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介護士の転職

介護転職サイトは複数登録すべき?併用の注意点と知っておくべき裏事情

「介護職向け転職サイトは複数登録すべき?」「一社だけじゃダメなの?」など、介護職向け転職サイトは複数使うべきか気になっていませんか?

介護職向け転職サイトは、求人の選択肢を広げたり、相性のいい担当を探す上でも複数利用が必須です。

一社に絞ると、悪質な担当の営業トークに丸め込まれて、転職に失敗するケースもあります。

このページでは、介護職向け転職サイトとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、介護職向け転職サイトの複数利用について、以下の流れで解説していきます。

  1. 介護職向け転職サイトは必ず複数使うべき全理由
  2. 介護職向け転職サイトを複数使う3つのデメリット
  3. その他、介護職向け転職サイトを選ぶ3つのポイント
  4. 複数利用におすすめの介護職向け転職サイト
  5. 自分で求人を探す|介護職向け転職サイトの唯一のおすすめ
  6. 複数から、いい担当を見極めるための全ポイント

このページを読めば、介護職向け転職サイトはなぜ複数使うべきなのか、その他選び方や使い方の注意点までがわかり、介護職向け転職サイトで失敗しなくなるでしょう。

著者:S.N(介護業界で5回以上の転職経験を持つ)
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30代で1児の母。新卒から10年以上介護職として働き、老健・サ高住・デイサービスなど様々な業態を経験。

その中で5回以上転職しており、ハズレ職場を引いて2週間で辞めた経験も持つ。

無料なのをいいことに、エージェントをはじめとした転職サービスは片っ端から使ってきたため、オタク並みに詳しい。

現在は、都内の施設でケアマネをしつつ、副業で介護職専門のライターとしても活躍中。

1. 介護職向け転職サイトは必ず複数使うべき全理由

結論から言うと、介護職向け転職サイトは、以下の理由で必ず複数使うべきです。

  • 転職先の選択肢が広がる
  • 条件のいい求人に出会いやすくなる
  • 相性のいい担当を選べる

一社に絞るのは、悪質な業者や担当者に丸め込まれて転職に失敗したり、デメリットが非常に大きいです。

この点も合わせて、それぞれ解説していきます。

理由1. 転職先の選択肢が広がる

介護職向け転職サイトは、それぞれ持っている求人が違うので、複数使うことで選択肢を広げられます。

それぞれパイプのある職場が違い、Aサイトにはない求人が、Bサイトならあるといったケースはよくあります。

本当にマッチした職場を探すためにも、複数のサイトを使って、なるべく多くの求人に触れておくべきです。

理由2. 条件のいい求人に出会いやすくなる

大手の転職サイトだと、特別付き合いのある施設から個別に紹介を頼まれた、独自の求人を持っているケースが多いです

独自求人とは

独自の求人は、非公開で募集される以下のような案件が多く、表に出たものより条件がいい傾向があります。

  • 急ぎの募集だから、普段より給料の条件がいい
  • 土日休みで高給など、人が殺到するので表に出せない好条件な求人
  • 表に出したくない、現場リーダーなどの重要ポジションの求人
    ※公開すると、今働く人に、昇格のチャンスがないように伝わってしまう

複数使うことで、各社の独自求人の紹介が受けられ、こうしたレアな求人にも出会いやすくなります。

理由3. 相性のいい担当を選べる

複数使うことで、担当者の比較ができ、相性の良い担当者にも出会えるようになります。

介護職向けの転職サイトでは、以下のように、一部のハズレの担当もいるのが現実です。

  • 入ったばかりの新人などで、介護業界の知識が浅く、深い相談ができない
  • 必要な連絡を忘れるなど、シンプルに仕事ができない
  • 希望と違う求人を紹介してくる

一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。

一社のみエージェントを使った場合

複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。

複数のエージェントを使った場合

いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。

1社に絞るのが危険なワケ

1社に絞って使う方もいますが、営業トークに飲まれて失敗する危険が大きく、おすすめしません。

介護職向け転職サイト(転職エージェント)は転職決定で紹介先から手数料をもらうビジネスです。

転職エージェントの仕組み

そのため、どこでも良いから決めようとする悪質な業者、担当もいるのが現実です。

こうしたエージェントに捕まると、以下の流れで転職に失敗してしまいます。

  1. あなたの希望とは違う、関係ないブラック求人を紹介される。
  2. デメリットは隠したまま、「こんなにいい条件の求人は中々ない」など適当な説明を受ける。
  3. それを間に受けて転職して失敗。短期離職へ。

複数社使えば、比較して希望通りの職場が見つけられた人でも、1社に絞ると、このように丸め込まれるリスクがあります。

悪質な業者・担当者の被害者にならないためにも、必ず複数社使って、自分の可能性を試しましょう。

2. 介護職向け転職サイトを複数使う3つのデメリット

一方で、介護職向け転職サイトの複数利用には以下の注意点があります。

  • 同じ求人に複数回応募するリスクがある
  • 多くの意見に振り回されて、迷ってしまう
  • やりとりする相手が増えて、管理が大変になる

ただ、いずれも対処法があるので、それぞれ合わせて解説していきます。

デメリット1. 同じ求人に複数回応募するリスクがある

複数のサイトから同じ職場の紹介を受けることもあり、うっかり同じ求人に複数回応募する人がいるので注意しましょう。

これをやると、適当に応募している印象を与え、相手にされなくなってしまいます。

防ぐためにも、使っているサイトの担当には、他のサービスも使っていることは隠さず伝えておきましょう。

そうすることで、他社での応募や選考の状況も、堂々と共有でき、重複応募するリスクを減らせます。

対処法:他の転職サイトも使っていることは隠さず伝える

熱心な対応を受けやすくなるメリットも!

また、他社も使っていることを伝えることで、求人紹介の質や、対応のレベルが上がるケースも多いです。

どんなにサポートしても、最終的に自社の紹介で決めてもらわないと、介護職向け転職サイトは1円も儲かりません。

そのため、他社の存在も伝えることで、何とか自社で決めてもらおうと、熱心に対応してもらいやすくなります。

デメリット2. 多くの意見に振り回されて、迷ってしまう

複数のサイトの担当と面談すると、転職先の方向性について、多くの提案をされ、迷ってしまう方もいます。

いざ使ってから迷わないためにも、最初に以下のような、譲れない条件を3つは決めておきましょう。

転職の軸の例

  • 業種:施設系かデイサービスかなど
  • 収入:少なくとも年収いくらなど
  • 働き方:正社員か派遣かなど
  • 勤務時間:日勤のみか夜勤ありか、土日休み希望など
  • 勤務地:自宅から電車で30分以内など

まずは自分の軸を持った上で、それに合った紹介をしてくれるサイトを探すスタンスでいると、迷いにくいです。

対処法:最初に譲れない転職の軸を3つは決めておく

デメリット3. やりとりする相手が増えて、管理が大変になる

複数社使うと、その分担当との面談や紹介される案件も増えて、管理が大変に感じる人もいます。

そのため、最初に3社以上は登録すべきですが、継続して使うのは、1~2社にとどめましょう。

まずは面談をして、最初の求人紹介までは全て受け、以下のようなサイトとだけ活動を進めていきましょう。

  • 面談での対応がよく、話した感じの相性が良かった
  • 希望通りの理想的な求人を紹介してくれた

その他の転職サイトについては、早いタイミングで断ってしまうのがおすすめです

対処法:面談後、最初に紹介を受けてから1~2社に絞る

介護職向け転職サイトの断り方(退会方法)

基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。

連絡をしないでいると、転職を終了したとみなされ、自動的に退会のような扱いになります。

ただ、無視しても連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。

退会をする場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。

件名:退会手続きのお願い

〇〇エージェント 〇〇様

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。

(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。

熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。

お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。

退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。

3. その他、介護職向け転職サイトを選ぶ3つのポイント

介護職向け転職サイトは、複数使うこと以外にも、選ぶ上で以下を意識しましょう。

  • まずは”担当がつく”転職サイトを使う
  • 求人が豊富なサイトを使う
  • 提案力・サポート力の高いサイトを使う

これらも踏まえて、実際に使う転職サイトを選べば、失敗しにくくなります。

ポイント1. まずは”担当がつく”転職サイトを使う

介護職向けの転職サイトは、以下2つのタイプがあり、どちらを使うかで応募できる職場や得られる情報が全く変わります。

  1. 担当がつく(転職エージェント)
  2. 自分で求人を探す(求人サイト)

ネット上にはこれらをごちゃ混ぜにして紹介するページが非常に多いですが、別物なので注意しましょう。

結論、転職を考える全ての方がまず使うべきなのは、「担当がつく」転職サイトです。

このタイプを選ぶと、担当がついて、転職相談から求人紹介、応募先とのやりとりまで全てやってもらえます。

担当がつく転職サイト

有名な「レバウェル介護」などの大手サイトはこれにあたります。

待遇が良かったり、人気の求人はこのタイプにしかないケースも多く、使わないと損します。

担当は職場ごとの隠れたデメリットなど、求人票には出ない情報も教えてくれるので、ミスマッチも起こりにくいです。

「転職エージェント」とも呼ばれていて、使うだけでチャンスが広がる、転職には必須のサービスです。

ハローワークのデータによると、働き始めてから、求人の内容と実際の労働条件が違うと感じる人は、医療・福祉業界が最も多いです。

※参考:厚生労働省「ハローワークの求人票と実際が異なる旨の申し出等」

ミスマッチが起こりやすい業界に身を置く介護職の方こそ、必ず使うべきサービスと言えます。

「自分で求人を探す」転職サイトは最終手段

担当がつくサイトを3社使っても決まらなかった方のみ、「カイゴジョブ」のように自分で求人を探す転職サイトを使いましょう。

これは、ネット上に公開された求人に自分で応募してく転職サイトです。

自分で求人を探す転職サイト

最初に紹介した担当がつくタイプには、以下の点で劣るので、あくまで最終手段として使いましょう。

  • 全てネットから見られる公開求人
    →エージェントだけが持つ非公開の条件のいい求人には出会えない
  • 担当のサポートがない
    →応募先とのやり取り、応募書類の作成や面接対策は全て自力になる
    →求人票に載らないデメリットなど、現場の事情まではわからない

ポイント2. 求人の豊富なサイトを使う

選択肢が増えて可能性が広がるので、なるべく求人数が豊富な転職サイトを選びましょう。

担当がつく転職サイトは、それぞれ受けられるサービスは変わりませんが、求人数に大きな差があります。

介護職の求人数(正社員)
レバウェル介護 約64,000件
マイナビ介護職 約35,000件
MC-介護のお仕事 約4,400件
かいご畑 約1,000件

採用に関して、真っ先に大手を頼る施設が多いことから、求人は一部の大手に集中しやすいです。

大手に求人が集中する理由

選択肢が増え、自分に合った職場が見つかりやすくなるので、なるべく求人の充実した大手を選んでおきましょう。

大手なら求人の質もいい

求人数の豊富な大手は、表に出ない、好条件な求人が多いなど、求人の質の面でも優れています。

大手はこれまで多くの人を紹介した実績から、採用担当と強いパイプを持っています。

そのため、以下のように、表に出ないレアな案件を個別に頼まれることも非常に多いです。

  • 「急ぎの募集だから、普段より給料の条件がいい求人」
  • 「土日休みで高給など、人が殺到するので表に出せない好条件な求人」

これらは”非公開求人”と呼ばれ、知名度の高い一部の大手に集中しています。

ポイント3. 提案力・サポート力の高いサイトを使う

介護職向け転職サイトは、以下の点で優れた転職サイトを使いましょう。

  • 提案力|ミスマッチなく、的確な紹介をしてくれるか
  • サポート力|対応のスピードや丁寧さ

まず、転職サイトの評判には「的外れな紹介を受けた」といったものも多く、的確に自分に合った紹介をしてくれるかは重要です。

この点は、サイト側がどれだけ以下を持っているかに左右されます。

  • 介護職の現場感覚など、職種への理解
  • 紹介する職場ごとの特徴や、内部事情

こうした情報は、サポートした人数が多いほど集まるもので、実績のある大手ほど充実しています。

裏事情:的外れな紹介をする、低品質な業者が急増中

ここ数年は、ろくな情報を持たず、なんとなくで求人紹介するだけの、低品質な業者が増えているので注意しましょう。

下記は厚生労働省の出す転職サイトを運営する職業紹介事業所の数の推移ですが、業者数は、5年間で約1万社も急増しました。

引用:厚生労働省ホームページ

これは、求人をネットから集めるなどして、誰でも簡単に人材紹介の仕事を始められるようになった背景があります。

介護職を専門とするタイプも増えましたが、新設の業者はネットに出回る求人を紹介するだけのことが多く、以下のデメリットがあります。

  • 直接、応募先と付き合いがあるわけではなく、職場ごとの情報に弱い
    →求人票の少ない情報だけで紹介するので、ミスマッチが起こりやすい
  • 実績が少なく、紹介先の過去の面接データまでは持っていない
    →どう選考対策すべきかのアドバイスがまともにできない

優良なものもありますが、見極めが難しいため、聞いた事もないサイト避け、実績のある大手だけを使っておきましょう。

大手は運営元が人気企業で優秀な人しか入社できなかったり、教育制度が整っていることから、対応が丁寧だったり、サポート力も高いことが多いです。

4. 複数利用におすすめの介護職向け転職サイト

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今回当ページでは、上記の担当がつく介護職向け転職サイトを比較し、特に求人が多く、サポートの評判も良い大手5社を厳選しました。

  1. レバウェル介護
  2. マイナビ介護職
  3. 介護ワーカー
  4. ミラクス介護
  5. カゴジョブエージェン

これらはいずれも全国対応で、以下の点では共通しています。

  • 資格がある人はもちろん、未経験者にも対応
  • 夜勤なし・土日休みのようにあらゆる働き方の求人あり
  • 正社員以外のパートの求人も紹介可能

「介護福祉士の資格を活かせる職場がいい」「夜勤なしがいい」のような、介護転職ならではの要望にも全て応えてくれます。

1位. レバウェル介護:全ての介護職におすすめ

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レバウェル介護」は、介護職向けの転職サイトとしては真っ先に名前が上がる大手です。

あらゆる職種、業態の正社員求人数が圧倒的に多く、介護職として転職を目指す全ての方が必ず使うべき1社です。

運営元は、IT転職サービスの最大手「レバテック」も展開する、従業人1,000人を超える大企業のグループ会社で、大手ならではの安心のサポート体制も強みです。

求人数(介護職 正社員) 約64,000件
対応エリア 全国
運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社(2005年~)

レバウェル介護公式ページ

https://job.kiracare.jp

2位. マイナビ介護職:担当者が丁寧との評判多数

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マイナビ介護職」は、人材業界で40年以上の歴史のある、大手マイナビの運営する介護職向け転職サイトです。

サポート実績が豊富で、職場ごとの内部情報にも詳しいため、「レバウェル介護」と共に必ず使っておくべき1社です。

大手で教育が徹底されているからか、担当者の対応が良かったという声がとにかく多いので、丁寧なサポートを求める人にもおすすめです。

求人数(介護職 正社員) 約35,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社マイナビ(1973年~)

マイナビ介護職公式ページ

https://kaigoshoku.mynavi.jp

3位. 介護ワーカー:地方の介護職は利用必須

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介護ワーカー」は、20年以上の実績を誇る転職サイトで、多くの介護事業所と強いパイプがあります。

過去のサポート実績から、職場ごとの内部事情や隠れたデメリットには詳しく、情報の面では非常に頼りになります。

北海道から九州まで30以上と、大手の中でも多くの支店を持っていて、地方での転職サポートにも強いです。

求人数(介護職 正社員) 約38,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社トライト(2004年~)

介護ワーカー公式ページ

https://kaigoworker.jp

4位. ミラクス介護:好条件な施設求人が多いと評判

mirax

ミラクス介護」は、上場企業のグループ会社が運営する介護職向けの転職サイトです。

特養や老健、有料老人ホームやグループホームなど、施設系の求人に特に強いです。

求人の質の高さには定評があり、他にはない、好条件な求人を紹介してもらえたという利用者の声が非常に多いです。

求人数(介護職 正社員) 約22,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ミラクス(2008年~)

ミラクス介護公式ページ

https://kaigo.miraxs.co.jp

5位. カイゴジョブエージェント:訪問介護の求人が充実

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カイゴジョブエージェント」は、上場企業のエス・エム・エスが運営する介護職向けの転職サイトです。

求人数は他の大手に劣りますが、訪問介護事業所とのパイプは強いので、志望する方は使っておきましょう。

親身な聞き取りなど、きめ細かい対応には定評があるので、他社で思うようなサポートが受けられなかった方にもおすすめです。

求人数(介護職 正社員) 約21,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社エス・エム・エス(2003年~)

カイゴジョブエージェント公式ページ

https://www.kaigoagent.com

担当がつく転職サイト15社の比較表

各社の求人数や、独自アンケートの結果をもとに作った、介護職向けの担当がつく転職サイト15社の比較は以下の通りです。

この比較を踏まえ、上位5社を厳選しました。

介護士専門の転職サイト 求人数 提案力 サポート力
レバウェル介護 ★★★★★
約6.4万件
★★★★★ ★★★★★
マイナビ介護職 ★★★★☆
約3.5万件
★★★★★ ★★★★★
介護ワーカー ★★★★☆
約3.8万件
★★★★★ ★★★★☆
ミラクス介護 ★★★★☆
約2.2万件
★★★★☆ ★★★★☆
カゴジョブエージェント ★★★★☆
約2.1万件
★★★★☆ ★★★☆☆
ケアジョブ ★★★★☆
約2.3万件
★★★☆☆ ★★★☆☆
かいごガーデン ★★★☆☆
約1.8万件
★★★☆☆ ★★★★☆
ウィルオブ介護 ★★★☆☆
約1.4万件
★★★☆☆ ★★★☆☆
クリックジョブ介護 ★★★☆☆
約1.2万件
★★★☆☆ ★★★☆☆
せんとなび介護 ★★★☆☆
約4,700件
★★★☆☆ ★★★☆☆
MC-介護のお仕事 ★★★☆☆
約4,400件
★★★☆☆ ★★★☆☆
キャリオス介護 ★★☆☆☆
約3,600件
★★★☆☆ ★★★★☆
介護ナイン ★★☆☆☆
約5,000件
★★★☆☆ ★★★☆☆
介護転職ナビ ★★☆☆☆
約1,500件
★★★☆☆ ★★★☆☆
かいご畑 ★★☆☆☆
約1,000件
★★★☆☆  ★★★☆☆
  • 求人数は、介護職の正社員のもの
  • 2025年3月時点

介護士以外の職種の方へのおすすめ

介護士以外で、介護現場で働く以下の職種で転職を目指す方もいるでしょう。

  • ケアマネージャー:介護サービスのプランを立てる
  • 生活相談員:施設で暮らす利用者やその家族の相談窓口になる
  • サービス提供責任者:訪問介護の計画を立てたり、ヘルパーの指導をする

こうした方には、以下のランキング上位の3社がおすすめです。

これらの大手3社は、その他の職種の求人も充実していてます。

現在介護士として働いていて、これらの職種に転職したい方も、この3社を選んでおきましょう。

5. 自分で求人を探す|介護職向け転職サイトの唯一のおすすめ

担当がつくサイトを3つ使っても決まらなかった方のみ、自分で求人を探して応募する転職サイト「カイゴジョブ」を使いましょう。

公開された主な介護職求人はほとんど網羅しているので、複数利用は不要で、1社だけ使っておけば十分です。

これは、サイト上に求人がたくさん載っていて、そこから個別に応募していくサービスです。

自分で求人を探す転職サイト

ただ、担当がつくサイトと比べると、以下の点で劣るため、まず使うべき転職サイトではありません。

  • 全てネットから見られる公開求人
    →エージェントだけが持つ非公開の条件のいい求人には出会えない
  • 担当のサポートがない
    →応募先とのやり取り、応募書類の作成や面接対策は全て自力になる
    →求人票に載らないデメリットなど、現場の事情まではわからない

担当がつく転職サイトでも決まらなかった方のみ、最終手段として使いましょう。

おすすめは「カイゴジョブ」

kaigojob

カイゴジョブは、上場企業「株式会社エム・エム・エス」の運営する転職サイトです。

自分で応募するタイプの中でも圧倒的に求人数が多い、このタイプでは最大手のサイトです。

介護職の求人数
施設介護 デイサービス 訪問介護
カイゴジョブ 約30,000件 約10,000件 約10,000件
ジョブメドレー 約14,000件 約5,200件 約5,400件
e介護転職 約14,000件 約1,900件 約2,500件
介護求人ナビ 約8,000件 約1,000件 約1,300件
リジョブケア 約3,000件 約1,300件 約600件

※全て正社員求人

応募はせず、希望条件だけ登録し、介護事業者からスカウトをもらうといった使い方もできます。

求人数(施設介護) 約7,000件
求人数(デイサービス) 約6,600件
求人数(訪問介護) 約10,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社エム・エム・エス(2003年~)

カイゴジョブ公式ページ

https://www.kaigojob.com

6. 複数から、いい担当者を見極めるための全ポイント

介護職向け転職サイトは管理が大変になるので、複数使った上で、最終的に1~2社に絞って行くのがおすすめです。

ここでは、複数使った上で、具体的にいい担当者を見極めるポイントについて、以下の流れで解説していきます。

  • 付き合うべきでない担当者の5つの特徴
  • 逆に付き合うべき担当者の2つの特徴

6-1. 付き合うべきでない担当者の5つの特徴

まず、以下に2つ以上当てはまる担当は、満足なサポートが期待できないため、付き合うのをやめましょう。

  • 応募や内定の承諾を急かしてくる
  • 希望と違う求人ばかり紹介する
  • 上から目線など態度が悪い
  • 連絡が遅くなりがち
  • 志望するジャンルに詳しくない

それぞれ特徴を解説していきます。

特徴1. 応募や内定の承諾を急かしてくる

以下のように急かしてくる担当は、付き合うべきではありません。

  • 紹介した求人に次々応募するよう急かす
  • 応募先から内定が出た場合、早く入社を決めるよう急かす

あなたの将来より、自分の売り上げを重視して動いている可能性が高いからです。

転職サイトはあなたの転職が決まって、初めて応募先から手数料(年収の30~40%)がもらえるビジネスです。

担当者はこの売上ノルマを課されていることが多く、「早くあなたを転職させて、売り上げにつなげたい」という本音があります。

「決断を急いで入社してから後悔する」といったパターンもあるため、あまりに急かす担当は避けるべきです。

特徴2. 希望と違う求人ばかり紹介する

あなたが伝えた希望を無視したような求人ばかり紹介する担当は、付き合うのをやめましょう。

この場合、担当が売り上げに追われ、あなたの希望を無視して内定の出やすい求人ばかり紹介している可能性があります。

内定が出やすい求人とは、不人気ですぐに人が辞める質の低い求人のことですが、簡単に決まるため、担当には売り上げにつながりやすいメリットがあります。

こちらも売り上げ重視のひどいタイプで、付き合うべきではありません。

特徴3. 上から目線など態度が悪い

上から目線など態度が悪い担当者も、売り上げ重視で動いているケースが多く、おすすめできません。

転職先の希望条件を伝えたタイミングで、「もっと現実を見てほしい」のように、ひどいと説教まで始める担当もいますが、こうした人は避けるべきです。

とにかく早く転職を決めさせて、売り上げにつなげたいと考えているだけの可能性が高いからです。

理由は以下2つです。

  • 理想が高くなると、転職の難易度も当然上がる
  • 希望条件に妥協してもらった方が、ハードルも下がって転職が決まりやすくなる

条件を下げるように要求するばかりで、ろくな求人を紹介してもらえない可能性が高いため、付き合うべきではありません。

特徴4. 連絡が遅くなりがち

依頼していた求人紹介をいつまでも送らないなど、連絡が遅い担当は、積極的なサポートは期待できず、付き合うべきではありません。

この場合、担当に転職が決まる見込みが少ない(お金にならない)と判断され、対応の優先度を下げられている可能性が高いです。

「経歴的に紹介できる求人が見つからない」など、こう判断される理由は様々ですが、一度こうなると挽回は難しいため、担当を変えてしまった方が効率的です。

特徴5. 志望するジャンルに詳しくない

業種など、担当があなたの志望するジャンルについて詳しくない場合は、頼ると失敗するため、付き合うのをやめましょう。

具体的には、以下のような場合、その業界について知識が浅い可能性が高いです。

  • 業界の専門用語を知らない
  • 現場感覚を理解していない

担当が紹介する仕事自体をよくわかっていないと、求人紹介も的外れになるケースがあり、危険です。

6-2. 逆に付き合うべき担当者の特徴2選

これまで紹介してきたタイプ以外で、以下に当てはまる担当者は、あなたに真剣に向き合ってくれている可能性が高く、付き合うべきと言えます。

  • 紹介する求人の悪い点も説明してくれる
  • 今の仕事を続ける選択肢も提示してくれる

運良くこうした担当に当たった場合は、積極的に相談するようにしましょう。

特徴1. 紹介する求人の悪い点も説明してくれる

紹介する求人について、いい点ばかりでなく、悪い点も説明してくれる担当者は信用できます。

どんなに条件が良さそうな職場でも、以下のように何かしらのデメリットはあるのが普通です。

  • 「業務が多すぎて休憩もまともに取れない」
  • 「現場のリーダーの性格がきつく、人が全然居付かない」
  • 「休みが取りにくい雰囲気がある」

介護職向け転職サイトは応募させたい、転職させたい一心で、求人のいい点ばかりの説明になることが多いです。

そんな中、デメリットにも言及してくれるのは、後悔のない転職をサポートしたいと本気で思っている担当の可能性が高いです。

特徴2. 今の仕事を続ける選択肢も提示してくれる

転職先の相談をする中で、「今の仕事を続ける」という選択肢も提示してくれる担当者は信用できます。

実際転職の相談に来る方の中には、以下のような理由で、実は今の仕事を続けた方がいいケースがあるのも事実です。

  • 現職以上の待遇が望める職場がない
  • あと何年か続けた方が、次の転職市場で評価されやすい

介護職向け転職サイトはあなたが転職しないと1円も儲からないため、まずは転職ありきで話が進むことが普通です。

それなのにこうした提案をしてくれるのは、利益よりもあなたの幸せを重視している証拠といえます。

まとめ

介護職向け転職サイトの複数利用について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

介護職向け転職サイトは、以下の理由で必ず複数使うべきです。

  • 転職先の選択肢が広がる
  • 条件のいい求人に出会いやすくなる
  • 相性のいい担当を選べる

そして、介護職の方がまず使うべきなのは担当がつく転職サイトで、おすすめTOP5は以下の通りです。

介護士向け転職サイト 特徴
1位. レバウェル介護 施設からデイサービスまで、あらゆる介護職の求人数がトップの最大手
2位. マイナビ介護職 人材業界で40年の歴史を誇る大手マイナビが運営する、介護士向けサービス
3位. 介護ワーカー 全国各地に多くの支店があり、地方の転職にも強い
4位. ミラクス介護 非公開の求人が7割と多く、好条件の求人紹介が受けられたという声が多数ある
5位. カゴジョブエージェント 上場企業の運営するサービスで、訪問介護事業所とのパイプが特に強い

これらでも決まらなかった方のみ、自分で求人を探して応募する「カイゴジョブ」を使いましょう。

当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。