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18社比較!介護職向け転職エージェントのおすすめ5選と選び方

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「介護職向けの転職エージェントってどう選べばいいの?」、「評判がいいのはどこ?」など、介護職向けの転職エージェントが気になっていませんか?

介護を専門とする転職エージェントはいくつもありますが、全然求人を持っていなかったり、中にはハズレの業者も多いので注意しましょう。

このページでは、介護業界で10年以上働き、自らも5回以上の転職経験のある筆者が、介護職向けの転職エージェントについて、以下の流れで解説していきます。

全て読めば、介護職はどの転職エージェントを使うべきで、利用にはどんなメリット注意点があるのか、使いこなすコツはあるかまでがわかり、転職エージェントで失敗することがなくなるでしょう。

目次

1. まずは結論|介護職が使うべき転職エージェント

このページでは、介護職の方におすすめの転職エージェントについて、根拠を持って詳しく解説していきます。

結論、介護職向け転職エージェントは「求人数の多さ」で選ぶべきで、おすすめ5社は以下の通りです。

おすすめエージェント 特徴
1位. レバウェル介護 施設からデイサービスまで、あらゆる介護職の求人数がトップの最大手
2位. マイナビ介護職 人材業界で40年の歴史を誇る大手マイナビが運営する、介護士向けサービス
3位. クリックジョブ介護 近年急速に力をつけてきた大手で、スピード感のある対応が強み
4位. 介護ワーカー デイサービスの転職に特に強く、支店が多く地方の転職にも強い
5位. かいごガーデン 施設やデイサービスも運営する会社のサービスで、担当が業界に特に詳しい

いずれも介護職の正社員の求人が豊富で、利用者の評判も良い人気の大手転職エージェントです。

上記の中から最低3社は登録し、担当者や紹介される求人をみて、使う会社を絞るというのが、転職エージェントで失敗しない方法です。

他の求人の少ないエージェント選んでも、選択肢が減るだけで一つもメリットはないので注意しましょう。

介護職向け転職エージェント18社の比較表

以下は介護職向け転職エージェントの求人数の比較表ですが、あらゆるサービスで求人が充実しているのは5社でした。

介護職の求人数
施設介護 デイサービス 訪問介護
1位.レバウェル介護
約44,000件

約13,000件

約8,500件
2位.マイナビ介護職
約16,700件

約2,300件

約6,400件
3位.クリックジョブ介護
約9,000件

約6,800件

約2,200件
4位.介護ワーカー
約13,700件

約3,600件

約2,000件
5位.かいごガーデン
約15,000件

約3,000件

約1,000件
ミラクス介護
カゴジョブエージェント
ケアジョブ
ウィルオブ介護
せんとなび介護
MC-介護のお仕事
ベネッセMCM介護士
介護ナイン ×
介護転職ナビ × ×
かいご畑 ×
ジョブデポ介護 × × ×
リッチマン介護 不明
キララサポート介護 不明
  • 施設:◎15,000件~、○1,000~15,000件、△100~1,000件、×100件以下
  • デイサービス:◎3,000件~、○1,000~3,000件、△100~1,000件、×100件以下
  • 訪問介護:◎2,000件~、○1,000~2,000件、△100~1,000件、×100件以下
  • 施設介護の内訳:特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホーム、グループホーム、サービス付き高齢者住宅
  • 全て介護士・ヘルパーの正社員・常勤の求人数

サービスごとに目立って差がつくのは求人数で、この点で優れた大手5社から選べば間違いありません。

求人数の多い大手転職エージェントには、以下のメリットもあります。

  • 求人が多い転職エージェントは人気で、利用者も多い
    →サポート実績が多い分、介護業界の転職事情にくわしい
  • たくさんの介護業者に頼られる存在
    →マッチング力の高い、信頼できるエージェントの可能性が高い

そもそも転職エージェントとは?

転職エージェントとは、転職するときに間に入ってくれるエージェント(代理人)のことで、転職に必要なサポートをしてくれる完全無料のサービスです。

登録すると、あなたの経歴や資格に合わせて、求人の紹介から面接のセッティングや対策、内定後の手続きまで行ってくれます。

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具体的に言うと下記をしてくれて、あなたは面接以外で応募先と直接やりとりする必要がなくなります。

  • キャリア相談
  • 求人紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策や当日の同行
  • 面接や入社の日程調整
  • 給与などの条件交渉

エージェントは現場に足を運んだり、過去にサポートした人への聞き取りも行なっていて、求人に載らないデメリットなど、職場ごとの内部事情に詳しいです。

応募前にこうした点も教えてもらえて、「こんなはずじゃなかった」とすぐ離職する事態は大幅に減らすことができます。

ハローワークのデータによると、働き始めてから、求人の内容と実際の労働条件が違うと感じる人は、医療・福祉業界が最も多いです。

※参考:厚生労働省「ハローワークの求人票と実際が異なる旨の申し出等」

ミスマッチが起こりやすい業界に身を置く介護職の方こそ、必ず使うべきサービスと言えます。

2. 介護職向け転職エージェントの選び方

介護職の方は、以下の方法で転職エージェントを選んでおきましょう。

  • 選び方1. 介護職専門のエージェントを選ぶ
  • 選び方2. 求人数の多い大手エージェントを選ぶ
  • 選び方3. 担当を比べるためにも、必ず3社は使う

選び方1. 介護職専門のエージェントを選ぶ

まず、介護職の方は、必ず介護職専門の転職エージェントを選んでおきましょう。

一般的な転職で使われる、有名な大手転職エージェントは、以下のように介護求人をほとんど持っていないため注意しましょう。

介護職の求人数
有名な大手 リクルートエージェント 約300件
doda 約450件
介護専門 レバウェル介護 約116,000件
マイナビ介護職 約56,000件

介護職専門なら、求人が多いだけでなく、現場経験者も含めた、業界に詳しい担当についてもらえます。

担当者は、普段から施設に通いつめて介護士や責任者に聞き取りを行っていて、職場の雰囲気や人間関係など、求人票には載らない情報もたくさん持っています。

こうした深い情報ももらえるため、介護士の転職なら専門のエージェント一択です。

選び方2. 求人数の多い大手エージェントを選ぶ

介護専門の中でも、転職エージェントは介護職の求人がなるべく多い大手を選んでおきましょう。

専門のエージェントはそれぞれ受けられるサービスは変わりませんが、求人数に大きな差があります。

介護職の求人数(正社員)
レバウェル介護 約82,000件
マイナビ介護職 約32,000件
MC-介護のお仕事 約4,400件
かいご畑 約1,000件

選択肢が増え、自分に合った職場が見つかりやすくなるので、なるべく求人の充実した大手を選んでおきましょう。

求人の多いエージェントには、以下のメリットもあります。

  • 求人が多いエージェントは人気で、利用者も多い
    →サポート実績が多い分、介護業界の転職事情に詳しい
  • たくさんの介護業者に頼られる存在
    →多くの転職を成功させている、マッチング力の高い業者の可能性が高い

介護サービスごとに、求人が多いエージェントは変わる

また、エージェントごとに、それぞれ以下のどのサービスの求人に強いかが変わります。

  • 施設介護:入所する利用者様のお世話をする
  • デイサービス:日中通ってくる利用者様のお世話をする
  • 訪問介護:在宅で介護を受ける方の家に通ってお世話をする

どこで働くか決めている方は、それぞれの求人が多いエージェントを選んでおきましょう。

選び方3. 担当を比べるためにも、必ず3社は使う

転職エージェントは、担当を比べるためにも、必ず3社は使うようにしましょう。

どんなに優良な転職エージェントでも、担当者によって経験や対応は違い、以下のようなハズレの担当者に当たる場合もあるからです。

  • 介護業界の知識がまだ浅く、深い相談ができない
  • 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる
  • 応募や内定を急かすなど対応が悪い

一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。

一社のみ登録

複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。

複数社登録

いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。

また、エージェントごとにパイプの強い介護事業者が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。

3. 介護職向け5選|転職エージェントおすすめランキング

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今回当ページでは、上記の介護士向け転職エージェントを比較し、特に求人が多く、評判も良い大手5社を厳選しました。

どのサービスの介護職を目指すか決めている方は、以下から「◎」を3社選びましょう。

介護職の求人数
施設介護 デイサービス 訪問介護
1位.レバウェル介護
かなり多い

かなり多い

かなり多い
2位.マイナビ介護職
多い

普通

多い
3位.クリックジョブ介護
普通

多い

多い
4位.介護ワーカー
普通

多い

普通
5位.かいごガーデン
多い

普通

少ない

どのサービスか決めていない方は、おすすめ順に並べているため、上位3社を選びましょう。

これらはいずれも全国対応で、以下の点では共通しています。

  • 資格がある人はもちろん、未経験者にも対応
  • 夜勤なし・土日休みのようにあらゆる働き方の求人あり
  • 正社員以外のパートの求人も紹介可能

「介護福祉士の資格を活かせる職場がいい」、「夜勤なしがいい」のような、介護転職ならではの要望にも全て応えてくれます。

1位. レバウェル介護

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レバウェル介護」は、介護専門のエージェントとしては真っ先に名前が上がる大手です。

あらゆる職種、業態の正社員求人数が圧倒的に多く、介護職として転職を目指す全ての方が必ず使うべき1社です。

運営元は、IT転職サービスの最大手「レバテック」も展開する、従業人1,000人を超える大企業のグループ会社で、大手ならではの安心のサポート体制も強みです。

求人数(施設介護) 約44,000件
かなり多い!
求人数(デイサービス) 約13,000件
かなり多い!
求人数(訪問介護) 約8,500件
かなり多い!
対応エリア 全国
運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社(2005年~)

レバウェル介護公式ページ

https://job.kiracare.jp

2位. マイナビ介護職

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マイナビ介護職」は、人材業界で40年以上の歴史のある、大手マイナビの運営する介護士向け転職エージェントです。

サポート実績が豊富で、職場ごとの内部情報にも詳しいため、「レバウェル介護」と共に必ず使っておくべき1社です。

大手で教育が徹底されているからか、担当者の対応が良かったという声がとにかく多いので、丁寧なサポートを求める人にもおすすめです。

求人数(施設介護) 約16,700件
多い!
求人数(デイサービス) 約2,300件
普通
求人数(訪問介護) 約6,400件
多い!
対応エリア 全国
運営会社 株式会社マイナビ(1973年~)

マイナビ介護職公式ページ

https://kaigoshoku.mynavi.jp

3位. クリックジョブ介護

clickjob_kaigo

クリックジョブ介護」は、近年人材業界で急成長中のライフワン株式会社の運営する、介護士向け転職エージェントです。

デイサービスや訪問介護の求人は大手の中でも多いため、志望する方は必ず使いましょう。

他の大手に比べると実績は少ないですが、対応にスピード感があるという評判が多く、急ぎの転職をする人にもおすすめしたい一社です。

求人数(施設介護) 約9,000件
普通
求人数(デイサービス) 約6,800件
多い!
求人数(訪問介護) 約2,200件
多い!
対応エリア 全国
運営会社 ライフワンズ株式会社(2008年~)

クリックジョブ介護公式ページ

https://kaigo.clickjob.jp

4位. 介護ワーカー

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介護ワーカー」は、20年以上の実績を誇る転職エージェントで、多くの介護事業所と強いパイプがあります。

デイサービスの求人は大手の中でも特に多く、事業所ごとの職場環境にも詳しいので、志望する方は必ず使いましょう。

北海道から九州まで30以上と、大手の中でも多くの支店を持っていて、地方の転職サポートにも強いです。

求人数(施設介護) 約13,700件
普通
求人数(デイサービス) 約3,600件
多い!
求人数(訪問介護) 約2,000件
普通
対応エリア 全国
運営会社 株式会社トライト(2004年~)

介護ワーカー公式ページ

https://kaigoworker.jp

5位. かいごガーデン

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かいごガーデン」は、介護業界で40年以上の歴史のあるツクイのグループ会社が運営する、介護士向け転職エージェントです、

特養、老健など、施設系の介護職求人は大手の中でも多いため、志望する方は必ず使いましょう

介護施設やデイサービスの運営も行う会社のサービスということもあり、業界に詳しい担当がいて、サポートのレベルも高いです。

求人数(施設介護) 約15,000件
多い!
求人数(デイサービス) 約3,000件
普通
求人数(訪問介護) 約1,000件
少ない
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ツクイスタッフ(2016年~)

かいごガーデン公式ページ

https://www.tsukui-staff.net

どのサービスの介護士か迷っている方へ

介護サービスは大きく以下三つがあり、仕事内容が全く変わります。

  • 施設介護:入所する利用者様のお世話をする
  • デイサービス:日中通ってくる利用者様のお世話をする
  • 訪問介護:在宅で介護を受ける方の家に通ってお世話をする

それぞれの特徴を簡単にまとめると以下の通りです。

収入 力仕事 夜勤
施設介護
高め

多い
あり
デイサービス
普通

少ない
なし
訪問介護
普通

普通
なし

未経験から目指す方など、迷っている方向けに、特徴を踏まえて、それぞれどんな人向けかをまとめました。

向いている人
施設介護 ・夜勤や力仕事があってもいいから、なるべく給料は高い方がいい
・もくもくと働ける仕事がしたい
デイサービス ・力仕事は少ない方がいい
・レク活動などで、周りを盛り上げるのが好き
訪問介護 ・チームより個人で動く方が好き
・パートで、短時間の勤務がしたい

大まかな適性は上記の通りですが、決めきれない方は、転職エージェントの担当に相談してみましょう。

現場経験者など、詳しい担当がじっくり相談に乗ってくれます。

介護士以外の職種の方へのおすすめ

介護士以外で、介護現場で働く以下の職種で転職を目指す方もいるでしょう。

  • ケアマネージャー:介護サービスのプランを立てる
  • 生活相談員:施設で暮らす利用者やその家族の相談窓口になる
  • サービス提供責任者:訪問介護の計画を立てたり、ヘルパーの指導をする

こうした方には、以下のランキング上位の3社がおすすめです。

これらの大手3社は、その他の職種の求人も充実していてます。

現在介護士として働いていて、これらの職種に転職したい方も、この3社を選んでおきましょう。

転職エージェントの大まかな利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. エージェントと面談(対面かWEB、電話)
  3. 求人紹介を受ける
  4. 応募
  5. 面接
  6. 内定

最初の面談ではこれまでの職歴や、転職先の希望条件が聞かれるため、整理しておきましょう。

面談は、どのエージェントも現在はオンラインや電話で行うケースが多いです。

申し込みから内定まで数週間という場合もあれば、長くて3ヶ月かかるケースもあるため、余裕を持って早めに申し込みをしておきましょう。

4. 介護職の転職に使えるその他のサービス

転職エージェント以外で、介護職の方が転職に使えるサービスには以下があります。

  • 求人サイト:求人が載っているサイトで、そこから自分で応募する
  • ハローワーク:全国の求人が集まっていて、仕事が探せる公共の職業紹介所

ただし、下記のように、いずれも転職エージェントにはあらゆる面で劣るのでおすすめしません。

もらえる情報 求人内容 サポート
転職エージェント
デメリットも含めた深い求人情報

良質な非公開求人、数多い

相談〜内定後の交渉まで
求人サイト
写真付きの求人情報

公開求人、数多い
×
自分でやる
ハローワーク
文字の求人情報だけ

数は多いが低品質

求人紹介、簡単な選考対策のみ

まずはこれまで紹介した転職エージェントを使い、万が一うまくいかなかった方のみ、これらを使いましょう。

4-1. 求人サイトのおすすめ

求人サイトは、サイト上に求人がたくさん載っていて、そこから個別に応募していくサービスです。

介護職の方は、介護専門の求人サイトがあるので、それを使いましょう。

サービスごとに、主な専門の求人サイトの求人数をまとめたのが以下です。

介護職の求人数
施設介護 デイサービス 訪問介護
カイゴジョブ 約30,000件 約10,000件 約10,000件
ジョブメドレー 約14,000件 約5,200件 約5,400件
e介護転職 約14,000件 約1,900件 約2,500件
介護求人ナビ 約8,000件 約1,000件 約1,300件
リジョブケア 約3,000件 約1,300件 約600件

※全て正社員求人

全てのサービスで求人数が圧倒的なため、求人サイトなら「カイゴジョブ」がおすすめです。

上場企業の運営するサービスで、「希望条件だけ登録し、介護事業者からスカウトをもらう」といった使い方も可能です。

応募した求人に60日以上務めると、10,000円前後の「勤続支援金」がもらえるため、利用する方は忘れずに申請しましょう。

4-2. ハローワークの使い方

求人サイトでも決まらなかった方は、最終手段としてハローワークを使っても良いでしょう。

ハローワークには日本全国の介護職の求人が集まっていて、求人の数だけはとにかく多いです。

ただ、これまで紹介してきた民間のサービスに比べると、人材を使い捨てにするようなブラックな介護求人が多い傾向があります。

以下から求人が調べられますが、あくまで最終手段として使いましょう。

https://www.hellowork.mhlw.go.jp/kensaku/

なぜブラックな求人が多い?

ハローワークは、介護業者がいくら採用を繰り返しても、無料で使える仕組みがあるからです。

民間の転職エージェントや求人サイトでは、採用が決まると求人を出していた介護業者が、紹介料としてまとまった料金を支払います。

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すぐに人が辞め、採用を繰り返すブラックな業者がこれらを使うと、何度も紹介料を払うことになり、大赤字になってしまいます。

一方で、公共サービスのハローワークは求人の掲載が無料で、採用が決まっても一切料金がかかりません。

そのため、こうした採用を繰り返す業者は、無料のハローワークだけを使って募集をしているケースが多いのです。

危険な求人も多いハローワークはあくまで最終手段とし、まずは転職エージェントのような民間のサービスを活用しましょう。

5. 介護職こそ転職エージェントを使うべき3つの理由

求人サイトから自分で応募するなど他にも方法があり、そもそもエージェントを使うべきか迷う方もいるでしょう。

ただ、以下の理由で、介護職の方こそ、転職エージェントは使うべきです。

  • 転職後のミスマッチが起きにくい
  • 条件がいい求人が見つかりやすい
  • 自分で探すより圧倒的にラク

理由1. 転職後のミスマッチが起きにくい

転職エージェントを使えば、「いざ働き始めたら、思っていたのと違った」といったミスマッチは起こりにくくなります。

求人のデメリットや裏側も踏まえて、あなたの希望にマッチする求人だけを紹介してくれるからです。

転職エージェントは、求人票からは読み取れない、以下のような情報も大量に持っています。

  • 現場の雰囲気はどうか、リーダーはどんな人柄か
  • 夜勤のきつさは、他の施設と比べてどうか
  • 直近でどれだけ人が辞めているか

現場に通って責任者や職員に話を聞いたり、過去にサポートした人へも聞き取りをして、こうした情報を日々集めています。

厚生労働省の調査」によると、近年7割近い介護業者が人手不足を感じているデータもあり、介護業界の人手不足は深刻です。

採用に苦労していてい、とにかく人が欲しいあまり、面接でも肝心なデメリットを教えてくれない事業者も多いのが現実です。

ネットの求人から自分で応募する場合、以下のような隠れたデメリットに後悔するケースはよくあります。

  • 「夜勤の業務が多すぎて休憩もまともに取れない」
  • 「現場のリーダーの性格がキツすぎる」

エージェントはこうした職場ごとの悪い点についても先に教えてくれるため、転職の失敗を防げるようになります。

なぜここまでしてくれるの?

転職エージェントは、転職を成功させないと利益が出ない仕組みで、ミスマッチはエージェントにとっても損になるからです。

転職エージェントは、介護事業者にあなたを紹介することで、事業者から紹介料を受け取るビジネスです。

この紹介料は、仮にあなたが3ヶ月以内など短期で辞めた場合は、事業者に返金するルールがあります。

あなたにすぐに辞められると、転職エージェントは紹介料が手に入らず、大損になるのです。

長く続けられる職場に転職をしてもらい、利益につなげるためにも、ミスマッチを防ぐことに全力を注いでくれます。

理由2. 条件がいい求人が見つかりやすい

そもそもですが、下記のような優良な介護求人は、インターネットには中々出てきません。

  • 都心やエリア一番の人気施設など、公開すると人が殺到するような求人
  • 今、その職場で働いている人が嫉妬するような条件の求人

これらの求人は、事業者が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。

転職エージェントを使うことで、こうした質の高い”非公開求人”にも応募できるようになります。

なぜいい求人を持っているの?

転職エージェントは、表に出さずに採用を進めたい介護事業者に使われることが多く、こうした求人は、だいたい条件が良いからです。

具体的には、以下の流れで、レアな優良求人がエージェントの手に渡ることがよくあります。

  1. 施設で急な退職があり、急ぎ人が必要になる
  2. 早く人が欲しい施設は、給与面などですぐに人が飛びつくような、条件の良い求人を作る
  3. 求人は、今働いている人より条件が良くなってしまう
  4. 現場の人にばつが悪く、表に出したくない施設は、エージェントに求人を渡して紹介を頼む

こうした求人が集まるため、エージェントの持つ非公開求人は、ネット上のものに比べて条件が良くなりやすいです。

理由3. 自分で探すより圧倒的にラク

転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で応募先とやりとりする必要がなくなります。

  • キャリア相談
  • 求人紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策や当日の同行
  • 面接や入社の日程調整
  • 給与などの条件交渉

自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたはマッチする職場を選ぶことに集中できるようになります。

特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。

転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。

面接が苦手な人は、当日に同行もしてもらえる

介護士向けの転職エージェントでは、面接の当日に担当者に同席してもらうことも可能です。

緊張しやすかったり、面接が苦手な方も、横で話を進めてくれたり、フォローを受けられるので、心強い味方になります。

一般的な転職エージェントはここまでしてくれないことが多く、この点は介護士向けの転職エージェントならではのメリットです。

転職エージェントにデメリットはないの?

デメリットは2つ存在し、使い方によっては転職の失敗につながります。

  1. ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
  2. 相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある

それぞれ解説します。

デメリット①ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる

転職エージェントの業者にもそこで出てくる担当者にも、当たり外れがあることに注意しましょう。

×ハズレの転職エージント業者の特徴
  • 設立したばかりなどで、施設とのパイプがなく、介護求人が少ない
  • 実績が少なく、施設ごとの内部情報やデメリットなど、重要な情報を持っていない
  • 1人1人の担当に無理なノルマを押し付け、利用者の幸せを考えない転職を強いる
×ハズレの担当者の特徴
  • 入ったばかりの新人などで、介護業界の知識が浅く、深い相談ができない
  • 必要な連絡を忘れるなど、シンプルに仕事ができない
  • 希望と違う求人を紹介してくる

こういった業者や、担当者に頼ってしまうと、逆に足でまといになり、転職に失敗する原因になります。

これらを避けるためにも、下記を重視して転職エージェントを選びましょう。

  • 求人が多く、実績も豊富な大手を使う
  • あらかじめ3社は登録し、ハズレの担当がついたエージェントの利用を止める

デメリット②相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある

転職エージェント自体が、転職を成功させることで、介護業者からお金をもらっています。

つまり、下記のような人で、「転職できる見込みがない」とみなされると放置されたり、求人を紹介してもらえなかったり、利用を断られることもあります。

  • 転職活動へのやる気が見えず、本当に転職したいのかわからない
  • 応募しても全然内定が決まらない

そのため、登録して、満足できるサポートを受けられなかった場合は、求人サイトからの応募など、その他の手段を検討しましょう。

転職エージェントが熱心にサポートしてくれるかは、あなたの使い方次第でも大きく変わります。

次の章から、正しい付き合い方も含め、転職エージェントを最大限活用する方法を解説していきます。

6. 転職エージェントを最大限活用するためにすべき8つのこと

ここでは、転職エージェントの裏事情も踏まえ、最大限活用するためにすべき以下8つのポイントを紹介していきます。

  • 最初の申し込みを丁寧に行う
  • 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
  • 経歴・スキルに嘘はつかない
  • 複数のエージェントを使っていることは隠さない
  • 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
  • 担当者が使えないと判断したら付き合わない
  • 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
  • 最低限のマナーは守る

6-1. 最初の申し込みを丁寧に行う

優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。

入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。

下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。

  • 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
  • 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
  • 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く

6-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく

最初の面談でも、エージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。

エージェントは内定が決まって初めて介護業者から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。

以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。

  • 転職予定がかなり先
  • そもそも転職への意欲が低い

すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。

6-3. 経歴・スキルに嘘はつかない

求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。

転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる介護業者との関係も大事です。

いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは介護業者からの信頼に傷がつきます。

やり取りの中で嘘がわかると、介護業者との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。

6-4. 複数のエージェントを使ってることは隠さない

転職エージェントを複数使う場合、他社も使っていることは、それぞれに隠さず伝えましょう。

言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。

  • あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
  • 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる

すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。

これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。

こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。

6-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる

登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。

長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。

以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。

  • こういった求人はないか
  • 〇〇の求人について、具体的に知りたい

自動的に、後回しにされるリスクも

転職エージェントは、介護業者から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。

その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。

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更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。

この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。

6-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない

どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。そういった担当に当たってしまったら利用をやめましょう。

具体的には下記に2つ以上当てはまったら、危険なので、担当を変えてもらうか、そのエージェントの利用を止めましょう。

付き合うべきではない担当者の特徴
  • 業界知識が乏しく、深い話ができない
  • 転職に関して話していても経験を感じられない
  • 希望した条件以外の的外れな求人ばかり紹介してくる
  • あなたの都合を考えずに、応募を強要してくる(営業感が強い)
  • 必要な連絡や手続きが遅い、ミスが目立つ

2つ以上当てはまった場合、下記の方法で担当を変えるか、そのエージェント自体の利用を止めましょう。

担当を変えたい場合

担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。

件名:担当変更のご相談

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。

しかし、(担当者名)様の考える転職プランと私の理想にズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。

つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。

お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。

担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。

各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合

基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。

ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。

件名:退会手続きのお願い

〇〇エージェント 〇〇様

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。

(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。

熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。

お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。

退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。

6-7. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく

エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。

転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、介護業者から受け取った手数料を返還する決まりがあります。

転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。

紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。

また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。

こうした話はしすぎないよう注意しましょう。

6-8. 最低限のマナーは守る

エージェントとのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。

こうした常識がないと、「マナーがない=介護業者にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。

また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。

応募先だけでなく、エージェントに対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。

7. 後悔しないために|介護職が転職で確認すべき全ポイント

最後に、介護職の方向けに、転職後の後悔をなくすために、応募や入社にあたって確認すべき全ポイントをまとめました。

以下3つに分けて解説していきます。

  • 仕事内容
  • 働きやすさ
  • キャリアアップ

7-1. 仕事内容について

介護職は「施設系」、「デイサービス」、「訪問介護」で仕事内容が変わりますが、同じサービスでも、内容は職場によってさらに変わります。

例えば、施設介護の仕事でも、職場によって以下は違ってくるため、事前に確認しておきましょう。

  • 毎月の夜勤の回数や、一人で受け持つ利用者数
  • 力仕事がどれだけあるか(介護度の重い人はどれだけいるか)
  • 正社員の業務内容(掃除や入浴など、一部は専門のパートがいることも)

特に、夜が苦手だったり体力に自信がない方は、毎月の夜勤の回数については必ず確認しておくべきです。

また、夜勤は一人で受け持つ人数が多いほど過酷になるため、30人以上など、多すぎる場合は注意しましょう。

施設によって特徴は変わる?

以下のように大まかに違いはありますが、それぞれ大きく仕事内容が変わることはありません。

特徴
特別養護老人ホーム 介護度3~5の重い方専用の施設で、寝たきりの利用者が多い
介護老人保健施設 在宅復帰に向けたリハビリ施設で、歩けたり介護度の軽い方も比較的多い
有料老人ホーム 介護が必要な人から、不要な人向けのものまで、様々なタイプがある
サービス付き高齢者住宅 介護を必要としない方も入所できるが、近年は介護度の重い方に対応したタイプが増えている
グループホーム 認知症の方のみ入れる施設で、「定員は18名まで」のように少人数

ただ、特別養護老人ホームは、介護度の重い方専用の施設で、力仕事も多くなるため、自信がない人には他の施設がおすすめです。

7-2. 働きやすさについて

入社までには、以下の点を必ずエージェント経由で事前に確認しておきましょう。

  • 残業の多さや、ある場合はしっかり残業代が出るか
  • 有給の取りやすさ
  • 休憩はしっかり取れるか

これは介護職だけに限りませんが、求人票に記載はあっても、その通りに有給や休憩時間が取れないことはよくあります。

介護職はどこも人手不足なのもあり、休みが取りづらかったり、サービス残業が常態化した職場も多いのが現実です。

待遇面の話は、直接聞くと良い印象を持たれないため、エージェントに聞いてもらう方法をおすすめします。

職場見学は積極的に活用する

職場の雰囲気を知っておくため、面接時など、職場見学の機会があれば積極的に活用しましょう。

1万人以上の介護士を対象とした調査(令和4年)」では、介護離職で最も多い理由は人間関係とされていて、どんな人が働いている職場かは重要です。

もちろん全ては分かりませんが、明かに溶け込みづらい雰囲気や、暗い雰囲気がある時は、避けた方がいいでしょう。

また、精神的なストレスに直結するため、現場の上司になる職員とは、見学などで一度顔を合わせておくことをおすすめします。

介護現場では、余裕がなく威圧的な態度をとるタイプのリーダーも一部いて、これを理由にやめていくパターンはよくあります。

会えない場合も、エージェント経由で、どんな人柄かは聞いておくようにしましょう。

離職率の高い職場に注意

従業員数に対して退職者数が多すぎる、離職率の高い職場は、働きやすさに問題がある可能性が高いので注意しましょう。

業者ごとの直近1年の退職者数は、「介護事業所・生活関連情報検索」で検索すると確認ができます。

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全国の18,000事業所を対象にした調査(令和4年)」によると、介護職の離職率の平均は14.3%となっています。

離職率は以下の計算で出せますが、これが15%を超える職場は、平均以上に人が辞めていると言えます。

  • 退職者数 ÷ 従業員数 × 100 =離職率

例えば従業員80人の会社で退職者が15人いると、離職率は18.7%となり、危険な職場ということになります。

この場合は応募自体をやめるか、エージェントにどんな理由の退職が多いのかを念の為確認してもらいましょう。

7-3. キャリアアップについて

「介護福祉士」の資格を持っていない方は、資格取得支援の制度があるかは確認しておきましょう。

制度があると、資格取得にかかる、高くて10万円以上の研修費などを負担してもらえたり、合格で祝い金がもらえたりします。

制度自体はあっても、以下の点は施設によって変わるため、エージェントに聞いてもらうなどして、これらもチェックしておきましょう。

  • 資格取得費用の全額か、一部だけの補助か
  • 制度を使って、実際に資格をとった人がいるか
    →条件が厳しかったりで、使いにくい場合がある

資格の有無で年収は60万円以上変わる!

厚生労働省の調査(令和4年)」によると、資格の有無によって、介護士の平均の給与額は約6万円も変わることがわかっています。

平均給与
資格なし 26.8万円
初任者研修 30万円
実務者研修 30.2万円
介護福祉士 33万円

資格があると、2~3万円の手当がついたり、有資格者しか入れない高給の求人にも応募できるのが理由と考えられます。

年収にすると、その差は60万円以上と非常に大きくなります。

無料で取れるに越したことはないので、資格取得支援は積極的に活用しましょう。

まとめ

介護職向けの転職エージェントについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

転職エージェントは「求人数が多い大手」を選ぶべきで、おすすめ5社は以下の通りです。

介護職の求人数
施設介護 デイサービス 訪問介護
1位.レバウェル介護
かなり多い

かなり多い

かなり多い
2位.マイナビ介護職
多い

普通

多い
3位.クリックジョブ介護
普通

多い

多い
4位.介護ワーカー
普通

多い

普通
5位.かいごガーデン
多い

普通

少ない

志望するサービスに合わせて「◎」を3社使い、求人や担当を見ながら使うサービスを絞りましょう。

どのサービスか決めていない方は、おすすめ順に並べているため、上位3社を選びましょう。

当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。