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転職サイト

品質管理に強い転職サイト5選|経験別のおすすめと知っておくべき注意点

「品質管理に強い転職サイトは?」「未経験から目指すならどこがいい?」など、品質管理の転職に強いサイトが気になっていませんか?

転職サイトは、担当がついて無料で転職サポートを受けられるものから、サポートが全くないタイプまで様々なので注意しましょう。

選び方を間違えると、「興味のない会社の求人しかない」「選考で落ちてばかりで全然決まらない」といった事態になります。

このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、品質管理の方が使うべき転職サイトについて、以下の流れで解説していきます。

このページを読めば、品質管理の転職にはどのサイトを使うべきで、利用の注意点から使いこなすコツまで全てがわかり、転職サイトで失敗することがなくなるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
著者情報を詳しく見る

ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. 結論|品質管理の転職にまず使うべき転職サイト

このページでは、品質管理としての転職を目指す方におすすめの転職サイトについて詳しく解説していきます。

長くなってしまったので先に結論をいうと、経験や現在の年収別に、以下からまず3社を選ぶべきです。

品質管理
経験者
未経験
~500万円 500万円~
doda
マイナビAGENT
ワークポート
type転職エージェント
JACリクルートメント × ×

おすすめ順に並べているため、迷ったら、キャリアに合わせて上から順に◎を3つ選んでおきましょう。

大手・優良企業の品質管理求人のほとんどは、この5社に集中していて、ここから選んでおけば間違いありません。

全て担当者がついて転職のサポートを受けることができ、「転職エージェント」とも呼ばれています。

サイト選びの最大の注意点

転職サイトは、以下の複数タイプがあり、どれを使うかで応募できる企業や選考の通りやすさが全く変わります。

  1. 転職エージェント:担当がついてサポートしてもらえる
  2. スカウトサービス:登録してスカウトを待つ
  3. 求人サイト:自分で求人を探して応募する

結論、品質管理として転職を考える方がまず使うべきなのは、「転職エージェント」です。

ネット上にはこれらをごちゃ混ぜにして紹介するページが非常に多いですが、別物なので注意しましょう。

転職エージェントを使うと担当がついて、転職相談から求人紹介、企業とのやりとりまで全てやってもらえます。

agent

転職エージェントにしか求人を出さない大手・優良企業も非常に多く、使わないと損します。

担当は、企業ごとの過去の面接データも持っていて、選考に通るためのアドバイスもしてくれます。

使うだけでチャンスが広がる、品質管理の転職には必須のサービスです。

他のタイプを使うべき2つのケース

以下に当てはまる方のみ、他のタイプの転職サイトを使いましょう。

  • 年収600万円以上の方
    →スカウトサービス
  • 転職エージェントを3つ以上使っても決まらなかった方
    →求人サイト

年収600万円以上なら「スカウトサービス」も使っておく

まずは転職エージェントを使うべきですが、年収600万円以上の方は、以下のようなスカウトサービスも一つは使っておきましょう。

これは、経歴を登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サービスで、高収入のハイクラスの方を対象としています。

scout

※ヘッドハンター:企業に紹介を頼まれた求人にあった人材を探す業者

品質管理だと、以下に一つでも当てはまる方は、スカウトがもらえる可能性が高いです。

  • 特定の製品の品質管理で3年以上の経験
  • ISOに関する業務経験
  • TOEIC500点以上の英語力
  • 管理職経験

企業からのスカウトだと、いきなり面接に進んでスピーディーに内定が出るケースもあるため、登録しておいて損はありません。

中でもおすすめは、スカウト型の最大手で、30,000社以上の企業からスカウトが受けられる「ビズリーチ」です。

「求人サイト」は最終手段として使う

転職エージェントを3つ使っても決まらなかった方のみ、「リクナビNEXT」のような自分で求人を探して応募する求人サイトを使いましょう。

求人サイトは、サイト上の求人を自分で調べて応募していく転職サイトです。

jobchange_site

ただ、他のタイプには以下の点で劣るため、あくまで最終手段と理解しておきましょう。

  • 求人の量と質が落ちる
    →求人数は他の転職サイトに比べて少なく、人気企業の求人も少ない
  • 選考の難易度が上がる
    →サポートが一切なく、書類選考や面接の対策は全て自力になる

そもそも品質管理とは

わかりやすくいうと、メーカーで不良品を出さないための監督をする仕事です。

食品や機械などのメーカーに必要な職種で、具体的な仕事内容としては、以下があげられます。

  • 不良品への対応:不良品が出た時に原因を調べたり、出ないように製造工程の改善をする
  • 製造工程の管理:品質が保てるよう、製造ラインをチェックしたり働く人の教育をする
  • 作業マニュアルの作成:一定の品質を守るための、細かい製造マニュアルを作る

2024年に世を騒がせたダイハツの不正や小林製薬の紅麹問題のように、不良品を世に出すことは、企業イメージの失墜につながります。

品質管理はこうしたリスクを排除する仕事で、製造業界では重要なポジションです。

品質保証との違いは?

担当する仕事の範囲が、以下のように品質保証の方が広くなります。

品質管理 製造〜販売までの工程の管理
品質保証 製品の企画や原材料の調達〜販売後の満足度調査まで

品質管理が製造工程だけを見るのに対し、製造前の企画段階から関わったり、購入された後の保証にも担当します。

例えば、品質管理にはない、顧客の満足度調査やクレーム対応も行います。

未経験でも転職できる?

全体の1割ほどは未経験歓迎の求人で、未経験でも転職は可能です。

意欲があればOKという求人が多いですが、以下に一つでも当てはまれば、より歓迎されやすいです。

  • 製造業や医療機器業界など、応募先の業界での経験がある
  • ISO規格の知識がある
  • 統計の知識がある
  • 理系の大学出身

製造業はどこも人手不足が深刻なこともあり、未経験からの採用にも積極的な企業が多いです。

未経験から目指したい方は、「ワークポート」のような未経験転職に強い大手エージェントをまず利用しましょう。

可能性があるか、まずどうすべきかといった点で、詳しい担当に親身に相談に乗ってもらえます。

2. 品質管理に強い転職サイト|転職エージェントおすすめ5選

今回当ページでは、品質管理の転職に対応した転職エージェント20社以上を比較し、以下の観点で5社を厳選しました。

  • 20年以上の実績がある大手
  • 品質管理の求人が多い
  • 使った人の評判が極めていい

5社について、キャリア別におすすめ度をまとめたのが以下です。

品質管理
経験者
未経験
~500万円 500万円~
doda
マイナビAGENT
ワークポート
type転職エージェント
JACリクルートメント × ×

大手・優良企業の品質管理求人のほとんどは、この5社に集中していて、ここから選んでおけば間違いありません。

これらは、登録すると担当者がついて、求人の紹介から面接のセッティングや対策まで、あらゆるサポートが受けられます。

agent

具体的には以下6つをしてくれて、あなたは面接以外で企業とやりとりすることがなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

では、おすすめの転職エージェントについて、それぞれ特徴を解説していきます。

2-1. doda:品質管理の求人数は国内トップクラス

doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、製造業界トップクラスのサポート実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。

国内の大手・優良メーカーとは必ずと言っていいほどパイプがあり、豊富なラインナップから紹介が受けられます。

長年の実績から、「まずはdodaさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、有名企業の求人も多いので、登録しておいて損はありません。

向いている人 品質管理経験者・未経験者
求人数(製造業) 約60,000件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
運営歴 1989年~

doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/

2-2. マイナビAGENT:20~30代は利用必須

マイナビAGENT

マイナビAGENT」は、マイナビが運営する、近年急速に力をつけてきた転職エージェントです。

新卒で多くの学生が使っている「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、20~30代の方は必ず使っておくべきです。

転職経験が少なかったり、転職に不慣れな若手のサポートには強くて有名なため、自信がない方には特におすすめです。

向いている人の年収 品質管理経験者(年収〜500万円)
求人数(製造業) 約19,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社マイナビ
運営歴 1973年~

マイナビAGENT公式ページ:https://mynavi-agent.jp/

2-3. ワークポート:未経験からの転職も積極的にサポート

workport

ワークポート」は、製造業の転職に力を入れている、若手からの支持が大きい転職エージェントです。

若手の未経験からの転職に強く、未経験歓迎の品質管理の求人も充実しています。

設立当初はIT業界に特化していましたが、2014年から他業種の取り扱いも開始しており、現在は製造業も含めあらゆる業界に対応しています。

向いている人の年収 品質管理経験者(年収〜500万円)・未経験者
求人数(製造業) 約16,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ワークポート
運営歴 2003年~

ワークポート公式ページ:https://www.workport.co.jp/

2-4. type転職エージェント:女性のサポートに強い

type

type転職エージェント」は、一都三県を対象として、30万人以上をサポートしてきた大手転職エージェントです。

メーカーの転職にも力を入れていて、首都圏の品質管理求人が充実しています。

女性の転職に特化した求人サイトを長く運営していて、女性の転職ノウハウに強い特徴もあります。

向いている人の年収 品質管理経験者(年収500万円〜)
求人数(製造業) 約2,500件
対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉
運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
運営歴 1993年~

type転職エージェント公式ページ:https://type.career-agent.jp

2-5. JACリクルートメント:年収600万円以上は利用必須

JACリクルートメント

JACリクルートメント」は、ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗の転職エージェントです。

実績や知名度の高さから、企業側も、ベテランの技術職などハイクラス求人はJACにだけ相談していることも多いため、年収600万以上の方は必ず登録しておきましょう。

世界11カ国にも支店を持っていて国外の会社との取引も多く、外資系メーカーとも強いパイプを持ちます。

向いている人の年収 品質管理経験者(年収500万円〜)
求人数(製造業) 約7,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ジェイエイシーリクルートメント
運営歴 1988年~

JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/

(参考)製造業の特化型エージェントまとめ

これまで紹介してきた転職エージェントは、全てあらゆる業界に強い”総合型”ですが、品質管理の募集が多い製造業だけに力を入れた”特化型”もあります。

ただ、結論、以下のように求人やサポートいずれの面でも優れているため、まずは総合型を使うべきです。

  • 有名で頼る企業が多く、品質管理の求人数は倍以上と多い
  • 大手・優良企業の求人は総合型に集中している
  • 総合型にもメーカー出身や元技術者など、業界に詳しい担当がいる

これまで紹介した総合型を3社使ってもうまくいかなかった方のみ、以下の特化型を使ってもいいでしょう。

製造業の特化型エージェント 特徴
1. メイテックネクスト メーカーのエンジニア転職に特化していて、40年以上の歴史あり
2. 工場転職ナビagent 主に自動車関連で、年収600万円以上のメーカー求人への転職に強い
3. タイズ 関西エリアの大手メーカーへの転職サポートに強い
4. Achieve career 静岡、愛知エリアのメーカー・ITエンジニアの転職に特化
5. コウジョウ転職 未経験からの製造スタッフへの転職に特化しているが、求人は派遣社員が多い

おすすめ順に並べたため、ご参考ください。

転職エージェントの3つの注意点

品質管理として転職を目指す方は、転職エージェントを使うにあたって、以下の点に注意しましょう。

  • 大手以外を使うのは危険
  • エージェントごとに得意分野は変わる
  • 1つに絞ると失敗する

①大手以外を使うのは危険

ここ数年で、人材紹介業者は1万社以上増加したデータもあり、「品質管理の転職に強い」とアピールする新しい転職エージェントも大量に増えました。

引用:厚生労働省ホームページ

ただ、こうした新しいエージェントには、以下のようなタイプが多いため注意しましょう。

  • 企業とのパイプが弱く、紹介できる求人が少ない
  • 常に出回っているようなブラック求人しか持っていない
  • 実績が少なく「会社ごとにどう対策すれば内定が出やすい」といったノウハウがない

実績作りのために、合わない求人をごり押しするなど、中にはひどい運営業者もいるので危険です。

優良な業者の見極めが難しいため、聞いた事もないようなエージェントは避け、これまで紹介したような実績のある大手だけを使いましょう。

②エージェントごとに得意分野は変わる

品質管理の転職に強い大手エージェントの中でも、以下の点はエージェントごとに変わります。

  • 即戦力になる、品質管理経験者のサポートに強い
  • 経験者の中でも、年収600万円~のハイクラス案件に強い
  • 未経験から目指す人のサポートに強い

中には、未経験者や職歴の浅い人は、使っても相手にされないハイクラス向けサービスもあります。

ミスマッチなものを選んで時間を無駄にしないためにも、初めからこのページを参考に、自分のキャリアに合わせて選んでおきましょう。

③1つに絞ると失敗する

優良な大手エージェントにも、以下のようなハズレの担当はいるため、必ず3社は登録し、担当者を比べましょう。

  • 志望業界の知識が不十分で、深い相談ができない
  • 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる
  • 応募や内定を急かすなど対応が悪い

一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。

一社のみ登録

複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。

複数社登録

いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも以下から3社は使っておきましょう。

品質管理
経験者
未経験
~500万円 500万円~
doda
マイナビAGENT
ワークポート
type転職エージェント
JACリクルートメント × ×

また、エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。

転職エージェントの大まかな利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. エージェントと面談
  3. 求人紹介を受ける
  4. 企業に応募
  5. 面接
  6. 内定

最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。

面談方法は対面も選べますが、現在はWEBや電話での面談が主流となっています。

申し込みから内定まで、トータルで3ヶ月はかかるケースが多いため、余裕を持って早めに申し込みをしておきましょう。

3. 品質管理に強い転職サイト|スカウトサービスおすすめ3選

品質管理の経験者で、年収600万円以上の方は、転職エージェントとあわせて以下のようなスカウトサービスにも1社は登録しておきましょう。

スカウトサービスは複数ありますが、上記3社が特に有名で利用する企業も多く、スカウトをもらいやすいです。

迷ったらどれだけの企業が使っているサービスかを公開していて、数が最多の「ビズリーチ」を選びましょう。

  利用企業数 運営会社
ビズリーチ
スカウトサービス最大手
34,000社以上 ビズリーチ
(2007年~)
リクルートダイレクトスカウト
非公開 リクルートグループ
(1960年~)
doda X
非公開 パーソルキャリア
(1989年~)
マイナビスカウティング 非公開 マイナビ
(1973年~)
ミドルの転職 11,000社以上 エン・ジャパン
(2000年~)
AMBI 11,000社以上 エン・ジャパン
(2000年~)
アサイン 非公開 アサイン
(2016年~)

このタイプの最大の強みは企業から直接スカウトが受けられることですが、企業数が多いほどチャンスは広がり、スカウトも増える傾向があります。

スカウトサービスは、経歴やスキルを登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サイトで、主に年収600万円以上の方を対象としています。

登録するとあなたのプロフィールがデータベースにのり、それを使う企業の人事やヘッドハンターの目に留まると、スカウトが受けられます。

scout

※ヘッドハンター:企業に紹介を頼まれた求人にあった人材を探す業者

品質管理だと、以下に一つでも当てはまる方は、スカウトがもらえる可能性が高いです。

  • 特定の製品の品質管理で3年以上の経験
  • ISOに関する業務経験
  • TOEIC500点以上の英語力
  • 管理職経験

登録後は待つだけでよく、企業からのスカウトだといきなり面接に進んでスピーディーに内定が決まることもあるため、登録しておいて損はありません。

では、スカウトサービスのおすすめについて、それぞれ特徴を解説していきます。

3-1. ビズリーチ

bizreach

ビズリーチ」は、毎月30,000人以上が登録している今最も勢いのあるスカウトサービスです。

即戦力人材を効率よく採用したい企業が続々と利用を開始していて、登録社数は30,000社を超えます。

一部有料の機能もありますが、最大の目玉である「企業からのスカウトの受け取り、返信」は無料プランでもできるので、まずは無料プランで使ってみるのがおすすめです。

有料プランの機能とは?

ビズリーチで月5,500円の有料プランに入ると開放される主な機能には、以下があります。

  • サイト内の全ての求人の閲覧、応募ができる
  • ヘッドハンターのスカウトが全て見られる

自分からも積極的に動きたい人向けの機能ですが、こうした人には、無料で使える転職エージェントの方がおすすめです。

紹介される求人にどんどん応募していくなど、自分からも積極的に動けますが、料金は一切かかりません。

ビズリーチは無料プランで使った上で、求人探しや応募には転職エージェントを活用しましょう。

求人数 約160,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ビズリーチ
登録企業数 約34,000社

ビズリーチ公式ページ:https://www.bizreach.jp

3-2. リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト」は、ビズリーチの後を追うように始まった、転職業界最大手のリクルートが運営するスカウトサービスです。

登録に審査があるビズリーチに対し、審査なしで誰でも登録ができ、全機能を無料で使うことができます。

登録社数は非公開ですが、「最大手だし使っておこう」と考える企業の採用担当者は多いはずで、多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。

ビズリーチが審査に通らず使えなかった方や、さらに可能性を広げたい人は登録しておきましょう。

求人数 約490,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社インディードリクルートパートナーズ
登録企業数 非公開

リクルートダイレクトスカウト公式ページ:https://directscout.recruit.co.jp/

3-3. doda X

dodax

doda X」も、ビズリーチの後を追うように始まった、業界大手のパーソルキャリアが運営するスカウトサービスです。

dodaの転職エージェントはリクルートと一緒に使う企業も多く、こちらも多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。

他社にはない、パーソルの担当者からハイクラス求人の紹介が受けられるサービスもあるので、気になる方は企業スカウトとセットで使ってみましょう。

求人数 約63,000件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
登録企業数 非公開

doda X 公式ページ:https://doda-x.jp/

スカウトサービスの3つの注意点

上記のスカウトサービスの利用にあたっては、以下の点に注意しましょう。

  • スカウトが中々来ないこともある
  • 企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる
  • 質の低いヘッドハンターもいる

①スカウトが中々来ないこともある

基本待ちのサービスなため、スカウトサービスだけに頼ると、スカウトが来ずに、一向に転職活動が進まないケースもあります。

こうならないためにも、「いつまでに転職したい」のように具体的に転職を考えている方は、自分からも積極的に動ける転職エージェントも必ず利用しておきましょう。

②企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる

スカウトサービスで企業からスカウトを受けるとそのまま面接に進めますが、この場合以下は全て自分でやる必要があります。

  • 面接対策
  • 面接日や入社日の調整、年収交渉などの企業とのやりとり

上記は転職エージェントだと担当者が全てやってくれますが、スカウトサービスでは自力となります。

特に面接対策は、よほど慣れている方でない限り自力では難しいケースが多いため注意が必要です。

自信がない方は、いいスカウトが来た時に焦らずに面接に進むためにも、まずは転職エージェントで、志望業界の面接対策は受けておきましょう。

③質の低いヘッドハンターもいる

ハイクラス向けのスカウトサービスでは、企業だけでなく、「ヘッドハンター」と呼ばれる民間の転職エージェント会社からもスカウトが受けられます。

ヘッドハンターの中には、以下のような質の低いタイプもいるため注意が必要です。

  • とにかく接点を持とうと、経歴をよくみずにスカウトを大量に送っている
  • 設立まもない会社で、企業とのパイプも弱く、紹介できる求人も少ない
  • 実績作りのために、合わない求人でもごり押ししてくる

優良なヘッドハンターもいますが、ヘッドハンターからのスカウトは大量に届くケースも多く、見極めるのは難しいです。

そのため、スカウトサービスは、「企業からのスカウト」のみ確認する使い方が効率的でおすすめです。

企業からのスカウトは、面接確定を意味していて、適当に送られることはまずありません。

スカウトサービスの利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. 職務経歴書を登録
  3. スカウトを受けた企業と面接
  4. 内定

上記は企業からスカウトを受けて転職する流れです。

ヘッドハンターからのスカウトの場合は、ヘッドハンターから紹介を受けた求人に応募していくことになります。

4. 品質管理に強い転職サイト|最終手段としておすすめの求人サイト

転職エージェントを使っても決まらなかった方のみ、自分で求人を探して応募する「求人サイト」を使いましょう。

jobchange_site

求人サイトなら、求人数が最多の大手「リクナビNEXT」がおすすめです。

ただ、これまで紹介した他の転職サイトと比べると以下の通りで、あらゆる点で劣るため、まず使うべきサービスではありません。

サポート 求人の質・量 選考の有利さ
①転職エージェント
相談〜内定後の交渉まで

良質な非公開求人、数多い

選考対策・プッシュあり
②スカウトサービス
企業からのスカウトなら無し

良質な非公開求人、数多い

企業スカウトなら書類選考なし
③求人サイト ×
自分でやる

公開求人、数少ない
×
自力で頑張る

特に、ネット上に求人を公開して、広く募集しないと人が集まらない小さいベンチャーが多く、有名企業など大手の求人は少ないので注意しましょう。

転職エージェントを3社以上使っても決まらなかった方のみ、最終手段として使いましょう。

求人サイトなら「リクナビNEXT」一択

リクナビnext

転職サイトなら、最大手の「リクナビNEXT」だけ使っておけば間違いありません。

総求人数は10万件以上と他サイト比べても圧倒的に多く、品質管理の求人も1,000件以上と多く掲載されています。

経験者向けはもちろん、未経験でも歓迎の求人も多いので、まずはこれに登録して活動を進めましょう。

リクナビNEXT公式ページ:https://next.rikunabi.com/

5. 品質管理の転職にまずエージェントを使うべき4つの理由

これまで紹介してきた通り、転職サイトには複数のタイプがありますが、品質管理の転職には、以下の理由で転職エージェントをおすすめします。

  • 転職でのミスマッチが起きにくい
  • 表に出ない好条件な求人に応募できる
  • 選考で有利になりやすい
  • 転職のあらゆるサポートが無料で受けられる

実際に使って良かったと感じている人の口コミと合わせて紹介していきます。

理由1. 転職でのミスマッチが起きにくい

口コミ・評判

Iさん 30代 精密機器メーカー 品質管理

求人票では魅力的に見えた企業でも、「品質部門が単独で孤立している」「改善提案が通りづらい風土」といった内部情報をエージェントから教えてもらえました。

転職先では現場との連携がスムーズな企業を紹介してもらい、今では現場巻き込み型の改善活動にやりがいを感じつつ、マッチした環境で働けています。

転職エージェントを使えば、「いざ働き始めたら、思っていたのと違った」といったミスマッチは起こりにくくなります。

求人のデメリットや裏側も踏まえて、あなたの希望にマッチする求人だけを紹介してくれるからです。

エージェントは、求人票からは読み取れない、以下のような情報も大量に持っています。

  • 職場の雰囲気はどうか、現場のリーダーはどんな人柄か
  • 休みのとりやすさ、サービス残業の実態はどうか
  • 直近でどれだけ人が辞めているか

現場に通って職員に話を聞いたり、過去にサポートした人へも聞き取りをして、こうした情報を日々集めています。

経済産業省の調査(令和3年)」によると、製造業界の約6割もの企業が人手不足を感じていて、採用に苦労している企業が多いのが現状です。

とにかく人が欲しいあまり、面接でも肝心なデメリットを教えてくれない企業もあります。

品質管理の場合、いざ働き始めてから、以下のような隠れたデメリットに後悔するケースはよくあります。

  • 「製造部門など他部署との仲が悪く、対人ストレスが大きい」
  • 「サービス残業が当たり前の社風」

エージェントはこうした職場ごとの悪い点についても先に教えてくれるため、転職の失敗を防げるようになります。

なぜここまでしてくれるの?

エージェントは、転職を成功させないと利益が出ない仕組みで、ミスマッチはエージェントにとっても損になるからです。

転職エージェントは、企業にあなたを紹介することで、企業から紹介料を受け取るビジネスです。

この紹介料は、仮にあなたが3ヶ月以内など短期で辞めた場合は、企業に返金するルールがあります。

あなたにすぐに辞められると、転職エージェントは紹介料が手に入らず、大損になるのです。

長く続けられる職場に転職してもらい、利益につなげるためにも、ミスマッチを防ぐことに全力を注いでくれます。

理由2. 表に出ない好条件な求人に応募できる

口コミ・評判

Tさん 40代 医薬品メーカー 品質管理

希望に合う求人が見つからず諦めかけていたとき、エージェント経由で紹介されたのが大手製薬メーカーの非公開求人。年収は現職より100万円近くアップし、福利厚生も手厚い環境。応募者も限定的で、スムーズに内定まで進みました。

そもそもですが、下記のような優良な求人は、インターネットには中々出てきません。

  • 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう求人
  • 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない求人
  • 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人

これらの求人は、企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。

転職エージェントを使えは、求人サイトにはないこれらの高品質な非公開求人にも応募ができます。

逆に言うと、インターネットに出ている公開求人は、幅広く募集しないと人が集まらない低品質なものが多いので、注意しましょう。

理由3. 選考で有利になりやすい

口コミ・評判

Uさん 20代 食品業界 品質管理

模擬面接をしてもらい、自分の改善提案能力をどうアピールするかを練習しました。

本番ではそのまま評価され、内定をもらえました。

大手の転職エージェントは、企業ごとの過去の面接データをたくさん持っていて、応募先に好印象を与えるための、選考アドバイスをたくさんしてくれます。

また、転職エージェントを使うだけで、直接申し込んだ人よりも、選考が有利に進むことがあります。

採用側からすると、どこの誰かわからない人よりも、転職エージェントがプッシュしてくる人の方が安心して採用することができるからです。

エージェントは、企業側に書類に書けないあなたの魅力をアピールしてくれ、優秀なエージェントだと、面接で失敗しても結果を覆してくれることもあります。

理由4. 転職のあらゆるサポートが無料で受けられる

口コミ・評判

Oさん 30代 食品工場 品質管理

前職は毎日フル稼働の工場勤務。転職活動に割く時間もエネルギーも残っていなかったのですが、エージェントがすべて調整してくれて本当に助かりました。

履歴書や職務経歴書の添削、面接日程の調整もお任せで、希望通りの職場にスムーズに転職できました。

転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。

特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。

転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。

デメリットは使い方次第で解消できる

転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。

  • ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
    →実績のある大手のエージェントだけを使う
    →3社以上使い、ハズレの担当がついたエージェントの利用をやめる
  • ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
    →自分の経験・年収に合ったエージェントを選ぶ

そのため、品質管理の転職を考えている方は、まず転職エージェントを使いましょう。

6. 品質管理についてよくある質問

最後に、品質管理についてよくある以下の質問に回答していきます。

6-1. 品質管理はやめとけと言われる理由は?

以下の理由で、やめとけと言われることがあります。

  • 責任が重い:不良品が出ると会社の経営に大きなダメージを与えることもある
  • 社内で嫌われることがある:製造部門に指摘したり改善を促す立場で、たまに嫌われる
  • 業務量が多い:マニュアル作成から不良品への対応、製造職の育成などやることが多い

一方で、品質管理には以下のメリットを感じる方の声も多いです。

  • 会社や世間への影響の大きい仕事ができる点で、やりがいが持てる
  • 品質管理のスキルを高めれば、違うメーカーでも通用することが多い
  • 製造業には必須の職種で求人も安定してあり、職に困ることはまずない

6-2. 品質管理が向いている人とは?

仕事内容を踏まえると、以下に当てはまる方に向いています。

  • 細かいところに気が付く:製造ラインの欠点など、不良品につながる小さい不具合を見つけるられる
  • 伝え方が上手い:相手の立場に立った発言ができると、製造部への指示出しなどがうまくいきやすい
  • リスクの想定が得意:リスクを予想し、不良品を未然に防ぐ対策が最も重要な仕事

6-3. 品質管理の転職が有利になる資格は?

品質管理が、持っていると転職で有利になる資格を以下にまとめました。

内容
品質管理検定(QC検定) 品質管理の知識を問うもので、1~4級まである
品質マネジメントシステム審査員(QMS審査員) ISO9000の審査員の資格で、取得には専用のセミナーの受講や実務経験が必要
マネジメントシステム監視員検定 企業の経営を管理する制度や方式を監査する能力を証明する資格
QCサークル指導士資格認定制度 企業でQCサークルを指導や育成ができることを認定する資格
信頼性技術者資格認定制度(JCRE) 信頼性についての知識を認定する資格で、初級、中級、上級の3つがある

ただ、品質管理は実務経験が最も重視され、資格はなくても転職自体は可能です。

まとめ

品質管理向けの転職サイトについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

まず使うべきおすすめは以下の5社で、あなたのキャリア別に3社を選びましょう。

品質管理
経験者
未経験
~500万円 500万円~
doda
マイナビAGENT
ワークポート
type転職エージェント
JACリクルートメント × ×

品質管理の経験者で、年収600万円以上の方は、転職エージェントとあわせて以下のようなスカウトサービスにも1社は登録しておきましょう。

転職エージェントを3つ使っても決まらなかった方のみ、最終手段として求人サイト「リクナビNEXT」を使いましょう。

当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。