三菱UFJ信託銀行への転職で後悔しないための全知識|内部事情から成功の秘訣まで

「三菱UFJ信託銀行に転職すべき?」「三菱UFJ信託銀行に転職するにはどうすればいい?」など、三菱UFJ信託銀行株式会社(以下、三菱UFJ信託銀行)への転職を検討していませんか?
大手信託銀行として、転職人気ランキング上位の三菱UFJ信託銀行ですが、社内からは悪い口コミもあり、知らずに入社すると後悔する可能性があります。
また、三菱UFJ信託銀行は転職難易度もかなり高く、十分な対策が必要ですが、選考を有利に進められるコツも存在します。
このページでは転職エージェントとして数多くの人の転職をサポートしてきた筆者が三菱UFJ信託銀行へ転職をする上で知っておくべき全てのことを以下の流れで解説します。
- 三菱UFJ信託銀行への転職|評判・年収・難易度まとめ
- 三菱UFJ信託銀行の求人・採用情報
- 三菱UFJ信託銀行はそもそもどんな会社か
- 三菱UFJ信託銀行の行員からの口コミ・内部事情
- 三菱UFJ信託銀行の中途採用の面接想定質問40選と、面接・書類選考のポイント集【年齢別】
- 三菱UFJ信託銀行の選考を有利にするために絶対に知っておくべき1つのこと
- 三菱UFJ信託銀行の転職で使うべきエージェント3選
- 三菱UFJ信託銀行への転職に関するQ&A
最後まで読めば、三菱UFJ信託銀行に転職すべきか、転職を目指す際は何をすべきかわかり、三菱UFJ信託銀行への転職で失敗しなくなるでしょう。
著者:I.J(現役転職エージェント)
1. 三菱UFJ信託銀行への転職|評判・年収・難易度まとめ
三菱UFJ信託銀行は、MUFGの大手信託銀行で、信託銀行としては国内2位の規模を持っています。
まずは、三菱UFJ信託銀行について、評判、年収といった転職前に知っておくべきポイントを紹介します。
1-1. 三菱UFJ信託銀行の行員からの評判
口コミサイトをもとに行員からの三菱UFJ信託銀行の評判をまとめると、以下の通りになります。
評価 | |
待遇 | 3.2![]() |
ワークライフバランス | 3.0![]() |
キャリア・成長 | 3.4![]() |
やりがい | 3.2![]() |
職場の雰囲気 | 3.2![]() |
行員からの口コミ、他の人気企業との比較を簡単にまとめると、下記の通りです。
- ◎行員育成のサポートが手厚いので、成長しやすい環境
- ◎信託銀行ならではの提案ができたり、大規模案件に携わることができる点にやりがいを感じる人が多い
- ◎調整は必要だが、日常的な有給休暇の取得はしやすく、長期休暇も取得しやすい
- ○一部の金融機関にはやや劣るが、年収は高く待遇に満足しているという人が多い
- ○基本的に仕事の量は多いので、平日は忙しいとする方が多い
- △一部の職種や役職の場合はハードワークとなりやすい
- △年功序列の色が強いので、成果が年収に直結しない点にやりがいを感じないという方も
三菱UFJ信託銀行とあわせて検討される企業との比較
三菱UFJ信託銀行とあわせて検討されてるのが、以下の企業です。
- 三井住友信託銀行(SMTB).:三井住友トラストグループの信託銀行
- SMBC信託銀行.:三井住友フィナンシャルグループの信託銀行
- みずほ信託銀行.:みずほフィナンシャルグループの信託銀行
それぞれの会社の社内からの評価を比較すると以下の通りで、最高得点を赤字にしています。
待遇 | ワークライフバランス | キャリア成長 | やりがい | 職場の雰囲気 | |
三菱UFJ信託銀行 | 3.2 | 3.0 | 3.4 | 3.2 | 3.2 |
三井住友信託銀行. | 3.2 | 4.2 | 3.1 | 3.0 | 3.0 |
SMBC信託銀行. | 3.6 | 3.6 | 3.3 | 3.3 | 2.9 |
みずほ信託銀行. | 3.3 | 3.6 | 3.4 | 3.1 | 3.0 |
比較すると、大手信託銀行の中でもキャリア・成長面や職場の雰囲気面での満足度が高いです。
私が転職エージェントとして聞いた実際の行員の声
私が転職エージェントとして働く中でも、元行員の方から、以下のような声をよく聞きます。
- 若手のうちからどんどん仕事を任せてもらえるので、成長を実感できる
- 金融機関ならではの厳しさもあるが、風通しはよく働きやすいと感じる
ただし、年功序列の色が強く、成果を出すことが年収につながらないのでモチベーションが削がれるという方もいます。
過去にサポートした中でも、「成果を出すことよりも在籍している年数が長いことが重視されるので、合わないと思うようになった」などの理由で転職を希望される方もいたため、この点には注意しましょう。
1-2. 三菱UFJ信託銀行の平均年収
三菱UFJ信託銀行の正行員の平均年収は、915万円です。
ただ、一緒に検討される企業と比較すると下記の通りで、同じ大手信託銀行と比べると平均的です。
平均年収 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 待遇の口コミ評価 | |
三菱UFJ信託銀行 | 915万円 | 43.8歳 | 16.6年 | 3.2 |
三井住友信託銀行. | 728万円 | 41.9歳 | 14.8年 | 3.2 |
SMBC信託銀行. | 1,095万円 | 39歳2月 | 14年11ヶ月 | 3.6 |
みずほ信託銀行. | 1,072万円 | 41.4歳 | 16.4年 | 3.3 |
※各社最新のIR情報・就職情報サイト・口コミサイトを参考に作成
とにかく高い年収を求める方は、「SMBC信託銀行」「みずほ信託銀行」といった競合他社も検討しましょう。
年齢別の給与水準
口コミサイトを元に集計すると、三菱UFJ信託銀行の年齢別の給与の平均値は以下の水準です。
25歳 | 500万円~550万円 |
30歳 | 750万円~800万円 |
35歳 | 900万円~950万円 |
40歳 | 1,000万円~1,050万円 |
45歳 | 1,100万円~1,150万円 |
50歳 | 1,200万円~1,250万円 |
55歳 | 1,250万円~1,300万円 |
役職、残業時間によっても左右されますが、平均すると、上記の水準になります。
1-3. 三菱UFJ信託銀行の転職難易度
三菱UFJ信託銀行への転職難易度は「かなり高い(高度なスキルや経験があっても難しい)」です。
中途採用は積極的に行なっている傾向がありますが、高い知名度や、安定性などから、転職人気企業ランキング上位の常連で、高い倍率を勝ち抜かなければいけません。
そのため、以下を徹底しないと合格は難しいでしょう。
- 自分の経験、スキルに合ったポジションに応募する
- 求める人物像を理解し、活躍できる人材であることをアピールする
- 過去の傾向を分析し、面接・選考対策を徹底的に行う
1-4. 三菱UFJ信託銀行へはどうやって応募すべきか
三菱UFJ信託銀行に応募するには、以下の3つの方法がありますが、必ず転職エージェントを使い応募しましょう。
転職エージェントを使うべきなのは、以下の点で三菱UFJ信託銀行の転職に有利になるからです。
- インターネット上に出ていない、三菱UFJ信託銀行の非公開求人に応募できる
- 三菱UFJ信託銀行の傾向を踏まえた選考対策(面接対策、書類添削)をしてくれる
- 三菱UFJ信託銀行側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
- 内定時に給与交渉をしてくれる
ページの後半で、転職エージェントについて詳しく解説をしますが、三菱UFJ信託銀行に転職したい方が使うべきエージェントは下記の3社です。
これらに登録し、「三菱UFJ信託銀行に転職したい」と伝え、サポートを受けましょう。
上記エージェントは先ほど三菱UFJ信託銀行と比較した他社への転職にも強いので、他社に応募する際にも使えます。
2. 三菱UFJ信託銀行の求人・採用情報
ここでは三菱UFJ信託銀行の中途採用について、どんな求人があるか、またどんな人物が求められているかを紹介します。
2-1. 採用職種
三菱UFJ信託銀行の職種は大きく分けると下記2種類です。
総合職 | 全国コース | リテール事業、法人事業、不動産事業、証券代行事業、年金事業、資産運用事業、資産管理事業、金法・非営利RM事業、市場事業、システムデジタル事業など | |
地域限定コース |
上記のような職種がありますが、中途採用ではどちらの職種でも募集を行っています。
具体的に出ていた求人を以下で紹介します。
2-2. 求人情報
過去に「JACリクルートメント」「LHH転職エージェント」「doda」といった大手転職エージェントや「キャリア採用サイト」で募集されていた求人情報をご紹介します。
全国コース
求人概要 | 予定年収 | 勤務地 |
機関投資家向け営業(外国籍投信アドミ業務/グローバルカストディ受託) | 500万円~1,300万円 | 東京都港区 |
業務監査(海外拠点) | 500万円~1,400万円 | 東京都千代田区 |
外部委託商品等に係る運用管理・報告業務 | 500万円~1,300万円 | 東京都港区 |
投信委託代行業務 ※日本マスタートラスト信託銀行出向 | 500万円~1,300万円 | 東京都港区 |
IPO準備企業向け株式実務・証券代行営業 | 500万円~1,400万円 | 大阪府大阪市 |
富裕層(リテール)向けコンサルティング営業 | 500万円~1,300万円 | 愛知県名古屋市 |
全国コースにおいては、コンサルティング営業をはじめ業務監査など様々なポジションで募集を行なっています。
地域限定コース
求人概要 | 予定年収 | 勤務地 |
理系システム人材(総合職)※第二新卒を想定 | 500万円~740万円 | 東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県 |
総合職(関西エリア限定)※第二新卒を想定 | 500万円~740万円 | 大阪、京都、兵庫 |
富裕層(リテール向け)コンサルティング営業 | 500万円~1,400万円 | 長野県長野市 |
地域限定コースの場合は、富裕層向けのコンサルティング営業などで募集を行なっています。
2-3. 採用メッセージ、求められる人物像
三菱UFJ信託銀行は、中途向けの採用メッセージを以下のように述べています。
私たち三菱UFJ信託銀行が手掛ける「信託」を中核としたビジネスには中長期的な視点が不可欠です。
私たちは10年、20年、30年~、という中長期的視点に立ってお客さまの大切な資産をお預かりし、運用を行っています。
そのためにお客さまとゴールを共有し、そこに向かって伴走する。
それが三菱UFJ信託銀行に求められる資質です。
そしてその成果、果実は自身がそのお客さまを担当している間に得られるとは限りません。
社内で次の担当へとしっかり引き継がれ、中長期にわたり、世代を超えてお客さまに価値を提供し続けます。
三菱UFJ信託銀行の「信頼」を重視する社風、「人を想う真摯さ」が感じられる企業文化はこうして生まれました。熱い想いを胸に秘めつつ、遠い未来を見据える。そうしたマインドが信託ビジネスには求められます。
多面的なものの見方も重要です。
中長期的なビジネスではどこにニーズがあるのか、何を変えていく必要があるのか、全方位にわたってアンテナを張り巡らせます。
時代のニーズに応じてビジネスを変え、育てていくのです。その力が三菱UFJ信託銀行にはあります。
日本、そして世界が変わり続ける中で、お客さまのニーズも進化・新化し、今まで以上に多様かつ複雑な課題に直面しています。
こうしたニーズに応えるために、三菱UFJ信託銀行に求められるソリューションも広く深く拡がり続けています。
多彩な経験・専門性、熱い想いを持つキャリア人財の力を三菱UFJ信託銀行というフィールドで発揮いただくことで、新しいソリューションを創り出していきたい。
これこそが、私たちがキャリア人財を求める最大の理由です。(引用元:三菱UFJ信託銀行)
また、三菱UFJ信託銀行は、以下3つのFiduciary Duty(受託者責任)の精神を大事にしており、強みともしています。(引用元:三菱UFJ信託銀行)
- 「人」としての力・人間性
- 専門性・プロフェッショナリズム
- お客様の最適・最善のために行動する力
上記を踏まえると、以下のような点をアピールすると良いでしょう。
- プロフェッショナルとして、誠実に業務に向き合ってきた経験
- 難しい環境下であっても、顧客起点で考え、最善な提案をしてきた姿勢や実績
逆に言うと、上記のスキル・性格、実績がない場合、転職は難しく、たとえ入社できてもミスマッチがおき、後悔する可能性がありますから注意しましょう。
3. 三菱UFJ信託銀行はそもそもどんな会社か
引用:Google Maps
三菱UFJ信託銀行は、MUFG傘下の信託銀行です。
資産金融事業・不動産事業・証券代行事業・受託財産業務などを展開しています。
会社ホームページ:https://www.tr.mufg.jp/
3-1. 会社概要
社名 | 三菱UFJ信託銀行株式会社 |
設立 | 1927年3月10日 |
代表者 | 窪田 博 |
従業員数 | 6,283人(2024年3月末現在) |
本店所在地 | 東京都千代田区丸の内1丁目4番5号 |
事業内容 | リテール部門、法人マーケット部門、資産金融事業、不動産事業、証券代行事業、受託財産部門、市場部門 |
3-2. 事業内容
三菱UFJ信託銀行の事業内容は以下のとおりです。
信託銀行業務 | 銀行業務(預金、貸出など)及び信託業務(有価証券の信託、不動産関連の信託業務、相続関連など) |
一般的な商業銀行と違い、有価証券の信託業務や、相続関連の業務(遺言執行、遺産整理等)が業務として含まれます。
3-3. トップメッセージ
画像引用元:三菱UFJ信託銀行
三菱UFJ信託銀行は、信託機能を中核に、リテール、資産金融、不動産、証券代行、年金、資産運用・管理、市場といった多様な分野で社会を支える金融サービスを提供しています。
各分野には専門性と経験を持つ人材を揃え、社会のインフラを担う役割を果たしています。
創立以来100年近くにわたり、時代の変化に柔軟に対応し、「社会になくてはならない存在」であることを追求してきました。
これまでは、お客さまの想いや財産を守りつなぐための信託機能の活用を通じて、多様なニーズに応えてきました。
今後は、未来志向のもと、「先進性」と「専門性」をさらに磨き、社会課題を解決する商品・サービスの創出に注力していきます。
3-4. 今後の事業展開
三菱UFJ信託銀行は、“「安心・豊かな社会」を創り出す信託銀行”というコーポレートスローガンを掲げて、新しい信託銀行ビジネスの創造に注力しています。
特に注力している項目は以下の4つです。
- 日本屈指の「金融サービス業」を目指す・・・ニーズの把握・分析にとどまらない「コンサルティング&ソリューション」の提供
- 「グローバル」に展開する資産運用・管理会社・・・豊富な運用商品の提供にとどまらず、世界各国の法務・税務といった専門知識やグローバルネットワークを駆使し、世界一の資産運用・管理会社を目指す
- 「社会環境に貢献する」商品・サービスの創出・・・先進的な技術を取り入れ、お客様の課題やニーズに対応していくことを目標とし、民間研究所の設立や専門協会の設立への参画など、産学連携した研究へ注力する
- 「デジタル・トランスフォーメーション」による金融インフラ構築・・・新たなビジネスモデル構築や金融基盤の構築・デジタルを通じた新たな顧客体験の創出のためにDXへの積極的な投資の実施
また、三菱UFJ信託銀行は組織の源泉を「受託者責任(フィデューシャリー)」としており、活動の指針として重要視しています。
上記を踏まえると、以下のような特徴を持つ方に向いた企業と言えるでしょう。
- 受託者責任を全うできる方・身につける意思のある方
- 変化の激しい中でも柔軟に対応できる方
3-5. MUFG(三菱UFJフィナンシャル・グループ)について
MUFGは、三菱UFJ信託銀行などを傘下におく銀行持株会社です。
MUFGは、2005年に「三菱東京フィナンシャル・グループ」「UFJホールディングス」の統合によって生まれました。
MUFGの主要会社は以下のようなものが挙げられます。
会社名 | 主な事業領域 |
三菱UFJ信託銀行 | 信託銀行 |
三菱UFJ銀行 | 銀行 |
三菱UFJ証券ホールディングス |
証券持株
|
三菱HCキャピタル | ベンチャーキャピタル |
三菱UFJニコス | クレジットカード |
ただ、中途採用は積極的に行なっておらず、非常に狭き門です。
採用ページでもMUFGという、単体としての募集ページはないため、経歴を送りうまくフィットすればチャンスがあるかもしれない、という程度です。
親会社である、「MUFG」への転職を希望する場合は、ハイクラスな求人が集まる下記エージェントに相談しましょう。
4. 三菱UFJ信託銀行の行員からの口コミ・内部事情
改めて、三菱UFJ信託銀行行員からの口コミ、他の人気企業との比較をすると以下の通りです。
評価 | |
待遇 | 3.2![]() |
ワークライフバランス | 3.0![]() |
キャリア・成長 | 3.4![]() |
やりがい | 3.2![]() |
職場の雰囲気 | 3.2![]() |
この章ではそれぞれの項目でどんな口コミがあったかを、内部事情を合わせて解説します。
端的にまとめると下記のメリット・デメリットがあるといえます。
- ◎行員育成のサポートが手厚いので、成長しやすい環境
- ◎信託銀行ならではの提案ができたり、大規模案件に携わることができる点にやりがいを感じる人が多い
- ◎調整は必要だが、日常的な有給休暇の取得はしやすく、長期休暇も取得しやすい
- ○一部の金融機関にはやや劣るが、年収は高く待遇に満足しているという人が多い
- ○基本的に仕事の量は多いので、平日は忙しいとする方が多い
- △一部の職種や役職の場合はハードワークとなりやすい
- △年功序列の色が強いので、成果が年収に直結しない点にやりがいを感じないという方も
4-1. 待遇に関する口コミ
- 一部の金融機関には劣るが、年収は高く満足している
- 年功序列の色が強く、差がつきにくい
- 住宅関連などの福利厚生が手厚いので、可処分所得は多い
- 若手の給与が増えており、若手の満足度は高い
待遇に関する評価は他の大手企業と比較すると平均からやや低めとなっています。
メガバンクほどではないが、年収は高く満足していると話す方が多いです。
年功序列の色が強く、成果による差がつきづらい報酬体系となっているため物足りないとする方もいます。
また、住宅関連をはじめとした福利厚生が充実しているので、可処分所得は多いです。
特に近年は新卒をはじめ若手の給与が増えていることから、若手の方の満足度は高めです。
このほか、55歳までは組織に残れるので、役職定年が早い他の企業と比べると生涯賃金は高いと感じると語る方もいました。
参考:役職別の年収目安
三菱UFJ信託銀行の役職別の年収の目安は、それぞれ下記の通りとなっています。
役職目安 | 年収目安 |
1級(1~3年目の一般社員) | 550万円~600万円 |
1級(三年目以降の一般社員) | 750万円~800万円 |
2級(調査役) | 1,050万円~1,100万円 |
3級(上席調査役) | 1,300万円~1,400万円 |
4級(課長) | 1,500万円~1,550万円 |
4級(次長) | 1,700万円~1,750万円 |
5級(部長・室長・支店長クラス) | 2,150万円~2,200万円 |
6級(参事) | 2,500万円 |
役員 | 6,800万円 |
4-2. ワークライフバランスに関する口コミ
- 以前と比べると、ワークライフバランスが改善している
- 半期に一度は連続5日間の休暇が必須となるなど、休日は多い
- 業務量は多いため平日は忙しくなりやすい傾向で、管理職は特に顕著
- 若手の間は、休暇中なども資格取得のための勉強時間に割く時間が多い
ワークライフバランスに関する評価は、他の大手企業と比較すると低いです。
働き方改革などの影響もあって、以前に比べると改善してきているという口コミが目立ちます。
仕事の調整ができていれば有給休暇は問題なく取得ができ、半期に一度は5日連続の休暇の取得が必須となるなど、全体的に休暇は多めとなっています。
ただし、業務量は多いので、平日は法定上限に引っかからない程度には稼働をする方も多く、管理職となると、深夜まで残業する方もいます。
このほか、若手の間は、必要な資格取得のために業務時間外も勉強しているという方も多いです。
なお、会社全体の残業時間の平均は月間36時間ほどとなっています。
4-3. 成長・キャリアアップに関する口コミ
- 手を挙げればどんどん仕事を任せてもらえるので、業務経験が積みやすい
- 研修制度が充実しているだけでなく、資格取得の支援も手厚い
- 一つの部門内での業務経験を積むことで専門性を高めていく方針
- ただし、別の部門やMUFG内の証券などの様々な会社・部門への異動も可能
- ルーティーンワークが多いので、成長を実感しづらいという声も
成長・キャリアアップに関する評価は他の大手企業と比較しても高いです。
手を挙げればどんどん仕事を任せていく傾向があり、若手のうちから成長を実感している人は多いです。
研修制度も充実しており、資格取得の後押しも手厚いです。
全体的に、一つの部門内で専門性を高めていく育成方針ですが、他の部門にチャレンジできる制度もあるので、取り組み次第でたくさんの経験が積めます。
異動は社内だけにとどまらず、MUFG内で可能であるため、証券などの業務経験を積むことも可能です。
ただし、ルーティーンワークや雑務も多いので、成長をしているのか疑問もあるとの声もあります。
4-4. やりがいに関する口コミ
- 若手のうちから責任のある仕事を任せてもらえる
- 専門性を高めやすいので、キャリアアップにプラスになると感じる
- 大手信託銀行ならではの提案ができたり、プロジェクトへの参画が可能
- 年功序列なので、成果を出しても待遇に直結しづらい点などに不満を持つ方も
三菱UFJ信託銀行にはやりがいを持って働いている方が多いです。
特に、若手のうちから責任のある仕事を任せてもらえると答える方が多いです。
専門性を高めやすい環境なので、自身のスキルアップに繋がりやすい点がやりがい話す方もいます。
また、大手信託銀行ならではの案件に携わることができる点にもやりがいを持っている方もいます。
ただし、年功序列の色が強いので成果に待遇が直結しない・ルーティーンワークばかりでつまらないとする声もあります。
このほか、本店などを中心に根回しばかりで疲れると話す方もいます。
4-5. 職場の雰囲気・人間関係に関する口コミ
- 他の金融機関と比べると、風通しは良い
- ただし、ミスには非常に厳しいなど金融機関らしい堅さもある
- 年功序列の色が強いなど、保守的
- コンプライアンスや受託者責任という点の教育が行き届いていると感じるという声も
職場の雰囲気・人間関係に関する評価は他の大手企業と比較しても平均的です。
他の金融機関と比べると和気藹々としており風通しは良いという口コミが多数あります。
ただし、ミスには非常に厳しく、稟議を通す際も根回しが必要など、金融らしい堅さもあると話す方が多いです。
また、年功序列の色が強いです。
全体的にコンプライアンスや、受託者責任(フィデューシャリー・デューティー)への意識が高く、研修時点から徹底的に教え込まれているとする声もあります。
参考:三菱UFJ信託銀行から転職で出ていく人の事情
三菱UFJ信託銀行は、安定した雇用体系、業界内での高いシェアから定年まで働く人がほとんどで、2019年度から2023年度の離職率の平均は2.56%となっています。(引用元:三菱UFJ信託銀行)
しかし、「待遇は良いが、年功序列の色が強い」「金融機関ならではの保守的な文化が合わない」といった理由で転職を検討されています。
5. 三菱UFJ信託銀行の中途採用の面接想定質問40選と、面接・書類選考のポイント集【年齢別】
この章では、三菱UFJ信託銀行の中途採用選考でアピールすべきポイントや、面接の想定質問を紹介します。
5-1. 三菱UFJ信託銀行の中途採用で聞かれる想定質問40選
三菱UFJ信託銀行の面接を想定して、想定質問を作成しました。年齢別に以下のように40個用意しましたので、準備しましょう。
このページでは、どの企業でも聞かれるような、一般的な質問はあえて入れませんでした。
一般的な質問や、答え方を「プロ直伝!転職面接の質問99例の答え方とわかりやすく伝える全ノウハウ」でまとめていますので、合わせてしっかり準備しましょう。
全ての人が準備すべき質問10個
- 信託銀行における「受託者責任」を、どのように理解していますか?
- 当社が提供する信託サービスの中で、関心を持った業務とその理由を教えてください。
- これまでの業務で、正確性や厳格な手続きを求められた経験を教えてください。
- 複数の関係者との調整が必要な業務において、どのように進行管理をしてきましたか?
- 規制やルールに厳格な環境下で働く際に、注意してきた点を教えてください。
- 信頼関係の構築が必要な業務で、実際にどのような行動を取ってきましたか?
- 数字・データを扱う業務で、精度を保つために行ってきた工夫を教えてください。
- 長期的にお客様と関わった業務経験があれば、どのように信頼を築きましたか?
- 当社で求められる「コンプライアンス意識」について、どのように考えていますか?
- 自身のこれまでの経験の中で、信託銀行との親和性が高いと考える点を教えてください。
若手社員(第二新卒〜30歳前後)が準備すべき質問10個
- 前職で経験した業務の中で、細かいルールやマニュアルを遵守した事例を教えてください。
- 上司や先輩との業務連携で意識していたことは何ですか?
- 金融知識に関して、自主的に学んだ内容と、それが業務で活きた例を教えてください。
- 新しい業務に取り組む際、どのように習得し、戦力化しましたか?
- 顧客からの問い合わせに、正確に応えるために取っていた対応を教えてください。
- ミスやトラブルが起きた際に、どのように報告・修正・再発防止を行いましたか?
- 複数業務を同時に進める際のスケジュール管理方法を教えてください。
- 前職での業務において、達成まで時間のかかる業務をどのように取り組みましたか?
- チームの中で若手として貢献したと感じるエピソードがあれば教えてください。
- 三菱UFJ信託銀行の業務に関心を持った具体的なきっかけを教えてください。
中堅社員(30代〜40歳前後)が準備すべき質問10個
- 自身が主担当として顧客対応を行った業務で、特に印象に残っている事例を教えてください。
- 部内での業務改善や業務効率化に取り組んだ経験があれば、その内容を教えてください。
- 信託や資産運用に関わる分野で、専門性を高めるために行ってきた努力を教えてください。
- 役職者や関連部門との連携で、成果を上げた経験を教えてください。
- 業務分掌が細かい組織の中で、自ら主体的に役割を見つけた経験を教えてください。
- 制度変更や規制強化など、外部環境の変化に対応した実績があれば教えてください。
- チームリーダー的な立場でメンバーの業務を支援した経験はありますか?
- 社内調整や稟議の過程で意識していたことがあれば教えてください。
- リスク管理の観点から注意を払ってきた業務上のポイントを教えてください。
- 三菱UFJ信託銀行で自身の強みを最も活かせると考える業務領域を教えてください。
管理職、シニア(40代以上)が準備すべき質問10個
- 管理職として、チームのコンプライアンス意識をどう醸成してきましたか?
- 部門のKPIや業績目標を管理する中で、最も工夫した点を教えてください。
- 組織やプロジェクトにおいて、リスクを未然に防いだ事例があれば教えてください。
- 部下の指導・育成において、成長につながったと感じるアプローチを教えてください。
- 管理職として行った意思決定の中で、難しかったものと対応を教えてください。
- 年金・不動産信託・資産承継など、専門性が求められる業務で携わった経験があれば教えてください。
- 部門横断的な連携を行った経験があれば、調整のポイントを教えてください。
- 業務改革やDX推進に関与した経験があれば、課題と成果を教えてください。
- 組織の透明性やガバナンス向上のために行った取り組みがあれば教えてください。
- 当社の信託銀行としての機能を理解した上で、自身が貢献できると考える視点を教えてください。
5-2. 三菱UFJ信託銀行の中途採用選考でアピールすべきポイント
三菱UFJ信託銀行への転職を目指す人がアピールすべきことを、以下の4つに分けて紹介します。
- 全ての人がアピールすべきポイント
- 若手行員(第二新卒〜30歳前後)がアピールすべきポイント
- 中堅行員(30代〜40歳前後)がアピールすべきポイント
- 管理職、シニア(40代以上)がアピールすべきポイント
1. 全ての人がアピールすべきポイント
面接や職務経歴書で共通して伝えるべき、三菱UFJ信託銀行ならではの評価されるポイントです。
- 信頼を得るための慎重な判断と対応
- ルールに則った業務運用の経験
- 顧客との長期関係の構築実績
信頼を得るための慎重な判断と対応
信託業務では、「正確さそのもの」以上に、「誤解を生まない判断」や「迷ったときの確認行動」が重視されます。
例えば、複雑な契約内容や制度上の曖昧な点があるときに、自ら判断せず、マニュアル確認や上司相談を行うなど、慎重さを持った行動経験がアピールになります。
ルールに則った業務運用の経験
信託銀行業務では、「受託者責任」に基づき、顧客の信頼を損ねない運用が求められます。
ルールやマニュアルに従って正確に進めた実績、あるいはリスク回避のために確認を怠らなかった姿勢は、選考で重視されます。
顧客との長期関係の構築実績
信託業務は、単発の売上よりも「継続した信頼」が重視されます。
お客様の人生設計や企業の持続的経営を支える経験を有している場合、面接で説得力を持って語れる要素になります。
2. 若手社員(第二新卒〜30歳前後)がアピールすべきポイント
若手社員が三菱UFJ信託銀行で評価されるポイントは、専門性よりも姿勢と適応力です。
- 専門知識の自主的な習得経験
- 素直に学ぶ姿勢
- コンプライアンスに配慮した行動経験
専門知識の自主的な習得経験
年金、信託、不動産関連などの制度知識をキャッチアップする姿勢が問われます。
「研修や上司からの指導で学んだ知識を業務に応用した」などの具体例を示すことで、成長意欲を伝えられます。
素直に学ぶ姿勢
若手層には「正しく吸収できるかどうか」が最も重視されます。
未経験業務でも、報連相を徹底し、上司・先輩からの指導を受けながら誠実に取り組んできたことが、評価につながります。
コンプライアンスに配慮した行動経験
若手であっても、規定違反や説明責任が問われる業務環境では、初動の判断が重要です。
「迷ったときに自己判断せず、上司に確認した」「マニュアルを見返してから対応した」などの慎重な対応は、信頼につながります。
3. 中堅社員(30代〜40歳前後)がアピールすべきポイント
中堅層は即戦力としての深い業務経験と、社内での橋渡し役が求められます。
- 業務領域の専門性
- 部門間の調整経験
- 後輩への指導経験
業務領域の専門性
証券代行や年金信託など、信託業務特有の分野で経験を積んでいることは即戦力として高評価です。
制度変更や顧客ニーズに対応しながら専門性を高めてきた事例を具体的に伝えると良いでしょう。
部門間の調整経験
三菱UFJ信託銀行はMUFGとして部門の役割分担が明確です。
その中で他部門との連携や調整を円滑に進めた実績(例:本部や営業店との折衝経験)は重要なアピールになります。
後輩への指導経験
信託業務は属人化しやすく、知見の継承が非常に重要です。
後輩に業務フローやリスクポイントを教えた経験、指導方針に一貫性があったことなどを具体的に説明すると効果的です。
4. 管理職、シニア(40代以上)がアピールすべきポイント
管理職・シニア層は、ガバナンス、リスク管理、全社調整力が問われます。
- リスクを未然に防いだマネジメント経験
- コンプライアンス体制の整備経験
- 部門横断プロジェクトの統括経験
リスクを未然に防いだマネジメント経験
業務上の誤りやクレームの予兆に気づき、未然に防止した経験は信託業務において特に重要です。
実際にどのようなリスクが想定されたか、どのように防いだかを具体的に語ることで、マネジメント能力をアピールできます。
コンプライアンス体制の整備経験
管理職として「違反を防ぐ仕組み」「点検・牽制の仕組み」に関与した経験があれば、非常に強い武器になります。
信託銀行では特に、チェック体制を作ったり、監査部門と連携したりした実績が評価されます。
部門横断プロジェクトの統括経験
営業・事務・本部など、複数部門を巻き込んだ改善や制度導入の経験は、企業内の調整力と推進力の証明になります。
それによって業務効率が上がった、顧客満足度が向上したなど、成果を数値で語れると説得力が増します。
6. 三菱UFJ信託銀行の選考を有利にするために絶対に知っておくべき1つのこと
三菱UFJ信託銀行へ転職する際に重要なことは、自分で申し込まず、「転職エージェント」を使い応募することです。
転職エージェントとは、登録をすると完全無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことを指します。
使うべきなのは、下記の4つの理由で三菱UFJ信託銀行への転職に有利になるからです。
- 三菱UFJ信託銀行の非公開求人に応募できる
- 三菱UFJ信託銀行の傾向を踏まえた選考対策をしてくれる
- 三菱UFJ信託銀行側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
- 内定時に給与交渉をしてくれる
4つの理由を1つずつ解説します。
6-1. 三菱UFJ信託銀行の非公開求人に応募できる
転職エージェントは、企業の採用ページや求人情報サイトに乗っていない非公開の求人を複数持っていて、三菱UFJ信託銀行の非公開求人を持っている可能性もあります。
非公開の求人になるのは、一般的に下記のような求人で、総じて「働く上で好条件の求人」が多いです。
- 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう
- 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない
- 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人
また、求人を持っていなくても、あなたの希望とスキルが合えば、転職エージェントが企業に営業してくれるケースもあります。
三菱UFJ信託銀行に行きたい場合は、転職エージェントに相談することで、求人の選択肢を大きく増やせますから、必ず転職エージェントに相談しましょう。
6-2. 三菱UFJ信託銀行の傾向を踏まえた選考対策をしてくれる
大手転職エージェントだと、三菱UFJ信託銀行や同業他社に複数の転職希望者を転職させているため、選考を突破するノウハウが溜まっていて、それを元にサポートをしてくれます。
過去の面接の傾向を踏まえ、模擬面接をしてくれたり、書類や面接で何をアピールすべきかを一緒に考えてくれます。
さらに面接前には、面接官の肩書きや、特に重視される点を教えてくれることもあるので、転職エージェントを使っていない人よりも面接を有利に進められます。
6-3. 三菱UFJ信託銀行側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
転職エージェントは、人事担当者ともやりとりをしていて、面接や書類では伝わらないあなたの魅力をアピールしてくれます。
企業としては、よくわからない人物よりも、転職エージェントのお墨付きのある人の方が安心して採用できるので、転職エージェント経由だとそれだけで選考に有利になることも多いです。
腕のいいエージェントが担当の場合、面接に失敗しても、エージェントがプッシュしてくれ、結果が覆るということもよくあります。
6-4. 内定時に給与交渉をしてくれる
内定した後も、企業とのやりとりは転職エージェントが間に入ってくれます。
給与交渉などの言いにくいことも転職エージェント経由で相談でき、交渉もしてもらえるので、エージェント経由の方がより良い条件で転職しやすいです。
以上の4つの理由で、三菱UFJ信託銀行やその他企業に転職する際は、必ず転職エージェントを使うようにしましょう。
7. 三菱UFJ信託銀行の転職で使うべきエージェント3選
三菱UFJ信託銀行の転職を目指す際に使うべきエージェントは下記の3つです。
この3つに登録し、三菱UFJ信託銀行やその他希望する企業に転職したいと相談しましょう。
これらを選んだ理由は下記3つです。
- 大手で求人数も多く、三菱UFJ信託銀行の求人も持っている可能性が高い
- 三菱UFJ信託銀行への転職を有利にするためのノウハウを持っている
- 提案力・交渉力が高く、転職の強い味方になってくれる
一つずつ解説していきます。
7-1. JACリクルートメント
「JACリクルートメント」は、ハイクラス専門の転職エージェントです。
ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いです。
三菱UFJ信託銀行の中でも、年収800万円以上のポジションを狙う方は、必ず使っておきましょう。
ただし、ハイクラスな人材でないと判断されると十分なサポートを受けられませんので注意しましょう。
JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/
7-2. LHH転職エージェント
「LHH転職エージェント」は、世界的に有名な大手人材会社アデコの運営する、ハイクラス向けの転職エージェントです。
サポートを受けた利用者は、平均で年収を約100万円上げていて、年収アップの転職に強みを持ちます。
これまでの経験を活かしつつ、今よりポジション、年収を上げる転職がしたい方には特におすすめです。
LHH転職エージェント公式ページ:https://jp.lhh.com
7-3. doda
「doda」はパーソルキャリアが運営する、業界トップクラスの実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。
求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。
過去のサポート実績から社内にデータやノウハウが蓄積されているだけでなく、企業とのパイプも強いので、人気企業を目指すなら一度は相談しておきましょう。
doda公式ページ:https://doda.jp/
8. 三菱UFJ信託銀行への転職に関するQ&A
その他三菱UFJ信託銀行への転職でよく相談されるポイントについて解説します。
Q1. 職種別に年収は変わりますか?
いいえ、三菱UFJ信託銀行で給与を決めるのは役職グレードですから、職種では差がつきません。
ただし、全国型の場合は転勤先に海外が含まれていることから、駐在中の手当てなどで大きく年収が伸びるケースがあります。
このほか、全国型はポジションの選択肢にエリア制限がないことから、昇格のきっかけになるようなチャンスは相対的に多いといったことも考えられます。
Q2 . 三菱UFJ信託銀行の評価制度はどうなっていますか?
三菱UFJ信託銀行は、目標管理(MBO制度)で評価されると考えましょう。
年度はじめに決めた目標を、定期的な面談などを通して評価されます。
なお、管理職となると360度評価も実施されます。
行員からの口コミでは、以下のような声が上がっています。
- 年功序列の色は強いので、悪目立ちしなければ、調査役までは基本的に昇格可能
- 最終的な評価には人事なども絡むため、部内での評価が高くても、思ったような評価とならないこともある
- 不透明な点もあるので、上司の心象に左右される印象がある
Q3. 三菱UFJ信託銀行で働きながら年収を上げるにはどうすればいいですか?
評価制度を踏まえ、三菱UFJ信託銀行で働きながら年収を上げるためには、下記2点が重要です。
- 設定した目標(必要な資格なども)は必ず達成し、昇格やボーナスアップを狙う
- 曖昧な項目もあるので、評価者をはじめ周囲へのアピールを行い、印象を良くしておく
逆に言えば、「上記を行う自信がない」という方は、三菱UFJ信託銀行では大幅な年収アップを期待できないので、他社をおすすめします。
Q4. 三菱UFJ信託銀行の福利厚生はどうですか?
三菱UFJ信託銀行の福利厚生は下記の通りとなっていて、大手ならではの高水準といえます。
休暇 | -完全週休2日制(休日は土日祝日) -有給休暇(年20日、初年度最高12日) -年間休日日数120日 -年末年始 -弔休暇 -上期・下期各1回5営業日連続休暇 -産前産後休暇 -育児休暇 |
住宅関連 | -社宅・独身寮制度 |
年金・財形関連 | -厚生年金保険 -財形貯蓄制度 |
退職金 | -あり |
その他 | -従業員持株制度 |
9. まとめ
三菱UFJ信託銀行への転職について、口コミや転職のコツをまとめてきましたがいかがでしたか?
三菱UFJ信託銀行は、キャリア・成長面などで良い口コミがある会社ですが、ワークライフバランス面などで一部不満の声も出ていることに注意しましょう。
三菱UFJ信託銀行に転職を決めた方も、転職難易度が高いことには注意が必要です。自分一人で動かずに、下記の転職エージェントに相談し、サポートを受けましょう。
あなたの転職がうまくいくことを心から祈っています。
(参考)三菱UFJ信託銀行および、一緒に検討される企業の平均年収、年齢、勤続年数データの参照元
三菱UFJ信託銀行 | 第19期「有価証券報告書」 |
三井住友信託銀行 | 第12期「有価証券報告書」 |
SMBC信託銀行 | 第22期三井住友フィナンシャルグループ「有価証券報告書」 |
みずほ信託銀行 | 第22期みずほフィナンシャルグループ「有価証券報告書」 |