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転職サイト

製造業向け転職サイト10選|職種・キャリア別におすすめを厳選!

「製造業ならどの転職サイトがおすすめ」、「工場勤めならどれがいい?」など、製造業向けの転職サイトが気になっていませんか?

同じ製造業でも、メーカーのエンジニアか、工場の製造スタッフかなど、職種によって選ぶべきサイトは変わります。

選び方を間違えると、「興味のない求人しかない」、「サポートを申し込んでも全然相手にされない」といった事態になります。

このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、製造業向けの転職サイトについて、以下の流れで解説していきます。

このページを読めば、製造業の転職にはどのサイトを使うべきか、転職サイトにはどんな種類があり、どう選べば失敗しないかが全てわかり、転職サイトで失敗することがなくなるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
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ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. 【結論】製造業の方がまず使うべき転職サイト

このページでは、製造業の方が転職で使うべき転職サイトについて詳しく解説していきます。

長くなってしまったので先に結論をいうと、以下から現在の年収別に3つ選ぶべきです。

年収別
おすすめ度
各社の特徴

おすすめ
サイト
~400万円 400~
600万円
600万円~

リクルートエージェント

doda

マイナビエージェント

ワークポート

パソナキャリア

JACリクルートメント
×

おすすめ
サイト

リクルートエージェント
製造業の求人数、サポート実績ともに最多の大手

doda
業界No.2の求人数を誇る大手で、メーカー営業から、企画、技術職まで幅広く対応

マイナビエージェント
新卒分野では最大手なのもあり、若手向けの製造業の求人が充実

ワークポート
製造業界の転職に力を入れていて、現場の製造スタッフの求人も比較的多い

パソナキャリア
求人の半数以上が年収800万円以上で、ハイクラスなメーカー求人が豊富
・・
JACリクルートメント
ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、開発や設計の技術職に強い

製造業の大手・優良企業のほとんどはこの6社に求人を出していて、ここから選んでおけば間違いありません。

それぞれターゲットなる方の年収が違いますが、いずれも20年以上の実績のある大手で、製造業の転職に強いです。

6社は、全て担当者がついて転職のサポートを受けることができ、「転職エージェント」とも呼ばれています。

サイト選びの最大の注意点

製造業向けの転職サイトは、以下の複数タイプがあり、どれを使うかで応募できる企業や選考の通りやすさが全く変わります。

  1. 転職エージェント:担当がついてサポートしてもらえる
  2. スカウトサービス:登録してスカウトを待つ
  3. 求人サイト:自分で求人を探して応募する

結論、製造業での転職を考える方がまず使うべきなのは、「転職エージェント」です。

ネット上にはこれらをごちゃ混ぜにして紹介するページが非常に多いですが、別物なので注意しましょう。

転職エージェントを使うと担当がついて、転職相談から求人紹介、企業とのやりとりまで全てやってもらえます。

agent

最初にあげた年収別のサイトは、全てこれにあたります。

転職エージェントにしか求人を出さない大手・優良企業も非常に多く、使わないと損します。

担当は、企業ごとの過去の面接データも持っていて、選考に通るためのアドバイスもしてくれます。

使うだけでチャンスが広がる、製造業の転職には必須のサービスです。

他のタイプを使うべき2つのケース

以下に当てはまる方のみ、他のタイプの転職サイトを使いましょう。

  • 年収600万円以上の方
    →スカウトサービス
  • 製造スタッフの仕事を探す方
    →求人サイト

年収600万円以上なら「スカウトサービス」も使っておく

まずは転職エージェントを使うべきですが、年収600万円以上の方は、以下のようなスカウトサービスも一つは使っておきましょう。

これは、経歴を登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サービスで、高収入のハイクラスの方を対象としています。

scout

製造業だと、設計・開発・企画などの技術職や、技術営業の経験がある方は、スカウトがもらえる可能性が高いです。

企業からのスカウトだと、いきなり面接に進んでスピーディーに内定が出るケースもあるため、登録しておいて損はありません。

中でもおすすめは、スカウト型の最大手で、20,000社以上の企業からスカウトが受けられる「ビズリーチ」です。

製造スタッフの仕事を探す方は「求人サイト」を使う

製造業の中でも、工場で製品を組み立てたり、仕分け、加工したりといった製造スタッフをイメージする方もいるでしょう。

こうした仕事を探す方は、以下の自分で求人を探して応募する求人サイトを使いましょう。

求人サイトは、サイト上の求人を自分で調べて応募していく転職サイトです。

jobchange_site

転職エージェントの製造業の求人は、経験が重視されるエンジニアや生産技術などの技術職や、メーカーの営業がメインです。

未経験でも始めやすい製造スタッフの求人は少なく、希望すると紹介を断られる可能性が高いので、最初から求人が豊富な求人サイトを使いましょう。

製造業の転職に使うべき転職サイトは以上の通りです。

では、具体的なおすすめについて、以下の流れで解説していきます。

2. 製造業向け|転職エージェントのおすすめ6選

製造業の方におすすめの転職エージェントは、以下の大手6社です。

それぞれ「どんな年収の人のサポートに強いか」が違うので、あなたの年収別に以下から3社使いましょう。

~400万円 400~
600万円
600万円~
リクルートエージェント
doda
マイナビエージェント
ワークポート
パソナキャリア
JACリクルートメント ×

国内にある大手・優良メーカーのほとんどはこの6社に求人を出していて、この中から選んでおけば間違いありません。

転職エージェントは大手から中小まで様々ですが、以下の点で優れた大手サイトを使うべきです。

  • 人気メーカーの求人多数
  • サポート実績が多い分、製造業界の転職事情に詳しい
  • 20年以上の歴史ある企業の運営

6社は、業界でも転職エージェントとして真っ先に名前があがる大手です。

これらは、登録すると担当者がついて、求人の紹介から面接のセッティングや対策まで、あらゆるサポートが受けられます。

agent

具体的には以下6つをしてくれて、あなたは面接以外で企業とやりとりすることがなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

では、おすすめの転職エージェントについて、それぞれ特徴を解説していきます。

2-1. リクルートエージェント

r-agent

リクルートエージェント」は、業界最大手のリクルートが運営する転職エージェントで、製造業の求人数・転職実績共にトップクラスです。

大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。

長年の実績から、「まずはリクルートさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、大手メーカーの求人も多いので、登録しておいて損はありません。

リクルートエージェントの口コミ・評判

  • ◯志望業界の転職サポート経験が多い担当だったので、話が伝わりやすく、相談しやすかった。(30代男性)
  • ◯紹介されるのが聞いたことのある有名企業ばかりで、さすが大手のサービスだと思った。(20代女性)
  • △忙しいのか、こちらも積極的に動かないと、相手にしてもらえない感じがあった。(30代男性)

リクルートエージェントの基本情報

向いている人の年収 300万円~700万円
求人数(製造業) 約100,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社リクルート
運営歴 1977年~

リクルートエージェント公式ページ:https://www.r-agent.com/

2-2. doda

doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、業界2位の実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。

求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。

リクルートエージェントよりは求人数が少ないものの、一人一人の登録者にきめ細かいサポートをしてくれると好評です。

dodaの口コミ・評判

  • ◯企業ごとの面接データにとても詳しいベテランの担当さんで、大変役に立ちました。(40代男性)
  • ◯職歴が浅い自分にもこんな可能性があるのかと、驚くほどいい求人をたくさん紹介してくれた。(20代男性)
  • △第一志望に内定もらえたので良かったですが、連絡がやや取りにくいことがあった。(30代男性)

dodaの基本情報

向いている人の年収 ~600万円
求人数(製造業) 約60,000件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
運営歴 1989年~

doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/

2-3. マイナビエージェント

マイナビエージェント

マイナビエージェント」は、マイナビが運営する、近年急速に力をつけてきた転職エージェントです。

新卒で多くの学生が使っている「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、30代までの方は積極的に使いましょう。

サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。

マイナビエージェントの口コミ・評判

  • ◯即戦力採用の求人には特に強いみたいで、自分みたいな経験者向けのいい求人が多かった。(20代男性)
  • ◯他の大手エージェントと比べても担当者の方がダントツで優しかった。(20代女性)
  • △未経験の職種を志望して使いましたが、あまり相手にされませんでした。(30代男性)

マイナビエージェントの基本情報

向いている人の年収 ~600万円
求人数(製造業) 約19,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社マイナビ
運営歴 1973年~

マイナビエージェント公式ページ:https://mynavi-agent.jp/

2-4. ワークポート

workport

ワークポート」は、製造業の転職に力を入れている、若手からの支持が大きい転職エージェントです。

設立当初はIT業界に特化していましたが、2014年から他業種の取り扱いも開始しており、現在は製造業も含めあらゆる業界に対応しています。

製品の保守点検をするサービスエンジニアなど、未経験歓迎の求人が多いので、未経験から製造業を目指す方には特におすすめです。

ワークポートの口コミ・評判

  • ◯業界未経験からの転職でしたが、応募先の選び方から丁寧に教えてくれて、頼りになりました。(20代男性)
  • ◯担当のレスが早く、終始スムーズに活動を進められました。(30代女性)
  • △年収アップできる案件は少ない印象(20代男性)

ワークポートの基本情報

向いている人の年収 ~400万円
求人数(製造業) 約16,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ワークポート
運営歴 2003年~

ワークポート公式ページ:https://www.workport.co.jp/

2-5. パソナキャリア

pasonacareer

パソナキャリア」は求人の半数が年収800万を超える、ハイキャリアのサポートに強い転職エージェントです。

運営元のパソナは、人材派遣業の運営歴が40年を超える業界大手で、有名企業とのパイプが強く、大手メーカーの求人が充実しています。

また、会社を上げて女性のサポートに力を入れているため、ハイキャリアの女性の方には真っ先におすすめしたい一社です。

パソナキャリアの口コミ・評判

  • ◯経験を生かして年収アップできる案件をたくさん紹介してくれた。(40代男性)
  • ◯女性の担当で、職務経験も私に似ている方だったので話しやすかった。(30代女性)
  • △高スキルの人向けみたいで、私には向きませんでした。(40代女性)

パソナキャリアの基本情報

向いている人の年収 600万円~
求人数(製造業) 約14,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社パソナ
運営歴 1976年~

パソナキャリア公式ページ:https://www.pasonacareer.jp

2-6. JACリクルートメント

JACリクルートメント

JACリクルートメント」は、ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗の転職エージェントです。

実績や知名度の高さから、企業側も、高待遇の技術者などハイクラス求人はJACにだけ相談していることも多いため、年収600万以上の方は必ず登録しておきましょう。

世界11カ国にも支店を持っていて国外の会社との取引も多く、外資系メーカーとのパイプも強い特徴があります。

JACリクルートメントの口コミ・評判

  • ◯私の職種に対する理解度は他社エージェントに比べて段違いに高かった。(30代男性)
  • ◯チャレンジングな紹介に最初は戸惑ったが、結果キャリアアップに成功し、感謝しかない。(40代男性)
  • △腕試しに登録しましたが、職歴が浅いからか、丁重にお断りされました。(30代女性)

JACリクルートメントの基本情報

向いている人の年収 600万円~
求人数(製造業) 約7,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ジェイエイシーリクルートメント
運営歴 1988年~

JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/

転職エージェントの3つの注意点

転職エージェントを使うにあたっては、以下の点に注意しましょう。

  • 大手以外を使うのは危険
  • 身の丈に合わないエージェントだと相手にされない
  • 1つに絞ると失敗する

① 大手以外を使うのは危険

ここ数年で、人材紹介業者は1万社以上増加したデータもあり、新しい転職エージェントも大量に増えました。

引用:厚生労働省ホームページ

ただ、こうした新しいエージェントには、以下のようなタイプが多いため注意しましょう。

  • 企業とのパイプが弱く、紹介できる求人が少ない
  • 常に出回っているようなブラック求人しか持っていない
  • 実績が少なく「会社ごとにどう対策すれば内定が出やすい」といったノウハウがない

実績作りのために、合わない求人をごり押しするなど、中にはひどい運営業者もいるので危険です。

優良な業者の見極めが難しいため、聞いた事もないようなエージェントは避け、これまで紹介したような実績のある大手だけを使いましょう。

② 身の丈に合わないエージェントだと相手にされない

転職エージェントは「どんな年収の人のサポートに強いか」がそれぞれ違い、合わないものを使うと相手にされないため注意しましょう。

例えば、年収400万円前後の方がハイクラス向けのエージェントを使っても、紹介できる求人がなく、まともにサポートしてもらえません。

逆に年収800万円など高年収の方が若手向けに登録しても、対象の求人が少なく、実力通りの転職ができない可能性があります。

エージェントミスマッチ

こうならないためにも、下記を参考に、年収別に自分にマッチしたエージェントを選んでおきましょう。

~400万円 400~
600万円
600万円~
リクルートエージェント
doda
マイナビエージェント
ワークポート
パソナキャリア
JACリクルートメント ×

③ 1つに絞ると失敗する

優良な大手エージェントにも、以下のようなハズレの担当はいるため、必ず3社以上は登録し、担当者を比べましょう。

  • 志望業界の知識が不十分で、深い相談ができない
  • 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる
  • 応募や内定を急かすなど対応が悪い

一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。

一社のみ登録

複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。

複数社登録

いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。

また、エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。

(参考)製造業の特化型エージェントまとめ

これまで紹介してきたのは、全て製造業も含めたあらゆる業界に強い大手ですが、製造業だけに力を入れた特化型エージェントもあります。

ただ、結論、以下のように求人やサポートいずれの面でも優れているため、まずは大手を使うべきです。

  • 有名で頼る企業が多く、製造業の求人数は倍以上と多い
  • 人気メーカーの求人は大手エージェントに集中している
  • 大手にもメーカー出身や元技術者など、業界に詳しい担当がいる

これまで紹介した大手を3社使ってもうまくいかなかった方のみ、以下の特化型を使ってもいいでしょう。

製造業の特化型エージェント 特徴
1. メイテックネクスト メーカーのエンジニア転職に特化していて、40年以上の歴史あり
2. 工場転職ナビagent 主に自動車関連で、年収600万円以上のメーカー求人への転職に強い
3. タイズ 関西エリアの大手メーカーへの転職サポートに強い
4. Achieve career 静岡、愛知エリアのメーカー・ITエンジニアの転職に特化
5. コウジョウ転職 未経験からの製造スタッフへの転職に特化しているが、求人は派遣社員が多い

おすすめ順に並べたため、ご参考ください。

転職エージェントの利用の流れは?

大まかな流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. エージェントと面談(対面かWEB、電話)
  3. 求人紹介を受ける
  4. 企業に応募
  5. 面接
  6. 内定

最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。

面談は、どのエージェントも現在はオンラインや電話で行うケースが多いです。

申し込みから内定まで、トータルで3ヶ月はかかるケースが多いため、余裕を持って早めに申し込みをしておきましょう。

3. 製造業ハイクラス向け|スカウトサービスのおすすめ3選

まずは転職エージェントを使うべきですが、年収600万円以上の方は、以下のようなスカウトサービスも一つは使っておきましょう。

スカウトサービスは複数ありますが、上記2社が特に有名で利用する企業も多く、スカウトをもらいやすいです。

迷ったらどれだけの企業が使っているサービスかを公開していて、数が最多の「ビズリーチ」を選びましょう。

  登録企業数 運営歴
ビズリーチ 約30,000社 2009年~
リクルートダイレクトスカウト 非公表 2014年~
doda X 非公表 2019年~
AMBI 約2,800社 2017年~
ミドルの転職 なし
(在籍するエージェントからのスカウトのみ)
2015年~

このタイプの最大の強みは企業から直接スカウトが受けられることですが、企業数が多いほどチャンスは広がり、スカウトも増える傾向があります。

スカウトサービスは、経歴やスキルを登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サイトで、主に年収600万円以上の方を対象としています。

登録するとあなたのプロフィールがデータベースにのり、それを使う企業の人事やヘッドハンターの目に留まると、スカウトが受けられます。scout

※ヘッドハンター:企業に紹介を頼まれた求人にあった人材を探す業者

企画、設計、開発などの技術職や、技術営業の経験がある方は、スカウトがもらえる可能性が高いです。

登録後は待つだけでよく、企業からのスカウトだといきなり面接に進んでスピーディーに内定が決まることもあるため、登録しておいて損はありません。

では、スカウトサービスのおすすめについて、それぞれ特徴を解説していきます。

3-1. ビズリーチ

bizreach

ビズリーチ」は、毎月30,000人以上が登録している今最も勢いのあるスカウトサービスです。

即戦力人材を効率よく採用したい企業が続々と利用を開始していて、登録社数は20,000社を超えます。

一部有料の機能もありますが、最大の目玉である「企業からのスカウトの受け取り、返信」は無料プランでもできるので、まずは無料プランで使ってみるのがおすすめです。

有料プランの機能とは?

ビズリーチで月5,500円の有料プランに入ると開放される主な機能には、以下があります。

  • サイト内の全ての求人の閲覧、応募ができる
  • ヘッドハンターのスカウトが全て見られる

自分からも積極的に動きたい人向けの機能ですが、こうした人には、無料で使える転職エージェントの方がおすすめです。

紹介される求人にどんどん応募していくなど、自分からも積極的に動けますが、料金は一切かかりません。

ビズリーチは無料プランで使った上で、求人探しや応募には転職エージェントを活用しましょう。

求人数 約120,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ビズリーチ
登録企業数 30,000社以上
在籍ヘッドハンター数 6,200人

ビズリーチ公式ページ:https://www.bizreach.jp

3-2. リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト」は、ビズリーチの後を追うように始まった、転職業界最大手のリクルートが運営するスカウトサービスです。

登録に審査があるビズリーチに対し、審査なしで誰でも登録ができ、全機能を無料で使うことができます。

登録社数は非公開ですが、「最大手だし使っておこう」と考える企業の採用担当者は多いはずで、多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。

ビズリーチが審査に通らず使えなかった方や、さらに可能性を広げたい人は登録しておきましょう。

求人数 約196,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社リクルート
登録企業数 非公開
在籍ヘッドハンター数 4,300人

リクルートダイレクトスカウト公式ページ:https://directscout.recruit.co.jp/

3-3. doda X

dodax

doda X」も、ビズリーチの後を追うように始まった、業界大手のパーソルキャリアが運営するスカウトサービスです。

dodaの転職エージェントはリクルートと一緒に使う企業も多く、こちらも多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。

他社にはない、パーソルの担当者からハイクラス求人の紹介が受けられるサービスもあるので、気になる方は企業スカウトとセットで使ってみましょう。

求人数 約49,000件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
登録企業数 非公開
在籍ヘッドハンター数 約8,000人

doda X 公式ページ:https://doda-x.jp/

スカウトサービスの3つの注意点

スカウトサービスを使うにあたっては、以下の点に注意しましょう。

  • スカウトが中々来ないこともある
  • 企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる
  • 質の低いヘッドハンターもいる

①スカウトが中々来ないこともある

基本待ちのサービスなため、これだけに頼ると、スカウトが来ずに、一向に転職活動が進まないケースもあります。

こうならないためにも、担当者に求人紹介を頼むなど自分からも積極的に動ける転職エージェントも必ず利用しておきましょう。

②企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる

企業からスカウトを受けるとそのまま面接に進めますが、この場合以下は全て自分でやる必要があります。

  • 面接対策
  • 面接日や入社日の調整、年収交渉などの企業とのやりとり

上記は転職エージェントだと全てやってもらえますが、スカウトサービスでは自力となります。

特に面接対策は、よほど慣れている方でない限り自力では難しいケースが多いため注意が必要です。

いい企業スカウトが来た時に焦らずに面接に進むためにも、まずは転職エージェントに登録し、志望業界の面接対策は受けておきましょう。

③質の低いヘッドハンターもいる

スカウトサービスでは、「ヘッドハンター」と名乗る人材紹介会社からもスカウトが受けられます。

ヘッドハンターの中には、以下のような質の低いタイプもいるため注意が必要です。

  • とにかく接点を持とうと、経歴をよくみずにスカウトを大量に送っている
  • 設立まもない会社で、企業とのパイプも弱く、紹介できる求人も少ない
  • 実績作りのために、合わない求人でもごり押ししてくる

優良なヘッドハンターもいますが、ヘッドハンターからのスカウトは大量に届くケースも多く、見極めるのは難しいです。

そのため、スカウトサービスは、「企業からのスカウト」のみ確認する使い方が効率的でおすすめです。

企業からのスカウトは、面接確定を意味していて、人事担当者があなたの経歴に目を通した上で、本当に会いたいと思って送られることがほとんどです。

スカウトサービスの利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. 職務経歴書を登録
  3. スカウトを受けた企業と面接
  4. 内定

上記は企業からスカウトを受けて転職する流れです。

ヘッドハンターからのスカウトの場合は、ヘッドハンターから紹介を受けた求人に応募していくことになります。

4. 製造スタッフ向け|求人サイトのおすすめ2選

工場で製品を組み立てたり、仕分け、加工したりといった製造現場の仕事を志望する方は、以下の求人サイトを使いましょう。

求人サイトは、サイト上の求人を自分で調べて応募していく転職サイトです。jobchange_site

登録すると、求人を調べられるだけでなく、企業からのスカウトももらえることがあります。

転職エージェントの製造業の求人は、経験が重視されるエンジニアなどの技術職がメインで、未経験でも始めやすい製造スタッフの求人は少ないです。

使っても紹介を断られる可能性が高いので、最初から求人が豊富な求人サイトを使いましょう。

そもそも製造スタッフの仕事とは?

決まった手順通りに、以下の作業をする仕事が多いです。

  • 製品の組み立て、加工、塗装、検査
  • 製造機械の操作
  • データ入力

立ち仕事や、単純作業が多くなりがちですが、未経験でも始めやすく、もくもくと作業したい人には向いています。

経験を積むと、現場を監督したり、生産計画を立てる「生産管理」という上位の職種にキャリアアップできることもあります。

4-1. 正社員にこだわるなら「リクナビNEXT」

製造スタッフとして正社員での転職を目指す方は、最大手の求人サイト「リクナビNEXT」を使いましょう。

リクナビnext

以下のように、求人数は他の大手求人サイトと比べても、全てのエリアで圧倒的に多いです。

  求人数
関東 関西 九州
リクナビNEXT 約87,000件 約34,000件 約16,000件
イーキャリア 約20,000件 約4,700件 約2,100件
マイナビ転職 約13,000件 約11,000件 約9,100件
en転職 約3,900件 約1,700件 約1,000件
type 約2,100件 約770件 約530件
  • 2024年8月時点

自動車から食品まであらゆるメーカーの製造スタッフの求人が充実しています。

工場の製造スタッフは派遣などの非正規の募集も多いですが、リクナビNEXTは正社員求人がメインで、製造スタッフもほとんどが正社員の募集です。

そのため、正社員としての転職にこだわる方は、まずリクナビNEXTを使いましょう。

リクナビNEXT公式ページ:https://next.rikunabi.com/

4-2. 非正規も含めて探したいなら「工場ワークス」

派遣や契約社員など、非正規も含めて、製造スタッフの仕事を探す方は、「工場ワークス」を使いましょう。

koujyou_works

工場の派遣や契約社員をメインで募集するサイトは他にもありますが、中でも特に求人数が多いです。

工場スタッフの求人サイト 特徴
工場ワークス 全国の工場の20,000件以上の求人を扱う
e仕事 大手派遣会社の運営で、約3,800件の求人あり
はたらくヨロコビ 大手派遣会社の運営で、約1,200件の求人あり
工場求人ナビ 大手派遣会社の運営で、約1,500件の求人あり

工場ワークスは、無料または格安の寮付きの仕事が全体の約3割と多く、生活費を抑えて働ける求人も充実しています。

雇用形態が「正社員」となっている求人もありますが、応募先が派遣会社で、以下のパターンがほとんどです。

  • 実態としては「無期雇用派遣」
    →無期限に派遣会社で仕事をもらえる派遣社員のこと

メーカーに直接雇われる、一般的な正社員になりたい方は、必ず「リクナビNEXT」を使っておきましょう。

工場ワークス公式ページ:https://04510.jp/areas/

(参考)短期でがっつり稼ぐ「期間工」という選択も

工場の製造スタッフなら、期間限定の契約社員として、工場に直接雇われる「期間工」になる方法もあります。

3~6ヶ月の契約を更新しながら働くスタイルで、職場は自動車メーカーやその部品の工場となります。

体力のいる仕事が多いですが、3ヶ月で100万円以上、1年間で500万円以上など、短期でかなり稼げるのが強みです。

派遣社員やアルバイトにはない、以下のメリットもあります。

  • 基本給が高く、入社祝金や満了金など、その他の手当も多くて稼ぎやすい
  • 正社員登用があり、トヨタや日産など大手の正社員になるチャンスがある

無料の寮があるメーカーがほとんどで、働く間は生活費もかからず貯金もしやすいです。

求人への応募は、「期間工.jp」のような専門のサイトで受け付けています。

期間工とは何か、おすすめの職場など以下の記事で解説しているため、気になる方はご参考ください。

・「期間工とは?プロが教える仕事内容と働く前に知るべき注意点

5. 製造業の転職にまずエージェントを使うべき3つの理由

求人サイトから自分で応募するなど他の方法もありますが、製造業の方には、以下の理由でまずエージェントを使うべきです。

  • 表に出ない好条件な求人に応募できる
  • 選考で有利になりやすい
  • 転職のあらゆるサポートが無料で受けられる

理由1. 表に出ない好条件な求人に応募できる

そもそもですが、下記のような優良な求人は、インターネットには中々出てきません。

  • 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう求人
  • 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない求人
  • 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人

これらの求人は、企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。

製造業だと、大手メーカーの設計や開発といった技術職や、法人営業の求人は、このように表に出ないことも多いです。

転職エージェントを使えは、求人サイトにはないこれらの高品質な非公開求人にも応募ができます。

逆に言うと、インターネットに出ている公開求人は、幅広く募集しないと人が集まらない低品質なものが多いので、注意しましょう。

理由2. 選考で有利になりやすい

転職エージェントを使うことで、直接申し込んだ人よりも、選考が有利に進むことがあります。

採用側からすると、どこの誰かわからない人よりも、転職エージェントがプッシュしてくる人の方が安心して採用することができるからです。

エージェントは、企業側に書類に書けないあなたの魅力をアピールしてくれ、優秀なエージェントだと、面接で失敗しても結果を覆してくれることもあります。

また、大手だと、製造業の転職サポート実績が多い分「どんな人に内定が出て、逆にどんな人は落ちやすい」といったデータも豊富に持っていて、万全の選考対策を受けることもできます。

理由3. 転職のあらゆるサポートが無料で受けられる

転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。

特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。

転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。

デメリットは使い方次第で解消できる

転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。

  • ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
    →実績のある大手のエージェントだけを使う
    →3社以上使い、担当者を比べる
  • ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
    →ターゲットの年収が自分に合ったエージェントを選ぶ

他の転職サイトと比べても優秀

転職エージェントは、以下の他のタイプの転職サイトと比べても、あらゆる面で優れています。

  • スカウトサービス:登録してスカウトを待つ
  • 求人サイト:自分で求人を探して応募する

これらのサービスと転職エージェントとの違いは、専任の担当者が付き、転職に必要なことを何から何までサポートしてくれるということです。

転職エージェントとこれらを比較したのが以下です。

サポート 求人の質・量 選考の有利さ
転職エージェント
相談〜内定後の交渉まで

良質な非公開求人、数多い

選考対策・プッシュあり
スカウトサービス
一部のみのサポート

良質だが、数少ない

選考対策・プッシュあり
求人サイト ×
自分でやる

公開求人、数多い
×
自力で頑張る

全てにおいて優れているのは転職エージェントだけでした。

先ほどお伝えした通り、製造スタッフ志望の方に限っては、対象の求人が多い求人サイトをまず使うべきです。

しかし、その他の製造業での転職を考えている方は、まず転職エージェントを使っておきましょう。

6. 転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと

ここでは、転職エージェントの裏事情も踏まえ、最大限活用するためにすべき以下9つのポイントを紹介していきます。

  • 最初の申し込みを丁寧に行う
  • 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
  • 経歴・スキルに嘘はつかない
  • 複数のエージェントを使っていることは隠さない
  • 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
  • 担当者が使えないと判断したら付き合わない
  • 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
  • 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
  • 最低限のマナーは守る

6-1. 最初の申し込みを丁寧に行う

優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。

入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。

下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。

  • 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
  • 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
  • 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く

6-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく

最初の面談でも、エージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。

エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。

以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。

  • 転職予定がかなり先
  • そもそも転職への意欲が低い

すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。

6-3. 経歴・スキルに嘘はつかない

求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。

転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。

いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。

やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。

6-4. 複数のエージェントを使ってることは隠さない

転職エージェントを複数使う場合、他社も使っていることは、それぞれに隠さず伝えましょう。

言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。

  • あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
  • 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる

すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。

これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。

こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。

6-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる

登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。

長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。

以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。

  • こういった求人はないか
  • こんな業界は自分でも通るか

自動的に、後回しにされるリスクも

転職エージェントは、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。

その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。

エージェントがシステムで候補者を選ぶ画面

更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。

この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。

6-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない

どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。そういった担当に当たってしまったら利用をやめましょう。

具体的には下記に2つ以上当てはまったら、危険なので、担当を変えてもらうか、そのエージェントの利用を止めましょう。

付き合うべきではない担当者の特徴
  • 業界知識が乏しく、深い話ができない
  • 転職に関して話していても経験を感じられない
  • 希望した条件以外の的外れな求人ばかり紹介してくる
  • あなたの都合を考えずに、応募を強要してくる(営業感が強い)
  • 必要な連絡や手続きが遅い、ミスが目立つ

2つ以上当てはまった場合、下記の方法で担当を変えるか、そのエージェント自体の利用を止めましょう。

担当を変えたい場合

担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。

件名:担当変更のご相談

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。

しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。

つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。

お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。

担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。

各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合

基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。

ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。

件名:退会手続きのお願い

〇〇エージェント 〇〇様

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。

(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。

熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。

お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。

退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。

6-7. 「推薦状を見せてほしい」と伝える

エージェントは応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。

これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。

  • 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
  • 改めて自分のアピールポイントを整理したい

見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、エージェントにとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。

以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。

(参考)ひどい推薦文の例

〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。

コミュニケーション能力が高く、明るい方です。

ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。

6-8. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく

エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。

転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。

転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。

紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。

また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。

こうした話はしすぎないよう注意しましょう。

6-9. 最低限のマナーは守る

エージェントとのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。

こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。

また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。

応募する会社だけでなく、エージェントに対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。

7. 製造業の転職についてよくある質問

最後に、製造業の転職についてよくある以下の質問に回答していきます。

7-1. そもそも製造業とは?

原材料を加工したり、組み立てをした製品を販売する業界のことです、

何を作るかによって、以下のように様々な業界に分けられます。

作るもの 代表的な企業
自動車 トヨタ、日産
機械 日立製作所、三菱電機
電子部品 京セラ、ニデック
半導体 キオクシア、ルネサスエレクトロニクス
金属、鉄鋼 日本製鉄、JFEホールディングス
化学製品(薬品、繊維など) 旭化成、東レ
食品 味の素、サントリー

7-2. 製造業にはどんな職種がある?

ものづくりの工程順に並べると、以下の通りです。

職種 内容
1. 商品企画 市場のニーズを読み取りつつ、どんな製品を作るかを考える
2. 研究・開発 企画されたアイデアを実現できるか、技術面で検証する
3. 設計 マニュアルを作るなど、製品を実際に生産できるレベルまで引き上げる
4. 生産・製造技術 具体的にどんな工程で生産するか、効率のいい生産方法を考える
5. 生産・製造 設計図をもとに、決められた手順で生産・製造をする
6. 品質管理 できた製品に問題がないかチェックする
7. 営業、販売 製品を世間に売り出し、販売する
8. 保守・メンテナンス
(サービス、サポートエンジニア)
顧客のもとにある製品の点検や修理をする

製造業というと、「5. 生産・製造」がイメージされることが多いですが、他にも多くの職種が存在します。

正社員の求人は、むしろ他の職種の方が格段に多いです。

7-3. 製造業の転職は難しい?

業界全体が人手不足に陥っていて、積極採用中の企業も多く、難しくはありません。

経済産業省の調査」によると、製造業の9割以上の企業が、人手不足を実感しているデータもあります。

以下の職種については、未経験でも積極的に採用している会社が多く、採用のハードルは決して高くはありません。

  • 営業職
  • 製品の保守、点検をする「サービスエンジニア」
  • 現場の製造スタッフ

7-4. 製造業はやめとけと言われる理由は?

「製造業=工場のライン作業」とイメージする方から、以下の理由でやめとけと言われることがあります。

  • 立ちっぱなしの仕事がきつい
  • 単純作業の繰り返しがつらい

ただ、ライン作業などの製造スタッフの仕事は、人と話すのが苦手だったり、黙々と作業できるタイプの人には向いている仕事でもあります。

マニュアル化された仕事で未経験でも始めやすく、経歴や学歴を問わず、採用されやすいメリットもあります。

まとめ

製造業の転職に強い転職サイトについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

製造業の方は、以下から現在の年収別に以下の転職エージェントに3社以上登録しましょう。

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また、工場での製造スタッフを目指す方は、以下の求人サイトを使いましょう。

当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。