マイケルペイジ辛口評価|500人の口コミ・評判でわかる注意点と裏事情
「マイケルペイジの評判は悪い?」、「結局どんな人向け?」など、マイケルペイジを使ってもいいのか不安に思っていませんか?
500件以上の評判を調べた結果、マイケルペイジは東京で外資系企業への転職を考えている方は、必ず使うべき転職エージェントという結論に至りました。
このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、マイケルペイジの評判について、以下の流れで解説していきます。
- 口コミ・評判からわかったマイケルペイジの6つの特徴
- マイケルペイジは使うべき?
- マイケルペイジを使う際の3つの注意点
- マイケルペイジを最大限活用するためにすべきこと
- マイケルペイジについてよくある質問
全て読めば、マイケルペイジにはどんな評判があり、どういった特徴や注意点があるのか、自分は使うべきかまでがわかり、マイケルペイジの利用で失敗しなくなるでしょう。
著者:I.J(現役転職エージェント)
1. 口コミ・評判からわかったマイケルペイジの6つの特徴
このページでは、マイケルペイジの評判について、Twitter、口コミサイト、利用者へのアンケートをもとに独自調査を行い、500件以上の口コミを分析しました。
その結果、マイケルペイジ(https://www.michaelpage.co.jp/)には以下の特徴があることがわかりました。
- ◎他社にはない外資の優良案件が充実
- ◎担当者の専門性が高く、マッチした求人だけを紹介してくれる
- ◎スピーディーに内定が決まりやすい
- △紹介できるレベルにない人には対応がドライ
- △東京以外の求人は少ない
- △一部ハズレの担当者もいて不満を持つ人もいる
それぞれの内容について、実際の口コミを元に解説していきます。
また、それぞれの口コミが本当に正しいのか、「裏付け調査」をしましたので、あわせて紹介していきます。
◎ 他社にはない外資の優良案件が充実
「マイケルペイジ」を利用した方からは、他社にはない、外資の優良案件を紹介してもらえたという声が非常に多いです。
取引のある企業の8割は外資系企業で、実際に外資ならではの高収入な求人ばかりを取り揃えています。
IT、製薬、ヘルスケア業界をはじめとした、あらゆる外資系求人が充実しているため、外資への転職には外せない一社です。
裏付け調査:40年かけて作った海外企業とのパイプがある
マイケルペイジは、日本以外にも、イギリスをはじめとして世界30カ国以上に拠点を持っていて、各地で人材紹介を行っています。
1976年の設立の歴史あるエージェントで、世界各国の企業と長年の採用サポートを通じて強いパイプを持っています。
海外の本社の採用を担当した縁で、そのまま日本法人の採用も任されることがよくあり、他社には出回らない独自の外資案件も豊富に持っているのは確かです。
◎ 担当者の専門性が高く、マッチした求人だけを紹介してくれる
「マイケルペイジ」では、担当者に、正確にマッチした企業を紹介してもらえたという声が多いです。
担当の業界や職種の転職事情に詳しく、キャリアについての深い相談ができたという評判も上がっています。
転職エージェントでは、業界の素人で、システムで打ち出した求人を機械的に紹介するだけの担当も多いですが、マイケルペイジではそういったことはありません。
裏付け調査:専門分野ごとにチームが組まれ、ノウハウが社内で共有されている
マイケルペイジは外資系のエージェントで、個人主義が強いと思われがちですが、チームワークを重視する社風で有名です。
社内では、以下のように、専門分野ごとのチームが10以上組まれています。
- 経理・財務
- エンジニア
- 医療・ヘルスケア
- マーケティング
- 不動産
担当はそれぞれの最新の転職事情を社内で共有し合っていて、それが担当の専門性や的確なマッチングにつながっています。
また、これは私が以前社員から聞いた内容ですが、外資系では珍しく、転職決定によるインセンティブが少なく、固定給が大きい傾向で、決定数よりサポートの質を重視する文化があるようです。
それゆえ、転職エージェントで良くある、とにかく決めようと、的外れなものも含めてあれこれ紹介されるといったケースも少ないと考えられます。
◎ スピーディーに内定が決まりやすい
「マイケルペイジ」では、活動を初めて1ヶ月など、スピーディーに内定が決まったという方の声が多いです。
外資系企業ならではの意思決定の速さもあり、担当一人ひとりの対応スピードも速いと評判です。
急ぎで転職を決めたい方には、うってつけのエージェントと言えます。
裏付け調査:一人が転職者と企業の両方を担当するので、スムーズに進みやすい
一般的な転職エージェントでは、あなた専任の担当がついて聞き取りを行い、その条件にあった求人を企業担当が紹介する流れになります。
しかし、マイケルペイジでは専任担当はつかず、企業ごとに一人の担当が間に入ってサポートを行います。
一人があなたと企業の両方とやり取りをすることになり、それぞれに担当がつく場合に比べて話がスムーズに進みやすいです。
これは、JACリクルートメントや、ロバート・ウォルターズなど、外資系に特化したエージェント全てに共通する特徴です。
△ 紹介できるレベルにない人には対応がドライ
求人を紹介してくれるでもなく何の連絡もなく、こちらから連絡しても担当者さんからは一向に返信いただけておりません。
私の経歴では紹介できる求人がないのかもしれませんが、にしても対応がどの人材紹介会社より酷いです。
履歴書などの個人情報も提出を急かすだけ急かし、その後連絡つかないとか怖すぎます。
個人情報を全て渡してそのような対応は前代未聞です。
他の方からも、紹介したい企業があると何度も勤務中に着信があり、1度も留守電にメッセージ無し。
勤務中は電話対応難しいので、せめて留守電を残すかメールで連絡下さいと伝えても、平日の日中に着信だけ。
皆さん本当にお気をつけ下さい。
「マイケルペイジ」では、上記のように、一度相談したり、職歴を伝えたところ音信不通になったという声が複数あります。
外資求人がメインのハイクラス向けサービスで、一定のスキル・経験のある人材を対象とするため、基準に満たない人はドライに扱う傾向があります。
裏付け調査:ハイクラス向けサービスでは良くある特徴
このように、案件を紹介できない人材が相手にされないのは、ハイクラス向けサービス全てに共通しています。
ただ、外資系特有のドライな社風もあり、マイケルペイジはこの傾向が特に強いです。
マイケルペイジの場合は、以下の場合、こうした対応をされる可能性があります。
- 英語力がない
- 志望職種の経験が浅い
サポートが受けられなかった場合に備え、「JACリクルートメント」など、他の外資に強いサービスも併用しておきましょう。
エージェントごとに保有求人は変わるため、マイケルペイジがダメでも、他のハイクラス向けサービスなら紹介が受けられることはよくあります。
△ 東京以外の求人は少ない
「マイケルペイジ」の日本の拠点は、東京にのみあり、求人もその周辺がほとんどになります。
求人ごとの勤務地は以下の通りで、東京に9割以上が集中しています。
- 東京:約5,000件
- 神奈川:約130件
- 愛知:約20件
- 大阪:約130件
- 福岡:約10件
その他エリアの方は、サポート自体受けるのは難しいので、以下のように全国対応の他の外資に強いエージェントを選びましょう。
- JACリクルートメント:ハイクラス転職では利用必須の老舗
- LHH転職エージェント:人材業界世界2位のアデコのサービス
- ランスタッド:人材業界世界トップで、外資系との強いパイプあり
△ 一部ハズレの担当者もいて不満を持つ人もいる
おそらく、インセンティブのために無理やり応募したことにしているのだと思う。ビッグモーターとやり口が同じ。最悪。
・条件と違う求人を紹介される
・全然仕事を紹介しない
・他の転職先が決まってから、むこうのノルマが足りないときだけ連絡がしつこく来る
・夜遅くに平気でメールや電話が来る
オススメはしません
これはマイケルペイジだけに限りませんが、転職エージェントは、同じ業者でも担当者によって経験や能力が違い、以下の対応は全く変わります。
- あなたの希望を理解した上で、合った求人を紹介してくれるか
- 業界知識をもとに、いいアドバイスをしてくれるか
- ミスなく必要な連絡や手続きをしてくれるか
そのため、このようにハズレの担当者にあたって、一部不満を持つ人もいます。
裏事情:仕組み上、売り上げ重視の担当に当たることも
また、マイケルペイジでは、ビジネスの仕組み上売り上げ重視の担当に当たることもあります。
転職エージェントは、あなたが転職することで、企業から紹介料がもらえるビジネスで、この点はマイケルペイジも変わりません。
転職させた件数が多いほど利益が出て、社内でも評価されるため、以下のように実績を上げようとひどい対応をするケースもあります。
- 決まればなんでも良いとばかりに、希望に合わない求人も大量に紹介する
- 応募や内定の承諾を急かしてくる
ただし、こうしたケースはごく一部
マイケルペイジは担当者の対応がいいという評判も多いのが事実で、こうしたケースはごく一部です。
そもそも、こうした担当にあたるリスクはどの転職エージェントでもあるため、気にしても仕方がありません。
また、東京のオフィスに電話やメールで問い合わせれば、担当変更ができる場合もあります。
求人ごとの担当が決まっている仕組み上、簡単に変えられない場合もありますが、要望は出せるため、気に入らない場合は遠慮なく問い合わせをしましょう。
2. マイケルペイジは使うべき?
これまで紹介してきた特徴を踏まえると、マイケルペイジは、東京で外資系企業への転職を考えている方は必ず使うべき転職エージェントと言えます。
世界で40年以上採用サポートをしてきた大手で、多くの外資系企業とのパイプを持ち、外資の転職サポートには強くおすすめです。
マイケルペイジ公式
特に、近年は質の悪い転職エージェントが急増していて、「大手以外を使うのは危険」という実態があるため注意しましょう。
知っておくべき裏事情:近年ひどい転職エージェントが急増している
下記は厚生労働省の出す転職エージェントなどの職業紹介事業所の数の推移ですが、転職エージェントは、5年間で約1万社も急増しました。
引用:厚生労働省ホームページ
これには、資格さえあればインターネットで誰でも簡単にエージェント業が始められるようになったという背景があります。
設立まもないエージェントは、優良企業とのコネもなく、常に出回っているようなブラック求人しか持っていないケースが多いです。
また、求人以外の面でも、こうした新設エージェントには、以下のようなひどいタイプが多いのが実情です。
- 企業とのパイプ、転職ノウハウが少なく、フォローが弱い
- 会社の実績や売り上げ作りのために必死に転職を進めてくる
こういったエージェントに当たってしまうと、ブラックな人気のない企業にねじ込まれることもあり、転職失敗の原因になりますから注意が必要です。
マイケルペイジなら実績のある大手で安心
こうした目に遭わないためにも、転職エージェントはマイケルペイジのように企業とのパイプが強く、実績のある大手だけを使うようにしましょう。
そもそもですが、以下のような高待遇な求人は企業と信頼関係ができているエージェントにしか集まりません。
- 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう求人
- 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない求人
- 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人
これらは、企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。
マイケルペイジは長年の実績から多くの外資系企業と独自のパイプを多く持っています。
外資の転職ノウハウも豊富で、マイケルペイジのような大手を使うだけで、いい会社に入れる確率はグッと高まります。
他の大手と比べたマイケルペイジの特徴
同じく20年以上の実績があり、外資転職にも対応した大手エージェントとマイケルペイジを比較したのが以下の表です。
「マイケルペイジ」は、対象エリアは限られますが、英語力がある人向けの外資系求人に強い特徴があります。
外資の求人数 | 求人内容 | 強いジャンル | 対応エリア | |
マイケルペイジ | ★★★★☆ 多い |
ビジネスレベルの 英語力必須がメイン |
外資系・ 日系グローバル企業 |
主に東京 |
JAC リクルートメント |
★★★★★ かなり多い |
年収800万円~ がメイン |
外資など ハイクラス全般 |
全国 |
LHH 転職エージェント |
★★★★★ かなり多い |
年収800万円~ がメイン |
外資など ハイクラス全般 |
全国 |
ランスタッド | ★★★★☆ 多い |
年収800万円~ がメイン |
外資など ハイクラス全般 |
全国 |
ロバート・ ウォルターズ |
★★★☆☆ 普通 |
ビジネスレベルの 英語力必須がメイン |
外資系・ 日系グローバル企業 |
東京・大阪 |
リクルート エージェント |
★★★★☆ 多い |
幅広く対応 | あらゆる業界職種 | 全国 |
doda | ★★★★☆ 多い |
幅広く対応 | あらゆる業界職種 | 全国 |
この中で、同じタイプの外資求人に強いエージェントとしては、以下があげられます。
- JACリクルートメント:ハイクラス転職では利用必須の老舗
- LHH転職エージェント:人材業界世界2位のアデコのサービス
- ランスタッド:人材業界世界トップで、外資系との強いパイプあり
- ロバート・ウォルターズ:バイリンガル向けの外資特化サービス
マイケルペイジを使う際は、必ずこれらも併用しておきましょう。
この点も含めて、次の章からマイケルペイジの利用の注意点を解説していきます。
3. マイケルペイジを使う際の3つの注意点
「マイケルペイジ」は実績のある大手で、失敗することは少ないですが、利用にあたっては以下の点に注意しましょう。
- マイケルペイジだけの利用では不十分
- 東京以外の方、英語ができない方には他社がおすすめ
- 未経験からの転職には向かない
注意点1. マイケルペイジだけの利用では不十分
マイケルペイジは外資系志望の方におすすめですが、以下の理由で単体での利用はおすすめしません。
- マイケルペイジとパイプのある企業しか紹介されない
- 担当者の比較ができない
まず、大手エージェントでもそれぞれパイプの強い企業が違います。例えば、マイケルペイジにだけ紹介を頼む会社もあれば、JACにしか頼まない会社もあるということです。
求人の選択肢が大幅に増えるため、少なくとも2社は併用しておきましょう。
また、1社に絞ると、ハズレの担当者にあたっても、比較ができずにイマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。
他のエージェントも一緒に使うことで、比較していい担当者かの見極めができるようになります。
併用におすすめの転職エージェント
マイケルペイジとの併用におすすめなのは、同じく外資転職に強い以下のエージェントです。
おすすめエージェント | 特徴 |
JACリクルートメント | 外資系、ハイクラスの転職では真っ先に名前が上がる老舗で、利用必須 |
LHH転職エージェント | 世界60カ国で人材サービスを展開するアデコグールプの運営で、外資系企業との強いパイプあり |
ランスタッド | 人材業界で世界トップの売り上げを誇り、外資系企業との強いパイプあり |
ロバート・ウォルターズ | バイリンガルの転職に特化したイギリス生まれのエージェント |
いずれも海外で30年以上の運営実績を誇る大手で、外資系企業とは強いパイプを持っています。
中でも、「JACリクルートメント」、「LHH転職エージェント」は、大手の有名外資系企業の案件が非常に多いので、必ず使っておきましょう。
注意点2. 東京以外の方、英語ができない方には他社がおすすめ
外資系希望でも、以下に当てはまる方には、マイケルペイジは向きません。
- 東京以外の勤務希望の方:求人がほとんどないため
- 英語力に自信がない方:担当者の4割が外国人で、全文英語の求人も多いため
こうした方は、全国対応で、日本人の担当者も多い以下の大手エージェントを使いましょう。
- JACリクルートメント:ハイクラス転職では利用必須の老舗
- LHH転職エージェント:人材業界世界2位のアデコのサービス
- ランスタッド:人材業界世界トップで、外資系との強いパイプあり
注意点3. 未経験からの転職には向かない
外資系企業の募集は、経験を活かして働ける人向けの、即戦力採用の求人がほとんどです。
そのため、マイケルペイジ以外も含めた、外資系に強いエージェントは経験者向けの求人が多く、未経験からの転職には使えません。
申し込んでも、サポート自体を断られる可能性が高いです。
未経験の職種を考えている方は、外資系以外も含め、幅広い転職に対応した以下の大手エージェントを選びましょう。
少ないですが、未経験でも応募できる外資系の求人も扱っていて、こうした方でも積極的なサポートが受けられます。
4. マイケルペイジを最大限活用するためにすべきこと
ここでは、転職エージェントの裏事情も踏まえ、マイケルペイジの利用で意識すべき以下のポイントを解説していきます。
- 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
- 経歴・スキルに嘘はつかない
- 複数のエージェントを使っていることは隠さない
- 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
- 担当者が使えないと判断したら付き合わない
- 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
- 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
- 最低限のマナーは守る
4-1. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
最初の面談でエージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。
エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。
以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。
- 転職予定がかなり先
- そもそも転職への意欲が低い
すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。
4-2. 経歴・スキルに嘘はつかない
求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。
転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。
いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。
やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。
4-3. 複数のエージェントを使ってることは隠さない
マイケルペイジ以外の転職エージェントも一緒に使う場合は、その点を隠さず担当者に伝えましょう。
言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。
- あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
- 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる
すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。
これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。
こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。
4-4. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
登録後は、少なくとも2週に一度は、担当者にコンタクトを取るようにしましょう。
長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。
以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。
- こういった求人はないか
- こんな業界は自分でも通るか
自動的に、後回しにされるリスクも
転職エージェントは企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。
その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、担当者はこれを見て求人紹介をしていきます。
更新日が古いとあなたの名前が担当の目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。
この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。
4-5. 担当者が使えないと判断したら付き合わない
マイケルペイジは大手の優良エージェントですが、中には仕事のできない担当者も存在します。
そういった担当に当たってしまったら利用をやめましょう。
具体的には下記に2つ以上当てはまったら、危険なので、担当を変えてもらうか利用自体を止めましょう。
付き合うべきではない担当者の特徴 |
|
2つ以上当てはまった場合、下記の方法で担当を変えるか、マイケルペイジ自体の利用をやめましょう。
担当を変えたい場合
担当者を変えたい場合は、公式のメールアドレス(enquiries@michaelpage.co.jp)に、以下の文章を送りましょう。
件名:担当変更のご相談
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。
しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。
つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。
お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。
あなた専任の担当はつかず、求人ごとに担当が変わるという仕組みから、変更が難しい場合もあります。
ただ、同じ業界に詳しい別の担当をつけてくれる場合もあるため、試しに上記のメールを送ってみましょう。
同じ内容を、以下から電話で直接伝える方法でも構いません。
- マイケル・ペイジ・ジャパン(東京):03-5733-7166
マイケルペイジ自体の利用をやめる場合
基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。
ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。
マイケルペイジ自体の利用をやめる場合は、担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。
件名:退会手続きのお願い
マイケルペイジ 〇〇様
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。
(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。
熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。
お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。
退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。
4-6. 「推薦状を見せてほしい」と伝える
担当者は応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。
これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。
- 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
- 改めて自分のアピールポイントを整理したい
見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、担当者にとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。
以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。
(参考)ひどい推薦文の例
〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。
コミュニケーション能力が高く、明るい方です。
ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。
4-7. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく
担当者に対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。
転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。
転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、サポートするメリットが薄いです。
紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。
また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。
こうした話はしすぎないよう注意しましょう。
4-8. 最低限のマナーは守る
担当者とのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。
こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。
また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。
応募する会社だけでなく、担当者に対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。
5. マイケルペイジについてよくある質問
最後に、マイケルペイジについてよくある以下の質問に回答していきます。
5-1.マイケルペイジの利用の流れは?
マイケルペイジの利用の流れは以下のとおりです。
- 公式(https://www.michaelpage.co.jp/)からマイページ登録
- 職務経歴書を提出し、コンサルタントと面談(対面か電話)
- 紹介できる求人があれば、各企業の担当から連絡がくる
- 気に入った求人があれば応募する
- 選考対策を受け、面接に進む
- 入社決定
専任の担当1人が求人紹介をするパターンが多いですが、マイケルペイジでは、経歴的にマッチした求人を持つ担当が次々声をかけてくることになります。
マッチした求人がないと、全く連絡が来ない場合もあります。その場合は他社エージェントを活用しましょう。
面談方法は対面か電話から選べますが、以下の拠点が近い方は、そこで対面で受けることができます。
- マイケル・ペイジ・ジャパン:東京都港区虎ノ門 4-3-13 ヒューリック神谷町ビル6F(東京メトロ日比谷線神谷町駅徒歩1分)
5-2. すぐに転職する気がなくても使ってもいい?
転職すべきかの相談から入る方も多く、使っても問題ありません。
一方、すぐの転職は考えていない方は、まず以下のようなスカウトサービスにだけ登録し、様子を見る方法もおすすめです。
- ビズリーチ:スカウトサービスの最大手で、登録企業数が最多
- リクルートダイレクトスカウト:人材業界トップのリクルートのスカウトサービス
- doda X:人材業界No.2のパーソルのスカウトサービス
これらは経歴やスキルを登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つサービスで、マイケルペイジと同じく、主に高年収の方を対象としています。
登録するとあなたの経歴やスキルに見合ったスカウトが来るようになり、自分の市場価値や、転職先のイメージがしやすくなります。
ただ、以下の理由で、「具体的に転職を進めたい」となった際は必ずマイケルペイジのような転職エージェントを活用しましょう。
- スカウトだけに頼ると、いつまでもスカウトが来ずに決まらないこともある
- 企業とのやりとりなど全てやってもらえて、一人で動くより圧倒的に手間が減る
- 応募書類の添削や面接対策が受けられて、選考で有利になりやすい
まとめ
マイケルペイジの評判や、そこからわかる特徴を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
500件以上の評判を調べた結果、マイケルペイジは東京で外資系企業への転職を考えている方は必ず使うべき転職エージェントという結論に至りました。
マイケルペイジ公式
求人の選択肢が増え、担当の比較もできるため、利用にあたっては、同じく外資転職に強い以下の大手エージェントも併用しておきましょう。
- JACリクルートメント:ハイクラス転職では利用必須の老舗
- LHH転職エージェント:人材業界世界2位のアデコのサービス
- ランスタッド:人材業界世界トップで、外資系との強いパイプあり
- ロバート・ウォルターズ:バイリンガル向けの外資特化サービス
あなたが転職エージェントを使いこなし、転職成功に役立てていただけることを心から祈っています。