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ANA(全日本空輸)の年収は?年齢・職種・役職別にわかる実態と全注意点

ana

「ANAの年収はどのくらい?」「どのように上がっていく?」など、全日本空輸株式会社(以下、ANA)の年収が気になっていませんか?

ANAの正社員の平均年収は1,172万円で、航空業界の中でも高いです。しかし、高い年収の裏に、働く上での注意点もあるので、これからANAで働こうという人は知っておく必要があります。

このページでは転職エージェントとして数多くの人の転職支援をしてきた筆者が、ANAの年収について、知っておくべきことを下記の流れで紹介します。

  1. ANAの年収は?年齢・職種・役職別にすぐわかる
  2. ANAの年収以外の評判・働きやすさについて
  3. ANAはそもそもどんな会社か
  4. ANAへの転職を目指す人へ|採用・求人情報
  5. ANAへ転職する際におすすめの転職エージェント
  6. ANAの中途採用の面接想定質問40選と、面接・書類選考のポイント集【年齢別】

最後まで読めば、ANAの年収はいくらか、年齢・役職別にはどうなのか、他社と比べてどうなのかまで、ANAの年収の全てがわかるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
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ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

著者の詳細なプロフィールは「こちら」

1. ANAの年収は?年齢・職種・役職別にすぐわかる

ANAの正社員の平均年収は、1,172万円です。

これは航空業界の中でも高水準で、同じ大手航空会社の「スカイマーク」「ジェットスター・ジャパン」と比べても高いです。

1-1. 職種別の年収

ANAには以下3つの職種がありますが、それぞれ平均値は変わります。

  • グローバルスタッフ職(グループの幅広い業務を担当する総合職に相当):500万円~2,000万円
  • 客室乗務職:300万円~800万円
  • パイロット:1,200万円~2,500万円

1-2. 年齢別の年収水準

業界内での情報や社内の口コミを元に集計すると、ANAの年齢別(全職種)の給与の平均値は以下の水準です。

25歳 350万円~400万円
30歳 450万円~500万円
35歳 600万円~605万円
40歳 700万円~750万円
45歳 750万円~800万円
50歳 800万円~850万円

役職、残業時間によっても左右されますが、平均すると、上記の水準になります。なお、ANAの平均残業時間は8~9時間です。(人事関連データより)

参考:年齢別(客室乗務職)の年収目安

役職目安 年収目安
~30歳 350万円~450万円
31~35歳 450万円~550万円
36~40歳 500万円~600万円
41~45歳 550万円~650万円
46歳~ 600万円~700万円

1-3. ANAの給与の口コミ・満足度のまとめ

ANAの社員の口コミを分析した結果、給与面で下記の傾向があることがわかりました。

  • 基本給が低めで、年収におけるボーナスでの割合が多い
  • パイロットや客室乗務員の場合は、搭乗回数によって大きく年収に影響が出る
  • コロナ禍などの外部環境の変化で、年収の幅が多い

職種によって給与形態が異なるので、待遇に関しての声はバラツキがありました。

  • グローバルスタッフ職:管理職になるまでは上がり幅が少ないが、管理職になった後は満足できる
  • 客室乗務員:基本給は低いが、搭乗に伴う手当が充実している、しかし、搭乗回数によって振れ幅が大きい
  • パイロット:年収は高く満足しているが、搭乗回数によって振れ幅が大きい

客室乗務員やパイロットについては、搭乗回数の変動によって、給与の変動幅があります。

搭乗にあたっては、以下2つの要素によって、思ったように搭乗できないことがあるので、注意が必要です。

  • 搭乗便の数の影響(コロナ禍での減便など)
  • 搭乗にあたる厳しい身体検査

また、職種問わず、年収におけるボーナスの割合が多いです。

年収を決定する大きな要素であるボーナスや手当は、コロナなどの外部環境によって大きく変わることがあるので、その点の注意が必要です。

1-4. 同業他社との年収比較

陸運/鉄道/海運/航空の平均年収は、426万円(転職サイト「doda」調べ)ですから、ANAの平均年収は業界内でも高い水準と言えます。

一緒に検討される大手企業と比較すると下記の通りで、同じ大手航空会社と比べても高くなります。

平均年収 平均年齢 平均勤続年数 待遇の口コミ評価
ANA 1,172万円 41.3歳 14.9年 3.3
JAL 1,011万円 40.2歳 14.9年 2.8
スカイマーク 593万円 36.5歳 9.0年 2.6
Peach Aviation 396万円 32歳 5年 2.2
ジェットスター・ジャパン 470万円 32.7歳 6年 3.0

※各社最新のIR情報・就職情報サイトなどを参考に作成

1-5. 役職別の年収

ANAの役職別(グローバルスタッフ職)の年収の目安は、それぞれ下記の通りとなっています。

役職目安 年収目安
J等級 400万円~450万円
P等級 450万円~600万円
AM等級 700万円~750万円
マネージャー 1,000万円~1,050万円
課長 1,150万円~1,200万円
部長 1,550万円~1,600万円
執行役員クラス 2,000万円~

そして、ANAのパイロットの年収の目安は、それぞれ下記の通りとなっています。

役職目安 年収目安
副操縦士 1,200万円~
機長 2,000万円~

1-6. ANAの評価制度

ANAではMBO評価が導入されています。

評価項目 内容 頻度
MBO評価 目標の達成率、プロセス 3回/年(年度初め、中間、年度終わり)

上記の通り、年3回の面談があり、目標の達成率やプロセスなどについて評価を受けます。

実際に目標を達成すれば評価されるという声は多いものの、一部上司とうまくやれているかの方が大事と感じるとの声もありました。

1-7. ANAで年収を上げるポイント

評価制度を踏まえ、ANAで働きながら年収を上げるためには、下記2点が重要です。

  • 目標は必達、できる限り目標を大きく超える数字を出すことでグレードを上げてもらう
  • 日々の仕事で、同僚や上司から評価されるようアピールしておく

逆に言えば、「上記を行う自信がない」という方は、ANAでは大幅な年収アップを期待できないので、他社をおすすめします。

1-8. ANAの福利厚生

ANAの福利厚生は下記の通りとなっていて、大手ならではの高水準といえます。

休暇 ・年間休日121日
・土・日・祝日休暇(配属先によってシフト制となるが、その場合は振替休日制度あり)
・年次有給休暇制度
・夏季休暇
・産休、育休制度
・リフレッシュ休暇
住宅関連 住宅手当あり、寮・社宅制度あり
年金・財形関連 財形貯蓄制度、社員持株会
退職金 あり
その他 航空券の優待制度、など

上記の中でも、航空券の優待制度は大手航空会社ならではの福利厚生と言えます。

2. ANAの年収以外の評判・働きやすさについて

業界内での情報や口コミを元に、社員からのANAの評価をまとめると、下記の通りです。

評価 人気企業内順位
待遇 3.3 153位/300社
ワークライフバランス 3.4 163位/300社
キャリア・成長 3.1 138位/300社
やりがい 3.7 83位/300社
職場の雰囲気 3.5 88位/300社

ここまで紹介してきた待遇(給料や福利厚生)以外の下記4項目について、社内からの内部事情も含め、紹介していきます。

  1. ワークライフバランス
  2. 成長・キャリアアップ
  3. やりがい
  4. 職場の雰囲気

2-1. ワークライフバランスに関する口コミ

フレックスタイム制度など、働きやすい制度が充実しているので、子どもの送迎などと両立できるとの口コミがあります。

また、コロナ禍でリモートワークが進んでいたものの、2023年から対面でのコミュニケーションを重視したハイブリッドワークへと移行しています。(参照元:ANA)

なお、運行に直接影響のない部門の場合は、リモートワークも併用できるので働きやすいという口コミもあります。

有給は、会社で積極的に推奨していて、繁忙期を除けば、基本的には希望通りに取得できるとの声が多いです。

部署や役職によっては、下記のようにワークライフバランスが悪いと感じる方もいました。

  • 本社:年間を通して残業が多い傾向
  • 客室乗務員・パイロット:休日でも運航に備えて飲酒を抑えたりする必要があるなど、プライベートの調整が難しい
  • 管理職:昇進前に比べて業務時間が長い傾向

会社全体の残業時間の平均は8~9時間ですが、部署・役職によってはハードワークが必要です。(人事関連データより)

特に、旅行シーズンなどの繁忙期は、運航に関わるどの部署も忙しい傾向にあるので注意が必要です。

2-2. 成長・キャリアアップに関する口コミ

客室乗務員の方からは、入社3年目以降には国内線の責任者の資格が取得できるなど、早いうちから責任のある仕事が任せられて成長を実感できた、との声があります。

技術職の方からは、航空機の整備関連のスキルは高まるとの声が複数ありました。

一方、航空関連のスキルは身につくものの、他業種ですぐに活躍できるようなスキルは身につけづらいと感じる方がいることも事実です。

また、事務系の職種で入社した方からは、異動が多いので、業務に関する深いスキルが習得できなかったとの声もあります。

2-3. やりがいに関する口コミ

特に、安全なフライトのためにチーム一丸になって業務に取り組んでいるので、日々の業務で充実感があるとの声が多いです。

以前から航空業界に強く憧れを持って入社している方が多く、業務内容そのものが好きな方が多い傾向です。

また、客室乗務員の方からは、お客さまから直接お礼を言われる機会が多いので励みになったとの声も多いです。

一方、業務内容そのものは同じ事の繰り返しが多いので飽きる、との声があるのも事実です。

2-4. 職場の雰囲気・人間関係に関する口コミ

特に、安全面や法令遵守に対する意識は非常に高いとの声が多いです。

そして、プロフェッショナル意識が高いため、若手であっても高い業務遂行能力が求められるとの声があります。

ただ、年功序列の色合いが強く、現場は体育会系のような空気が流れているとの声が複数上がっています。

参考:ANAから転職で出ていく人の事情やキャリア

ANAは長く働く人の多い会社で、直近のグループ全体の自己都合の離職率は2~3%台で推移しています。(人事関連データより)

しかし、以下の理由で転職を検討される人もいます。

  • 航空業界以外で通用するスキルを身に付けたい
  • 土日関係なく長距離のシフトが組まれるので、家族の時間が取りにくい

参考:ANAとあわせて検討される企業との比較

ANAとあわせて検討される航空会社としては以下が挙げられます。

  • JAL:国内線・国際線を幅広く展開し、ANAと並ぶ日本を代表する大手航空会社
  • スカイマーク:羽田空港を中心に国内線を展開し、大手より手頃な運賃を強みとする
  • Peach Aviation:関西空港を主要拠点に国内線・国際線を展開するANAグループのLCC
  • ジェットスター・ジャパン:成田空港を主要拠点に国内線を中心として運航するLCC

それぞれの会社の社内からの評価を比較すると以下の通りで、最高得点を赤字にしています。

待遇 ワークライフバランス キャリア・成長 やりがい 職場の雰囲気
ANA 3.3 3.4 3.1 3.7 3.5
JAL 2.8 3.3 3.0 3.7 3.7
スカイマーク 2.6 3.3 2.8 3.4 3.2
Peach Aviation 2.2 3.5 3.0 3.3 3.4
ジェットスター・ジャパン 3.0 3.0 2.9 3.1 3.6

他社と比べても全体的な評価が高く、特にやりがい・キャリア成長面の社内からの評判が良い会社です。

私が転職エージェントとして聞いた実際の社員の声

私が転職エージェントとして働く中でも、元社員の方から、以下のような声をよく聞きます。

  • 憧れだった航空業界で働けているので、仕事にやりがいを持ちやすい
  • 研修制度や先輩社員からの指導が充実しているため、成長を実感しやすい

ただ、疫病や天災の影響で業績が下がると、待遇も一気に下がる点に不安がある、と話す方もいます。

過去にサポートした中でも、「もっと安定した収入が得られる環境に行きたい」との理由で転職を希望される方もいたため、この点には注意しましょう。

3. ANAはそもそもどんな会社か

引用:ANAグループ

ANAは、国内線・国際線で国内最大級のネットワークを持つ、日本を代表する航空会社です。

1952年に日本初の純民間航空会社「日本ヘリコプター輸送」として創業し、2機のヘリコプターから事業をスタートしました。

会社ホームページ:https://www.ana.co.jp/group/

3-1. 会社概要

社名 全日本空輸株式会社(ALL NIPPON AIRWAYS CO., LTD.)
設立 2012年(平成24年)4月2日
代表者 代表取締役社長 平澤 寿一
従業員数 14,983名(2026年3月31日現在)
本店所在地 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター
事業内容 ・定期航空運輸事業
・不定期航空運輸事業
・航空機使用事業
・その他付帯事業

3-2. 事業内容

ANAの事業は大きく以下4つがあります。

  • 旅客輸送:国内線・国際線を運航し、国内各地や日本と海外を結ぶANAの中心事業
  • 航空貨物:航空機を使って、企業の商品や部品などの貨物を国内外へ輸送する
  • 運航・整備:航空機の整備や運航管理など、安全で安定したフライトを支える
  • 空港・航空関連サービス:空港での旅客対応や手荷物・貨物の取り扱いなど、航空輸送を地上から支える

国内・国際線を担うANAに加え、グループにPeachなども持ち、異なる価格帯・需要に対応できる点が強みです。

旅客便だけでなく、貨物専用機も保有し、国内外で航空貨物を運ぶ物流事業も展開しています。

ANAグループ全体では、航空事業のほか、旅行、商社、システム開発、シンクタンクなどの事業も展開しています。

3-3. トップメッセージ

ana_ceo

引用:ANA「CEOメッセージ」

私たちは、「安全」を何よりも大切にしながら、DXと「人の力」を磨き、ANAをさらに成長させていきます。

ANAの歴史を創ってきたのは、前例のないことにも挑戦してきた一人ひとりの力です。

皆さんにも失敗を恐れず挑戦し、その情熱で新しいANAの未来を一緒に創ってほしいと思います。

3-4. 今後の事業展開

2026年に発表された「ANAグループ 価値創造ロードマップ2030」の内容を踏まえると、ANAは今後以下に注力する予定です。

  • 国際線をさらに拡大
    羽田の発着枠を活かしつつ、成田空港の拡張後は北米・アジア線を中心に増便し、2030年度までに国際線の供給量を約3割増やす。
  • 航空貨物を第2の収益の柱に育成
    日本貨物航空(NCA)との統合を進め、欧米路線や半導体関連装置など高単価貨物を増やし、旅客に偏った収益構造を変える。
  • 国内線の収益性を改善
    小型機の導入や運賃の見直し、訪日客の国内移動の取り込み、空港業務の省人化などで、収益性が低迷する国内線を立て直す。
  • Peachを活用して訪日需要を取り込む
    関西空港を中心にPeachの国際線を増やし、ANAが就航していない路線も開拓することで、グループ全体のネットワークを広げる。
  • 人材・DXへの投資を強化
    AIやデジタル技術による省人化・業務効率化を進める一方、人にしか生み出せない接客やサービスの価値を高める。 

以上を踏まえると、以下のような方は、今後活躍のフィールドが広がるでしょう。

  • 海外事業やグローバル営業、マーケティングなどの経験がある方
  • 物流・サプライチェーンや航空貨物に携わった経験がある方
  • 自動化やDX、AI・データ活用などを通じて、業務の効率化・省人化を進めた経験がある方
  • 事業企画や業務改善など、既存事業の収益性向上に携わった経験がある方
  • 商品・サービス企画や顧客体験の改善に携わった経験がある方

4. ANAへの転職を目指す人へ|採用・求人情報

ここまでの内容を踏まえ、ANAへ転職したいと考えている方に向け、ANAの採用・求人情報を紹介します。

新卒でANAを目指す、という方は新卒採用ページ(https://www.ana.co.jp)からプレエントリーをし、情報を得ましょう。

4-1. ANAの採用職種

ANAの中途採用職種は大きく以下2つがあります。

  1. グローバルスタッフ職:グループの幅広い業務を担当する、総合職に相当
    →オペレーション、DX、マーケティング、コーポレート、技術統括、生産技術、整備部品・機材調達、品質保証など
  2. 客室乗務職(CA):航空機内の安全を守り、乗客対応を行う

運航乗務職(⾃社養成パイロット)は、新卒のみの募集となっています。

4-2. 求人情報

過去に大手転職エージェントやANAの「中途採用サイト」で募集されていた求人情報をご紹介します。

グローバルスタッフ職

求人概要 募集サイト 予定年収 勤務地
CX戦略(データ分析・マーケティングテクノロジー戦略企画) doda 500万円~1,000万円 東京都港区
オペレーション(快適な空の旅を届ける企画・管理業務など) doda 450万円~700万円 羽田空港内(東京都大田区)
経理・財務(税務・決算・会計など) doda 500万円~1,000万円 東京都港区
AI活用(最先端の生成AIを活用した業務変革・定着推進) doda 500万円~1,000万円 東京都港区
ITアーキテクト(ANAグループのITアーキテクチャを設計) doda 500万円~1,000万円 東京都港区、大田区
航空機機材管理 doda 非公開 羽田空港内(東京都大田区)

グローバルスタッフ職では、航空会社ならではの運航・整備系に加え、経理やマーケティング、ITなど一般企業にもある職種まで幅広く採用しています。

客室乗務職

求人概要 募集サイト 月給 勤務地
 客室乗務職 中途採用サイト 22~24万円(基本給+職務調整手当) 国内外事業所
※ベースは東京国際空港(羽田)

客室乗務職は、TOEIC600点程度の英語力が求められます。

4-3. 採用メッセージ、求められる人物像

ANAは、グループの経営理念として以下を掲げています。

~安心と信頼を基礎に、世界をつなぐ心の翼で夢にあふれる未来に貢献します~
「安心と信頼」はANAグループとお客様との約束であり、経営の根幹に位置づけられる私たちの責務です。
エアライン事業を中核とするANAグループは、「挑戦し続ける」「強く生まれ変わる」「いつもお客様に寄り添う」気持ち、「心の翼」をもって、永続的にこれからの社会の発展に貢献し、「夢あふれる未来」創りの一翼を担っていきます。

引用元:ANAの理念

安全や信頼を大切にしながら、新しいことにも積極的に挑戦できる人材が求められています。

また、ANAはグループの行動指針として以下5つを出しています。

  1. 安全:安全こそ経営の基盤、守り続けます。
  2. お客様視点:常にお客様の視点に立って、最高の価値を生み出します。
  3. 社会への責任:誠実かつ公正に、より良い社会に貢献します。
  4. チームスピリット:多様性を活かし、真摯に議論し一致して行動します。
  5. 努力と挑戦:グローバルな視野を持って、ひたむきに努力し枠を超えて挑戦します。

前職の経験などから、こうしたマインドを持って働けることが伝えられると、選考でアピールになります。

4-4. ANAの転職難易度

ANAへの転職難易度は「かなり高い(高度なスキルや経験があっても難しい)」です。

そもそも中途採用を積極的に行なっておらず、高い知名度や、安定性などから、転職人気企業ランキング上位の常連で、高い倍率を勝ち抜かなければいけません。

そのため、以下を徹底しないと合格は難しいでしょう。

  • 自分の経験、スキルに合ったポジションに応募する
  • 求める人物像を理解し、活躍できる人材であることをアピールする
  • 過去の傾向を分析し、面接・選考対策を徹底的に行う

4-5. ANAへはどうやって応募すべきか

ANAに応募するには、以下の3つの方法がありますが、必ず転職エージェントを使い応募しましょう。

転職エージェントを使うべきなのは、以下の点でANAの転職に有利になるからです。

  • インターネット上に出ていない、ANAの非公開求人に応募できる
  • ANAの傾向を踏まえた選考対策(面接対策、書類添削)をしてくれる
  • ANA側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
  • 内定時に給与交渉をしてくれる

ページの後半で、転職エージェントについて詳しく解説をしますが、ANAに転職したい方が使うべきエージェントは下記の3社です。

これらに登録し、「ANAに転職したい」と伝え、サポートを受けましょう。

上記エージェントは先ほどANAと比較した他社への転職にも強いので、他社に応募する際にも使えます。

5. ANAへ転職する際におすすめの転職エージェント

ANAの転職を目指す際に使うべきエージェントは下記の3つです。

この3つに登録し、ANAやその他希望する企業に転職したいと相談しましょう。

これらを選んだ理由は下記3つです。

  • 大手で求人数も多く、ANAの求人も持っている可能性が高い
  • ANAへの転職を有利にするためのノウハウを持っている
  • 提案力・交渉力が高く、転職の強い味方になってくれる

一つずつ解説していきます。

5-1. JACリクルートメント

JACリクルートメント

「JACリクルートメント」は、ハイクラス専門の転職エージェントです。

ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いです。

ANAの中でも、年収800万円以上のポジションを狙う方は、必ず使っておきましょう。

ただし、ハイクラスな人材でないと判断されると十分なサポートを受けられませんので注意しましょう。

JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/

5-2. LHH転職エージェント

lhh

「LHH転職エージェント」は、世界的に有名な大手人材会社アデコの運営する、ハイクラス向けの転職エージェントです。

サポートを受けた利用者は、平均で年収を約100万円上げていて、年収アップの転職に強みを持ちます。

これまでの経験を活かしつつ、今よりポジション、年収を上げる転職がしたい方には特におすすめです。

LHH転職エージェント公式ページ:https://jp.lhh.com

5-3. doda

「doda」はパーソルキャリアが運営する、業界トップクラスの実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。

求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。

過去のサポート実績から社内にデータやノウハウが蓄積されているだけでなく、企業とのパイプも強いので、人気企業を目指すなら一度は相談しておきましょう。

doda公式ページ:https://doda.jp/

6. ANAの中途採用の面接想定質問40選と、面接・書類選考のポイント集【年齢別】

この章では、ANAの中途採用選考でアピールすべきポイントや、面接の想定質問を紹介します。

6-1. ANAの中途採用で聞かれる想定質問40選

ANAの面接を想定して、想定質問を作成しました。年齢別に以下のように40個用意しましたので、準備しましょう。

このページでは、どの企業でも聞かれるような、一般的な質問はあえて入れませんでした。

一般的な質問や、答え方を「プロ直伝!転職面接の質問99例の答え方とわかりやすく伝える全ノウハウ」でまとめていますので、合わせてしっかり準備しましょう。

全ての人が準備すべき質問10個

  1. ANAのサービスにおいて、顧客満足を高めるためにどのように自分の経験を活かしたいと考えていますか?
  2. チームで成果を上げるために、他メンバーと協力した経験があれば教えてください。
  3. 業務が忙しい中でどのようにストレスを管理し、モチベーションを維持してきましたか?
  4. ANAのサービス基準に合わせ、自分の業務スタイルをどう調整していきたいと考えますか?
  5. 過去に顧客対応で難しい場面を経験した際、どのように対応して満足度を維持しましたか?
  6. 安全性を確保するために、日々の業務で特に意識していることは何ですか?
  7. 新しいスキルや知識を習得するために、どのような努力をしてきましたか?
  8. ANAのブランド価値を高めるために、自分が特に貢献できると考えるポイントは何ですか?
  9. 業務上のミスを防ぐために、心がけていることや工夫について具体的な例を教えてください。
  10. 業務改善のために行ってきた提案や実行した取り組みがあれば教えてください。

若手社員(第二新卒〜30歳前後)が準備すべき質問10個

  1. ANAで早期に成果を出すために、新しい環境でどのように準備をしたいと考えていますか?
  2. 自分が過去に行ったチームでの貢献について、具体的に教えてください。
  3. 航空業界が未経験の場合、どのようにスキルを身につけ、成長したいと考えますか?
  4. 若手として現場で気をつけている点や、上司や先輩から学んだことがあれば教えてください。
  5. ANAのブランド価値に貢献するために、どのような姿勢で仕事に取り組みたいと考えていますか?
  6. 自分の強みがANAの現場でどのように役立つと考えていますか?
  7. 未経験の業務に対して、どのようにアプローチしてきたか具体例があれば教えてください。
  8. チームメンバーと協力する際に、特に意識していることは何ですか?
  9. ANAで働くことで、自分が目指す成長やキャリアビジョンについて教えてください。
  10. 顧客満足を目指して、これまでに工夫した対応方法があれば教えてください。

中堅社員(30代〜40歳前後)が準備すべき質問10個

  1. ANAの現場で即戦力として、どのように貢献できると考えていますか?
  2. 過去の業務経験から得たリーダーシップスキルを、ANAでどのように活かしたいと考えますか?
  3. これまでに培ったスキルがANAの業務でどう役立つかを具体的に教えてください。
  4. チームメンバーの指導や育成を行う際、特に意識していることは何ですか?
  5. 顧客対応や業務改善で達成した具体的な成果について教えてください。
  6. ANAの業務プロセスに適応するために、自分がどのように柔軟に対応したいと考えていますか?
  7. 問題が発生した際にリーダーシップを発揮して解決した経験があれば教えてください。
  8. ANAで自分が挑戦したいプロジェクトや担当したい分野について教えてください。
  9. チーム全体のパフォーマンスを向上させるために行った取り組みについて具体的に教えてください。
  10. クライアントや顧客との関係構築で大切にしていることについて教えてください。

管理職、シニア(40代以上)が準備すべき質問10個

  1. ANAの組織目標に対して、自分がどのように貢献したいと考えていますか?
  2. 部門を率いる管理職として、チーム全体の成果を最大化するためにどのようなアプローチを行ってきましたか?
  3. 安全性と効率性を両立させるために、これまでに行ってきた具体的な取り組みがあれば教えてください。
  4. 組織のリーダーとして、どのように目標を設定し、メンバーを導いてきたかを教えてください。
  5. ANAの企業価値を維持・向上させるために、自分のマネジメント経験がどう役立つと考えますか?
  6. 過去に取り組んだリスク管理や、予期せぬトラブルへの対応経験があれば教えてください。
  7. 部門全体の目標達成に向けて行ったコミュニケーションや施策について具体的に教えてください。
  8. ANAのグローバル展開を支援するために、自分のスキルをどのように活かしたいと考えますか?
  9. 組織の変革を推進するために、自分が重要視しているリーダーシップスタイルについて教えてください。
  10. ANAの組織目標やチームの成長に貢献するために、自分が果たせる具体的な役割について教えてください。

6-2. ANAの中途採用選考でアピールすべきポイント

ANAへの転職を目指す人がアピールすべきことを、以下の4つに分けて紹介します。

  1. 全ての人がアピールすべきポイント
  2. 若手社員(第二新卒〜30歳前後)がアピールすべきポイント
  3. 中堅社員(30代〜40歳前後)がアピールすべきポイント
  4. 管理職、シニア(40代以上)がアピールすべきポイント

1. 全ての人がアピールすべきポイント

面接の質問に答える際や、職務経歴書を書く際は、以下のポイントを意識し、アピールするといいでしょう。

  • 顧客視点での対応意識
  • 安全意識とリスク対応力
  • チームワークと協力姿勢
顧客視点での対応意識

ANAは「お客様第一」を掲げ、常に顧客視点でのサービス提供が求められます。

過去に顧客対応で工夫したことや、改善に取り組んだ経験を具体例を挙げて示し、ANAのサービス基準に沿った対応力があることをアピールしましょう。

安全意識とリスク対応力

ANAの航空業務では、安全性が何よりも重要です。

リスク予測やトラブル対応の経験を具体的に伝え、ANAの厳格な安全基準に適応できる姿勢を示しましょう。

チームワークと協力姿勢

ANAの業務はチームでの協力が不可欠です。

異なる部署や職種のメンバーと協力して成果を上げた経験を示し、ANAでのチームプレーヤーとしての適性をアピールしましょう。

2. 若手社員(第二新卒〜30歳前後)がアピールすべきポイント

若手社員でANAへの転職を目指す方は、下記のポイントも伝えられるようにしましょう。

  • 学習意欲と成長姿勢
  • 柔軟なフィードバック対応
  • 顧客対応での配慮
学習意欲と成長姿勢

ANAでは若手社員にも成長が期待されます。

自ら積極的に学び、成果を上げた経験を伝え、航空業界での成長意欲を示しましょう。

柔軟なフィードバック対応

若手には指導を受けて柔軟に成長する姿勢が求められます。

職場でフィードバックを受け、改善に取り組んだ具体的な経験を挙げ、柔軟に学び続けられる姿勢を示しましょう。

顧客対応での配慮

若手社員がANAで担う顧客対応には、細かな配慮と迅速な対応が必要です。

顧客に対する気配りや満足度を高めるための工夫をした経験を具体的に示し、顧客対応力の高さをアピールしましょう。

3. 中堅社員(30代〜40歳前後)がアピールすべきポイント

30代〜40歳前後の中堅社員の方は以下のポイントも意識しましょう。

  • 即戦力としての専門性発揮
  • リーダーシップとメンバーの巻き込み力
  • 業務改善への主体的な提案
即戦力としての専門性発揮

中堅社員には、培った業界知識やスキルをANAで即戦力として活かすことが求められます。

自身の専門知識がANAの業務にどう役立つかを具体的に説明し、即戦力であることをアピールしましょう。

リーダーシップとメンバーの巻き込み力

ANAの中堅社員には、リーダーシップを発揮して周囲を巻き込む力が必要です。

リーダーとしてチームをまとめ、成果を上げた経験を具体的に伝え、ANAでのチーム運営に貢献できるリーダーシップを示しましょう。

業務改善への主体的な提案

中堅社員には、業務効率化や改善の提案力が期待されます。

過去にプロセス改善の提案を行い成果を上げたエピソードがあれば、ANAの業務改善にも積極的に貢献できる姿勢をアピールしましょう。

4. 管理職、シニア(40代以上)がアピールすべきポイント

40代以上の方は以下のポイントも意識しましょう。

  • 戦略的な視点での組織運営
  • リスク管理と安全管理の実践
  • 人材育成によるチーム力強化
戦略的な視点での組織運営

ANAの管理職には、組織全体を見渡した戦略的視点が求められます。

事業戦略の策定に関わり、長期的な視点で組織運営を行った経験を伝え、ANAの戦略的目標に貢献できるリーダーシップを示しましょう。

リスク管理と安全管理の実践

航空業界におけるリスク管理と安全管理は、管理職として必須のスキルです。

危機管理の経験や、安全確保のための取り組みを具体例を交えて伝え、ANAの安全基準を支えられる信頼性をアピールしましょう。

人材育成によるチーム力強化

管理職には、次世代リーダーの育成やチーム全体の成長促進が求められます。

ANAの価値観に基づき、後輩の育成やチーム力の向上に取り組んだ経験を具体的に伝え、人材育成への積極的な姿勢を示しましょう。

7. まとめ

ANAの年収を紹介してきましたがいかがでしたか?

改めてANAの正社員の平均年収は1,172万円と航空業界では高い水準で、同じ大手航空会社と比べても高くなります。

これから転職を目指す方は、ANAから内定を取るためにも、内定後に年収を上げてもらうためにも必ず転職エージェントを利用するようにしましょう。

下記3社はANAへの転職に強く、ANAを目指す方が使うべきエージェントです。

以上を参考に、あなたが理想のキャリアを歩めることを心から祈っています。

(参考)ANAと同業他社の平均年収、年齢、勤続年数データの参照元

ANA ANAホールディングス
2025年度「有価証券報告書」
JAL 日本航空株式会社
2025年度「有価証券報告書」
スカイマーク 2025年度「有価証券報告書」
Peach Aviation  平均年収・年齢:口コミサイトなどの情報をもとに算出
平均勤続年数:マイナビなどの就職情報サイトを参照
ジェットスター・ジャパン 平均年収・年齢:口コミサイトなどの情報をもとに算出
平均勤続年数:マイナビなどの就職情報サイトを参照