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転職サイト

20代の未経験転職に強い転職サイト7選|経験別のおすすめと選び方

「20代で未経験の業界・職種を目指すならどの転職サイトがいい?」「未経験歓迎求人が多いのはどこ?
」のように、20代の未経験転職向けの転職サイトが気になっていませんか?

転職サイトはどれを使うかで、受けられるサポートや出会える求人が全く変わります。

選び間違えると、全然相手にされなかったり、実力に見合わない、低品質な求人ばかり紹介されるといった事態になります。

このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、20代で未経験の業界・職種を目指す方が使うべき転職サイトについて、以下の流れで解説していきます。

全て読めば、未経験の業界・職種を目指す20代はどの転職サイトを選ぶのが正解か、使いこなすコツや、利用の注意点までがわかり、転職サイトで失敗することがなくなるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
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ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. 結論|未経験転職を目指す20代が使うべき転職サイト

このページでは、未経験の業界・職種を目指す20代の方におすすめの転職サイトについて、根拠を持って詳しく解説していきます。

長くなってしまったので先に結論を言うと、20代の未経験転職向けのおすすめは以下の通りです。

正社員経験あり 1位. マイナビAGENT
2位. doda
3位. ワークポート
4位. type転職エージェント
正社員自体が未経験
(フリーター・無職の20代)
1位. ハタラクティブ
2位. Re就活エージェント
3位. マイナビジョブ20’s

いずれも20年以上の実績のある大手で、未経験歓迎の求人を豊富に持っています。

これらはどれも担当者がついて転職のサポートを受けることができ、「転職エージェント」とも呼ばれています。

転職サイト選びの最大の注意点

未経験転職に使える転職サイトは、以下のように複数のタイプがあり、どれを使うかで応募できる職場や得られる情報が全く変わります。

  1. 担当がつく
  2. 自分で求人を探す

ネット上にはこれらをごちゃ混ぜにして紹介するページが非常に多いですが、別物なので注意しましょう。

結論、転職を考える全ての方がまず使うべきなのは、「担当がつく」転職サイトです。

このタイプを選ぶと、担当がついて、転職相談から求人紹介、企業とのやりとりまで全てやってもらえます。

agent

最初にあげた大手6サイトは、全てこれにあたります。

待遇が良かったり、人気の求人はこのタイプにしかないケースも多く、使わないと損します。

担当は職場ごとの隠れたデメリットなど、求人票には出ない情報も教えてくれるので、ミスマッチも起こりにくいです。

「転職エージェント」とも呼ばれていて、使うだけでチャンスが広がる、転職には必須のサービスです。

「自分で求人を探す」転職サイトは最終手段

これまで紹介したサイトでも内定の決まらなかった方のみ、以下の「自分で求人を探す」転職サイトを使いましょう。

これらはネット上に公開された求人に自分で応募してく転職サイトです。

jobchange_site

他のタイプの転職サイトには以下の点で劣るため、あくまで最終手段と理解しておきましょう。

  • 求人の量と質が落ちる:求人数は他の転職サイトに比べて少なく、人気企業の求人も少ない
  • 選考の難易度が上がる:サポートが一切なく、書類選考や面接の対策は全て自力になる

2. 担当がつく|未経験転職を目指す20代向け転職サイト7選

今回当ページでは、以下の観点で、未経験転職を目指す20代向けの、担当がつく転職サイトを厳選しました。

  • 大手企業が運営
  • 20年以上の実績あり
  • 20代向けの未経験歓迎求人が豊富

結果は以下の通りで、経験別にまとめました。

正社員経験あり 1位. マイナビAGENT
2位. doda
3位. ワークポート
4位. type転職エージェント
正社員自体が未経験
(フリーター・無職の20代)
1位. ハタラクティブ
2位. Re就活エージェント
3位. マイナビジョブ20’s

正社員経験ありの方へのおすすめ

正社員経験があり、未経験の業界・職種を目指す20代の方におすすめの以下4社について解説していきます。

  1. マイナビAGENT
  2. doda
  3. ワークポート
  4. type転職エージェント

1位. マイナビAGENT:若手向けの優良求人多数

マイナビAGENT

マイナビAGENT」は、マイナビが運営する、近年急速に力をつけてきた転職サイトです。

新卒で多くの学生が使っている「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、20代の方は必ず使っておくべきです。

サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。

求人数(未経験歓迎) 約3,300件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社マイナビ
運営歴 1973年~

マイナビAGENT公式ページ:https://mynavi-agent.jp/

2位. doda:未経験歓迎の求人数はトップクラス

doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、業界トップクラスの実績と豊富な求人を持つ転職サイトです。

大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。

長年の実績から、「まずはdodaさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、大手・優良企業の求人も多いので、登録しておいて損はありません。

求人数(未経験歓迎) 約14,000件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
運営歴 1989年~

doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/

3位. ワークポート:未経験からエンジニアを目指すならここ

workport

ワークポート」は、IT・WEB・ゲーム業界に強い、若年層からの支持が大きい転職サイトです。

設立当初はIT業界に特化していましたが、2014年から他業種の取り扱いも開始しており、現在はあらゆる業界に対応しています。

長年の実績からIT企業とのパイプが特に強く、優良求人も多いため、エンジニアなどIT業界への転職を目指す方には外せない一社です。

求人数(未経験歓迎) 約8,300件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ワークポート
運営歴 2003年~

ワークポート公式ページ:https://www.workport.co.jp/

4位. type転職エージェント:エンジニアや営業職のサポートに強い

type

type転職エージェント」は、一都三県を中心とした求人を扱う、若年層からの支持が大きい転職サイトです。

ITエンジニアや営業職の求人、サポートを強みとしており、対象エリアでこれらの職種を狙う方には外せない一社です。

女性の転職に特化した求人サイトを長く運営していて、女性の転職ノウハウに強い特徴もあります。

求人数(未経験歓迎) 約1,000件
対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、愛知
運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
運営歴 1993年~

type転職エージェント公式ページ:https://type.career-agent.jp

この4社なら、あらゆる未経験転職に対応

未経験の転職は、大きく以下3つに分けられ、難易度が変わります。

  1. 完全未経験:建設業界の事務職→IT業界の営業職(かなり難しい)
  2. 職種だけ未経験:IT業界の営業職→IT業界のエンジニア職(難しい)
  3. 業界だけ未経験:不動産業界の営業職→IT業界の営業職(比較的しやすい)

上記4社なら、難しいとされる「①完全未経験」、「②職種だけ未経験」も含め、あらゆる20代の未経験転職に対応しています。

正社員自体が未経験の方へのおすすめ

正社員自体が未経験の20代の方は、こうした経歴の方のサポートを専門とする以下のサイトを使いましょう。

  1. ハタラクティブ
  2. Re就活エージェント
  3. マイナビジョブ20’s

ここまで紹介した4社は、主に正社員経験のある方を対象にしていて、経験がないと、「紹介できる求人がない」とサポートを断られる可能性が高いです。

一方で、これから紹介する3社は正社員経験がない若手向けの求人をメインで扱い、経歴に自信がない方でも、積極的なサポートが受けられます。

1位. ハタラクティブ:フリーター・ニート向けの定番

hataractive

ハタラクティブ」は、IT業界に特化した転職サービス「レバテック」なども展開する株式会社レバレジーズの運営する転職サイトです。

20代で経歴・スキルに自信のない方のサポートに力を入れていて、未経験者向けの優良企業の求人をメインで扱っています。

短期間で内定を出すことを強みとしていて、最短で2週間で決まるケースもあるため、急いでいる人には特におすすめです。

求人数(未経験歓迎) 約2,300件
対応エリア 北海道、関東全域、中部(愛知、岐阜、静岡)、近畿️(三重、大阪、兵庫、京都)、広島、福岡
運営会社 株式会社レバレジーズ
運営歴 2005年~

ハタラクティブ公式ページ:https://hataractive.jp/

2位. Re就活エージェント:設立40年以上の上場企業が運営

re_shukatsu

Re就活エージェント」は、設立30年を超える上場企業、株式会社学情の運営する転職サイトです。

既卒や第二新卒、フリーターなどの経歴に自信のない20代のサポートに特化していて、未経験でも入れる優良企業の紹介が受けられます。

担当者の8割以上は、自らも既卒や第二新卒の経験のある人で、実体験をもとにした親身なサポートを強みとしています。

求人数 約12,700件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社学情
運営歴 1977年~

Re就活エージェント公式ページ:https://re-katsu.jp/career/agent/

3位. マイナビジョブ20’s:未経験歓迎求人が7割以上

mynavi20

マイナビジョブ20’s」は、業界大手のマイナビが運営する、20代の第二新卒・既卒の支援に特化した転職サイトです。

未経験可の求人が7割以上と多く、既卒のフリーターなど、社会人経験のない方でも積極的なサポートが受けられます。

マイナビは国内最大の新卒向けの就活サイトの運営で、大手・優良企業との強いパイプを持っているため、質の高い求人紹介が期待できます。

求人数 約4,600件
対応エリア 東京、神奈川、名古屋、大阪、神戸
運営会社 株式会社マイナビワークス
運営歴 2011年~

マイナビジョブ20’s公式ページ:https://mynavi-job20s.jp/

3. 担当がつく転職サイトの3つの注意点

未経験からの転職を目指す20代の方は、担当がつく転職サイト使うにあたって以下の点に注意しましょう。

  • 大手以外を使うのは危険
  • 経験や年齢の面で合わないサイトだと、相手にされない
  • 1サイトに絞ると失敗する

注意点1. 大手以外を使うのは危険

ここ数年で、サイトを運営する人材紹介業者は1万社以上増加したデータもあり、新しいサイトも大量に増えました。

ただ、こうした新しいサイトには、以下のようなタイプが多いため注意しましょう。

  • 企業とのパイプが弱く、紹介できる求人が少ない
  • 常に出回っているようなブラック求人しか持っていない
  • 実績が少なく「会社ごとにどう対策すれば内定が出やすい」といったノウハウがない

実績作りのために、合わない求人をごり押しするなど、中にはひどい運営業者もいるので危険です。

優良な業者の見極めが難しいため、聞いた事もないようなサイトは避け、これまで紹介したような実績のある大手だけを使いましょう。

注意点2. 経験や年齢の面で合わないサイトだと、相手にされない

20代向けの転職サイトの中でも以下のようにサイトごとに特徴は変わり、合わないものだと相手にされないので注意しましょう。

  • 一般的な正社員の転職をサポート
  • 初めて正社員を目指す20代をメインでサポート

テレビCMを流している「マイナビAGENT」「doda」のような大手は、初めて正社員を目指す方は相手にされません。

以下のように、いずれも公式でサポートが難しいことをはっきりと説明しています。

マイナビAGENT 主に正社員としてのキャリアを有する方を対象とする求人を扱っておりますので、アルバイト経験もしくは派遣経験のみの方、また、正社員としての就業経験が長らくない方の場合、求人をご紹介できる可能性が極めて低くなります
(引用:マイナビAGENTに関するFAQ
doda 正社員・派遣社員・契約社員いずれかの社員としての就業経験をお持ちではない場合や学生・アルバイトご経験のみの場合、サポートが難しい場合があります。
(引用:サービスのご利用について

こうした方は、以下のような正社員経験なしの人を積極的にサポートする専門のタイプを使いましょう。

  1. ハタラクティブ
  2. Re就活エージェント
  3. マイナビジョブ20’s

注意点3. 1サイトに絞ると失敗する

優良な大手のサイトにも、以下のようなハズレの担当はいるため、必ず3社は登録し、担当者を比べましょう。

  • 入ったばかりの新人など、志望業界の知識が少なく深い相談ができない
  • 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる

一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。

一社のみ登録

複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。

複数社登録

いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。

また、サイトごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。

4. 自分で求人を探す|未経験転職を目指す20代向け転職サイト

これまで紹介したサービスでも内定の決まらなかった20代の方のみ、以下の「自分で求人を探す」転職サイトを使いましょう。

あらゆる業界に対応した大手サイトの求人数を比べると以下の通りです。

  求人数
関東 関西 九州
リクナビNEXT 約137,000件 約56,000件 約81,000件
イーキャリア 約20,000件 約4,000件 約1,700件
マイナビ転職 約15,000件 約12,000件 約10,000件
en転職 約3,700件 約1,700件 約1,000件
type 約2,100件 約800件 約520件
  • 2025年1月時点

どのエリアの求人にも強いため、迷ったら「リクナビNEXT」を選んでおきましょう。

ただ、IT業界を目指す方限っては、対象の求人がさらに多くなるため、業界に特化した「Green」がおすすめです。

これらは、サイト上の求人を自分で調べて、応募していく転職サイトです。jobchange_site登録すると、求人を調べられるだけでなく、企業からのスカウトももらえることがあります。

ただ、担当がつく転職サイトと比べると以下の通りで、あらゆる点で劣るため、まず使うべきサービスではありません。

サポート 求人の質・量 選考の有利さ
担当がつくサイト
相談〜内定後の交渉まで

良質な非公開求人、数多い

選考対策・プッシュあり
自分で求人を探すサイト ×
自分でやる

公開求人、数少ない
×
自力で頑張る

担当がつくタイプでも決まらなかった方のみ、最終手段として使いましょう。

では、自分で求人を探す転職サイトおすすめについて、それぞれ特徴を解説していきます。

4-1. リクナビNEXT

リクナビnext

リクナビNEXT」は業界最大手のリクルートが運営する転職サイトで、求人数が10万件以上と他サイトに比べてかなり多いです。

総求人数は10万件以上と他サイト比べても圧倒的に多く、社会人経験がない方向けの求人も5,000件以上と多く掲載されています。

「20代が活躍中」となっている未経験歓迎の求人も多いので、まずはこれに登録して活動を進めましょう。

リクナビNEXT公式ページ:https://next.rikunabi.com/

4-2. Green

green

Green」は、IT・WEB業界の求人情報に特化したサイトで、IT業界の求人は約27,000件とリクナビNEXTより多いです。

地方の求人は少ないですが、東京周辺の求人が充実しているため、首都圏でIT業界への転職を目指す方は、こちらを使っておきましょう。

Green公式ページ:https://www.green-japan.com

それでもダメなら公共サービスを使う

これまで紹介した民間のサービスでも就職が決まらなかった方は、最終手段としてハローワークなどの公共の就職支援サービスを使いましょう。

職歴なしの方が就職に使える公共のサービスには以下があります。

特徴
ハローワーク ・自分で求人を探して応募していく
・簡単な選考対策や職業訓練も受けられる
ジョブカフェ ・公共の転職エージェントのようなサービス
・20代までで、近所にある方には、まずこれがおすすめ
サポートステーション ・40代までが対象で、相談から就労に向けた訓練、就職までのサポートが受けられる
・元不登校や、引きこもりで、働いた経験が全くない人向け

いずれもこれまで紹介してきた転職サイトのような民間のサービスと違い、以下のデメリットがあります。

  • お金を払って民間の就職サービスを使う余裕がない、小さい会社の求人が多い
    ※ハローワークは掲載無料

求人の質が下がるため、まずは民間のサービスを使い、ダメだった時にこれらを使いましょう。

5. 未経験転職にこそ、「担当がつく転職サイト」を使うべき理由

以下の理由で、未経験転職をしたい方こそ、まずは担当がつく転職サイト(転職エージェント)を使うべきです。

  • 転職でのミスマッチが起きにくい
  • 転職時について1から相談できて、手続きも全部やってもらえる
  • 選考で有利になりやすい
  • 表に出ない好条件な求人に応募できる

実際に使って良かったと感じる方の口コミと合わせて解説していきます。

理由1. 転職でのミスマッチが起きにくい

口コミ・評判

Tさん(未経験からIT業界に転職)

応募先の職場がマニュアル重視で新人教育がしっかりしていることや、繁忙期の大変さを事前に教えてもらいました。

細かい点まで入社前に把握できたおかげで、ミスマッチなく働けています。

担当がつく転職サイトを使えば、「いざ働き始めたら、思っていたのと違った」といったミスマッチは起こりにくくなります。

求人のデメリットや裏側も踏まえて、あなたの希望にマッチする求人だけを紹介してくれるからです。

担当者は、求人票からは読み取れない、以下のような情報も大量に持っています。

  • 職場の雰囲気はどうか、現場のリーダーはどんな人柄か
  • 休みのとりやすさ、サービス残業の実態はどうか
  • 直近でどれだけ人が辞めているか

現場に通って職員に話を聞いたり、過去にサポートした人へも聞き取りをして、こうした情報を日々集めています。

未経験歓迎の募集を出す企業は、誰でもいいから早く人が欲しい人手不足の企業も多いです。

採用に苦労していて、とにかく人が欲しいあまり、面接でも肝心なデメリットを教えてくれない企業もあるのが現実です。

いざ働き始めてから、以下のような隠れたデメリットに後悔するケースはよくあります。

  • 「実はきついノルマがあり、達成しないとまともに稼げない」
  • 「サービス残業が当たり前の社風」
  • 「雑用ばかりで、スキルが全然身につかない」

担当者はこうした職場ごとの悪い点についても先に教えてくれるため、転職の失敗を防げるようになります。

なぜここまでしてくれるの?

就職を成功させないと利益が出ない仕組みで、ミスマッチはサイト側にとっても損になるからです。

担当がつく転職サイト(転職エージェント)は、あなたを紹介することで、紹介先の企業から紹介料を受け取るビジネスです。

この紹介料は、仮にあなたが3ヶ月以内など短期で辞めた場合は、企業に返金するルールがあります。

あなたにすぐに辞められると、サイト側は紹介料が手に入らず、大損になるのです。

長く続けられる職場に転職をしてもらい、利益につなげるためにも、ミスマッチを防ぐことに全力を注いでくれます。

理由2. 転職について1から相談できて、手続きも全部やってもらえる

口コミ・評判

Kさん(未経験から製造業界に転職)

応募書類の提出から面接日程の調整まで、すべてエージェントがやってくれました。

初めての就職活動で分からないことだらけでしたが、負担が少なく進められました。

未経験転職は「そもそもどの業界を目指すべきか」など、スタートから迷ってしまう方も多いですが、そういった方にこそ担当がつく転職サイトがおすすめです。

業界・職種ごとにどんな特徴があり、どう選ぶべきかなど1から相談できて、プロの視点でアドバイスがもらえるからです。

また、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。

特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。

担当者は現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。

理由3. 選考で有利になりやすい

口コミ・評判

Aさん(未経験から不動産業界に転職)

面接でよく聞かれる質問をリストアップしてもらえたおかげで、答えに詰まることがありませんでした。前職の経験を具体的に話す準備もでき、無事に内定を獲得できました。

担当がつく転職サイトを使うことで、直接申し込んだ人よりも、選考が有利に進むことがあります。

採用側からすると、どこの誰かわからない人よりも、馴染みのあるサイトの担当がプッシュしてくる人の方が安心して採用することができるからです。

担当は、企業側に書類に書けないあなたの魅力をアピールしてくれ、優秀な担当だと、面接で失敗しても結果を覆してくれることもあります。

一人で戦うしかない新卒の就活と比べても有利になるため、「新卒時代には狙えなかった大手企業に入れた」という20代の利用者は非常に多いです。

理由4. 表に出ない好条件な求人に応募できる

口コミ・評判

Sさん(未経験からIT業界に転職)

エージェントが、福利厚生や教育制度が充実している企業を勧めてくれました。

働きやすさだけでなく、スキルアップの機会が多い環境に感謝しています。

そもそもですが、下記のような優良な求人は、インターネットには中々出てきません。

  • 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう求人
  • 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない求人
  • 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人

これらの求人は、企業側が取引のある担当がつく転職サイトに内々に相談し、そこに登録している人だけに紹介されます。

担当のつく転職サイトは、未経験者も対象になるこうした好条件な”非公開求人”も豊富に持っていて、使うだけでいい会社に入れる確率が上がります。

逆に言うと、インターネットに出ている未経験歓迎の公開求人は、幅広く募集しないと人が集まらない低品質なものが多いので、注意しましょう。

デメリットは使い方次第で解消できる

担当がつく転職サイトには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。

  • ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
    →実績のある大手のサイトだけを使う
    →3社以上使い、ハズレの担当がついたサイトの利用をやめる
  • ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
    →経験や年齢の面で自分に合ったサイトを選ぶ

また、未経験からの転職に使える他のサービスと、担当がつく転職サイトを比べた結果は以下の通りです。

サポート 求人の質・量 選考の有利さ
担当がつく
相談〜内定後の交渉まで

良質な非公開求人、数多い

選考対策・プッシュあり
自分で求人を探す ×
自分でやる

公開求人、数多い
×
自力で頑張る
ハローワーク
求人の紹介

数は多いが低品質

簡単な選考対策のみあり

全てにおいて優れているのは担当がつく転職サイトだけで、未経験の業界・職種への転職を考えている20代の方は、まずこちらを使っておきましょう。

スカウトサービスは別物なので注意

近年以下のようなスカウトサービスがCMなどで有名で、担当がつく転職サイトとまとめて紹介されることも多いです。

スカウトサービスは、職務経歴書を登録し、企業や、ヘッドハンターからのスカウトを待つタイプの転職サービスです。

しかし、これらは担当がつく転職サイト(転職エージェント)とは別物なので注意しましょう。具体的には以下の点で違っています。

担当がつく転職サイト(転職エージェント) スカウトサービス
手続きのサポート ◎全て受けられる
必ず担当がついて動いてくれる
△受けられないことが多い
担当はつかず、企業からのスカウトなら全部自分でやる必要あり
転職時期の希望 ◎ある程度通る
目標に合わせて担当が動いてくれ、自分からも動ける
△通りにくい
スカウトが来なければ、いつまでも決まらない
対象 ◎ほぼ全ての転職者 △年収800万~のハイクラスがメイン

積極的に応募するなど、自分からも動ける転職エージェントと違い、スカウトサービスは受け身でスカウトを待つ形になります。

そのため、これだけに頼ると、「スカウトが来ずにいつまでも決まらない」となる恐れもあります。

また、スカウトサービスは即戦力になる経験者向けのサービスで、未経験転職がしたい方には向きません。

担当がつく転職サイトの利用の流れは?

大まかな流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. 担当者と面談(対面かWEB、電話)
  3. 求人紹介を受ける
  4. 企業に応募
  5. 面接
  6. 内定

最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。

面談は、どのサイトも現在はオンラインや電話で行うケースが多いです。

申し込みから内定まで、トータルで3ヶ月はかかるケースが多いため、余裕を持って早めに申し込みをしておきましょう。

6. 転職サイトを最大限活用するためにすべきこと

ここでは、担当がつく転職サイトの裏事情も踏まえ、最大限活用するためにすべき以下のポイントを紹介していきます。

  • 最初の申し込みを丁寧に行う
  • 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
  • 経歴・スキルに嘘はつかない
  • 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
  • 担当者が使えないと判断したら付き合わない
  • 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく

6-1. 最初の申し込みを丁寧に行う

優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。

入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。

下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。

  • 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
  • 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
  • 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く

6-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく

最初の面談でも、サイトの担当に希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。

サイト側は内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。

以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。

  • 転職予定がかなり先
  • そもそも転職への意欲が低い

すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。

6-3. 経歴・スキルに嘘はつかない

求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。

転職サイトの担当にとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業との関係も大事です。

いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、担当者の企業からの信頼に傷がつきます。

やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。

6-4. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる

登録後は、少なくとも2週に一度は、担当者にコンタクトを取るようにしましょう。

長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。

以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。

  • こういった求人はないか
  • 〇〇の求人について、具体的に知りたい

自動的に、後回しにされるリスクも

転職サイトの担当は、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。

その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、担当はこれを見て求人紹介をしていきます。

エージェントがシステムで候補者を選ぶ画面

更新日が古いとあなたの名前が担当の目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。

この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。

6-5. 担当者が使えないと判断したら付き合わない

どんなに大手の優良サイトでも、仕事のできない担当者は存在します。

例えば以下のようなケースで、こうした担当に当たったら、変更してもらうか、利用自体をやめましょう。

付き合うべきではない担当者の特徴
  • 業界知識が乏しく、深い話ができない
  • 転職に関して話していても経験を感じられない
  • 希望した条件以外の的外れな求人ばかり紹介してくる
  • あなたの都合を考えずに、応募を強要してくる(営業感が強い)
  • 必要な連絡や手続きが遅い、ミスが目立つ

担当を変える場合、利用自体をやめる場合でそれぞれ手続き方法を紹介していきます。

担当を変えたい場合

担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。

件名:担当変更のご相談

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。

しかし、(担当者名)様の考える転職プランと私の理想にズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。

つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。

お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。

担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。

各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。

サイト自体の利用をやめる場合

基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。

ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。

サイト自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。

件名:退会手続きのお願い

〇〇エージェント 〇〇様

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。

(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。

熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。

お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。

退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。

6-6. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく

担当者に対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。

担当がつく転職サイトは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。

転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、担当にとってサポートするメリットが薄いです。

紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。

また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。

こうした話はしすぎないよう注意しましょう。

7. 20代の転職についてよくある質問

最後に、20代の転職についてよくある以下の質問に回答していきます。

7-1. 20代の女性におすすめのサイトはある?

当ページで紹介した中では、type転職エージェント」は女性の転職に強いので、必ず使っておくべきです。

女性の担当も多く、出産や家庭との両立など、女性特有の事情も踏まえた転職のサポートが受けられます。

7-2. 20代は未経験の業界・職種への転職は厳しい?

厳しくはなく、年齢的にはむしろ有利です。

中途採用では、年齢が上がるほど専門的なスキルや経験が求められますが、20代はそれがなくても採用されやすいのが理由です。

ポテンシャルや人柄を重視した採用になるため、未経験の業界や職種への挑戦も最もしやすい年齢といえます。

7-3. 20代の未経験転職におすすめの職種は?

未経験でも転職がしやすいおすすめ職種は、以下の通りです。

おすすめの理由
営業職 実績やスキルよりも、コミュニケーション能力や人間性が特に採用で重視される
ITエンジニア ・業界全体の成長に人手が追いつかず、人手不足の会社が多いため比較的入りやすい
・未経験者向けの研修制度が充実した会社も多い
事務職 特別なスキルがなくても、エクセルやワードなどの基本的な操作ができれば採用してもらえる

7-4. 20代が転職で高収入を目指すにはどうすべき?

以下のように、職種を変えずに、年収の高い業界へ転職をする方法がおすすめです。

  • 小売業の営業職 → IT業界の営業職への転職
  • 宿泊業、レジャー業の人事部 → 不動産業界の人事部への転職

営業や人事など、同じ仕事をしていても、どの業界にいるかだけで年収は100万円以上変わってきます。

dodaの調査によると、平均年収が高い業界としては、「金融、メーカー、IT、不動産」が上がっています。

同じ職種からの転職なら経験者として選考でも有利になるため、年収にこだわる方は、エージェントにこうした業界への転職を相談してみましょう。

まとめ

未経験転職を目指す20代向けの転職サイトについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

未経験からの転職を目指す20代は、以下の担当がつく転職サイトを使いましょう。

正社員経験あり 1位. マイナビAGENT
2位. doda
3位. ワークポート
4位. type転職エージェント
正社員自体が未経験
(フリーター・無職の20代)
1位. ハタラクティブ
2位. Re就活エージェント
3位. マイナビジョブ20’s

これらを使っても決まらなかった方のみ、自分で求人を探す「リクナビNEXT」を使いましょう。

当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。