「ディスコは中途採用してる？」「中途でディスコに入社するにはどうすればいい？」など、株式会社ディスコ（以下、ディスコ）の中途採用が気になっていませんか？

ディスコは中途採用を行っていますが、人気企業で転職難易度も高く、十分な対策が必要です。

また、社内からは悪い口コミもあるので、悪い面も理解して転職しないと入社後後悔することになります。

このページでは転職エージェントとして数多くの人の転職をサポートしてきた筆者が、ディスコへ中途入社を目指す上で知っておくべき全てのことを以下の流れで解説します。

1. ディスコの中途採用情報｜待遇・求人や申し込み方
2. 中途入社先としてディスコはどうなのか
3. ディスコの社員からの口コミ・内部事情
4. ディスコはそもそもどんな会社か
5. ディスコの中途採用に応募する際に絶対知っておくべきこと
6. ディスコへの中途採用で使うべき転職エージェント
7. ディスコへの中途採用で転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと

最後まで読めば、ディスコの中途採用の情報から、中途採用されやすくなるためのコツまでわかり、ディスコへの転職で失敗しなくなるでしょう。

著者：I.J（現役転職エージェント）

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30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当（採用企業側の担当）も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. ディスコの中途採用情報｜待遇・求人や申し込み方

ディスコは、国内トップクラスの半導体製造装置メーカーで、年間通して中途採用も行っています。

ここではディスコの中途採用について、どんな求人があるか、またどんな人物が求められているかを紹介します。

1-1. 中途採用職種

ディスコの中途採用の職種は大きく分けると下記の3種類です。

上記のような職種がありますが、中途採用では総合職と技能職で幅広く募集を行っています。

具体的に出ていた求人を以下で紹介します。

1-2. 求人情報

過去に「doda」「マイナビエージェント」「JACリクルートメント」といった大手転職エージェントや「採用ページ」で募集されていた求人情報をご紹介します。

総合職

総合職の場合、技術系の職種を中心に募集を行っています。

1-3. 採用メッセージ、求められる人物像

ディスコは、組織運営の施策や社内のルールが細かく規定されている独特な企業であるため、求める人物像だけでなく、求めない人物像も以下のように定義しています。

上記を踏まえると、以下のような人材が求められていると言えるでしょう。

• DISCO VALUES（企業理念）に共感できる
• 結果を出すことに徹底的にこだわれる・一切妥協しない
• 自分の頭で考え、自発的に行動できる
• チームワークができる

逆に言うと、上記のスキル・性格、実績がない場合、転職は難しく、たとえ入社できてもミスマッチがおき、後悔する可能性がありますから注意しましょう。

1-4. ディスコへはどうやって応募すべきか

ディスコに応募するには、以下の3つの方法がありますが、必ず転職エージェントを使い応募しましょう。

• ディスコの「中途採用サイト」
• 「リクナビネクスト」などの転職情報サイト
• 転職エージェント

転職エージェントを使うべきなのは、以下の点でディスコの転職に有利になるからです。

• インターネット上に出ていない、ディスコの非公開求人に応募できる
• ディスコの傾向を踏まえた選考対策（面接対策、書類添削）をしてくれる
• ディスコ側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
• 内定時に給与交渉をしてくれる

ページの後半で、転職エージェントについて詳しく解説をしますが、ディスコに転職したい方が使うべきエージェントは下記の3社です。

• doda（全ての人におすすめ）
• マイナビエージェント（20代、30代に特におすすめ）
• JACリクルートメント（年収600万円以上の人におすすめ）

上記の3社に登録し、「ディスコに転職したい」と伝え、サポートを受けましょう。

上記エージェントは先ほどディスコと比較した他社への転職にも強いので、他社に応募する際にも使えます。

2. 中途入社先としてディスコはどうなのか

中途採用を目指すべき？という方に向け、下記の観点でディスコを評価していきます。

それぞれの観点について解説します。

2-1. ディスコの社員からの評判

口コミサイトをもとに社員からのディスコの評判をまとめると、下記の通りです。

	評価
待遇	3.9
ワークライフバランス	3.4
キャリア・成長	3.6
やりがい	3.8
職場の雰囲気	3.5

社員からの口コミ、他の人気企業との比較を簡単にまとめると、以下の通りです。

• ◎ハードワークだが、待遇に満足している人が多い
• ◎裁量権が大きく、取り組み次第で成長しやすい環境
• ◯年収は業績やインセンティブに基づいたボーナスの割合が多いので、業績次第では大きく変動することも
• △トップダウン体制で、社内の文化も独特なので、合う合わないは大きく分かれる
• △成果主義かつハードワークなので、ワークライフバランスを取りたいという人には不向き

社員からの口コミについては「3.ディスコの社員からの口コミ・内部事情」でより深掘りしますから、気になる方は読み進めましょう。

ディスコとあわせて検討される企業との比較

ディスコとあわせて検討されてるのが、以下の企業です。

• 東京精密.:ウェハー検査機器や、切断装置などを手掛ける、半導体製造装置メーカー
• アドバンテスト.:半導体検査装置で世界シェアトップクラスの半導体製造装置メーカー
• SCREENホールディングス.:ウェハー洗浄装置などで世界シェアトップクラスの半導体製造装置メーカー

それぞれの会社の社内からの評価を比較すると、以下の通りになり、最高得点を赤字にしています。

上記の通り、ディスコは一緒に検討される企業の中でも、キャリア・成長面ややりがいが突出しています。

私が転職エージェントとして聞いた実際の社員の声

私が転職エージェントとして働く中で、元社員の方から、以下のような声をよく聞きます。

• 世界トップシェアの製品群が提案できるなど、やりがいを持って働くことができる
• 成果主義であるため、コミットできれば相応の対価を得ることができる

ただ、PIMやWILLといった独自の管理制度のほか、組織運営での細かいルールがあるため、合う合わないがハッキリしている傾向があります。

過去にサポートした中でも、「あくせくせず、自分のペースで働きたい」との理由で転職を希望される方もいたため、この点には注意しましょう

2-2.ディスコの平均年収

ディスコの正社員の平均年収は、1,507万円です。

一緒に検討される大手企業と比較すると下記の通りで、同じ大手半導体関連メーカーと比べても高くなります。

※各社最新のIR情報・就職情報サイト・口コミサイトを参考に作成

年齢別の給与水準

口コミサイトを元に集計すると、ディスコの年齢別の給与の平均値は以下の水準です。

役職、残業時間によっても左右されますが、平均すると、上記の水準になります。

2-3. ディスコの中途採用難易度

ディスコへの転職難易度は「高い（高度なスキルや経験が必須）」です。

中途採用を積極的に行っていて、高い知名度などから、転職人気企業ランキング上位の常連で、高い倍率を勝ち抜かなければいけません。

そのため、以下を徹底しないと合格は難しいでしょう。

• 自分の経験、スキルに合ったポジションに応募する
• 求める人物像を理解し、活躍できる人材であることをアピールする

3. ディスコの社員からの口コミ・内部事情

改めて、ディスコ社員からの口コミ、他の人気企業との比較をすると以下の通りです。

	評価
待遇	3.9
ワークライフバランス	3.4
キャリア・成長	3.6
やりがい	3.8
職場の雰囲気	3.5

この章ではそれぞれの項目でどんな口コミがあったかを、内部事情を合わせて解説します。

端的にまとめると下記のメリット・デメリットがあるといえます。

• ◎ハードワークだが、待遇に満足している人が多い
• ◎裁量権が大きく、取り組み次第で成長しやすい環境
• ◯年収は業績やインセンティブに基づいたボーナスの割合が多いので、業績次第では大きく変動することも
• △トップダウン体制で、社内の文化も独特なので、合う合わないは大きく分かれる
• △成果主義かつハードワークなので、ワークライフバランスを取りたいという人には不向き

3-1. 待遇に関する口コミ

• 業績が好調なこともあり、待遇に満足している人が多い
• 年収におけるボーナスの割合が非常に高く、月給の20ヶ月分となることも
• 成果主義の側面が強く、社内通貨制度やPIM（業務改善）といった独自の制度で測られる

待遇に関する評価は人気企業300社の60位相当と上位です。

特に多い口コミは、近年の半導体需要の高まりもあって、年収が上がって満足しているというものです。

年収のうちボーナスの占める割合が多く、年4回支給されるボーナスの総額は、月給の20ヶ月分以上となることも珍しくありません。

成果主義の側面が強く、独自の管理会計制度のもと、WILLと呼ばれる社内通貨を稼いだり、PIMと呼ばれる業務改善を行うことで、査定が上がり、賞与に影響します。

上記のように成果主義の側面が強いことから、職位が低くても評価が高ければ、等級が高い社員よりも高年収となります。

ただし、WILLは単純な実力ではないと感じるという不満の声も、一部からあがっています。

参考：役職別の年収目安

ディスコの役職別の年収の目安は、それぞれ下記の通りとなっています。

3-2. ワークライフバランスに関する口コミ

• ワーク重視の職場環境なので、仕事にコミットして稼ぐという意識が高い
• 忙しい部署だと、繁忙期に残業時間が100時間を超えることも珍しくない
• 有給休暇の取得はしやすいので、業務との兼ね合い次第でオンオフは切り替え可能

ワークライフバランスに関する評価は人気企業300社の平均相当となっています。

社員からの口コミでは、基本的にワーク重視の職場であり、仕事中心の生活になるという意見が多いです。

社内通貨制度と呼ばれる、成果を測る制度が採用されているため、社内通貨の獲得のためにハードに働く方が多いです。

業務にコミットすることが奨励されており、忙しい部署は繁忙期に残業時間が100時間以上働くこともあります。

一方で有給休暇の取得はしやすく、よほどの繁忙期でなければ自分の裁量で取れます。

会社全体の残業時間の平均は36時間ですが、時期や部署・役職によってはハードワークが必要です。

このほか、コロナ禍では非常に厳しい感染防止に関する規定があったため、プライベートの行動も制限されて不満があったと語る人もいました。

3-3. 成長・キャリアアップに関する口コミ

• 実力次第ではあるものの、裁量権が大きく成長しやすい環境と話す方が多い
• 部署移動も比較的自由で、キャリア形成がしやすい
• 成長は個人に委ねられているため、自ら動けないと成長は難しい

成長・キャリアアップに関する評価は人気企業300社の35位相当と上位です。

社内通貨を利用してプロジェクトを立ち上げることもできるなど、自由度が高い環境で、実力次第で成長しやすい環境です。

また、部署移動も比較的自由なので、異動を通してキャリア形成していくことも可能です。

業務改善活動（PIM）を通してプレゼンテーションスキルなどが向上したという人も多いです。

ただし、成長やキャリアアップについては個人に委ねられている部分が多いこともあり、社歴が長くても、評価の指標となる社内通貨が稼げていない場合などは、社内に居場所がなく感じるという人もいます。

上記を踏まえると、成長できる機会は充分にありますが、自ら働きかけないと活躍は見込めないという点は注意しましょう。

3-4. やりがいに関する口コミ

• インセンティブが発生する仕組みとなっているので、高いモチベーションで仕事に取り組める
• 社内クラウドファウンディングなど、新しい事に取り組みしやすい環境
• 業務を通して社会の役に立つことができる実感が持てる

やりがいに関する評価は人気企業300社の53位相当と高いです。

成果を残せばインセンティブが発生する仕組みとなっているので、モチベーションとなっているという方が多いです。

また、社内クラウドファウンディングなどの制度を通して、装置の開発などができるため、開発意欲が高い人からは自由にできる環境なので、ハードだがやりがいが持てるという声もあがっています。

このほか、半導体製造装置という、今の時代になければならないものの製造に携われているため、業務に自信を持って取り組めると話す方もいました。

ただし、評価の指標となる社内通貨の獲得は難しいので、業務の難易度についていくのが難しくやりがいどころではないとする方もいます。

3-5. 職場の雰囲気・人間関係に関する口コミ

• 社長の意向が強く反映される、トップダウンの体制
• 成果主義の側面があるので、ドライと感じることも

職場の雰囲気・人間関係に関する評価は人気企業300社の88位相当と上位です。

特に多い口コミは、社長の意向が非常に強いトップダウンの組織体制というものです。

重要な決定には社長本人の承認が必須なので、社長へ直接の提案となり、反映も早く、細かな根回しも不要という声が多いです。

そして、成果主義の側面が強いことに加えて、社内通貨を用いて社内で仕事を発注するスタイルなので、企業にいながら個人事業主のような感覚になるという方もいます。

このほか、コロナ禍では独自の感染防止策として家族にも会えない状況だったとコメントする人もおり、仕事第一で徹底的に成果にコミットするという姿勢を持つ人でないと合わないと感じるでしょう。

参考：ディスコから転職で出ていく人の事情

ディスコは、高い給与、業界内での高いシェアから長く働く人が多いです。

しかし、「社内通貨やPIMといった独自の文化に馴染めない」「残業が多く働き方を見直したい」といった理由で転職を検討されています。

4. ディスコはそもそもどんな会社か

引用:Google Maps

ディスコは精密加工装置や精密加工ツールの製造・販売を行うメーカーです。

半導体などの製造工程で用いられる加工製造装置では、世界でもトップクラスのシェアとなっています。

会社ホームページ：https://www.disco.co.jp/jp/

4-1. 会社概要

4-2. 事業内容

ディスコの事業内容は以下のとおりです。

ディスコは、精密加工装置、加工ツールの製造を行うメーカーで、半導体製造工程のうち後工程で用いられる「ダイシング装置」の世界シェアの約70~80％を獲得しています。

4-3. トップメッセージ

2023年度は、地政学リスクの高まりなどを背景に、資源価格の高騰などを受け半導体メーカーのPC・スマホ・民生機器の需要の鈍化のため、設備投資を抑制する動きが見られました。

一方で、電気自動車（EV）シフトや脱炭素社会に向けて需要が高まるパワー半導体向けの投資を活発化する動きもあるなど、用途によって需要の濃淡が出ました。

今後の見通しとしては、PC・スマホなど最終製品需要の本格的な回復が見通せない状況ですが、EVシフトや省エネ需要拡大を背景にSiCパワー半導体向けの需要継続と生成AI関連向け装置の出荷は高い水準で推移してくと見込んでいます。

昨年以降、需要が高まっている生成AI向けの高性能半導体向けの製品に関しての技術は弊社が10年以上以上前から取り組んできたテーマです。

中長期では、多様な研究テーマに取り組み対応力を高めることが、その時々で必要とされるお客様の需要に応えることができるようになると考えています。

ディスコでは、更なるテーマに対応するため羽田R&Dセンターの新棟建設を決定しました。

今後も企業理念である「DISCO VALUES」やWill会計、PIM活動など組織経営と事業経営の両面に注力し「会社を強くする」ことで企業価値向上を図ります。

引用元：ディスコ

4-4. 今後の事業展開

ディスコは、今後の見通しとして、EVシフトや省エネ需要拡大を背景にSiCパワー半導体向けの需要継続と生成AI関連向け装置の出荷は高い水準で推移してくと見込んでおり、羽田R&Dセンターの新棟設立を決定しています。

また、企業理念である「DISCO VALUES」やWill会計、PIM活動など組織経営と事業経営の両面に注力し、企業価値向上を図ります。

上記を踏まえると、下記の2つをアピールできるようにしましょう。

• 変化が大きい事業の中で、常に学び続けられる姿勢
• Will会計、PIM活動といったディスコ独自の企業文化に共感できる

5. ディスコの中途採用に応募する際に絶対知っておくべきこと

ディスコへ転職する際に重要なことは、自分で申し込まず、「転職エージェント」を使い応募することです。

転職エージェントとは、登録をすると完全無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことを指します。

使うべきなのは、下記の4つの理由でディスコへの転職に有利になるからです。

• ディスコの非公開求人に応募できる
• ディスコの傾向を踏まえた選考対策をしてくれる
• ディスコ側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
• 内定時に給与交渉をしてくれる

4つの理由を1つずつ解説します。

5-1. ディスコの非公開求人に応募できる

転職エージェントは、企業の採用ページや求人情報サイトに乗っていない非公開の求人を複数持っていて、ディスコの非公開求人を持っている可能性もあります。

非公開の求人になるのは、一般的に下記のような求人で、総じて「働く上で好条件の求人」が多いです。

• 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう
• 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない
• 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人

また、求人を持っていなくても、あなたの希望とスキルが合えば、転職エージェントが企業に営業してくれるケースもあります。

ディスコに行きたい場合は、転職エージェントに相談することで、求人の選択肢を大きく増やせますから、自分で探さず、必ず転職エージェントに相談しましょう。

5-2. ディスコの傾向を踏まえた選考対策をしてくれる

大手転職エージェントだと、ディスコや同業他社に複数の転職希望者を転職させているため、選考を突破するノウハウが溜まっていて、それを元にサポートをしてくれます。

過去の面接の傾向を踏まえ、模擬面接をしてくれたり、書類や面接で何をアピールすべきかを一緒に考えてくれます。

さらに面接前には、面接官の肩書きや、特に重視される点を教えてくれることもあるので、転職エージェントを使っていない人よりも面接を有利に進められます。

5-3.ディスコ側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる

転職エージェントは、人事担当者ともやりとりをしていて、面接や書類では伝わらないあなたの魅力をアピールしてくれます。

企業としては、よくわからない人物よりも、転職エージェントのお墨付きのある人の方が安心して採用できるので、転職エージェント経由だとそれだけで選考に有利になることも多いです。

腕のいいエージェントが担当の場合、面接に失敗しても、エージェントがプッシュしてくれ、結果が覆るということもよくあります。

5-4. 内定時に給与交渉をしてくれる

内定した後も、企業とのやりとりは転職エージェントが間に入ってくれます。

給与交渉などの言いにくいことも転職エージェント経由で相談でき、交渉もしてもらえるので、エージェント経由の方がより良い条件で転職しやすいです。

以上の4つの理由で、ディスコやその他企業に転職する際は、必ず転職エージェントを使うようにしましょう。

6. ディスコへの中途採用で使うべき転職エージェント

ディスコの転職を目指す際に使うべきエージェントは下記の3つです。

• doda（全ての人におすすめ）
• マイナビエージェント（20代、30代に特におすすめ）
• JACリクルートメント（年収600万円以上の人におすすめ）

この3つに登録し、ディスコやその他希望する企業に転職したいと相談しましょう。

これらを選んだ理由は下記3つです。

• 大手で求人数も多く、ディスコの求人も持っている可能性が高い
• ディスコへの転職を有利にするためのノウハウを持っている
• 提案力・交渉力が高く、転職の強い味方になってくれる

一つずつ解説していきます。

6-1. doda

「doda」はパーソルキャリアが運営する、業界トップクラスの実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。

大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。

過去のサポート実績から社内にデータやノウハウが蓄積されているだけでなく、企業とのパイプも強いので、ディスコなどの人気企業に行きたい場合は必ず相談すべきです。

doda公式ページ：https://doda.jp/

6-2. マイナビエージェント

「マイナビエージェント」は、マイナビが運営する、近年急速に力をつけてきた転職エージェントです。

新卒で多くの学生が使っている「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、30代までの方は積極的に使いましょう。

サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。

マイナビエージェント公式ページ：https://mynavi-agent.jp/

6-3. JACリクルートメント

「JACリクルートメント」は、ハイクラス専門の転職エージェントです。

ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いです。

ディスコへの転職を目指す方の中でも年収800万円を超えるポジションを狙う方は、JACも使うことで、より高待遇な求人が見つかるでしょう。

ただし、ハイクラスな人材でないと判断されると十分なサポートを受けられませんので注意しましょう。

JACリクルートメント公式ページ：https://www.jac-recruitment.jp/

7. ディスコへの中途採用で転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと

ここでは、おすすめした転職エージェントを、最大限活用するためにすべき以下9つのポイントを紹介していきます。

• 最初の申し込みを丁寧に行う
• 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
• 経歴・スキルに嘘はつかない
• 複数のエージェントを使っていることは隠さない
• 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
• 担当者が使えないと判断したら付き合わない
• 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
• 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
• 最低限のマナーは守る

7-1. 最初の申し込みを丁寧に行う

優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。

入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。

下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。

• 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
• 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
• 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く

7-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく

最初の面談でも、エージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。

エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。

以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。

• 転職予定がかなり先
• そもそも転職への意欲が低い

すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。

7-3. 経歴・スキルに嘘はつかない

求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。

転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。

いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。

やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。

7-4. 複数のエージェントを使ってることは隠さない

転職エージェントを複数使う場合、他社も使っていることは、それぞれに隠さず伝えましょう。

言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。

• あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
• 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる

すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。

これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。

こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。

7-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる

登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。

長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。

以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。

• こういった求人はないか
• こんな業界は自分でも通るか

自動的に、後回しにされるリスクも

転職エージェントは、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。

その際以下のように情報の更新日（最後にコンタクトを取った日）が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。

更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。

この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。

7-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない

どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。そういった担当に当たってしまったら利用をやめましょう。

具体的には下記に2つ以上当てはまったら、危険なので、担当を変えてもらうか、そのエージェントの利用を止めましょう。

2つ以上当てはまった場合、下記の方法で担当を変えるか、そのエージェント自体の利用を止めましょう。

担当を変えたい場合

担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。

件名：担当変更のご相談

いつもお世話になっております。（あなたの名前）です。

私は現在、（担当者名）様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。

しかし、（担当者名）様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。

つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。

お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。

担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。

各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合

基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば、連絡を無視すれば、問題ありません。

ただ、連絡がしつこく来る場合は、退会の手続きをしましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。

件名：退会手続きのお願い

〇〇エージェント　〇〇様

いつもお世話になっております。（あなたの名前）です。

この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。

（担当者名）様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。

熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。

お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。

退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。

7-7. 「推薦状を見せてほしい」と伝える

エージェントは応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。

これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。

• 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
• 改めて自分のアピールポイントを整理したい

見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、エージェントにとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。

以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。

（参考）ひどい推薦文の例

〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。

コミュニケーション能力が高く、明るい方です。

ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。

7-8. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく

エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。

先ほども紹介した通り、転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。

転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。

紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。

また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。

こうした話はしすぎないよう注意しましょう。

7-9. 最低限のマナーは守る

エージェントとのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。

こうした常識がないと、「マナーがない＝企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。

また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。

応募する会社だけでなく、エージェントに対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。

8. まとめ

ディスコの中途採用について、採用情報から、注意点、転職のコツまで紹介してきましたがいかがでしたか？

ディスコは、中途採用を行っており、転職先としても人気企業です。

人気企業の中でも特に待遇、キャリア・成長、やりがい面で満足している口コミが複数ありますが、ワークライフバランス面などで一部不満の声も出ていることに注意しましょう。

またディスコへの中途入社を目指す方も、転職難易度が高いことには注意が必要です。自分一人で動かずに、下記の転職エージェントに相談し、サポートを受けましょう。

• doda（全ての人におすすめ）
• マイナビエージェント（20代、30代に特におすすめ）
• JACリクルートメント（年収600万円以上の人におすすめ）

あなたの転職がうまくいくことを心から祈っています。

（参考）ディスコおよび、一緒に検討される企業の平均年収、年齢、勤続年数データの参照元

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