時短勤務に強い転職サイト6選|子育てママ向けのおすすめを厳選!

「時短勤務希望ならどの転職サイトを使うべき?」「子育て中の女性のサポートに強いのはどこ?」など、時短勤務に強い転職サイトについて気になっていませんか?
時短勤務がしたい子育てママ向けとして紹介されるサイトはいくつもありますが、それぞれ求人やサポート内容は全く変わります。
選び方を間違えると、「興味のない求人しかない」「面接で落ちでばかりで全然決まらない」といった事態になります。
このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、時短勤務に強い転職サイトのおすすめや選び方について、以下の流れで解説していきます。
- 結論:時短勤務の希望者がまず使うべき転職サイト
- 時短勤務に強い転職サイト|転職エージェントおすすめ6選
- 時短勤務に強い転職サイト|おすすめスカウトサービス3選
- 時短勤務に強い転職サイト|最終手段として使うべき求人サイト
- 時短勤務がしたい方こそ転職エージェントを使うべき理由
- ワーママの転職についてよくある質問
全て読めば、時短勤務希望ならどの転職サイトを使うべきで、どう選ぶのが正解か、使いこなすコツはあるかまでがわかり、転職サイトで失敗しなくなるでしょう。
著者:I.J(現役転職エージェント)
1. 結論:時短勤務の希望者がまず使うべき転職サイト
このページでは、時短勤務を希望する方が使うべき転職サイトについて詳しく解説していきます。
長くなってしまったので先に結論をいうと、以下から直近の年収別に3つを選ぶべきです。
おすすめ度各社の特徴
・ おすすめ サイト |
~400万円 | 400~ 600万円 |
600万円~ |
・ リクルートエージェント |
◎ | ◎ | ◎ |
・ type転職エージェント |
◎ | ◎ | ◯ |
・ マイナビエージェント |
◎ | ◯ | ◯ |
・ doda |
◯ | ◎ | ◯ |
・ パソナキャリア |
△ | ◯ | ◎ |
・ JACリクルートメント |
× | △ | ◎ |
・ おすすめ サイト |
|
・ リクルートエージェント |
公開求人数が30万以上と最多の大手で、地方の求人にも強い |
・ type転職エージェント |
ITエンジニア、営業職、女性のサポートに強く、主に一都三県が対象 |
・ マイナビエージェント |
新卒領域では最大手なのもあり、若手向けの優良求人が多く20代は登録必須 |
・ doda |
業界No.2の求人数を誇る大手で、あらゆる年代の転職に対応 |
・ パソナキャリア |
半数以上の求人が年収800万以上で、管理部門や女性の管理職の転職に強い |
・・ JACリクルートメント |
ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、年収600万円以上は登録必須 |
以下のような子育てママに嬉しい制度がある、大手優良企業の求人は、この6社に集中していて、ここから選んでおけば間違いありません。
- 時短勤務制度あり(1日の勤務時間を6時間まで短縮できる)
- フレックスタイム制あり(決まった労働時間の範囲で、1日あたりの勤務時間を自由に決められる)
- リモートワーク可
- 社内託児所あり
それぞれターゲットなる方の年収が違いますが、いずれも20年以上の実績のある大手で時短勤務希望者の転職に強いです。
6社は、全て担当者がついて転職のサポートを受けることができ、「転職エージェント」とも呼ばれています。
サイト選びの最大の注意点
時短勤務希望者が使える転職サイトは、以下の複数タイプがあり、どれを使うかで応募できる企業や選考の通りやすさが全く変わります。
- 転職エージェント:担当がついてサポートしてもらえる
- スカウトサービス:登録してスカウトを待つ
- 求人サイト:自分で求人を探して応募する
結論、時短勤務希望の方がまず使うべきなのは、「転職エージェント」です。
ネット上にはこれらをごちゃ混ぜにして紹介するページが非常に多いですが、別物なので注意しましょう。
転職エージェントを使うと担当がついて、転職相談から求人紹介、企業とのやりとりまで全てやってもらえます。
最初にあげた年収別のサイトは、全てこれにあたります。
転職エージェントにしか求人を出さない大手・優良企業も非常に多く、使わないと損します。
担当は、企業ごとの過去の面接データも持っていて、選考に通るためのアドバイスもしてくれます。
使うだけでチャンスが広がる、時短勤務希望者の転職には必須のサービスです。
他のタイプを使うべき2つのケース
以下に当てはまる方のみ、他のタイプの転職サイトを使いましょう。
- 年収600万円以上の方
→スカウトサービス - 転職エージェントを3つ以上使っても決まらなかった方
→求人サイト
年収600万円以上なら「スカウトサービス」も使っておく
まずは転職エージェントを使うべきですが、年収600万円以上の方は、以下のようなスカウトサービスも一つは使っておきましょう。
これは、経歴を登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サービスで、高収入のハイクラスの方を対象としています。
前職で管理職や、技術職など、専門性の高いスキルを活かして働いていた方は、スカウトがもらえる可能性が高いです。
企業からのスカウトだと、いきなり面接に進んでスピーディーに内定が出るケースもあるため、登録しておいて損はありません。
中でもおすすめは、スカウト型の最大手で、30,000社以上の企業からスカウトが受けられる「ビズリーチ」です。
「求人サイト」は最終手段として使う
転職エージェントを3つ使っても決まらなかった方のみ、自分で求人を探して応募する以下の「求人サイト」を使いましょう。
求人サイトは、サイト上の求人を自分で調べて応募していく転職サイトです。
ただ、他のタイプには以下の点で劣るため、あくまで最終手段と理解しておきましょう。
- 求人の量と質が落ちる
→求人数は他の転職サイトに比べて少なく、人気企業の求人も少ない - 選考の難易度が上がる
→サポートが一切なく、書類選考や面接の対策は全て自力になる
そもそも時短勤務とは
育児や介護と仕事を両立するため、一日6時間まで勤務時間を減らして働く制度のことです。
「育児・介護休業法」という法律で、企業には導入が義務付けられています。
対象になるのは、以下に当てはまる方で、小さい子供がいる正社員の方はほとんどが対象になります。
- 3歳未満の子供がいる
- 1日の労働時間が6時間以上
ただ、以下の点は、企業が自由に決めていいことになっていて、それぞれ対応が分かれます。
- 就職してすぐに使えるか(1年以上働かないと使えないことが多い)
- 育児が理由の場合、3歳以上も対象になるか
時短勤務はいつまでできる?
子供が何歳まで制度の対象になるかは、令和4年時点で以下のようになっています。
時短勤務の対象になる企業の割合 | |
3歳未満 | 55.8% |
3~5歳まで | 4.3% |
小学校入学まで | 13.9% |
小学校3年生まで | 10.1% |
小学校卒業まで | 9% |
小学校卒業以降も使える | 7% |
- 厚生労働省「令和4年度雇用均等基本調査」より
3歳未満が最も多いですが、それ以上の年齢でも使える企業が多くあることがわかります。
時短勤務にすると給料は下がる?
勤務時間が減る分、給料は25%ほど下がるケースが多いです。
所定の労働時間が8時間から6時間に減るため、給料もその分下がります。
月給30万円の方だと、22.5万円まで減額となるイメージです。
時短勤務は正社員のままできる?
正社員としての立場は保ったまま、時短勤務が可能です。
時短勤務の申し出をきっかけに、会社が働く人の雇用形態を変えるなど、不利益な対応をすることは、禁止されています。(参考:厚生労働省「育休後は短時間勤務を!」)
次の章から、まず使うべき転職エージェントのおすすめや選び方を解説していきます。
2. 時短勤務に強い転職サイト|転職エージェントおすすめ6選
時短勤務を希望する方におすすめの転職エージェントは、以下の大手6社です。
それぞれ「どんな年収の人のサポートに強いか」が違うので、あなたの直近の年収別に以下から3社使いましょう。
~400万円 | 400~ 600万円 |
600万円~ |
|
リクルートエージェント | ◎ | ◎ | ◎ |
type転職エージェント | ◎ | ◎ | ◯ |
マイナビエージェント | ◎ | ◯ | ◯ |
doda | ◯ | ◎ | ◯ |
パソナキャリア | △ | ◯ | ◎ |
JACリクルートメント | × | △ | ◎ |
子育て中の女性から人気の、以下の条件がある大手優良企業の求人は、この6社に集中していて、ここから選んでおけば間違いありません。
- 時短勤務制度あり(1日の勤務時間を6時間まで短縮できる)
- フレックスタイム制あり(決まった労働時間の範囲で、1日あたりの勤務時間を自由に決められる)
- リモートワーク可
- 社内託児所あり
転職エージェントは大手から中小まで様々ですが、以下の点で優れた大手を使うべきです。
- ワーママでも働きやすい条件の大手・優良求人多数
- サポート実績が多い分、あらゆる業界、企業の転職事情に詳しい
- 20年以上の歴史ある企業の運営
6社は、業界でも転職エージェントとして真っ先に名前があがる大手です。
転職エージェントは、登録すると担当者がついて、求人の紹介から面接のセッティングや対策まで、あらゆるサポートが受けられます。
具体的には以下6つをしてくれて、あなたは面接以外で企業とやりとりすることがなくなります。
- キャリアの相談
- 求人の紹介
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 面接や入社の日程調整
- 年収交渉
では、おすすめの転職エージェントについて、それぞれ特徴を解説していきます。
2-1. リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は、業界最大手のリクルートが運営する転職エージェントで、求人の量・転職実績共にトップクラスです。
リクルートは1980年から女性向けの求人情報を発信してきた歴史があり、女性の転職ノウハウに強く、女性の利用者からの評判も抜群にいいです。
長年の実績から、「まずはリクルートさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、女性向けの大手・優良企業の求人も多いので、登録しておいて損はありません。
向いている人の年収 | 400万円~ |
求人数 | 約680,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
運営歴 | 1977年~ |
リクルートエージェント公式ページ:https://www.r-agent.com/
2-2. type転職エージェント
「type転職エージェント」は、首都圏を中心とした求人を扱う、IT・WEB業界の転職に強い転職エージェントです。
運営元は、女性の転職に特化した求人サイト「type女の転職」を20年近く運営してきた歴史があり、女性にとって魅力的な求人を豊富に取り揃えています。
自らも転職経験のある女性担当者が多く在籍しているため、実体験をもとにした質の高いアドバイスが期待できます。
向いている人の年収 | ~600万円 |
求人数 | 約29,000件 |
対応エリア | 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、愛知 |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
運営歴 | 1993年~ |
type転職エージェント公式ページ:https://type.career-agent.jp
2-3. マイナビエージェント
「マイナビエージェント」は、マイナビが運営する、近年急速に力をつけてきた転職エージェントです。
新卒で多くの学生が使っている「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、30代までの女性は積極的に使いましょう。
サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。
向いている人の年収 | ~400万円 |
求人数 | 約63,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
運営歴 | 1973年~ |
マイナビエージェント公式ページ:https://mynavi-agent.jp/
2-4. doda
「doda」はパーソルキャリアが運営する、業界2位の実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。
求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。
リクルートエージェントよりは求人数が少ないものの、一人一人の登録者にきめ細かいサポートをしてくれると好評です。
向いている人の年収 | 400~600万円 |
求人数 | 約200,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
運営歴 | 1989年~ |
doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/
2-5. パソナキャリア
「パソナキャリア」は求人の半数が年収800万を超える、ハイキャリアのサポートに強い転職エージェントです。
会社を上げて女性のサポートに力を入れているため、管理職、専門職などで高年収の女性には真っ先におすすめしたい一社です。
運営元のパソナは、人材派遣業の運営歴が40年を超える業界大手で、有名企業とのパイプが強いため、大手、優良企業の求人も多く保有しています。
向いている人の年収 | 600万円~ |
求人数 | 約36,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社パソナ |
運営歴 | 1976年~ |
パソナキャリア公式ページ:https://www.pasonacareer.jp
2-6. JACリクルートメント
「JACリクルートメント」は、ハイクラスの転職で真っ先に名前が上がる、30年以上の運営実績を誇る老舗の転職エージェントです。
企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いので、年収600万円以上の女性の方は必ず登録しておきましょう。
世界11カ国にも支店を持っていて国外の会社との取引も多く、外資系企業とのパイプも強い特徴があります。
向いている人の年収 | 600万円~ |
求人数 | 約11,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
運営歴 | 1988年~ |
JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/
これらのエージェントを使うべきでない例外
以下にあてはまる方のみ、それぞれの求人やサポートに強い別の転職エージェントを選びましょう。
- アパレル業界の方
- 美容師
- 看護師、薬剤師など医療系専門職
- 保育士
- 介護士
- 栄養士
- 正社員経験なし(元フリーターなど)
これまで紹介してきたのは、全てどの業界にも強い”総合型”の転職エージェントですが、これらの求人やサポートに限っては弱い特徴があります。
そのため、あてはまる方はそれぞれの支援に強い、以下の”特化型”の転職エージェントを選びましょう。
アパレル | クリーデンス |
美容師 | QJエージェント |
看護師 | 看護roo |
薬剤師 | ファルマスタッフ |
保育士 | ヒトシア保育 |
介護士 | レバウェル介護 |
栄養士 | 栄養士人材バンク |
正社員経験なし | ハタラクティブ |
その他、これらの方が特化型を使うべき理由をまとめると、以下の通りです。
使うべき業界・事情 | 特化型を使うべき理由 |
アパレル・美容師 | それぞれの業界が特殊で、店舗見学などにも対応しているエージェントが好ましい |
看護師、薬剤師などの医療系専門職、保育士、介護士、栄養士 | エージェント側に業界知識や、病院や施設とのパイプがないとうまくいかない |
正社員経験なし(元フリーターなど) | 大手総合型だと相手にしてもらえない |
転職エージェントの4つの注意点
転職エージェントを使うにあたっては、以下の点に注意しましょう。
- 大手以外を使うのは危険
- ワーママの特化型は、求人数、実績共にイマイチ
- 身の丈に合わないエージェントだと相手にされない
- 1つに絞ると失敗する
① 大手以外を使うのは危険
ここ数年で、人材紹介業者は1万社以上増加したデータもあり、新しい転職エージェントも大量に増えました。
引用:厚生労働省ホームページ
ただ、こうした新しいエージェントには、以下のようなタイプが多いため注意しましょう。
- 企業とのパイプが弱く、紹介できる求人が少ない
- 常に出回っているようなブラック求人しか持っていない
- 実績が少なく「会社ごとにどう対策すれば内定が出やすい」といったノウハウがない
実績作りのために、合わない求人をごり押しするなど、中にはひどい運営業者もいるので危険です。
優良な業者の見極めが難しいため、聞いた事もないようなエージェントは避け、これまで紹介したような実績のある大手だけを使いましょう。
大手エージェントは、子育て中でも働きやすい、以下の仕組みのある大手・優良企業との強いパイプ持っています。
- 時短勤務制度(1日の勤務時間を6時間まで短縮できる)
- フレックスタイム制(決まった労働時間の範囲で、1日あたりの勤務時間を自由に決められる)
- リモートワーク
- 社内託児所あり
このように働きやすさに力を入れる会社は、経営の安定した、歴史ある大手・優良企業というケースが多いです。
大手エージェントは、長年中途採用で関わるなど、こうした会社と必ずと言っていいほどパイプを持っていて、紹介を頼まれた求人を豊富に持っています。
② ワーママの特化型は、求人数・実績共にイマイチ
一部、子育て中の女性の転職に特化した中小エージェントもあります。
転職エージェント | 特徴 |
リアルミーキャリア | 時短社員を目指すワーママ転職に特化(2017年~) |
ママリブラ | ワーママの転職に特化(2019年~) |
Qoolキャリア | ワーママの転職に特化(2020年~) |
スマートキャリア | 時短勤務ができる職場への転職に特化(2002年~) |
ただ、設立まもない会社が多く、求人数、実績共に大手に劣ることが多いためおすすめしません。
「育児中だから時短勤務できる職場がいい」といった相談には大手でも普通に乗ってもらえますし、対象の求人も倍以上持っています。
大手は利用者が多い分、時短勤務希望者の転職サポート経験が豊富な担当も多くいて、サポート面も申し分ありません。
③ 身の丈に合わないエージェントだと相手にされない
転職エージェントは「どんな年収の人のサポートに強いか」がそれぞれ違い、合わないものを使うと相手にされないため注意しましょう。
例えば、年収400万円前後の方がハイクラス向けのエージェントを使っても、紹介できる求人がなく、まともにサポートしてもらえません。
逆に年収800万円など高年収の方が若手向けに登録しても、対象の求人が少なく、実力通りの転職ができない可能性があります。
こうならないためにも、下記を参考に、年収別に自分にマッチしたエージェントを選んでおきましょう。
~400万円 | 400~ 600万円 |
600万円~ |
|
リクルートエージェント | ◎ | ◎ | ◎ |
type転職エージェント | ◎ | ◎ | ◯ |
マイナビエージェント | ◎ | ◯ | ◯ |
doda | ◯ | ◎ | ◯ |
パソナキャリア | △ | ◯ | ◎ |
JACリクルートメント | × | △ | ◎ |
④ 1つに絞ると失敗する
優良な大手エージェントにも、以下のようなハズレの担当はいるため、必ず3社以上は登録し、担当者を比べましょう。
- 志望業界の知識が不十分で、深い相談ができない
- 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる
- 応募や内定を急かすなど対応が悪い
一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。
複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。
いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。
また、エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。
転職エージェントの大まかな利用の流れは以下の通りです。
- ネットから申し込み
- エージェントと面談(対面かWEB、電話)
- 求人紹介を受ける
- 企業に応募
- 面接
- 内定
最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。
申し込みから内定まで、トータルで3ヶ月はかかるケースが多いため、余裕を持って早めに申し込みをしておきましょう。
3. 時短勤務に強い転職サイト|おすすめスカウトサービス3選
直近の年収が600万円以上の方は、以下のようなスカウトサービスも1つは使っておきましょう。
スカウトサービスは複数ありますが、上記3社が特に有名で利用する企業も多く、スカウトをもらいやすいです。
迷ったらどれだけの企業が使っているサービスかを公開していて、数が最多の「ビズリーチ」を選びましょう。
登録企業数 | 運営歴 | |
ビズリーチ | 約30,000社 | 2009年~ |
リクルートダイレクトスカウト | 非公表 | 2014年~ |
doda X | 非公表 | 2019年~ |
AMBI | 約2,800社 | 2017年~ |
ミドルの転職 | なし (在籍するエージェントからのスカウトのみ) |
2015年~ |
このタイプの最大の強みは企業から直接スカウトが受けられることですが、企業数が多いほどチャンスは広がり、スカウトも増える傾向があります。
スカウトサービスは、経歴やスキルを登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サイトで、主に年収600万円以上の方を対象としています。
登録するとあなたのプロフィールがデータベースにのり、それを使う企業の人事やヘッドハンターの目に留まると、スカウトが受けられます。
※ヘッドハンター:企業に紹介を頼まれた求人にあった人材を探す業者
登録後は待つだけでよく、企業からのスカウトだといきなり面接に進んでスピーディーに内定が決まることもあるため、登録しておいて損はありません。
前職で管理職や、技術職など、専門性の高いスキルを活かして働いていた方は、スカウトがもらえる可能性が高いです。
では、スカウトサービスのおすすめについて、それぞれ特徴を解説していきます。
3-1. ビスリーチ
「ビズリーチ」は、毎月30,000人以上が登録している今最も勢いのあるスカウトサービスです。
即戦力人材を効率よく採用したい企業が続々と利用を開始していて、登録社数は30,000社を超えます。
一部有料の機能もありますが、最大の目玉である「企業からのスカウトの受け取り、返信」は無料プランでもできるので、まずは無料プランで使ってみるのがおすすめです。
有料プランの機能とは?
ビズリーチで月5,500円の有料プランに入ると開放される主な機能には、以下があります。
- サイト内の全ての求人の閲覧、応募ができる
- ヘッドハンターのスカウトが全て見られる
自分からも積極的に動きたい人向けの機能ですが、こうした人には、転職エージェントの活用がおすすめです。
紹介される求人にどんどん応募していくなど、自分からも積極的に動けますが、料金は一切かかりません。
ビズリーチは無料プランで使った上で、求人探しや応募には転職エージェントを活用しましょう。
求人数 | 約120,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
登録企業数 | 30,000社以上 |
在籍ヘッドハンター数 | 6,200人 |
ビズリーチ公式ページ:https://www.bizreach.jp
3-2. リクルートダイレクトスカウト
「リクルートダイレクトスカウト」は、ビズリーチの後を追うように始まった、業界最大手のリクルートが運営するスカウトサービスです。
登録に審査があるビズリーチに対し、審査なしで誰でも登録ができ、全機能を無料で使うことができます。
登録社数は非公開ですが、「最大手だし使っておこう」と考える企業の採用担当者は多いはずで、多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。
ビズリーチが審査に通らず使えなかった方や、さらに可能性を広げたい人は登録しておきましょう。
求人数 | 約196,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
登録企業数 | 非公開 |
在籍ヘッドハンター数 | 4,300人 |
リクルートダイレクトスカウト公式ページ:https://directscout.recruit.co.jp/
3-3. doda X
「doda X」も、ビズリーチの後を追うように始まった、業界大手のパーソルキャリアが運営するスカウトサービスです。
dodaの転職エージェントはリクルートと一緒に使う企業も多く、こちらも多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。
他社にはない、パーソルの担当者からハイクラス求人の紹介が受けられるサービスもあるので、気になる方は企業スカウトとセットで使ってみましょう。
求人数 | 約49,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
登録企業数 | 非公開 |
在籍ヘッドハンター数 | 約8,000人 |
doda X 公式ページ:https://doda-x.jp/
スカウトサービスの3つの注意点
スカウトサービスを使うにあたっては、以下の点に注意しましょう。
- スカウトが中々来ないこともある
- 企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる
- 質の低いヘッドハンターもいる
①スカウトが中々来ないこともある
基本待ちのサービスなため、これだけに頼ると、スカウトが来ずに、一向に転職活動が進まないケースもあります。
こうならないためにも、担当者に求人紹介を頼むなど自分からも積極的に動ける転職エージェントも必ず利用しておきましょう。
②企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる
企業からスカウトを受けるとそのまま面接に進めますが、この場合以下は全て自分でやる必要があります。
- 面接対策
- 面接日や入社日の調整、年収交渉などの企業とのやりとり
上記は転職エージェントだと全てやってもらえますが、スカウトサービスでは自力となります。
特に面接対策は、よほど慣れている方でない限り自力では難しいケースが多いため注意が必要です。
いい企業スカウトが来た時に焦らずに面接に進むためにも、まずは転職エージェントに登録し、志望業界の面接対策は受けておきましょう。
③質の低いヘッドハンターもいる
スカウトサービスでは、「ヘッドハンター」と名乗る人材紹介会社からもスカウトが受けられます。
ヘッドハンターの中には、以下のような質の低いタイプもいるため注意が必要です。
- とにかく接点を持とうと、経歴をよくみずにスカウトを大量に送っている
- 設立まもない会社で、企業とのパイプも弱く、紹介できる求人も少ない
- 実績作りのために、合わない求人でもごり押ししてくる
優良なヘッドハンターもいますが、ヘッドハンターからのスカウトは大量に届くケースも多く、見極めるのは難しいです。
そのため、スカウトサービスは、「企業からのスカウト」のみ確認する使い方が効率的でおすすめです。
企業からのスカウトは、面接確定を意味していて、人事担当者があなたの経歴に目を通した上で、本当に会いたいと思って送られることがほとんどです。
スカウトサービスの利用の流れは以下の通りです。
- ネットから申し込み
- 職務経歴書を登録
- スカウトを受けた企業と面接
- 内定
上記は企業からスカウトを受けて転職する流れです。
ヘッドハンターからのスカウトの場合は、ヘッドハンターから紹介を受けた求人に応募していくことになります。
4. 時短勤務に強い転職サイト|最終手段として使うべき求人サイト
転職エージェントを3つ以上使っても決まらなかった方のみ、自分で求人を探して応募する以下の「求人サイト」を使いましょう。
求人サイトは、サイト上の求人を自分で調べて応募していく転職サイトです。
登録すると、求人を調べられるだけでなく、企業からのスカウトももらえることがあります。
ただ、これまで紹介した他の転職サイトと比べると以下の通りで、あらゆる点で劣るため、まず使うべきサービスではありません。
サポート | 求人の質・量 | 選考の有利さ | |
①転職エージェント | ◎ 相談〜内定後の交渉まで |
◎ 良質な非公開求人、数多い |
◎ 選考対策・プッシュあり |
②スカウトサービス | △ 企業からのスカウトなら無し |
◎ 良質な非公開求人、数多い |
○ 企業スカウトなら書類選考なし |
③求人サイト | × 自分でやる |
△ 公開求人、数少ない |
× 自力で頑張る |
転職エージェントを3社以上使っても決まらなかった方のみ、最終手段として使いましょう。
4-1.正社員にこだわるなら「リクナビNEXT」がおすすめ
正社員としての転職を目指す方は、正社員求人がメインの求人サイトで最大手の「リクナビNEXT」を使っておけば間違いありません。
以下のように、求人数は他の大手求人サイトと比べても、全てのエリアで圧倒的に多いです。
求人数 | |||
関東 | 関西 | 九州 | |
リクナビNEXT | 約135,000件 | 約56,000件 | 約81,000件 |
マイナビ転職女性のお仕事 | 約30,000件 | 約14,500件 | 約9,500件 |
エン転職WOMAN | 約1,800件 | 約1,000件 | 約700件 |
女の転職type | 約1,900件 | 約650件 | 約330件 |
- 2025年1月時点
「子育てママが活躍中」となっている求人も約4,000件と多く、あらゆる業界、職種に対応しています。
リクナビNEXT公式ページ:https://next.rikunabi.com/
4-2. 非正規も含めて探したいなら「はたらこindex」
契約社員や派遣など、非正規も含めて仕事を探す方は、国内最大級の女性向け求人サイト「はたらこindex」を使いましょう。
女性向けの事務、販売、軽作業を中心に、週2~3日からでも働ける求人が充実しています。
正社員以外の雇用形態がメインになるため、フルタイム以外を検討する方におすすめです。
はたらこindex公式:https://www.office-hatarako.net/
5. 時短勤務希望者こそ転職エージェントを使うべき理由
求人サイトなど転職で使えるサービスは他にもあります。
しかし、以下の理由で、時短勤務を希望する方こそ、転職には転職エージェントを使うべきです。
- 転職時に必要なサポートを全て無料で受けられる
- エージェントしか持っていない好条件な求人に応募できる
- 選考をより有利に進められる
- 転職でのミスマッチが起きにくい
実際に使って良かったと感じている人の口コミと合わせて紹介していきます。
理由1. 転職時に必要なサポートを全て無料で受けられる
転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。
- キャリアの相談
- 求人の紹介
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 面接や入社の日程調整
- 年収交渉
自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。
転職エージェントは子育てや仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。
子育てと仕事に追われ、ただでさえ時間のないワーママの方には、強い味方になるのは間違いありません。
また、「子育てと両立しつつ、将来的にはキャリアアップも狙いたい」といったキャリア相談にも1から乗ってもらえるメリットもあります、
理由2. エージェントしか持っていない好条件な求人に応募できる
時短勤務OKの大手病院事務職の非公開求人を提案されました。
子育てと両立しやすい職場で、安心して働ける環境に出会えました。
子育てとの両立がしやすい、以下のような好条件の求人は、エージェントしか持っていないケースが多いです。
- 時短勤務可
- フレックスタイム制あり
- フルリモート可
- 社内託児所あり
これらはワーママ以外からも人気で、求人サイトに載せると人が殺到してしまうため、エージェント経由で表に出さずに採用を進むことがほとんどだからです。
こうした求人は”非公開求人”と呼ばれ、企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。
転職エージェントを使うだけで、求人サイトにはない好条件なワーママ向けの求人が見つかりやすくなります。
理由3. 選考をより有利に進められる
エージェントが、企業が求めるスキルや人物像を具体的に教えてくれたおかげで、面接での回答に自信を持てました。
自分だけでやった時に比べて、質の高い対策ができました。
転職エージェントは転職のプロで、「ワーママの場合、どうアピールすれば選考で有利になるか」といったことを知り尽くしています。
大手はこうしたノウハウに特に強く、ブランクがあって経歴に自信のないワーママの方でも、前職の経験からあなたのアピールポイントをたくさん見つけてくれます。
また、馴染みのエージェントの紹介だと企業側も安心するため、エージェントを使うだけで個別に応募するよりも選考で有利になるのは間違いありません。
付き合いの長いエージェントは、企業から「この人数は必ず〇〇エージェントからとる」のように専用の採用枠をもらっていて、その枠に滑り込めることもあります。
理由4. 転職でのミスマッチが起きにくい
求人票には“子育てに理解のある職場”と書かれていましたが、エージェントに確認すると、部署によっては繁忙期の残業が避けられないといった悪い面も教えてもらえました。
事前にデメリットも知った上で入職したので、不満なく働けています。
転職エージェントを使えば、「いざ働き始めたら、思っていたのと違った」といったミスマッチは起こりにくくなります。
求人のデメリットや裏側も踏まえて、あなたの希望にマッチする求人だけを紹介してくれるからです。
エージェントは、求人票からは読み取れない、以下のような情報も大量に持っています。
- 職場の雰囲気はどうか、現場のリーダーはどんな人柄か
- 休みのとりやすさ、サービス残業の実態はどうか
- 直近でどれだけ人が辞めているか
現場に通って職員に話を聞いたり、過去にサポートした人へも聞き取りをして、こうした情報を日々集めています。
「帝国データバンクの調査(2024年)」によると、国内の半数以上の企業は人手不足を感じていて、採用に苦労している企業が多いのが現状です。
とにかく人が欲しいあまり、面接でも肝心なデメリットを教えてくれない企業もあります。
いざ働き始めてから、以下のような隠れたデメリットに後悔するケースはよくあります。
- 「実はきついノルマがあり、達成しないとまともに稼げない」
- 「サービス残業が当たり前の社風」
- 「雑用ばかりで、スキルが全然身につかない」
エージェントはこうした職場ごとの悪い点についても先に教えてくれるため、転職の失敗を防げるようになります。
なぜここまでしてくれるの?
エージェントは、転職を成功させないと利益が出ない仕組みで、ミスマッチはエージェントにとっても損になるからです。
転職エージェントは、企業にあなたを紹介することで、企業から紹介料を受け取るビジネスです。
この紹介料は、仮にあなたが3ヶ月以内など短期で辞めた場合は、企業に返金するルールがあります。
あなたにすぐに辞められると、転職エージェントは紹介料が手に入らず、大損になるのです。
長く続けられる職場に転職してもらい、利益につなげるためにも、ミスマッチを防ぐことに全力を注いでくれます。
デメリットは使い方次第で解消できる
転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。
- ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
→実績のある大手のエージェントだけを選ぶ
→3社以上使い、ハズレの担当がついたエージェントの利用をやめる - ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
→年収、キャリアの面で自分に合ったエージェントを選ぶ
6. ワーママの転職についてよくある質問
最後に、ワーママの転職についてよくある以下の質問に回答していきます。
- ワーママの転職は難しい?
- ワーママの転職で後悔するパターンとは?
- ワーママの転職にベストなタイミングは?
- ワーママにとって働きやすい職場を探すコツは?
- 未経験でもできる、育児との両立がしやすい仕事は?
6-1. ワーママの転職は難しい?
働ける時間や日にちに制限があり、対象となる求人が減るため、一般の転職よりは難しいです。
企業側は、休みなく、長い時間働いてくれる人が欲しい本音があり、子供の都合で急な休みも多いワーママは不利になりやすいです。
ただ、子育てとの両立に積極的な企業は年々増加していて、ワーママの転職チャンスは広がり続けています。
これは、子育て支援の仕組みが充実した企業に国がつける「くるみん」という認定マークの取得企業が、年200~300社のハイペースで増加している点でも明らかです。
引用:厚生労働省「くるみん」
こうした認定マークもある優良企業の求人は、転職エージェントしか持っていないケースも多いので、必ず活用しておきましょう。
6-2. ワーママが転職で後悔するパターンとは?
よくあるパターンには、以下があげられます。
- 時短勤務などの制度はあるが、使う人がほぼいない職場だった
- 子育てと両立しやすいが、単純作業ばかりで、今後のキャリアにつながらない仕事だった
応募を集めるために、求人票では「時短勤務」などの制度をアピールしても、実際は使う人が少なく、活用できない職場もあります。
入社にあたっては、念の為「転職会議」のような元社員の口コミがわかるサイトで、使いやすい雰囲気があるのかは確認しておきましょう。
また、将来的には「第一線で活躍したい」「責任ある仕事がしたい」といった方は、エージェントにこの点も踏まえた求人紹介を頼みましょう。
勤務開始してすぐは時短勤務ができないケースも
時短勤務の制度はあっても、「使えるのは1年後から」のように、すぐ使えないケースもあるため注意しましょう。
「厚生労働省の資料」でも、勤務開始から1年以内の人の時短勤務は拒否できるというルールが載っていて、実際にこうした対応をとる企業もあります。
時短勤務の職場に応募する方は、すぐに使えるかもエージェントに事前に確認しておきましょう。
6-3. ワーママの転職にベストなタイミングとは?
保育園が決まっていたり、小学校入学後で、今後の子育てにかかる時間の見通しがたったタイミングがベストです。
勤務できる時間帯やどれだけ残業ができるかなど、はっきり説明できた方が企業側も安心するため、内定は出やすいです。
育休中などで、保育園が決まらない段階で転職をしても、予定通りに決まらずに、働けなるリスクがあります。
また、小学校入学後は、以下の理由で想定以上に両立が難しくなるケースも多いので注意しましょう。
- 学童保育は、保育園のように延長できず、18時には帰宅になる
- 夏休みや冬休みで子供の在宅時間が増える
- 小学校入学後は時短勤務が使えない企業がある
こうした点から、保育園が決まる前や、小学校入学前後の転職はおすすめしません。
6-4. ワーママにとって働きやすい職場を探すコツは?
働く上で重視するポイントによって、以下の条件の職場をエージェントに紹介してもらうといいでしょう。
重視するポイント | おすすめできる職場の条件 |
出産、育児、家庭との両立のしやすさ | ・産休・育休の取得率が高い ・リモートワークに対応 ・フレックスタイム制がある ・1日6時間のように、時短勤務ができる制度がある ・社内に託児所が設置されている |
キャリアアップのしやすさ | ・女性の管理職や役員の割合が大きい ・実績を出せば男女関係なく大幅な昇給、昇格が狙える評価制度がある |
また、こうした条件面で優れた会社は、以下のような認定マークをとっていることが多いです。
認定マーク | 内容 |
![]() |
・厚生労働省が、仕事と子育ての両立に力を入れる企業に出すマーク ・育休の取得率や、残業時間の短さが認定基準 |
![]() |
・厚生労働省が、女性の活躍に力を入れる企業に出すマーク ・女性管理職や女性社員の割合が認定基準 |
マークのある会社をメインで探していくと、働きやすい職場が見つかりやすいです。
6-5. 未経験でもできる、育児との両立がしやすい仕事は?
両立がしやすい仕事と、その理由をまとめると以下の通りです。
両立しやすい理由 | |
事務職 | 決まった仕事をこなすのが基本で、急に忙しくなることもあまりなく、残業が少ない |
サービス、接客業 | シフト制で、時間が固定ではないことも多く、予定に合わせて勤務時間を変えやすい |
コールセンター | 大手だと十分な人員を確保していて、育児による急な遅刻や欠勤もカバーできる職場が多い |
まとめ
時短勤務を希望する方におすすめの転職サイトについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
時短勤務希望の方は、まず以下から直近の年収別に3社の転職エージェントを使いましょう。
おすすめ度各社の特徴
・ おすすめ サイト |
~400万円 | 400~ 600万円 |
600万円~ |
・ リクルートエージェント |
◎ | ◎ | ◎ |
・ type転職エージェント |
◎ | ◎ | ◯ |
・ マイナビエージェント |
◎ | ◯ | ◯ |
・ doda |
◯ | ◎ | ◯ |
・ パソナキャリア |
△ | ◯ | ◎ |
・ JACリクルートメント |
× | △ | ◎ |
・ おすすめ サイト |
|
・ リクルートエージェント |
公開求人数が30万以上と最多の大手で、地方の求人にも強い |
・ type転職エージェント |
ITエンジニア、営業職、女性のサポートに強く、主に一都三県が対象 |
・ マイナビエージェント |
新卒領域では最大手なのもあり、若手向けの優良求人が多く20代は登録必須 |
・ doda |
業界No.2の求人数を誇る大手で、あらゆる年代の転職に対応 |
・ パソナキャリア |
半数以上の求人が年収800万以上で、管理部門や女性の管理職の転職に強い |
・・ JACリクルートメント |
ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、年収600万円以上は登録必須 |
年収600万円以上の方は、転職エージェントとあわせて以下のようなスカウトサービスにも1社は登録しておきましょう。
- ビズリーチ ★最もおすすめ
- リクルートダイレクトスカウト
- doda X
以下のような求人サイトは、転職エージェントを3つ以上使っても決まらなかった時の最終手段として使いましょう。
当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。
子どもが小さいので面接の日程調整が難しいかと思いましたが、エージェントがこちらの都合を最優先して調整してくれました。
スムーズに選考を進められたのが良かったです。