KPMGコンサルティングの中途採用の完全ガイド|応募前に知るべき注意点全てがわかる
「KPMGコンサルティングは中途採用してる?」「中途でKPMGコンサルティングに入社するにはどうすればいい?」など、KPMGコンサルティング株式会社(以下、KPMGコンサルティング)の中途採用が気になっていませんか?
KPMGコンサルティングは中途採用を行っていますが、人気企業で転職難易度もかなり高く、十分な対策が必要です。
また、社内からは悪い口コミもあるので、悪い面も理解して転職しないと入社後後悔することになります。
このページでは転職エージェントとして数多くの人の転職をサポートしてきた筆者が、KPMGコンサルティングへ中途入社を目指す上で知っておくべき全てのことを以下の流れで解説します。
- KPMGコンサルティングの中途採用情報|待遇・求人や申し込み方
- 中途入社先としてKPMGコンサルティングはどうなのか
- KPMGコンサルティングの社員からの口コミ・内部事情
- KPMGコンサルティングはそもそもどんな会社か
- KPMGコンサルティングの中途採用に応募する際に絶対知っておくべきこと
- KPMGコンサルティングへの中途採用で使うべき転職エージェント
- KPMGコンサルティングへの中途採用で転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと
最後まで読めば、KPMGコンサルティングの中途採用の情報から、中途採用されやすくなるためのコツまでわかり、KPMGコンサルティングへの転職で失敗しなくなるでしょう。
著者:I.J(現役転職エージェント)
1. KPMGコンサルティングの中途採用情報|待遇・求人や申し込み方
KPMGコンサルティングは、KPMGジャパングループの総合コンサルティングファームで、年間通して中途採用も行っています。
ここではKPMGコンサルティングの中途採用について、どんな求人があるか、またどんな人物が求められているかを紹介します。
1-1. 中途採用職種
KPMGコンサルティングの中途採用の職種は大きく分けると下記の2種類です。
コンサルタント | コンサルタント |
コーポレート | 人事、総務、法務など |
上記のように複数の職種がありますが、中途採用ではどちらの職種でも幅広く募集を行っています。
具体的に出ていた求人を以下で紹介します。
1-2. 求人情報
過去に「JACリクルートメント」「LHH転職エージェント」「doda」といった大手転職エージェントや「キャリア採用サイト」で募集されていた求人情報をご紹介します。
コンサルティング職
求人概要 | 予定年収 | 勤務地 |
エンジニアリングチェーンコンサルタント | 1,000万円~2,000万円 | 東京都千代田区 |
オープンイノベーション担当コンサルタント | 595万円~1,800万円 | 東京都千代田区 |
ITソリューションコンサルタント(Oracle・リーダークラス) | 1,600万円~2,000万円 | 大阪府大阪市 |
Microsoft Dynamics365コンサルタント(リーダー) | 1,040万円~2,000万円 | 大阪府大阪市 |
防衛分野コンサルタント | 575万円~1,200万円 | 東京都千代田区 |
医療・医薬業界インダストリー系 コンサルタント(営業マネージャー) | 1,000万円~2,000万円 | 東京都千代田区 |
スポーツイノベーションコンサルタント | 595万円~1,800万円 | 東京都千代田区 |
総合コンサルティングファームということもあり、IT関連をはじめ医療やスポーツなど様々な分野のコンサルタントの募集を行っています。
コーポレート職
求人概要 | 予定年収 | 勤務地 |
法務(契約審査担当) | 400万円~700万円 | 東京都千代田区 |
経営管理シニアマネージャー | 950万円~1,200万円 | |
採用担当(マネジャー) | 730万円~1,200万円 | |
総務/プレイングマネジャー | 730万円~1,000万円 |
法務や採用担当などのコーポレート系の職種でも募集を行っています。
1-3. 採用メッセージ、求められる人物像
KPMGコンサルティングの過去の求人において、求められる・フィットする人物像を以下の通り挙げていました。
戦略系の求人においてフィットする人物像
- 継続的な学習意欲と成長志向の強い方
- コミュニケーション能力に優れた方
- ポジティブ志向で、明るく朗らかな方
- 知見や技術に拘泥することなく、それらを分かり易く伝え、必要な情報・論点を最大限に引き出すことができる方
- 自己マネジメント力の高い方
- 論理的思考と共感力をもって適切に物事を捉えることができる方
- 異文化理解への関心と姿勢を持つ方
スタートアップ系のコンサルティングにおいてフィットする人物像
- 自らスタートアップとして起業し、数年以上経営した経験・実績を有する人
- 新規事業の構想・立ち上げ、推進に関する経験・実績を有する人
- コンサルタントとしてスタートアップ企業のハンズオン支援や、大企業の新規事業構想・推進に関する経験・実績を有する人
- KPMGコンサルティングの新たな価値の在り方・Value Propositionを”自ら”考え抜き、実現に向けてフットワーク軽くチャレンジし続けられる人
また、公式HPのKPMGコンサルティングの経営方針・強みにおいて、「人を大切にするNo.1ファーム」を目指しているとしており、組織づくりについて、社長が以下のように話しています。
私が特に重視しているのは「オーナーシップ」「リスペクト」「コラボレーション」という3つの言葉ですが、プロフェッショナルとして常に当事者意識を忘れず、あらゆる立場の違いを超えて相手を尊重し、チームとして助け合いながら動いていく、そんな組織づくりを進めていきたいと考えています。
上記を踏まえると、以下のような点をアピールすると良いでしょう。
- プロフェッショナルとして当事者意識を持って働くことのできる人物であること
- 論理的思考能力やゼロベースで物事を考えるなどの、コンサルタントとしての基礎的な素養を持つ人物であること
- ポジティブで、他者を巻き込みながら仕事ができる高い人間性・コミュニケーション能力を持つ人物であること
逆に言うと、上記のスキル・性格、実績がない場合、転職は難しく、たとえ入社できてもミスマッチがおき、後悔する可能性がありますから注意しましょう。
1-4. KPMGコンサルティングへはどうやって応募すべきか
KPMGコンサルティングに応募するには、以下の3つの方法がありますが、必ず転職エージェントを使い応募しましょう。
転職エージェントを使うべきなのは、以下の点でKPMGコンサルティングの転職に有利になるからです。
- インターネット上に出ていない、KPMGコンサルティングの非公開求人に応募できる
- KPMGコンサルティングの傾向を踏まえた選考対策(面接対策、書類添削)をしてくれる
- KPMGコンサルティング側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
- 内定時に給与交渉をしてくれる
ページの後半で、転職エージェントについて詳しく解説をしますが、KPMGコンサルティングに転職したい方が使うべきエージェントは下記の3社です。
これらに登録し、「KPMGコンサルティングに転職したい」と伝え、サポートを受けましょう。
上記エージェントは先ほどKPMGコンサルティングと比較した他社への転職にも強いので、他社に応募する際にも使えます。
2. 中途入社先としてKPMGコンサルティングはどうなのか
中途採用を目指すべき?という方に向け、下記の観点でKPMGコンサルティングを評価していきます。
社員からの評判 | ・「キャリア・成長」「職場の雰囲気」は人気企業の上位に相当 ・「ワークライフバランス」は人気企業のやや上位に相当 ・「やりがい」の評価は人気企業の平均からやや下位に相当 ・「待遇」に関する評価は人気企業の下位に相当 |
年収 | ・業界平均より高く「アクセンチュア」などよりも高いものの、「デロイト トーマツコンサルティング(DTC)」や「PwCコンサルティング」には劣る |
中途入社難易度 | ・かなり高い(高度なスキルや経験があっても難しい)ので入念な準備が必要 |
それぞれの観点について解説します。
2-1. KPMGコンサルティングの社員からの評判
口コミサイトをもとに社員からのKPMGコンサルティングの評判をまとめると、下記の通りです。
評価 | |
待遇 | 2.8 |
ワークライフバランス | 3.6 |
キャリア・成長 | 3.8 |
やりがい | 3.4 |
職場の雰囲気 | 3.5 |
社員からの口コミ、他の人気企業との比較を簡単にまとめると、以下の通りです。
- ◎短期間で複数のプロジェクトを経験できるので成長しやすい環境
- ◎研修や社内セミナーなどが豊富に用意されている
- ◯Big4の中では年収は低めだが、待遇そのものには満足しているという人が多い
- ◯様々な案件があるが、希望していない案件が続くこともある
- ◯業務そのものはハードだが、スタッフ層は特に働きやすくなっている
- △役職やプロジェクトによってはハードワークとなることも
社員からの口コミについては「3.KPMGコンサルティングの社員からの口コミ・内部事情」でより深掘りしますから、気になる方は読み進めましょう。
KPMGコンサルティングとあわせて検討される企業との比較
KPMGコンサルティングとあわせて検討されてるのが、以下の企業です。
- デロイト トーマツ コンサルティング(DTC).:デロイト トウシュ トーマツグループのコンサルティングファーム
- PwCコンサルティング.:PwCグループのコンサルティングファーム
- EYストラテジー・アンド・コンサルティング.:Ernst & Youngグループのコンサルティングファーム
- アクセンチュア.:最大規模の外資系総合コンサルティングファーム
それぞれの会社の社内からの評価を比較すると以下の通りで、最高得点を赤字にしています。
待遇 | ワークライフバランス | キャリア・成長 | やりがい | 職場の雰囲気 | |
KPMGコンサルティング | 2.8 | 3.6 | 3.8 | 3.4 | 3.5 |
デロイト トーマツ コンサルティング(DTC). | 3.7 | 3.0 | 4.1 | 3.8 | 4.0 |
PwCコンサルティング. | 3.6 | 2.9 | 3.9 | 3.7 | 4.0 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティング. | 3.2 | 3.1 | 3.6 | 3.4 | 3.8 |
アクセンチュア. | 3.8 | 3.2 | 4.0 | 3.9 | 4.1 |
KPMGコンサルティングは、一緒に検討される総合コンサルティングファームの中でもとりわけワークライフバランスのスコアが高いです。
私が転職エージェントとして聞いた実際の社員の声
私が転職エージェントとして働く中でも、元社員の方から、以下のような声をよく聞きます。
- コンサルタントとして成長できる環境が用意されている
- 他社の経験もあるが、Big4の中でもワークライフバランスは良い方だと感じる
ただ、マネージャー以上の役職は、ハードワークとなりやすい傾向があります。
過去にサポートした中では、以下のような理由で転職を希望される方もいたため、この点には注意しましょう。
- 自分がより取り組みたい案件にアサインされそうな企業に行きたい
- さらなるタイトル・年収アップを狙いたい
- 手触り感のある仕事がしたい
2-2.KPMGコンサルティングの平均年収
KPMGコンサルティングの正社員の平均年収は、910万円です。
ただ、一緒に検討される企業と比較すると下記の通りで、同じ大手総合コンサルティングファームと比べると平均的です。
平均年収 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 待遇の口コミ評価 | |
KPMGコンサルティング | 910万円 | 33歳 | – | 2.8 |
デロイト トーマツ コンサルティング(DTC). | 920万円 | 32.1歳 | – | 3.7 |
PwCコンサルティング. | 930万円 | 31.1歳 | – | 3.6 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティング. | 890万円 | 31.85歳 | – | 3.2 |
アクセンチュア. | 850万円 | 31.6歳 | 4.8年 | 3.8 |
※各社最新のIR情報・就職情報サイト・口コミサイトを参考に作成
とにかく高い年収を求める方は、「PwCコンサルティング」、「デロイト トーマツ コンサルティング」といった同業他社も検討しましょう。
KPMGコンサルティングをはじめ、平均勤続年数を公表していないコンサルティングファームもありますが、コンサルティングファームの勤続年数はおおよそ3~4年ほどとなっていますので、同じ位と考えて差し支えないです。
年齢別の給与水準
口コミサイトを元に集計すると、KPMGコンサルティングの年齢別の給与の平均値は以下の水準です。
25歳 | 600万円~650万円 |
30歳 | 750万円~800万円 |
35歳 | 850万円~900万円 |
40歳 | 1,050万円~1,100万円 |
45歳 | 1,350万円~1,400万円 |
役職、残業時間によっても左右されますが、平均すると、上記の水準になります。
2-3. KPMGコンサルティングの中途採用難易度
KPMGコンサルティングへの転職難易度は「かなり高い(高度なスキルや経験があっても難しい)」です。
中途採用は積極的に行なっている傾向がありますが、高い知名度や、安定性などから、転職人気企業ランキング上位の常連で、高い倍率を勝ち抜かなければいけません。
そのため、以下を徹底しないと合格は難しいでしょう。
- 自分の経験、スキルに合ったポジションに応募する
- 求める人物像を理解し、活躍できる人材であることをアピールする
- 過去の傾向を分析し、面接・選考対策を徹底的に行う
3. KPMGコンサルティングの社員からの口コミ・内部事情
改めて、KPMGコンサルティング社員からの口コミ、他の人気企業との比較をすると以下の通りです。
評価 | |
待遇 | 2.8 |
ワークライフバランス | 3.6 |
キャリア・成長 | 3.8 |
やりがい | 3.4 |
職場の雰囲気 | 3.5 |
この章ではそれぞれの項目でどんな口コミがあったかを、内部事情を合わせて解説します。
端的にまとめると下記のメリット・デメリットがあるといえます。
- ◎短期間で複数のプロジェクトを経験できるので成長しやすい環境
- ◎研修や社内セミナーなどが豊富に用意されている
- ◯Big4の中では年収は低めだが、待遇そのものには満足しているという人が多い
- ◯様々な案件があるが、希望していない案件が続くこともある
- ◯業務そのものはハードだが、スタッフ層は特に働きやすくなっている
- △役職やプロジェクトによってはハードワークとなることも
3-1. 待遇に関する口コミ
- Big4の中では年収は低いと感じるが、年収自体に大きな不満はない
- 評価も妥当と感じる方が多く、働きやすさも相まって不満にはならない
- 年収におけるベース給与が高い
- 各タイトルの最低勤続年数がないので、実力次第では毎年昇格することも可能
待遇に関する評価は人気企業300社の下位相当となっています。
特に多い口コミは、Big4の中では低いという認識があるが、年収自体には大きな不満はないというものです。
評価内容も妥当で、働きやすいこともあるので大きな不満を持つほどではないという声もあります。
年収におけるベース給与の割合が高く、ボーナスの割合は低いです。
実力主義の傾向が強く、各役職における最低勤続年数も無くなっているので、能力次第で毎年昇格する可能性があります。
このほか、中途採用のオファー金額が上がっていることもあり、同じタイトルでも中途入社の方が入社時の年収が高くなる場合もあると話す方もいます。
参考:役職別の年収目安(コンサルタント職)
KPMGコンサルティングのコンサルタント職の役職ごとの年収目安は以下の通りです。
役職目安 | 年収目安 |
ビジネスアナリスト(BA) | 550万円~600万円 |
コンサルタント(C) | 700万円~750万円 |
シニアコンサルタント(SC) | 800万円~850万円 |
マネージャー(M) | 1,100万円~1,150万円 |
シニアマネージャー(SM) | 1,400万円~1,450万円 |
アソシエイトパートナー(AP) | 2,000万円~ |
パートナー(P) | 2,500万円~ |
3-2. ワークライフバランスに関する口コミ
- Big4などの総合コンサルの中でも、ワークライフバランスが優れている
- プロジェクトベースなので、基本的にはアサイン先やユニットによってバラツキ歯ある
- 有給休暇の付与日数が多く、前もって調整できていれば取得もしやすい
- マネージャー層はスタッフ層に比べてハードワークとなりやすい
ワークライフバランスに関する評価は人気企業300社の平均からやや上位に相当しています。
特に多い口コミは、Big4をはじめとした総合コンサルティングファームの中では労働負荷が低めというものです。
ただし、プロジェクトベースの仕事なので、基本的にはプロジェクトと所属している部署次第でワークライフバランスは異なります。
有給休暇の付与数は多く、プロジェクト間にまとめて取る方が多い傾向がありますが、プロジェクトのリーダーとの調整ができており、仕事も回っていればプロジェクトに取ることも可能です。
また、案件によってはリモートワークが中心となることもあるので、うまく活用できるという方もいます。
なお、複数のコンサルティングファームを経験された方からは、労働負担は他ファームよりも少ないと感じるという声もあります。
このほか、マネージャー以上の業務負担量はスタッフ層に比べて多い傾向があります。
ちなみに、会社全体の残業時間の平均は43時間ほどとなっています。
3-3. 成長・キャリアアップに関する口コミ
- 短期間で複数のプロジェクトを経験できる
- 海外オフィスとの共同プロジェクトなど、活躍の幅広い
- 各プロジェクトでの裁量は、当該プロジェクトのプロジェクトマネージャー次第
- 業務やIT関連の案件が多いので、戦略系の経験つみづらい
成長・キャリアアップに関する評価は人気企業300社の上位相当です。
特に多い口コミは、短期間で複数の高いプロジェクトを経験できるので大きく成長できるというものです。
中には海外オフィスとの共同プロジェクトもあるなど、活躍の幅は広いです。
ただし、どれだけ裁量を与えられるかはPM次第で、案件の空き状況などにも左右されるため、運の要素もあります。
また、担当領域は業務やIT関連が多いため、戦略系の経験は得られづらいと感じるという方もいます。
このほか、キャリア形成をファームが細かく考えいるわけではないため、結局は自分自身で学んでいくしかないという声もありました。
3-4. やりがいに関する口コミ
- 有名企業の案件に携わることができ、クライアントを通じて社会にインパクトを出せる
- プロジェクトや上司に左右されるが、適切なフィードバックがもらえるなど成長機会が多い
- 海外への出向やグローバルプロジェクトなどに携わることも可能
- 待ちの姿勢だと放置されやすいため、やりがいを感じられるのは自立した方に限るとの声も
やりがいに関する評価は人気企業300社の中の平均からやや下位相当です。
特に多い口コミは、大企業や官公庁などの案件に携わることが多く、クライアントを通じて社会にインパクトを出せるというものです。
プロジェクトや上司に左右されますが、適切なフィードバックをもらえ、自身の成長を感じる場面もあると語る方が多いです。
海外への出向の機会もあるので、グローバルに働けるという方もいます。
ただし、待ちの姿勢だと放置となってしまうと話す方もいるので、あくまでやりがいを感じられるのは主体的に働ける方と考えましょう。
3-5. 職場の雰囲気・人間関係に関する口コミ
- コンサルティングファームの中でも落ち着いた雰囲気と話す方が多い
- 同グループの監査法人の雰囲気と似ている
- 少数精鋭の組織のため、ファーム内の交流が多い
職場の雰囲気に関する評価は人気企業300社の上位相当です。
特に多い口コミは、コンサルティングファームの中でも穏やかな雰囲気というものです。
法人自体の歴史が浅く、監査法人の色が強く残ると語る方も多くいます。
そして、Big4の中では少数精鋭の体制をとっていることもあり、ファーム内での交流が多くパートナー陣との距離も近いと話す方もいました。
ただし、プロジェクトや部署によって雰囲気は異なります。
参考:KPMGコンサルティングから転職で出ていく人の事情やキャリア
KPMGコンサルティングは、高い報酬や成長環境などから人気の企業です。
しかし、コンサルタントの働き方そのものが合わない、手触り感のある業務がやってみたいといった理由で転職を検討されています。
また、Big4の中でも給与は低めなので同業への転職でタイトル・年収を上げたい、やりたい案件が出来そうな別ファームで働きたいなどの理由で退職を検討される方もいました。
入社する社員のポテンシャルの高さから、幅広い業界へ転職されており、転職先は同業の総合コンサルティングファームをはじめ、以下のような企業へ転職・起業される方がいます。
- 事業会社(ITやメーカーなど)の経営企画
- スタートアップ
- メガベンチャー
また、アルムナイ制度という、KPMGコンサルティングを退職(卒業)した後に卒業生がつながるプログラムがあり、復職もしやすい会社なので、思い切ったチャレンジができると話す方もいます。
4. KPMGコンサルティングはそもそもどんな会社か
引用:Google Maps
KPMGコンサルティングは、KPMGジャパンの総合コンサルティングファームです。
マネジメントコンサルティングと、リスクコンサルティングの2分野を中心にコンサルティングサービスを提供しています。
4-1. 会社概要
社名 | KPMGコンサルティング株式会社(KPMG Consulting Co., Ltd.) |
設立 | 2014年7月 |
代表者 | 宮原 正弘 |
従業員数 | 1,926名(2024年1月1日 現在) |
本店所在地 | 東京都千代田区大手町1丁目9番7号 大手町フィナンシャルシティ サウスタワー |
事業内容 | コンサルティングサービス |
4-2. 事業内容
KPMGコンサルティングは大きく以下の2分類で各種コンサルティング業務を提供しています。
提供サービス | |
マネジメントコンサルティング | 営業やサプライチェーン、財務・会計、人事、ITに関する、戦略立案からオペレーション構築といったテーマのコンサルティング |
リスクコンサルティング | リスクマネジメント、内部統制構築、内部監査支援、さらには個人情報やサイバーセキュリティ対応など |
4-3. トップメッセージ
引用元:KPMGコンサルティング
KPMGコンサルティングの誕生は2014年。社会のグローバル化が急速に進み、日本企業がR&Dや生産拠点を海外に移す中、アドバイザリーに対するニーズが高まっていました。
そうした社会要請に応えるため、以下の3つに特化したプロフェッショナル集団を立ち上げました。
- トランスフォーメーション
- リスクマネジメント
- イノベーション
それが、KPMGコンサルティングです。
KPMGジャパンは“市場の番人”である監査法人をグループに擁しているため、KPMGジャパンは誠実であることを何よりも重視するカルチャーを持っています。
その中で、KPMGコンサルティングは、クライアントの健全な成長に貢献し、かつ人を大切にするNo.1ファームを目指しています。
4-4. 今後の事業展開
KPMGコンサルティングは経営方針(引用:KPMGコンサルティング)の中でも触れている通り、「攻めと守り 変革オーケストレーター」を目指しています。
KPMGコンサルティングの定義する”攻め”と”守り”は、以下の通りです。
- 攻め/「マネジメントコンサルティング」・・・戦略立案から業務プロセス改善、ITシステム導入など
- 守り/「リスクコンサルティング」・・・リスクマネジメント、内部統制構築、内部監査支援、さらには個人情報やサイバーセキュリティ対応
KPMGコンサルティングのスタンスは、ビジネス・業務・ITが目指す姿、それを実現するための全体改革プランを描き、各領域がその実現をリードし、経営などへのリスクへの対応など、上記に挙げられるような攻めと守りの両面からクライアントの持続的な成長に貢献することです。
また、「業界の先見性」×「デジタル」×「データ」を掛け合わせた経営戦略の策定や新たなビジネスモデル構築やオペレーションモデルの構築など、あらゆる面で社会にインパクトを創出していく予定です。
上記を踏まえると、求める人物像にもあるような、知見や技術に拘泥することなく、それらを分かり易く伝え、必要な情報・論点を最大限に引き出すことができる方に向いた企業と言えるでしょう。
4-5. KPMG ジャパンについて
KPMG ジャパンは、オランダ(登記上はイギリス)に本社を置く、世界的な会計事務所である「KPMG International Limited」のメンバーファームの日本における総称です。
なお、各メンバーファームおよび関係法人は、それぞれ法的に独立した別個の組織となっています。
また、KPMGコンサルティングは、日本における「KPMGジャパン」のコンサルティング会社です。
KPMGグループの主要会社は以下のようなものが挙げられます。
会社名 | 主な業務領域 |
あずさ監査法人 | 監査、保証業務 |
KPMG税理士法人 | 税理士業務 |
KPMGコンサルティング | コンサルティング業務 |
KPMG FAS | フィナンシャル・アドバイザリー業務 |
KPMGあずさサステナビリティ | サステナビリティ課題に関するコンサルティング業務 |
KPMGヘルスケアジャパン | 医療やヘルスケア関連産業に特化したコンサルティング業務 |
KPMG社会保険労務士法人 | 社労士業務 |
KPMG Ignition Tokyo | KPMGグローバルと、KPMGジャパンの各法人と協業し、デジタル化に伴うビジネス変革を行う |
KPMGアドバイザリーライトハウス | KPMGジャパンのアドバイザリー領域におけるデータ戦略、データサイエンス、デジタルインテリジェンスをコアとし、KPMGジャパンの各法人の活動に貢献する |
5. KPMGコンサルティングの中途採用に応募する際に絶対知っておくべきこと
KPMGコンサルティングへ転職する際に重要なことは、自分で申し込まず、「転職エージェント」を使い応募することです。
転職エージェントとは、登録をすると完全無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことを指します。
使うべきなのは、下記の4つの理由でKPMGコンサルティングへの転職に有利になるからです。
- KPMGコンサルティングの非公開求人に応募できる
- KPMGコンサルティングの傾向を踏まえた選考対策をしてくれる
- KPMGコンサルティング側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
- 内定時に給与交渉をしてくれる
4つの理由を1つずつ解説します。
5-1. KPMGコンサルティングの非公開求人に応募できる
転職エージェントは、企業の採用ページや求人情報サイトに乗っていない非公開の求人を複数持っていて、KPMGコンサルティングの非公開求人を持っている可能性もあります。
非公開の求人になるのは、一般的に下記のような求人で、総じて「働く上で好条件の求人」が多いです。
- 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう
- 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない
- 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人
また、求人を持っていなくても、あなたの希望とスキルが合えば、転職エージェントが企業に営業してくれるケースもあります。
KPMGコンサルティングに行きたい場合は、転職エージェントに相談することで、求人の選択肢を大きく増やせますから、自分で探さず、必ず転職エージェントに相談しましょう。
5-2. KPMGコンサルティングの傾向を踏まえた選考対策をしてくれる
大手転職エージェントだと、KPMGコンサルティングや同業他社に複数の転職希望者を転職させているため、選考を突破するノウハウが溜まっていて、それを元にサポートをしてくれます。
過去の面接の傾向を踏まえ、模擬面接をしてくれたり、書類や面接で何をアピールすべきかを一緒に考えてくれます。
さらに面接前には、面接官の肩書きや、特に重視される点を教えてくれることもあるので、転職エージェントを使っていない人よりも面接を有利に進められます。
5-3.KPMGコンサルティング側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
転職エージェントは、人事担当者ともやりとりをしていて、面接や書類では伝わらないあなたの魅力をアピールしてくれます。
企業としては、よくわからない人物よりも、転職エージェントのお墨付きのある人の方が安心して採用できるので、転職エージェント経由だとそれだけで選考に有利になることも多いです。
腕のいいエージェントが担当の場合、面接に失敗しても、エージェントがプッシュしてくれ、結果が覆るということもよくあります。
5-4. 内定時に給与交渉をしてくれる
内定した後も、企業とのやりとりは転職エージェントが間に入ってくれます。
給与交渉などの言いにくいことも転職エージェント経由で相談でき、交渉もしてもらえるので、エージェント経由の方がより良い条件で転職しやすいです。
以上の4つの理由で、KPMGコンサルティングやその他企業に転職する際は、必ず転職エージェントを使うようにしましょう。
6. KPMGコンサルティングへの中途採用で使うべき転職エージェント
KPMGコンサルティングの転職を目指す際に使うべきエージェントは下記の3つです。
この3つに登録し、KPMGコンサルティングやその他希望する企業に転職したいと相談しましょう。
これらを選んだ理由は下記3つです。
- 大手で求人数も多く、KPMGコンサルティングの求人も持っている可能性が高い
- KPMGコンサルティングへの転職を有利にするためのノウハウを持っている
- 提案力・交渉力が高く、転職の強い味方になってくれる
一つずつ解説していきます。
6-1. JACリクルートメント
「JACリクルートメント」は、ハイクラス専門の転職エージェントです。
ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いです。
KPMGコンサルティングの中でも、年収800万円以上のポジションを狙う方は、必ず使っておきましょう。
ただし、ハイクラスな人材でないと判断されると十分なサポートを受けられませんので注意しましょう。
JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/
6-2. LHH転職エージェント
「LHH転職エージェント」は、世界的に有名な大手人材会社アデコの運営する、ハイクラス向けの転職エージェントです。
サポートを受けた利用者は、平均で年収を約100万円上げていて、年収アップの転職に強みを持ちます。
これまでの経験を活かしつつ、今よりポジション、年収を上げる転職がしたい方には特におすすめです。
LHH転職エージェント公式ページ:https://jp.lhh.com
6-3. doda
「doda」はパーソルキャリアが運営する、業界トップクラスの実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。
求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。
過去のサポート実績から社内にデータやノウハウが蓄積されているだけでなく、企業とのパイプも強いので、人気企業を目指すなら一度は相談しておきましょう。
doda公式ページ:https://doda.jp/
7. KPMGコンサルティングへの中途採用で転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと
ここでは、おすすめした転職エージェントを、最大限活用するためにすべき以下9つのポイントを紹介していきます。
- 最初の申し込みを丁寧に行う
- 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
- 経歴・スキルに嘘はつかない
- 複数のエージェントを使っていることは隠さない
- 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
- 担当者が使えないと判断したら付き合わない
- 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
- 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
- 最低限のマナーは守る
7-1. 最初の申し込みを丁寧に行う
優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。
入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。
下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。
- 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
- 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
- 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く
7-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
最初の面談でも、エージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。
エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。
以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。
- 転職予定がかなり先
- そもそも転職への意欲が低い
すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。
7-3. 経歴・スキルに嘘はつかない
求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。
転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。
いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。
やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。
7-4. 複数のエージェントを使ってることは隠さない
転職エージェントを複数使う場合、他社も使っていることは、それぞれに隠さず伝えましょう。
言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。
- あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
- 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる
すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。
これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。
こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。
7-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。
長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。
以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。
- こういった求人はないか
- こんな業界は自分でも通るか
自動的に、後回しにされるリスクも
転職エージェントは、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。
その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。
更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。
この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。
7-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない
どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。そういった担当に当たってしまったら利用をやめましょう。
具体的には下記に2つ以上当てはまったら、危険なので、担当を変えてもらうか、そのエージェントの利用を止めましょう。
付き合うべきではない担当者の特徴 |
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2つ以上当てはまった場合、下記の方法で担当を変えるか、そのエージェント自体の利用を止めましょう。
担当を変えたい場合
担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。
件名:担当変更のご相談
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。
しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。
つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。
お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。
担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。
各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。
エージェント自体の利用をやめる場合
基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば、連絡を無視すれば、問題ありません。
ただ、連絡がしつこく来る場合は、退会の手続きをしましょう。
エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。
件名:退会手続きのお願い
〇〇エージェント 〇〇様
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。
(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。
熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。
お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。
退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。
7-7. 「推薦状を見せてほしい」と伝える
エージェントは応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。
これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。
- 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
- 改めて自分のアピールポイントを整理したい
見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、エージェントにとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。
以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。
(参考)ひどい推薦文の例
〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。
コミュニケーション能力が高く、明るい方です。
ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。
7-8. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく
エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。
先ほども紹介した通り、転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。
転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。
紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。
また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。
こうした話はしすぎないよう注意しましょう。
7-9. 最低限のマナーは守る
エージェントとのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。
こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。
また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。
応募する会社だけでなく、エージェントに対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。
8. まとめ
KPMGコンサルティングの中途採用について、採用情報から、注意点、転職のコツまで紹介してきましたがいかがでしたか?
KPMGコンサルティングは、中途採用を行っており、転職先としても人気企業です。
人気企業の中でも特にキャリア・成長、職場の雰囲気面で満足している口コミが複数ありますが、待遇面などで一部不満の声も出ていることに注意しましょう。
またKPMGコンサルティングへの中途入社を目指す方も、転職難易度が高いことには注意が必要です。自分一人で動かずに、下記の転職エージェントに相談し、サポートを受けましょう。
あなたの転職がうまくいくことを心から祈っています。
(参考)KPMGコンサルティングおよび、一緒に検討される会社の平均年収、年齢、勤続年数データの参照元
KPMGコンサルティング | 平均年収・勤続年数:口コミサイトなどの情報をもとに算出 |
PwCコンサルティング | 平均年収・勤続年数:口コミサイトなどの情報をもとに算出 |
デロイト トーマツ コンサルティング | 平均年収・勤続年数:口コミサイトなどの情報をもとに算出 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 平均年収・勤続年数:口コミサイトなどの情報をもとに算出 |
アクセンチュア | 平均年収・年齢:口コミサイトなどの情報をもとに算出 平均勤続年数:マイナビ |