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転職サイト

中高年向け転職サイト6選|おすすめと絶対知っておくべき注意点

「中高年が使うべき転職サイトは?」、「自分に合ったものが知りたい」のように、中高年向けの転職サイトについて気になっていませんか?

中高年向けの転職サイトは、担当がついて無料で転職サポートを受けられるものから、サポートが全くないタイプまで様々なので注意しましょう。

選び方を間違えると、「興味のない求人しかない」、「選考で落ちてばかりで全然決まらない」といった事態になります。

このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、中高年向けの転職サイトについて、以下の流れで解説していきます。

全て読めば、中高年向けの転職サイトにはどんなものがあり、どう選べば失敗しないか、具体的にどれを使うべきかまでがわかり、転職サイトで失敗することがなくなるでしょう。

著者:N.K(現役転職エージェント)
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nk
大手エージェントに勤務中の40代。

新卒ではメガバンクに入行。営業を経験した後、人事部へ異動して中途採用を担当する。

銀行の人事制度に疑問を感じ、10年目で異業種への転職を決意、大手転職エージェントに転職した。

当初は金融業界の法人営業に従事。その後も2回転職をし、これまで3社の転職エージェントを経験、その間コンサル、商社、外資などの法人も担当してきた。

匿名の「キャリアアップ」でなら、経験を活かしたありのままの裏事情を発信できるのではと思い、当サイトでライターを始めた。

1. 結論:全ての中高年におすすめの転職サイト

100を超える転職サイトを比較しましたが、40~60代の中高年の方全てにおすすめできるのは6社だけでした。

それぞれターゲットとなる利用者が違うので、年収別におすすめ度をまとめました。

~400万円 400~
600万円
600万円~
リクルートエージェント
doda
type転職エージェント
パソナキャリア ×
LHH転職エージェント
JACリクルートメント ×

国内の大手・優良企業のほとんどはこの6社に求人を出していて、この中から選んでおけば間違いありません。

これらはどれも担当者がついて転職のサポートを受けることができ、「転職エージェント」とも呼ばれています。

まずはこの中から3つは登録し、求人や担当者を見ながら使うサイトを絞っていくのが、転職サイトで失敗しない方法です。

転職サイト選びの最大の注意点

転職サイトは、以下のように複数のタイプがあり、どれを使うかで応募できる企業や選考の通りやすさが大きく変わります。

  1. 転職エージェント:担当がついてサポートしてもらえる
  2. スカウトサービス:登録してスカウトを待つ
  3. 求人サイト:自分で求人を探して応募する

ネット上にはこれらをごちゃ混ぜにして紹介するページが多いですが、別物なので注意しましょう。

結論、転職を考える中高年の方がまず使うべきなのは、「転職エージェント」です。

転職エージェントを使うと担当がついて、転職相談から求人紹介、企業とのやりとりまで全てやってもらえます。

agent

最初にあげた年収別のサイトは、全てこれにあたります。

中高年の方が経験を活かして働ける求人は、転職エージェントしか持っていないことも多く、使わないと損します。

担当は、企業ごとの過去の面接データも持っていて、選考に通るためのアドバイスもしてくれます。

使うだけでチャンスが広がる、中高年の転職には必須のサービスです。

他のタイプを使うべき2つのケース

以下に当てはまる中高年の方のみ、他のタイプの転職サイトを使いましょう。

  • 経歴に自信のある方
    →スカウトサービス
  • 転職エージェント3社以上にサポートを断られた方
    →求人サイト

経歴に自信のある方は「スカウトサービス」も必ず使う

まずは転職エージェントを使うべきですが、中高年で経歴に自信がある方は、あわせて以下のようなスカウトサービスにも1社は登録しておきましょう。

これらは、経歴を登録して企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サイトです。

主に年収600万円以上のハイクラスの方を対象としています。

scout

メインの利用者は30~40代ですが、以下の経歴の方は50代以上でもスカウトがもらえる可能性が高いです。

  • 大手企業で管理職をしていた
  • 技術・専門職で、特定の分野に強い

企業からのスカウトだと、いきなり面接に進んでスピーディーに内定が出るケースもあるため、登録しておいて損はありません。

中でもおすすめは、最大手で20,000社以上の企業からスカウトが受けられる「ビズリーチ」です。

「求人サイト」は最終手段として使う

転職エージェント3社以上に「紹介できる求人がない」とサポートを断られた方のみ、自分で求人を探して応募する求人サイトを使いましょう。

求人サイトなら、最大手であらゆる職種に対応した「リクナビNEXT」がおすすめです。

jobchange_site

転職エージェントが扱う中高年向けの求人は、経験やスキルを活かして即戦力になる人材を対象とするものが大半で、紹介が難しいとサポート自体を断られます。

3社以上の転職エージェントにサポートを断られた方は、経験を活かした転職は難しい可能性が高いです。

こうした方は、中高年向けの未経験歓迎求人に、求人サイトから自分で応募していく方が決まりやすく、おすすめです。

中高年向け転職サイトのおすすめは以上の通りです。

次の章から、まず使うべき「転職エージェント」のおすすめや選び方について、詳しく解説していきます。

2. 中高年向け|転職エージェントのおすすめ6選

中高年の方におすすめの転職エージェントは、以下の大手6社です。

それぞれ「どんな年収の人のサポートに強いか」が違うので、あなたの年収別に以下から3社使いましょう。

~400万円 400~
600万円
600万円~
リクルートエージェント
doda
type転職エージェント
パソナキャリア ×
LHH転職エージェント
JACリクルートメント ×

国内の大手・優良企業のほとんどはこの6社に求人を出していて、この中から選んでおけば間違いありません。

転職エージェントは大手から中小まで様々ですが、以下の点で優れた大手を使うべきです。

  • 中高年が対象になる大手・優良企業の求人多数
  • サポート実績が多い分、あらゆる業界、企業の転職事情に詳しい
  • 20年以上の歴史ある企業の運営

6社は、業界でも転職エージェントとして真っ先に名前があがる大手で、中高年でも積極的にサポートしてもらえます。

これらは、登録すると担当者がついて、求人の紹介から面接のセッティングや対策まで、あらゆるサポートが受けられます。

agent

具体的には以下6つをしてくれて、あなたは面接以外で企業とやりとりすることがなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

では、おすすめの転職エージェントについて、それぞれ特徴を解説していきます。

2-1. リクルートエージェント

r-agent

リクルートエージェント」は、業界最大手のリクルートが運営する転職エージェントで、求人の量・転職実績共にトップクラスです。

大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。

長年の実績から、「まずはリクルートさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、大手・優良企業の求人も多いので、登録しておいて損はありません。

向いている人の年収 ~600万円
求人数 約680,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社リクルート
運営歴 1977年~

リクルートエージェント公式ページ:https://www.r-agent.com/

2-2. doda

doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、業界2位の実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。

求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。

リクルートエージェントよりは求人数が少ないものの、一人一人の登録者にきめ細かいサポートをしてくれると好評です。

向いている人の年収 ~600万円
求人数 約200,000件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
運営歴 1989年~

doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/

2-3. type転職エージェント

type

type転職エージェント」は、一都三県を中心とした求人を扱う大手転職エージェントです。

IT・WEB業界の求人、サポートを強みとしており、対象エリアでこの業界を狙う方には外せない一社です。

女性の転職に特化した求人サイトを長く運営していて、女性の転職ノウハウに強い特徴もあります。

向いている人の年収 ~600万円
求人数 約29,000件
対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、愛知
運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
運営歴 1993年~

type転職エージェント公式ページ:https://type.career-agent.jp

2-4. パソナキャリア

pasonacareer

パソナキャリア」は求人の半数が年収800万を超える、ハイキャリアのサポートに強い転職エージェントです。

運営元のパソナは、人材派遣業の運営歴が40年を超える業界大手で、有名企業とのパイプが強く、大手・優良企業の求人を多く保有しています。

また、会社を上げて女性のサポートに力を入れているため、ハイキャリアの女性の方には真っ先におすすめしたい一社です。

向いている人の年収 600万円~
求人数 約36,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社パソナ
運営歴 1976年~

パソナキャリア公式ページ:https://www.pasonacareer.jp

2-5. LHH転職エージェント

lhh転職エージェント

LHH転職エージェント」は、世界60カ国に拠点を持つグローバル企業が運営する、ハイクラス向けの転職エージェントです。

運営元の「アデコ」は、世界中で長年人材派遣サービスを提供してきた実績があり、外資系企業とのパイプが強いです。

国内の有名企業の求人もありますが、外資系の転職ノウハウ、サポート力では頭ひとつ抜けているため、外資系への転職を狙う方には特におすすめです。

向いている人の年収 600万円~
求人数(未経験歓迎) 約4,400件
対応エリア 全国
運営会社 アデコ株式会社
運営歴 1985年~

LHH転職エージェント公式ページ:https://jp.lhh.com

2-6. JACリクルートメント

JACリクルートメント

JACリクルートメント」は、ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗の転職エージェントです。

実績や知名度の高さから、企業側も「高待遇の専門職」などハイキャリア求人はJACにだけ相談していることも多いため、年収700万以上の方は必ず登録しておきましょう。

世界11カ国にも支店を持っていて国外の会社との取引も多く、外資系企業とのパイプも強い特徴があります。

向いている人の年収 600万円~
求人数 約11,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ジェイエイシーリクルートメント
運営歴 1988年~

JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/

転職エージェントの3つの注意点

転職エージェントを使うにあたっては、以下の点に注意しましょう。

  • 大手以外を使うのは危険
  • 身の丈に合わないエージェントだと相手にされない
  • 1つに絞ると失敗する

① 大手以外を使うのは危険

ここ数年で、人材紹介業者は1万社以上増加したデータもあり、新しい転職エージェントも大量に増えました。

引用:厚生労働省ホームページ

ただ、こうした新しいエージェントには、以下のようなタイプが多いため注意しましょう。

  • 企業とのパイプが弱く、紹介できる求人が少ない
  • 常に出回っているようなブラック求人しか持っていない
  • 実績が少なく「会社ごとにどう対策すれば内定が出やすい」といったノウハウがない

実績作りのために、合わない求人をごり押しするなど、中にはひどい運営業者もいるので危険です。

優良な業者の見極めが難しいため、聞いた事もないようなサイトは避け、これまで紹介したような実績のある大手だけを使いましょう。

また、企業は長く活躍してくれる20~30代を欲しがる傾向があり、中高年は、対象の求人が若手に比べて少なくなります。

以下は1万社以上の企業を対象にした国の調査結果ですが、特に45歳以上は、採用に消極的な企業が多くなります。

積極的に採用を強化したい
いい人材であれば採用したい
あまり採用を考えていない
~34歳 95.4% 1.5%
35~44歳 76.2% 17.4%
45~54歳 42.9% 48.9%
55歳~ 24.5% 67%

参考:厚生労働省「中途採用に係る現状等について

中高年の方は、チャンスを広げる意味でも、多くの企業とのパイプを持ち、豊富な求人を持つ大手エージェントを選ぶのは特に重要です。

② 身の丈に合わないエージェントだと相手にされない

転職エージェントは「どんな年収の人のサポートに強いか」がそれぞれ違い、合わないものを使うと相手にされないため注意しましょう。

例えば、年収400万円前後の方がハイクラス向けを使っても、紹介できる求人がなく、まともにサポートしてもらえません。

逆に年収800万円など高年収の方が若手向けに登録しても、対象の求人が少なく、実力通りの転職ができない可能性があります。

エージェントミスマッチ

こうならないためにも、下記を参考に、年収別に自分にマッチしたエージェントを選んでおきましょう。

~400万円 400~
600万円
600万円~
リクルートエージェント
doda
type転職エージェント
パソナキャリア ×
LHH転職エージェント
JACリクルートメント ×

③ 1つに絞ると失敗する

優良な大手エージェントにも、以下のようなハズレの担当はいるため、必ず3社以上は登録し、担当者を比べましょう。

  • 入ったばかりの新人など、志望業界の知識が少なく深い相談ができない
  • 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる

一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。

一社のみ登録

複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。

複数社登録

いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。

また、エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。

転職エージェントの利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. 担当者と面談(対面かWEB)
  3. 求人紹介を受ける
  4. 企業に応募
  5. 面接
  6. 内定

最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。

大手エージェントの調査」によると、50代以上は約7割の方が決まるまでに3ヶ月以上かかっているデータがあります。

3ヶ月以内で決まることの多い他の年代に比べて長期間かかる可能性が高いため、なるべく早く申し込みをしておきましょう。

3. 中高年向け|スカウトサービスのおすすめ2選

経歴に自信のある中高年の方は、以下のようなスカウトサービスも1つは使っておきましょう。

スカウトサービスは複数ありますが、上記2社が特に有名で利用する企業も多く、スカウトをもらいやすいです。

迷ったらどれだけの企業が使っているサービスかを公開していて、数が最多の「ビズリーチ」を選びましょう。

登録企業数 運営歴
ビズリーチ 23,500社以上 2009年~
リクルートダイレクトスカウト 非公表 2014年~
doda X 非公表
(ヘッドハンタースカウトのみ)
2019年~
AMBI 約2,800社 2017年~

このタイプの最大の強みは企業から直接スカウトが受けられることですが、企業数が多いほどチャンスは広がり、スカウトも増える傾向があります。

スカウトサービスは、経歴やスキルを登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サイトで、主に年収600万円以上の方を対象としています。

登録するとあなたのプロフィールがデータベースにのり、それを使う企業の人事やヘッドハンターの目に留まると、スカウトが受けられます。

scout

※ヘッドハンター:企業に紹介を頼まれた求人にあった人材を探す業者

メインの利用者は30~40代ですが、以下の経歴の方は50代以上でもスカウトがもらえる可能性が高いです。

  • 大手企業で管理職をしていた
  • 技術・専門職で、特定の分野に強い

登録後は待つだけでよく、企業からのスカウトだといきなり面接に進んでスピーディーに内定が決まることもあるため、登録しておいて損はありません。

では、スカウトサービスのおすすめについて、それぞれ特徴を解説していきます。

3-1. ビスリーチ

bizreach

ビズリーチ」は、毎月30,000人以上が登録している今最も勢いのあるスカウトサービスです。

即戦力人材を効率よく採用したい企業が続々と利用を開始していて、登録社数は20,000社を超えます。

一部有料の機能もありますが、最大の目玉である「企業からのスカウトの受け取り、返信」は無料プランでもできるので、まずは無料プランで使ってみるのがおすすめです。

有料プランの機能とは?

ビズリーチで月5,500円の有料プランに入ると開放される主な機能には、以下があります。

  • サイト内の全ての求人の閲覧、応募ができる
  • ヘッドハンターのスカウトが全て見られる

自分からも積極的に動きたい人向けの機能ですが、こうした人には、転職エージェントの活用がおすすめです。

紹介される求人にどんどん応募していくなど、自分からも積極的に動けますが、料金は一切かかりません。

ビズリーチは無料プランで使った上で、求人探しや応募には転職エージェントを活用しましょう。

求人数 約86,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ビズリーチ
登録企業数 23,500社以上
在籍ヘッドハンター数 6,200人

ビズリーチ公式ページ:https://www.bizreach.jp

3-2. リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト」は、ビズリーチの後を追うように始まった、業界最大手のリクルートが運営するスカウトサービスです。

登録に審査があるビズリーチに対し、審査なしで誰でも登録ができ、全機能を無料で使うことができます。

登録社数は非公開ですが、「最大手だし使っておこう」と考える企業の採用担当者は多いはずで、多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。

ビズリーチが審査に通らず使えなかった方や、さらに可能性を広げたい人は登録しておきましょう。

求人数 約196,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社リクルート
登録企業数 非公開
在籍ヘッドハンター数 4,300人

リクルートダイレクトスカウト公式ページ:https://directscout.recruit.co.jp/

スカウトサービスの3つの注意点

スカウトサービスを使うにあたっては、以下の点に注意しましょう。

  • スカウトが中々来ないこともある
  • 企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる
  • 質の低いヘッドハンターもいる

①スカウトが中々来ないこともある

基本待ちのサービスなため、これだけに頼ると、スカウトが来ずに、一向に転職活動が進まないケースもあります。

こうならないためにも、担当者に求人紹介を頼むなど自分からも積極的に動ける転職エージェントも必ず利用しておきましょう。

②企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる

企業からスカウトを受けるとそのまま面接に進めますが、この場合以下は全て自分でやる必要があります。

  • 面接対策
  • 面接日や入社日の調整、年収交渉などの企業とのやりとり

上記は転職エージェントだと全てやってもらえますが、スカウトサービスでは自力となります。

特に面接対策は、よほど慣れている方でない限り自力では難しいケースが多いため注意が必要です。

いい企業スカウトが来た時に焦らずに面接に進むためにも、まずは転職エージェントに登録し、志望業界の面接対策は受けておきましょう。

③質の低いヘッドハンターもいる

スカウトサービスでは、「ヘッドハンター」と名乗る人材紹介会社からもスカウトが受けられます。

ヘッドハンターの中には、以下のような質の低いタイプもいるため注意が必要です。

  • とにかく接点を持とうと、経歴をよくみずにスカウトを大量に送っている
  • 設立まもない会社で、企業とのパイプも弱く、紹介できる求人も少ない
  • 実績作りのために、合わない求人でもごり押ししてくる

優良なヘッドハンターもいますが、ヘッドハンターからのスカウトは大量に届くケースも多く、見極めるのは難しいです。

そのため、スカウトサービスは、「企業からのスカウト」のみ確認する使い方が効率的でおすすめです。

企業からのスカウトは、面接確定を意味していて、人事担当者があなたの経歴に目を通した上で、本当に会いたいと思って送られることがほとんどです。

スカウトサービスの利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. 職務経歴書を登録
  3. スカウトを受けた企業と面接
  4. 内定

上記は企業からスカウトを受けて転職する流れです。

ヘッドハンターからのスカウトの場合は、ヘッドハンターから紹介を受けた求人に応募していくことになります。

4. 中高年向け|最終手段として使うべき求人サイト

転職エージェント3社以上に「紹介できる求人がない」とサポートを断られた方のみ、自分で求人を探して応募する求人サイトを使いましょう。

あらゆる業界に対応した大手サイトの求人数を比べると以下の通りで、どの地域でも「リクナビNEXT」が飛び抜けて多いです。

  求人数
関東 関西 九州
リクナビNEXT 54,124 17,588 7,278
イーキャリア 21,380 5,036 2,117
マイナビ転職 16,497 8,015 6,699
en転職 3,345 1,699 957
type 2,352 657 422
はたらいく 1,103 522 588
  • 2024年1月時点

どのエリアの求人にも強いため、迷ったら「リクナビNEXT」を選んでおきましょう。

求人サイトは、サイト上の求人を自分で調べて応募していく転職サイトです。jobchange_site

転職エージェントが扱う中高年向けの求人は、経験やスキルを活かして即戦力になる人材を対象とするものが大半で、紹介が難しいとサポート自体を断られます。

3社以上のエージェントにサポートを断られた方は、経験を活かした転職は難しい可能性が高いです。

こうした方は、求人サイトで中高年向けの未経験歓迎求人に自分で応募していく方が決まりやすく、おすすめです。

転職エージェントなど、他のタイプの転職サイトには、以下の点で劣るためあくまで最終手段として使いましょう。

  • 求人の量と質が落ちる
    →求人数は他の転職サイトに比べて少なく、広く募集しないと人が集まらない不人気な求人が多い
  • 選考の難易度が上がる
    →サポートが一切なく、書類選考や面接の対策は全て自力になる

4-1. 求人サイトなら「リクナビNEXT」がおすすめ

正社員としての転職を目指す方は、最大手の「リクナビNEXT」を使っておけば間違いありません。

リクナビnext

総求人数は10万件以上と他サイトの倍以上あり、「40~60代が活躍中」となっている未経験歓迎の求人も多いです。

あらゆる職種をバランスよく扱うため、特にやりたいことが決まっていない方は、まずはこれに登録して活動を進めましょう。

リクナビNEXT公式ページ:https://next.rikunabi.com/

正社員にこだわらないなら「マイナビミドルシニア」もおすすめ

マイナビミドルシニア

正社員にこだわらない方には、アルバイトや契約社員の40~60代向けの求人をメインで扱う「マイナビミドルシニア」もおすすめです。

タウンワークのような、学生も対象とするような一般的なアルバイト募集サイトと比べると、40~60代向けの求人だけが集まっているため、効率的に探すことができます。

業界大手マイナビの運営ということもあり、以下のように、他の中高年に特化した求人サイトと比べても、圧倒的に求人数が多いです。

扱う中高年向けの求人は、「ドライバー、警備員、交通誘導、マンション管理」がメインとなっています。

マイナビミドルシニア公式ページ:https://mynavi-ms.jp

介護、保育の仕事なら専門の転職サイトがおすすめ

未経験からでも始めやすい介護職や、保育の仕事が気になる方は、以下のような専門の転職サイトを使いましょう。

介護士専門のおすすめ 介護ワーカー
保育士専門のおすすめ ヒトシア保育

正社員からアルバイトまで、職種ごとに求人が、一般の転職サイトより充実しています。

いずれも転職エージェントの機能も持っていて、無料で転職相談ができたり、求人紹介を受けることもできます。

自分で求人を探すのが面倒な人は、会員登録してエージェントに希望条件を伝えて仕事を紹介してもらいましょう。

4-2. それでもダメならハローワークを使う

求人サイトでも転職が決まらなかった方は、公共の職業紹介サービス「ハローワーク」を使いましょう。

これまで紹介した民間のサービスに比べると、地方や小さい会社の求人が多いですが、経験や年齢不問の求人が多く掲載されています。

求人は以下から調べられるため、求人サイトでもいい求人が見つからなかった方は利用してみましょう。

https://www.hellowork.mhlw.go.jp/kensaku/

5. 中高年こそ転職エージェントを使うべき4つの理由

これまで紹介してきた通り、一口に転職サイトといっても様々ですが、以下の理由で、中高年の方にはまず転職エージェントをおすすめします。

  • 経験・スキルを活かした仕事が見つかりやすい
  • エージェントしか持っていない優良求人に応募できる
  • 選考で有利になりやすい
  • 自分で動くより圧倒的にラク

それぞれ解説していきます。

理由1. 経験・スキルを活かした仕事が見つかりやすい

転職エージェントは経験者向けの求人を豊富に持っていて、中高年でも経験やスキルを活かして働ける仕事を紹介してくれます。

中高年が転職エージェントを使う最大のメリットはこの点で、これだけでも使う価値があると言えます。

中高年は以下のような貴重なキャリアを持つ方が多いです。

  • 管理職として組織をまとめた経験
  • 営業やエンジニアなど、特定の職種で長年働いてきた経験

しかし、求人自体が少ないこともあり、経験が活かせる仕事を自力で見つけるのは難しいです。

結果として、中高年でも未経験からできる「ドライバー」や「警備員」などの体力仕事に落ち着いてしまう方が多いのが現実です。

以下は一例ですが、転職エージェントを使えば、豊富な求人から中高年でも経験を活かして活躍できる職場を提案してもらえます。

  • 中小の製造業の工場管理職
    →製造業のコンサルタントへの転職(事例詳細
  • 大手化学メーカーの研究開発職
    →ベンチャー企業の開発部門マネージャーへ転職(事例詳細
  • 大手製造業メーカーの役員
    →中小食品メーカーの顧問職へ転職(事例詳細

「目立った職歴がない」、「即戦力になれるか不安」といった経歴に自信のない中高年の方も、どんな可能性があるのかの確認のステップとして、転職エージェントは必ず利用しておきましょう。

求人が多いメリットも

以下のように、転職エージェントは他の転職サイトと比べて求人数が多く、最も多くの求人に触れることができます。

転職エージェント リクルートエージェント 約680,000件
doda 約200,000件
スカウトサービス ビズリーチ 約86,000件
求人サイト リクナビNEXT 約100,000件

中高年は対象の求人自体が20~30代に比べてかなり減るため、なるべく多くの求人がある転職サイトを使っておくことは重要です。

転職エージェントは経験者向けの求人が多いだけでなく、シンプルに求人数も多いのでおすすめです。

理由2. エージェントしか持っていない好条件な求人に応募できる

中高年が対象になる、経験者向けの求人は、以下のような求人で、表に出ない形で採用が進むことも多いです。

  • 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう求人
  • 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない求人
  • 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件

こうした求人は”非公開求人”と呼ばれ、企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。

転職エージェント経由でしか応募できない優良求人が多いため、即戦力人材の中高年こそ、転職エージェントは使うべきです。

理由3. 選考で有利になりやすい

転職エージェントを使うことで、直接申し込んだ人よりも、選考が有利に進むことがあります。

採用側からすると、どこの誰かわからない人よりも、転職エージェントがプッシュしてくる人の方が安心して採用することができるからです。

エージェントは、企業側に書類に書けないあなたの魅力をアピールしてくれ、優秀なエージェントだと、面接で失敗しても結果を覆してくれることもあります。

年齢を理由に選考で不利になることも多い中高年の方には、強い味方になるのは間違いありません。

理由4. 自分で動くより圧倒的にラク

転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。

特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。

転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。

デメリットは使い方次第で解消できる

転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。

  • ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
    →実績のある大手のエージェントだけを使う
    →3社以上使い、担当者を比べる
  • ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
    →ターゲットの年収が自分に合ったエージェントを選ぶ

すぐに転職する気がない方にも、転職エージェントがおすすめです。

担当がつくのは気が引けるかもしれませんが、そもそも転職するべきかの相談や、どんな求人があるのか知りたいといった理由で使う方も多いです。

求人紹介を受けた上で応募しなくても全く問題はないので、まずは気軽に利用してみましょう。

6. 中高年の転職についてよくある質問

最後に、中高年の転職についてよくある以下の質問に回答していきます。

6-1. 中高年の転職は厳しい?

20~30代に比べると年齢だけで不採用になるケースが多く、厳しいと言えます。

企業としてはなるべく長く活躍してくれる若い人材が欲しい本音があり、積極的に採用している企業は少ないです。

正社員としての転職が難しく、40代以上はパートタイムの仕事を始める人の割合が増えるデータもあります。

パートタイムの仕事をする人の割合
男性 女性
30~34歳 18.6% 48.5%
35~39歳 15.2% 53%
40~44歳 18.5% 63.4%
45~49歳 19.6% 57.4%
50~54歳 22% 59.5%
55~59歳 25.4% 68.1%

データ引用元「厚生労働省 令和2年雇用動向調査結果の概況

ただ、以下のキャリアの方は、中高年でも即戦力として活躍できることが多く、スムーズに決まる可能性が高いです。

  • 大手企業で管理職をしていた
  • 技術・専門職で特定の分野に強い

6-2.中高年の転職を成功させるコツは?

まず、これまでの経験やスキルを活かした仕事を探す上で、転職エージェントに登録するのは欠かせません。

中高年が対象の経験者向けの求人は少なく、自力で探すのは難しいため、大手から中小まであらゆる優良企業とパイプを持つ大手エージェントを頼りましょう。

また、ある程度収入が減ることは受け入れるなど、待遇面で高望みをしないスタンスも重要です。

転職によって収入が減る人の割合は、特に50代から大幅に増えるデータもあります。

転職で収入が減った人の割合
30~34歳
32.8%
35~39歳 37.7%
40~44歳 37.4%
45~49歳 32.5%
50~54歳 53.2%
55~59歳 49.9%
60~64歳 61.2%
65歳以上 69%

データ引用元「厚生労働省 令和2年転職者実態調査の概況

収入を下げて転職する人の方が多くなるため、収入ダウンも受け入れる姿勢でいた方が、決まる可能性は高いです。

どうしても下げたくない方は、転職エージェントに収入を維持して働ける職場がないか相談してみましょう。

6-3. 中高年でも未経験転職はできる?

以下のように、職種を変えずに、未経験の業界に転職するのは難しくはなく、中高年でもできる方が多いです。

  • 小売業の営業職 → IT業界の営業職への転職
  • 宿泊業、レジャー業の人事部 → 不動産業界の人事部への転職

これまでの経験が活かせるため、年収アップも実現できる場合もあります。

ただ、職種も業界も未経験の全く新しい仕事となると、中高年での転職は厳しいです。

転職自体はできますが、候補としては、以下のような体力仕事がメインとなります。

  • 警備員
  • タクシーやトラックのドライバー
  • 介護職

こうした仕事に自信がない方は、転職エージェントに経験を活かせる仕事がないか必ず相談しておきましょう。

6-4. 資格なしの中高年でも転職できる?

中高年が転職で重視されるのは以下のような経験やスキルで、資格なしでも転職は可能です。

  • マネジメント経験:部下や組織をまとめた経験
  • 専門スキル:営業やプログラミングスキルなど

また、スキルに自信がない方も、職歴の長い中高年の方なら、実際には以下のようなスキルは持っていることがほとんどで、これらがアピールできれば、選考でも有利になります。

  • 課題解決力:仕事上の問題に積極的にトライしたり、入念に分析して計画する力など
  • コミュニケーション能力:相手の話をじっくり聞いたり、説得する能力など

プログラミングスキルように、特定の仕事でしか使えないスキルに対し、これらはどの仕事にも持ち運びができるという意味で「ポータブルスキル」と呼ばれています。

自分ではわからない方は、これまでの経験から、アピールできるポータブルスキルがないか、エージェントに相談してみましょう。

まとめ

中高年向けの転職サイトについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

中高年の方は、まずは以下の転職エージェントに、現在の年収別に3つ以上登録しましょう。

~400万円 400~
600万円
600万円~
リクルートエージェント
doda
type転職エージェント
パソナキャリア ×
LHH転職エージェント
JACリクルートメント ×

また、年収600万円以上で経歴に自信のある方は、以下のようなスカウトサービスにも1社は登録しておきましょう。

リクナビNEXT」のような求人サイトは、転職エージェント3社以上に断られた時の最終手段として使いましょう。

当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。

<その他当ページで紹介した転職サービス>

求人サイト
マイナビビドルシニア:正社員にこだわらない方向け
介護ワーカー:未経験からできる介護の仕事を探す方向け
ヒトシア保育:未経験からできる保育の仕事を探す方向け
公共サービス
ハローワーク:求人サイトでも決まらなかった人向け