業を行うわけではないので営業力を高めたい場合は、思っていたことと違ったとする声もあります。

また、損害対応の場合は、事故対応というハードな場面が主になるため、業務知識や社内外のプロフェッショナルとの連携だけでなく精神面も鍛えられたと話す方は多いです。

4-4. やりがいに関する口コミ

• シビアな場面が多い仕事だが、損害保険は社会的な意義があるためやり甲斐に感じる
• 精神的な負荷が大きいので、ストレスがやりがいを上回る場面はある
• 営業だと裁量権を持って働きやすい

やりがいに関する評価は人気企業300社の平均からやや上位相当です。

特に多い口コミは、ハードな場面が多いので楽しいとは言えないが、損害保険というサービスが社会的に意義のある仕事なのでやりがいはあるというものです。

ただし、精神的な負荷はかかりやすいため、一定数、ストレスでやりがいどころではないとする方がいます。

また、営業系の仕事の場合は、若手のうちから裁量権を持って働ける点にやりがいを持つ方が多いです。

4-5. 職場の雰囲気・人間関係に関する口コミ

• 体育会系の雰囲気はあるが、自由闊達で職場の雰囲気は良い
• お互いをさん付けで呼び合う文化なので、議論しやすい
• 有名大卒の社員が多く、競争意識も高いので、自己研鑽を積まないとついていけないという声も

職場の雰囲気・人間関係に関する評価は人気企業300社でも上位です。

特に多い口コミは、体育会系ではあるものの、自由闊達な職場なので風通しは良いというものです。

お互いをさん付けで呼び合う風土があり、フラットに議論できると話す方は多いです。

ただし、管理職以上の場合は、かなり堅めの雰囲気との声もあります。

グローバルコースの社員を中心に有名大学卒の社員が多く、業務外でも自己研鑽を行う方が多いため、入社後は自主的に勉強しないと業務知識などの面で置いていかれやすいと話す方もいました。

参考：東京海上日動から転職で出ていく人の事情

東京海上日動は、高い知名度や報酬から人気の企業です。

しかし、以下のような理由で転職を検討されています。

• 事故対応など、精神的に負荷が大きい業務が大半なので続けられない
• 営業職はルーティーンとなりやすいため、キャリアに行き詰まりを感じる
• 仕事量が多く、ついていけないと感じた

5. 東京海上日動の中途採用の面接想定質問40選と、面接・書類選考のポイント集【年齢別】

この章では、東京海上日動の中途採用選考でアピールすべきポイントや、面接の想定質問を紹介します。

• 東京海上日動の中途採用で聞かれる想定質問40選
• 東京海上日動の中途採用選考でアピールすべきポイント

5-1. 東京海上日動の中途採用で聞かれる想定質問40選

東京海上日動の面接を想定して、想定質問を作成しました。年齢別に以下のように40個用意しましたので、準備しましょう。

• 全ての人が準備すべき質問10個
• 若手社員（第二新卒〜20代）が準備すべき質問10個
• 中堅社員（30代前後）が準備すべき質問10個
• 管理職、シニア（40代以上）が準備すべき質問10個

このページでは、どの企業でも聞かれるような、一般的な質問はあえて入れませんでした。

一般的な質問や、答え方を「プロ直伝！転職面接の質問99例の答え方とわかりやすく伝える全ノウハウ」でまとめていますので、合わせてしっかり準備しましょう。

全ての人が準備すべき質問10個

1. 東京海上日動の「顧客第一主義」に基づき、顧客満足度向上のためにどのように貢献したいと考えますか？
2. 新しい業務環境や変化の多い状況下で、どのように適応し、成果を出した経験がありますか？
3. 当社のリスクマネジメントにおいて、あなたのこれまでの経験がどのように活かせると考えますか？
4. 大規模なプロジェクトでの役割や貢献を具体的に教えてください。
5. 東京海上日動が強みとする「安心と信頼」を提供するために、どのように取り組みたいですか？
6. 保険商品やサービスの提案において、あなたが大切にしている視点を教えてください。
7. 変革を求められる場面で、これまでどのような方法で組織を支えてきましたか？
8. 多様なステークホルダーと協力する際に意識している点を教えてください。
9. 東京海上日動の持続可能な取り組みにおいて、あなたがどのように貢献できると考えますか？
10. 今後のキャリアビジョンを踏まえ、当社でどのような価値を提供したいですか？

若手社員（第二新卒〜30歳前後）が準備すべき質問10個

1. 前職で学んだスキルや経験を、どのように当社で活用したいですか？
2. 東京海上日動が推進する「持続可能な社会の実現」に向けた取り組みに共感する点を教えてください。
3. チームでの課題解決の経験を教えてください。
4. 若手社員として、当社で挑戦したいプロジェクトや分野は何ですか？
5. 新しい環境や業務に早く馴染むために、これまでどのような工夫をしてきましたか？
6. 東京海上日動の「グローバル展開」に関連して、貢献できると考える具体的な経験を教えてください。
7. 若手として提案を行った事例や、それが採用された経験があれば教えてください。
8. 自身のスキルを磨くために、これまでに取り組んできたことを教えてください。
9. お客様対応において意識している姿勢や取り組みを教えてください。
10. 当社の一員として、どのように会社の成長に寄与したいと考えますか？

中堅社員（30代〜40歳前後）が準備すべき質問10個

1. 東京海上日動の「中核事業」である保険商品開発において、どのような価値を提供できると考えますか？
2. 前職でリーダーシップを発揮した具体的なエピソードを教えてください。
3. 業務プロセスを改善した事例とその成果について教えてください。
4. 大きな目標を達成するために、どのような方法でチームをまとめましたか？
5. 東京海上日動の成長分野である「デジタル分野」で、どのように貢献したいと考えますか？
6. 部門間連携を強化するために、どのような取り組みをしてきましたか？
7. 経験を活かし、どのように若手社員の育成を行ってきたか教えてください。
8. 当社の海外展開における課題解決に、どのように取り組みたいですか？
9. 長期的視点で、当社の事業戦略に対して提案したいことを教えてください。
10. 社内外のステークホルダーを巻き込んで成果を上げた事例を教えてください。

管理職、シニア（40代以上）が準備すべき質問10個

1. 組織全体の目標を達成するために、どのような戦略を考えていますか？
2. 東京海上日動が目指す「持続可能な社会の実現」に向け、どのようにリーダーシップを発揮したいですか？
3. 予算管理や業績向上を目指した具体的な施策を教えてください。
4. 大規模な組織変革を主導した経験と、その結果について教えてください。
5. 過去の経験を活かし、当社のリスクマネジメントにどのように貢献できると考えますか？
6. 次世代リーダーの育成において、どのような取り組みを行ってきましたか？
7. グローバルな視点から、東京海上日動の競争力をどのように強化したいと考えますか？
8. 社会課題に対する当社の取り組みにおいて、どのように推進役を担いたいですか？
9. 自らのキャリアで培った知見を基に、当社の企業価値向上にどのように貢献できますか？
10. 経営層との連携を図る上で、特に意識していることを教えてください。

5-2. 東京海上日動の中途採用選考でアピールすべきポイント

東京海上日動への転職を目指す人がアピールすべきことを、以下の4つに分けて紹介します。

1. 全ての人がアピールすべきポイント
2. 若手社員（第二新卒〜30歳前後）がアピールすべきポイント
3. 中堅社員（30代〜40歳前後）がアピールすべきポイント
4. 管理職、シニア（40代以上）がアピールすべきポイント

1. 全ての人がアピールすべきポイント

面接の質問に答える際や、職務経歴書を書く際は、以下のポイントを意識し、アピールするといいでしょう。

• 顧客第一主義を重視した行動力
• 変化に対応する柔軟性
• チームでの連携力

顧客第一主義を重視した行動力

東京海上日動では「顧客第一主義」を掲げ、顧客に寄り添う提案やサービス提供が求められます。

これまでに顧客の課題を深掘りし、解決に導いた経験を具体的に示すと、顧客志向の姿勢を効果的に伝えられます。

変化に対応する柔軟性

保険業界はデジタル化や社会的課題の影響を大きく受けています。

そのため、変化に迅速に対応し、適応する力が評価されます。これまでに新しい環境や技術に順応した経験を挙げることで、柔軟性をアピールできます。

チームでの連携力

東京海上日動は複雑な業務をチームで遂行することが多いため、協働力が重視されます。

異なる部署や立場の人々と連携し、目標を達成した具体例を挙げて、チームで成果を上げられる能力をアピールしてください。

2. 若手社員（第二新卒〜30歳前後）が追加でアピールすべきポイント

若手社員で東京海上日動への転職を目指す方は、下記のポイントも伝えられるようにしましょう。

• 高い学習意欲
• フレッシュな発想力
• 行動力と挑戦意欲

高い学習意欲

若手社員には、新しい知識やスキルを迅速に吸収する姿勢が求められます。

業務に必要な資格を取得したり、専門知識を深めたりした具体的な努力や成果を挙げると効果的です。

フレッシュな発想力

若手ならではの新しい視点や柔軟な発想は重視されます。

過去に従来のやり方にとらわれず、新しい方法を提案して成果を上げた経験を示すことで、若手の特性を強調できます。

行動力と挑戦意欲

若手社員として、行動力を持ち、困難な状況にも果敢に挑戦する姿勢が求められます。

短期間で成果を上げたエピソードや、未経験の業務に挑戦し成功した具体例を挙げると説得力が増します。

3. 中堅社員（30代〜40歳前後）が追加でアピールすべきポイント

30代~40歳前後の中堅社員の方は以下のポイントも意識しましょう。

• 業務プロセスの改善能力
• チームリーダーとしての経験
• 保険業界における専門知識の応用力

業務プロセスの改善能力

中堅社員には、業務の効率化や改善を自ら実践できる力が求められます。

例えば、業務フローを見直し、生産性を向上させた経験を示すことで、自身の実行力を伝えられます。

チームリーダーとしての経験

中堅層はチームをリードし、目標を達成する役割が期待されます。

チーム全体を動かして成果を上げた具体例や、リーダーシップを発揮した経験を説明することが重要です。

保険業界における専門知識の応用力

保険業界特有の知識を活かし、東京海上日動の事業に貢献できる能力が求められます。

たとえば、リスク分析や商品設計の経験を具体的に説明することで、専門性をアピールできます。

4. 管理職、シニア（40代以上）が追加でアピールすべきポイント

40代以上の方は以下のポイントも意識しましょう。

• 戦略立案と実行力
• 若手育成の実績
• リスクマネジメント能力

戦略立案と実行力

管理職には、事業全体を見渡し戦略を立案・実行する力が求められます。

過去に大規模なプロジェクトを主導し、明確な成果を上げた経験を挙げることで、経営層としての視点をアピールできます。

若手育成の実績

次世代を担う若手社員の育成は重要な課題です。

具体的にどのように育成に関与し、成果を上げたのか、エピソードを示すことで管理職としての適性を伝えられます。

リスクマネジメント能力

保険会社にとってリスク管理は事業の要です。

リスクを事前に予見し、組織全体でのリスク軽減策を導入した経験を具体的に説明すると、説得力が高まります。

6. 東京海上日動の選考を有利にするために絶対に知っておくべき1つのこと

東京海上日動へ転職する際に重要なことは、自分で申し込まず、「転職エージェント」を使い応募することです。

転職エージェントとは、登録をすると完全無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことを指します。

使うべきなのは、下記の4つの理由で東京海上日動への転職に有利になるからです。

• 東京海上日動の非公開求人に応募できる
• 東京海上日動の傾向を踏まえた選考対策をしてくれる
• 東京海上日動側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
• 内定時に給与交渉をしてくれる

4つの理由を1つずつ解説します。

6-1. 東京海上日動の非公開求人に応募できる

転職エージェントは、企業の採用ページや求人情報サイトに乗っていない非公開の求人を複数持っていて、東京海上日動の非公開求人を持っている可能性もあります。

非公開の求人になるのは、一般的に下記のような求人で、総じて「働く上で好条件の求人」が多いです。

• 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう
• 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない
• 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人

また、求人を持っていなくても、あなたの希望とスキルが合えば、転職エージェントが企業に営業してくれるケースもあります。

東京海上日動に行きたい場合は、転職エージェントに相談することで、求人の選択肢を大きく増やせますから、必ず転職エージェントに相談しましょう。

6-2. 東京海上日動の傾向を踏まえた選考対策をしてくれる

大手転職エージェントだと、東京海上日動や同業他社に複数の転職希望者を転職させているため、選考を突破するノウハウが溜まっていて、それを元にサポートをしてくれます。

過去の面接の傾向を踏まえ、模擬面接をしてくれたり、書類や面接で何をアピールすべきかを一緒に考えてくれます。

さらに面接前には、面接官の肩書きや、特に重視される点を教えてくれることもあるので、転職エージェントを使っていない人よりも面接を有利に進められます。

6-3. 東京海上日動側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる

転職エージェントは、人事担当者ともやりとりをしていて、面接や書類では伝わらないあなたの魅力をアピールしてくれます。

企業としては、よくわからない人物よりも、転職エージェントのお墨付きのある人の方が安心して採用できるので、転職エージェント経由だとそれだけで選考に有利になることも多いです。

腕のいいエージェントが担当の場合、面接に失敗しても、エージェントがプッシュしてくれ、結果が覆るということもよくあります。

6-4. 内定時に給与交渉をしてくれる

内定した後も、企業とのやりとりは転職エージェントが間に入ってくれます。

給与交渉などの言いにくいことも転職エージェント経由で相談でき、交渉もしてもらえるので、エージェント経由の方がより良い条件で転職しやすいです。

以上の4つの理由で、東京海上日動やその他企業に転職する際は、必ず転職エージェントを使うようにしましょう。

7. 東京海上日動の転職で使うべきエージェント3選

東京海上日動の転職を目指す際に使うべきエージェントは下記の3つです。

• doda（全ての人におすすめ）
• マイナビエージェント（20代、30代に特におすすめ）
• JACリクルートメント（年収600万円以上の人におすすめ）

この3つに登録し、東京海上日動やその他希望する企業に転職したいと相談しましょう。

これらを選んだ理由は下記3つです。

• 大手で求人数も多く、東京海上日動の求人も持っている可能性が高い
• 東京海上日動への転職を有利にするためのノウハウを持っている
• 提案力・交渉力が高く、転職の強い味方になってくれる

一つずつ解説していきます。

7-1. doda

「doda」はパーソルキャリアが運営する、業界トップクラスの実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。

大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。

過去のサポート実績から社内にデータやノウハウが蓄積されているだけでなく、企業とのパイプも強いので、東京海上日動などの人気企業に行きたい場合は必ず相談すべきです。

doda公式ページ：https://doda.jp/

7-2. マイナビエージェント

「マイナビエージェント」は、マイナビが運営する、近年急速に力をつけてきた転職エージェントです。

新卒で多くの学生が使っている「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、30代までの方は積極的に使いましょう。

サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。

マイナビエージェント公式ページ：https://mynavi-agent.jp/

7-3. JACリクルートメント

「JACリクルートメント」は、ハイクラス専門の転職エージェントです。

ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いです。

東京海上日動への転職を目指す方の中でも年収800万円を超えるポジションを狙う方は、JACも使うことで、より高待遇な求人が見つかるでしょう。

ただし、ハイクラスな人材でないと判断されると十分なサポートを受けられませんので注意しましょう。

JACリクルートメント公式ページ：https://www.jac-recruitment.jp/

8. 東京海上日動への転職に関するQ&A

その他東京海上日動への転職でよく相談されるポイントについて解説します。

1. 職種別に年収は変わりますか？
2. 東京海上日動の評価制度はどうなっていますか？
3. 東京海上日動で働きながら年収を上げるにはどうすればいいですか？
4. 東京海上日動の福利厚生はどうですか？

Q1. 職種別に年収は変わりますか？

はい、東京海上日動は、以下の順で年収が高くなりやすいです。

1. 総合職（グローバル型・SPEC型）
2. エリア総合職（ワイド型）
3. エリア総合職（エリア型）
4. 一般職

Q2 . 東京海上日動の評価制度はどうなっていますか？

東京海上日動は、My Aspirationチャレンジと呼ばれる、目標管理（MBO制度）によって評価されると考えましょう。

年度初めに立てた目標の達成率を確認後、最終評価が決定します。

社員からの口コミでは、以下のような声が上がっています。

• 不透明な点もあるので、上司の心象に大きく左右される印象がある
• アピールが上手い人や、上司に気に入られている方は評価が上がりやすい
• 数字を上げるだけでなく、周囲との関係も見られている

なお、面談は以下のスケジュールで合計4回実施されます。

1. 4月頃の年度初面接
2. 10月頃の中間面接
3. 3月頃の振返り面接
4. 次年度の6月頃のフィードバック面接

Q3. 東京海上日動で働きながら年収を上げるにはどうすればいいですか？

評価制度を踏まえ、東京海上日動で働きながら年収を上げるためには、下記2点が重要です。

• 評価者である上司の心象が良くなるように、普段からアピールしておく
• 目標は必達、できるだけ大きく目標を超えて、昇格やボーナスの査定に有利になるようしておく

逆に言えば、「上記を行う自信がない」という方は、東京海上日動では大幅な年収アップを期待できないので、他社をおすすめします。

Q4. 東京海上日動の福利厚生はどうですか？

東京海上日動の福利厚生は下記の通りとなっていて、大手ならではの高水準といえます。

9. まとめ

東京海上日動への転職について、口コミや転職のコツをまとめてきましたがいかがでしたか？

東京海上日動は、待遇やキャリア・成長面などで良い口コミがある会社ですが、やりがい面でなどで一部不満の声も出ていることに注意しましょう。

東京海上日動に転職を決めた方も、転職難易度が高いことには注意が必要です。自分一人で動かずに、下記の転職エージェントに相談し、サポートを受けましょう。

• doda（全ての人におすすめ）
• マイナビエージェント（20代、30代に特におすすめ）
• JACリクルートメント（年収600万円以上の人におすすめ）

あなたの転職がうまくいくことを心から祈っています。

（参考）東京海上日動および、一緒に検討される企業の平均年収、年齢、勤続年数データの参照元

RECOMMEND関連している記事

NTT東日本への転職で後悔しないための全知識｜内部事情から成功の秘訣まで

野村證券への転職で後悔しないための全知識｜内部事情から成功の秘訣まで

京セラへの転職で後悔しないための全知識｜内部事情から成功の秘訣まで

三菱電機への転職で後悔しないための全知識｜内部事情から成功の秘訣まで

信越化学工業への転職で後悔しないための全知識｜内部事情から成功の秘訣まで

東京エレクトロンへの転職で後悔しないための全知識｜内部事情から成功の秘訣まで

日本ガイシへの転職で後悔しないための全知識｜内部事情から成功の秘訣まで

東京メトロへの転職で後悔しないための全知識｜内部事情から成功の秘訣まで