「職歴なし」におすすめの転職サイト6選|年齢別に使うべきサイトを厳選!
「職歴なしでも転職サイトは使える?」「初めて正社員を目指すならどれがいい?」など、職歴なし向けの転職サイトについて気になっていませんか?
ニートやフリーターなど、職歴なしでも使える転職サイトはいくつもありますが、近年低品質な求人ばかりのサイトが増えているため注意しましょう。
中には未経験歓迎のブラック求人を、押し付けるだけの悪質なタイプもあるため、選び方には注意が必要です。
このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、職歴なしの方向けの転職サイトについて、以下の流れで解説していきます。
- 結論:職歴なしの方がまず使うべき転職サイト
- 職歴なし向け「担当がつく」転職サイトの選び方
- 職歴なしにおすすめの「担当がつく」転職サイト5選
- 30歳以上向け|「自分で求人を探す」転職サイトのおすすめ
- 職歴なしなら、まず「担当がつく転職サイト」を使うべき理由
- 転職サイトを最大限活用するためにすべき9つのこと
- その他、職歴なしの方におすすめの転職サイト
- 職歴なしからの就職についてよくある質問
全て読めば、職歴なしの人はどの転職サイトを使うべきで、正しい選び方はあるか、使いこなすコツはあるかまでがわかり、転職サイトで失敗しなくなるでしょう。
著者:I.J(現役転職エージェント)
1. 結論:職歴なしがまず使うべき転職サイト
このページでは、就職を目指す職歴なしの方におすすめの転職サイトについて、詳しく解説していきます。
長くなってしまったので先に結論を言うと、おすすめサイトTOP5は以下の通りです。
おすすめサイト | 特徴 |
1位. ハタラクティブ |
・フリーターやニートなど経歴に自信のない20代のサポートに強い ・IT特化エージェント「レバテック」も展開する大手の運営 |
2位. Re就活エージェント |
・上場企業が運営する、職歴の浅い20代向けの転職サイト ・担当者の8割は既卒、第二新卒の経験者で、じっくり向き合ってくれる |
3位. マイナビジョブ20’s |
・未経験可の求人が7割以上の20代向け転職サイト ・業界大手のマイナビが運営 |
4位. JAIC |
就職に関する無料の研修に出ると、優良企業20社と書類選考なしで面接できる集団面接会に参加できる |
5位. 第二新卒エージェントneo |
経歴に自信のない20代のサポートに特化していて、大卒から中卒まで、幅広い学歴の方の転職に対応 |
職歴なしが対象になる未経験歓迎の大手・優良企業の求人は、これら5社に集中していて、ここから選べば間違いありません。
いずれも10年以上の実績のある大手企業の運営で、職歴なしの就職サポートに強いです。
これらはどれも担当者がついて就職のサポートを受けることができ、「転職エージェント」とも呼ばれています。
サイト選びの最大の注意点
転職サイトは、以下のように複数のタイプがあり、どれを使うかで応募できる企業や選考の通りやすさが全く変わります。
- 担当がつく
- 自分で求人を探す
ネット上にはこれらをごちゃ混ぜにして紹介するページが非常に多いですが、別物なので注意しましょう。
結論、職歴なしの方がまず使うべきなのは、「担当がつく」転職サイトです。
このタイプを選ぶと、担当がついて、転職相談から求人紹介、企業とのやりとりまで全てやってもらえます。
職歴なしが対象になる、未経験から働ける優良企業の求人は、このタイプの転職サイトしか持っていないことも多く、使わないと損します。
最初にあげたおすすめサイト5つは、全てこれにあたります。
30代以上なら「自分で求人を探す」転職サイトを使う
30代以上で職歴なしの方のみ、「リクナビNEXT」のように自分で求人を探す転職サイトを使いましょう。
これは、ネット上に公開された求人に自分で応募してく転職サイトです。
職歴なしが対象の担当がつく転職サイトは、20代までを対象としているケースがほとんどです。
そのため、30代以上は、担当がつくサイトに申し込んでも満足に求人紹介が受けられない可能性が高いです。
利用を断られるケースもあるため、30代以上の方は、初めから自分で求人を探すタイプを選んでおきましょう。
具体的なおすすめは、「30歳以上向け|「自分で求人を探す」転職サイトのおすすめ」で解説していきます。
次の章から、職歴なしの方がまず使うべき「担当がつく転職サイト」の正しい選び方を解説していきます。
2. 職歴なし向け「担当がつく転職サイト」の選び方
職歴なしの方は、以下の方法で担当がつく転職サイトを選んでおきましょう。
- 選び方1. 実績のある大手を選ぶ
- 選び方2. 初めての就職サポートに強いサイトを選ぶ
- 選び方3. 担当を比べるためにも、必ず3つは使う
選び方1. 実績のある大手を選ぶ
担当がつく転職サイトは大手から中小まで二万社以上ありますが、実績のある大手だけを選ぶようにしましょう。
大手は、長年の実績からたくさんの大手・優良企業とのつながりを持っていて、職歴なしでも対象になるこうした会社の未経験者歓迎求人を豊富に持っています。
また、「この会社では面接でどう答えれば内定が出やすいか」といった情報にも詳しく、選考対策のレベルも高いです。
大手を選ぶだけで、いい会社に入れる確率はグッと高まります。
知っておくべき裏事情:近年は低品質なサイトが急増した
下記は厚生労働省の出す転職サイトを運営する職業紹介事業所の数の推移ですが、業者数は、5年間で約1万社も急増しました。
引用:厚生労働省ホームページ
これには、不人気なブラック求人がネット上に大量に出回るようになり、これを使うことで誰でも簡単に人材紹介の仕事を始められるようになった背景があります。
ブラックな求人は常に人が足りず、誰でもいいから人が欲しいため、たいてい未経験歓迎です。
新設のサイトは、こうした求人しか持っていませんが、これを「初めての就職向け」と言い換えて、紹介するひどいケースがあります。
優良な業者もありますが、見極めるのは難しいため、聞いたこともないような中小は避け、実績のある大手だけを使うようにしましょう。
大手なら、付き合いのある大手・優良企業から個別に紹介を依頼された求人がほとんどで、未経験歓迎の求人も、こうした会社がメインとなります。
選び方2. 初めての就職サポートに強いサイトを選ぶ
次に、大手の中でも初めての就職サポートに強い所を選んでおきましょう。
具体的には、以下のようなサイトです。
- 未経験歓迎の求人をメインで扱う
- フリーター・ニート・既卒(就職を決めずに学校卒業した人)向けを打ち出している
こうしたサイトなら、職歴のない方でも対象の求人が多く、積極的にサポートが受けられます。
また、「職歴なしの場合、どう対策すれば内定が出やすいか」といった点に特に詳しいのでおすすめです。
テレビCMを流している以下のような大手は、経験者向けの求人がメインで、初めて正社員を目指す方は相手にされないため注意しましょう。
以下のように、いずれも公式でサポートが難しいことをはっきりと説明しています。
リクルートエージェント | 正社員としての就業経験がない方もご利用いただけます。 しかし、弊社でお預かりしている求人は、 即戦力を求めるものが多いため、実務経験を重視する傾向にあります。 そのため、企業での正社員としての実務経験をお持ちでない場合、 ご紹介の可能性は低くなりますので、あらかじめご了承ください。 (引用:リクルートエージェント公式) |
doda | 正社員・派遣社員・契約社員いずれかの社員としての就業経験をお持ちではない場合や学生・アルバイトご経験のみの場合、サポートが難しい場合があります。 (引用:サービスのご利用について) |
マイナビエージェント | 主に正社員としてのキャリアを有する方を対象とする求人を扱っておりますので、アルバイト経験もしくは派遣経験のみの方、また、正社員としての就業経験が長らくない方の場合、求人をご紹介できる可能性が極めて低くなります (引用:マイナビエージェントに関するFAQ) |
選び方3. 担当を比べるためにも、必ず3つは使う
転職サイトは、担当を比べるためにも、必ず3社は使うようにしましょう。
どんなに優良な転職サイトでも、担当者によって経験や対応は違い、以下のようなハズレの担当者に当たる場合もあるからです。
- 入ったばかりの新人など、志望業界の知識が浅く、深い相談ができない
- 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる
- 応募や内定を急かすなど対応が悪い
一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。
複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。
いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。
また、サイトごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。
3. 職歴なしにおすすめの「担当がつく」転職サイト5選
職歴なしでも使えるサービスとして有名な上記15社を比較しましたが、職歴なしの方は、以下の大手5社から選ぶべきです。
職歴なしが対象になる未経験歓迎の大手・優良企業の求人は、これら5社に集中していて、ここから選べば間違いありません。
いい担当者を見極めたり、求人の選択肢を広げるためにも、必ず3つは使っておきましょう。
それぞれ解説していきます。
1位. ハタラクティブ
「ハタラクティブ」は、IT業界に特化した転職サービス「レバテック」なども展開する株式会社レバレジーズの運営する転職サイトです。
ニートやフリーターなど経歴・スキルに自信のない方のサポートに力を入れていて、未経験者向けの優良企業の求人をメインで扱っています。
短期間で内定を出すことを強みとしていて、最短で2週間で決まるケースもあるため、急いでいる人には特におすすめです。
求人数 | 約3,000件 |
対応エリア | 北海道、関東全域、中部(愛知、岐阜、静岡)、近畿️(三重、大阪、兵庫、京都)、広島、福岡 |
運営会社 | 株式会社レバレジーズ |
運営歴 | 2005年~ |
ハタラクティブ公式ページ:https://hataractive.jp/
2位. Re就活エージェント
「Re就活エージェント」は、設立30年を超える上場企業、株式会社学情の運営する転職サイトです。
既卒や第二新卒、フリーター、ニートなどの経歴に自信のない20代のサポートに特化していて、未経験でも入れる優良企業の紹介が受けられます。
担当者の8割以上は、自らも既卒や第二新卒の経験のある人で、実体験をもとにした親身なサポートを強みとしています。
求人数 | 約12,700件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社学情 |
運営歴 | 1977年~ |
Re就活エージェント公式ページ:https://re-katsu.jp/career/agent/
3位. マイナビジョブ20’s
「マイナビジョブ20’s」は、業界大手のマイナビが運営する、20代の第二新卒・既卒の支援に特化した転職サイトです。
未経験可の求人が7割以上と多く、既卒で社会人経験のない方でも積極的なサポートが受けられます。
マイナビは国内最大の新卒向けの就活サイトの運営で、大手・優良企業との強いパイプを持っているため、質の高い求人紹介が期待できます。
求人数 | 約4,600件 |
対応エリア | 東京、神奈川、名古屋、大阪、神戸 |
運営会社 | 株式会社マイナビワークス |
運営歴 | 2011年~ |
マイナビジョブ20’s公式ページ:https://mynavi-job20s.jp/
4位. JAIC
「JAIC」は、上場企業の株式会社ジェイックが運営する、未経験の転職に強い転職サイトです。
登録すると、厳選した優良企業20社と、書類審査なしで面接できる合同面接会に参加することができます。
入社後の定着率が9割以上と非常に高く、ほとんどの利用者が、安心して働けるマッチした職場に転職ができています。
求人数 | 非公開 |
対応エリア | 関東、関西、東北、中部、中国、九州 |
運営会社 | 株式会社ジェイック |
運営歴 | 1991年~ |
JAIC公式ページ:https://www.jaic-college.jp/sales/
5位. 第二新卒エージェントneo
「第二新卒エージェントneo」は、第二新卒・既卒・フリーターなど、職歴の浅い20代のサポートに特化しています。
中卒、高卒でもOKの未経験歓迎求人も豊富に持っていて、幅広い学歴の方のサポートに対応しています。
長年のサポート実績から、未経験からの転職の内定のコツを知り尽くしていて、選考対策のレベルも高いです。
求人数 | 非公開 |
対応エリア | 関東、関西、愛知 |
運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
運営歴 | 2000年~ |
第二新卒エージェントneo公式ページ:https://www.daini-agent.jp
その他、職歴なしが対象になるサイトまとめ
上記5社以外で、職歴なしをサポート対象とする、主な担当がつく転職サイトを以下に全てまとめました。
特徴 | |
UZUZ | 第二新卒、既卒、フリーター、職歴なしの就職サポートに特化 |
キャリアスタート | 20代の第二新卒、既卒、フリーター、新卒向け |
キャリアパーク転職エージェント | 20代の第二新卒、既卒向け |
DYM就職 | 既卒、フリーター、職歴なしの就職に強い |
えーかおキャリア | 20代の就職、転職サポートに特化 |
アイデムスマートエージェント | 未経験や第二新卒の転職に強い |
キャリチャン | 主に学生向けの就活サポートを行っていて、既卒にも対応 |
いい就職ドットコム | 既卒、第二新卒の正社員就職に特化 |
安定のお仕事 | 20代のフリーター、第二新卒などの未経験転職に特化 |
どれも紹介した5社に比べると実績や、求人数などの面では劣るサービスで、まず使うべきサイトではありません。
職歴なしが対象になる未経験歓迎の求人はネット上にあふれていますが、ブラックな求人も多く、大手・優良企業の求人は一部の大手サイトに集中している実態があります。
まずは紹介した以下の大手5社から選び、それでもうまくかなかった方のみ、次の手段として使いましょう。
4. 30代以上向け|「自分で求人を探す」転職サイトのおすすめ
30代以上で職歴なしの方には、自分で求人を探す転職サイトの利用がおすすめです。
こうした方は担当がつくサイトの利用が向かず、申し込んでもサポートを断られる可能性が高いからです。
これは、サイト上に求人がたくさん載っていて、そこから個別に応募していくサービスです。
登録すると、求人を調べられるだけでなく、企業からのスカウトももらえることがあります。
このタイプの大手サイトの求人数を比べると以下の通りで、どの地域でも「リクナビNEXT」が飛び抜けて多いです。
求人数 | |||
関東 | 関西 | 九州 | |
リクナビNEXT | 約137,000件 | 約56,000件 | 約81,000件 |
イーキャリア | 約20,000件 | 約4,000件 | 約1,700件 |
マイナビ転職 | 約15,000件 | 約12,000件 | 約10,000件 |
en転職 | 約3,700件 | 約1,700件 | 約1,000件 |
type | 約2,100件 | 約800件 | 約520件 |
- 2025年1月時点
どのエリアの求人にも強いため、迷ったら「リクナビNEXT」を選んでおきましょう。
おすすめは「リクナビNEXT」
自分で求人を探す転職サイトなら、最大手の「リクナビNEXT」だけ使っておけば間違いありません。
総求人数は10万件以上と他サイト比べても圧倒的に多く、社会人経験がない方向けの求人も5,000件以上と多く掲載されています。
「30~50代が活躍中」となっている未経験歓迎の求人も多いので、まずはこれに登録して活動を進めましょう。
リクナビNEXT公式ページ:https://next.rikunabi.com/
それでもダメなら公共サービスを使う
これまで紹介した民間のサービスでも就職が決まらなかった方は、最終手段としてハローワークなどの公共の就職支援サービスを使いましょう。
職歴なしの方が就職に使える公共のサービスには以下があります。
特徴 | |
ハローワーク | ・自分で求人を探して応募していく ・簡単な選考対策や職業訓練も受けられる |
ジョブカフェ | ・公共の転職エージェントのようなサービス ・30代までで、近所にある方には、まずこれがおすすめ |
サポートステーション | ・40代までが対象で、相談から就労に向けた訓練、就職までのサポートが受けられる ・元不登校や、引きこもりで、働いた経験が全くない人向け |
いずれもこれまで紹介してきた転職サイトのような民間のサービスと違い、以下のデメリットがあります。
- お金を払って民間の就職サービスを使う余裕がない、小さい会社の求人が多い
※ハローワークは掲載無料
求人の質が下がるため、まずは民間のサービスを使い、ダメだった時にこれらを使いましょう。
5. 職歴なしなら、まず「担当がつく転職サイト」を使うべき理由
これまで紹介してきた通り、転職サイトには複数のタイプがあります。
ただ、以下の理由で、職歴なしの方は、まず「担当がつく転職サイト」使うべきと言えます。
- 就職でのミスマッチが起きにくい
- 使うだけで、選考で有利になることがある
- 就職について1から相談できて、手続きも全部やってもらえる
- 表に出ない優良求人に応募できる
使って良かったと感じてる人の声とともに、それぞれ解説していきます。
理由1. 就職でのミスマッチが起きにくい
担当がつく転職サイトを使えば、「いざ働き始めたら、思っていたのと違った」といったミスマッチは起こりにくくなります。
求人のデメリットや裏側も踏まえて、あなたの希望にマッチする求人だけを紹介してくれるからです。
サイトの担当者は、求人票からは読み取れない、以下のような情報も大量に持っています。
- 職場の雰囲気はどうか、現場のリーダーはどんな人柄か
- 休みのとりやすさ、サービス残業の実態はどうか
- 直近でどれだけ人が辞めているか
現場に通って職員に話を聞いたり、過去にサポートした人へも聞き取りをして、こうした情報を日々集めています。
職歴なしの方が対象になる、未経験歓迎の募集を出す企業は、誰でもいいから早く人が欲しい人手不足の企業も多いです。
採用に苦労していて、とにかく人が欲しいあまり、面接でも肝心なデメリットを教えてくれない企業もあるのが現実です。
いざ働き始めてから、以下のような隠れたデメリットに後悔するケースはよくあります。
- 「実はきついノルマがあり、達成しないとまともに稼げない」
- 「サービス残業が当たり前の社風」
- 「雑用ばかりで、スキルが全然身につかない」
サイトの担当者はこうした職場ごとの悪い点についても先に教えてくれるため、就職の失敗を防げるようになります。
なぜここまでしてくれるの?
就職を成功させないと利益が出ない仕組みで、ミスマッチはサイト側にとっても損になるからです。
担当がつく転職サイト(転職エージェント)は、あなたを紹介することで、紹介先の企業から紹介料を受け取るビジネスです。
この紹介料は、仮にあなたが3ヶ月以内など短期で辞めた場合は、企業に返金するルールがあります。
あなたにすぐに辞められると、サイト側は紹介料が手に入らず、大損になるのです。
長く続けられる職場に転職をしてもらい、利益につなげるためにも、ミスマッチを防ぐことに全力を注いでくれます。
理由2. 使うだけで、選考で有利になることがある
エージェントが、履歴書に空白期間をどう説明すれば良いか具体的に教えてくれました。
そのアドバイス通りに話したら面接官も納得してくれ、無事内定をもらえました。
サイトの担当者は就職のプロで、「職歴なしの人の場合、何をアピールすれば内定が出やすいか」といったことを知り尽くしています。
実績が豊富な大手はこうしたノウハウに特に強く、学生時代やアルバイト経験の中からも、あなたのアピールポイントをたくさん見つけてくれます。
また、馴染みのサイトからの紹介だと企業側も安心することが多く、担当がつくサイトを使うだけで個別に応募するよりも選考で有利になるのは間違いありません。
付き合いの長いサイトは、企業から「この人数は必ず〇〇サイト経由でとる」のように専用の採用枠をもらっていることもあり、その枠に滑り込めることもあります。
理由3. 就職について1から相談できて、手続きも全部やってもらえる
担当者がスケジュール管理や企業とのやり取りを代行してくれたので、混乱することなく選考を進められました。
初めての就職活動でしたが、スムーズに進められて良かったです。
職歴なしの方は、就職活動に不慣れですが、そういった方にこそ担当がつく転職サイトはおすすめです。
何をすべきか、就職先はどう決めるべきかなど、1から相談できて、プロの視点でアドバイスがもらえるからです。
また、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。
- キャリアの相談
- 求人の紹介
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 面接や入社の日程調整
- 年収交渉
自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。
職歴なしの方が自分で就職活動をする場合、対象になる求人の見極めができずに応募しても書類で落ち続け、いつまでも決まらないことがよくあります。
しかし、サイトの担当者はあなたの経歴でも可能性のある求人を絞って紹介してくれるため、スピーディに決まることも多いです。
理由4. 表に出ない優良求人に応募できる
初めての就職で不安でしたが、リモートワークが可能な企業を紹介してもらいました。
福利厚生がしっかりしているので、長く働ける環境だと感じています。
そもそもですが、下記のような優良な求人は、インターネットには中々出てきません。
- 待遇がよく、募集すると人が殺到してしまう求人
- 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人
これらの求人は、企業側が取引のあるサイトに内々に相談し、そのサイトに登録している人だけに紹介されます。
担当がつく転職サイトを使えば、こうした好条件な”非公開求人”にも応募ができます。
逆に言うと、インターネットに出ている公開求人は、幅広く募集しないと人が集まらない低品質なものが多いので、注意しましょう。
デメリットは使い方次第で解消できる
担当がつく転職サイトには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。
- ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
→実績のある大手だけを使う
→3社は使い、ハズレの担当がついたサイトの利用をやめる - ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
→未経験歓迎求人がメインの、職歴なしのサポートに強い業者を選ぶ
また、職歴なしが就職に使える他のサービスと、担当がつく転職サイトを比べた結果は以下の通りです。
サポート | 求人の質・量 | 選考の有利さ | |
担当がつく転職サイト | ◎ 相談〜内定後の交渉まで |
◎ 良質な非公開求人、数多い |
◎ 選考対策・プッシュあり |
自分で求人を探す転職サイト | × 自分でやる |
◯ 公開求人、数多い |
× 自力で頑張る |
ハローワーク | △ 求人の紹介 |
△ 数は多いが低品質 |
△ 簡単な選考対策のみ |
全てにおいて優れているのは担当がつく転職サイトだけでした。
そのため、「30代以上で職歴なし」のような一部の場合を除き、必ず担当がつくサイトを使っておきましょう。
担当がつく転職サイトの利用の流れは?
大まかな流れは以下の通りです。
- ネットから申し込み
- 担当者と面談(対面かWEB、電話)
- 求人紹介を受ける
- 企業に応募
- 面接
- 内定
最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、就職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。
面談は、どのサイトも現在はオンラインや電話で行うケースが多いです。
申し込みから内定まで、トータルで3ヶ月はかかるケースが多いため、余裕を持って早めに申し込みをしておきましょう。
6. 転職サイトを最大限活用するためにすべき9つのこと
ここでは、担当がつく転職サイトの裏事情も踏まえ、最大限活用するためにすべき以下8つのポイントを紹介していきます。
- 最初の申し込みを丁寧に行う
- 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
- 経歴・スキルに嘘はつかない
- 複数のサイトを使っていることは隠さない
- 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
- 担当者が使えないと判断したら付き合わない
- 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
- 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
- 最低限のマナーは守る
6-1. 最初の申し込みを丁寧に行う
優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。
入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。
下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。
- 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
- 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
- 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く
6-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
最初の面談でも、サイトの担当に希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。
サイト側は内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。
以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。
- 転職予定がかなり先
- そもそも転職への意欲が低い
すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。
6-3. 経歴・スキルに嘘はつかない
求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。
転職サイトの担当にとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業との関係も大事です。
いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、担当者の企業からの信頼に傷がつきます。
やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。
6-4. 複数のサイトを使ってることは隠さない
担当がつく転職サイトを複数使う場合、他社も使っていることは、それぞれに隠さず伝えましょう。
言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。
- あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
- 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる
すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。
これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。
こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。
6-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
登録後は、少なくとも2週に一度は、担当者にコンタクトを取るようにしましょう。
長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。
以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。
- こういった求人はないか
- 〇〇の求人について、具体的に知りたい
自動的に、後回しにされるリスクも
転職サイトの担当は、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。
その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、担当はこれを見て求人紹介をしていきます。
更新日が古いとあなたの名前が担当の目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。
この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。
6-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない
どんなに大手の優良サイトでも、仕事のできない担当者は存在します。
例えば以下のようなケースで、こうした担当に当たったら、変更してもらうか、利用自体をやめましょう。
付き合うべきではない担当者の特徴 |
|
担当を変える場合、利用自体をやめる場合でそれぞれ手続き方法を紹介していきます。
担当を変えたい場合
担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。
件名:担当変更のご相談
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。
しかし、(担当者名)様の考える転職プランと私の理想にズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。
つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。
お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。
担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。
各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。
サイト自体の利用をやめる場合
基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。
ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。
サイト自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。
件名:退会手続きのお願い
〇〇エージェント 〇〇様
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。
(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。
熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。
お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。
退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。
6-7. 「推薦状を見せてほしい」と伝える
サイトの担当者は応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。
これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。
- 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
- 改めて自分のアピールポイントを整理したい
見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、担当にとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。
以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出す担当もいますが、そういったことの防止になります。
(参考)ひどい推薦文の例
〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。
コミュニケーション能力が高く、明るい方です。
ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。
6-8. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく
担当者に対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。
担当がつく転職サイトは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。
転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、担当にとってサポートするメリットが薄いです。
紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。
また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。
こうした話はしすぎないよう注意しましょう。
6-9. 最低限のマナーは守る
担当者とのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。
こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。
また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。
応募先だけでなく、転職サイトの担当に対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。
7. その他、職歴なしの方におすすめの転職サイト
これまで紹介したタイプ以外で、職歴なしの方におすすめの以下の転職サイトと、活用方法を解説していきます。
ただ、いずれも求人探しに使えるメインのサービスではないので、機能に魅力を感じた方のみサブとして使いましょう。
7-1. 社員の評判がわかる「転職会議」
「転職会議」は、元社員の評判が見られる口コミサイトで、求人票には載らない、以下のような口コミをたくさん見ることができます。
- 管理職がいつまでも残っていて、帰りにくい雰囲気がある
- 正当に評価されず、優秀な若手ほど辞めていく
- 部署内の雰囲気はいいが、他部署とは険悪で、やり合うことも多い
どれも退職した人の口コミでネガティブ寄りの意見が多く、うのみにするべきではありませんが、応募や入社を決める際の参考にはなります。
また、「面接でどんなことを聞かれた」といった選考に関する口コミも確認できるため、選考対策にも使うことができます。
同じような口コミサイトは以下のように複数ありますが、選考に関する口コミが見られるのは「転職会議」だけです。
そのため、まずは「転職会議」で情報収集することをおすすめします。
転職会議公式ページ:https://jobtalk.jp/
7-2. 自分の強みがわかる「グッドポイント診断」
「グッドポイント診断」は、質問に答えるだけで、選考でアピールできる強みがわかる、業界大手のリクルートが出す無料の診断ツールです。
書類選考や面接では、自分の強みは何かを必ず聞かれますが、即答できる人は少なく、ここで止まってしまう人も多いです。
グッドポイント診断を使えば、簡単な質問に答えるだけで、以下のような自分の強みを5つ知ることができます。
- 継続力、挑戦心、現実思考、慎重性、独創性、柔軟性、慎重性、受容力、高揚性、社交性
これらに、アルバイトの経験などからマッチしたエピソードを加えて広げていくことで、迷わず自己PRが作れるようになります。
診断された強み | 継続力(長期間コツコツ努力できる) |
自己PR (強み+具体的なエピソード) |
私の強みは、仕事に必要な知識について学び続ける継続力があることです。 洋食レストランのホールのアルバイトをしていましたが、ワインの知識がなく、最初はお客様の質問に答えられないことが多くありました。 ワインについて勉強しようと、時間外にワインセラーのワインのリストを自分で作ったり、ソムリエの資格のある先輩に付いて接客内容をメモしたりといった努力を重ねました。 その結果、1年後にはお客様におすすめのワインを紹介できるまでになり、ワインの売り上げアップにも貢献することができました。 |
自分の強みは何か、客観的に確認できるため、PRする内容がまとまっていない方は必ず使っておきましょう。
グッドポイント診断公式ページ:https://next.rikunabi.com/goodpoint/
質問は全部で293問あり、回答には20分程かかります。
今できない方は上記から会員登録だけした上で、時間のある時に余裕をもって使いましょう。
8. 職歴なしからの就職についてよくある質問
最後に、職歴なしからの就職についてよくある以下の質問に回答していきます。
8-1. 職歴なしからの就職におすすめの職種は?
職歴なしの方でも挑戦がしやすいおすすめ職種は、以下の通りです。
おすすめの理由 | |
営業職 | 実績やスキルよりも、コミュニケーション能力や人間性が特に採用で重視される |
ITエンジニア | ・業界全体の成長に人手が追いつかず、人手不足の会社が多いため比較的入りやすい ・未経験者向けの研修制度が充実した会社も多い |
事務職 | 特別なスキルがなくても、エクセルやワードなどの基本的な操作ができれば採用してもらえる |
販売職 | 接客のアルバイトをしていた方は、その経験が生かせるから選考で有利になる |
介護職 | 人手不足で、無資格でも採用してもらえることが多く、働きながら無料で資格取得ができるケースもある。 |
この中でも、収入にこだわりたい方には、「営業職」「ITエンジニア」の2つがおすすめです。
いきなり高収入の仕事にはつけませんが、3年以上など一定期間働くことで、次の転職で高収入が目指せる可能性が高いからです。
高い営業スキルや、エンジニアとしてのスキルは、転職市場でも高く評価され、年収800万円を超えることも珍しくありません。
経験を積むと今後の可能性が広がるため、今はやりたいことが特にない方は、これらの職種を選んでおくといいでしょう。
8-2. そもそも正社員は目指すべき?
以下に一つでもメリットを感じるのなら、正社員を目指すべきです。
- 月給以外にもボーナスや手当の支給があり、収入が増える
- 信用があるからローンを組みやすい(車、家などの大きな買い物がしやすい)
- 正社員としての職歴ができて、次の転職でも有利になる
また、「厚生労働省の調査」によると、収入に関しては年齢が上がるごとに、正社員とフリーターで差が広がるデータもあります。
平均給与 | ||
正社員 | その他フリーターなど | |
20~24歳 | 215,400円 | 183,400円 |
25~29歳 | 249,600円 | 202,400円 |
30~34歳 | 282,800円 | 207,200円 |
35~39歳 | 316,300円 | 214,300円 |
35歳以上になると10万円以上の差が開きますが、その頃には正社員になるハードルも上がってしまいます。
年齢が若いほど選考では有利になって、正社員になりやすいため、迷っている方はなるべく早く就職に向けて動き出すことをおすすめします。
8-3. 高卒の職歴なしでも通用する?
20代までであれば、大卒の職歴なしと同じく通用するといって間違いありません。
職歴なしが対象の未経験歓迎の求人は、学歴不問なことも多く、学歴が重視されることは少ないからです。
当ページで紹介している以下のサイトなら、学歴関係なく、就職のサポートが受けられます。
実際にハタラクティブの登録者の学歴は以下の通りで、半分以上が大卒以外となっています。
引用:ハタラクティブ公式
8-4. 面接ではどんなことを聞かれるの?
職歴なしの方は、以下を聞かれることが多いです。
- なぜ職歴がないのか
- 職歴なしの期間は何をしていたか
- どうして就職することにしたのか?
答える上で重要なのは、全て正直に答えた上で、前向きに頑張りたいことを伝えることです。
嘘をついたり、「前の会社がブラックすぎて働くのが嫌になった」のように人のせいにする回答は、悪印象なのでNGです。
回答例
やりたい仕事が見つけられず、就職活動にも熱が入らずに、どこも決まらないまま学校を卒業しました。
その後は実家の世話になりながら、求人サイトを眺めて過ごしていましたが、その環境に甘えてしまい、何も決められずに長い年月を過ごしてしまいました。
ある日地元の友人に会う機会があり、彼が社会人としてイキイキと働いている話を聞いて、「このままではダメだ」と強く思い、就職を決意しました。
今後は実家の両親に心配をかけることなく、逆に自分が支えとなれるよう、一社会人として活躍していきたいです。
8-5. 勤め先がブラック企業にならないか不安です
当ページで紹介している通り、以下のような大手サイトを使えば、優良企業の求人がメインで、ブラック企業を紹介されることは少ないです。
これらを使っても不安な方は、「転職会議」のように元社員の口コミがわかるサイトを活用しましょう。
「内部の人間関係が最悪」「毎月のように人が辞める」のように、求人票には乗らないマイナス情報も確認ができます。
応募や入社をする企業について、企業の人事から聞く情報と違いがないか、参考に確認しておくといいでしょう。
まとめ
職歴なしの方におすすめの転職サイトについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
職歴なしの方におすすめの転職サイトTOP5は以下の通りです。
おすすめサイト | 特徴 |
1位. ハタラクティブ |
・フリーターや職歴なしなど経歴に自信のない20代のサポートに強い ・IT特化エージェント「レバテック」も展開する大手の運営 |
2位. Re就活エージェント |
・上場企業が運営する、職歴の浅い20代向けの転職サイト ・担当者の8割は既卒、第二新卒の経験者で、じっくり向き合ってくれる |
3位. マイナビジョブ20’s |
・未経験可の求人が7割以上の20代向け転職サイト ・業界大手のマイナビが運営 |
4位. JAIC |
就職に関する無料の研修に出ると、優良企業20社と書類選考なしで面接できる集団面接会に参加できる |
5位. 第二新卒エージェントneo |
経歴に自信のない20代のサポートに特化していて、大卒から中卒まで、幅広い学歴の方の転職に対応 |
いずれも担当がついてサポートが受けられるサイトで、転職エージェントとも呼ばれています。
30代以上で職歴なしの方のみ、自分で求人を探す「リクナビNEXT」を使いましょう。
当ページの内容が、あなたの就職成功のお役に立てることを、心から祈っています。
<その他当ページで紹介したサービス>
社員に口コミがわかるサイト |
転職会議 |
自分の強みがわかるサイト |
グッドポイント診断 |
求人票には魅力的な内容が並んでいましたが、エージェントから“繁忙期に残業が増える”といったデメリットも教えてもらえました。
事前に悪い点も知っていたので、納得したうえで入社を決められました。