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三菱UFJ銀行の中途採用の完全ガイド|応募前に知るべき注意点全てがわかる

「三菱UFJ銀行は中途採用してる?」「中途で三菱UFJ銀行に入社するにはどうすればいい?」など、株式会社三菱UFJ銀行(以下、三菱UFJ銀行)の中途採用が気になっていませんか?

三菱UFJ銀行は中途採用を行っていますが、人気企業で転職難易度もかなり高く、十分な対策が必要です。

また、社内からは悪い口コミもあるので、悪い面も理解して転職しないと入社後後悔することになります

このページでは転職エージェントとして数多くの人の転職をサポートしてきた筆者が、三菱UFJ銀行へ中途入社を目指す上で知っておくべき全てのことを以下の流れで解説します。

  1. 三菱UFJ銀行の中途採用情報|待遇・求人や申し込み方
  2. 中途入社先として三菱UFJ銀行はどうなのか
  3. 三菱UFJ銀行の行員からの口コミ・内部事情
  4. 三菱UFJ銀行はそもそもどんな会社か
  5. 三菱UFJ銀行の中途採用に応募する際に絶対知っておくべきこと
  6. 三菱UFJ銀行への中途採用で使うべき転職エージェント
  7. 三菱UFJ銀行への中途採用で転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと

最後まで読めば、三菱UFJ銀行の中途採用の情報から、中途採用されやすくなるためのコツまでわかり、三菱UFJ銀行への転職で失敗しなくなるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
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ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. 三菱UFJ銀行の中途採用情報|待遇・求人や申し込み方

三菱UFJ銀行は、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の銀行で、年間通して中途採用も行っています。

ここでは三菱UFJ銀行の中途採用について、どんな求人があるか、またどんな人物が求められているかを紹介します。

1-1. 中途採用職種

三菱UFJ銀行の中途採用の職種は大きく分けると下記の3種類です。

総合職(全国グローバル・国内ブロック・本部) 法人業務、リテール業務、国際業務、投資銀行業務、市場業務、システム/デジタル業務、会計業務、リスク管理業務、本部(企画・人事)等
ビジネス・スペシャリスト職 営業拠点での窓口業務、個人向け相談業務、オペレーション業務、本部各部署にてPCスキルを活用した企画・管理業務等
ファシリティマネジメント職 ファシリティマネジメント分野

上記のように複数の職種がありますが、中途採用では全ての職種で幅広く募集を行っています。

具体的に出ていた求人を以下で紹介します。

1-2. 求人情報

過去に「JACリクルートメント」「LHH転職エージェント」「doda」といった大手転職エージェントや「キャリア採用サイト」で募集されていた求人情報をご紹介します。

総合職

求人概要 予定年収 勤務地
法人営業 600万円~1,000万円 香川県高松市
グローバルアライアンス企画・推進 600万円~1,300万円 東京都千代田区
※リモート相談可
データサイエンティスト(ウェルスマネジメント領域) 800万円~1,300万円 東京都千代田区
※リモート相談可
デリバティブトレーディング(通貨・金利)※デスククオンツ、IT開発 600万円~1,300万円 東京都千代田区
※リモート相談可
事業投資推進・管理 700万円~1,400万円 東京都千代田区
※リモート相談可
デジタルマーケティング 700万円~1,500万円 東京都千代田区
※リモート相談可

総合職ということもあって、地方の支店での法人営業をはじめ、データサイエンティストやデジタルマーケティング職など幅広く募集を行っています。

ビジネス・スペシャリスト職

求人概要 予定年収 勤務地
ストラクチャードファイナンス(不動産ファイナンス)の期中管理 400万円~500万円 東京都千代田区
※リモート相談可
融資業務管理 400万円~500万円 東京都千代田区
※リモート相談可
公社債の発行・支払等バックオフィス業務 400万円~500万円 大阪府大阪市
※リモート相談可

ビジネス・スペシャリスト職の場合は融資業務管理などの職種で募集を行っております。

また、同職種での採用となった場合、基本的に転勤の可能性はありません。

ファシリティマネジメント職

求人概要 予定年収 勤務地
ファシリティーマネージャー(建築・電気・設備) 600万円~1,300万円 東京都千代田区
※リモート相談可
ファシリティーマネージャー(建築・電気・設備) 600万円~1,300万円 大阪府大阪市
※リモート相談可
ファシリティーマネージャー(建築・電気・設備) 600万円~1,300万円 愛知県名古屋市
※リモート相談可

ファシリティマネジメント職の場合は、東京をはじめ大阪や愛知などの都市圏のオフィスで募集を行っています。

また、同職種での採用となった場合、本人の同意のない転居を伴う異動はありません。

1-3. 採用メッセージ、求められる人物像

三菱UFJ銀行は、採用メッセージとして「経営環境の大きな変化に対応するため、キャリア人材が有する知見を積極的に取り入れたい」としており、中途人材を積極的に受け入れることが伺えます。

また、中途採用の人材に期待することとして、特定分野の専門性だけでなく、環境変化に対応できるデジタル分野のスペシャリティが必要不可欠としています。

そして、求める人物像を以下のように定義しています。

高い人間力とスキル・専門性を有するプロフェッショナルとして、変化を先取りし、変革に挑戦することを通じ、中長期的に高い成果・貢献を実現できる人材

上記を踏まえると、以下のようなポイントをアピールしましょう。

  • 応募する職種に関する専門性を持っていること
  • デジタル化など変化に対して、柔軟に適応できること
  • 組織に対して中長期的に価値を出し続けるという、高いコミットメント力を持っていること
  • プロフェッショナルとして高い倫理観を持っていること

逆に言うと、上記のスキル・性格、実績がない場合、転職は難しく、たとえ入社できてもミスマッチがおき、後悔する可能性がありますから注意しましょう。

1-4. 三菱UFJ銀行へはどうやって応募すべきか

三菱UFJ銀行に応募するには、以下の3つの方法がありますが、必ず転職エージェントを使い応募しましょう。

転職エージェントを使うべきなのは、以下の点で三菱UFJ銀行の転職に有利になるからです。

  • インターネット上に出ていない、三菱UFJ銀行の非公開求人に応募できる
  • 三菱UFJ銀行の傾向を踏まえた選考対策(面接対策、書類添削)をしてくれる
  • 三菱UFJ銀行側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
  • 内定時に給与交渉をしてくれる

ページの後半で、転職エージェントについて詳しく解説をしますが、三菱UFJ銀行に転職したい方が使うべきエージェントは下記の3社です。

これらに登録し、「三菱UFJ銀行に転職したい」と伝え、サポートを受けましょう。

上記エージェントは先ほど三菱UFJ銀行と比較した他社への転職にも強いので、他社に応募する際にも使えます。

2. 中途入社先として三菱UFJ銀行はどうなのか

中途採用を目指すべき?という方に向け、下記の観点で三菱UFJ銀行を評価していきます。

行員からの評判 ・「待遇」「ワークライフバランス」「キャリア・成長」の評価は人気企業の中でも平均からやや上位
・「やりがい」「職場の雰囲気」に関する評価は人気企業の中でも平均からやや下位
年収 ・業界平均より高いが、一緒に検討される「三井住友銀行」には劣る
中途入社難易度 ・かなり高い(高度なスキルや経験があっても難しい)ので入念な準備が必要

それぞれの観点について解説します。

2-1. 三菱UFJ銀行の行員からの評判

口コミサイトをもとに行員からの三菱UFJ銀行の評判をまとめると、下記の通りです。

評価 人気企業内順位
待遇 3.5 131位/300社
ワークライフバランス 3.6 123位/300社
キャリア・成長 3.2 116位/300社
やりがい 3.4 199位/300社
職場の雰囲気 3.1 177位/300社

行員からの口コミ、他の人気企業との比較を簡単にまとめると、以下の通りです。

  • ◎目立たないが、社会へのインパクトが大きい仕事を経験することができる
  • ◎研修や資格取得の支援が充実しており、若いうちに働くことでビジネスパーソンとしての下地ができる
  • ◎有給休暇の取得がしやすく、年に1度は長期休暇を取得する必要がある
  • ◯学閥があるので、有名大学出身者の場合、出世競争で比較的有利となる
  • ◯銀行に在籍している間の年収は高いが、出向・転籍があるので生涯年収は思ったほど伸びないという方が多数いる
  • △ほとんどの行員の方は、52歳あたりで関連会社へ転籍・出向となるなど出世競争は激しい
  • △部署や役職によってはハードワークとなることも

行員からの口コミについては「3.三菱UFJ銀行の行員からの口コミ・内部事情」でより深掘りしますから、気になる方は読み進めましょう。

三菱UFJ銀行とあわせて検討される企業との比較

三菱UFJ銀行とあわせて検討されてるのが、以下の企業です。

それぞれの会社の社内からの評価を比較すると以下の通りで、最高得点を赤字にしています。

待遇 ワークライフバランス キャリア・成長 やりがい 職場の雰囲気
三菱UFJ銀行 3.5 3.6 3.2 3.4 3.1
三井住友銀行. 3.7 3.4 3.5 3.4 3.4
みずほ銀行. 3.4 3.4 3.1 3.0 2.9

三菱UFJ銀行は、メガバンクの中でもとりわけ、やりがいやワークライフバランスのスコアは高いです。

私が転職エージェントとして聞いた実際の行員の声

私が転職エージェントとして働く中でも、元行員の方から、以下のような声をよく聞きます。

  • 目立たないが、日本経済や社会のためになる仕事をしている実感がある
  • 働き方改革の影響などを受け、一般行員のうちは特にワークライフバランスが充実している

ただ、大手金融機関ということもあって、根回しや調整などに割く時間は非常に多いです。

過去にサポートした中でも、「もっとスピード感を持って、裁量が大きい仕事を進めたい」との理由で転職を希望される方もいたため、この点には注意しましょう。

2-2.三菱UFJ銀行の平均年収

三菱UFJ銀行の正行員の平均年収は、812万円です。

ただ、一緒に検討される企業と比較すると下記の通りで、同じメガバンクと比べると平均的です。

平均年収 平均年齢 平均勤続年数 待遇の口コミ評価
三菱UFJ銀行 812万円 39.6歳 15.7年 3.5
三井住友銀行. 864万円 40歳3ヶ月 16年10ヶ月 3.7
みずほ銀行. 811万円 39.9歳 15.7年 3.4

※各社最新のIR情報・就職情報サイト・口コミサイトを参考に作成

とにかく高い年収を求める方は、「三井住友銀行」といった同業他社も検討しましょう。

年齢別の給与水準

口コミサイトを元に集計すると、三菱UFJ銀行の年齢別の給与の平均値は以下の水準です。

25歳 450万円~500万円
30歳 650万円~700万円
35歳 800万円~850万円
40歳 950万円~1,000万円
45歳 1,100万円~1,150万円
50歳 1,200万円~1,250万円

役職、残業時間によっても左右されますが、平均すると、上記の水準になります。

2-3. 三菱UFJ銀行の中途採用難易度

三菱UFJ銀行への転職難易度は「かなり高い(高度なスキルや経験があっても難しい)」です。

中途採用は積極的に行なっている傾向がありますが、高い知名度や、安定性などから、転職人気企業ランキング上位の常連で、高い倍率を勝ち抜かなければいけません。

そのため、以下を徹底しないと合格は難しいでしょう。

  • 自分の経験、スキルに合ったポジションに応募する
  • 求める人物像を理解し、活躍できる人材であることをアピールする
  • 過去の傾向を分析し、面接・選考対策を徹底的に行う

3. 三菱UFJ銀行の行員からの口コミ・内部事情

改めて、三菱UFJ銀行行員からの口コミ、他の人気企業との比較をすると以下の通りです。

評価 人気企業内順位
待遇 3.5 131位/300社
ワークライフバランス 3.6 123位/300社
キャリア・成長 3.2 116位/300社
やりがい 3.4 199位/300社
職場の雰囲気 3.1 177位/300社

この章ではそれぞれの項目でどんな口コミがあったかを、内部事情を合わせて解説します。

端的にまとめると下記のメリット・デメリットがあるといえます。

  • ◎目立たないが、社会へのインパクトが大きい仕事を経験することができる
  • ◎研修や資格取得の支援が充実しており、若いうちに働くことでビジネスパーソンとしての下地ができる
  • ◎有給休暇の取得がしやすく、年に1度は長期休暇を取得する必要がある
  • ◯学閥があるので、有名大学出身者の場合、出世競争で比較的有利となる
  • ◯銀行に在籍している間の年収は高いが、出向・転籍があるので生涯年収は思ったほど伸びないという方が多数いる
  • △ほとんどの行員の方は、52歳あたりで関連会社へ転籍・出向となるなど出世競争は激しい
  • △部署や役職によってはハードワークとなることも

3-1. 待遇に関する口コミ

  • 年収に対する満足度は高いが、出向を踏まえると生涯年収は高くない
  • 役職ごとに年収が決まっており、調査役まで昇格すると年収1,000万円を超える
  • 役職による年収の差が大きく、40代になると同期入社でも大きな差が出る
  • 一握りの行員を除き、52歳あたりで関連会社へ出向・転籍となり、年収は4割ほど下がる
  • 海外駐在となると、手当によって手取り額が大きく増える

待遇に関する評価は人気企業300社の中でも、平均からやや上位に位置しています。

特に多い口コミは、在籍中の額面の年収に対する満足度は高いが、出向を踏まえると生涯年収は高いと感じないというものです。

総合職として入行した場合、新卒入行から4年目まではゆるやかに昇給していきますが、以降の上昇幅が大きく、最速で7年目に調査役という役職に昇格し、以降は年収も1,000万円を超えます。

なお、年収レンジは等級によって決まっており、出世できるかで同年代でも大きく年収の差が開き、40代になると差は顕著です。

ただし、52歳あたりで関連会社へ出向・転籍となるケースが多く、出向・転籍先では4割ほど年収が下がることもある点には注意が必要です。

部署によっては海外駐在なども発生しますが、住宅手当やハードシップ手当などが充実しているため、手取り年収が大きく増えます。

このほか、業務へのストレスが大きいため、もう少しもらえないと割に合わないと感じるという方もいます。

参考:役職別の年収目安(総合職)

三菱UFJ銀行の役職ごとの年収目安は以下の通りです。

役職目安 年収目安
書記(新入行員~3年目あたりの行員) 450万円~500万円
書記(一般行員) 650万円~700万円
調査役、支店長代理 1,150万円~1,200万円
上席調査役、支店次長 1,500万円~1,550万円
本部の次長、支店長 1,800万円~1,850万円
本部の部長 2,000万円~2,050万円
取締役クラス 5,000万円~
頭取 1億円~

3-2. ワークライフバランスに関する口コミ

  • 1年に1度は5営業日以上休まないといけない制度があるので、長期休暇の取得はしやすい
  • 支店勤務の場合、退社時間は遅くても20時が目安
  • 退勤時間が決まっている中、仕事量は多いので、稼働時間中はテキパキ働いている
  • 部署や役職によってはハードワークとなることもある

ワークライフバランスに関する評価は人気企業300社の中でも、平均からやや上位に位置しています。

特に多い口コミは、配属先によって大きく分かれるものの、働き方改革の影響などを受けてワークライフバランスは良くなってきているというものです。

全社的に有給休暇の取得がしやすく、ノー残業デーなどもきちんと運用されていると語る方が多いです。

不正防止という観点から、”職場離脱”と呼ばれている、5営業日連続で業務から離れなければならない制度があるため、特に長期休暇の取得はしやすいです。

また、支店の場合、原則20時には退勤する必要があります。

退勤時間が決まっているため極端な長時間の残業は少ないですが、基本的に仕事量は多く、就業時間内は休む暇なくテキパキと働いている場合が多いです。

ただ、以下のような部署や役割の場合は、下記のようにワークライフバランスが悪いと感じる方もいました。

  • M&Aやプロジェクトファイナンス系の職種:他の職種に比べてハードワークとなりやすい
  • 企画系の職種:調査役をはじめとした役職者は裁量労働制のもとハードワークとなりやすい
  • 海外とのやりとりが発生する部署:現地時間に合わせて業務連絡する必要があるので、稼働が長い場合がある
  • 法人営業:近年は減ってきているが、就業後に取引先との接待がある

銀行全体の残業時間の平均は28.5時間ですが、部署・役職によってはハードワークが必要です。

このほか、若手の間は昇格の要件を満たすためプライベートを資格試験などに充てる時間が多く、休みは取れても仕事から完全に離れる感覚はないという声もあります。

3-3. 成長・キャリアアップに関する口コミ

  • 基本的なビジネスの作法などを徹底的に鍛えることができる
  • 充実した研修のほか、業務や出世で必要な資格試験を通じて金融機関で働く上での知識を得ることができる
  • 未知の分野へチャレンジといったような、新規事業開発といったようなチャレンジは難しい
  • 若手の間の裁量は少ないが、支店統合などの影響を受け徐々に大きくなってきている
  • 異動が頻繁にあるが、30歳あたりまでには自分の業務分野が確立されてくる

成長・キャリアアップに関する評価は人気企業300社の平均からやや上位に位置しています。

特に多い口コミは、大企業で働くための基本的な作法などを徹底的に叩き込まれるので、ビジネスパーソンとして基本的な素養が身についたというものです。

若手向けの研修や階層別の研修などが手厚いだけでなく、トレーニー制度も充実しており、業務の遂行や昇格にあたり必須の資格試験をパスする必要があるので、学習機会が多いです。

そして、稟議や根回し・調整が頻繁に発生するため、大企業で活躍するためのスキルの習得はしやすいと話す方が多いです。

ただし、未知の分野にチャレンジするといった機会はほとんどないため、自分でサービスを作るといったようなスキルは得られづらい側面もあります。

若手のうちの裁量は少ないものの、支店統合が進んでいる背景もあって一人当たりの裁量は大きくなっています。

また、数年おきの異動はあるものの、近年は30歳前後には特定の分野(法人営業、市場業務など)に固定されるようになってきているので、キャリア形成がしやすくなってきているとの声もあります。

3-4. やりがいに関する口コミ

  • 目立たないが、日本経済や事業会社の役に立っている実感がある
  • 法人営業の場合は、若手のうちから中小企業の社長などと直接やりとりを行う
  • 希望の部署に配属されないリスクも多く、キャリア形成に悩む方もいる
  • 出世コースを外れているとわかると、やりがいが持てなくなる

やりがいに関する評価は人気企業300社の中でも、平均からやや下位に位置しています。

特に多い口コミは、金融機関なので目立つことはないが、日本経済や事業会社の役に立っているという実感があるというものです。

法人営業の場合、若手のうちから中小企業の社長といった決裁者と面と向かって話す機会も多いなど、高い視野を持って働けると答える方が多いです。

ただし、異動が多く、自身の思ったような部署へ配属されないこともあるので、キャリア形成に悩み、やりがいを持てないという方もいます。

このほか、年次を重ねていくうちに、自分が出世コースから外れているかわかり、出向のタイミングなども予想できてくるので徐々にやりがいが削がれてくるという声もあります。

3-5. 職場の雰囲気・人間関係に関する口コミ

  • 大手金融機関ということもあって、非常に堅い組織体制
  • 中途入社組が増えていることもあって、世間のイメージよりは風通しが良いと感じると話す方もいる
  • 真面目で常識的な行員が多い
  • 東京大学をはじめとした有名大出身の方が多いこともあり、学閥があるとの声も

職場の雰囲気・人間関係に関する評価は人気企業300社の中でも、平均からやや下位です。

特に多い口コミは、大手金融機関ということもあり、非常に堅い組織体制というものです。

この傾向は本店が強く、支店の場合は支店長によって空気が違うと話す方もいます。

ただ、堅い組織ではあるものの、昨今は中途入社をされる方が増えてきている背景などもあり、世間のイメージよりも職場の風通しは良いと話す方もいます。

働いている人は、真面目で常識的な人が多いと語る方が多く、非常にコンプライアンスに対して厳しいです。

また、東京大学をはじめ、慶應義塾大学、一橋大学といった有名大学出身者が多いこともあり、学閥があるとの声は多いです。

そのため、役員クラスまでの出世も考えると、上記で挙げられるような有名大学の卒業生の方が有利と言えます。

参考:三菱UFJ銀行から転職で出ていく人の事情やキャリア

三菱UFJ銀行は、安定した雇用体系、高い報酬などから人気の企業です。

しかし、裁量権を持つまでに10年近く我慢しないといけない、一握りを除いて出向・転籍の対象となっているので最後まで行員として働くイメージが持てないといった理由で転職を検討されています。

入行する行員のポテンシャルの高さから、若手の方を中心に、総合コンサルティングファームをはじめとした一部の外資系企業や有力なスタートアップ、FAS(Financial Advisory Services)などに転職する人が多いです。

4. 三菱UFJ銀行はそもそもどんな会社か

引用:Google Maps

三菱UFJ銀行は、三菱UFJフィナンシャル・グループの大手都市銀行です。

「世界が進むチカラになる」のキャッチコピーのもと、国内外に多くの支店を持ち、銀行業務を行なっています。

会社ホームページ:https://www.bk.mufg.jp/

4-1. 会社概要

社名 株式会社三菱UFJ銀行
設立 1919年(大正8年) 8月15日
代表者 取締役頭取執行役員 半沢 淳一
従業員数 31,756名(2024年3月末現在、単体)
本店所在地 東京都千代田区丸の内二丁目7番1号
事業内容 金融業およびその他付帯業務

4-2. 事業内容

三菱UFJ銀行は、関連会社なども通じて以下の事業領域を持っています。

事業内容
デジタルサービス 国内の個人・法人を対象に、さまざまな接点を通じて利便性の高いデジタル金融サービスを提供
法人・リテール 国内の個人・法人を対象に、貸出や資金決済、資産運用・相続、不動産などの幅広い金融サービスや、事業・資産承継といったソリューションを提供
コーポレートバンキング 日系大企業を対象に、銀行、信託、証券をはじめとしたグループ各社が、各々の高い専門性を活かした金融サービスを提供するとともに、グループ連携を通じて総合的な金融ソリューションを一体で提供
グローバルコマーシャルバンキング パートナーバンク(クルンシィ、ダナモン銀行、ヴィエティンバンク、セキュリティバンク)を通じて、アジア進出企業、および同地域の企業・個人を対象に金融サービスを提供
グローバルCIB グローバル大企業を対象に、商業銀行機能と証券機能を中核にグループ一体で付加価値の高いソリューションを提供
市場 ・金利(債券)・為替・株式のセールス&トレーディング業務を中心とする顧客向けビジネス
・MUFGの資産・負債や各種リスクを総合的に運営管理するトレジャリー業務

メガバンクということもあり、国内の個人・法人向けのサービスをはじめ、海外でも金融サービスを提供しています。

4-3. トップメッセージ

引用:三菱UFJ銀行

コロナ禍を経て、デジタル・グリーンといった大きな潮流変化は加速しています。

また、地政学リスクや人々の価値観の隔たりも顕著になるなど、我々は「分断」の時代にいます。そんな中、日本では金利のある世界が戻りつつあり「失われた30年」と言われる停滞から脱するチャンスが訪れています。

こうした変化の中で、個人のお客様は貯蓄から投資への動きを強めており、デジタルやAIを活用したサービスや利便性の高いサービスを求めています。企業のお客様は、生産性の向上に取り組み、ビジネスモデルの再構築や投資に踏み切っています。

当行を含むMUFGグループは、新たな中期経営計画をスタートしました。

中期経営計画では「分断」の中で、お客様を始めとしたステークホルダーの皆様を「つなぐ」存在になることで、「世界が進むチカラになる。」という私たちのパーパスを実現を目指します。

4-4. 今後の事業展開

親会社の三菱UFJフィナンシャルグループが発表した「中期経営計画書」にて、2024年からの3年間を「成長」をとりにいく期間として、位置付けました。

以下3つの成長戦略を実施するとともに、社会課題解決への貢献を中計の柱におき、取り組みを強化します。

成長戦略の進化・・・”国内リテール顧客基盤の強化”や”新たな事業ポートへの挑戦”などの7つの戦略

社会課題の解決・・・持続可能な環境・社会づくりに貢献する

企業変革の加速・・・スピード改革を始め、システム開発リソースの増強、AI・データ基盤の強化といった経営基盤の強化やコンプライアンスの向上に努めながら、企業変革を行う

そして、中長期的な成長も見据えた経営基盤の強化やカルチャー改革などの企業変革も行い、ROE9%を実現します。

求める人物像でもあげている通り、デジタル化など環境の変化に適応できる方や、高いコミットメント力を持つ方に向いた組織です。

4-5. MUFGグループ(三菱UFJフィナンシャル・グループ)について

MUFGグループは、三菱UFUリサーチ&コンサルティングや、三菱UFJ銀行などを傘下におく銀行持株会社です。

MUFGグループは、2005年に「三菱東京フィナンシャル・グループ」「UFJホールディングス」の統合によって生まれました。

MUFGグループの主要会社は以下のようなものが挙げられます。

会社名 主な事業領域
三菱UFJ銀行 銀行
三菱UFJ信託銀行 信託・銀行
三菱UFJ証券ホールディングス
証券持株
三菱HCキャピタル ベンチャーキャピタル
三菱UFJニコス クレジットカード

ただ、中途採用は積極的に行なっておらず、非常に狭き門です。

採用ページでもMUFGグループという、単体としての募集ページはないため、経歴を送りうまくフィットすればチャンスがあるかもしれない、という程度です。

親会社である、「MUFGグループ」への転職を希望する場合は、ハイクラスな求人が集まる下記エージェントに相談しましょう。

5. 三菱UFJ銀行の中途採用に応募する際に絶対知っておくべきこと

三菱UFJ銀行へ転職する際に重要なことは、自分で申し込まず、「転職エージェント」を使い応募することです。

転職エージェントとは、登録をすると完全無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことを指します。

使うべきなのは、下記の4つの理由で三菱UFJ銀行への転職に有利になるからです。

  • 三菱UFJ銀行の非公開求人に応募できる
  • 三菱UFJ銀行の傾向を踏まえた選考対策をしてくれる
  • 三菱UFJ銀行側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
  • 内定時に給与交渉をしてくれる

4つの理由を1つずつ解説します。

5-1. 三菱UFJ銀行の非公開求人に応募できる

転職エージェントは、企業の採用ページや求人情報サイトに乗っていない非公開の求人を複数持っていて、三菱UFJ銀行の非公開求人を持っている可能性もあります。

非公開の求人になるのは、一般的に下記のような求人で、総じて「働く上で好条件の求人」が多いです。

  • 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう
  • 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない
  • 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人

また、求人を持っていなくても、あなたの希望とスキルが合えば、転職エージェントが企業に営業してくれるケースもあります。

三菱UFJ銀行に行きたい場合は、転職エージェントに相談することで、求人の選択肢を大きく増やせますから、自分で探さず、必ず転職エージェントに相談しましょう。

5-2. 三菱UFJ銀行の傾向を踏まえた選考対策をしてくれる

大手転職エージェントだと、三菱UFJ銀行や同業他社に複数の転職希望者を転職させているため、選考を突破するノウハウが溜まっていて、それを元にサポートをしてくれます。

過去の面接の傾向を踏まえ、模擬面接をしてくれたり、書類や面接で何をアピールすべきかを一緒に考えてくれます。

さらに面接前には、面接官の肩書きや、特に重視される点を教えてくれることもあるので、転職エージェントを使っていない人よりも面接を有利に進められます。

5-3.三菱UFJ銀行側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる

転職エージェントは、人事担当者ともやりとりをしていて、面接や書類では伝わらないあなたの魅力をアピールしてくれます。

企業としては、よくわからない人物よりも、転職エージェントのお墨付きのある人の方が安心して採用できるので、転職エージェント経由だとそれだけで選考に有利になることも多いです。

腕のいいエージェントが担当の場合、面接に失敗しても、エージェントがプッシュしてくれ、結果が覆るということもよくあります。

5-4. 内定時に給与交渉をしてくれる

内定した後も、企業とのやりとりは転職エージェントが間に入ってくれます。

給与交渉などの言いにくいことも転職エージェント経由で相談でき、交渉もしてもらえるので、エージェント経由の方がより良い条件で転職しやすいです。

以上の4つの理由で、三菱UFJ銀行やその他企業に転職する際は、必ず転職エージェントを使うようにしましょう。

6. 三菱UFJ銀行への中途採用で使うべき転職エージェント

三菱UFJ銀行の転職を目指す際に使うべきエージェントは下記の3つです。

この3つに登録し、三菱UFJ銀行やその他希望する企業に転職したいと相談しましょう。

これらを選んだ理由は下記3つです。

  • 大手で求人数も多く、三菱UFJ銀行の求人も持っている可能性が高い
  • 三菱UFJ銀行への転職を有利にするためのノウハウを持っている
  • 提案力・交渉力が高く、転職の強い味方になってくれる

一つずつ解説していきます。

6-1. JACリクルートメント

JACリクルートメント

JACリクルートメント」は、ハイクラス専門の転職エージェントです。

ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いです。

三菱UFJ銀行の中でも、年収800万円以上のポジションを狙う方は、必ず使っておきましょう。

ただし、ハイクラスな人材でないと判断されると十分なサポートを受けられませんので注意しましょう。

JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/

6-2. LHH転職エージェント

lhh

LHH転職エージェント」は、世界的に有名な大手人材会社アデコの運営する、ハイクラス向けの転職エージェントです。

サポートを受けた利用者は、平均で年収を約100万円上げていて、年収アップの転職に強みを持ちます。

これまでの経験を活かしつつ、今よりポジション、年収を上げる転職がしたい方には特におすすめです。

LHH転職エージェント公式ページ:https://jp.lhh.com

6-3. doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、業界トップクラスの実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。

求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。

過去のサポート実績から社内にデータやノウハウが蓄積されているだけでなく、企業とのパイプも強いので、人気企業を目指すなら一度は相談しておきましょう。

doda公式ページ:https://doda.jp/

7. 三菱UFJ銀行への中途採用で転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと

ここでは、おすすめした転職エージェントを、最大限活用するためにすべき以下9つのポイントを紹介していきます。

  • 最初の申し込みを丁寧に行う
  • 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
  • 経歴・スキルに嘘はつかない
  • 複数のエージェントを使っていることは隠さない
  • 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
  • 担当者が使えないと判断したら付き合わない
  • 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
  • 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
  • 最低限のマナーは守る

7-1. 最初の申し込みを丁寧に行う

優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。

入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。

下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。

  • 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
  • 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
  • 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く

7-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく

最初の面談でも、エージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。

エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。

以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。

  • 転職予定がかなり先
  • そもそも転職への意欲が低い

すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。

7-3. 経歴・スキルに嘘はつかない

求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。

転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。

いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。

やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。

7-4. 複数のエージェントを使ってることは隠さない

転職エージェントを複数使う場合、他社も使っていることは、それぞれに隠さず伝えましょう。

言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。

  • あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
  • 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる

すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。

これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。

こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。

7-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる

登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。

長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。

以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。

  • こういった求人はないか
  • こんな業界は自分でも通るか

自動的に、後回しにされるリスクも

転職エージェントは、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。

その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。

エージェントがシステムで候補者を選ぶ画面

更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。

この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。

7-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない

どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。そういった担当に当たってしまったら利用をやめましょう。

具体的には下記に2つ以上当てはまったら、危険なので、担当を変えてもらうか、そのエージェントの利用を止めましょう。

付き合うべきではない担当者の特徴
  • 業界知識が乏しく、深い話ができない
  • 転職に関して話していても経験を感じられない
  • 希望した条件以外の的外れな求人ばかり紹介してくる
  • あなたの都合を考えずに、応募を強要してくる(営業感が強い)
  • 必要な連絡や手続きが遅い、ミスが目立つ

2つ以上当てはまった場合、下記の方法で担当を変えるか、そのエージェント自体の利用を止めましょう。

担当を変えたい場合

担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。

件名:担当変更のご相談

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。

しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。

つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。

お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。

担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。

各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合

基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば、連絡を無視すれば、問題ありません。

ただ、連絡がしつこく来る場合は、退会の手続きをしましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。

件名:退会手続きのお願い

〇〇エージェント 〇〇様

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。

(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。

熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。

お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。

退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。

7-7. 「推薦状を見せてほしい」と伝える

エージェントは応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。

これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。

  • 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
  • 改めて自分のアピールポイントを整理したい

見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、エージェントにとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。

以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。

(参考)ひどい推薦文の例

〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。

コミュニケーション能力が高く、明るい方です。

ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。

7-8. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく

エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。

先ほども紹介した通り、転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。

転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。

紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。

また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。

こうした話はしすぎないよう注意しましょう。

7-9. 最低限のマナーは守る

エージェントとのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。

こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。

また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。

応募する会社だけでなく、エージェントに対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。

8. まとめ

三菱UFJ銀行の中途採用について、採用情報から、注意点、転職のコツまで紹介してきましたがいかがでしたか?

三菱UFJ銀行は、中途採用を行っており、転職先としても人気企業です。

人気企業の中でも特にワークライフバランスややりがい面で満足している口コミが複数ありますが、職場の雰囲気面などで一部不満の声も出ていることに注意しましょう。

また三菱UFJ銀行への中途入社を目指す方も、転職難易度が高いことには注意が必要です。自分一人で動かずに、下記の転職エージェントに相談し、サポートを受けましょう。

あなたの転職がうまくいくことを心から祈っています。

(参考)三菱UFJ銀行および、一緒に検討される銀行の平均年収、年齢、勤続年数データの参照元

三菱UFJ銀行 第19期「有価証券報告書
三井住友銀行 第21期「有価証券報告書
みずほ銀行 第22期「有価証券報告書