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転職サイト

ITコンサルタントに強い転職サイト6選|年収・経験別のおすすめと注意点

「ITコンサルタントが使うべき転職サイトは?」「やっぱりIT専門がいい?」など、ITコンサルタント向けの転職サイトについて気になっていませんか?

転職サイトは、担当がついて無料で転職サポートを受けられるものから、サポートが全くないタイプまで様々なので注意しましょう。

選び方を間違えると、「興味のない会社の求人しかない」「選考で落ちてばかりで全然決まらない」といった事態になります。

このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、ITコンサルタント向けの転職サイトについて、以下の流れで解説していきます。

このページを読めば、ITコンサルタントの転職にはどのサイトを使うべきか、どんな種類があり、どう選べば失敗しないかが全てわかり、転職サイトで失敗することがなくなるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
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ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. 結論|ITコンサルタントがまず使うべき転職サイト

このページでは、ITコンサルタントとしての転職を目指す方が使うべき転職サイトについて詳しく解説していきます。

長くなってしまったので先に結論を言うと、自身のキャリアに合わせて、以下からまず3社選ぶべきです。

ITコンサルタント
経験者
未経験
年収
600万以下
年収
600万〜
1位.
レバテックキャリア
×
2位.
doda
3位.
マイナビIT エージェント
4位.
ワークポート
5位.
JACリクルートメント
×
6位.
ムービン

おすすめ順に並べているため、迷ったら、キャリアに合わせて上から順に◎を3つ選んでおきましょう。

大手・優良企業のITコンサルタントの求人のほとんどは、この6社に集中していて、ここから選んでおけば間違いありません。

それぞれ強いジャンルが違いますが、いずれも20年以上の実績のある大手で、ITコンサルタントの転職に強いです。

これらは全て担当者がついて転職のサポートを受けることができ、「転職エージェント」とも呼ばれています。

サイト選びの最大の注意点

転職サイトは、以下の複数タイプがあり、どれを使うかで応募できる企業や選考の通りやすさが全く変わります。

  1. 転職エージェント:担当がついてサポートしてもらえる
  2. スカウトサービス:登録してスカウトを待つ
  3. 求人サイト:自分で求人を探して応募する

結論、ITコンサルタントとして転職を考える方がまず使うべきなのは、「転職エージェント」です。

ネット上にはこれらをごちゃ混ぜにして紹介するページが非常に多いですが、別物なので注意しましょう。

転職エージェントを使うと担当がついて、転職相談から求人紹介、企業とのやりとりまで全てやってもらえます。

agent

転職エージェントにしか求人を出さない大手・優良企業も非常に多く、使わないと損します。

担当は、企業ごとの過去の面接データも持っていて、選考に通るためのアドバイスもしてくれます。

使うだけでチャンスが広がる、エンジニアの転職には必須のサービスです。

他のタイプを使うべき2つのケース

以下に当てはまる方のみ、他のタイプの転職サイトを使いましょう。

  • すぐの転職は考えていない方
    →スカウトサービス
  • 転職エージェントを3社使っても決まらなかった方
    →求人サイト

すぐの転職を考えていないなら、スカウトサービスがおすすめ

「いつまでに転職したい」のような具体的なプランがなく、すぐの転職を考えていない方には、以下のようなスカウトサービスがおすすめです。

これは、経歴を登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サービスです。

scout

登録するとあなたの経歴やスキルに見合ったスカウトが来るようになり、自分の市場価値や、転職先のイメージがしやすくなります。

気になるスカウトにだけ返信して面談に進んでみたり、マイペースに転職を進めることができます。

ただ、選考で有利になったり、求人の選択肢が増えるため、「具体的に転職を進めたい」となった際は必ず転職エージェントを活用しましょう。

求人サイトは最終手段として使う

転職エージェントを3社使っても決まらな方のみ、自分で求人を探して応募する以下の求人サイトを使いましょう。

jobchange_site

求人サイトなら、IT専門で、求人が豊富な「Green」がおすすめです。

ただ、他のタイプには以下の点で劣るため、あくまで最終手段と理解しておきましょう。

  • 求人の量と質が落ちる
    →求人数は他の転職サイトに比べて少なく、人気企業の求人も少ない
  • 選考の難易度が上がる
    →サポートが一切なく、書類選考や面接の対策は全て自力になる

そもそもITコンサルタントとは

ITを使って、企業の課題を解決する専門家のことで、以下の企業で働きます。

  • コンサルティングファーム:企業の課題解決を専門とする
  • SIerやシステムベンダー:ITシステムの開発を請け負う

仕事内容を大まかにまとめると、以下の通りです。

内容
1. クライアントからの聞き取り 具体的にどんな課題を解決したいのか聞き取る。 メーカーから「競合に負けないスピードで、最新のニーズに合った商品を出していきたい」という要望聞き取り
2. 解決方法の提案 どんなシステムを導入するなど、解決に向けた案をプレゼンする 社内の各部署や仕入れ元が連携しやすくなる、意思決定のスピードを上げられるシステムの導入を提案
3. プロジェクトのマネジメント システムの導入など、プロジェクトの進行管理をする 開発に必要な人員を計算したり、システムの開発現場をサポートする。

SIerやSEとの違いは?

仕事の範囲が以下のように違い、「そもそもどんなシステムが必要か」から考える点で違っています。

  • SIer、SE:システムの開発から運用、保守まで行う
  • ITコンサルタント:必要なシステムの構想から開発のサポートまで行う

ただ、実際は区分けがあいまいで、SIerでもシステムの構想段階から関わるITコンサルタントを募集するケースもよくあります。

未経験でもなれる?

30代までで、SEの経験があったりITの知識がある方なら、未経験からなるのは難しくありません。

コンサル業界の中途採用は、他の業界から入る方が約8割と、むしろ未経験の方が多いデータもあります。(参考:ムービン公式

転職で年収が一気に100万円以上高くなるケースも多く、SEのキャリアアップの王道パターンとして、ITコンサルへの転身は業界でも真っ先にあげられます。

未経験から目指したい方は、「ワークポート」のような未経験転職に強い大手エージェントをまず利用しましょう。

可能性があるか、まずどうすべきかといった点で、詳しい担当に親身に相談に乗ってもらえます。

次の章から、まず使うべき転職エージェントのおすすめや利用の注意点について、詳しく解説していきます。

2. ITコンサルタント向け転職サイト|転職エージェントおすすめ6選

ITコンサルの転職に対応した大手20社以上を比較してわかった、おすすめの転職エージェントは以下6社です。

それぞれどんなジャンルに強いかが違うので、ご自身のキャリアに合わせて以下から3社を使いましょう。

ITコンサルタント
経験者
未経験
年収
600万以下
年収
600万〜
1位.
レバテックキャリア
×
2位.
doda
3位.
マイナビIT エージェント
4位.
ワークポート
5位.
JACリクルートメント
×
6位.
ムービン

大手・優良企業のITコンサルタント求人のほとんどは、この6社に集中していて、ここから選んでおけば間違いありません。

これらは、登録すると担当者がついて、求人の紹介から面接のセッティングや対策まで、あらゆるサポートが受けられます。

agent

具体的には以下6つをしてくれて、あなたは面接以外で企業とやりとりすることがなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

では、おすすめの転職エージェントについて、それぞれ特徴を解説していきます。

1位. レバテックキャリア:使った人の8割が年収アップ

レバテックキャリア

レバテックキャリア」は、IT特化型の中でも最大手の転職エージェントで、ITコンサル経験者は利用必須です。

求人数が多いのはもちろん、現場ごとの内部事情に非常に詳しいこともあり、マッチングの精度が高く、使った人の約8割は年収アップに成功しています。

フリーランス向けのサービスも運営しているため、正社員とフリーランスで迷っている方も相談に乗ってもらえます。

向いている人 ITコンサル経験者
求人数(ITコンサルタント) 約1,600件
対応エリア 東京、名古屋、大阪、福岡周辺
運営会社 レバテック株式会社
運営歴 2005年~

レバテックキャリア公式ページ:https://career.levtech.jp/

2位. doda:IT求人数は国内トップクラス

doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、国内でのトップクラスの実績と豊富なIT求人を持つ大手転職エージェントです。

IT専門ではないものの、あらゆる業界の優良なIT求人を取り揃えているため、経験を問わず、全てのIT職種の方におすすめです。

ITコンサル・アプリケーションエンジニア・社内SEのように、細かい職種ごとに、強い担当がついてくれて、サポート体制も申し分ありません。

向いている人 ITコンサル経験者(年収~600万円)、未経験者
求人数(ITコンサルタント) 約3,700件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
運営歴 1989年~

doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/

3位. マイナビIT AGENT:20~30代のエンジニア経験者向け

マイナビit

マイナビIT AGENT」は、業界大手のマイナビの運営するエージェントで、特にエンジニア経験者向けの優良求人を多く持っています。

学生向けの就活サイト「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、30代までの方は積極的に使いましょう。

サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。

向いている人 ITコンサル・エンジニア経験者(年収~600万円)
求人数(ITコンサルタント) 約3,200件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社マイナビ
運営歴 1973年~

マイナビIT AGENT公式ページ:https://mynavi-agent.jp/it/

4位. ワークポート:未経験でも積極的にサポートしてくれる

workport

ワークポート」は、IT・WEB・ゲーム業界に強い、若年層からの支持が大きい転職エージェントです。

あらゆる業界に対応していますが、IT業界に特化したサービスとして始まった歴史があり、IT業界の大手・優良企業と強いパイプを持っています。

未経験からの転職サポートにも強く、都心だけでなく、地方での転職サポートにも強い特徴があります。

向いている人 ITコンサルタント未経験者
求人数(ITコンサルタント) 約2,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ワークポート
運営歴 2003年~

ワークポート公式ページ:https://www.workport.co.jp/

5位. JACリクルートメント:年収600万円以上のハイクラス案件が集中

JACリクルートメント

JACリクルートメント」は、ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗の転職エージェントです。

実績や知名度の高さから、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いです。

ITコンサルタントの中でも、高収入なベテランやマネージャークラス向けの求人が特に多いため、これらを目指す方は必ず登録しておきましょう。

向いている人 ITコンサルタント経験者(年収600万円~)
求人数(ITコンサルタント) 約650件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ジェイエイシーリクルートメント
運営歴 1988年~

JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/

6位. ムービン:コンサル特化型の最大手

movin

ムービン」は、コンサル業界特化の転職エージェントでは最も運営歴の長い老舗で、ITコンサルの転職にも力を入れています。

担当者は、業界出身者も多く、経験をもとにした深いアドバイスがもらえることも多いです。

未経験からのコンサル転職にも対応しているので、新たにコンサルティング業界を目指したい方にもおすすめです。

向いている人
ITコンサルタント経験者(年収600万円~)
求人数(ITコンサルタント) 約900件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア
運営歴 1997年~

ムービン公式ページ:https://www.movin.co.jp/

転職エージェントの3つの注意点

ITコンサルタントとして転職を目指す方は、転職エージェントを使うにあたって、以下の点に注意しましょう。

  • 大手以外を使うのは危険
  • 同じ大手でも、エージェントによって得意分野が違う
  • 1つに絞ると失敗する

① 大手以外を使うのは危険

ここ数年で、人材紹介業者は1万社以上増加したデータもあり、「IT転職に強い」とアピールする新しい転職エージェントも大量に増えました。

引用:厚生労働省ホームページ

ただ、こうした新しいエージェントには、以下のようなタイプが多いため注意しましょう。

  • 企業とのパイプが弱く、紹介できる求人が少ない
  • 3次請け、4次請けのブラックなIT求人しか持っていない
  • 実績が少なく「会社ごとにどう対策すれば内定が出やすい」といったノウハウがない

実績作りのために、合わない求人をごり押しするなど、中にはひどい運営業者もいるので危険です。

優良な業者もありますが、見極めが難しいので、「レバテックキャリア」などの大手を選んでおきましょう。

② 同じ大手でも、エージェントによって得意分野が違う

大手エージェントの中でも、それぞれ以下のように得意にしているジャンルが変わります。

  • ITコンサルタント経験者のサポートに強い
  • 経験者の中でも、年収600万円~のハイクラス案件に強い
  • 未経験から目指す人のサポートに強い

ミスマッチなものを選ぶと、「全然紹介が受けられない」となるため、このページを参考にキャリアに合ったものを使いましょう。

③ 1つに絞ると失敗する

優良な大手エージェントにも、以下のようなハズレの担当はいるため、必ず3社以上は登録し、担当者を比べましょう。

  • 志望業界の知識が不十分で、深い相談ができない
  • 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる
  • 応募や内定を急かすなど対応が悪い

一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。

一社のみ登録

複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。

複数社登録

いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも以下から3社は使っておきましょう。

ITコンサルタント
経験者
未経験
年収
600万以下
年収
600万〜
1位.
レバテックキャリア
×
2位.
doda
3位.
マイナビIT エージェント
4位.
ワークポート
5位.
JACリクルートメント
×
6位.
ムービン

また、エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。

(参考)ランク外となったIT特化型エージェントまとめ

おすすめとして取り上げた大手以外で、ランク外となったIT特化型エージェントを以下に全てまとめました。

IT特化型エージェント 特徴
ウィルオブテック 2021年にスタートしたITエンジニア特化のエージェント
ギークリー 東京を中心にIT業界の転職に特化
社内SE転職 東京、大阪をメインで社内SEの転職に特化
ウズカレIT 未経験からのエンジニア転職に特化
TechClipsエージェント 首都圏のITエンジニア、ITコンサルの転職に特化
クラウドリンク 2017年にスタートしたITエンジニア特化のエージェント
KIKKAKEエージェント 2020年にスタートしたITエンジニア特化のエージェント
G-JOBエージェント ゲーム業界に特化

いずれもこれまで取り上げた大手には、求人やサポート面で劣り、まず使うべきサービスではありません。

まずは当ページで紹介する大手を使って転職活動を進めましょう。

転職エージェントの大まかな利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. エージェントと面談
  3. 求人紹介を受ける
  4. 企業に応募
  5. 面接
  6. 内定

最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。

面談方法は対面も選べますが、現在はWEBや電話での面談が主流となっています。

申し込みから内定まで、トータルで3ヶ月はかかるケースが多いため、余裕を持って早めに申し込みをしておきましょう。

3. ITコンサルタント向け転職サイト|スカウトサービスおすすめ3選

「いつまでに転職したい」のような具体的なプランがなく、すぐの転職を考えていない方には、以下のようなスカウトサービスがおすすめです。

スカウトサービスは、経歴を登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サイトです。scout

※ヘッドハンター:保有する求人にあった人材を探す転職エージェント

登録するとあなたの経歴やスキルに見合ったスカウトが来るようになり、自分の市場価値や、転職先のイメージがしやすくなります。

気になるスカウトにだけ返信して面談に進んでみたり、マイペースに転職を進めることができます。

迷ったらどれだけの企業が使っているサービスかを公開していて、数が最多の「ビズリーチ」を選びましょう。

  利用企業数 運営会社
ビズリーチ
スカウトサービス最大手
34,000社以上 ビズリーチ
(2007年~)
リクルートダイレクトスカウト
非公開 リクルートグループ
(1960年~)
doda X
非公開 パーソルキャリア
(1989年~)
マイナビスカウティング 非公開 マイナビ
(1973年~)
ミドルの転職 11,000社以上 エン・ジャパン
(2000年~)
AMBI 11,000社以上 エン・ジャパン
(2000年~)
アサイン 非公開 アサイン
(2016年~)

スカウトサービスの最大の強みは企業から直接スカウトが受けられることですが、企業数が多いほどチャンスは広がり、スカウトも増える傾向があります。

では、スカウトサービスのおすすめについて、それぞれ特徴を解説していきます。

3-1. ビスリーチ

bizreach

ビズリーチ」は、毎月30,000人以上が登録している今最も勢いのあるスカウトサービスです。

即戦力人材を効率よく採用したい企業が続々と利用を開始していて、登録社数は30,000社を超えます。

一部有料の機能もありますが、最大の目玉である「企業からのスカウトの受け取り、返信」は無料プランでもできるので、まずは無料プランで使ってみるのがおすすめです。

有料プランの機能とは?

ビズリーチで月5,500円の有料プランに入ると開放される主な機能には、以下があります。

  • サイト内の全ての求人の閲覧、応募ができる
  • ヘッドハンターのスカウトが全て見られる

自分からも積極的に動きたい人向けの機能ですが、こうした人には、転職エージェントの活用がおすすめです。

紹介される求人にどんどん応募していくなど、自分からも積極的に動けますが、料金は一切かかりません。

ビズリーチは無料プランで使った上で、求人探しや応募には転職エージェントを活用しましょう。

求人数 約160,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ビズリーチ
登録企業数 約34,000社

ビズリーチ公式ページ:https://www.bizreach.jp

3-2. リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト」は、ビズリーチの後を追うように始まった、業界最大手のリクルートが運営するスカウトサービスです。

登録に審査があるビズリーチに対し、審査なしで誰でも登録ができ、全機能を無料で使うことができます。

登録社数は非公開ですが、「最大手だし使っておこう」と考える企業の採用担当者は多いはずで、多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。

ビズリーチが審査に通らず使えなかった方や、さらに可能性を広げたい人は登録しておきましょう。

求人数 約490,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社インディードリクルートパートナーズ
登録企業数 非公開

リクルートダイレクトスカウト公式ページ:https://directscout.recruit.co.jp/

3-3. doda X

dodax

doda X」も、ビズリーチの後を追うように始まった、業界大手のパーソルキャリアが運営するスカウトサービスです。

dodaの転職エージェントはリクルートと一緒に使う企業も多く、こちらも多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。

他社にはない、パーソルの担当者からハイクラス求人の紹介が受けられるサービスもあるので、気になる方は企業スカウトとセットで使ってみましょう。

求人数 約63,000件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
登録企業数 非公開

doda X 公式ページ:https://doda-x.jp/

スカウトサービスの3つの注意点

上記のスカウトサービスの利用にあたっては、以下の点に注意しましょう。

  • スカウトが中々来ないこともある
  • 企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる
  • 質の低いヘッドハンターもいる

①スカウトが中々来ないこともある

基本待ちのサービスなため、スカウトサービスだけに頼ると、スカウトが来ずに、一向に転職活動が進まないケースもあります。

こうならないためにも、「いつまでに転職したい」のように具体的に転職を考えている方は、自分からも積極的に動ける転職エージェントも必ず利用しておきましょう。

②企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる

スカウトサービスで企業からスカウトを受けるとそのまま面接に進めますが、この場合以下は全て自分でやる必要があります。

  • 面接対策
  • 面接日や入社日の調整、年収交渉などの企業とのやりとり

上記は転職エージェントだと担当者が全てやってくれますが、スカウトサービスでは自力となります。

特に面接対策は、よほど慣れている方でない限り自力では難しいケースが多いため注意が必要です。

自信がない方は、いいスカウトが来た時に焦らずに面接に進むためにも、まずは転職エージェントで、志望業界の面接対策は受けておきましょう。

③質の低いヘッドハンターもいる

ハイクラス向けのスカウトサービスでは、企業だけでなく、「ヘッドハンター」と呼ばれる民間の転職エージェント会社からもスカウトが受けられます。

ヘッドハンターの中には、以下のような質の低いタイプもいるため注意が必要です。

  • とにかく接点を持とうと、経歴をよくみずにスカウトを大量に送っている
  • 設立まもない会社で、企業とのパイプも弱く、紹介できる求人も少ない
  • 実績作りのために、合わない求人でもごり押ししてくる

優良なヘッドハンターもいますが、ヘッドハンターからのスカウトは大量に届くケースも多く、見極めるのは難しいです。

そのため、スカウトサービスは、「企業からのスカウト」のみ確認する使い方が効率的でおすすめです。

企業からのスカウトは、面接確定を意味していて、適当に送られることはまずありません。

スカウトサービスの利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. 職務経歴書を登録
  3. スカウトを受けた企業と面接
  4. 内定

上記は企業からスカウトを受けて転職する流れです。

ヘッドハンターからのスカウトの場合は、ヘッドハンターから紹介を受けた求人に応募していくことになります。

4. ITコンサルタント向け転職サイト|最終手段として使うべき求人サイト

転職エージェントを3社使っても決まらな方のみ、自分で求人を探して応募する求人サイトを使いましょう。

求人サイトなら、IT転職専門で、求人が他サイトと比べても豊富な「Green」がおすすめです。

求人サイトは、サイト上の求人を自分で調べて応募していく転職サイトです。jobchange_site

登録すると、求人を調べられるだけでなく、企業からのスカウトももらえることがあります。

ただ、これまで紹介した他の転職サイトと比べると以下の通りで、あらゆる点で劣るため、まず使うべきサービスではありません。

サポート 求人の質・量 選考の有利さ
①転職エージェント
相談〜内定後の交渉まで

良質な非公開求人、数多い

選考対策・プッシュあり
②スカウトサービス
企業からのスカウトなら無し

良質な非公開求人、数多い

企業スカウトなら書類選考なし
③求人サイト ×
自分でやる

公開求人、数少ない
×
自力で頑張る

特に、ネット上に求人を公開して、広く募集しないと人が集まらない小さいベンチャーが多く、有名企業など大手の求人は少ないので注意しましょう。

転職エージェントを3社以上使っても決まらなかった方のみ、最終手段として使いましょう。

求人サイトのおすすめ|Green(グリーン)

green

Green」は、IT・WEB業界の求人に特化した求人サイトの最大手です。

IT業界の求人数は他サイトと比べても圧倒的に多く、まず使うべき求人サイトと言えます。

求人数(IT関連)
Green 約29,000件
リクナビNEXT 約18,000件
マイナビ転職 約3,800件
type 約1,400件
Forkwell 約1,600件

利用者の4割はIT業界未経験者で、初めてエンジニアを目指すなど、未経験の方の転職にも対応しています。

LINEのように、チャットで企業と簡単にやり取りできる機能もあり、堅苦しいやり取りが苦手な人でも使いやすいです。

Green公式ページ:https://www.green-japan.com

5. ITコンサルタントがまず転職エージェントを使うべき理由

求人サイトから応募するなど他の方法もありますが、ITコンサルタントとして転職を目指す方は、以下の理由で転職エージェントをまず使うべきです。

  • 転職でのミスマッチが起きにくい
  • 世の中に出ていない”非公開の求人”を紹介してくれ、応募できる
  • 選考をより有利に進められることがある
  • 転職時に必要なサポートを全て無料で受けられる

実際に使って良かったと感じているエンジニアの口コミと合わせて紹介していきます。

理由1. 転職でのミスマッチが起きにくい

口コミ・評判

Iさん 30代 外資系コンサルファーム ITコンサルタント

エージェントが応募先のプロジェクト内容や、社内で使用されているITツールの詳細まで教えてくれたので、業務の具体的なイメージができました。

おかげで、自分のスキルを最大限活かせる職場に転職できました。

転職エージェントを使えば、「いざ働き始めたら、思っていたのと違った」といったミスマッチは起こりにくくなります。

求人のデメリットや裏側も踏まえて、あなたの希望にマッチする求人だけを紹介してくれるからです。

転職エージェントは、求人票からは読み取れない、以下のような情報も大量に持っています。

  • 職場の雰囲気はどうか、現場のリーダーはどんな人柄か
  • 休みのとりやすさ、サービス残業の実態はどうか
  • 直近でどれだけ人が辞めているか

現場に通って職員に話を聞いたり、過去にサポートした人へも聞き取りをして、こうした情報を日々集めています。

帝国データバンクの調査(2025年)」によると、人手不足を感じる企業の割合は、全業種の中でもIT企業が約7割と最も多いです。

採用に苦労していて、とにかく人が欲しいあまり、面接でも肝心なデメリットを教えてくれない企業も多いのが現実です。

ITコンサルタントの場合、いざ働き始めてから、以下のような隠れたデメリットに後悔するケースはよくあります。

  • 「納期がきつく、常にサービス残業をしないと追いつかない」
  • 「休日や業務時間外の緊急対応が多く、まともに休めない」
  • 「雑用ばかりで、スキルが全然身につかない」

エージェントはこうした職場ごとの悪い点についても先に教えてくれるため、転職の失敗を防げるようになります。

なぜここまでしてくれるの?

転職エージェントは、転職を成功させないと利益が出ない仕組みで、ミスマッチはエージェントにとっても損になるからです。

転職エージェントは、企業にあなたを紹介することで、企業から紹介料を受け取るビジネスです。

この紹介料は、仮にあなたが3ヶ月以内など短期で辞めた場合は、事業者に返金するルールがあります。

あなたにすぐに辞められると、転職エージェントは紹介料が手に入らず、大損になるのです。

長く続けられる職場に転職をしてもらい、利益につなげるためにも、ミスマッチを防ぐことに全力を注いでくれます。

理由2. 表に出ていない”非公開の求人”を紹介してくれ、応募できる

口コミ・評判

Uさん 20代 中堅コンサルファーム ITコンサルタント

非公開求人で、大手ITベンダーのコンサルタントポジションを紹介されました。

条件は年収750万円以上、若手でも成長しやすい環境で、エージェント経由でしか知り得なかった案件でした。

そもそもですが、下記のような優良な求人は、インターネットには中々出てきません。

  • 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう求人
  • 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない求人
  • 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人

これらの求人は、企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。

転職エージェントを使えは、求人サイトにはないこれらの高品質な非公開求人にも応募ができます。

逆に言うと、インターネットに出ている公開求人は、幅広く募集しないと人が集まらない低品質なものが多いので、注意しましょう。

理由3. 選考をより有利に進められることがある

口コミ・評判

Kさん 40代 ITコンサル会社 クラウドコンサルタント

エージェントのアドバイスで、「応募先のクライアント層に特化した具体例を用意する」準備をしました。

面接でその内容が評価され、即戦力として内定を得られました。

転職エージェントを使うことで、直接申し込んだ人よりも、選考が有利に進むことがあります。

採用側からすると、どこの誰かわからない人よりも、転職エージェントがプッシュしてくる人の方が安心して採用することができるからです。

エージェントは、企業側に書類に書けないあなたの魅力をアピールしてくれ、優秀なエージェントだと、面接で失敗しても結果を覆してくれることもあります。

また、大手だとこれまでのサポート実績から、企業ごとに「どんな人に内定が出やすい」といった情報もたくさん持っていて、対策のアドバイスがもらえます。

理由4. 転職時に必要なサポートを全て無料で受けられる

口コミ・評判

Hさん 50代 SIer ITコンサルタント

初めての転職活動で不安が多かったのですが、エージェントが書類作成から面接フォローまで丁寧に対応してくれました。

手続きが非常に楽で、短期間で内定が決まりました。

転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。

特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。

転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。

デメリットは使い方次第で解消できる!

転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。

  • ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
    →老舗、大手のエージェントを選ぶ
    →3社は使い、ハズレの担当がついたエージェントの利用をやめる
  • ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
    →経験・年収の面で自分に合ったエージェントを選ぶ

そのため、転職を考えている方は、転職エージェントを使っておけば間違いありません。

6. ITコンサルタントの転職についてよくある質問

最後に、ITコンサルタントの転職についてよくある以下の質問に回答していきます。

6-1. ITコンサルタントはやめとけと言われる理由は?

以下の理由で、やめとけと言われることが多いです。

  • 長時間労働になりやすい:ハードワークが当たり前の現場が多い
  • 雑用の仕事が多い:ひたすら議事録を取るなど、最初は雑用ばかりなこともある
  • 常に学び続ける必要がある:新しいIT技術や、クライアントの業界についての知識がいる
  • プレッシャーがきつい:クライアントは、コンサル料に見合った高い成果を求める

これらが不安な方は、応募や入社前に転職エージェントの担当に、内部事情を確認して活動を進めましょう。

会社によって、長時間労働があるか、将来性のある仕事を任せてもらえるか、といった点は全く変わります。

一方で、ITコンサルタントには以下のメリットもあります。

  • 年収がIT職種の中でもトップクラスに高い
  • ニーズは右肩上がりで、求人が安定してある
  • 企業の経営課題を解決する大きな仕事ができる

6-2. ITコンサルタントに向いている人とは

仕事内容を踏まえると、以下に当てはまる方に向いています。

  • 問題点を見つけたり、解決策を考えるのが得意:企業の課題解決をする仕事
  • プレッシャーに強い:クライアントのプレッシャーと隣り合わせの仕事なため
  • 体力がある:きついスケジュールで勤務時間が長くなることも多いため
  • 新しいことを学ぶのが好き:キャリアアップには、知識を広げていくことが必須

6-3. ITコンサルタントの転職が有利になる資格は?

ITコンサルタントが、持っていると転職で有利になる資格を以下にまとめました。

IT知識関連 内容 必要な勉強時間
基本情報技術者 エンジニアとしての基礎知識を証明する資格 約200時間
応用情報技術者 「基本情報技術者」の上位にあたる資格 約500時間
ITストラテジスト ITを活用して企業の課題を解決するスキルを証明する国家資格 約200時間
オラクルマスター データベースの構築・保守・SQLスキルや、管理者として最低限の知識を持つことを証明できる 約100時間
CCNA(シスコ技術者認定) シスコシステムズ社の製品を使った設計、構築、運用スキルを証明する 約100時間
マネジメント関連 内容 必要な勉強時間
CompTIA Project+ プロジェクトマネジメントのスキルを証明する 約50時間
ITILファンデーション ITサービスのマネジメントスキルを証明する 約40時間
PMP プロジェクト管理の専門家であることを認定する 約100時間
経営関連 内容 必要な勉強時間
中小企業診断士 経営に広い視点からアドバイスができるスキルを証明する国家資格 800~1,000時間
ITコーディネータ ITを経営に活かすスキルを証明する 約50時間

ただ、ITコンサルタントは実務経験が最も重視され、資格はなくても転職自体は可能です。

6-4. ITコンサルタントの年収はどれくらい?

厚生労働省の調査(令和5年)」によると、ITコンサルタントの平均年収は684.9万円となっています。

同じ調査でSEの平均年収は約550万円となっていて、IT業界の中でもかなり高いといえます。

また、全産業の平均年収が約458万円なので、他の職種と比べてもかなり高い水準です。(参考:国税庁公式

キャリアパスとしては、コンサルファームで、アナリストからマネージャーへと職位をあげたり、事業会社の経営に近い部門に転身して年収を上げる方が多いです。

6-5. ITコンサルを募集する大手企業ランキングが知りたいです。

ITコンサルを行う外資や国内の大手コンサルファームを、年収別にランキングにすると以下の通りです。

平均年収
野村総合研究所 1,242万円
ベイカレント コンサルティング 1,117万円
シンプレクス 936万円
PwCコンサルティング 930万円
デロイト トーマツ コンサルティング 920万円
KPMGコンサルティング 910万円
EYストラテジー・アンド・コンサルティング 890万円
アクセンチュア 850万円
アビームコンサルティング 770万円
フューチャーアーキテクト 734万円
  • 各社最新のIR情報、口コミサイトを参考に作成

各社リンク先で企業別の転職情報を解説しているので、ご参考ください。

6-6. プログラミングができなくてもITコンサルになれる?

実務でプログラミングをすることはほぼないので、できなくてもなることは可能です。

ただ、以下のタイミングでは、知識があった方が有利になります。

  • クライアントに導入するシステムを提案する
  • システムの導入に必要な予算や人員を算定する
  • クライアントからの技術的な質問への回答

そのため、募集の多くは、なんらかの開発経験が必須となっています。

まとめ

ITコンサルタントとして転職を目指す方におすすめの転職サイトを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

まず使うべきおすすめは以下の6社で、あなたのキャリアに合わせて3社を選びましょう。

ITコンサルタント
経験者
未経験
年収
600万以下
年収
600万〜
1位.
レバテックキャリア
×
2位.
doda
3位.
マイナビIT エージェント
4位.
ワークポート
5位.
JACリクルートメント
×
6位.
ムービン

すぐの転職を考えていない方は、以下のスカウトサービスでまずは自分の市場価値を知るのがおすすめです。

Green」のような、自分で求人を探して応募する求人サイトは、他のサイトでうまくいかなかった時の最終手段として使いましょう。

当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。