30代女性向け転職サイト6選|経験・年収別のおすすめと知っておくべき注意点

「30代女性向けならどのサイトがいい?」「たくさんあって選べない」のように、30代女性向けの転職サイトについて気になっていませんか?
転職サイトは、担当がついて無料で転職サポートを受けられるものから、サポートが全くないタイプまで様々なので注意しましょう。
選び方を間違えると、「興味のない求人しかない」「選考で落ちてばかりで全然決まらない」といった事態になります。
このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、30代女性向けの転職サイトについて、以下の流れで解説していきます。
- 結論:30代女性がまず使うべき転職サイト
- 30代女性向け転職サイト|転職エージェントのおすすめ6選
- 30代女性向け転職サイト|スカウトサービスのおすすめ3選
- 30代女性向け転職サイト|最終手段として使うべき求人サイト
- その他、30代女性におすすめの転職サイトと活用法
- 30代女性こそ転職エージェントを使うべき4つの理由
- 30代の転職についてよくある質問
全て読めば、30代女性向けの転職サイトにはどんなものがあり、どう選べば失敗しないか、具体的にどれを使うべきかまでがわかり、転職サイトで失敗することがなくなるでしょう。
著者:I.J(現役転職エージェント)
1. 結論:30代女性がまず使うべき転職サイト
100を超える転職サイトを比較しましたが、転職する30代女性がまず使うべきなのは、以下6社でした。
それぞれターゲットとなる利用者が違うので、年収別におすすめ度をまとめました。
おすすめ度各社の特徴
・ おすすめ サイト |
~400万円 | 400~ 600万円 |
600万円~ |
・ リクルートエージェント |
◎ | ◎ | ◯ |
・ type転職エージェント |
◎ | ◎ | ◯ |
・ パソナキャリア |
× | △ | ◎ |
・ doda |
◎ | ◎ | ◯ |
・ LHH転職エージェント |
△ | ◯ | ◎ |
・ JACリクルートメント |
× | △ | ◎ |
・ おすすめ サイト |
|
・ リクルートエージェント |
公開求人数が30万以上と最多の大手で、女性の転職サポート実績も豊富 |
・ type転職エージェント |
首都圏のエンジニア、営業職の転職に強く、女性の転職サポートにも力を入れる |
・ パソナキャリア |
半数以上の求人が年収800万以上で、管理部門や女性の管理職の転職に強い |
・ doda |
リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界No.2 |
・ LHH転職エージェント |
世界60の国と地域でサービス提供実績のある企業が運営元で、外資系の転職に強い |
・ JACリクルートメント |
ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、年収600万円以上は登録必須 |
国内にある大手・優良企業のほとんどはこの6社に求人を出していて、この中から選んでおけば間違いありません。
これらはどれも担当者がついて転職のサポートを受けることができ、「転職エージェント」とも呼ばれています。
まずはこの中から3つは登録し、求人や担当者を見ながら使うサイトを絞っていくのが、転職サイトで失敗しない方法です。
「女性の転職に強い」と業界でも特に有名なのはこの3つ!
上記の中でも、以下3社は「女性の転職に強い」と業界でも特に有名なため、ターゲットの年収がマッチする方は必ず使っておきましょう。
いずれも使った女性の方からの、以下のような評判が非常に多いです。
- 同じように転職で苦労した経験のある女性が担当で、相談しやすかった
- 女性目線で働きやすい求人をたくさん紹介してくれた
その他、業界内で3社が特に女性の転職に強いとされる理由をまとめると、以下の通りです。
女性の転職に強いとされる理由 | |
リクルートエージェント | ・業界最大手でほとんどの人が使うため、女性のサポート実績も圧倒的に多く、女性の転職ノウハウに強い ・リクルートは、1980年から女性向けの求人情報誌「とらばーゆ」を発行するなど、女性の転職に力を入れてきた会社 |
type転職エージェント | ・女性向けの転職サイト「女の転職type」を20年近く運営していて、女性にとって働きやすい職場を知りつくしている ・他社に比べ、女性担当者の割合が大きい |
パソナキャリア | ・パソナは「家庭の主婦の再就職を応援したい」という思いで創業された会社で、女性の活躍を応援する社風で有名 ・ここ数年、女性管理職の転職サポートに特に力を入れ始めている |
転職サイト選びの最大の注意点
転職サイトは、以下のように複数のタイプがあり、どれを使うかで応募できる企業や選考の通りやすさが大きく変わります。
- 転職エージェント:担当がついてサポートしてもらえる
- スカウトサービス:登録してスカウトを待つ
- 求人サイト:自分で求人を探して応募する
ネット上にはこれらをごちゃ混ぜにして紹介するページが多いですが、別物なので注意しましょう。
結論、転職を考える30代の女性がまず使うべきなのは、「転職エージェント」です。
転職エージェントを使うと担当がついて、転職相談から求人紹介、企業とのやりとりまで全てやってもらえます。
最初にあげた年収別のサイトは、全てこれにあたります。
大手の転職エージェントにしか求人を出さない大手・優良企業も非常に多く、使わないと損します。
担当は、企業ごとの過去の面接データも持っていて、選考に通るためのアドバイスもしてくれます。
使うだけでチャンスが広がる、30代女性の転職には必須のサービスです。
他のタイプを使うべき2つのケース
以下に当てはまる30代女性のみ、他のタイプの転職サイトを使いましょう。
- 年収600万円以上の方
→スカウトサービス - 正社員経験がないフリーター・無職
→求人サイト
年収600万円以上ならスカウトサービスも必ず使う
まずは転職エージェントを使うべきですが、現在の年収が600万円以上の方は、以下のようなスカウトサービスも一つは使っておきましょう。
- ビズリーチ ★最もおすすめ
- リクルートダイレクトスカウト
- doda X
これらは、経歴を登録して企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サイトです。
主に年収600万円以上のハイクラスの方を対象としています。
※ヘッドハンター:企業に紹介を頼まれた求人にあった人材を探す業者
管理職の経験者や、ベテランの技術職など、高年収が多い年代ということもあり、30代以上の利用者が8割以上と大半を占めます。
企業からのスカウトだと、いきなり面接に進んでスピーディーに内定が出るケースもあるため、登録しておいて損はありません。
中でもおすすめは、最大手で30,000社以上の企業からスカウトが受けられる「ビズリーチ」です。
正社員経験がないなら求人サイトを使う
正社員経験のない、フリーター・無職の方のみ、自分で求人を探して応募する求人サイトを使いましょう。
求人サイトなら、最大手であらゆる職種に対応した「リクナビNEXT」がおすすめです。
これは、ネット上に公開された求人に自分で応募してくサービスです。
転職エージェントは、職歴がない30代だと、サポート対象にならないことが多いです。
使っても紹介が受けられなかったり、相手にされない可能性が高いので、最初からこちらを使って進めましょう。
年齢や職歴、学歴を問わずに応募できる、未経験歓迎の求人も充実しています。
30代女性向けの転職サイトのおすすめは以上の通りです。
次の章から、まず使うべき「転職エージェント」のおすすめや選び方について、詳しく解説していきます。
2. 30代女性向け転職サイト|転職エージェントのおすすめ6選
30代女性の方におすすめの転職エージェントは、以下の大手6社です。
それぞれ「どんな年収の人のサポートに強いか」が違うので、あなたの年収別に、以下から3社使いましょう。
~400万円 | 400~ 600万円 |
600万円~ |
|
リクルートエージェント | ◎ | ◎ | ◯ |
type転職エージェント | ◎ | ◎ | ◯ |
パソナキャリア | × | △ | ◎ |
doda | ◎ | ◎ | ◯ |
LHH転職エージェント | △ | ◯ | ◎ |
JACリクルートメント | × | △ | ◎ |
国内にある大手・優良企業のほとんどはこの6社に求人を出していて、この中から選んでおけば間違いありません。
転職エージェントは大手から中小まで様々ですが、以下の点で優れた大手を使うべきです。
- 30代が対象になる大手・優良企業の求人多数
- サポート実績が多い分、あらゆる業界、企業の転職事情に詳しい
- 20年以上の歴史ある企業の運営
6社は、業界でも転職エージェントとして真っ先に名前があがる大手です。
これらは、登録すると担当者がついて、求人の紹介から面接のセッティングや対策まで、あらゆるサポートが受けられます。
具体的には以下6つをしてくれて、あなたは面接以外で企業とやりとりすることがなくなります。
- キャリアの相談
- 求人の紹介
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 面接や入社の日程調整
- 年収交渉
では、転職エージェントのおすすめについて、それぞれ特徴を解説していきます。
2-1. リクルートエージェント:最大手で女性のサポート実績も豊富
「リクルートエージェント」は、業界最大手のリクルートが運営する転職エージェントで、求人の量・転職実績共にトップクラスです。
大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。
長年の実績から、「まずはリクルートさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、大手・優良企業の求人も多いので、登録しておいて損はありません。
向いている人の年収 | 〜600万円 |
求人数 | 約680,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
運営歴 | 1977年~ |
リクルートエージェント公式ページ:https://www.r-agent.com/
2-2. type転職エージェント:エンジニア・営業職のサポートが得意
「type転職エージェント」は、一都三県を中心とした求人を扱う、若年層からの支持が大きい転職エージェントです。
ITエンジニアや営業職の求人、サポートを強みとしており、対象エリアでこれらを狙う方には外せない一社です。
女性の転職に特化した求人サイトを長く運営していて、女性の転職ノウハウに強い特徴もあります。
向いている人の年収 | 〜600万円 |
求人数 | 約29,000件 |
対応エリア | 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、愛知 |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
運営歴 | 1993年~ |
type転職エージェント公式ページ:https://type.career-agent.jp
2-3. パソナキャリア:女性管理職のサポートに力を入れている
「パソナキャリア」は求人の半数が年収800万を超える、ハイキャリアのサポートに強い転職エージェントです。
運営元のパソナは、人材派遣業の運営歴が40年を超える業界大手で、有名企業とのパイプが強く、大手・優良企業の求人を多く保有しています。
また、会社を上げて女性のサポートに力を入れているため、ハイキャリアの女性の方には真っ先におすすめしたい一社です。
向いている人の年収 | 600万円~ |
求人数 | 約36,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社パソナ |
運営歴 | 1976年~ |
パソナキャリア公式ページ:https://www.pasonacareer.jp
2-4. doda:業界No.2の求人数と手厚いサポートが強み
「doda」はパーソルキャリアが運営する、業界2位の実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。
求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。
リクルートエージェントよりは求人数が少ないものの、一人一人の登録者にきめ細かいサポートをしてくれると好評です。
向いている人の年収 | ~600万円 |
求人数 | 約200,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
運営歴 | 1989年~ |
doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/
2-5. LHH転職エージェント:ハイクラスの年収アップの転職に強い
「LHH転職エージェント」は、世界60カ国に拠点を持つグローバル企業が運営する、ハイクラス向けの転職エージェントです。
運営元の「アデコ」は、世界中で長年人材派遣サービスを提供してきた実績があり、外資系企業とのパイプが強いです。
国内の有名企業の求人もありますが、外資系の転職ノウハウ、サポート力では頭ひとつ抜けているため、外資系への転職を狙う方には特におすすめです。
向いている人の年収 | 600万円~ |
求人数 | 約31,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | アデコ株式会社 |
運営歴 | 1985年~ |
LHH転職エージェント公式ページ:https://jp.lhh.com
2-6. JACリクルートメント:年収600万円以上は利用必須
「JACリクルートメント」は、ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗の転職エージェントです。
実績や知名度の高さから、企業側も「高待遇の専門職」などハイキャリア求人はJACにだけ相談していることも多いため、年収600万以上の方は必ず登録しておきましょう。
世界11カ国にも支店を持っていて国外の会社との取引も多く、外資系企業とのパイプも強い特徴があります。
向いている人の年収 | 600万円~ |
求人数 | 約11,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
運営歴 | 1988年~ |
JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/
転職エージェントの4つの注意点
転職エージェントを使うにあたっては、以下の点に注意しましょう。
- 大手以外を使うのは危険
- 特化型を使うべきなのは一部の人だけ
- 身の丈に合わないエージェントだと相手にされない
- 1つに絞ると失敗する
① 大手以外を使うのは危険
ここ数年で、人材紹介業者は1万社以上増加したデータもあり、新しい転職エージェントも大量に増えました。
引用:厚生労働省ホームページ
ただ、こうした新しいエージェントには、以下のようなタイプが多いため注意しましょう。
- 企業とのパイプが弱く、紹介できる求人が少ない
- 常に出回っているようなブラック求人しか持っていない
- 実績が少なく「会社ごとにどう対策すれば内定が出やすい」といったノウハウがない
実績作りのために、合わない求人をごり押しするなど、中にはひどい運営業者もいるので危険です。
優良な業者の見極めが難しいため、聞いた事もないようなサイトは避け、これまで紹介したような実績のある大手だけを使いましょう。
② 特化型を使うべきなのは一部の人だけ
ここまで紹介してきたのは、どの業界にも強い大手ですが、「〇〇業界特化!」のような一部のジャンルの特化型もあります。
ただし、結論、あらゆる業界に強い大手の方が優れているため、使うべきなのは下記の特殊な業界や事情に当てはまる一部の方だけです。
使うべき業界・事情 | 特化型を使うべき理由 |
看護師、薬剤師、医師など医療系専門職、保育士、介護士、栄養士 | 担当者に業界知識と病院・施設とのパイプがないとうまくいかない |
アパレル・美容師 | それぞれの業界が特殊で、店舗見学などにも対応しているサイトが好ましい |
上記以外の方は大手だけを使い、さらに使う余裕があれば特化サイトを併用する程度で良いでしょう。
以前までは、特化型も「業界に詳しそう」と人気があったのですが、最近は大手も下記の理由でそれぞれの業界に詳しいです。
- 業界ごとに部署が分かれており、それぞれの業界の事情や対策に詳しい
- 特化サイトの運営から優秀な社員の引き抜きを行っている
そのため、これまで紹介してきた大手だけ使えば、ほとんどの方は満足いく転職活動ができます。
(参考)特化型のおすすめ
アパレル | クリーデンス |
美容師 | QJエージェント |
看護師 | 看護roo! |
薬剤師 | ファルマスタッフ |
医師 | 医師転職ドットコム |
保育士 | 保育士ワーカー |
介護士 | レバウェル介護 |
栄養士 | 栄養士人材バンク |
③ 身の丈に合わないエージェントだと相手にされない
転職エージェントは「どんな年収の人のサポートに強いか」がそれぞれ違い、合わないものを使うと相手にされないため注意しましょう。
実績のある大手エージェントの中でも、それぞれ得意にしている、力を入れている年収層が以下のように違います。
- 平均的な年収400~500万円の求人に強い
- ハイクラス向けで、年収600万円以下は相手にされない
管理職で高収入の方が一つ目のエージェントを使うと、対象の求人が少なく、実力通りの転職ができない可能性があります。
逆に30代でも年収400万円の方がハイクラス向けに登録しても、相手にしてもらえず使い物になりません。
こうならないためにも、下記を参考に、年収別に自分にマッチしたエージェントを選んでおきましょう。
~400万円 | 400~ 600万円 |
600万円~ |
|
リクルートエージェント | ◎ | ◎ | ◯ |
type転職エージェント | ◎ | ◎ | ◯ |
パソナキャリア | × | △ | ◎ |
doda | ◎ | ◎ | ◯ |
LHH転職エージェント | △ | ◯ | ◎ |
JACリクルートメント | × | △ | ◎ |
④ 1つに絞ると失敗する
優良な大手エージェントにも、以下のようなハズレの担当はいるため、必ず3社以上は登録し、担当者を比べましょう。
- 入ったばかりの新人など、志望業界の知識が少なく深い相談ができない
- 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる
一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。
複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。
いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。
また、エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。
転職エージェントの利用の流れは以下の通りです。
- ネットから申し込み
- 担当者と面談(対面かWEB)
- 求人紹介を受ける
- 企業に応募
- 面接
- 内定
最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。
3. 30代女性向け転職サイト|スカウトサービスのおすすめ3選
現在の年収が600万円以上の30代女性は、以下のようなスカウトサービスも一つは使っておきましょう。
スカウトサービスは複数ありますが、上記3社が特に有名で利用する企業も多く、スカウトをもらいやすいです。
迷ったらどれだけの企業が使っているサービスかを公開していて、数が最多の「ビズリーチ」を選びましょう。
登録企業数 | 運営歴 | |
ビズリーチ | 約30,000社 | 2009年~ |
リクルートダイレクトスカウト | 非公表 | 2014年~ |
doda X | 非公表 | 2019年~ |
AMBI | 約2,800社 | 2017年~ |
ミドルの転職 | なし (在籍するエージェントからのスカウトのみ) |
2015年~ |
このタイプの最大の強みは企業から直接スカウトが受けられることですが、企業数が多いほどチャンスは広がり、スカウトも増える傾向があります。
これらは、経歴やスキルを登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サイトです。
登録するとあなたのプロフィールがデータベースにのり、それを使う企業の人事やヘッドハンターの目に留まると、スカウトが受けられます。
※ヘッドハンター:企業に紹介を頼まれた求人にあった人材を探す業者
管理職の経験者や、ベテランの技術職など、高年収が多い年代ということもあり、30代以上の利用者が8割以上と大半を占めます。
登録後は待つだけでよく、企業からのスカウトだといきなり面接に進んでスピーディーに内定が決まることもあるため、登録しておいて損はありません。
では、スカウトサービスのおすすめについて、それぞれ特徴を解説していきます。
3-1. ビスリーチ
「ビズリーチ」は、毎月30,000人以上が登録している、今最も勢いのあるスカウトサービスです。
即戦力人材を効率よく採用したい企業が続々と利用を開始していて、登録社数は30,000社を超えます。
一部有料の機能もありますが、最大の目玉である「企業からのスカウトの受け取り、返信」は無料プランでもできるので、まずは無料プランで使ってみるのがおすすめです。
有料プランの機能とは?
ビズリーチで月5,500円の有料プランに入ると開放される主な機能には、以下があります。
- サイト内の全ての求人の閲覧、応募ができる
- ヘッドハンターのスカウトが全て見られる
自分からも積極的に動きたい人向けの機能ですが、こうした人には、転職エージェントの活用がおすすめです。
紹介される求人にどんどん応募していくなど、自分からも積極的に動けますが、料金は一切かかりません。
ビズリーチは無料プランで使った上で、求人探しや応募には転職エージェントを活用しましょう。
求人数 | 約120,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
登録企業数 | 約30,000社 |
在籍ヘッドハンター数 | 6,200人 |
ビズリーチ公式ページ:https://www.bizreach.jp
3-2. リクルートダイレクトスカウト
「リクルートダイレクトスカウト」は、ビズリーチの後を追うように始まった、業界最大手のリクルートが運営するスカウトサービスです。
登録に審査があるビズリーチに対し、審査なしで誰でも登録ができ、全機能を無料で使うことができます。
登録社数は非公開ですが、「最大手だし使っておこう」と考える企業の採用担当者は多いはずで、多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。
ビズリーチが審査に通らず使えなかった方や、さらに可能性を広げたい人は登録しておきましょう。
求人数 | 約196,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
登録企業数 | 非公開 |
在籍ヘッドハンター数 | 4,300人 |
リクルートダイレクトスカウト公式ページ:https://directscout.recruit.co.jp/
3-3. doda X
「doda X」も、ビズリーチの後を追うように始まった、業界大手のパーソルキャリアが運営するスカウトサービスです。
dodaの転職エージェントはリクルートと一緒に使う企業も多く、こちらも多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。
他社にはない、パーソルの担当者からハイクラス求人の紹介が受けられるサービスもあるので、気になる方は企業スカウトとセットで使ってみましょう。
求人数 | 約49,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
登録企業数 | 非公開 |
在籍ヘッドハンター数 | 約8,000人 |
doda X 公式ページ:https://doda-x.jp/
スカウトサービスの3つの注意点
スカウトサービスを使うにあたっては、以下の点に注意しましょう。
- スカウトが中々来ないこともある
- 企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる
- 質の低いヘッドハンターもいる
①スカウトが中々来ないこともある
基本待ちのサービスなため、これだけに頼ると、スカウトが来ずに、一向に転職活動が進まないケースもあります。
こうならないためにも、担当者に求人紹介を頼むなど自分からも積極的に動ける転職エージェントも必ず利用しておきましょう。
②企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる
企業からスカウトを受けるとそのまま面接に進めますが、この場合以下は全て自分でやる必要があります。
- 面接対策
- 面接日や入社日の調整、年収交渉などの企業とのやりとり
上記は転職エージェントだと全てやってもらえますが、スカウトサービスでは自力となります。
特に面接対策は、よほど慣れている方でない限り自力では難しいケースが多いため注意が必要です。
いい企業スカウトが来た時に焦らずに面接に進むためにも、まずは転職エージェントに登録し、志望業界の面接対策は受けておきましょう。
③質の低いヘッドハンターもいる
スカウトサービスでは、「ヘッドハンター」と名乗る人材紹介会社からもスカウトが受けられます。
ヘッドハンターの中には、以下のような質の低いタイプもいるため注意が必要です。
- とにかく接点を持とうと、経歴をよくみずにスカウトを大量に送っている
- 設立まもない会社で、企業とのパイプも弱く、紹介できる求人も少ない
- 実績作りのために、合わない求人でもごり押ししてくる
優良なヘッドハンターもいますが、ヘッドハンターからのスカウトは大量に届くケースも多く、見極めるのは難しいです。
そのため、スカウトサービスは、「企業からのスカウト」のみ確認する使い方が効率的でおすすめです。
企業からのスカウトは、面接確定を意味していて、人事担当者があなたの経歴に目を通した上で、本当に会いたいと思って送られることがほとんどです。
スカウトサービスの利用の流れは以下の通りです。
- ネットから申し込み
- 職務経歴書を登録
- スカウトを受けた企業と面接
- 内定
上記は企業からスカウトを受けて転職する流れです。
ヘッドハンターからのスカウトの場合は、ヘッドハンターから紹介を受けた求人に応募していくことになります。
4. 30代女性向け転職サイト|最終手段として使うべき求人サイト
正社員経験のないフリーター・ニートの30代女性のみ、自分で求人を探して応募する求人サイトを使いましょう。
あらゆる業界に対応した大手サイトの求人数を比べると以下の通りです。
求人数 | |||
関東 | 関西 | 九州 | |
リクナビNEXT | 約137,000件 | 約56,000件 | 約81,000件 |
イーキャリア | 約20,000件 | 約4,000件 | 約1,700件 |
マイナビ転職 | 約15,000件 | 約12,000件 | 約10,000件 |
en転職 | 約3,700件 | 約1,700件 | 約1,000件 |
type | 約2,100件 | 約800件 | 約520件 |
- 2025年1月時点
どのエリアの求人にも強いため、迷ったら「リクナビNEXT」を選んでおきましょう。
これらは、サイト上の求人を自分で調べて、応募していく転職サイトです。登録すると、求人を調べられるだけでなく、企業からのスカウトももらえることがあります。
転職エージェントは、職歴がない30代だと、サポート対象にならないことが多いです。
※フリーター・ニート向けと宣伝するタイプも一部ありますが、どれも主に20代までが対象です。
使っても紹介が受けられなかったり、相手にされない可能性が高いので、最初からこちらを使って進めましょう。
年齢や職歴、学歴を問わずに応募できる、未経験歓迎の求人も充実しています。
リクナビNEXT:最大手で求人数が多い
「リクナビNEXT」は業界最大手のリクルートが運営する転職サイトで、求人数が10万件以上と他サイトに比べてかなり多いです。
あらゆる職種をバランスよく扱い、都心だけでなく地方の求人も充実しているため、迷ったらこれを選んでおきましょう。
リクナビNEXT公式ページ:https://next.rikunabi.com/
それでも決まらなければハローワークを使う
求人サイトでも転職が決まらなかった人は、公共の職業紹介サービス「ハローワーク」を使いましょう。
登録し、自分で求人を探して応募していくという流れは、求人サイトと変わりません。
これまで紹介した民間のサービスに比べると、地方や小さい会社の求人が多いですが、学歴・経歴・年齢が不問の求人も多いので、どこかしら決めることはできるはずです。
求人は以下から調べられるため、民間のサイトでもいい求人が見つからなかった方は利用してみましょう。
求人サイトの利用の流れは以下の通りです。
- ネットから会員登録
- 自分で求人を探して応募
- 面接
- 内定
プロフィールを登録すると企業や人材紹介業者からスカウトが来る機能もあり、これを受けて応募、面接と進む場合もあります。
5. その他、30代女性におすすめの転職サイトと活用法
これまで紹介した以外で、30代女性におすすめの以下の転職サイトと、活用方法を解説していきます。
ただ、いずれも求人探しに使えるメインのサービスではないので、機能に魅力を感じた方のみサブとして使いましょう。
5-1. 社員の評判がわかる「転職会議」
「転職会議」は、元社員の評判が見られる口コミサイトで、求人票には載らない、以下のような口コミをたくさん見ることができます。
- 管理職がいつまでも残っていて、帰りにくい雰囲気がある
- 正当に評価されず、優秀な若手ほど辞めていく
- 部署内の雰囲気はいいが、他部署とは険悪で、やり合うことも多い
どれも退職した人の口コミでネガティブ寄りの意見が多く、うのみにするべきではありませんが、応募や入社を決める際の参考にはなります。
また、「面接でどんなことを聞かれた」といった選考に関する口コミも確認できるため、選考対策にも使うことができます。
同じような口コミサイトは以下のように複数ありますが、選考に関する口コミが見られるのは「転職会議」だけです。
そのため、まずは「転職会議」で情報収集することをおすすめします。
転職会議公式ページ:https://jobtalk.jp/
※他サイトも変わりませんが、全ての口コミを無料で見るには、働いていた会社の口コミの投稿が必要です。
5-2. 自分の強みがわかる「グッドポイント診断」
「グッドポイント診断」は、質問に答えるだけで、選考でアピールできる強みがわかる、業界大手のリクルートが出す無料の診断ツールです。
書類選考や面接では、自分の強みは何かを必ず聞かれますが、即答できる人は少なく、ここで止まってしまう人も多いです。
グッドポイント診断を使えば、簡単な質問に答えるだけで、以下のような自分の強みを5つ知ることができます。
- 継続力、挑戦心、現実思考、慎重性、独創性、柔軟性、慎重性、受容力、高揚性、社交性
これらに、前職の経験からマッチしたエピソードを加えて広げていくことで、迷わず自己PRが作れるようになります。
診断された強み | 継続力(困難な仕事も諦めずにやり抜く力がある) |
自己PR (強み+具体的なエピソード) |
私の強みは継続力があることです。 前職では、新しい支店に配属され、顧客ゼロからのスタートで、当初はなかなか成果が出せず苦労しました。 リタイアする職員も出るなど厳しい環境でしたが、新規開拓の電話営業や独自のキャンペーンを打つなどあらゆる手を尽くして顧客の獲得につとめました。 その結果、1年後にはほぼ目標通りの売り上げを達成することができました。 |
自分の強みは何か、客観的に確認できるため、PRする内容がまとまっていない方は必ず使っておきましょう。
グッドポイント診断公式ページ:https://next.rikunabi.com/goodpoint/
質問は全部で293問あり、回答には20分程かかります。
今できない方は上記から会員登録だけした上で、時間のある時に余裕をもって使いましょう。
6. 30代女性こそ転職エージェントを使うべき4つの理由
冒頭で紹介してきた通り、転職サイトといっても様々ですが、以下の理由で、まずは転職エージェントを使っておくべきです。
- 転職でのミスマッチが起きにくい
- 表に出ない優良求人に応募できる
- 自分で動くより圧倒的にラク
- 選考で有利になりやすい
3種の転職サイトを比べた結果は以下の通りで、全ての面で優れているのは転職エージェントだけでした。
サポート | 求人の質・量 | 選考の有利さ | |
①転職エージェント | ◎ 相談〜内定後の交渉まで |
◎ 良質な非公開求人、数多い |
◎ 選考対策・プッシュあり |
②スカウトサービス | △ 企業からのスカウトなら無し |
◎ 良質な非公開求人、数多い |
○ 企業スカウトなら書類選考なし |
③求人サイト | × 自分でやる |
△ 公開求人、数少ない |
× 自力で頑張る |
4つの理由について、それぞれ解説していきます。
理由1. 転職でのミスマッチが起きにくい
転職エージェントを使えば、「いざ働き始めたら、思っていたのと違った」といったミスマッチは起こりにくくなります。
求人のデメリットや裏側も踏まえて、あなたの希望にマッチする求人だけを紹介してくれるからです。
転職エージェントは、求人票からは読み取れない、以下のような情報も大量に持っています。
- 職場の雰囲気はどうか、現場のリーダーはどんな人柄か
- 休みのとりやすさ、サービス残業の実態はどうか
- 直近でどれだけ人が辞めているか
現場に通って職員に話を聞いたり、過去にサポートした人へも聞き取りをして、こうした情報を日々集めています。
「帝国データバンクの調査(2024年)」によると、国内の半数以上の企業は人手不足を感じていて、採用に苦労している企業が多いのが現状です。
とにかく人が欲しいあまり、面接でも肝心なデメリットを教えてくれない企業もあります。
いざ働き始めてから、以下のような隠れたデメリットに後悔するケースはよくあります。
- 「実はきついノルマがあり、達成しないとまともに稼げない」
- 「サービス残業が当たり前の社風」
- 「雑用ばかりで、スキルが全然身につかない」
担当者はこうした職場ごとの悪い点についても先に教えてくれるため、転職の失敗を防げるようになります。
なぜここまでしてくれるの?
転職を成功させないと利益が出ない仕組みで、ミスマッチは担当にとっても損になるからです。
転職エージェントは、企業にあなたを紹介することで、企業から紹介料を受け取るビジネスです。
この紹介料は、仮にあなたが3ヶ月以内など短期で辞めた場合は、企業に返金するルールがあります。
あなたにすぐに辞められると、転職エージェントは紹介料が手に入らず、大損になるのです。
長く続けられる職場に転職してもらい、利益につなげるためにも、ミスマッチを防ぐことに全力を注いでくれます。
理由2. 表に出ない優良求人に応募できる
エージェントを通じて、業界大手の製薬会社の経理職を紹介されました。
非公開求人だったため競争率も低く、通常より好条件で採用されました。
安定した企業でキャリアを築けるので、本当に良かったです。
転職エージェントは、表に出ない30代向けの優良求人を豊富に持っているため、必ず使っておくべきです。
経験を問われない人柄重視の採用の多い20代と違い、30代の転職では以下が重視されます。
- マネジメント経験:部下や組織をまとめた経験
- 専門スキル:営業やプログラミングスキルなど
これらが必要な即戦力採用の求人は、以下のような求人で、表に出ない形で採用が進むことも多いです。
- 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう求人
- 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない求人
- 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件
こうした求人は企業側が取引のあるエージェントに内々に相談し、登録している人だけに担当者から個別に紹介されます。
他では応募できない優良求人が多いため、即戦力人材の30代こそ、転職エージェントは使うべきです。
理由3. 自分で動くより圧倒的にラク
エージェントが面接後のフィードバックや、次のステップの案内を迅速に対応してくれました。
スケジュール管理が楽で、複数の企業に同時に応募しても混乱せずに進められました。
転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。
- キャリアの相談
- 求人の紹介
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 面接や入社の日程調整
- 年収交渉
自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。
特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。
担当者は現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。
また、30代は転職経験がなく不慣れな方も多いため、何をすべきか、転職先はどう決めるべきかなど、一から相談できるのも大きなメリットと言えます。
理由4. 選考で有利になることがある
エージェントが過去の面接傾向を教えてくれたおかげで、よく聞かれる質問を事前に準備できました。
特に、プロジェクトの進め方や課題解決のアピール方法を強化したことで、スムーズに内定を獲得できました。
大手の転職エージェントはサポート実績が多い分、「どんな人に内定が出て、逆にどんな人は落ちやすい」といったデータも豊富に持っていて、万全の選考対策を受けることもできます。
また、転職エージェントを使うことで、直接申し込んだ人よりも、選考が有利に進むことがあります。
採用側からすると、どこの誰かわからない人よりも、サイトの担当者がプッシュしてくる人の方が安心して採用することができるからです。
担当は、企業側に書類に書けないあなたの魅力をアピールしてくれ、優秀な担当者だと、面接で失敗しても結果を覆してくれることもあります。
デメリットは選び方次第で解消できる
転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。
- ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
→実績のある大手だけを使う
→3社以上使い、ハズレの担当がついたエージェントの利用をやめる - ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
→年収、経験の面で自分に合ったサイトを選ぶ
そのため、まず使うべきなのは転職エージェントといって間違いありません。
すぐに転職する気がない方にも、転職エージェントの利用がおすすめです。
担当がつくのは気が引けるかもしれませんが、そもそも転職するべきかの相談や、どんな求人があるのか知りたいといった理由で使う方も多いです。
求人紹介を受けた上で応募しなくても全く問題はないので、まずは気軽に利用してみましょう。
7. 30代の転職についてよくある質問
最後に、30代の転職についてよくある以下の質問に回答していきます。
7-1. 30代の転職は厳しい?
人柄重視の採用が多い20代と比べると、経験やスキルが求められることが増え、やや厳しくなります。
ただ、大手サイトdodaで転職を成功させた人の3人に1人は30代というデータもあり、40代以上と比べるとまだ有利と言えます。
引用:doda「転職成功者の平均年齢調査」
30代後半になると成功する人が半減するため、なるべく早く動き出すことをおすすめします。
7-2. スキルなしの30代でも転職できる?
自分にスキルがないと思っている30代の方でも、問題なく転職は可能です。
職歴のある方なら、実際には以下のようなスキルは持っていることがほとんどだからです。
- 課題解決力:仕事上の問題に積極的にトライしたり、入念に分析して計画する力など
- コミュニケーション能力:相手の話をじっくり聞いたり、説得する能力など
プログラミングスキルように、特定の仕事でしか使えないスキルに対し、これらはどの仕事にも持ち運びができるという意味で「ポータブルスキル」と呼ばれています。
自分ではわからない方は、これまでの経験から、アピールできるポータブルスキルがないか、転職エージェントに相談してみましょう。
7-3. 30代から未経験転職におすすめの職種は?
未経験でも転職がしやすいおすすめ職種は、以下の通りです。
おすすめの理由 | |
営業職 | 実績やスキルよりも、コミュニケーション能力や人間性が特に採用で重視される |
ITエンジニア | ・業界全体の成長に人手が追いつかず、人手不足の会社が多いため比較的入りやすい ・未経験者向けの研修制度が充実した会社も多い |
事務職 | 特別なスキルがなくても、エクセルやワードなどの基本的な操作ができれば採用してもらえる |
7-4. 30代が転職で年収アップを目指すには?
以下のように、職種を変えずに、年収の高い業界へ転職をする方法がおすすめです。
- 小売業の営業職 → IT業界の営業職への転職
- 宿泊業、レジャー業の人事部 → 不動産業界の人事部への転職
営業や人事など、同じ仕事をしていても、どの業界にいるかだけで年収は100万円以上変わってきます。
dodaの調査によると、平均年収が高い業界としては、「金融、メーカー、IT、不動産」が上がっています。
同じ職種からの転職なら経験者として選考でも有利になるため、年収にこだわる方は、転職エージェントにこうした業界への転職を相談してみましょう。
「厚生労働省の調査」によると、20代~30代前半までが、転職で年収アップに成功する人の割合が約5割と最も大きいです。
30代後半~40代は約4割と少なくなるため、年収アップを目指す30代の方は、早めに動くのがベストと言えます。
まとめ
30代女性におすすめの転職サイトについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
30代の女性は、まず以下の転職エージェントに、年収別に3つ登録しましょう。
おすすめ度各社の特徴
・ おすすめ サイト |
~400万円 | 400~ 600万円 |
600万円~ |
・ リクルートエージェント |
◎ | ◎ | ◯ |
・ type転職エージェント |
◎ | ◎ | ◯ |
・ パソナキャリア |
× | △ | ◎ |
・ doda |
◎ | ◎ | ◯ |
・ LHH転職エージェント |
△ | ◯ | ◎ |
・ JACリクルートメント |
× | △ | ◎ |
・ おすすめ サイト |
|
・ リクルートエージェント |
公開求人数が30万以上と最多の大手で、女性の転職サポート実績も豊富 |
・ type転職エージェント |
首都圏のエンジニア、営業職の転職に強く、女性の転職サポートにも力を入れる |
・ パソナキャリア |
半数以上の求人が年収800万以上で、管理部門や女性の管理職の転職に強い |
・ doda |
リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界No.2 |
・ LHH転職エージェント |
世界60の国と地域でサービス提供実績のある企業が運営元で、外資系の転職に強い |
・ JACリクルートメント |
ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、年収600万円以上は登録必須 |
現在の年収が600万円以上の方は、以下のスカウトサービスも一つは使っておきましょう。
- ビズリーチ ★最もおすすめ
- リクルートダイレクトスカウト
- doda X
正社員経験のないフリーター・無職の方のみ、求人サイトの「リクナビNEXT」を使いましょう。
当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。
“未経験歓迎”と書かれていた求人でしたが、エージェントに確認すると“専門用語が多く、覚えることが多い”と事前に教えてもらいました。
勉強が必要だと分かっていたので、入社後も焦らず準備でき、現在も不満なく働けています。