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転職サイト

金融業界に強い転職サイト7選|経験・年収別のおすすめと選び方

「金融業界ならどの転職サイトがいい?」「未経験から目指すにはどれがいい?」など、金融業界に強い転職サイトが気になっていませんか?

転職サイトは、担当がついて無料で転職サポートを受けられるものから、サポートが全くないタイプまで様々なので注意しましょう。

選び方を間違えると、「興味のない会社の求人しかない」「選考で落ちてばかりで全然決まらない」といった事態になります。

このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、金融業界に強い転職サイトについて、以下の流れで解説していきます。

このページを読めば、金融業界ならどの転職サイトを使うべきか、どんな種類があり、どう選べば失敗しないかまでがわかり、転職サイトで失敗することがなくなるでしょう。

著者:N.K(現役転職エージェント)
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nk
大手エージェントに勤務中の40代。

新卒ではメガバンクに入行。営業を経験した後、人事部へ異動して中途採用を担当する。

銀行の人事制度に疑問を感じ、10年目で異業種への転職を決意、大手転職エージェントに転職した。

当初は金融業界の法人営業に従事。その後も2回転職をし、これまで3社の転職エージェントを経験、その間コンサル、商社、外資などの法人も担当してきた。

匿名の「キャリアアップ」でなら、経験を活かしたありのままの裏事情を発信できるのではと思い、当サイトでライターを始めた。

1. 【結論】金融業界の転職にまず使うべき転職サイト

このページでは、金融業界として転職を目指す方が使うべき転職サイトについて詳しく解説していきます。

長くなってしまったので先に結論をいうと、以下から、あなたの経験や年収に合わせて3つを選ぶべきです。

金融業界
経験者
未経験
年収
〜600万円
年収
600万円〜
doda
リクルートエージェント
マイナビAGENT
パソナキャリア
JACリクルートメント
コトラ
アンテロープ
※東京のみ

※東京のみ

金融業界の大手・優良企業の求人はこの7社に集中していて、ここから選んでおけば間違いありません。

また、外資系の投資銀行、証券会社、保険会社、カード会社など、外資系金融を目指す方には以下の3社がおすすめです。

これらは海外にも多くの拠点を持ち、世界で人材サービスを行う老舗で、外資系企業とのパイプが非常に強いです。

一般的な国内求人がメインの他サイトには集めきれない、外資の案件が充実しています。

これらのサイトは、全て担当者がついて転職のサポートを受けることができ、「転職エージェント」とも呼ばれています。

サイト選びの最大の注意点

金融業界向けの転職サイトは、以下の複数タイプがあり、どれを使うかで応募できる企業や選考の通りやすさが全く変わります。

  1. 転職エージェント:担当がついてサポートしてもらえる
  2. スカウトサービス:登録してスカウトを待つ
  3. 求人サイト:自分で求人を探して応募する

結論、金融業界で転職を考える方がまず使うべきなのは、「転職エージェント」です。

ネット上にはこれらをごちゃ混ぜにして紹介するページが非常に多いですが、別物なので注意しましょう。

転職エージェントを使うと担当がついて、転職相談から求人紹介、企業とのやりとりまで全てやってもらえます。

agent

最初にあげた年収別のサイトは、全てこれにあたります。

金融業界だと、転職エージェントにしか求人を出さない大手・優良企業も多く、使わないと損します。

担当は、企業ごとの過去の面接データも持っていて、選考に通るためのアドバイスもしてくれます。

使うだけでチャンスが広がる、金融業界の転職には必須のサービスです。

他のタイプを使うべき2つのケース

以下に当てはまる方のみ、他のタイプの転職サイトも使いましょう。

  • 金融業界の経験者
    →スカウトサービス
  • 転職エージェントを3つ使っても決まらなかった人
    →求人サイト

金融業界の経験者は「スカウトサービス」も一つは使う

金融業界経験者の方は、以下のようなスカウトサービスも一つは使っておきましょう。

これらは、経歴を登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サービスです。

scout

※ヘッドハンター:保有する求人にあった人材を探す転職エージェント

即戦力になる人を対象としたサービスで、経験者を求める多くの金融業界の企業が利用しています。

企業からのスカウトだと、いきなり面接に進んでスピーディーに内定が出るケースもあるため、登録しておいて損はありません。

中でもおすすめは、スカウト型の最大手で、30,000社以上の企業からスカウトが受けられる「ビズリーチ」です。

自分で求人を探す「求人サイト」は最終手段

最初に紹介した転職エージェントを3社使っても内定の決まらなかった方のみ、求人サイトを使いましょう。

求人サイトは、サイト上の求人を自分で調べて応募していく転職サイトです。

jobchange_site

求人サイトなら、最大手で金融業界の求人も圧倒的に多い「リクナビNEXT」がおすすめです。

ただ、転職エージェントなど他のタイプには以下の点で劣るため、あくまで最終手段と理解しておきましょう。

  • 求人の量と質が落ちる:求人数は他の転職サイトに比べて少なく、人気企業の求人も少ない
  • 選考の難易度が上がる:サポートが一切なく、書類選考や面接の対策は全て自力になる

そもそも金融業界とは

お金にまつわるサービスを行う業界のことで、お金の貸し借りなど、取引の手数料で利益を上げます。

金融とは「お金のある人から、ない人がお金を融通してもらう」という意味を持ちます。

金融業界の企業として、主なものをあげると以下の通りです。

仕事内容 有名企業
銀行 預金を集め、その資金を企業や個人に貸し付けて利息をとる 三菱UFJ銀行・みずほ銀行
証券 株や債券の取引を仲介して、手数料を取る 大和証券・野村證券
保険 生命保険や損害保険のサービスを提供し、保険料やその運用で利益を得る 日本生命・損害保険ジャパン
クレジットカード クレジットカードのサービスを提供し、加盟店や利用者から手数料をとる JCB・三菱UFJニコス
信販 大きな買い物の際、料金を立て替えて、ローン返済の利息をとる ジャックス・オリコ
リース 企業に製品や設備を貸し出して、リース料を受け取る オリックス・東京センチュリー
政府系金融機関 政府が設立した銀行で、日本経済の発展や中小企業の支援を目的とする 日本政策金融公庫
不動産金融 証券化した不動産の取引や、不動産投資のサービスを提供する ブラックストーングループ
資産運用 お金がある人の資産を運用して増やしたり、投資のアドバイスをする 三菱UFJアセットマネジメント
投資銀行 企業の資金調達や、企業買収(M&A)のサポートをする J.P.モルガン・ゴールドマンサックス

全体の約半分は営業職の募集で、大きく以下二つに分けられます。

  • ホールセール:企業など法人向けに、融資や金融商品の提案をする
  • リテール:個人向けに、ローンや保険など金融商品の提案をする

未経験だと転職は難しい?

以下の職種であれば、業界未経験でも応募できる求人が多く、転職は難しくありません。

  • 生命保険・損害保険の営業
  • 生命保険・損害保険の顧客対応(問い合わせ対応や事故後のサポートなど)
  • リース会社の営業

いずれも対人スキルが重視され、金融業界が未経験でも、何らかの営業経験があれば応募可能となっています。

その他、一部ですが、銀行の窓口事務や証券会社の営業、職種経験者向けに経理や社内SEの募集もあります。

未経験から目指したい方は、未経験転職に強い「doda」のような大手エージェントをまず利用しましょう。

可能性があるか、まずどうすべきかといった点で、詳しい担当に親身に相談に乗ってもらえます。

次から、まず使うべき転職エージェントの選び方を解説していきます。

2. 金融業界に強い転職サイト|転職エージェントの選び方

金融業界での転職を目指す方は、以下の方法でエージェントを選びましょう。

  • 実績のある大手エージェントを選ぶ
  • 金融業界の求人が豊富なエージェントを選ぶ
  • 自分の経験・年収に合わせて選ぶ

選び方1. 実績のある大手エージェントを選ぶ

転職エージェントは大手から中小まで様々ですが、必ず実績のある大手を選びましょう。

大手と中小の特徴は下記の通りで、大手エージェントの方が転職時に強い味方になります。

大手と中小

企業側もまず大手を頼るため求人が豊富で、個別に紹介を頼まれた、表に出ない好条件な求人もたくさん持っています。

また、サポート経験が多い分、企業ごとに「面接でどう答えれば内定が出やすいか」といったデータも豊富に持っています。

求人、選考対策いずれの面でも優秀で、大手を使うだけでいい会社に入れる確率はグッと高まります。

大手にも下記のデメリットがありますが、使い方次第で解消できるため、大手を選べば間違いありません。

  • ×忙しいので放置されることがある(一人の担当が何人もサポートする体制)
    →まめに連絡を取ったり、積極的な姿勢を見せれば優先的に対応してくれる
  • ×中にはハズレの担当もいる
    →エージェントを複数使えばハズレの担当者と付き合わなくて済む

知っておくべき裏事情:近年は低品質なエージェントが急増した

下記は厚生労働省の出す転職エージェントなどの職業紹介事業所の数の推移ですが、転職エージェントは、5年間で約1万社も急増しました。

引用:厚生労働省ホームページ

これには、資格さえあればインターネットを使うことで、簡単にエージェント業が始められるようになったという背景があります。

新設エージェントにも、優良なものはありますが、以下のようなタイプが多いのが実情です。

  • 企業とのパイプが弱く、紹介できる求人が少ない
  • 常に出回っているような、不人気な会社の求人しかない
  • 実績が少なく「会社ごとにどう選考対策するべきか」といったノウハウがない

こうしたエージェントにあたると、手持ちの求人から内定を出そうと、希望と違う求人をごり押しさたり、転職失敗の原因にもなるため注意が必要です。

優良なものもありますが、見極めが難しいため、聞いた事もないような中小エージェントは避け、実績のある大手だけを使っておきましょう。

選び方2. 金融業界の求人が豊富なエージェントを選ぶ

また、大手の中でも金融業界の求人が多いエージェントを選んでおきましょう。

特化していなくても、dodaのように、あらゆる転職に強い大手は金融業界の求人も多いので、積極的に使いましょう。

金融業界の求人数
コトラ(金融業界に特化) 約3,000件
アンテロープ(金融業界に特化) 約2,000件
doda 約9,500件

30年以上の実績のある老舗で、金融業界でも歴史ある大手・優良企業とは必ずと言って良いほどパイプを持っています。

知名度の高い、大手にしか求人を出さない金融業界の企業もあります。

選び方3. 自分の経験・年収に合わせて選ぶ

転職エージェントは、大手の中でも自分の金融業界でのキャリアに合ったものを選びましょう。

大手の中でも、以下のように力を入れているジャンルが違うからです。

  • 第二新卒や年収400万円前後のサポートに強い
  • 年収600万円以上のハイクラス転職に強い
  • 業界未経験からの転職に強い
  • 外資系の転職に強い

これを知らないと悲惨で、例えば未経験から目指す方が、ハイクラス向けのエージェントを使っても、紹介できる求人がなく、相手にされません。

mismatch

逆に、経験豊富で高収入の方が、未経験にも対応した若手向けを使うと、見合った求人紹介が受けられず、実力通りの転職ができない可能性があります。

ミスマッチなものを選んで、失敗しないためにも、このページを参考に自分の経験や年収に合ったエージェントを選んでおきましょう。

その他ポイント. 担当を比べるためにも、必ず3社は使う

以上の流れで大手エージェントを選んでも、ハズレの担当がつく場合もあるため、必ず3社は使い、担当者を比べるようにしましょう。

ハズレの担当としては、以下のようなパターンがあげられます。

  • 金融業界の知識が不十分で、深い相談ができない
  • 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる

一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。

一社のみ登録

複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。

複数社登録

いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。

また、転職エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。

3. 金融業界に強い転職サイト|転職エージェントのおすすめ7選

今回当ページでは、金融業界に対応した転職エージェント20社以上を比較し、以下の観点で厳選しました。

  • 20年以上の実績のある大手
  • 金融業界の求人が多い
  • 使った人の評判が極めていい

厳選した7社について、業界でのキャリア別におすすめ度をまとめたのが以下です。

金融業界
経験者
未経験
年収
〜600万円
年収
600万円〜
doda
リクルートエージェント
マイナビAGENT
パソナキャリア
JACリクルートメント
コトラ
アンテロープ
※東京のみ

※東京のみ

それぞれ、特徴を解説していきます。

3-1. doda:金融業界の求人数は国内トップクラス

doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、国内トップクラスの実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。

国内の大手優良企業とは必ずといっていいほどパイプがあり、豊富なラインナップから紹介が受けられます。

長年の実績から、「まずはdodaさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、有名企業の求人も多いので、登録しておいて損はありません。

向いている人 金融業界未経験、経験者(年収〜600万円)
求人数(金融・保険業界) 約9,500件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
運営歴 1989年~
紹介企業例 みずほフィナンシャルグループ・アフラック生命保険・ソニー生命保険・三井住友銀行

doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/

3-2. リクルートエージェント:地方にも強い

r-agent

リクルートエージェント」は、業界最大手のリクルートが運営する転職エージェントです。

大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。

長年の実績から、全国各地の企業とのパイプを持っていて、他社にはない地方の求人も充実しています。

向いている人 金融業界未経験、経験者(年収〜600万円)
求人数(金融・保険業界) 約11,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社インディードリクルートパートナーズ
運営歴 1977年~
紹介企業例 ソニーフィナンシャルグループ・PayPay・三菱UFJ銀行・SBI損害保険

リクルートエージェント公式ページ:https://www.r-agent.com/

3-3. マイナビAGENT:20代は利用必須

マイナビAGENT

マイナビAGENT」は、マイナビが運営する、近年急速に力をつけてきた転職エージェントです。

新卒で多くの学生が使っている「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、20代の方には特におすすめです。

親身なサポートには定評があるので、初めての転職・未経験からの転職で、1から相談したい人には特におすすめです。

向いている人 金融業界未経験、経験者(年収〜600万円)
求人数(金融・保険業界) 約3,900件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社マイナビ
運営歴 1973年~
紹介企業例 大樹生命保険・埼玉りそな銀行・アフラック保険サービス・あいおいニッセイ同和損害保険

マイナビAGENT公式ページ:https://mynavi-agent.jp/

3-4. パソナキャリア:女性向けハイクラス求人が充実

pasonacareer

パソナキャリア」は求人の半数が年収800万を超える、ハイキャリアのサポートに強い転職エージェントです。

運営元のパソナは、人材派遣業の運営歴が40年を超える業界大手で、有名企業とのパイプが強く、大手・優良企業の求人を多く保有しています。

また、会社を上げて女性のサポートに力を入れているため、ハイキャリアの女性の方には真っ先におすすめしたい一社です。

向いている人 金融業界経験者(年収600万円~)
求人数(金融・保険業界) 約2,700件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社パソナ
運営歴 1976年~
紹介企業例
SBIインベストメント・りそな銀行・三井住友海上あいおい生命・楽天カード

パソナキャリア公式ページ:https://www.pasonacareer.jp

3-5. JACリクルートメント:年収600万円以上は利用必須

JACリクルートメント

JACリクルートメント」は、ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗の転職エージェントです。

実績や知名度の高さから、企業側も、高待遇の営業職など、ハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いため、年収600万以上の方は必ず登録しておきましょう。

大手エージェントでは珍しく、担当者についても悪い評判がほとんどなく、質の高いサポートが受けられます。

向いている人 金融業界経験者(年収600万円~)
求人数(金融・保険業界) 約750件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ジェイエイシーリクルートメント
運営歴 1988年~
紹介企業例 プルデンシャル生命・みずほフィナンシャルグループ・三菱UFJ銀行・JCB

JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/

3-6. コトラ:金融に詳しい担当が多い

kotora

コトラ」は、金融業界特化のエージェントでは最大手で、20年以上の実績を誇ります。

担当者は、保険や銀行、不動産金融など細かく担当業界が分かれていて、それぞれ業界出身者が多く配置されています。

業界のトレンドや、企業ごとの選考突破のコツにはとても詳しいとの評判が多く、頼りがいのあるエージェントです。

向いている人 金融業界経験者(年収600万円~)
求人数(金融・保険業界) 約3,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社コトラ
運営歴 2002年~
紹介企業例 大和証券・三菱UFJ信託銀行・東急REIM・東京海上アセットマネジメント

コトラ公式ページ:https://www.kotora.jp/

3-7. アンテロープ:東京のハイクラス案件が充実

antelope

アンテロープ」は、金融・コンサル業界に特化したエージェントで、20年以上の運営実績があります。

投資銀行からPEファンド、ベンチャーキャピタルまで金融案件を豊富に持っていて、業界出身者など、実務にも詳しい担当のサポートが受けられます。

コンサル業界にも強いですが、金融に特化していることもあり、主に財務系のファームとのつながりが強いです。

向いている人 金融業界経験者(年収600万円~)
求人数(金融・保険業界) 約2,000件
対応エリア 主に東京
運営会社 アンテロープキャリアコンサルティング株式会社
運営歴 2002年~
紹介企業例 野村證券・丸の内キャピタル・カーライルグループ・日本政策投資銀行

アンテロープ公式ページ:https://www.antelope.co.jp/

外資系金融を志望する方へのおすすめ

外資系の投資銀行、証券会社、保険会社、カード会社など、外資系金融を目指す方は、まず以下の3社を使いましょう。

おすすめエージェント 海外の拠点 サービス開始
JACリクルートメント
★最もおすすめ
シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、香港特別行政区、韓国、ベトナム、インド、英国、ドイツ、アメリカでサービス提供中 イギリス(1975年〜)
ランスタッド 世界38カ国に4,800を超える拠点あり オランダ(1960年〜)
ロバートウォルターズ 世界31カ国の主要都市にオフィスを持つ イギリス(1985年〜)

これらは海外にも多くの拠点を持ち、世界で人材サービスを行う老舗で、外資系企業とのパイプが非常に強いです。

これらは海外での採用をサポートする企業から、そのまま日本法人の採用も任されるケースがよくあります。

gaishi_agent_flow

この積み重ねで、一般的な国内をメインで活動するエージェントには集めきれない、外資の案件が充実しています。

外資系企業からの信頼も厚く、「〇〇エージェントの紹介なら安心」と、使うだけで書類審査が緩くなったり、選考でも有利になる傾向があります。

一つずつ解説していきます。

JACリクルートメント:外資転職の定番

JACリクルートメント

JACリクルートメント」は、外資系やハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗の転職エージェントです。

世界10カ国以上に拠点を持ち、外資系企業の日本進出を人材の面でサポートするなど、海外企業と強いパイプを持ちます。

外資転職のサポート実績は国内トップクラスで、老舗のJACにしか求人を出さない大手外資系も多いことから、外資転職には必ず使うべき1社です。

求人数(金融・保険業界) 約750件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ジェイエイシーリクルートメント
運営歴 1988年~

JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/

ランスタッド:ここにしかない優良求人多数

ranstad

ランスタッド」は、人材業界で売り上げ世界1位の顔も持つ、ランスタッドのハイクラス向けの転職エージェントです。

38の国で4,800以上の拠点を持ち、世界中で人材サービスを提供してきたことから、外資系企業との強いパイプを持っています。

求人数はJACに比べると少ないですが、外資系への転職を狙う方には、掘り出し物の求人がある可能性が高くおすすめです。

求人数(金融・保険業界) 約180件
対応エリア 全国
運営会社 ランスタッド株式会社
運営歴 1980年~

ランスタッド公式ページ:https://www.randstad.co.jp/tenshoku/

ロバート・ウォルターズ:英語力がある人向け

robert_walters

ロバートウォルターズ」は、イギリスのロンドン発祥の転職エージェントで、日本には東京と大阪に拠点を持っています。

ネイティブレベルの英語力がある人向けの求人をメインで扱っています。

ただ、担当者は外国人が多く、普段のサポートも英語が当たり前のように使われるので、英語力がないと利用は難しいです。

求人数(金融・保険業界) 約100件
対応エリア 主に東京・大阪
運営会社 ロバート・ウォルターズ・ジャパン
運営歴 1985年~

ロバート・ウォルターズ公式ページ:https://www.robertwalters.co.jp/

転職エージェントの利用の流れ

大まかな流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. エージェントと面談(対面かWEB、電話)
  3. 求人紹介を受ける
  4. 書類記入のアドバイスを受けつつ、企業に応募
  5. 内定に向けた選考対策を受けた上で、面接に進む
  6. 内定

最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。

面談は、どのエージェントも現在はオンラインや電話で行うケースが多いです。

申し込みから内定まで、トータルで3ヶ月はかかるケースが多いため、余裕を持って早めに申し込みをしておきましょう。

4. 金融業界に強い転職サイト|スカウトサービスおすすめ3選

金融業界経験者の方は、以下のようなスカウトサービスも一つは使っておきましょう。

これらは、経歴を登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サービスです。

登録するとあなたのプロフィールがデータベースにのり、それを使う企業の人事やヘッドハンターの目に留まると、スカウトが受けられます。

scout

※ヘッドハンター:企業に紹介を頼まれた求人にあった人材を探す業者

即戦力になる人を対象としたサービスで、経験者を求める多くの金融業界の企業が利用しています。

登録後は待つだけでよく、企業からのスカウトだといきなり面接に進んでスピーディーに内定が決まることもあるため、登録しておいて損はありません。

迷ったらどれだけの企業が使っているサービスかを公開していて、数が最多の「ビズリーチ」を選びましょう。

  利用企業数 運営会社
ビズリーチ
スカウトサービス最大手
34,000社以上 ビズリーチ
(2007年~)
リクルートダイレクトスカウト
非公開 リクルートグループ
(1960年~)
doda X
非公開 パーソルキャリア
(1989年~)
マイナビスカウティング 非公開 マイナビ
(1973年~)
ミドルの転職 11,000社以上 エン・ジャパン
(2000年~)
AMBI 11,000社以上 エン・ジャパン
(2000年~)
アサイン 非公開 アサイン
(2016年~)

スカウトサービスの最大の強みは企業から直接スカウトが受けられることですが、企業数が多いほどチャンスは広がり、スカウトも増える傾向があります。

4-1. ビスリーチ

bizreach

ビズリーチ」は、毎月30,000人以上が登録している今最も勢いのあるスカウトサービスです。

即戦力人材を効率よく採用したい企業が続々と利用を開始していて、登録社数は30,000社を超えます。

一部有料の機能もありますが、最大の目玉である「企業からのスカウトの受け取り、返信」は無料プランでもできるので、まずは無料プランで使ってみるのがおすすめです。

有料プランの機能とは?

ビズリーチで月5,500円の有料プランに入ると開放される主な機能には、以下があります。

  • サイト内の全ての求人の閲覧、応募ができる
  • ヘッドハンターのスカウトが全て見られる

自分からも積極的に動きたい人向けの機能ですが、こうした人には、転職エージェントの活用がおすすめです。

紹介される求人にどんどん応募していくなど、自分からも積極的に動けますが、料金は一切かかりません。

ビズリーチは無料プランで使った上で、求人探しや応募には転職エージェントを活用しましょう。

求人数 約160,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ビズリーチ
登録企業数 34,000社以上

ビズリーチ公式ページ:https://www.bizreach.jp

4-2. リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト」は、ビズリーチの後を追うように始まった、業界最大手のリクルートが運営するスカウトサービスです。

登録に審査があるビズリーチに対し、審査なしで誰でも登録ができ、全機能を無料で使うことができます。

登録社数は非公開ですが、「最大手だし使っておこう」と考える企業の採用担当者は多いはずで、多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。

ビズリーチが審査に通らず使えなかった方や、さらに可能性を広げたい人は登録しておきましょう。

求人数 約490,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社インディードリクルートパートナーズ
登録企業数 非公開

リクルートダイレクトスカウト公式ページ:https://directscout.recruit.co.jp/

4-3. doda X

dodax

doda X」も、ビズリーチの後を追うように始まった、業界大手のパーソルキャリアが運営するスカウトサービスです。

dodaの転職エージェントはリクルートと一緒に使う企業も多く、こちらも多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。

他社にはない、パーソルの担当者からハイクラス求人の紹介が受けられるサービスもあるので、気になる方は企業スカウトとセットで使ってみましょう。

求人数 約63,000件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
登録企業数 非公開

doda X 公式ページ:https://doda-x.jp/

スカウトサービスの3つの注意点

上記のスカウトサービスの利用にあたっては、以下の点に注意しましょう。

  • スカウトが中々来ないこともある
  • 企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる
  • 質の低いヘッドハンターもいる

スカウトが中々来ないこともある

基本待ちのサービスなため、スカウトサービスだけに頼ると、スカウトが来ずに、一向に転職活動が進まないケースもあります。

こうならないためにも、自分からも担当者に求人紹介を頼むなど積極的に動ける転職エージェントも必ず利用しておきましょう。

企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる

スカウトサービスで企業からスカウトを受けるとそのまま面接に進めますが、この場合以下は全て自分でやる必要があります。

  • 面接対策
  • 面接日や入社日の調整、年収交渉などの企業とのやりとり

上記は転職エージェントだと担当者が全てやってくれますが、スカウトサービスでは自力となります。

特に面接対策は、よほど慣れている方でない限り自力では難しいケースが多いため注意が必要です。

いい企業スカウトが来た時に焦らずに面接に進むためにも、まずは転職エージェントに登録し、志望業界の面接対策は受けておきましょう。

質の低いヘッドハンターもいる

スカウトサービスでは、企業だけでなく、「ヘッドハンター」と呼ばれる民間の転職エージェント会社からもスカウトが受けられます。

ヘッドハンターの中には、以下のような質の低いタイプもいるため注意が必要です。

  • とにかく接点を持とうと、経歴をよくみずにスカウトを大量に送っている
  • 設立まもない会社で、企業とのパイプも弱く、紹介できる求人も少ない
  • 実績作りのために、合わない求人でもごり押ししてくる

優良なヘッドハンターもいますが、ヘッドハンターからのスカウトは大量に届くケースも多く、見極めるのは難しいです。

そのため、スカウトサービスは、「企業からのスカウト」のみ確認する使い方が効率的でおすすめです。

企業からのスカウトは、面接確定を意味していて、人事担当者があなたの経歴に目を通した上で、本当に会いたいと思って送られることがほとんどです。

スカウトサービスの利用の流れ

スカウトサービスの利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. 職務経歴書を登録
  3. スカウトを受けた企業と面接
  4. 内定

上記は企業からスカウトを受けて転職する流れです。

ヘッドハンターからのスカウトの場合は、ヘッドハンターから紹介を受けた求人に応募していくことになります。

5. 金融業界に強い転職サイト|最終手段として使うべき求人サイト

転職エージェントを3社使っても決まらな方のみ、自分で求人を探して応募する求人サイトを使いましょう。

求人サイトなら、最大手で金融業界の求人も圧倒的に多い「リクナビNEXT」がおすすめです。

求人サイトは、サイト上の求人を自分で調べて応募していく転職サイトです。jobchange_site

登録すると、求人を調べられるだけでなく、企業からのスカウトももらえることがあります。

ただ、これまで紹介した他の転職サイトと比べると以下の通りで、あらゆる点で劣るため、まず使うべきサービスではありません。

サポート 求人の質・量 選考の有利さ
①転職エージェント
相談〜内定後の交渉まで

良質な非公開求人、数多い

選考対策・プッシュあり
②スカウトサービス
企業からのスカウトなら無し

良質な非公開求人、数多い

企業スカウトなら書類選考なし
③求人サイト ×
自分でやる

公開求人、数少ない
×
自力で頑張る

特に、ネット上に求人を公開して、広く募集しないと人が集まらない小さい会社が多く、有名企業など大手の求人は少ないので注意しましょう。

転職エージェントを3社以上使っても決まらなかった方のみ、最終手段として使いましょう。

求人サイトのおすすめ|リクナビNEXT

リクナビnext

リクナビNEXT」は業界最大手のリクルートが運営する求人サイトです。

金融業界の求人数は他サイトと比べても圧倒的に多く、まず使うべき求人サイトと言えます。

都心だけでなく地方の求人も充実しているため、迷ったらこれを選んでおきましょう。

リクナビNEXT公式ページ:https://next.rikunabi.com/

それでも決まらなければハローワークを使う

求人サイトでも転職が決まらなかった人は、公共の職業紹介サービス「ハローワーク」を使いましょう。

登録し、自分で求人を探して応募していくという流れは、求人サイトと変わりません。

これまで紹介した民間のサービスに比べると、地方や小さい会社の求人が多いですが、学歴・経歴・年齢が不問の求人も多いので、どこかしら決めることはできるはずです。

求人は以下から調べられるため、民間の求人サイトでもいい求人が見つからなかった方は利用してみましょう。

求人サイトの利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから会員登録
  2. 自分で求人を探して応募
  3. 面接
  4. 内定

プロフィールを登録すると企業や人材紹介業者からスカウトが来る機能もあり、これを受けて応募、面接と進む場合もあります。

6. 金融業界の方が転職エージェントを使うべき3つの理由

求人サイトから自分で応募するなど、他の方法もありますが、金融業界での転職を目指す方は、以下の理由で転職エージェントをまず使うべきです。

  • 表に出ない好条件な求人に応募できる
  • 選考で有利になりやすい
  • 転職のあらゆるサポートが無料で受けられる

実際に使って良かったと感じている人の口コミと合わせて紹介していきます。

理由1. 表に出ない好条件な求人に応募できる

口コミ・評判

Tさん(30代 都市銀行 リスク管理職)

エージェントから非公開の大手銀行のリスク管理部門の求人を紹介されました。

条件は年収800万円以上、フレックス制度もあり、キャリアアップに最適でした。

自分では見つけられなかった案件で、エージェントを利用して正解でした。

金融業界の高待遇な求人は「重要なボジションで、戦略上外部に出せない」というケースがほとんどで、エージェント経由でしか応募できないことも多いです。

実際に「JACリクルートメント」の、ハイクラスな金融業界の求人はほとんどが会社名非公開となっています。

こうした求人は、企業が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。

平均的な年収500万円前後の求人でも、人気企業や待遇のいい求人は、応募の殺到を避けるためにエージェント経由でのみ募集されるケースが多いです。

転職エージェントを使えは、求人サイトにはないこれらの高品質な非公開求人にも応募ができます。

理由2. 選考で有利になりやすい

口コミ・評判

Uさん(40代 証券会社 営業職)

選考前に「この企業は新規顧客獲得戦略をどう具体化できるかがポイント」と指導を受けました。

過去の経験を基に戦略案を準備し、面接で好評価。

エージェントのアドバイスがなければ、ここまでスムーズに決まらなかったと思います。

大手の転職エージェントは、企業ごとの過去の面接データをたくさん持っていて、応募先に好印象を与えるための、選考アドバイスをたくさんしてくれます。

また、転職エージェントを使うだけで、直接申し込んだ人よりも、選考が有利に進むことがあります。

採用側からすると、どこの誰かわからない人よりも、転職エージェントがプッシュしてくる人の方が安心して採用することができるからです。

エージェントは、企業側に書類に書けないあなたの魅力をアピールしてくれ、優秀なエージェントだと、面接で失敗しても結果を覆してくれることもあります。

理由3. 転職のあらゆるサポートが無料で受けられる

口コミ・評判

Tさん(30代 地方銀行 法人営業)

自分で行うと煩雑な条件交渉や応募手続きをエージェントに任せられたので、負担が大幅に軽減されました。

現職に集中しながら転職活動を進められたのは、プロのサポートのおかげです。

転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。

特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。

転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。

デメリットは使い方次第で解消できる

転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。

  • ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
    →実績のある大手のエージェントだけを使う
    →3社以上使い、ハズレの担当がついたエージェントの利用をやめる
  • ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
    →自分の経験、年収に合ったエージェントを選ぶ

そのため、転職エージェントは必ず使っておきましょう。

7. 金融業界の転職についてよくある質問

次に、金融業界についてよくある以下の質問に回答していきます。

  1. 金融業界に向いている人とは?
  2. 金融業界の年収はどれくらい?
  3. 金融業界の将来性は?
  4. 金融業界からの転職におすすめの仕事は?
  5. 金融業界の転職が有利になる資格は?

7-1. 金融業界に向いている人とは?

仕事内容を踏まえると、以下に当てはまる方に向いています。

  • 数字に強い:お金にまつわるサービスを扱うため
  • 細かいところに気がつく:お金を扱う、小さいミスも許されない仕事
  • どんな人とも臆せず話せる:法人営業で気難しい経営者を相手にすることもある
  • 競争が好き:営業はノルマが設定され、競わされることもある
  • プレッシャーに強い:顧客の大金を預かったり、大金を融資したりと緊張感のある仕事が多い

7-2. 金融業界の年収はどれくらい?

dodaの調査(2024年)」によると、金融業界全体の平均年収は491万円と、全業界の中でも最も高いです。

細かい業種別に見ると以下の通りで、投信/投資顧問(資産運用)の会社や証券会社の年収が特に高いです。

平均年収
投信/投資顧問 800万円
証券会社 620万円
信託銀行 611万円
リース 538万円
都市銀行 557万円
損害保険 515万円
消費者金融 482万円
クレジット/信販 486万円
住宅ローン 454万円
地方銀行 456万円
債権回収 453万円
生命保険 448万円
保険代理店 414万円
信用金庫/組合 402万円

7-3. 金融業界の将来性は?

金融業界の中でも、細かい業界によって将来性は変わります。

2025年時点の業績や市況をもとに、主な業種別の将来性をまとめると以下の通りです。(参考:会社四季報 業界地図)

将来性
メガバンク ◯設備投資やM&Aが盛んで、融資依頼が増えていて好業績
◯日銀のゼロ金利政策が解除となったことで、今後融資による収益の増加が見込まれる
地方銀行・信用金庫・信用組合 △国によるコロナ融資の返済が始まり、それに耐えきれず倒産する中小企業が増加中。今後貸し倒れが増える可能性高い
△利便性の高いアプリなどデジタルに対応したネット銀行やメガバンクに利用者が流れている
ネット銀行 ◯デジタル化の波に乗り、軒並み好業績
◯住宅ローン審査をAIで行うなどコスト削減により低金利を実現し、ユーザーを増やしている
証券 ◯新NISAのスタートや好調な株価が投資ブームを起こしていて、収益増加が見込まれる
クレジットカード・信販 ◯キャッシュレス決済の普及が追い風になり、軒並み好業績
生命保険 ◯コロナの収束により、保険金の支払いが減って業績回復傾向
損害保険 ◯自動車保険、火災保険の保険料引き上げによって収益増加が見込まれる

全体的に明るいですが、地方銀行や信用金庫・信用組合はあまり期待できない状況です。

7-4. 金融業界からの転職におすすめの仕事は?

金融業界からの転職でよくある転職先としては以下が挙げられます。

  • コンサルティング業界:企業の財務状況を見る力など、金融知識が企業へのコンサル業務に活かせる
  • 他の業界の営業職:ノルマや競争がある厳しい環境での営業経験は、どの業界でも評価される
  • 企業の管理部門:数字に強い点が評価され、経理を中心に採用されやすい傾向
  • 不動産業界:住宅ローンに関する実務経験があると、売買の営業で知識が活かせる
  • フィンテックやITの企業:金融に関するITサービスを提供する企業だとニーズが大きい

異業種も考えている方は、未経験からの転職にも強い「doda」のような大手エージェントをまず頼りましょう。

7-5. 金融業界の転職が有利になる資格は?

金融業界の方が、持っていると転職で有利になる資格を以下にまとめました。

内容 必要な勉強時間
FP(ファイナンシャルプランナー) 税金や保険、年金など幅広い知識を証明する、お金の専門家の資格 80~150時間(3級)
日商簿記検定 企業の経済活動を帳簿に記録する簿記の技能を証明する 200~300時間(2級)
中小企業診断士 経営に広い視点からアドバイスができるスキルを証明する国家資格 800~1,000時間
DCプランナー 年金制度や、投資、ライフプランに関する正しい知識を持つことを証明する 約50時間(2級)
証券アナリスト(CMA) 証券投資や企業評価のプロであることを証明する民間資格 約200時間
証券外務員 金融機関で株や債券の案内、勧誘をする上で必須となる資格 80~100時間(1種)

ただ、金融業界は実務経験が最も重視され、資格はなくても転職自体は可能です。

8. 金融業界|大手企業の会社別採用情報と必勝法

最後に、金融業界の大手企業の採用情報について、業界別に紹介していきます。

企業別のページに飛ぶと、最新の採用事情や社員の評判、選考突破のコツや面接の想定質問までが全てわかります。

以下に志望企業がある方は、必ずチェックしておきましょう。

8-1. 銀行

8-2. 証券会社

8-3. 保険会社

まとめ

金融業界に強い転職サイトについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

転職サイトには複数のタイプがありますが、まず使うべきは転職エージェントで、以下から3社を選んで使いましょう。

金融業界
経験者
未経験
年収
〜600万円
年収
600万円〜
doda
リクルートエージェント
マイナビAGENT
パソナキャリア
JACリクルートメント
コトラ
アンテロープ
※東京のみ

※東京のみ

外資系金融を目指す方には、海外でもサービスを行い、外資系企業とのパイプが強い以下の3社がおすすめです。

金融業界経験者の方は、以下のようなスカウトサービスも一つは使っておきましょう。

リクナビNEXT」のような求人サイトは、他のサイトでうまくいかなかった時の最終手段として使いましょう。

当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。