リクルートダイレクトスカウト辛口評価|500人の口コミ・評判でわかる全注意点
「リクルートダイレクトスカウトの評判ってどうなの?」、「結局どんな人向け?」など、リクルートダイレクトスカウトを使ってもいいのか不安に思っていませんか?
500件以上の評判を調べた結果、リクルートダイレクトスカウトは、「自分の市場価値を知りたい方、転職を考えている年収600万円以上の方は必ず使うべきサービス」という結論に至りました。
このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、リクルートダイレクトスカウトの評判について、以下の流れで解説していきます。
- 口コミ・評判からわかったリクルートダイレクトスカウトの全特徴
- リクルートダイレクトスカウトは使うべき?
- リクルートダイレクトスカウトを使う際の2つの注意点
- リクルートダイレクトスカウトを最大限活用するためにすべきこと
- リクルートダイレクトスカウトとの併用におすすめの転職エージェント5選
- リクルートダイレクトスカウトについてよくある質問
全て読めば、リクルートダイレクトスカウトにはどんな評判があり、どういった特徴や注意点があるのか、自分は使うべきかまでがわかり、リクルートダイレクトスカウトの利用で失敗しなくなるでしょう。
著者:N.K(現役転職エージェント)
1. 口コミ・評判からわかったリクルートダイレクトスカウトの全特徴
リクルートダイレクトスカウトは、経歴やスキルを登録してスカウトを待つ転職サイトで、主に年収600万円以上の方を対象としています。
登録するとあなたのプロフィールがデータベースにのり、それを使う企業やヘッドハンターの目に留まると、スカウトが受けられます。
※ヘッドハンター=保有する求人にあった人材を探す転職エージェント
このページでは、リクルートダイレクトスカウトの評判について、Twitter、口コミサイト、利用者へのアンケートをもとに独自調査を行い、500件以上の口コミを分析しました。
その結果、リクルートダイレクトスカウト(https://directscout.recruit.co.jp/)には以下の特徴があることがわかりました。
- ◎登録するだけで高年収の大手・優良企業からスカウトが来る
- ◎自分の市場価値を確認するには最高のツール
- ◎審査なしで誰でも使える
- △企業よりもヘッドハンターからのスカウトが多い
- △的外れなスカウトもある
- △いいスカウトが来ず、中々決まらない人もいる
それぞれの内容について、実際の口コミを元に解説していきます。
また、それぞれの口コミが本当に正しいのか、「裏付け調査」をしましたので、あわせて紹介していきます。
◎ 登録するだけで高年収の大手・優良企業からスカウトが来る
「リクルートダイレクトスカウト」は、有名企業を中心に、高年収のいいスカウトがもらえたという評判が非常に多いです。
リクルートダイレクトスカウトは年収800万円超の求人がメインのハイクラス向けサービスで、実際に多くの大手・優良企業が利用しています。
高年収のこうした会社の求人を探している方には、リクルートダイレクトスカウトは登録必須と言って間違いありません。
裏付け調査:人材業界1位のリクルートならではの強いパイプがある
運営元のリクルートは、以下のように複数の転職サービスを運営する人材業界トップの企業です。
- リクルートエージェント:求人数が最多の転職エージェント
- リクナビNEXT:求人数が最多の転職サイト
- とらばーゆ:女性向けの転職サイト
- はたらいく:地方向けの転職サイト
これらは中途採用で企業に真っ先に使われるサービスで、リクルートは国内企業とのパイプは最も強いです。
利用している大手・優良企業も非常に多いので、質の高いスカウトが来やすいのは確かと言えます。
◎ 自分の市場価値を確認するには最高のツール
「リクルートダイレクトスカウト」は、経歴を登録するとそれに見合ったスカウトがもらえて、自分にどんな転職先の可能性があるのかをリアルに知ることができます。
この点にメリットを感じて使う方は多く、転職エージェントのような他の転職サービスに比べて、「すぐの転職を考えていない利用者が多い」という特徴があります。
そもそも転職自体を迷っている方など、まずはどんな可能性があるのか知りたい、という方にはリクルートダイレクトスカウトはうってつけのサービスです。
裏付け調査:市場価値の確認によく使われるのは事実
同じスカウトサービス大手の「ビズリーチ」は、市場価値を知るために使う会員が約8割というデータも出しています。
リクルートダイレクトスカウトもほぼ同じサービスで、多くの方が同じ目的で使っていることが考えられます。
これは企業側にも「転職を考えている人がメインの他のサービスでは出会えない、幅広い人材にアプローチできる」というメリットがあります。
こうした点から、リクルートダイレクトスカウトのようなスカウトサービスを利用する企業は年々増えています。
◎ 審査なしで誰でも使える
「リクルートダイレクトスカウト」は登録に審査がなく、誰でも利用することができます。
同じ大手スカウトサービスの「ビズリーチ」は審査があり、使えないこともありますが、そういった心配はありません。
また、ビズリーチは一部のスカウトは月に約5,000円払わないと確認できないなど、有料の機能がありますが、リクルートダイレクトスカウトは完全無料で使えるメリットもあります。
doda Xも審査なし
同じ大手のスカウトサービスに「doda X」がありますが、こちらも登録に審査がありません。
必ず利用ができるため、審査に自信がない方は、リクルートダイレクトスカウトとあわせてこちらも登録しておきましょう。
リクルートダイレクトスカウトと同じく全ての機能が無料で、企業から面接確約のスカウトがもらえたり、自分の市場価値の確認にも使うことができます。
doda X公式ページ:https://doda-x.jp/
△ 企業よりもヘッドハンターからのスカウトが多い
「リクルートダイレクトスカウト」は企業からのスカウトを期待して使う方が多いですが、実際にはヘッドハンタースカウトばかりという声が多いです。
リクルートダイレクトスカウトでもらえるスカウトの送り元には以下2つがあります。
①企業 |
②ヘッドハンター(人材紹介業者) |
企業からのスカウトだとそのまま面接に進みますが、ヘッドハンターからの場合は、そこから書類審査に応募し、面接へと進む流れになります。
スカウトをもらえても結局書類で落ちて先に進めないこともあり、「業者のスカウトばかりでイマイチ」と感じる人もいます。
裏付け調査:とにかく接点を持とうと営業をかける業者が多い
リクルートダイレクトスカウトの利用者は人材紹介業者にとっても美味しい人材が多く、積極的にアプローチされることが多いのは確かです。
人材紹介業者は企業から紹介料をもらって運営されています。
その金額は以下の通りで、紹介する人の年収が上がるほど高くなります。
- 紹介料の相場:紹介する人の年収の30%
どこも利益が大きくなるハイクラス人材をサポートしたい本音があり、リクルートダイレクトスカウトは高年収の利用者が多く、業者の営業活動には最高の場所でもあるのです。
なんとか接点を持とうと、営業のスカウトメールを大量に送る業者もいて、「ヘッドハンタースカウトばかり」といった事態につながっています。
△ 的外れなスカウトもある
「リクルートダイレクトスカウト」では、自分のキャリアや希望に全く合わないスカウトが来ることもあります。
特に、接点を持とうと大量にスカウトを送る業者は、経歴をよく見ていないケースもあり、こうした不満につながっています。
裏付け調査:無制限に送れるから、適当に送る業者もいる
リクルートダイレクトスカウトは、送る側に、スカウト数の制限がありません。(参考:法人向けページ)
無制限に送れる分、経歴をよく見ずに乱れ打ちのように送るケースも多くなると考えられます。
特に人材紹介業者のスカウトはこの傾向が強く、的外れなものばかり届くという声が私の周りでも多いです。
ただ、企業のスカウトは、「スカウト=面接確約」となることが多く、適当に送られることはまずありません。
そのため、リクルートダイレクトスカウトは企業スカウトのみ確認する使い方が、効率的でおすすめです。
△ いいスカウトが来ず、中々決まらない人もいる
「リクルートダイレクトスカウト」では、口コミのように中々いいスカウトがもらえずに、中々転職が決まらないこともあります。
「いつまでに転職したい」といった希望がある人は、リクルートダイレクトスカウトだけに頼ると希望通りの時期に転職できないこともあるため注意しましょう。
受け身のリクルートダイレクトスカウトでは、こうしたリスクがあるため、具体的に転職を考えている人は、自分からも積極的に動ける以下のような転職エージェントも使っておきましょう。
- JACリクルートメント:ハイクラス・外資の転職では利用必須の老舗
- LHH転職エージェント:年収アップの転職に強い
- パソナキャリア:管理部門や女性向けのハイクラス求人が充実
転職エージェントとは
転職エージェントは、担当者がついて、求人の紹介から面接のセッティングや対策まで、あらゆるサポートが受けられる無料のサービスのことです。
具体的には以下6つをしてくれて、あなたは面接以外で企業とやりとりすることがなくなります。
- キャリアの相談
- 求人の紹介
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 面接や入社の日程調整
- 年収交渉
転職エージェントなら、あなたの担当が希望時期を聞き取った上で動いてくれて、希望通りの時期に転職できる可能性が高いです。
中々決まらない場合も、リクルートダイレクトスカウトのように待つだけでなく、紹介される求人に自分から積極的に応募していくといった使い方ができます。
2. リクルートダイレクトスカウトは使うべき?
ここまでを踏まえると、「リクルートダイレクトスカウト」は以下に当てはまる方は必ず使うべきサービスと言えます。
- 転職を考えている年収600万円以上の人
- 転職する気がない場合も含め、自分にどんな可能性があるか知りたい人
待遇に良い大手を中心に多くの企業が使っていて、企業からのスカウトだとすぐに面接に進めてスムーズに内定を決めることもできます。
また、経歴を登録するだけで、年収付きで企業からスカウトがもらえて、自分にどんな可能性があるのか知るには最適なツールと言えます。
そのため、スカウトの対象になりやすい年収600万円以上で転職を考えている方は、使っておいて損はありません。
リクルートダイレクトスカウト公式ページ
40代・50代でもリクルートダイレクトスカウトは使える?
年齢制限はないため、40代・50代の方でもリクルートダイレクトスカウトは使えます。
メインターゲットとなる管理職など高年収の方は中高年が多いこともあり、利用者の半分以上は40代以上となっています。
引用元:リクルートダイレクトスカウト
ただし、年齢が上がるほどスカウトは減る傾向があり、目立ったスキルや経験がないとリクルートダイレクトスカウトでの転職は難しいです。
年収600万円以上の方は使うべきですが、転職を決めている方は、必ず自分からも積極的に動ける、以下のような転職エージェントも使っておきましょう。
- JACリクルートメント:ハイクラス・外資の転職では利用必須の老舗
- LHH転職エージェント:年収アップの転職に強い
- パソナキャリア:管理部門や女性向けのハイクラス求人が充実
他のスカウトサービスと比べると?
他のスカウトサービスと比べたのが以下の表です。
リクルートダイレクトスカウトは、あらゆる年齢が対象で、運営歴が長い特徴があります。
登録企業数 | 対象年齢 | 運営歴 | 登録の審査 |
有料プラン | |
リクルート ダイレクトスカウト |
非公表 | 全年代 | 2014年~ | × | × |
ビズリーチ | 約30,000社 | 全年代 | 2009年~ | ○ | ○ |
doda X | 非公表 | 全年代 | 2019年~ | × | × |
AMBI | 約2,800社 | 20~30代 | 2017年~ | × | × |
ミドルの転職 | ヘッドハンター スカウトのみ |
30~50代 | 2015年~ | × | × |
登録企業数は非公表ですが、人材業界1位の大手で、有名企業をはじめとした、多くの企業が使っていることが推測されます。
企業からのスカウトの質は最もいいという声もあり、「リクルートダイレクトスカウト」はスカウト型ならまず使うべきサービスと言って間違いありません。
登録に必要なデータ(職務経歴など)は変わらず、まとめて簡単に登録できるので、以下の大手サービスも合わせて利用がおすすめです。
いずれもリクルートダイレクトスカウトと同じく有名企業とのパイプが強く、スカウトの質が高いので、使っておいて損はありません。
3. リクルートダイレクトスカウトを使う際の2つの注意点
リクルートダイレクトスカウトの利用にあたっては、以下の点に注意しましょう。
- 年収600万円以下の人には向かない
- 転職を決めているなら、転職エージェントは併用必須
注意点1. 年収600万円以下の人には向かない
「リクルートダイレクトスカウト」は、主に年収600万円以上の人を対象とするサービスで、それ以下の年収の方には向きません。
公式ページで転職成功事例が複数紹介されていますが、転職前の年収が600万円以下の事例は一つもありませんでした。
また、以下のように、利用者の大半は年収600万円以上となっています。
引用元:リクルートダイレクトスカウト
使っても良いスカウトがもらえない可能性が高いため、年収500万円台までの方にはおすすめしません。
ハイクラス向けなのは他のスカウトサービスも変わらないため、こうした方には、ハイクラス以外もサポート対象になる転職エージェントをおすすめします。
年収500万円台までの方におすすめの転職エージェント
年収500万円台までの方には、以下の転職エージェントがおすすめです。
おすすめエージェント | 特徴 |
リクルートエージェント | 公開求人数が30万以上と最多の大手で、地方の求人にも強い |
doda | リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界大手 |
マイナビエージェント | 新卒領域では最大手なのもあり、若年層向けの手厚いサポートに定評がある |
ワークポート | IT・WEB・ゲーム業界の質の高い求人が特に多い |
いずれも20年以上の実績のある大手で、年収500万円台までの方でも熱心なサポートが受けられます。
担当との面談は必要ですが、紹介される求人で自分の可能性を知ることができるため、すぐに転職する気がない人にもおすすめです。
どれも優良エージェントですが、ハズレの担当に当たることもあるため、念の為3社以上は使っておきましょう。
注意点2. 転職を決めているなら、転職エージェントは併用必須
「いつまでに転職したい」のように、転職を決めている方は、リクルートダイレクトスカウトとあわせて、必ず転職エージェントも使っておきましょう。
リクルートダイレクトスカウトは受け身のサービスで、これだけに頼ると「スカウトが来ずにいつまでも決まらない」となるリスクがあります。
転職エージェントなら、担当者が希望時期に向けて動いてくれて、自分からも積極的に動くことができ、以下のメリットもあります。
- 自分で動くより圧倒的にラク:求人探しから企業とのやりとりまで、担当が全てやってくれる
- 選考で有利になりやすい:プロの選考対策が受けられて、担当が人事にあなたをプッシュしてくれることも
リクルートダイレクトスカウトは企業からのスカウトだと、企業とのやりとりや選考対策は全て自力になるため注意しましょう。
リクルートダイレクトスカウトで担当をつけるのはおすすめしない
リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターも転職エージェントなため、スカウトの送り主に担当になってもらう方法もあります。
しかし、ヘッドハンターのスカウトは大量にくるので、どこがいい業者かを見極めるのは至難の業です。
また、リクルートダイレクトスカウトに所属する業者はピンキリで、大手だけでなく、小さい業者も多く所属しています。
設立数年で全然実績がなかったり、企業とのパイプが弱く、ろくな求人を持っていない業者も混じっている可能性があります。
担当についてほしい方は、最初から、以下のような大手の優良エージェントを別で登録しておくのがおすすめです。
- JACリクルートメント:ハイクラス・外資の転職では利用必須の老舗
- LHH転職エージェント:年収アップの転職に強い
- パソナキャリア:管理部門や女性向けのハイクラス求人が充実
具体的なおすすめは、「5. リクルートダイレクトスカウトとの併用におすすめの転職エージェント5選」で詳しく紹介します。
4. リクルートダイレクトスカウトを最大限活用するために意識すべきこと
ここでは、リクルートダイレクトスカウトを最大限活用するために意識すべき以下のポイントを解説していきます。
- なるべく毎日ログインする
- 業者のスカウトはあてにしない
- レジュメには刺さりやすいキーワードを入れる
- 職務要約は300~400字で簡潔に書く
- 希望年収は高くしすぎない
4-1. なるべく毎日ログインする
リクルートダイレクトスカウトはスカウトの確認などで、なるべく毎日ログインするようにしましょう。
毎日ログインした方が、企業側に見つけてもらいやすくなり、スカウトがもらえる確率も上がるからです。
企業は、データベースから欲しい人材をスカウトしていきますが、企業側の画面では、最終ログイン日時が新しい人が優先して表示されます。
ログイン日時が古くなると、企業側の目に触れにくくなるため注意しましょう。
4-2. 業者のスカウトはあてにしない
ヘッドハンターのスカウトは、とにかく接点を持ちたいがために経歴も見ずに送られるケースがあるため、あてにしないようにしましょう。
「気になる求人のスカウトに応じてみたら、釣り求人だったのか、結局別の求人を紹介された」など、質の悪いヘッドハンターの噂はよく聞きます。
優良なヘッドハンターの見極めは難しいため、企業スカウトのみ確認する使い方が効率的でおすすめです。
企業スカウトは、書類審査なしの面接確約になることが多く、適当に送られることはまずありません。
どうしても気になるなら、特別なスカウトを優先的にチェック
せっかくなので、ヘッドハンターも含めた幅広いスカウトをチェックしたい人もいるでしょう。
こうした方は、以下のような特別なスカウトを優先してチェックするようにしましょう。
FIT HUNTERスカウト | あなたの経験職種・業界を専門とするヘッドハンターからのスカウト |
一球入魂スカウト | 特別会いたい人に送られる、送付数の限られたスカウト |
GOLDスカウト | 企業の送るスカウトで、面接が確約される |
これだけで、営業メールのような的外れなスカウトの確認の手間を減らせるはずです。
4-3. レジュメには刺さりやすいキーワードを入れる
最初にこれまでの職歴やスキルをまとめたレジュメの登録が必要ですが、以下のように採用担当に刺さりやすいキーワードを意識して入れましょう。
- キーワードの例(経理職の場合):連結決算の経験/会計ソフト「○○会計」の使用経験/会計システムのリプレース経験/新システムの導入・運用経験
また、経験や成果は、以下のように数字を使ってアピールすると採用担当に刺さりやすいです。
- 「前年比150%の売り上げを達成」、「営業約30名中1位の成績」、「20名のチームを統括」
リクルートダイレクトスカウトでは、ここに書かれた内容をAIが読み取って、マッチした人を企業側にレコメンドする流れになっています。
スキルの伝わるワードを入れておくことで、AIに拾ってもらいやすくなり、スカウトをもらいやすくなります。
※登録時に必要事項を選んでいくだけでAIが職務要約は自動生成してくれますが、内容は完璧とは限らないので注意しましょう。
同じ大手スカウトサービスのビズリーチでは、「職務経歴書サンプルページ」で職種別に入れるべきキーワードを載せているため、参考にしましょう。
また、直近で企業側の検索数が上昇しているトレンドワードも公表されているため、当てはまるものがあれば積極的に入れるようにしましょう。
引用:ビズリーチ「プレスリリース」
4-4. 職務要約は300~400字で簡潔に書く
職務要約は、300~400字で簡潔にまとめましょう。
「職務要約しか読まない」という採用担当も多く、職務経歴書の中でも最も重要な箇所ですが、短くても長すぎても印象は悪くなります。
- 短すぎる(~200字):経験、スキルの少ない人材と思われる
- 長すぎる(500字~):簡潔に伝えられない、プレゼン能力が低い人材と思われる
同じ大手スカウトサービス「ビズリーチ」で転職を成功させた人の平均の文字数は366字というデータもあり、この程度にまとめるのが望ましいです。
登録時にAIが自動生成する職務要約は、200文字程度と少なくなることもあり、完璧ではありません。
こうした場合は、自分で重要なキーワードを追記するなど修正していきましょう。
4-5. 希望年収は高くしすぎない
登録時に希望年収が入力できますが、現在の年収より数百万上のように、高すぎる年収は入れないようにしましょう。
希望年収は高いほど候補となる企業は減り、スカウトをもらえる確率は下がってしまうため、迷ったら「こだわらない」を選択しておきましょう。
面談や面接で交渉した結果、希望通りの年収に上げてもらえるケースもあるため、まずはスカウトをもらいやすいプロフィール作りを意識しましょう。
5. リクルートダイレクトスカウトとの併用におすすめの転職エージェント5選
「いつまでに転職したい」のように具体的に転職を考えている方は、以下の理由で必ず転職エージェントも使っておきましょう。
- いいスカウトが来ずに中々決まらないことがある
- 転職エージェントなら専任の担当が希望時期に向けて動いてくれる
今回当ページでは、リクルートダイレクトスカウトとの併用におすすめの転職エージェントを、以下の基準で5社厳選しました。
- 20年以上の実績のある大手
- 年収600万円以上のハイクラス転職に強い
- 利用者の評判が極めていい
5社について、あなたのキャリア別におすすめ度をまとめたのが以下です。
おすすめ度各社の特徴
おすすめ エージェント |
外資系 | 日系大手 | 技術職 | 管理職 |
1位 JACリクルートメント |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
2位 LHH転職エージェント |
◎ | ◯ | ◎ | ◎ |
3位 パソナキャリア |
◯ | ◎ | ◯ | ◎ |
4位 doda |
△ | ◎ | ◎ | ◯ |
5位 ランスタッド |
◎ | △ | ◯ | △ |
おすすめ エージェント |
|
1位 JACリクルートメント |
ハイクラス転職で真っ先に名前が上がる老舗で、あらゆるジャンルに強いので絶対登録すべき |
2位 LHH転職エージェント |
世界60の国でサービス提供実績のある企業の運営で、外資系や年収アップの転職に強い |
3位 パソナキャリア |
半数以上の求人が年収800万以上で、女性のハイクラス転職に強い |
4位 doda |
リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界大手で、IT技術職の求人に強い |
5位 ランスタッド |
世界中に拠点を持つ歴史のある人材サービス会社で、外資系の転職に強い |
迷ったら、おすすめ順に並べているため、上から順に3社選んでおきましょう。
転職エージェントは、相性のいい担当者を見極めたり、求人の選択肢を増やすためにも、3社以上の登録が必須です。
では、それぞれの特徴を解説していきます。
1位. JACリクルートメント
「JACリクルートメント」は、ハイクラス転職で真っ先に名前が上がる老舗の転職エージェントで、43万件以上のハイクラス転職を支援した実績を誇ります。
実績や知名度の高さから、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いため、必ず登録しておきましょう。
世界11カ国にも支店を持っていて国外の会社との取引も多く、外資系企業とのパイプも強い特徴があります。
強いジャンル | 外資系、日系大手、技術・専門職、管理職・経営幹部 |
求人数 | 約11,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
運営歴 | 1988年~ |
JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/
2位. LHH転職エージェント
「LHH転職エージェント」は、世界60カ国に拠点を持つグローバル企業が運営する、大手転職エージェントです。
サポートを受けた利用者は、平均で年収を約100万円上げていて、年収アップの転職に強みを持ちます。
運営元の「アデコ」は、世界中で長年人材派遣サービスを提供してきた実績があり、外資系企業とのパイプが強いです。
強いジャンル | 外資系、技術・専門職、管理職・経営幹部 |
求人数 | 約31,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | アデコ株式会社 |
運営歴 | 1985年~ |
LHH転職エージェント公式ページ:https://jp.lhh.com
3位. パソナキャリア
「パソナキャリア」は求人の半数が年収800万を超える、 ハイクラス転職のサポートに強いエージェントです。
運営元のパソナは、人材派遣業の運営歴が40年を超える業界大手で、有名企業とのパイプが強く、質の高い非公開求人を多く保有しています。
また、会社を上げて女性のサポートに力を入れているため、ハイキャリアの女性の方には真っ先におすすめしたい一社です。
強いジャンル | 日系大手、管理職・経営幹部 |
求人数 | 約36,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社パソナ |
運営歴 | 1976年~ |
パソナキャリア公式ページ:https://www.pasonacareer.jp
4位. doda
「doda」はパーソルキャリアが運営する、業界2位の実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。
ハイクラス専用ではないものの、求人数自体が多いことから、ハイクラス向けの求人も充実しています。
SEやWEBエンジニアなど、IT関連の技術職のハイクラス求人が特に多いため、対象職種の方は必ず使っておきましょう。
強いジャンル | 日系大手、技術・専門職 |
求人数 | 約200,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
運営歴 | 1989年~ |
doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/
5位. ランスタッド
「ランスタッド」は、世界第2位の派遣会社としての顔も持つ、ハイクラス向けの転職エージェントです。
39の国で4,900以上の拠点を持ち、世界中で人材サービスを提供してきたことから、外資系企業との強いパイプを持っています。
求人数はこれまで紹介してきた他社より少ないですが、外資系への転職を狙う方には、掘り出し物の求人がある可能性が高くおすすめです。
強いジャンル | 外資系 |
求人数 | 約5,300件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | ランスタッド株式会社 |
運営歴 | 1980年~ |
ランスタッド公式ページ:https://www.randstad.co.jp/tenshoku/
その他の転職サービスは使うべきか?
これまで紹介した以外で、以下のように他の転職サービスもありますが、使う必要はありません。
- 「リクナビNEXT」のような求人サイト
- ハローワーク
いずれもスカウトサービスや転職エージェントと比べると、求人の質が下がるからです。
どちらも、求人が全てオープンになっていて、幅広く募集しないと人が集まらない不人気な求人が多い傾向があります。
人気だったり、影響力のある大手や優良企業ほど、求人は表に出さず、以下の方法でこっそり採用を進めます。
- スカウトサービスで、気になる人材に個別に声をかける
- 付き合いのある転職エージェントに個別に紹介を頼む
特に、「リクルートダイレクトスカウト」の対象になるような年収600万円以上のハイクラスな求人は、戦略上隠され、表に出ないことが多いです。
対象の求人が少なく、実力に見合った転職ができない可能性が高いため、求人サイトやハローワークはおすすめしません。
6. リクルートダイレクトスカウトにについてよくある質問
最後に、リクルートダイレクトスカウトに関してよくある以下の質問に回答していきます。
- リクルートダイレクトスカウトの利用の流れは?
- リクルートエージェントとの違いは?
- リクルートダイレクトスカウトの利用が会社にバレることはある?
- リクルートダイレクトスカウトに料金はかかる?
- リクルートダイレクトスカウトは20代でも使える?
- リクルートダイレクトスカウトの退会方法は?
6-1. リクルートダイレクトスカウトの利用の流れは?
リクルートダイレクトスカウトの利用の流れは以下の通りです。
- 公式(https://directscout.recruit.co.jp/)から会員登録
- レジュメ(職務経歴書)を記入
- スカウトが届き始める
- スカウトに返信して企業と面接、面談
- 内定
上記は、書類審査通過を意味する企業からのスカウトを受けて転職する流れです。
ヘッドハンターからのスカウトの場合は、紹介を受けた求人の書類審査に応募して、面接、内定と進みます。
6-2. リクルートエージェントの違いは?
2つの違いは以下の通りで、機能とターゲットが異なります。
主な機能 | ターゲット | |
リクルートダイレクトスカウト | 企業・人材紹介業者からのスカウトをもらう | 年収600万円以上のハイクラス |
リクルートエージェント | 担当がついて転職サポートが受けられる | 全ての転職者 |
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス向けのスカウトがもらえる受け身のサービスです。
一方のリクルートエージェントは全ての転職者が対象で、あなた専任の担当がついて転職サポートが受けられます。
レジュメの内容など、登録データはそのまま使いまわせるので、2つを同時に使う方も多いです。
6-3. リクルートダイレクトスカウトの利用が会社にバレることはある?
「企業ブロック」の設定を使えば、バレることはありません。
リクルートダイレクトスカウトの企業側の画面では、氏名や生年月日は出ないものの、現職の会社や部署名、経歴などは全て見ることができます。
そこから推測されてしまう場合もありますが、特定の企業に完全に情報を非公開にできるブロックの設定が可能です。
これを使えばバレることはまずなくなります。
6-4. リクルートダイレクトスカウトに料金はかかる?
転職する本人に費用はかからず、完全無料で利用ができます。
リクルートダイレクトスカウトは、企業やヘッドハンターから以下の料金をもらって運営されています。
- 企業:転職決定時の成功報酬(転職する人の年収の15%)
- ヘッドハンター:初期費用と転職決定時の成功報酬
6-5. リクルートダイレクトスカウトは20代でも使える?
20代の利用者は全体の2割ほどと少ないですが、利用可能です。
リクルートダイレクトスカウトは、基本年収600万円以上のハイクラス向けのサービスです。
しかし、20代だと、将来性を見込んで現在そこまでの年収がなくてもスカウトがもらえることが多いです。
6-6. リクルートダイレクトスカウトの退会方法は?
マイページの一番下にある「リクルートダイレクトスカウトを退会する」から退会手続きができます。
退会してもレジュメのデータは残るので、再開したいときは登録し直すだけで前回のデータが活用できます。
レジュメも完全に削除したい場合は、退会後に専用ページへのリンクが表示されるので、そこから手続きしましょう。
まとめ
リクルートダイレクトスカウトの評判や、そこからわかる特徴を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
500件以上の評判を調べた結果、リクルートダイレクトスカウトは「自分の市場価値を知りたい方、転職を考えている年収600万円以上の方は必ず使うべきサービス」という結論に至りました。
リクルートダイレクトスカウト公式ページ
登録に必要なデータ(職務経歴など)は変わらず、まとめて簡単に登録できるので、以下の大手サービスも合わせて利用がおすすめです。
いずれもdodaXと同じく有名企業とのパイプが強く、スカウトの質が高いので、使っておいて損はありません。
また、具体的に転職を考えている方は、自分からも積極的に動ける転職エージェントは必ず併用しておきましょう。
併用におすすめのエージェントは以下の通りで、あなたのキャリアに合わせて3社を選びましょう。
おすすめ度各社の特徴
おすすめ エージェント |
外資系 | 日系大手 | 技術職 | 管理職 |
1位 JACリクルートメント |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
2位 LHH転職エージェント |
◎ | ◯ | ◎ | ◎ |
3位 パソナキャリア |
◯ | ◎ | ◯ | ◎ |
4位 doda |
△ | ◎ | ◎ | ◯ |
5位 ランスタッド |
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