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転職サイト

ワーママ向け転職サイト6選|時短・フルリモート求人にも強いおすすめを厳選

「ワーママはどの転職サイトを使うべき?」、「時短勤務・フルリモートの求人に強いのはどこ?」など、ワーママ向けの転職サイトについて気になっていませんか?

ワーママ向けとして紹介されるサイトはいくつもありますが、それぞれ求人やサポート内容は全く変わります。

選び方を間違えると、「興味のない求人しかない」、「面接で落ちでばかりで全然決まらない」といった事態になります。

このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、ワーママ向けの転職サイトのおすすめや選び方について、以下の流れで解説していきます。

全て読めば、ワーママはどの転職サイトを使うべきで、どう選ぶのが正解か、使いこなすコツはあるかまでがわかり、転職サイトで失敗しなくなるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
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ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

目次

1. 結論:ワーママがまず使うべき転職サイト

このページでは、ワーママの方が転職で使うべき転職サイトについて詳しく解説していきます。

長くなってしまったので先に結論をいうと、以下から直近の年収別に3つを選ぶべきです。

~400万円 400~
600万円
600万円~
リクルートエージェント
 type転職エージェント
マイナビエージェント
doda
パソナキャリア
JACリクルートメント ×

ワーママから人気の、以下の条件がある大手優良企業の求人は、この6社に集中していて、ここから選んでおけば間違いありません。

  • 時短勤務制度あり(1日の勤務時間を6時間まで短縮できる)
  • フレックスタイム制あり(決まった労働時間の範囲で、1日あたりの勤務時間を自由に決められる)
  • リモートワーク可
  • 社内託児所あり

それぞれターゲットなる方の年収が違いますが、いずれも20年以上の実績のある大手で、ワーママの転職に強いです。

6社は、全て担当者がついて転職のサポートを受けることができ、「転職エージェント」とも呼ばれています。

サイト選びの最大の注意点

ワーママが使える転職サイトは、以下の複数タイプがあり、どれを使うかで応募できる企業や選考の通りやすさが全く変わります。

  1. 転職エージェント:担当がついてサポートしてもらえる
  2. スカウトサービス:登録してスカウトを待つ
  3. 求人サイト:自分で求人を探して応募する

結論、転職を考えるワーママの方がまず使うべきなのは、「転職エージェント」です。

ネット上にはこれらをごちゃ混ぜにして紹介するページが非常に多いですが、別物なので注意しましょう。

転職エージェントを使うと担当がついて、転職相談から求人紹介、企業とのやりとりまで全てやってもらえます。

agent

最初にあげた年収別のサイトは、全てこれにあたります。

転職エージェントにしか求人を出さない大手・優良企業も非常に多く、使わないと損します。

担当は、企業ごとの過去の面接データも持っていて、選考に通るためのアドバイスもしてくれます。

使うだけでチャンスが広がる、ワーママの転職には必須のサービスです。

他のタイプを使うべき2つのケース

以下に当てはまる方のみ、他のタイプの転職サイトを使いましょう。

  • 年収600万円以上の方
    →スカウトサービス
  • 転職エージェントを3つ以上使っても決まらなかった方
    →求人サイト

年収600万円以上なら「スカウトサービス」も使っておく

まずは転職エージェントを使うべきですが、年収600万円以上の方は、以下のようなスカウトサービスも一つは使っておきましょう。

これは、経歴を登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サービスで、高収入のハイクラスの方を対象としています。

scout

前職で管理職や、技術職など、専門性の高いスキルを活かして働いていた方は、スカウトがもらえる可能性が高いです。

企業からのスカウトだと、いきなり面接に進んでスピーディーに内定が出るケースもあるため、登録しておいて損はありません。

中でもおすすめは、スカウト型の最大手で、20,000社以上の企業からスカウトが受けられる「ビズリーチ」です。

「求人サイト」は最終手段として使う

転職エージェントを3つ使っても決まらなかった方のみ、自分で求人を探して応募する以下の「求人サイト」を使いましょう。

求人サイトは、サイト上の求人を自分で調べて応募していく転職サイトです。

jobchange_site

ただ、他のタイプには以下の点で劣るため、あくまで最終手段と理解しておきましょう。

  • 求人の量と質が落ちる
    →求人数は他の転職サイトに比べて少なく、人気企業の求人も少ない
  • 選考の難易度が上がる
    →サポートが一切なく、書類選考や面接の対策は全て自力になる

ワーママ向け転職サイトのおすすめは以上の通りです。

次の章から、まず使うべき「転職エージェント」のおすすめや選び方について、詳しく解説していきます。

2. ワーママにおすすめの転職エージェント6選

ワーママの方におすすめの転職エージェントは、以下の大手6社です。

それぞれ「どんな年収の人のサポートに強いか」が違うので、あなたの直近の年収別に以下から3社使いましょう。

~400万円 400~
600万円
600万円~
リクルートエージェント
 type転職エージェント
マイナビエージェント
doda
パソナキャリア
JACリクルートメント ×

ワーママから人気の、以下の条件がある大手優良企業の求人は、この6社に集中していて、ここから選んでおけば間違いありません。

  • 時短勤務制度あり(1日の勤務時間を6時間まで短縮できる)
  • フレックスタイム制あり(決まった労働時間の範囲で、1日あたりの勤務時間を自由に決められる)
  • リモートワーク可
  • 社内託児所あり

転職エージェントは大手から中小まで様々ですが、以下の点で優れた大手を使うべきです。

  • ワーママでも働きやすい条件の大手・優良求人多数
  • サポート実績が多い分、あらゆる業界、企業の転職事情に詳しい
  • 20年以上の歴史ある企業の運営

6社は、業界でも転職エージェントとして真っ先に名前があがる大手です。

転職エージェントは、登録すると担当者がついて、求人の紹介から面接のセッティングや対策まで、あらゆるサポートが受けられます。

agent

具体的には以下6つをしてくれて、あなたは面接以外で企業とやりとりすることがなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

では、おすすめの転職エージェントについて、それぞれ特徴を解説していきます。

2-1. リクルートエージェント

r-agent

リクルートエージェント」は、業界最大手のリクルートが運営する転職エージェントで、求人の量・転職実績共にトップクラスです。

リクルートは1980年から女性向けの求人情報を発信してきた歴史があり、女性の転職ノウハウに強く、女性の利用者からの評判も抜群にいいです。

長年の実績から、「まずはリクルートさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、女性向けの大手・優良企業の求人も多いので、登録しておいて損はありません。

向いている人の年収 400万円~
求人数 約680,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社リクルート
運営歴 1977年~

リクルートエージェント公式ページ:https://www.r-agent.com/

2-2. type転職エージェント

type

type転職エージェント」は、首都圏を中心とした求人を扱う、IT・WEB業界の転職に強い転職エージェントです。

運営元は、女性の転職に特化した求人サイト「type女の転職」を20年近く運営してきた歴史があり、女性にとって魅力的な求人を豊富に取り揃えています。

自らも転職経験のある女性担当者が多く在籍しているため、実体験をもとにした質の高いアドバイスが期待できます。

向いている人の年収 ~600万円
求人数 約29,000件
対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、愛知
運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
運営歴 1993年~

type転職エージェント公式ページ:https://type.career-agent.jp

2-3. マイナビエージェント

マイナビエージェント

マイナビエージェント」は、マイナビが運営する、近年急速に力をつけてきた転職エージェントです。

新卒で多くの学生が使っている「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、30代までの女性は積極的に使いましょう。

サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。

向いている人の年収 ~400万円
求人数 約63,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社マイナビ
運営歴 1973年~

マイナビエージェント公式ページ:https://mynavi-agent.jp/

2-4. doda

doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、業界2位の実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。

求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。

リクルートエージェントよりは求人数が少ないものの、一人一人の登録者にきめ細かいサポートをしてくれると好評です。

向いている人の年収 400~600万円
求人数 約200,000件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
運営歴 1989年~

doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/

2-5. パソナキャリア

pasonacareer

パソナキャリア」は求人の半数が年収800万を超える、ハイキャリアのサポートに強い転職エージェントです。

会社を上げて女性のサポートに力を入れているため、管理職、専門職などで高年収の女性には真っ先におすすめしたい一社です。

運営元のパソナは、人材派遣業の運営歴が40年を超える業界大手で、有名企業とのパイプが強いため、大手、優良企業の求人も多く保有しています。

向いている人の年収 600万円~
求人数 約36,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社パソナ
運営歴 1976年~

パソナキャリア公式ページ:https://www.pasonacareer.jp

2-6. JACリクルートメント

JACリクルートメント

JACリクルートメント」は、ハイクラスの転職で真っ先に名前が上がる、30年以上の運営実績を誇る老舗の転職エージェントです。

企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いので、年収600万円以上の女性の方は必ず登録しておきましょう。

世界11カ国にも支店を持っていて国外の会社との取引も多く、外資系企業とのパイプも強い特徴があります。

向いている人の年収 600万円~
求人数 約11,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ジェイエイシーリクルートメント
運営歴 1988年~

JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/

転職エージェントの4つの注意点

転職エージェントを使うにあたっては、以下の点に注意しましょう。

  • 大手以外を使うのは危険
  • 特化型エージェントは求人数、実績共にイマイチ
  • 身の丈に合わないエージェントだと相手にされない
  • 1つに絞ると失敗する

① 大手以外を使うのは危険

ここ数年で、人材紹介業者は1万社以上増加したデータもあり、新しい転職エージェントも大量に増えました。

引用:厚生労働省ホームページ

ただ、こうした新しいエージェントには、以下のようなタイプが多いため注意しましょう。

  • 企業とのパイプが弱く、紹介できる求人が少ない
  • 常に出回っているようなブラック求人しか持っていない
  • 実績が少なく「会社ごとにどう対策すれば内定が出やすい」といったノウハウがない

実績作りのために、合わない求人をごり押しするなど、中にはひどい運営業者もいるので危険です。

優良な業者の見極めが難しいため、聞いた事もないようなエージェントは避け、これまで紹介したような実績のある大手だけを使いましょう。

大手エージェントは、子育て中でも働きやすい、以下の仕組みのある大手・優良企業との強いパイプ持っています。

  • 時短勤務制度(1日の勤務時間を6時間まで短縮できる)
  • フレックスタイム制(決まった労働時間の範囲で、1日あたりの勤務時間を自由に決められる)
  • リモートワーク
  • 社内託児所あり

このように働きやすさに力を入れる会社は、経営の安定した、歴史ある大手・優良企業というケースが多いです。

大手エージェントは、長年中途採用で関わるなど、こうした会社と必ずと言っていいほどパイプを持っていて、紹介を頼まれた求人を豊富に持っています。

② 特化型エージェントは、求人数・実績共にイマイチ

一部、ワーママや女性の転職に特化した中小エージェントもあります。

転職エージェント 特徴
リアルミーキャリア 時短社員を目指すワーママ転職に特化(2017年~)
ママリブラ ワーママの転職に特化(2019年~)
Qoolキャリア ワーママの転職に特化(2020年~)
スマートキャリア 時短勤務ができる職場への転職に特化(2002年~)

ただ、設立まもない会社が多く、求人数、実績共に大手に劣ることが多いためおすすめしません。

「育児中だから時短勤務できる職場がいい」といった相談には大手でも普通に乗ってもらえますし、対象の求人も倍以上持っています。

大手は利用者が多い分、ワーママの転職サポート経験が豊富な担当も多くいて、サポート面も申し分ありません。

③ 身の丈に合わないエージェントだと相手にされない

転職エージェントは「どんな年収の人のサポートに強いか」がそれぞれ違い、合わないものを使うと相手にされないため注意しましょう。

例えば、年収400万円前後の方がハイクラス向けのエージェントを使っても、紹介できる求人がなく、まともにサポートしてもらえません。

逆に年収800万円など高年収の方が若手向けに登録しても、対象の求人が少なく、実力通りの転職ができない可能性があります。

ミスマッチ

こうならないためにも、下記を参考に、年収別に自分にマッチしたエージェントを選んでおきましょう。

~400万円 400~
600万円
600万円~
リクルートエージェント
 type転職エージェント
マイナビエージェント
doda
パソナキャリア
JACリクルートメント ×

④ 1つに絞ると失敗する

優良な大手エージェントにも、以下のようなハズレの担当はいるため、必ず3社以上は登録し、担当者を比べましょう。

  • 志望業界の知識が不十分で、深い相談ができない
  • 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる
  • 応募や内定を急かすなど対応が悪い

一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。

1社のみ登録

複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。

複数登録

いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。

また、エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。

転職エージェントの大まかな利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. エージェントと面談(対面かWEB、電話)
  3. 求人紹介を受ける
  4. 企業に応募
  5. 面接
  6. 内定

最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。

申し込みから内定まで、トータルで3ヶ月はかかるケースが多いため、余裕を持って早めに申し込みをしておきましょう。

3. ワーママ向け|おすすめスカウトサービス2選

直近の年収が600万円以上の方は、以下のようなスカウトサービスも1つは使っておきましょう。

スカウトサービスは複数ありますが、上記2社が特に有名で利用する企業も多く、スカウトをもらいやすいです。

迷ったらどれだけの企業が使っているサービスかを公開していて、数が最多の「ビズリーチ」を選びましょう。

  登録企業数 運営歴
ビズリーチ 約29,000社 2009年~
リクルートダイレクトスカウト 非公表 2014年~
doda X 非公表 2019年~
AMBI 約2,800社 2017年~
ミドルの転職 なし
(在籍するエージェントからのスカウトのみ)
2015年~

このタイプの最大の強みは企業から直接スカウトが受けられることですが、企業数が多いほどチャンスは広がり、スカウトも増える傾向があります。

スカウトサービスは、経歴やスキルを登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サイトで、主に年収600万円以上の方を対象としています。

登録するとあなたのプロフィールがデータベースにのり、それを使う企業の人事やヘッドハンターの目に留まると、スカウトが受けられます。

scout

※ヘッドハンター:企業に紹介を頼まれた求人にあった人材を探す業者

登録後は待つだけでよく、企業からのスカウトだといきなり面接に進んでスピーディーに内定が決まることもあるため、登録しておいて損はありません。

前職で管理職や、技術職など、専門性の高いスキルを活かして働いていた方は、スカウトがもらえる可能性が高いです。

では、スカウトサービスのおすすめについて、それぞれ特徴を解説していきます。

3-1. ビスリーチ

bizreach

ビズリーチ」は、毎月30,000人以上が登録している今最も勢いのあるスカウトサービスです。

即戦力人材を効率よく採用したい企業が続々と利用を開始していて、登録社数は20,000社を超えます。

一部有料の機能もありますが、最大の目玉である「企業からのスカウトの受け取り、返信」は無料プランでもできるので、まずは無料プランで使ってみるのがおすすめです。

有料プランの機能とは?

ビズリーチで月5,500円の有料プランに入ると開放される主な機能には、以下があります。

  • サイト内の全ての求人の閲覧、応募ができる
  • ヘッドハンターのスカウトが全て見られる

自分からも積極的に動きたい人向けの機能ですが、こうした人には、転職エージェントの活用がおすすめです。

紹介される求人にどんどん応募していくなど、自分からも積極的に動けますが、料金は一切かかりません。

ビズリーチは無料プランで使った上で、求人探しや応募には転職エージェントを活用しましょう。

求人数 約86,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ビズリーチ
登録企業数 23,500社以上
在籍ヘッドハンター数 6,200人

ビズリーチ公式ページ:https://www.bizreach.jp

3-2. リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト」は、ビズリーチの後を追うように始まった、業界最大手のリクルートが運営するスカウトサービスです。

登録に審査があるビズリーチに対し、審査なしで誰でも登録ができ、全機能を無料で使うことができます。

登録社数は非公開ですが、「最大手だし使っておこう」と考える企業の採用担当者は多いはずで、多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。

ビズリーチが審査に通らず使えなかった方や、さらに可能性を広げたい人は登録しておきましょう。

求人数 約196,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社リクルート
登録企業数 非公開
在籍ヘッドハンター数 4,300人

リクルートダイレクトスカウト公式ページ:https://directscout.recruit.co.jp/

スカウトサービスの3つの注意点

スカウトサービスを使うにあたっては、以下の点に注意しましょう。

  • スカウトが中々来ないこともある
  • 企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる
  • 質の低いヘッドハンターもいる

①スカウトが中々来ないこともある

基本待ちのサービスなため、これだけに頼ると、スカウトが来ずに、一向に転職活動が進まないケースもあります。

こうならないためにも、担当者に求人紹介を頼むなど自分からも積極的に動ける転職エージェントも必ず利用しておきましょう。

②企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる

企業からスカウトを受けるとそのまま面接に進めますが、この場合以下は全て自分でやる必要があります。

  • 面接対策
  • 面接日や入社日の調整、年収交渉などの企業とのやりとり

上記は転職エージェントだと全てやってもらえますが、スカウトサービスでは自力となります。

特に面接対策は、よほど慣れている方でない限り自力では難しいケースが多いため注意が必要です。

いい企業スカウトが来た時に焦らずに面接に進むためにも、まずは転職エージェントに登録し、志望業界の面接対策は受けておきましょう。

③質の低いヘッドハンターもいる

スカウトサービスでは、「ヘッドハンター」と名乗る人材紹介会社からもスカウトが受けられます。

ヘッドハンターの中には、以下のような質の低いタイプもいるため注意が必要です。

  • とにかく接点を持とうと、経歴をよくみずにスカウトを大量に送っている
  • 設立まもない会社で、企業とのパイプも弱く、紹介できる求人も少ない
  • 実績作りのために、合わない求人でもごり押ししてくる

優良なヘッドハンターもいますが、ヘッドハンターからのスカウトは大量に届くケースも多く、見極めるのは難しいです。

そのため、スカウトサービスは、「企業からのスカウト」のみ確認する使い方が効率的でおすすめです。

企業からのスカウトは、面接確定を意味していて、人事担当者があなたの経歴に目を通した上で、本当に会いたいと思って送られることがほとんどです。

スカウトサービスの利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. 職務経歴書を登録
  3. スカウトを受けた企業と面接
  4. 内定

上記は企業からスカウトを受けて転職する流れです。

ヘッドハンターからのスカウトの場合は、ヘッドハンターから紹介を受けた求人に応募していくことになります。

4. ワーママ向け|最終手段として使うべき求人サイト

転職エージェントを3つ以上使っても決まらなかった方のみ、自分で求人を探して応募する以下の「求人サイト」を使いましょう。

求人サイトは、サイト上の求人を自分で調べて応募していく転職サイトです。jobchange_site

登録すると、求人を調べられるだけでなく、企業からのスカウトももらえることがあります。

ただ、これまで紹介した他の転職サイトと比べると以下の通りで、あらゆる点で劣るため、まず使うべきサービスではありません。

サポート 求人の質・量 選考の有利さ
①転職エージェント
相談〜内定後の交渉まで

良質な非公開求人、数多い

選考対策・プッシュあり
②スカウトサービス
企業からのスカウトなら無し

良質な非公開求人、数多い

企業スカウトなら書類選考なし
③求人サイト ×
自分でやる

公開求人、数少ない
×
自力で頑張る

転職エージェントを3社以上使っても決まらなかった方のみ、最終手段として使いましょう。

4-1.正社員にこだわるなら「リクナビNEXT」がおすすめ

リクナビnext

正社員としての転職を目指す方は、正社員求人がメインの求人サイトで最大手の「リクナビNEXT」を使っておけば間違いありません。

以下のように、求人数は他の大手求人サイトと比べても、全てのエリアで圧倒的に多いです。

求人数
関東 関西 九州
リクナビNEXT 54,124 17,588 7,278
マイナビ転職女性のお仕事 23,410 8,919 6,877
エン転職WOMAN 3,684 1,901 1,075
女の転職type 2,096 709 427
はたらいく 1,103 522 588
  • 2024年1月時点

「子育てママが活躍中」となっている求人も約4,000件と多く、あらゆる業界、職種に対応しています。

リクナビNEXT公式ページ:https://next.rikunabi.com/

4-2. 非正規も含めて探したいなら「はたらこindex」

hatarako_index

契約社員や派遣など、非正規も含めて仕事を探す方は、国内最大級の女性向け求人サイト「はたらこindex」を使いましょう。

女性向けの事務、販売、軽作業を中心に、週2~3日からでも働ける求人が充実しています。

正社員以外の雇用形態がメインになるため、フルタイム以外を検討する方におすすめです。

はたらこindex公式:https://www.office-hatarako.net/

5. ワーママこそ転職エージェントを使うべき3つの理由

求人サイトなど転職で使えるサービスは他にもあります。

しかし、以下の理由で、ワーママの方こそ、転職には転職エージェントを使うべきです。

  • 転職時に必要なサポートを全て無料で受けられる
  • エージェントしか持っていない好条件な求人に応募できる
  • 選考をより有利に進められる

理由1. 転職時に必要なサポートを全て無料で受けられる

転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。

転職エージェントは子育てや仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。

子育てと仕事に追われ、ただでさえ時間のないワーママの方には、強い味方になるのは間違いありません。

また、「子育てと両立しつつ、将来的にはキャリアアップも狙いたい」といったキャリア相談にも1から乗ってもらえるメリットもあります、

理由2.  エージェントしか持っていない好条件な求人に応募できる

子育てとの両立がしやすい、以下のような好条件の求人は、エージェントしか持っていないケースが多いです。

  • 時短勤務可
  • フレックスタイム制あり
  • フルリモート可
  • 社内託児所あり

これらはワーママ以外からも人気で、求人サイトに載せると人が殺到してしまうため、エージェント経由で表に出さずに採用を進むことがほとんどだからです。

こうした求人は”非公開求人”と呼ばれ、企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。

転職エージェントを使うだけで、求人サイトにはない好条件なワーママ向けの求人が見つかりやすくなります。

理由3. 選考をより有利に進められる

転職エージェントは転職のプロで、「ワーママの場合、どうアピールすれば選考で有利になるか」といったことを知り尽くしています。

大手はこうしたノウハウに特に強く、ブランクがあって経歴に自信のないワーママの方でも、前職の経験からあなたのアピールポイントをたくさん見つけてくれます。

また、馴染みのエージェントの紹介だと企業側も安心するため、エージェントを使うだけで個別に応募するよりも選考で有利になるのは間違いありません。

付き合いの長いエージェントは、企業から「この人数は必ず〇〇エージェントからとる」のように専用の採用枠をもらっていて、その枠に滑り込めることもあります。

デメリットは使い方次第で解消できる

転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。

  • ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
    →実績のある大手のエージェントだけを選ぶ
    →3社以上使い、担当者を比べる
  • ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
    →年収、キャリアの面で自分に合ったエージェントを選ぶ

6. 転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと

ここでは、転職エージェントの裏事情も踏まえ、最大限活用するためにすべき以下9つのポイントを紹介していきます。

  • 最初の申し込みを丁寧に行う
  • 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
  • 経歴・スキルに嘘はつかない
  • 複数のエージェントを使っていることは隠さない
  • 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
  • 担当者が使えないと判断したら付き合わない
  • 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
  • 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
  • 最低限のマナーは守る

6-1. 最初の申し込みを丁寧に行う

優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。

入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。

下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。

  • 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
  • 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
  • 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く

6-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく

最初の面談でも、エージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。

エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。

以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。

  • 転職予定がかなり先
  • そもそも転職への意欲が低い

すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。

6-3. 経歴・スキルに嘘はつかない

求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。

転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。

いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。

やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。

6-4. 複数のエージェントを使ってることは隠さない

転職エージェントを複数使う場合、他社も使っていることは、それぞれに隠さず伝えましょう。

言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。

  • あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
  • 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる

すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。

これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。

こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。

6-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる

登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。

長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。

以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。

  • こういった求人はないか
  • こんな業界は自分でも通るか

自動的に、後回しにされるリスクも

転職エージェントは、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。

その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。

エージェントがシステムで候補者を選ぶ画面

更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。

この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。

6-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない

どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。そういった担当に当たってしまったら利用をやめましょう。

具体的には下記に2つ以上当てはまったら、危険なので、担当を変えてもらうか、そのエージェントの利用を止めましょう。

付き合うべきではない担当者の特徴
  • 業界知識が乏しく、深い話ができない
  • 転職に関して話していても経験を感じられない
  • 希望した条件以外の的外れな求人ばかり紹介してくる
  • あなたの都合を考えずに、応募を強要してくる(営業感が強い)
  • 必要な連絡や手続きが遅い、ミスが目立つ

2つ以上当てはまった場合、下記の方法で担当を変えるか、そのエージェント自体の利用を止めましょう。

担当を変えたい場合

担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。

件名:担当変更のご相談

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。

しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。

つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。

お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。

担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。

各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合

基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。

ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。

件名:退会手続きのお願い

〇〇エージェント 〇〇様

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。

(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。

熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。

お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。

退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。

6-7. 「推薦状を見せてほしい」と伝える

エージェントは応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。

これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。

  • 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
  • 改めて自分のアピールポイントを整理したい

見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、エージェントにとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。

以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。

(参考)ひどい推薦文の例

〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。

コミュニケーション能力が高く、明るい方です。

ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。

6-8. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく

エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。

転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。

転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。

紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。

また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。

こうした話はしすぎないよう注意しましょう。

6-9. 最低限のマナーは守る

エージェントとのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。

こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。

また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。

応募する会社だけでなく、エージェントに対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。

7. ワーママの転職についてよくある質問

最後に、ワーママの転職についてよくある以下の質問に回答していきます。

7-1. ワーママの転職は難しい?

働ける時間や日にちに制限があり、対象となる求人が減るため、一般の転職よりは難しいです。

企業側は、休みなく、長い時間働いてくれる人が欲しい本音があり、子供の都合で急な休みも多いワーママは不利になりやすいです。

ただ、子育てとの両立に積極的な企業は年々増加していて、ワーママの転職チャンスは広がり続けています。

これは、子育て支援の仕組みが充実した企業に国がつける「くるみん」という認定マークの取得企業が、年200~300社のハイペースで増加している点でも明らかです。

くるみん

引用:厚生労働省「くるみん

こうした認定マークもある優良企業の求人は、転職エージェントしか持っていないケースも多いので、必ず活用しておきましょう。

7-2. ワーママが転職で後悔するパターンとは?

よくあるパターンには、以下があげられます。

  • 時短勤務などの制度はあるが、使う人がほぼいない職場だった
  • 子育てと両立しやすいが、単純作業ばかりで、今後のキャリアにつながらない仕事だった

応募を集めるために、求人票では「時短勤務」などの制度をアピールしても、実際は使う人が少なく、活用できない職場もあります。

入社にあたっては、念の為「転職会議」のような元社員の口コミがわかるサイトで、使いやすい雰囲気があるのかは確認しておきましょう。

また、将来的には「第一線で活躍したい」、「責任ある仕事がしたい」といった方は、エージェントにこの点も踏まえた求人紹介を頼みましょう。

勤務開始してすぐは時短勤務ができないケースも

時短勤務の制度はあっても、「使えるのは1年後から」のように、すぐ使えないケースもあるため注意しましょう。

厚生労働省の資料」でも、勤務開始から1年以内の人の時短勤務は拒否できるというルールが載っていて、実際にこうした対応をとる企業もあります。

時短勤務の職場に応募する方は、すぐに使えるかもエージェントに事前に確認しておきましょう。

7-3. ワーママの転職にベストなタイミングとは?

保育園が決まっていたり、小学校入学後で、今後の子育てにかかる時間の見通しがたったタイミングがベストです。

勤務できる時間帯やどれだけ残業ができるかなど、はっきり説明できた方が企業側も安心するため、内定は出やすいです。

育休中などで、保育園が決まらない段階で転職をしても、予定通りに決まらずに、働けなるリスクがあります。

また、小学校入学後は、以下の理由で想定以上に両立が難しくなるケースも多いので注意しましょう。

  • 学童保育は、保育園のように延長できず、18時には帰宅になる
  • 夏休みや冬休みで子供の在宅時間が増える
  • 小学校入学後は時短勤務が使えない企業がある

こうした点から、保育園が決まる前や、小学校入学前後の転職はおすすめしません。

7-4. ワーママにとって働きやすい職場を探すコツは?

働く上で重視するポイントによって、以下の条件の職場をエージェントに紹介してもらうといいでしょう。

重視するポイント おすすめできる職場の条件
出産、育児、家庭との両立のしやすさ ・産休・育休の取得率が高い
・リモートワークに対応
・フレックスタイム制がある
・1日6時間のように、時短勤務ができる制度がある
・社内に託児所が設置されている
キャリアアップのしやすさ ・女性の管理職や役員の割合が大きい
・実績を出せば男女関係なく大幅な昇給、昇格が狙える評価制度がある

また、こうした条件面で優れた会社は、以下のような認定マークをとっていることが多いです。

認定マーク 内容
くるみんくるみん ・厚生労働省が、仕事と子育ての両立に力を入れる企業に出すマーク
・育休の取得率や、残業時間の短さが認定基準
えるぼしえるぼし ・厚生労働省が、女性の活躍に力を入れる企業に出すマーク
・女性管理職や女性社員の割合が認定基準

マークのある会社をメインで探していくと、働きやすい職場が見つかりやすいです。

7-5. 未経験でもできる、育児との両立がしやすい仕事は?

両立がしやすい仕事と、その理由をまとめると以下の通りです。

両立しやすい理由
事務職 決まった仕事をこなすのが基本で、急に忙しくなることもあまりなく、残業が少ない
サービス、接客業 シフト制で、時間が固定ではないことも多く、予定に合わせて勤務時間を変えやすい
コールセンター 大手だと十分な人員を確保していて、育児による急な遅刻や欠勤もカバーできる職場が多い

まとめ

ワーママにおすすめの転職サイトについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

ワーママの方は、まず以下から直近の年収別に3社以上の転職エージェントを使いましょう。

~400万円 400~
600万円
600万円~
リクルートエージェント
 type転職エージェント
マイナビエージェント
doda
パソナキャリア
JACリクルートメント ×

年収600万円以上の方は、転職エージェントとあわせて以下のようなスカウトサービスにも1社は登録しておきましょう。

以下のような求人サイトは、転職エージェントを3つ以上使っても決まらなかった時の最終手段として使いましょう。

当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。