MS-Japan辛口評価|500人の口コミ・評判でわかる注意点と裏事情
「MS-Japanの評判は悪い?」、「結局どんな人向け?」など、MS-Japanを使ってもいいのか不安に思っていませんか?
500件以上の評判を調べた結果、MS-Japanは「人事や経理などの管理部門・士業の方は必ず使うべき転職エージェント」という結論に至りました。
このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、MS-Japanの評判について、以下の流れで解説していきます。
- 口コミ・評判からわかったMS-Japanの6つの特徴
- MS-Japanは使うべき?
- MS-Japanを使う際の2つの注意点
- MS-Japanを最大限活用するためにすべきこと
- MS-Japanについてよくある質問
全て読めば、MS-Japanにはどんな評判があり、どういった特徴や注意点があるのか、自分は使うべきかまでがわかり、MS-Japanの利用で失敗しなくなるでしょう。
著者:I.J(現役転職エージェント)
1. 口コミ・評判からわかったMS-Japanの6つの特徴
このページでは、MS-Japanの評判について、X、口コミサイト、利用者へのアンケートをもとに独自調査を行い、500件以上の口コミを分析しました。
その結果、MS-Japan(https://www.jmsc.co.jp/)には以下の特徴があることがわかりました。
- ◎管理部門・士業向けの大手優良企業の求人が充実
- ◎職種を熟知した担当が、マッチした求人だけを紹介してくれる
- ◎超大手に比べると、一人一人へのサポートが手厚い
- ◎経験者がメインだが、未経験からの転職にも対応
- △東京・神奈川・大阪・名古屋以外の求人は少ない
- △一部ハズレの担当者もいて不満を持つ人もいる
それぞれの内容について、実際の口コミを元に解説していきます。
また、それぞれの口コミが本当に正しいのか、「裏付け調査」をしましたので、あわせて紹介していきます。
◎ 管理部門・士業向けの大手優良企業の求人が充実
「MS-Japan」を利用した管理部門・士業の方からは、大手・優良企業の紹介が受けられたという声が非常に多いです。
管理部門、士業に特化したサービスでは最大手で、これらの職種の募集は一任する企業も多いです。
MS-Japanが扱う職種 | |
管理部門 | 士業 |
・経理、財務 ・人事、総務 ・法務 ・経営企画、内部監査 ・広報IR、マーケ、購買 ・秘書、オフィスワーク |
・弁護士 ・公認会計士 ・税理士 ・USCPA ・社会保険労務士 |
リクルートのような、一般的な大手にはない、個別に紹介を頼まれたこれらの求人も多数持っています。
他では出会えない質の高い求人が集まっていて、管理部門・士業の方は利用必須と言って間違いありません。
裏付け調査:30年かけて作ったパイプがあるのは確か
MS-Japanは、管理部門、士業特化のサービスとして、30年以上の運営歴を誇る老舗です。
30年かけて作ってきた企業とのパイプがあり、上場企業のうち、9割もの会社と実際に取引があります。
引用:MS-Japan
私が転職エージェントとして働く中で、付き合いのあった大手企業の人事からも、「管理系は専門のMS-Japanさんにお任せしている」という声はよく聞きました。
長年の実績から、まずMS-Japanに相談する慣習のある企業は実際多く、独自の優良求人が集まりやすいエージェントなのは確かです。
◎ 職種に詳しい担当が、マッチした求人だけ紹介してくれる
「MS-Japan」では、正確に希望にマッチした求人を紹介してもらえたという利用者の声が非常に多いです。
よくある転職エージェントのミスマッチな求人紹介は、担当が求職者の仕事をあまり理解できていない時に起こります。
しかし、MS-Japanは特化型のサービスで、管理部門・士業のサポートばかりを年間何百件も行う、職種に詳しい担当者についてもらえます。
そのため、他の大手に比べてもミスマッチは少ないです。
裏付け調査:一人が求職者・企業の両方を担当するから、ミスマッチが起こりにくい
転職エージェントは企業担当と求職者担当が分かれることが多いですが、MS-Japanでは、一人が両方を担当する体制をとっています。
担当が分かれていると、あなたが求職者担当に伝えた希望条件が社内でうまく伝達されず、希望とズレた求人を紹介されるリスクがあります。
しかしMS-Japanでは、実際に企業に通いつめ、内情まで知りつくした担当に直接相談ができるため、こうした伝達ミスは起こりません。
※最初のカウンセリングのみ、別の担当が行いますが、具体的な条件聞き取りや求人紹介、日程調整などのサポートは企業担当が一人で行います。
◎ 超大手に比べると、一人一人へのサポートが手厚い
「MS-Japan」では、リクルートやdodaといったテレビCMを打つ超大手と比べると、担当のサポートが丁寧で手厚かったという声が多いです。
実際に、利用者が多く、担当者一人が何十人も受け持つ大手に比べると、ややマイナーで利用者が少ないこともあり、一人一人時間をかけてもらいやすいです。
「時間をかけてじっくり相談に乗ってほしい」という人には、MS-Japanがおすすめです。
裏付け調査:サポート期間は無期限で、じっくり向き合う体制あり
業界トップのリクルートエージェントは、サポート期間が原則3ヶ月というルールがあります。
しかし、MS-Japanは、サポート期間が決まっておらず、無期限にサポートを受けることができます。
この違いからも、MS-Japanの方が、じっくり一人一人に向き合う体制があるのは明らかです。
以下のように、公式サイトで中長期での転職相談も歓迎していると明言しています。
直近で転職をお考えでない場合も、MS-Japan(MS-Japan)はご利用可能です。
管理部門・士業という領域は専門性の高い分野ですので、今の自分のキャリアが市場でどう評価されるのか、今後はどのようなキャリアプランを設計すべきなのかといった点は、具体的に転職を検討していない時でも確認しておく必要があるため、むしろ中長期での転職相談も歓迎しています。引用:MS-Japan
◎ 経験者がメインだが、未経験からの転職にも対応
「MS-Japan」の利用者は、80%以上が実務経験3年以上で、即戦力になる経験者が多いです。
そもそも、管理部門の中途採用は、営業やエンジニアなど他の職種に比べると、未経験転職が厳しい傾向があります。
しかし、MS-Japanは未経験からの転職にも力を入れていて、実際求人の約1割は未経験OKとなっています。
経験者だけでなく、新たに管理部門を目指す人にも、MS-Japanはおすすめです。
裏付け調査:資格や経験によっては、未経験でもチャンスあり
MS-Japanのサイトでは、未経験からの転職成功事例が以下のようにいくつも紹介されています。
- 販売職
→簿記2級の資格を活かし、経理に転職 - 人材派遣会社の営業職
→人材業界の経験を活かし、メーカーの人事に転職 - 社会人経験なしの法科大学院生
→法律の知識を活かし、企業の法務に転職
未経験の職種でも、資格や経験次第ではチャンスがあるので、まずは一度相談してみるのがおすすめです。
△ 東京・神奈川・大阪・名古屋以外の求人は少ない
「MS-Japan」の拠点は、東京、神奈川、大阪、名古屋の4カ所のみで、サポート対象もこれらの周辺がメインとなります。
MS-Japanの拠点 |
・東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム4F(飯田橋駅徒歩2分) ・神奈川県横浜市西区南幸1丁目1-1 JR横浜タワー15階(横浜駅徒歩1分) ・愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋 12F(名古屋駅直結) ・大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪タワーB 24F(大阪駅徒歩4分) |
その他エリアで管理部門・士業の求人を探す方は、以下のように、より広いエリアに対応した大手の利用がおすすめです。
- リクルートエージェント:求人数最多の大手
- doda:求人数No.2
- ワークポート:未経験からの転職に強い
「ヒュープロ」など、他の特化型もありますが、いずれも東京・大阪の求人がメインで、その他エリアには弱いです。
他のエリアの方は、全国に拠点を持つ、上記の大手エージェントをまず使った方が求人は見つかりやすいです。
裏付け調査:9割以上の求人が「東京・神奈川・大阪・名古屋」に集中
MS-Japanには全国の求人があり、明確にサポート対象を4都市のみと打ち出しているわけではありません。
しかし、9割以上の求人は拠点周辺の都市部に集中していて、地方の転職に向かないのは確かと言えます。
MS-Japanの求人数 | |
東京 | 約6,700件 |
神奈川 | 約460件 |
愛知 | 約1,000件 |
大阪 | 約1,400件 |
北海道・東北 | 約130件 |
中国・四国 | 約130件 |
九州・沖縄 | 約180件 |
△ 一部ハズレの担当者もいて不満を持つ人もいる
これはMS-Japanだけに限りませんが、転職エージェントは、同じ業者でも担当者によって経験や能力が違い、以下の対応は全く変わります。
- あなたの希望を理解した上で、合った求人を紹介してくれるか
- 業界知識をもとに、いいアドバイスをしてくれるか
- ミスなく必要な連絡や手続きをしてくれるか
そのため、このようにハズレの担当者にあたって、一部不満を持つ人もいます。
裏事情:仕組み上、売り上げ重視の担当に当たることも
また、MS-Japanでは、ビジネスの仕組み上売り上げ重視の担当に当たることもあります。
転職エージェントは、あなたが転職することで、企業から紹介料がもらえるビジネスで、この点はMS-Japanも変わりません。
転職させた件数が多いほど利益が出て、社内でも評価されるため、以下のように実績を上げようとひどい対応をするケースもあります。
- 決まればなんでも良いとばかりに、希望に合わない求人も大量に紹介する
- 応募や内定の承諾を急かしてくる
ただし、こうしたケースはごく一部
MS-Japanは担当者の対応がいいという評判も多いのが事実で、こうしたケースはごく一部です。
そもそも、こうした担当にあたるリスクはどの転職エージェントでもあるため、気にしても仕方がありません。
MS-Japanでは申し出れば担当変更もできるため、対応が気に入らない、合わないと感じたら、遠慮なく変更しましょう。
2. MS-Japanは使うべき?
これまで紹介してきた特徴を踏まえると、「MS-Japan」は、管理部門・士業の転職を目指す方は必ず使うべき転職エージェントと言えます。
30年以上の実績のある大手で、上場企業を中心に管理部門や士業の優良求人が多く、企業ごとの転職ノウハウにも強いのでおすすめです。
MS-Japan公式
特に、近年は質の悪い転職エージェントが急増していて、「大手以外を使うのは危険」という実態があるため注意しましょう。
知っておくべき裏事情:近年ひどい転職エージェントが急増している
下記は厚生労働省の出す転職エージェントなどの職業紹介事業所の数の推移ですが、転職エージェントは、5年間で約1万社も急増しました。
引用:厚生労働省ホームページ
これには、資格さえあればインターネットで誰でも簡単にエージェント業が始められるようになったという背景があります。
設立まもないエージェントは、優良企業とのコネもなく、常に出回っているようなブラック求人しか持っていないケースが多いです。
また、求人以外の面でも、こうした新設エージェントには、以下のようなひどいタイプが多いのが実情です。
- 企業とのパイプ、転職ノウハウが少なく、フォローが弱い
- 会社の実績や売り上げ作りのために必死に転職を進めてくる
こういったエージェントに当たってしまうと、ブラックな人気のない企業にねじ込まれることもあり、転職失敗の原因になりますから注意が必要です。
MS-Japanなら実績のある大手で安心
こうした目に遭わないためにも、転職エージェントはMS-Japanのように優良企業とのパイプが強く、実績のある大手だけを使うようにしましょう。
そもそもですが、以下のような高待遇な求人は企業と信頼関係ができているエージェントにしか集まりません。
- 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう求人
- 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない求人
- 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人
これらは、企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。
MS-Japanは企業の独自のパイプを多く持っていて、大手・優良企業を中心に、管理部門・士業の求人が豊富です。
転職のノウハウも豊富で、MS-Japanのような大手を使うだけで、いい会社に入れる確率はグッと高まります。
他の大手と比べたMS-Japanの特徴
同じく管理部門や士業の転職に強い大手エージェントとMS-Japanを比較したのが以下の表です。
「MS-Japan」は、エリアが限られますが、管理部門や士業に特化していて、経験者・未経験者どちらの求人にも強い特徴があります。
求人数 | 求人内容 (管理部門・士業) |
対応業界・職種 | 対応エリア | |
MS-Japan | ★★★☆☆ 普通 |
経験者・未経験者 どちらにも対応 |
管理部門・士業のみ | 関東・関西・ 東海 |
リクルート エージェント |
★★★★★ かなり多い |
幅広く対応 | 幅広い業界・職種 | 全国 |
doda | ★★★★★ かなり多い |
幅広く対応 | 幅広い業界・職種 | 全国 |
ワークポート | ★★★★☆ 多い |
若手向けの 管理部門の求人が豊富 |
幅広い業界・職種 | 全国 |
JAC リクルートメント |
★★★★☆ 多い |
年収600万円以上の 案件が集中 |
幅広い業界・職種 ※ハイクラス専門 |
全国 |
ヒュープロ | ★★★☆☆ 普通 |
税理士法人、 会計事務所の求人が多い |
管理部門・士業のみ | 関東・関西 |
BEET agent | ☆☆☆☆☆ 非公開 |
都内の法務求人に強い | 管理部門のみ | 関東 |
この中で、MS-Japanと同じタイプの求人に強いエージェントとしては、以下があげられます。
- リクルートエージェント:求人数最多の大手
- doda:求人数No.2
- ワークポート:若手向けの管理部門の求人が多い
- JACリクルートメント:年収600万円以上は登録必須
MS-Japanを使う際は、必ずこれらも併用しておきましょう。
この点も含めて、次の章からMS-Japanの利用の注意点を解説していきます。
3. MS-Japanを使う際の2つの注意点
「MS-Japan」は実績のある大手で、失敗することは少ないですが、利用にあたっては以下の点に注意しましょう。
- MS-Japanだけの利用では不十分
- 職歴・経験によってはサポートを断られる
注意点1. MS-Japanだけの利用では不十分
「MS-Japan」は、管理部門・士業の方におすすめですが、以下の理由で、単体での利用はおすすめしません。
- MS-Japanとパイプのある企業しか紹介されない
- 担当者の比較ができない
まず、大手エージェントでもそれぞれパイプの強い企業が違います。例えば、MS-Japanにだけ紹介を頼む会社もあれば、dodaにしか頼まない会社もあるということです。
求人の選択肢が大幅に増えるため、少なくとも2社は併用しておきましょう。
また、MS-Japanだけに絞ると、ハズレの担当者にあたっても、比較ができずにイマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。
他のエージェントも一緒に使うことで、比較していい担当者かの見極めができるようになります。
併用におすすめの転職エージェント
併用におすすめなのは、同じく業界経験者のサポートに強く、求人が豊富な以下の大手エージェントです。
おすすめエージェント | 特徴 |
リクルートエージェント | 業界最大手で、求人数・転職サポート実績共にトップクラス |
doda | リクルートに次ぐ求人数を誇る業界No.2で、管理部門の転職サポートにも強い |
ワークポート | 20~30代の若手向けの管理部門の求人が充実 |
JACリクルートメント | ハイクラス向けのサービスの最大手で、年収600万円以上は利用必須 |
いずれも管理部門や士業に特化しているわけではありませんが、以下の点でMS-Japanに負けないサポート力があります。
- 管理部門や士業の専門部署があり、業界経験者など、詳しい担当がついてくれる
- 有名で利用者が多い分サポート実績も豊富で、企業ごとの選考突破ノウハウに強い
注意点2. 職歴・経験によってはサポートを断られる
MS-Japanは、以下のような方はサポートを断られる場合があります。
- 希望する求人に見合った職歴・経験がない
- 空白期間が長い・短期離職が多いなど、転職に不利な経歴がある
人事や経理などの管理部門は、一人当たりの求人が少ない、競争率の高い職種です。
※「厚労省のデータ(令和4年)」によると、人事や経理などを含む事務的職業の有効求人倍率は0.41で、2人につき約1件しか求人がない。
よって、実務経験があったり、なくても即戦力になる資格を持つなど、それなりの経験・スキルが求められます。
同じ理由で、転職に不利な経歴があるなど、マイナスポイントにも厳しい傾向で、見込みの薄い方は断られやすいです。
自信がない場合もまずは相談がおすすめ
ただ、経歴に自信がない方も、管理部門・士業を志望するなら一度は「MS-Japan」に相談しておきましょう。
未経験からの転職にも力は入れているため、実務経験が浅かったり、ない方でもサポートが受けられることはあります。
不安な方は、MS-Japan以上に求人があり、職歴の浅い人にも対応した以下の大手エージェントも合わせて利用しておきましょう。
- リクルートエージェント:求人数最多の大手
- doda:求人数No.2
- ワークポート:若手向けの管理部門の求人が多い
4. MS-Japanを最大限活用するためにすべきこと
ここでは、転職エージェントの裏事情も踏まえ、MS-Japanの利用で意識すべき以下のポイントを解説していきます。
- 最初の申し込みを丁寧に行う
- 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
- 経歴・スキルに嘘はつかない
- 複数のエージェントを使っていることは隠さない
- 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
- 担当者が使えないと判断したら付き合わない
- 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
- 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
- 最低限のマナーは守る
4-1. 最初の申し込みを丁寧に行う
優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。
入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。
MS-Japanでは、登録時に経験職種や資格の入力が必要になりますが、強みになりそうなものは、もれなく記入しておきましょう。
4-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
最初の面談でエージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。
エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。
以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。
- 転職予定がかなり先
- そもそも転職への意欲が低い
すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。
4-3. 経歴・スキルに嘘はつかない
求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。
転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。
いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。
やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。
4-4. 複数のエージェントを使ってることは隠さない
MS-Japan以外の転職エージェントも一緒に使う場合は、その点を隠さず担当者に伝えましょう。
言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。
- あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
- 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる
すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。
これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。
こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。
4-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
登録後は、少なくとも2週に一度は、担当者にコンタクトを取るようにしましょう。
長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。
以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。
- こういった求人はないか
- こんな業界は自分でも通るか
自動的に、後回しにされるリスクも
転職エージェントは企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。
その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、担当者はこれを見て求人紹介をしていきます。
更新日が古いとあなたの名前が担当の目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。
この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。
4-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない
MS-Japanは大手の優良エージェントですが、中には仕事のできない担当者も存在します。
そういった担当に当たってしまったら利用をやめましょう。
具体的には下記に2つ以上当てはまったら、危険なので、担当を変えてもらうか利用自体を止めましょう。
付き合うべきではない担当者の特徴 |
|
2つ以上当てはまった場合、下記の方法で担当を変えるか、MS-Japan自体の利用をやめましょう。
担当を変えたい場合
担当者を変えたい場合は、MS-Japan宛に、メールで以下の文章を送りましょう。
件名:担当変更のご相談
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。
しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。
つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。
お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。
MS-Japan自体の利用をやめる場合
MS-Japan自体の利用をやめる場合は、公式の「マイページ」から退会手続きが可能です。
退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。
4-7. 「推薦状を見せてほしい」と伝える
担当者は応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。
これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。
- 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
- 改めて自分のアピールポイントを整理したい
見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、担当者にとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。
以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。
(参考)ひどい推薦文の例
〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。
コミュニケーション能力が高く、明るい方です。
ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。
4-8. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく
担当者に対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。
転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。
転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、サポートするメリットが薄いです。
紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。
また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。
こうした話はしすぎないよう注意しましょう。
4-9. 最低限のマナーは守る
担当者とのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。
こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。
また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。
応募する会社だけでなく、担当者に対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。
5. MS-Japanについてよくある質問
最後に、MS-Japanについてよくある以下の質問に回答していきます。
5-1. MS-Japanの利用の流れは?
MS-Japanの利用の流れは以下のとおりです。
- ネット(https://www.jmsc.co.jp/)から申し込み
- 面談(リモートか電話)
- 求人紹介を受ける
- 企業に応募する
- 選考対策を受け、面接に進む
- 入社決定
最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。
面談は、平日だけでなく、土曜、GWやお盆の長期連休も対応してもらえます。
5-2. すぐに転職する気がなくても使ってもいい?
転職すべきかの相談から入る方も多く、使っても問題ありません。
一方、すぐの転職は考えていない方は、まず以下のようなスカウトサービスにだけ登録し、様子を見る方法もおすすめです。
- ビズリーチ★最もおすすめ
- リクルートダイレクトスカウト
- doda X
これらは経歴やスキルを登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つサービスです。
登録するとあなたの経歴やスキルに見合ったスカウトが来るようになり、自分の市場価値や、転職先のイメージがしやすくなります。
ただ、以下の理由で、「具体的に転職を進めたい」となった際は必ずMS-Japanのような転職エージェントを活用しましょう。
- スカウトだけに頼ると、いつまでもスカウトが来ずに決まらないこともある
- 企業とのやりとりなど全てやってもらえて、一人で動くより圧倒的に手間が減る
- 応募書類の添削や面接対策が受けられて、選考で有利になりやすい
まとめ
MS-Japanの評判や、そこからわかる特徴を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
500件以上の評判を調べた結果、MS-Japanは「管理部門や士業の方は必ず使うべき転職エージェント」という結論に至りました。
求人の選択肢が増え、担当の比較もできるため、利用にあたっては、同じタイプの求人に強い以下の大手エージェントも併用しておきましょう。
- リクルートエージェント:求人数最多の大手
- doda:求人数No.2
- ワークポート:若手向けの管理部門の求人が多い
- JACリクルートメント:年収600万円以上は登録必須
MS-Japan公式
あなたが転職エージェントを使いこなし、転職成功に役立てていただけることを心から祈っています。