EY新日本有限責任監査法人の中途採用完全ガイド|応募前に知るべき全て
「EY新日本有限責任監査法人は中途採用してる?」「中途で入社するにはどうすればいい?」など、EY新日本有限責任監査法人の中途採用が気になっていませんか?
EY新日本有限責任監査法人は中途採用を行っていますが、人気企業で転職難易度も高く、十分な対策が必要です。
また、社内からは悪い口コミもあるので、悪い面も理解して転職しないと入社後に後悔することになります。
このページでは転職エージェントとして数多くの人の転職をサポートしてきた筆者が、EY新日本有限責任監査法人へ中途入社を目指す上で知っておくべき全てのことを以下の流れで解説します。
- EY新日本有限責任監査法人の中途採用情報|待遇・求人や申し込み方
- 中途入社先としてEY新日本有限責任監査法人はどうなのか
- EY新日本有限責任監査法人の社員からの口コミ・内部事情
- EY新日本有限責任監査法人はそもそもどんな会社か
- EY新日本有限責任監査法人の中途採用の面接想定質問40選と選考のポイント集
- EY新日本有限責任監査法人の中途採用に応募する際に絶対知っておくべきこと
- EY新日本有限責任監査法人への中途採用で使うべき転職エージェント
最後まで読めば、EY新日本有限責任監査法人の中途採用の情報から、中途採用されやすくなるためのコツまでわかり、EY新日本有限責任監査法人への転職で失敗しなくなるでしょう。
著者:I.J(現役転職エージェント)
1. EY新日本有限責任監査法人の中途採用情報|待遇・求人や申し込み方
EY新日本有限責任監査法人は、世界4大会計事務所の一つ、アーンスト・アンド・ヤング(EY)に属する国内大手の監査法人で、年間通して中途採用も行っています。
ここではEY新日本有限責任監査法人の中途採用について、どんな求人があるか、またどんな人物が求められているかを紹介します。
1-1. 中途採用職種
EY新日本有限責任監査法人の中途採用職種は、大きく分けると下記の4種類です。
| 監査 | 会計監査、内部統制監査、IPO監査、IT・システム監査、サステナビリティ情報の保証など |
| アドバイザリー | 財務・会計、サステナビリティ、ITリスク、内部統制・業務改善などに関するコンサルティング、不正・不祥事の調査など |
| IT | 監査ツール・システムの企画開発、データ分析、業務自動化、社内IT・システム運用など |
| アシスタント | 監査補助、データ集計・加工、資料作成など |
具体的に出ていた求人を以下で紹介します。
1-2. 求人情報
過去に大手転職エージェントやEY新日本有限責任監査法人の「中途採用サイト」で募集されていた求人情報をご紹介します。
監査
| 求人概要 | 募集サイト | 予定年収 | 勤務地 |
| 監査職 | doda | 500万円~800万円 | 東京都千代田区 |
| US IPO監査 | doda | 500万円~800万円 | 東京都千代田区 |
| 金融監査 | doda | 500万円~850万円 | 東京都千代田区 |
| IT監査・システム監査 | doda | 600万円~1,500万円 | 東京都千代田区 |
企業の決算内容を確認する会計監査を中心に、内部統制監査やIPO監査、IT・システム監査などの募集があります。
アドバイザリー
| 求人概要 | 募集サイト | 予定年収 | 勤務地 |
| 公共部門アドバイザリー 調査研究/戦略策定/実行支援 | doda | 900万円~1,300万円 | 東京都千代田区 |
| 財務会計アドバイザリー パブリック分野 | doda | 550万円~1,300万円 | 福岡県福岡市 |
| 金融リスクコンサル | doda | 500万円~1,760万円 | 東京都千代田区 |
| クラウドセキュリティコンサルタント | doda | 600万円~1,500万円 | 東京都千代田区 |
| プライバシー・セキュリティコンサルタント | doda | 600万円~1,500万円 | 東京都千代田区 |
財務・会計、サステナビリティ、ITリスク、内部統制などのコンサルタントや、不正調査の担当者を募集しています。
IT
| 求人概要 | 募集サイト | 予定年収 | 勤務地 |
| アプリエンジニア 設計から携わる上流開発 | doda | 600万円~900万円 | 東京都千代田区 |
| 上流SE 監査DX推進/要件定義・業務改革に挑戦 | doda | 600万円~1,200万円 | 東京都千代田区 |
| SAP運用リーダー | doda | 600万円~1,200万円 | 東京都千代田区 |
| 開発PM 監査DXで上流挑戦 | doda | 600万円~1,200万円 | 東京都千代田区 |
| SAPアプリSE | doda | 600万円~1,200万円 | 東京都千代田区 |
監査のデジタル化を進めるSEを中心に、システム開発や業務自動化、データ分析などの募集があります。
アシスタント
| 求人概要 | 募集サイト | 予定年収 | 勤務地 |
| アドバイザリー(アシスタント) | doda | 400万円~600万円 | 東京都千代田区 |
| 監査アシスタント | doda | 375万円~400万円 | 東京都千代田区 |
| アシスタント(サステナビリティ・ESG領域) | doda | 400万円~450万円 | 東京都千代田区 |
公認会計士を支える監査アシスタントを中心に、データ集計や資料作成などを行う人材を募集しています。
1-3. 採用メッセージ、求められる人物像
EYは、グループの採用ページで以下のメッセージを出しています。
コミュニケーション能力の高い人材、チーム意識や順応性のあるリーダーを求めています。
EYの人々は、場所、宗教、民族、言語の違いに関係なく異文化間でコミュニケーションを図っています。私たちはオープンマインドを持ち、尊敬し合い、協調性を持った寛大なチームです。知識豊富で常に最新の情報を備え持った生涯学び続ける意識を持っている人の集まりです。
引用:EY公式「私たちが求めているもの」
EYは協調性や順応性、学び続ける姿勢を重視しているため、周囲を巻き込みながら仕事を進めた経験や、新しい分野を学んで業務に生かした経験を伝えられるとよいでしょう。
また、同じメッセージ内で、変化し続ける現代で成功するために大事な思考として以下3つを挙げています。
- 分析的な思考:データを整理・分析し、複雑な情報から課題や解決策を導き出す考え方
- 革新的な思考:既存の枠にとらわれず、新しいアイデアや変化を生み出していく考え方
- グローバルな考え方:異なる文化や価値観を尊重し、世界的な視点から物事を考える姿勢
前職の経験などから、こうしたマインドを持って働けることがアピールできると選考で有利になります。
1-4. EY新日本有限責任監査法人へはどうやって応募すべきか
EY新日本有限責任監査法人に応募するには、以下の3つの方法がありますが、必ず転職エージェントを使い応募しましょう。
転職エージェントを使うべきなのは、以下の点でEY新日本有限責任監査法人の転職に有利になるからです。
- インターネット上に出ていない、EY新日本有限責任監査法人の非公開求人に応募できる
- EY新日本有限責任監査法人の傾向を踏まえた選考対策(面接対策、書類添削)をしてくれる
- EY新日本有限責任監査法人側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
- 内定時に給与交渉をしてくれる
ページの後半で、転職エージェントについて詳しく解説をしますが、EY新日本有限責任監査法人に転職したい方が使うべきエージェントは下記の3社です。
- MS-Japan(会計士の方におすすめ)
- doda(全ての人におすすめ)
- JACリクルートメント(年収600万円以上の方向け)
これらに登録し、「EY新日本有限責任監査法人に転職したい」と伝え、サポートを受けましょう。
上記エージェントは先ほどEY新日本有限責任監査法人と比較した他社への転職にも強いので、他社に応募する際にも使えます。
2. 中途入社先としてEY新日本有限責任監査法人はどうなのか
中途採用を目指すべき?という方に向け、下記の観点でEY新日本有限責任監査法人を評価していきます。
| 社員からの評判 | ・「キャリア・成長」「職場の雰囲気」は他の人気企業と比較しても高い ・「待遇」は他の人気企業と比較すると平均的 ・「ワークライフバランス」「やりがい」は他の人気企業と比較しても低い |
| 年収 | ・業界平均より高いが、一緒に検討される4大監査法人は年収に大きな差がない |
| 中途入社難易度 | ・高い(高度なスキルや経験が必須)ので準備が必要 |
それぞれの観点について解説します。
2-1. EY新日本有限責任監査法人の社員からの評判
業界内での情報や口コミを元に、社員からのEY新日本有限責任監査法人の評判をまとめると、下記の通りです。
| 評価 | |
| 待遇 | 3.3 |
| ワークライフバランス | 3.1 |
| キャリア・成長 | 3.4 |
| やりがい | 3.3 |
| 職場の雰囲気 | 3.2 |
社員からの口コミ、他の人気企業との比較を簡単にまとめると、以下の通りです。
- ◎業務を通じて、会計やビジネスへの理解が深められる
- ◎風通しがよく、議論がしやすい雰囲気
- ◯Big4としては平均的な年収だが、待遇そのものに大きな不満はない
- △マネージャー以上への昇格が非常に難しい
- △繁忙期はハードワークで、マネージャー以上は特に忙しい
社員からの口コミについては「3.EY新日本有限責任監査法人の社員からの口コミ・内部事情」でより深掘りしますから、気になる方は読み進めましょう。
EY新日本有限責任監査法人とあわせて検討される企業との比較
EY新日本有限責任監査法人とあわせて検討される監査法人としては以下が挙げられます。
- あずさ監査法人:KPMGに属する大手監査法人で、大手企業や金融機関の監査に強み
- 有限責任監査法人トーマツ:デロイトの大手監査法人で、上場企業の監査やIPOを目指す企業の支援に強み
- PwC Japan有限責任監査法人:会計監査を中心に、IPO支援やM&Aに伴う会計・財務面の支援にも強み
それぞれの会社の社内からの評価を比較すると、以下の通りになり、最高得点を赤字にしています。
| 待遇 | ワークライフバランス | キャリア成長 | やりがい | 職場の雰囲気 | |
| EY新日本有限責任監査法人 | 3.3 | 3.1 | 3.4 | 3.3 | 3.2 |
| あずさ監査法人 | 3.5 | 3.2 | 3.5 | 3.4 | 3.5 |
| 有限責任監査法人トーマツ | 3.4 | 3.1 | 3.5 | 3.6 | 3.5 |
| PwC Japan有限責任監査法人 | 3.4 | 3.1 | 3.7 | 3.4 | 3.8 |
一緒に検討される4大監査法人の中では、全体的な評価は平均的です。
私が転職エージェントとして聞いた実際の社員の声
私が転職エージェントとして働く中でも、元社員の方から、以下のようなコメントをよく聞きます。
- 大手監査法人ということもあり、大手クライアントの監査を経験することができる
- 研修などが充実しており、ビジネスパーソンとして成長した実感が持てる
ただ、「監査法人ということもあって繁忙期は非常にハードワーク」などの不満を持つ方もいます。
過去にサポートした中でも以下の理由で転職を希望される方もいたため、この点には注意しましょう。
- パートナーまでの道のりが非常に長いうえに、激務が続くのでキャリアを見直したい
- 事業会社の経理などで監査法人の経験を活かしたい
2-2.EY新日本有限責任監査法人の平均年収
EY新日本有限責任監査法人の正社員の平均年収は、770万円です。
一緒に検討される4大監査法人を比較すると下記の通りで、年収に大きな差はありません。
| 平均年収 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 待遇の口コミ評価 | |
| EY新日本有限責任監査法人 | 770万円 | 32.3歳 | 6.7年 | 3.3 |
| あずさ監査法人 | 780万円 | 32.2歳 | 11.0年 | 3.5 |
| 有限責任監査法人トーマツ | 780万円 | 32.2歳 | – | 3.4 |
| PwC Japan有限責任監査法人 | 790万円 | 32.2歳 | – | 3.4 |
※口コミサイトや就職情報サイトを参考に作成
年齢別の給与水準
業界内での情報や社内の口コミを元に集計すると、EY新日本有限責任監査法人の年齢別の給与の平均値は以下の水準です。
| 25歳 | 600万円~650万円 |
| 30歳 | 700万円~750万円 |
| 35歳 | 800万円~850万円 |
| 40歳 | 800万円~850万円 |
| 45歳 | 950万円~1,000万円 |
| 50歳 | 1,000万円~1,050万円 |
役職、残業時間によっても左右されますが、平均すると、上記の水準になります。
2-3. EY新日本有限責任監査法人の中途採用難易度
EY新日本有限責任監査法人への転職難易度は「高い(高度なスキルや経験が必須)」です。
中途採用を積極的に行っていて、高い知名度や成長環境の高さなどから、転職先としても人気の企業で、高い倍率を勝ち抜かなければいけません。
そのため、以下を徹底しないと合格は難しいでしょう。
- 自分の経験、スキルに合ったポジションに応募する
- 求める人物像を理解し、活躍できる人材であることをアピールする
3. EY新日本有限責任監査法人の社員からの口コミ・内部事情
改めて、EY新日本有限責任監査法人社員からの口コミ、他の人気企業との比較をすると以下の通りです。
| 評価 | |
| 待遇 | 3.3 |
| ワークライフバランス | 3.1 |
| キャリア・成長 | 3.4 |
| やりがい | 3.3 |
| 職場の雰囲気 | 3.2 |
この章ではそれぞれの項目でどんな口コミがあったかを、内部事情を合わせて解説します。
端的にまとめると下記のメリット・デメリットがあるといえます。
- ◎業務を通じて、会計やビジネスへの理解が深められる
- ◎風通しがよく、議論がしやすい雰囲気
- ◯Big4としては平均的な年収だが、待遇そのものに大きな不満はない
- △マネージャー以上への昇格が非常に難しい
- △繁忙期はハードワークで、マネージャー以上は特に忙しい
3-1. 待遇に関する口コミ
特に多い口コミは、Big4としては平均的な待遇なので、大きな不満はないというものです。
役職ごとに年収レンジが決まっており、昇格するたびにベース給与が上がります。
なお、役職ごとに4つのレベルが設定されています。
役職ごとに期待される一般的なパフォーマンスを出していればマネージャーまでの昇格は見込め、タイトルが上がるごとに給与も上がっていきます。
ただし、シニアまでは残業代が支払われるため、繁忙期となると裁量労働制となった新人マネージャーよりも月収が高くなる場合があります。
また、職位が上がるごとに年収におけるボーナスの支給額による差が出やすくなりますが、パートナーになれるのはごく一部となっています。
参考:役職別の年収目安
EY新日本有限責任監査法人の役職別の年収の目安は、それぞれ下記の通りとなっています。
| 役職目安 | 年収目安 |
| スタッフ | 550万円~600万円 |
| シニア | 800万円~850万円 |
| マネージャー | 1,050万円~1,100万円 |
| シニアマネージャー | 1,300万円~1,350万円 |
| パートナー | 1,500万円~ |
3-2. ワークライフバランスに関する口コミ
特に多い口コミは、監査法人ということもあって波はあるが繁忙期はワーク中心の生活になるというものです。
スタッフ層を中心に残業を抑制しようという動きがあるものの、繁忙期は月間80時間ほどの残業が発生するケースもあります。
特にマネージャー以上はハードワークとなりやすく、深夜までの稼働や土日に稼働することも珍しくありません。
閑散期となると長期での有給休暇の取得もしやすく、振替休日や有給などを併用して合計2週間ほどの長期休暇を取得する方もいます。
ただし、IPOの担当者については年間を通して忙しい傾向があります。
この他、近年はシステムやAIの活用での残業削減を謳っているものの、大幅な削減につながっている実感は持てないとの声もあります。
会社全体の月間の残業時間の平均は41時間ほどとなっています。
3-3. 成長・キャリアアップに関する口コミ
特に多い口コミは、監査に関する知見が社内に溜まっているだけでなく、大手クライアントの監査業務の経験が積めるというものです。
監査業務やアドバイザリー業務を通じ、クライアントのビジネスについて理解が深まったと話す方が複数います。
また、研修やe-lerningなどの制度が整っており、どれを選択すれば良いかわからないくらい種類があると話す方もいます。
この他、近年はシニアクラス以上の流動性が高まっているため、若手のうちから責任のある業務を任される機会が増え、成長につながっているとの声もあります。
3-4. やりがいに関する口コミ
大手企業や、その経営陣を相手に仕事ができる点にやりがいを感じて働く方が多いです。
取引先の部長クラスと直接話す機会も出てくるなど若手のうちから責任のある仕事を任せてもらえます。
一方小規模の案件では、若手うちから重要な業務を任せてもらいやすくなり、成長の実感を感じてる方もいます。
また、社内には監査をはじめアドバイザリー・コンサルティングの知見も溜まっており、成長に前向きであればたくさんの事例を吸収することもできます。
ただし、監査業務は煙たがられる場面もあり、クライアントとのコミュニケーションを通してやりがいを感じる場面は少ないという声もあります。
3-5. 職場の雰囲気・人間関係に関する口コミ
特に多い口コミは、個人商店の集まりのような集団というものです。
そして、所属しているチームの方針によってカラーが大きく変わるなど、パートナーの意向が非常に強く反映されています。
ただし、パートナーが握っているチーム運営の方針以外の部分は、話もしやすく風通しが良いと話す方も多いです。
公認会計士という難易度の高い資格試験を通過している社員が多いことから、優秀な方が多く、比較的落ち着いた社員が多い傾向です。
そして、ハラスメントには非常に厳しいなど、法令遵守の意識が強いと答える方が非常に多いです。
また、コンサルティングの売上が上がってきているものの、監査法人ということもあって公認会計士の資格保有者の方が発言権が強くなりやすい傾向です。
参考:EY新日本有限責任監査法人から転職で出ていく人の事情やキャリア
監査法人全般に言えることですが、EY新日本有限責任監査法人は、一般的な大手企業に比べると離職率はやや高い傾向です。
長く続ける人もいる一方、以下の理由で転職を検討される方もいます。
- マネージャ以上への昇格が非常に難しい
- ハードワークに耐えることができない
- 監査以外の業務(事業会社の経理やFP&Aなど)にチャレンジしたい
- 公認会計士の資格を保有していないので社内でのアップサイドが望めない
- もともと公認会計士として独立することを視野に入れていた
転職後の進路としては、以下が多いです。
- 大手事業会社の経理部門
- ベンチャー企業のCFOや財務系のポジション
- 総合コンサルティング会社
- 公認会計士として独立
4. EY新日本有限責任監査法人はそもそもどんな会社か

引用:EY新日本有限責任監査法人
EY新日本有限責任監査法人は、世界4大会計事務所の一つ、アーンスト・アンド・ヤング(EY)に属する国内大手の監査法人です。
会計監査を中心に、上場を目指す企業のIPO支援や、企業の会計・内部管理体制に関する支援なども行っています。
4-1. 会社概要
| 社名 | EY新日本有限責任監査法人 Ernst & Young ShinNihon LLC (英文名称) |
| 創業 | 2000年4月1日 |
| 代表者 | 松村 洋季 |
| 従業員数 | 6,517名(会計士3,061名、会計士試験合格者1,396名、その他2,060名) ※2025年6月30日現在 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー |
| 事業内容 | 監査・保証業務、FAAS、Forensics、CCaSS |
4-2. 事業内容
EY新日本有限責任監査法人の事業内容は大きく以下2つです。
- 監査・保証
企業の決算書や財務情報を確認する会計監査を中心に、内部統制やITシステム、サステナビリティ情報などの保証業務も行う - アドバイザリー
会計・財務、サステナビリティ、ITリスクなどの専門知識を活かし、企業の経営管理や業務改善、不正・不祥事への対応などを支援する
監査では、一般企業を中心に、学校法人や公的機関など多くの組織を対象としており、3,500社以上の監査に関与しています。
アドバイザリーでは、会計・財務の改善やIPO支援に加え、サステナビリティ、ITリスク、不正調査・コンプライアンスなどの支援を行っています。
大手監査法人の中でもIPO監査に強く、担当社数は大手監査法人の中でもトップクラスです。
EYグループ全体では、監査・保証に加えて、経営コンサルティングやM&Aなどの戦略・取引支援、税務など幅広い企業支援を行っています。
4-3. トップメッセージ

EY新日本は、監査を通じて資本市場の信頼を支えるとともに、企業の経営課題や変革を支援してきました。
今後は、EYの世界的なネットワークや各業界の知見を生かし、監査とアドバイザリーの両面から企業を支えていきます。
また、生成AIなどのデジタル技術を積極的に取り入れ、監査の品質向上や企業のDX支援にも力を入れます。
専門性を持つ人材を育成し、変化する社会の中でも信頼される存在として、より良い社会の実現を目指します。
4-4. 今後の事業展開
2026年以降の公式発表の内容を踏まえると、EY新日本は今後以下に注力する予定です。
- AI・データを活用した監査を拡大(公式より)
AIや大量のデータを監査に取り入れ、異常や不正の兆候を早く見つけるとともに、監査業務の自動化・効率化を進める。 - 財務情報以外の「保証」を強化(公式より)
従来の決算書の監査だけでなく、企業のサステナビリティ情報やデータ、AI・ITシステムなどが信頼できるかを第三者として確認するサービスを伸ばす。 - IPO・スタートアップ支援にAIを導入(公式より)
IPO監査で蓄積した知見を生成AIに活用し、上場準備で必要となる課題の洗い出しや改善策の検討を効率化し、成長企業への支援を強化する。 - サステナビリティ情報の信頼性向上を支援(公式より)
企業の環境・非財務情報に対する保証を強化し、衛星データなど新しい技術も活用して、CO₂削減量などをより正確に確認できる仕組みづくりを進める。
以上を踏まえると、以下のような方は、今後活躍のフィールドが広がるでしょう。
- AIやデータを活用した監査、業務の自動化・効率化に携わった経験がある方
- IPO支援や内部統制、企業の成長支援などに携わった経験がある方
- サステナビリティ、ITシステム、データ分析などの専門知識や実務経験がある方
5. EY新日本有限責任監査法人の中途採用の面接想定質問40選と選考のポイント集
この章では、EY新日本有限責任監査法人の中途採用選考でアピールすべきポイントや、面接の想定質問を紹介します。
5-1. EY新日本有限責任監査法人の中途採用で聞かれる想定質問40選
EY新日本有限責任監査法人の面接を想定して、想定質問を作成しました。年齢別に以下のように40個用意しましたので、準備しましょう。
このページでは、どの企業でも聞かれるような、一般的な質問はあえて入れませんでした。
一般的な質問や、答え方を「プロ直伝!転職面接の質問99例の答え方とわかりやすく伝える全ノウハウ」でまとめていますので、合わせてしっかり準備しましょう。
全ての人が準備すべき質問10個
- 最近の監査基準や規制の変更に対応した経験を具体的に教えてください。
- 会計士として、これまでに最も大きな価値をクライアントに提供した事例を教えてください。
- クライアントとの信頼関係を築くために工夫した点を具体的に教えてください。
- 複数の案件が重なった際のスケジュール管理や優先順位付けの具体例を教えてください。
- EYの働き方を活用して、どのような価値を提供できると考えていますか?
- 複雑な会計処理が必要な案件で、どのように対応したかを教えてください。
- チームでの課題解決において、自身が果たした具体的な役割を教えてください。
- 監査業務の効率化や自動化に向けて、どのような工夫をしてきたか教えてください。
- 多国籍企業のクライアントを担当した経験があれば、その際の課題と対応策を教えてください。
- 将来、EYでどのようにキャリアを発展させたいか、そのビジョンを教えてください。
若手社員(第二新卒〜30歳前後)が準備すべき質問10個
- 初めて担当した監査業務で学んだことや改善した点を教えてください。
- 未経験の業務や複雑なタスクに直面した際、どのように解決したか教えてください。
- 大学や前職で培ったスキルを、どのように業務に活かしているか教えてください。
- 短期間で成果を求められたプロジェクトに対し、どのように取り組んだか教えてください。
- 新しい会計基準や規制に対応するために、どのように知識をアップデートしているか教えてください。
- チームでの業務中に起きた課題を、どのように解決したかを教えてください。
- 監査業務で、クライアントとの認識のズレをどのように解消したか教えてください。
- EYのカルチャーの中で、どのように貢献できると考えていますか?
- スキルアップのために現在取り組んでいることを具体的に教えてください。
- これまでの経験で得た最も大きな成長や学びを教えてください。
中堅社員(30代〜40歳前後)が準備すべき質問10個
- これまでに管理した複数年プロジェクトの具体的な成果を教えてください。
- チームリーダーとして、どのように部下のスキルを引き出し、育成したか教えてください。
- クライアントの複雑な要件に対応するために、どのように戦略を立てたか教えてください。
- 監査業務において、効率化や品質向上のために行った取り組みを教えてください。
- 新しい業務やクライアントへの対応で、自ら提案した改善案がどのような成果を生んだか教えてください。
- 難易度の高いクライアントに対応した経験と、その際の課題解決方法を教えてください。
- 多国籍チームでの業務経験があれば、その中で自身が発揮した強みを教えてください。
- EYのグローバルネットワークを活用する場面で、どのような役割を果たせると考えていますか?
- これまでに直面した最大の業務課題と、その解決方法を教えてください。
- 自身が主導したプロジェクトがクライアントにどのような価値を提供したか教えてください。
管理職、シニア(40代以上)が準備すべき質問10個
- EYでの長期的な戦略において、どのような価値を提供できると考えていますか?
- これまでに担当したクライアントに対して、どのように提案を行い、成果を上げたかを教えてください。
- 部門の生産性や業績を向上させるために実施した具体的な施策を教えてください。
- 複数部門にまたがる案件を管理した際、どのように調整を行い成果を上げたか教えてください。
- 後進育成のために特に意識しているポイントを教えてください。
- 顧客関係を強化するために、どのような戦略や取り組みを行ってきたか教えてください。
- 予算管理や収益向上のために行った具体的な施策とその結果を教えてください。
- グローバル規模のプロジェクトにおいて、自身が果たした役割と成果を教えてください。
- 多様なクライアントのニーズに対応するために、どのようにチームを動かしたか教えてください。
- EYのビジョンと連携し、どのように組織をリードしていくか考えていますか?
5-2. EY新日本有限責任監査法人の中途採用選考でアピールすべきポイント
EY新日本有限責任監査法人への転職を目指す人がアピールすべきことを、以下の4つに分けて紹介します。
- 全ての人がアピールすべきポイント
- 若手社員(第二新卒〜30歳前後)がアピールすべきポイント
- 中堅社員(30代〜40歳前後)がアピールすべきポイント
- 管理職、シニア(40代以上)がアピールすべきポイント
1. 全ての人がアピールすべきポイント
面接の質問に答える際や、職務経歴書を書く際は、以下のポイントを意識し、アピールするといいでしょう。
- 「より良い社会の構築」を目指す姿勢
- 多様なチームでの協働経験
- クライアント志向の問題解決能力
「より良い社会の構築」を目指す姿勢
EY新日本有限責任監査法人のパーパスである「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」への共感を示すことが重要です。
過去の経験から、社会や組織にどのように価値を提供してきたか、具体的なエピソードを交えて説明すると効果的です。
多様なチームでの協働経験
EY新日本有限責任監査法人では、多様なバックグラウンドを持つメンバーとの協働が日常的です。
異なる専門性や文化を持つチームで成果を上げた経験を具体的に伝えることで、適応力や協調性をアピールできます。
クライアント志向の問題解決能力
クライアントの課題を的確に把握し、最適なソリューションを提供した経験を具体的に示しましょう。
特に、クライアントのニーズを深く理解し、それに応じた成果を上げたエピソードが効果的です。
2. 若手社員(第二新卒〜30歳前後)がアピールすべきポイント
若手社員でEY新日本有限責任監査法人への転職を目指す方は、下記のポイントを伝えられるようにしましょう。
- 新しい知識やスキルの習得意欲
- チャレンジ精神
- コミュニケーション能力
新しい知識やスキルの習得意欲
EY新日本有限責任監査法人では、継続的な学習と成長が重視されます。
新しい会計基準やテクノロジーの習得に積極的に取り組んだ経験を具体的に伝えることで、成長意欲を示せます。
チャレンジ精神
未知の業務や困難な課題に対して積極的に挑戦し、成果を上げた経験を具体的に示しましょう。
柔軟性と前向きな姿勢をアピールすることが重要です。
コミュニケーション能力
クライアントやチームメンバーとの円滑なコミュニケーションを通じて、プロジェクトを成功に導いた経験を具体的に伝えましょう。
協調性とリーダーシップの素養を示すことが評価されます。
3. 中堅社員(30代〜40歳前後)がアピールすべきポイント
30代〜40歳前後の中堅社員の方は以下のポイントも意識しましょう。
- プロジェクトマネジメント経験
- 専門知識の深さ
- チームリーダーシップ
プロジェクトマネジメント経験
複数のプロジェクトを同時に管理し、期限内に成果を上げた経験を具体的に示しましょう。
計画力と実行力をアピールすることで、信頼性を高められます。
専門知識の深さ
特定の業界や分野における深い知識と、それを活かしてクライアントの課題を解決した経験を具体的に伝えましょう。
専門性を強調することが重要です。
チームリーダーシップ
チームを率いて目標を達成した経験や、メンバーの育成に貢献した具体的な事例を示しましょう。
リーダーシップと育成能力をアピールできます。
4. 管理職、シニア(40代以上)がアピールすべきポイント
40代以上の方は以下のポイントも意識しましょう。
- 戦略的思考と実行力
- 大規模チームのマネジメント経験
- 業界全体への洞察力
戦略的思考と実行力
長期的なビジネス戦略を策定し、組織全体を動かして成果を上げた経験を具体的に示しましょう。
戦略的思考とリーダーシップを強調することが効果的です。
大規模チームのマネジメント経験
多国籍や多部門にわたる大規模チームを効果的に管理し、プロジェクトを成功に導いた経験を具体的に伝えましょう。
マネジメント能力をアピールすることが重要です。
業界全体への洞察力
業界のトレンドや規制の変化を的確に捉え、組織の方向性に反映させた経験を具体的に示しましょう。
洞察力と適応力をアピールすることが評価されます。
6. EY新日本有限責任監査法人の中途採用に応募する際に絶対知っておくべきこと
EY新日本有限責任監査法人へ転職する際に重要なことは、自分で申し込まず、「転職エージェント」を使い応募することです。
転職エージェントとは、登録をすると完全無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことを指します。
使うべきなのは、下記の4つの理由でEY新日本有限責任監査法人への転職に有利になるからです。
- EY新日本有限責任監査法人の非公開求人に応募できる
- EY新日本有限責任監査法人の傾向を踏まえた選考対策をしてくれる
- EY新日本有限責任監査法人側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
- 内定時に給与交渉をしてくれる
4つの理由を1つずつ解説します。
6-1. EY新日本有限責任監査法人の非公開求人に応募できる
転職エージェントは、企業の採用ページや求人情報サイトに載っていない非公開の求人を複数持っていて、EY新日本有限責任監査法人の非公開求人を持っている可能性もあります。
非公開の求人になるのは、一般的に下記のような求人で、総じて「働く上で好条件の求人」が多いです。
- 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう
- 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない
- 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人
また、求人を持っていなくても、あなたの希望とスキルが合えば、転職エージェントが企業に営業してくれるケースもあります。
EY新日本有限責任監査法人に行きたい場合は、転職エージェントに相談することで、求人の選択肢を大きく増やせますから、自分で探さず、必ず転職エージェントに相談しましょう。
6-2. EY新日本有限責任監査法人の傾向を踏まえた選考対策をしてくれる
大手転職エージェントだと、EY新日本有限責任監査法人や同業他社に複数の転職希望者を転職させているため、選考を突破するノウハウが溜まっていて、それを元にサポートをしてくれます。
過去の面接の傾向を踏まえ、模擬面接をしてくれたり、書類や面接で何をアピールすべきかを一緒に考えてくれます。
さらに面接前には、面接官の肩書きや、特に重視される点を教えてくれることもあるので、転職エージェントを使っていない人よりも面接を有利に進められます。
6-3.EY新日本有限責任監査法人側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
転職エージェントは、人事担当者ともやりとりをしていて、面接や書類では伝わらないあなたの魅力をアピールしてくれます。
企業としては、よくわからない人物よりも、転職エージェントのお墨付きのある人の方が安心して採用できるので、転職エージェント経由だとそれだけで選考に有利になることも多いです。
腕のいいエージェントが担当の場合、面接に失敗しても、エージェントがプッシュしてくれ、結果が覆るということもよくあります。
6-4. 内定時に給与交渉をしてくれる
内定した後も、企業とのやりとりは転職エージェントが間に入ってくれます。
給与交渉などの言いにくいことも転職エージェント経由で相談でき、交渉もしてもらえるので、エージェント経由の方がより良い条件で転職しやすいです。
以上の4つの理由で、EY新日本有限責任監査法人やその他企業に転職する際は、必ず転職エージェントを使うようにしましょう。
7. EY新日本有限責任監査法人への中途採用で使うべき転職エージェント
EY新日本有限責任監査法人の転職を目指す際に使うべきエージェントは下記の3つです。
- MS-Japan(会計士の方におすすめ)
- doda(全ての人におすすめ)
- JACリクルートメント(年収600万円以上の方向け)
これらに登録し、EY新日本有限責任監査法人やその他希望する企業に転職したいと相談しましょう。
これらを選んだ理由は下記3つです。
- 大手で求人数も多く、EY新日本有限責任監査法人の求人も持っている可能性が高い
- EY新日本有限責任監査法人への転職を有利にするためのノウハウを持っている
- 提案力・交渉力が高く、転職の強い味方になってくれる
1つずつ解説していきます。
7-1. MS-Japan:会計士の方におすすめ

「MS-Japan」は、経理をはじめとした管理部門や、会計士などの士業の転職に特化した転職エージェントです。
運営歴は30年以上と、特化型エージェントの中でもトップクラスの実績を誇ります。
会計士の採用は一任する企業も多く、未経験からベテラン向けまで豊富な求人があるので、監査法人への転職には外せない1社です。
MS-Japan公式ページ:https://www.jmsc.co.jp
7-2. doda:全ての人におすすめ

「doda」はパーソルキャリアが運営する、業界トップクラスの実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。
求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。
過去のサポート実績から社内にデータやノウハウが蓄積されているだけでなく、企業とのパイプも強いので、人気企業を目指すなら一度は相談しておきましょう。
doda公式ページ:https://doda.jp/
7-3. JACリクルートメント|年収600万円以上の方向け

「JACリクルートメント」は、ハイクラス専門の転職エージェントです。
ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いです。
EY新日本有限責任監査法人への転職を目指す方の中でも年収800万円を超えるポジションを狙う方は、JACも使うことで、より高待遇な求人が見つかるでしょう。
ただし、ハイクラスな人材でないと判断されると十分なサポートを受けられませんので注意しましょう。
JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/
8. まとめ
EY新日本有限責任監査法人の中途採用について、採用情報から、注意点、転職のコツまで紹介してきましたがいかがでしたか?
EY新日本有限責任監査法人は、中途採用を行っており、転職先としても人気企業です。
人気企業の中でも特にキャリア成長面で満足している口コミが複数ありますが、ワークライフバランス面で一部不満の声も出ていることに注意しましょう。
またEY新日本有限責任監査法人への中途入社を目指す方も、転職難易度が高いことには注意が必要です。自分一人で動かずに、下記の転職エージェントに相談し、サポートを受けましょう。
- MS-Japan(会計士の方におすすめ)
- doda(全ての人におすすめ)
- JACリクルートメント(年収600万円以上の方向け)
あなたの転職がうまくいくことを心から祈っています。
(参考)EY新日本有限責任監査法人と同業他社の平均年収、年齢、勤続年数データの参照元
| EY新日本有限責任監査法人 | 平均年収・平均年齢:口コミサイトなどの情報をもとに算出 平均勤続年数:マイナビなどの就職情報サイトを参照 |
| あずさ監査法人 | 平均年収・平均年齢:口コミサイトなどの情報をもとに算出 平均勤続年数:マイナビなどの就職情報サイトを参照 |
| 有限責任監査法人トーマツ | 平均年収・平均年齢:口コミサイトなどの情報をもとに算出 |
| PwC Japan有限責任監査法人 | 平均年収・平均年齢:口コミサイトなどの情報をもとに算出 |








