テレビ朝日の中途採用の完全ガイド|応募前に知るべき注意点全てがわかる
「テレビ朝日は中途採用してる?」「中途でテレビ朝日に入社するにはどうすればいい?」など、株式会社テレビ朝日(以下、テレビ朝日)の中途採用が気になっていませんか?
テレビ朝日は中途採用を行っていますが、人気企業で転職難易度も高く、十分な対策が必要です。
また、社内からは悪い口コミもあるので、悪い面も理解して転職しないと入社後後悔することになります。
このページでは転職エージェントとして数多くの人の転職をサポートしてきた筆者が、テレビ朝日へ中途入社を目指す上で知っておくべき全てのことを以下の流れで解説します。
- テレビ朝日の中途採用情報|待遇・求人や申し込み方
- 中途入社先としてテレビ朝日はどうなのか
- テレビ朝日の社員からの口コミ・内部事情
- テレビ朝日はそもそもどんな会社か
- テレビ朝日の中途採用の面接想定質問40選と、面接・書類選考のポイント集【年齢別】
- テレビ朝日の中途採用に応募する際に絶対知っておくべきこと
- テレビ朝日への中途採用で使うべき転職エージェント
最後まで読めば、テレビ朝日の中途採用の情報から、中途採用されやすくなるためのコツまでわかり、テレビ朝日への転職で失敗しなくなるでしょう。
著者:I.J(現役転職エージェント)
1. テレビ朝日の中途採用情報|待遇・求人や申し込み方
テレビ朝日は、東京都港区に本社を置く大手テレビ局で、年間通して中途採用も行っています。
ここではテレビ朝日の中途採用について、どんな求人があるか、またどんな人物が求められているかを紹介します。
1-1. 中途採用職種
テレビ朝日の中途採用の職種は大きく分けると下記の4種類です。
総合職(アナウンサー部門) | アナウンサー業務 |
総合職(コンテンツ制作・ビジネス部門) | プロデューサー、ディレクター、記者等、営業(メディアプランナー、CS営業等)、総務・法務・経理・著作権など、 |
総合職(テクノロジー部門) | 広告配信技術統括、データマーケティングなど |
総合職(デザイン及びデジタルコンテンツ制作部門) | デジタルビジネスプロデュース業務全般、ネット独立サービスの企画・運営業務、デジタル分野でのサービス構築、開発業務(技術系) |
テレビ朝日は中途採用を積極的に行っておらず、中途採用では基本的に”契約社員”として入社後に勤務状況などを鑑みて、正社員登用するとしています。
具体的に出ていた求人を以下で紹介します。
1-2. 求人情報
過去に「doda」「マイナビエージェント」「JACリクルートメント」といった大手転職エージェントや「採用ページ」で募集されていた求人情報をご紹介します。
契約社員
求人概要 | 予定年収 | 勤務地 |
営業(メディアプランナー、CS営業等) | 当社規定による | 東京都港区 |
制作部門総合職 | ||
イベントプロデューサー | ||
管理部門総合職(総務・法務・経理・著作権関連) | ||
Web・デジタル部門(ビジネス・コンテンツプロデューサー、プロジェクトリーダー) |
繰り返しになりますが、公開している求人においては、基本的に”契約社員”としての入社となります。
そのため、必ず正社員として入社したいという方は、他の企業も一緒に検討しましょう。
年収の目安は、年齢ごとに以下の通りとなっています。
- 年収600万円/26歳/管理系職種(経験1年)
- 年収770万円/30歳/制作系職種(経験1年)
1-3. 採用メッセージ、求められる人物像
テレビ朝日は経営計画にもある通り、「すべての価値の源泉はコンテンツにある」という基本理念のもと業務に取り組んでおり、従来の地上波放送に加えて、インターネット配信にも注力しています。
また、「すべての従業員がクリエイター&イノベーターとなり、コンテンツの価値最大化を図る」ことを行動指針としています。
上記を踏まえると、クリエイターとして良いコンテンツづくりに取り組める方や、媒体ごとの特性を活かしたサービス拡大のアイデアを持つ人材を求めていると言えます。
逆に言うと、上記のスキル・性格、実績がない場合、転職は難しく、たとえ入社できてもミスマッチがおき、後悔する可能性がありますから注意しましょう。
1-4. テレビ朝日へはどうやって応募すべきか
テレビ朝日に応募するには、以下の3つの方法がありますが、必ず転職エージェントを使い応募しましょう。
転職エージェントを使うべきなのは、以下の点でテレビ朝日の転職に有利になるからです。
- インターネット上に出ていない、テレビ朝日の非公開求人に応募できる
- テレビ朝日の傾向を踏まえた選考対策(面接対策、書類添削)をしてくれる
- テレビ朝日側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
- 内定時に給与交渉をしてくれる
ページの後半で、転職エージェントについて詳しく解説をしますが、テレビ朝日に転職したい方が使うべきエージェントは下記の3社です。
- doda(全ての人におすすめ)
- マイナビエージェント(20代、30代に特におすすめ)
- JACリクルートメント(年収600万円以上の人におすすめ)
上記の3社に登録し、「テレビ朝日に転職したい」と伝え、サポートを受けましょう。
上記エージェントは先ほどテレビ朝日と比較した他社への転職にも強いので、他社に応募する際にも使えます。
2. 中途入社先としてテレビ朝日はどうなのか
中途採用を目指すべき?という方に向け、下記の観点でテレビ朝日を評価していきます。
社員からの評判 | ・「待遇」の評価は人気企業の中でも上位 ・「キャリア・成長」「ワークライフバランス」「職場の雰囲気」「やりがい」に関する評価は人気企業でも下位 |
年収 | ・業界平均より高いが、「フジテレビ」などと比較すると平均的 |
中途入社難易度 | ・高い(高度なスキルや経験が必須)ので準備が必要 |
それぞれの観点について解説します。
2-1. テレビ朝日の社員からの評判
口コミサイトをもとに社員からのテレビ朝日の評判をまとめると、下記の通りです。
評価 | 人気企業内順位 | |
待遇 | 4.1 | 32位/300社 |
ワークライフバランス | 2.9 | 240位/300社 |
キャリア・成長 | 2.5 | 276位/300社 |
やりがい | 3.2 | 259位/300社 |
職場の雰囲気 | 2.8 | 265位/300社 |
社員からの口コミ、他の人気企業との比較を簡単にまとめると、以下の通りです。
- ◎コンテンツづくりを通して、社会にインパクトを与えることができる
- ◎待遇に満足している人が多い
- ○自ら学ぶことができれば、実践の現場は多いので成長できる環境と言える
- △制作の現場を中心にハードワークな傾向
- △年功序列の色が強いため、若いうちに成果を上げても給与が大きく変わらないとの声も
社員からの口コミについては「3.テレビ朝日の社員からの口コミ・内部事情」でより深掘りしますから、気になる方は読み進めましょう。
テレビ朝日とあわせて検討される企業との比較
テレビ朝日とあわせて検討されてるのが、以下の企業です。
- 日本テレビ.:読売新聞グループの大手テレビ放送事業者で、個人視聴率民放1位タイ
- フジテレビ.:大手テレビ放送事業者でネット配信やVRを使ったデジタルプロデュース事業を展開している
- TBS.:毎日新聞グループの大手テレビ放送事業者で、個人視聴率は民放3位
- テレビ東京.:関東広域圏を中心にテレビ放送を行う、独自性を売りにしたテレビ放送事業者
それぞれの会社の社内からの評価を比較すると以下の通りで、最高得点を赤字にしています。
待遇 | ワークライフバランス | キャリア・成長 | やりがい | 職場の雰囲気 | |
テレビ朝日 | 4.1 | 2.9 | 2.5 | 3.2 | 2.8 |
日本テレビ. | 4.0 | 3.4 | 3.6 | 3.9 | 4.1 |
フジテレビ. | 3.7 | 3.0 | 3.2 | 3.5 | 3.0 |
TBS. | 3.7 | 2.9 | 3.0 | 3.3 | 3.1 |
テレビ東京. | 3.0 | 3.3 | 3.0 | 3.5 | 3.2 |
一緒に検討される企業と比較すると明確で、キー局の中でもテレビ朝日は待遇の良さを求める人向けの企業と言えます。
私が転職エージェントとして聞いた実際の社員の声
私が転職エージェントとして働く中でも、元社員の方から、待遇面で恵まれているという声をよく聞きます。
ただ、他の4社と比べると、キャリア・成長面に関する評価は低い傾向があり、以下のような声を聞きます。
- テレビ業界が縮小していることもあり、ハードワークをしても成長している実感が薄い
過去にサポートした中でも、「伸びている業界など、新たな環境でチャレンジしたい」との理由で転職を希望される方もいたため、この点には注意しましょう。
2-2.テレビ朝日の平均年収
テレビ朝日の平均年収は、1,400万円です。
ただ、一緒に検討される企業と比較すると下記の通りで、同じ大手キー局と比べると平均的です。
平均年収 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 待遇の口コミ評価 | |
テレビ朝日 | 1,400万円 | 44.8歳 | 19.6年 | 4.1 |
日本テレビ. | 1,296万円 | 48.1歳 | 16.1年 | 4.0 |
フジテレビ. | 1,621万円 | 50.3歳 | 19.2年 | 3.7 |
TBS. | 1,312万円 | 47.0歳 | 14.7年 | 3.7 |
テレビ東京. | 1,445万円 | 47.1歳 | 19.73年 | 3.0 |
※各社最新のIR情報・就職情報サイト・口コミサイトを参考に作成
とにかく高い年収を求める方は、「フジテレビ」といった同業他社も検討しましょう。
年齢別の給与水準
口コミサイトを元に集計すると、テレビ朝日の年齢別の給与の平均値は以下の水準です。
25歳 | 800万円~850万円 |
30歳 | 900万円~950万円 |
35歳 | 1,100万円~1,150万円 |
40歳 | 1,250万円~1,300万円 |
45歳 | 1,400万円~1,450万円 |
50歳 | 1,550万円~1,600万円 |
役職、残業時間によっても左右されますが、平均すると、上記の水準になります。
2-3. テレビ朝日の中途採用難易度
テレビ朝日への転職難易度は「高い(高度なスキルや経験が必須)」です。
そもそも中途採用は積極的に行なっておらず、高い知名度などから、転職人気企業ランキング上位の常連で、高い倍率を勝ち抜かなければいけません。
そのため、以下を徹底しないと合格は難しいでしょう。
- 自分の経験、スキルに合ったポジションに応募する
- 求める人物像を理解し、活躍できる人材であることをアピールする
3. テレビ朝日の社員からの口コミ・内部事情
改めて、テレビ朝日社員からの口コミ、他の人気企業との比較をすると以下の通りです。
評価 | 人気企業内順位 | |
待遇 | 4.1 | 32位/300社 |
ワークライフバランス | 2.9 | 240位/300社 |
キャリア・成長 | 2.5 | 276位/300社 |
やりがい | 3.2 | 259位/300社 |
職場の雰囲気 | 2.8 | 265位/300社 |
この章ではそれぞれの項目でどんな口コミがあったかを、内部事情を合わせて解説します。
端的にまとめると下記のメリット・デメリットがあるといえます。
- ◎コンテンツづくりを通して、社会にインパクトを与えることができる
- ◎待遇に満足している人が多い
- ○自ら学ぶことができれば、実践の現場は多いので成長できる環境と言える
- △制作の現場を中心にハードワークな傾向
- △年功序列の色が強いため、若いうちに成果を上げても給与が大きく変わらないとの声も
3-1. 待遇に関する口コミ
- 年代問わず、待遇に満足している人は多い
- 年収におけるボーナスの割合が高い
- 年功序列で昇給する傾向がある
待遇に関する評価は人気企業300社の中でも上位です。
まず多い口コミは、給与が高く待遇には満足しているというものです。
大手キー局ということもあって、特に制作などの職種では残業が多く、若手のうちから給与は高いです。
年収におけるボーナスの割合は高いという声が多いです。
ただ、年功序列の色が強いため、評価内容が賞与などにあまり反映されない点に不満を持つ方もいます。
参考:役職別の年収目安
テレビ朝日の役職別の年収の目安は、それぞれ下記の通りとなっています。
役職目安 | 年収目安 |
新入社員〜若手社員(AD) | 800万円~850万円 |
係長 | 1,000万円~1,050万円 |
課長 | 1,500万円~1,550万円 |
部長 | 2,000万円~2,050万円 |
取締役 | 2,200万円 |
3-2. ワークライフバランスに関する口コミ
- 現場に近くなる程ハードワークとなるが、管理部門は調整しやすい
- 新卒入社から3年目までは残業を抑制する動きがある
- ハードワークを割り切っている社員が多い
- 「ラッキーフライデー」といった働きやすい制度を導入している
ワークライフバランスに関する評価は人気企業300社の中でも下位です。
まず多い口コミは、制作や報道などの現場を中心にハードワークが恒常化しているというものです。
近年は働き方改革の影響で裁量労働制に移行するまでの間(新卒3年目まで)は残業が抑えられていますが、裁量労働制になると忙しくなる傾向があります。
職種としては報道や制作の現場に近づくほどハードワークになる傾向があり、特に報道は忙しいです。
平日の深夜や土日もメールが来るということは珍しくありません。
会社全体の残業時間の平均は66時間となっており、部署によって更なるハードワークが必要です。
ただ、ハードワークについては、テレビ局で働く以上割り切っているという方も多数います。
一方、管理部門は調整がしやすくワークライフバランスは良い傾向があります。
また、ラッキーフライデーといった有給奨励日を作ることで、全社的に働きやすくしようという試みもあります。
3-3. 成長・キャリアアップに関する口コミ
- 入社初期の研修は揃っているが、その後は現場で揉まれて育つ風土がある
- 制作現場などたくさんの現場を経験することで、業界に特化したスキルを身につけることができる
- 人を巻き込んで仕事を進める機会が多く、折衝能力が身につきやすい
キャリア・成長に関する評価は人気企業300社の中でも下位です。
新入社員向けの研修は一通りありますが、以降は現場での実務を通して成長していく必要があります。
若手のうちは雑務なども含めてたくさんの仕事を任せられるので、その中で成長できると話す方もいます。
たくさんの番組制作などの現場に立ち会うことになるので、業界に特化したスキルが身につくという方は多いです。
また、個性あふれる人を巻き込んで仕事をするので、マネジメント力や折衝能力は高まると話す方もいます。
しかし、転職市場で活きるような汎用性があるスキルが身につきづらいことが不安という声もあります。
上記を踏まえると、テレビ朝日には成長・キャリアアップの環境が揃っていますが、活用できているのは、自ら考え、積極的に動いている人だけということに注意しましょう。
3-4. やりがいに関する口コミ
- 社会的に影響力のあるコンテンツづくりに携わることができる
- 年功序列の色が強いため、成果を出しても金銭的なメリットはあまりないとの声も
テレビ朝日にはやりがいを持って働いている方が多いです。
まず多い口コミは、大手キー局ならではの社会的に影響力のあるコンテンツづくりに携われるというものです。
また、業務を通してでしか会うことができないような人との交流もあるので、そういった面でも満足という声もありました。
仕事は若いうちは雑務も多いですが、自ら手をあげ、能力も伴っていれば任せてもらえると話す方もいます。
ただし、年功序列の色が強いため、成果を残しても若いうちは給与面で優遇はほとんどないという意見もあります。
3-5. 職場の雰囲気・人間関係に関する口コミ
- 会長の力が強く、仕事はトップダウンで進むことが多い
- 役職が高いほど、トップダウンの風土が強まるが、若手はのびのび働いている
- 社員の横のつながりは強い
職場の雰囲気・人間関係に関する評価は人気企業300社の中でも下位です。
まず多い口コミは、会長を頂点としたトップダウンの体制であるということです。
これは、役職が高いほどトップダウンの風土があるとの声が多く、逆に若手はのびのびと働いているとする方が多いです。
また、テレビが好きでないと務まらないというほどハードワークと話す方もいます。
そして、社員同士の結束は強い傾向があります。
参考:テレビ朝日から転職で出ていく人の事情
テレビ朝日は、刺激的な仕事内容、高い報酬から正社員として入社した場合、長く勤める方が多いです。
しかし、恒常的なハードワークについて行くのが難しい、テレビ業界全体の先行きが不安といった理由で転職を検討されている方もいます。
4. テレビ朝日はそもそもどんな会社か
引用:Google Maps
テレビ朝日は東京都港区に本社を置く、大手テレビ局です。
個人視聴率は民放1位で、ABEMAやTELASAなどのインターネット配信サービスに強みを持っています。
会社ホームページ:https://company.tv-asahi.co.jp/
4-1. 会社概要
社名 | 株式会社テレビ朝日[TV Asahi Corporation] |
設立 | 1957年11月1日 |
代表者 | 早河 洋 |
従業員数 | 1,239名(2024年1月現在) |
本店所在地 | 東京都港区六本木6-9-1 |
事業内容 | 放送法による基幹放送事業および一般放送事業 |
4-2. 事業内容
テレビ朝日は以下の事業を行っています。
テレビ放送事業 | テレビ番組の制作・放送 |
インターネット事業 | ABEMA(サイバーエージェントとの共同事業)、Tver(民法各社などとの共同事業)でのコンテンツ配信など |
ショッピング事業 | 通販番組の放送を通しての物品販売 |
その他 | イベント事業、出資映画事業など |
主力の地上波テレビのコンテンツ制作・放送のほか、著しく成長しているインターネット事業やショッピング事業も展開しています。
このほか、その他事業として、音楽フェスの「テレビ朝日ドリームフェスティバル」などのイベント事業にも取り組んでいます。
画像引用元:テレビ朝日ドリームフェスティバル2024
4-3. トップメッセージ
画像引用元:テレビ朝日
テレビ朝日は、テレビ放送事業をコアとしながらも、インターネットを活用した新しいメディア事業やIPビジネスの開発に注力している総合メディア企業です。
これまで、地上波放送における高視聴率を実現し、2023年度には個人全体視聴率で2年連続の2冠を達成するなど、コンテンツ強化に尽力してきました。
今後は、「東京ドリームパーク」の建設をはじめ、ABEMAやTELASAなどのデジタル事業の推進、IPコンテンツ開発のための戦略パートナーシップの強化を通じて、既存のテレビ局を超える進化を目指し、企業価値の向上に取り組んでいきます。
4-4. 今後の事業展開
テレビ朝日は2023年に「経営計画2023-2025」を発表しています。
「すべての価値の源泉はコンテンツにある」という基本理念を維持し、2023~2025を盤石なものとするとしています。
そして、価値の源泉をコンテンツに置いた以下5つの「360°戦略」を推進します。
- 地上波戦略・・・最強コンテンツの編成テーブルを完成させ、2025年度までに年間・年度での個人全体視聴率3冠達成!
- インターネット戦略・・・ABEMA・TELASA・TVerなどでコンテンツのインターネット展開を拡大しマネタイズ・増収を図る
- ショッピング戦略・・・「販路拡大」と「ヒット商品創出」を両輪に事業規模の拡大に努め、収益性向上を図る
- メディアシティ戦略・・・東京ドリームパーク(2025年竣工・2026年春開業)等拠点に、自社IPを活用したリアルイベント等で増収を図る
- 新領域開拓・・・コンテンツを活用した新たなビジネス領域に果敢に挑戦する(アニメ・ゲーム、メタバースなど)
上記を踏まえると、媒体を問わない良質なメディアを作りたいという思いを持ち、メディアをベースとした事業づくりに取り組みたい方向けの企業と言えます。
5. テレビ朝日の中途採用の面接想定質問40選と、面接・書類選考のポイント集【年齢別】
この章では、テレビ朝日の中途採用選考でアピールすべきポイントや、面接の想定質問を紹介します。
5-1. テレビ朝日の中途採用で聞かれる想定質問40選
テレビ朝日の面接を想定して、想定質問を作成しました。年齢別に以下のように40個用意しましたので、準備しましょう。
このページでは、どの企業でも聞かれるような、一般的な質問はあえて入れませんでした。
一般的な質問や、答え方を「プロ直伝!転職面接の質問99例の答え方とわかりやすく伝える全ノウハウ」でまとめていますので、合わせてしっかり準備しましょう。
全ての人が準備すべき質問10個
- テレビ朝日が提供するコンテンツの中で、あなたが特に注目しているものと、その理由を教えてください。
- あなたがこれまでに直面した困難なプロジェクトについて、その解決方法を具体的に説明してください。
- 新しい番組や企画を提案するとしたら、その内容と実現に向けたプロセスをどのように考えますか?
- テレビ朝日の番組制作現場で発揮できるあなたの強みについて教えてください。
- チームで目標を達成するために、あなたがこれまでに取った具体的な行動を教えてください。
- テレビ朝日の業務の中で、あなたが特に興味を持つ分野と、それに向けたスキルの活用方法を教えてください。
- 業界の最新動向を踏まえ、テレビ朝日が今後注力すべき分野についてのあなたの考えを教えてください。
- 高い視聴率を得るために、どのような工夫やアイデアを取り入れるべきだと考えますか?
- 異なる部署の人々と連携する際、どのような点を意識して業務を進めますか?
- あなたのこれまでの経験や考え方が、テレビ朝日の企業理念や文化にどのようにマッチすると考えますか?
若手社員(第二新卒〜30歳前後)が準備すべき質問10個
- あなたのこれまでの経験を活かして、テレビ朝日でどのような新しい価値を創出できると考えますか?
- チームの一員としてプロジェクトに参加する際、どのような役割を担うことが得意ですか?
- 番組制作のどの工程に最も関心がありますか? その理由を教えてください。
- 初めての仕事でミスをした場合、どのように対応して次に活かしますか?
- 若手社員が最初に取り組むべき課題や目標について、どのようにアプローチしますか?
- あなたがテレビ朝日に入社後に習得したいスキルや知識を具体的に教えてください。
- 高いクオリティのコンテンツを制作するために、どのような視点や取り組みが必要だと考えますか?
- 同期や上司との関係性を円滑に保つために、どのような工夫を行いますか?
- チームに新しい視点を提供するために、どのような努力をしていますか?
- 若手社員として、業界の変化に対応するために身につけるべき具体的なスキルや知識は何だと考えますか?
中堅社員(30代〜40歳前後)が準備すべき質問10個
- チームリーダーとしてプロジェクトを成功させるために、どのようなリーダーシップを発揮しますか?
- これまでのキャリアで最も挑戦的だった経験と、その結果について教えてください。
- 部署を横断するプロジェクトにおいて、連携をスムーズに進めるための具体的な方法を教えてください。
- 新しい技術や手法を導入する際、どのようにチームを巻き込んで実行しますか?
- 業務の優先順位を決定する際に、どのような基準を重視していますか?
- テレビ朝日が持つブランド価値をどのように活かして新たな企画を展開しますか?
- 他の社員の成長を支援するために、どのようなアプローチを取りますか?
- 業務効率を向上させるための改善提案を行った経験があれば、それを教えてください。
- チーム全体のモチベーションを高めるために行った具体的な取り組みを教えてください。
- テレビ朝日が競争力を保つために、中堅社員としてどのような役割を果たしますか?
管理職、シニア(40代以上)が準備すべき質問10個
- テレビ朝日の長期戦略を実現するために、管理職として果たすべき具体的な役割は何だと考えますか?
- 組織全体の目標を達成するために、最も重要だと考える指標を教えてください。
- 部下の成長を促進するために、日々の業務で心がけていることを教えてください。
- テレビ朝日の業務における最大の課題をどのように特定し、解決しますか?
- 管理職として、全社的なプロジェクトを進める際に重視すべき点を教えてください。
- チームメンバーにリーダーシップを委任する際、どのような基準で判断しますか?
- 業界の変化に迅速に対応するために、管理職としてどのようなスキルが必要だと考えますか?
- 異なる価値観を持つ社員間の対立を解決するために、どのような対応をしますか?
- テレビ朝日の持続可能な成長を支えるために、どのような戦略を考えていますか?
- これまでに行ったリスクマネジメントの具体的な事例と、その成果を教えてください。
5-2. テレビ朝日の中途採用選考でアピールすべきポイント
テレビ朝日への転職を目指す人がアピールすべきことを、以下の4つに分けて紹介します。
- 全ての人がアピールすべきポイント
- 若手社員(第二新卒〜30歳前後)がアピールすべきポイント
- 中堅社員(30代〜40歳前後)がアピールすべきポイント
- 管理職、シニア(40代以上)がアピールすべきポイント
1. 全ての人がアピールすべきポイント
面接の質問に答える際や、職務経歴書を書く際は、以下のポイントを意識し、アピールすると良いでしょう。
- 多様なメディアコンテンツ制作経験
- チームでの協働能力
- 新しい技術やトレンドへの適応力
多様なメディアコンテンツ制作経験
テレビ朝日は、地上波放送だけでなく、デジタルメディアやイベントなど多岐にわたるコンテンツを提供しています。
そのため、テレビ、ウェブ、イベントなど、さまざまなメディアでのコンテンツ制作経験を持つことは、即戦力として評価されます。
チームでの協働能力
番組制作やプロジェクト推進には、多くの部署や専門家との連携が不可欠です。
異なるバックグラウンドを持つメンバーと協力し、目標達成に向けて柔軟に対応できる能力は、組織内で高く評価されます。
新しい技術やトレンドへの適応力
メディア業界は急速に進化しており、最新の技術やトレンドを取り入れる姿勢が求められます。
例えば、デジタルコンテンツ制作やAI技術の活用など、新しい分野への積極的な取り組みは、企業の成長に貢献する要素となります。
2. 若手社員(第二新卒〜30歳前後)がアピールすべきポイント
若手社員でテレビ朝日への転職を目指す方は、下記のポイントも伝えられるようにしましょう。
- デジタルネイティブとしての強み
- 柔軟な発想力と創造性
- 学習意欲と成長志向
デジタルネイティブとしての強み
若手社員は、SNSや動画配信プラットフォームなど、デジタルメディアの活用に慣れ親しんでいます。
これらの知識やスキルを活かし、テレビ朝日のデジタル戦略に新しい視点を提供できることを強調しましょう。
柔軟な発想力と創造性
新しいアイデアや企画を生み出す力は、若手ならではの強みです。
既存の枠にとらわれず、斬新なコンテンツやサービスを提案できる能力は、企業の革新に寄与します。
学習意欲と成長志向
業界の変化に対応するため、常に学び続ける姿勢が重要です。
新しいスキルや知識を積極的に習得し、自身の成長と企業の発展に貢献する意欲を示すことが求められます。
3. 中堅社員(30代〜40歳前後)がアピールすべきポイント
30代〜40歳前後の中堅社員の方は以下のポイントも意識しましょう。
- プロジェクトマネジメント経験
- 業界内でのネットワークと人脈
- 専門分野での深い知識と経験
プロジェクトマネジメント経験
これまでのキャリアで培ったプロジェクト管理能力は、複数の部署や関係者と協力し、目標を達成する上で不可欠です。
具体的な成功事例を挙げて、リーダーシップや調整力を示しましょう。
業界内でのネットワークと人脈
長年の経験を通じて築いた業界内の人脈は、情報収集や協業の際に大きな強みとなります。
これらのネットワークを活かし、企業のビジネス拡大に貢献できることをアピールしましょう。
専門分野での深い知識と経験
特定の分野での専門性は、企業にとって貴重な資産です。
例えば、報道、スポーツ、エンターテインメントなど、特定ジャンルでの豊富な経験や知識を持つことは、番組制作や企画立案において強みとなります。
4. 管理職、シニア(40代以上)がアピールすべきポイント
40代以上の方は以下のポイントも意識しましょう。
- 組織運営と戦略立案の経験
- 危機管理とリスクマネジメント能力
- 人材育成とチームビルディングの実績
組織運営と戦略立案の経験
管理職としての経験は、組織の方向性を定め、目標達成に導く力を示します。
具体的な戦略立案や組織改革の成功事例を通じて、リーダーシップと経営視点を強調しましょう。
危機管理とリスクマネジメント能力
メディア業界では、突発的な事態への対応力が求められます。
これまでに経験した危機的状況での対応策や、リスクを最小限に抑えるための取り組みを具体的に説明し、判断力と対応力を示しましょう。
人材育成とチームビルディングの実績
組織の成長には、人材の育成とチームの強化が不可欠です。
これまでに行った研修プログラムの導入や、チームのパフォーマンス向上に寄与した具体的な取り組みを紹介し、マネジメント能力をアピールしましょう。
6. テレビ朝日の中途採用に応募する際に絶対知っておくべきこと
テレビ朝日へ転職する際に重要なことは、自分で申し込まず、「転職エージェント」を使い応募することです。
転職エージェントとは、登録をすると完全無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことを指します。
使うべきなのは、下記の4つの理由でテレビ朝日への転職に有利になるからです。
- テレビ朝日の非公開求人に応募できる
- テレビ朝日の傾向を踏まえた選考対策をしてくれる
- テレビ朝日側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
- 内定時に給与交渉をしてくれる
4つの理由を1つずつ解説します。
6-1. テレビ朝日の非公開求人に応募できる
転職エージェントは、企業の採用ページや求人情報サイトに乗っていない非公開の求人を複数持っていて、テレビ朝日の非公開求人を持っている可能性もあります。
非公開の求人になるのは、一般的に下記のような求人で、総じて「働く上で好条件の求人」が多いです。
- 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう
- 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない
- 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人
また、求人を持っていなくても、あなたの希望とスキルが合えば、転職エージェントが企業に営業してくれるケースもあります。
テレビ朝日に行きたい場合は、転職エージェントに相談することで、求人の選択肢を大きく増やせますから、自分で探さず、必ず転職エージェントに相談しましょう。
6-2. テレビ朝日の傾向を踏まえた選考対策をしてくれる
大手転職エージェントだと、テレビ朝日や同業他社に複数の転職希望者を転職させているため、選考を突破するノウハウが溜まっていて、それを元にサポートをしてくれます。
過去の面接の傾向を踏まえ、模擬面接をしてくれたり、書類や面接で何をアピールすべきかを一緒に考えてくれます。
さらに面接前には、面接官の肩書きや、特に重視される点を教えてくれることもあるので、転職エージェントを使っていない人よりも面接を有利に進められます。
6-3.テレビ朝日側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
転職エージェントは、人事担当者ともやりとりをしていて、面接や書類では伝わらないあなたの魅力をアピールしてくれます。
企業としては、よくわからない人物よりも、転職エージェントのお墨付きのある人の方が安心して採用できるので、転職エージェント経由だとそれだけで選考に有利になることも多いです。
腕のいいエージェントが担当の場合、面接に失敗しても、エージェントがプッシュしてくれ、結果が覆るということもよくあります。
6-4. 内定時に給与交渉をしてくれる
内定した後も、企業とのやりとりは転職エージェントが間に入ってくれます。
給与交渉などの言いにくいことも転職エージェント経由で相談でき、交渉もしてもらえるので、エージェント経由の方がより良い条件で転職しやすいです。
以上の4つの理由で、テレビ朝日やその他企業に転職する際は、必ず転職エージェントを使うようにしましょう。
7. テレビ朝日への中途採用で使うべき転職エージェント
テレビ朝日の転職を目指す際に使うべきエージェントは下記の3つです。
- doda(全ての人におすすめ)
- マイナビエージェント(20代、30代に特におすすめ)
- JACリクルートメント(年収600万円以上の人におすすめ)
この3つに登録し、テレビ朝日やその他希望する企業に転職したいと相談しましょう。
これらを選んだ理由は下記3つです。
- 大手で求人数も多く、テレビ朝日の求人も持っている可能性が高い
- テレビ朝日への転職を有利にするためのノウハウを持っている
- 提案力・交渉力が高く、転職の強い味方になってくれる
一つずつ解説していきます。
7-1. doda
「doda」はパーソルキャリアが運営する、業界トップクラスの実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。
大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。
過去のサポート実績から社内にデータやノウハウが蓄積されているだけでなく、企業とのパイプも強いので、テレビ朝日などの人気企業に行きたい場合は必ず相談すべきです。
doda公式ページ:https://doda.jp/
7-2. マイナビエージェント
「マイナビエージェント」は、マイナビが運営する、近年急速に力をつけてきた転職エージェントです。
新卒で多くの学生が使っている「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、30代までの方は積極的に使いましょう。
サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。
マイナビエージェント公式ページ:https://mynavi-agent.jp/
7-3. JACリクルートメント
「JACリクルートメント」は、ハイクラス専門の転職エージェントです。
ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いです。
テレビ朝日への転職を目指す方の中でも年収800万円を超えるポジションを狙う方は、JACも使うことで、より高待遇な求人が見つかるでしょう。
ただし、ハイクラスな人材でないと判断されると十分なサポートを受けられませんので注意しましょう。
JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/
8. まとめ
テレビ朝日の中途採用について、採用情報から、注意点、転職のコツまで紹介してきましたがいかがでしたか?
テレビ朝日は、中途採用を行っており、転職先としても人気企業です。
キー局の中でも待遇が充実した会社ですが、ワークライフバランス面などで一部不満の声も出ていることに注意しましょう。
またテレビ朝日への中途入社を目指す方も、転職難易度が高いことには注意が必要です。自分一人で動かずに、下記の転職エージェントに相談し、サポートを受けましょう。
- doda(全ての人におすすめ)
- マイナビエージェント(20代、30代に特におすすめ)
- JACリクルートメント(年収600万円以上の人におすすめ)
あなたの転職がうまくいくことを心から祈っています。
(参考)テレビ朝日と競合他社の平均年収、年齢、勤続年数データの参照元
テレビ朝日 | 「有価証券報告書」 |
日本テレビ | 「有価証券報告書」 |
フジテレビ | 「有価証券報告書」 |
TBS | 「有価証券報告書」 |
テレビ東京 | 「有価証券報告書」 |