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M&Aキャピタルパートナーズへの転職で後悔しないための全知識|内部事情から成功の秘訣まで

「M&Aキャピタルパートナーズに転職すべき?」「M&Aキャピタルパートナーズに転職するにはどうすればいい?」など、M&Aキャピタルパートナーズ株式会社(以下、M&Aキャピタルパートナーズ)への転職を検討していませんか?

大手M&A仲介業者として、転職先としても人気のM&Aキャピタルパートナーズですが、社内からは悪い口コミもあり、知らずに入社すると後悔する可能性があります。

また、M&Aキャピタルパートナーズは転職難易度もかなり高く、十分な対策が必要ですが、選考を有利に進められるコツも存在します。

このページでは転職エージェントとして数多くの人の転職をサポートしてきた筆者がM&Aキャピタルパートナーズへ転職をする上で知っておくべき全てのことを以下の流れで解説します。

  1. M&Aキャピタルパートナーズへの転職|評判・年収・難易度まとめ
  2. M&Aキャピタルパートナーズの求人・採用情報
  3. M&Aキャピタルパートナーズはそもそもどんな会社か
  4. M&Aキャピタルパートナーズの社員からの口コミ・内部事情
  5. M&Aキャピタルパートナーズの中途採用の面接想定質問40選と、面接・書類選考のポイント集【年齢別】
  6. M&Aキャピタルパートナーズの選考を有利にするために絶対に知っておくべき1つのこと
  7. M&Aキャピタルパートナーズの転職で使うべきエージェント3選
  8. M&Aキャピタルパートナーズへの転職に関するQ&A

最後まで読めば、M&Aキャピタルパートナーズに転職すべきか、転職を目指す際は何をすべきかわかり、M&Aキャピタルパートナーズへの転職で失敗しなくなるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
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ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. M&Aキャピタルパートナーズへの転職|評判・年収・難易度まとめ

M&Aキャピタルパートナーズは、大手M&A仲介業者で、調剤薬局などの顧客基盤に強みを持っています。

まずは、M&Aキャピタルパートナーズについて、評判、年収といった転職前に知っておくべきポイントを紹介します。

1-1. M&Aキャピタルパートナーズの社員からの評判

口コミサイトをもとに社員からのM&Aキャピタルパートナーズの評判をまとめると、以下の通りになります。

評価
待遇 3.7
ワークライフバランス 3.0
キャリア・成長 3.8
やりがい 3.4
職場の雰囲気 3.9

社員からの口コミ、他の人気企業との比較を簡単にまとめると、下記の通りです。

  • ◎成果を出せば、給与面は非常に良い
  • ◎M&Aを通じて社会へのインパクトが大きい仕事を経験することができる
  • ◯成長できる機会は多いが、成長は個人に委ねられている
  • ◯インセンティブの一部は翌年に繰り越されるので、全て年度内に受け取ることができない
  • △基本的にはハードワークなので、ワークライフバランスの良さは求められない

M&Aキャピタルパートナーズとあわせて検討される企業との比較

M&Aキャピタルパートナーズとあわせて検討されてるのが、以下の企業です。

  • 日本M&Aセンター.:業界1位の規模を持つM&A仲介大手企業。
  • ストライク.:業界3位の規模を持つM&A仲介大手企業。小規模案件に強みを持つ。
  • M&A総合研究所.:AIマッチングなどテクノロジーにも注力するM&A仲介企業。2018年創業と若い企業。

それぞれの会社の社内からの評価を比較すると以下の通りで、最高得点を赤字にしています。

待遇 ワークライフバランス キャリア・成長 やりがい 職場の雰囲気
M&Aキャピタルパートナーズ 3.7 3.0 3.8 3.4 3.9
日本M&Aセンター. 3.8 2.3 3.5 3.9 4.1
ストライク. 3.7 3.0 3.3 3.2 3.6
M&A総合研究所. 3.2 3.6 3.3 3.5 3.6

M&Aキャピタルパートナーズは、M&A仲介業者の中でもとりわけ、キャリア・成長面のスコアは高いです。

私が転職エージェントとして聞いた実際の社員の声

私が転職エージェントとして働く中でも、元社員の方から、以下の点でキャリア・成長面など恵まれているという声をよく聞きます。

  • ハードワークを通じて、能力が開花した実感がある
  • 経営者を相手に仕事をすることもあり、より高い視座で仕事に取り組めるようになった

ただ、非常にハードワークな環境なので、ワークライフバランスを保つことは難しいようです。

過去にサポートした中でも、「数字へのプレッシャーが強く、労働時間も長くなりやすい環境に疲れた」との理由で転職を希望される方もいたため、この点には注意しましょう。

1-2. M&Aキャピタルパートナーズの平均年収

M&Aキャピタルパートナーズの正社員の平均年収は、2,478万円です。

一緒に検討される大手企業と比較すると下記の通りで、同じ大手M&A仲介業者と比べても高くなります。

平均年収 平均年齢 平均勤続年数 待遇の口コミ評価
M&Aキャピタルパートナーズ 2,478万円 32.4歳 2.98年 3.7
日本M&Aセンター. 1,114万円 34.3歳 3.7年 3.8
ストライク. 1,514万円 34.9歳 2.5年 3.7
M&A総合研究所. 2,323万円 29歳 3.2

※各社最新のIR情報・就職情報サイト・口コミサイトを参考に作成

ただし、M&A仲介業は会社問わず、インセンティブによって年収が大きく変動する報酬体系である点には注意が必要です。

なお、M&A総合研究所は平均勤続年数を公表していませんが、大手M&A仲介の平均である2.5~3.5年ほどと考えて差し支えありません。

年齢別の給与水準

口コミサイトを元に集計すると、M&Aキャピタルパートナーズの年齢別の給与の平均値は以下の水準です。

25歳 2,150万円~2,200万円
30歳 2,650万円~2,700万円
35歳 3,200万円~3,250万円

役職、残業時間によっても左右されますが、平均すると、上記の水準になります。

1-3. M&Aキャピタルパートナーズの転職難易度

M&Aキャピタルパートナーズへの転職難易度は「かなり高い(高度なスキルや経験があっても難しい)」です。

中途採用は積極的に行なっている傾向がありますが、高い知名度や、安定性などから、転職人気企業ランキング上位の常連で、高い倍率を勝ち抜かなければいけません。

そのため、以下を徹底しないと合格は難しいでしょう。

  • 自分の経験、スキルに合ったポジションに応募する
  • 求める人物像を理解し、活躍できる人材であることをアピールする
  • 過去の傾向を分析し、面接・選考対策を徹底的に行う

1-4. M&Aキャピタルパートナーズへはどうやって応募すべきか

M&Aキャピタルパートナーズに応募するには、以下の3つの方法がありますが、必ず転職エージェントを使い応募しましょう。

転職エージェントを使うべきなのは、以下の点でM&Aキャピタルパートナーズの転職に有利になるからです。

  • インターネット上に出ていない、M&Aキャピタルパートナーズの非公開求人に応募できる
  • M&Aキャピタルパートナーズの傾向を踏まえた選考対策(面接対策、書類添削)をしてくれる
  • M&Aキャピタルパートナーズ側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
  • 内定時に給与交渉をしてくれる

ページの後半で、転職エージェントについて詳しく解説をしますが、M&Aキャピタルパートナーズに転職したい方が使うべきエージェントは下記の3社です。

これらに登録し、「M&Aキャピタルパートナーズに転職したい」と伝え、サポートを受けましょう。

上記エージェントは先ほどM&Aキャピタルパートナーズと比較した他社への転職にも強いので、他社に応募する際にも使えます。

2. M&Aキャピタルパートナーズの求人・採用情報

ここではM&Aキャピタルパートナーズの中途採用について、どんな求人があるか、またどんな人物が求められているかを紹介します。

2-1. 採用職種

M&Aキャピタルパートナーズの職種は大きく分けると下記の3種類です。

フロントオフィス M&Aアドバイザー、ディールサポート、コーポレートアドバイザー
ミドルオフィス ドキュメントプランナー、経営企画、カスタマーサポート、広報など
バックオフィス 人事など

上記のように複数の職種がありますが、中途採用では全ての職種で幅広く募集を行っています。

具体的に出ていた求人を以下で紹介します。

2-2. 求人情報

過去に「JACリクルートメント」「LHH転職エージェント」「doda」といった大手転職エージェントや「中途採用ページ」で募集されていた求人情報をご紹介します。

フロントオフィス

求人概要 予定年収 勤務地
M&A買収戦略アドバイザー 420万円~ 東京都中央区
M&Aディールサポート
コーポレートアドバイザー(公認会計士) 1,290万円~1,710万円
コーポレートアドバイザー(弁護士)

フロントオフィス職では、アドバイザーや各種士業などの募集を中心に行っています。

ミドルオフィス

求人概要 予定年収 勤務地
広報担当(メディアリレーションなど) 688万円~782万円 東京都中央区
経営企画・戦略企画・IR担当 786万円
カスタマーサポート兼企画職(管理職候補) 520万円~608万円
資料作成・リサーチ業務(M&A関連) 552万円~780万円

ミドルオフィス職の場合は、広報や経営企画など様々なポジションで募集を行っています。

バックオフィス

求人概要 予定年収 勤務地
採用担当(HRBP) 500万円~ 東京都中央区

バックオフィス職では、採用担当などのポジションで募集を行っています。

2-3. 採用メッセージ、求められる人物像

M&Aキャピタルパートナーズは求める人物像を、

群を抜く誠実さと、
高い情熱で経営者の信頼を持ち、
M&Aについて専門性を日々高め続けられる
勉強熱心さを持った方を募集します。(引用元:M&Aキャピタルパートナーズ

としています。

上記を踏まえると、以下のような点をアピールしましょう。

  • 誠実に業務に取り組める人物であること
  • 経営者からの信頼を得られる人物であること
  • 常に学び続ける姿勢を持つ人物であること

逆に言うと、上記のスキル・性格、実績がない場合、転職は難しく、たとえ入社できてもミスマッチがおき、後悔する可能性がありますから注意しましょう。

3. M&Aキャピタルパートナーズはそもそもどんな会社か

引用:Google Maps

M&Aキャピタルパートナーズは、大手M&A仲介業者で、調剤薬局などの顧客基盤に強みを持っています。

会社ホームページ:https://www.ma-cp.com/

3-1. 会社概要

社名 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
設立 2005年(平成17年)10月
代表者 中村悟
従業員数 (連結)279名
(単体)214名 (2024年3月31日現在)
本店所在地 東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー36階
事業内容 M&A仲介事業

3-2. 事業内容

M&Aキャピタルパートナーズは、以下のようなM&A関連サービスを提供しています。

  • M&A仲介
  • アドバイザリー
  • オンラインマッチング
  • データベース提供およびメディア運用など

3-3. トップメッセージ

引用元:M&Aキャピタルパートナーズ

M&Aキャピタルパートナーズは、中堅・中小企業のオーナー経営者に向けた事業承継のためのM&Aアドバイザリーサービスを提供している会社です。

創業以来、M&Aが持つ多くのメリットを提案することで、事業承継の解決策を提供してきましたが、まだ認知度が十分ではないため、啓蒙活動に力を入れています。

今後は、新分野への挑戦を続けるとともに、顧客の期待に誠実さと情熱で応えることで、業容拡大を目指し、すべてのステークホルダーの期待に応える企業であり続けることを目指します。

3-4. 今後の事業展開

M&Aキャピタルパートナーズは、今後ありたい姿を「クライアントへの最大貢献と全従業員の幸せを求め世界最高峰の投資銀行を目指す」としています。(引用元:M&Aキャピタルパートナーズ

また、M&Aキャピタルパートナーズは、お客様の想いとしてあげている通り、クライアントファーストのM&A、「正しいM&A」を目指しています。

M&Aキャピタルパートナーズが目指しているのは、M&A仲介業界において模範となり、常にお客さまのことを最優先に考えるクライアントファーストのM&A、すわなち「正しいM&A」です。(引用元:M&Aキャピタルパートナーズ

上記を踏まえると、誠実さを持ち、自己研鑽を怠らないような方向けの企業と言えるでしょう。

4. M&Aキャピタルパートナーズの社員からの口コミ・内部事情

改めて、M&Aキャピタルパートナーズ社員からの口コミ、他の人気企業との比較をすると以下の通りです。

評価
待遇 3.7
ワークライフバランス 3.0
キャリア・成長 3.8
やりがい 3.4
職場の雰囲気 3.9

この章ではそれぞれの項目でどんな口コミがあったかを、内部事情を合わせて解説します。

端的にまとめると下記のメリット・デメリットがあるといえます。

  • ◎成果を出せば、給与面は非常に良い
  • ◎M&Aを通じて社会へのインパクトが大きい仕事を経験することができる
  • ◯成長できる機会は多いが、成長は個人に委ねられている
  • ◯インセンティブの一部は翌年に繰り越されるので、全て年度内に受け取ることができない
  • △基本的にはハードワークなので、ワークライフバランスの良さは求められない

4-1. 待遇に関する口コミ

  • インセンティブ設計があるので、成果次第では高年収が期待できる
  • インセンティブの一部を翌年度に繰越す制度となっている
  • 罰金制度があるので、業務のコントロールができていないと給与が下がってしまう

待遇に関する評価は人気企業300社の上位相当で、特に多い口コミは、実力次第で高年収ができるというものです。

フロント業務はインセンティブがあるので、成績によっては1億を超えることも可能です。

ただし、固定給は420万円~となっているので、同じ会社内でも人によって年収は大きく異なります。

なお、近年はインセンティブの支給要件が変更され、発生したインセンティブの一部を翌年に繰り越す制度となり、退職するとインセンティブの受け取りができない点が不満と話す方もいます。

また、罰金制度があるため、成績を上げていても細かく業務を管理できていないと、支給金額が10万円単位で変わるという声もあります。

参考:役職別の年収目安

M&Aキャピタルパートナーズの役職ごとの年収目安は以下の通りです。

役職目安 年収目安
一般 ~2,200万円
係長 3,300万円~3,350万円
課長 4,300万円~4,350万円
部長 5,250万円~5,600万円
取締役 36,800万円

4-2. ワークライフバランスに関する口コミ

  • ワークライフバランスという感覚がないという社員が多い
  • 突出した成果を出していれば何も言われないので、能力次第では自由度が高い

ワークライフバランスに関する評価は人気企業300社の下位相当です。

特に多い口コミは、ワークライフバランスという感覚はそもそもないというものです。

業務の特性上、案件の創出から成約までの間常にスピーディーな反応を求められるため、クライアント次第で休日や深夜問わず働く必要があります。

特に、自分なりのネットワークを築くまでの数年間は、プライベートな時間はほとんどないという方が多いようです。

逆に、数字さえ出ていれば、融通がきくようになるので、成果が出始めたら個人のスタイルによります。

なお、会社全体の月間残業時間の平均は88時間ほどとなっています。

4-3. 成長・キャリアアップに関する口コミ

  • 経営者を相手に仕事をしているので求めらる能力は高いが、その分成長できる
  • 成長は個人に委ねられている部分が大きいので、どれだけ現場で経験を積めるかという声が多い

成長・キャリアアップに関する評価は人気企業300社の上位相当です。

特に多い口コミは、経営者を相手に仕事をしており、数字へのプレッシャーもある分ハードだが、成長した実感があるというものです。

財務、法務といった基本的な業界知識のほか、業界内での人脈が広がったとの声もあります。

このほか、教育体制は手厚くないため、結局は自分でどれだけ勉強していくかが大事と語る方もいます。

4-4. やりがいに関する口コミ

  • 将来の発展を見据えたM&Aの成約に携わることができた際にやりがいを感じる
  • 成果を出せば給与が上がるので、評価されている実感が持てる

やりがいに関する評価は人気企業300社の上位相当です。

特に多い口コミは、将来を見据えて友好的なM&Aの成約に至った際に、やりがいを感じるというものです。

オーナー経営者からの感謝の言葉をもらえた時は特にやりがいを感じるという声が複数あがっています。

また、成果に対するコミットメントが強く求められる会社なので、成約目標を達成することがやりがいと語る方も多くいます。

このほか、経営者や業界関係者とのネットワークの拡大や、業務に関する知識の獲得といった個人の能力向上を感じられることがやりがいと話す方もいます。

4-5. 職場の雰囲気・人間関係に関する口コミ

  • 成果主義の側面が強く、成果が出せるかで職場での居心地は大きく変わる
  • 風通しは良く、一般社員クラスの声も社長まで届くとの声も

職場の雰囲気・人間関係に関する評価は人気企業300社の上位相当です。

特に多い口コミは、成果主義の側面が非常が強く、数字に対する強いコミットメントが求められるというものです。

そのため、成果のためにはハードワークも受け入れるという方が多いです。

また、待遇面を決めるのは数字が全てではあるが、他社比で数字が出ないことによって極端な詰めをする人は少ないという声もあります。

このほか、社内の風通しはよく、知識の共有などは一定行われており、近年は一般社員クラスの声も社長まで届くと話す方もいます。

参考:M&Aキャピタルパートナーズから転職で出ていく人の事情やキャリア

M&Aキャピタルパートナーズは、高い報酬や知名度から人気の企業です。

しかし、成果主義なので生き残るのが大変、罰金制度やインセンティブ設計に不満があるのでより成果が給与に反映される企業に行きたいなどの理由で転職を検討されています。

退職後は、M&A仲介業での経験を活かし、同業他社やFAS(Financial Advisory Services)などに転職する人が多く、同業での独立をする方もいます。

5. M&Aキャピタルパートナーズの中途採用の面接想定質問40選と、面接・書類選考のポイント集【年齢別】

この章では、M&Aキャピタルパートナーズの中途採用選考でアピールすべきポイントや、面接の想定質問を紹介します。

5-1. M&Aキャピタルパートナーズの中途採用で聞かれる想定質問40選

M&Aキャピタルパートナーズの面接を想定して、想定質問を作成しました。年齢別に以下のように40個用意しましたので、準備しましょう。

このページでは、どの企業でも聞かれるような、一般的な質問はあえて入れませんでした。

一般的な質問や、答え方を「プロ直伝!転職面接の質問99例の答え方とわかりやすく伝える全ノウハウ」でまとめていますので、合わせてしっかり準備しましょう。

全ての人が準備すべき質問10個

  1. これまでのキャリアで培ったスキルを、当社のM&Aプロジェクトでどのように活かせると考えていますか?
  2. M&A案件のクライアント対応において、特に意識してきたポイントを教えてください。
  3. これまでに、交渉過程で困難を乗り越えた経験について具体的に教えてください。
  4. チームで取り組んだプロジェクトの中で、どのようにリーダーシップを発揮しましたか?
  5. M&Aプロセスのどの段階で、あなたが最も強みを発揮できると考えていますか?
  6. クライアントからの高い信頼を得るために、普段どのような行動を心がけていますか?
  7. 複数の案件を同時に担当する場合、どのように優先順位を決めて進めてきましたか?
  8. これまでに関わった案件で、特に印象に残っている成功事例について教えてください。
  9. あなたの専門知識や経験が、当社のアドバイザリー業務にどう貢献できるかを教えてください。
  10. 今後、当社でキャリアを築く上で、どのような目標を達成したいと考えていますか?

若手社員(第二新卒~30歳前後)が準備すべき質問10個

  1. 過去の経験を踏まえて、当社のM&A案件で初めに取り組みたい役割は何ですか?
  2. これまでの学びや経験で、特にM&A業務に活かせると考える点を教えてください。
  3. チームの一員として、どのように貢献してきた経験がありますか?
  4. クライアント対応で重要だと考えるポイントについて、あなたの考えを教えてください。
  5. M&A業務で直面する新しい課題に対し、どのように対応してきましたか?
  6. あなたの柔軟性や適応力が発揮された具体的な場面を教えてください。
  7. 業務未経験の分野で成果を上げた経験について教えてください。
  8. これまでの環境で、成長を促進するために取り組んだことは何ですか?
  9. 早い段階で成果を出すために、あなたが工夫した点について教えてください。
  10. あなたが目指す長期的なキャリアビジョンを、具体的に教えてください。

中堅社員(30代~40歳前後)が準備すべき質問10個

  1. これまでのM&A案件で担当した中で、特に印象深い成果について教えてください。
  2. クライアントとの交渉で、困難を乗り越えた経験について具体的に教えてください。
  3. プロジェクト全体の管理を行う中で、最も重要だと考えるポイントを教えてください。
  4. 若手社員の指導や育成において、あなたが心がけていることを教えてください。
  5. 複数案件を同時進行する際のスケジュール管理方法を教えてください。
  6. これまでに発揮したチームリーダーとしての強みを具体例を交えて教えてください。
  7. あなたが持つ専門知識が、当社の業務にどのように役立つと考えていますか?
  8. これまでに成功に導いたプロジェクトでの役割や成果について教えてください。
  9. 中堅社員としての経験を基に、当社でさらに成長するための目標を教えてください。
  10. あなたの経験から、当社でのプロジェクト成功に必要だと考える点を教えてください。

管理職、シニア(40代以上)が準備すべき質問10個

  1. これまでのキャリアで、特に重要な意思決定を行った経験について教えてください。
  2. チーム全体を管理し、目標を達成するために心がけていることを教えてください。
  3. クライアントとの長期的な信頼関係を構築するために行った具体的な取り組みを教えてください。
  4. リスクの高い案件を成功に導いた経験について教えてください。
  5. 若手や中堅社員の育成において、あなたが特に力を入れている点を教えてください。
  6. これまでの経験を基に、当社の事業戦略にどのように貢献できると考えていますか?
  7. 複数のチームを管理する中で、課題を解決した経験について教えてください。
  8. 管理職として、困難なプロジェクトを成功させるための具体的な行動を教えてください。
  9. これまでに成果を上げた案件の中で、特に意識したリーダーシップのポイントを教えてください。
  10. あなたのキャリアでの経験が、当社の競争優位性向上にどう役立つと考えていますか?

5-2. M&Aキャピタルパートナーズの中途採用選考でアピールすべきポイント

M&Aキャピタルパートナーズへの転職を目指す人がアピールすべきことを、以下の4つに分けて紹介します。

  1. 全ての人がアピールすべきポイント
  2. 若手社員(第二新卒〜30歳前後)がアピールすべきポイント
  3. 中堅社員(30代〜40歳前後)がアピールすべきポイント
  4. 管理職、シニア(40代以上)がアピールすべきポイント

1. 全ての人がアピールすべきポイント

面接の質問に答える際や、職務経歴書を書く際は、以下のポイントを意識し、アピールするといいでしょう。

  • 数字を基にした成果の具体性
  • 高いコミュニケーション能力
  • 強い責任感と結果へのコミットメント
数字を基にした成果の具体性

M&Aキャピタルパートナーズでは、結果を重視する文化が根付いています。

そのため、過去の職務において具体的な成果を数値で示すことが求められます。

例えば、「売上を前年比○○%向上させた」や「業務改善により△△万円のコスト削減を実現した」といった実績を示すと効果的です。

高いコミュニケーション能力

同社では、経営者や意思決定者と直接やり取りする機会が多いため、的確で効果的なコミュニケーションスキルが必要です。

相手の意図を的確に理解し、要点を簡潔に伝えた経験を具体的に述べると、説得力が増します。

強い責任感と結果へのコミットメント

M&A案件は、クライアントの経営に大きな影響を与えるため、結果に責任を持つ姿勢が求められます。

これまでのキャリアで困難なプロジェクトを最後までやり遂げた経験や、高いプレッシャーの中で成果を出したエピソードを説明しましょう。

2. 若手社員(第二新卒~30歳前後)がアピールすべきポイント

若手社員でM&Aキャピタルパートナーズへの転職を目指す方は、以下のポイントも伝えられるようにしましょう。

  • 高い学習意欲と吸収力
  • 柔軟な思考と適応力
  • チームへの積極的な貢献
高い学習意欲と吸収力

同社では、業界知識や専門スキルの速やかな習得が期待されます。

過去に短期間で新しいスキルを身につけ、成果を上げた事例を示すと効果的です。

柔軟な思考と適応力

同社では、多様な業界のクライアントを相手にするため、未知の課題にも対応できる柔軟性が求められます。

新しい業務や予期せぬ問題に対して、柔軟に対応し成果を出した経験を挙げると評価されやすくなります。

チームへの積極的な貢献

若手社員には、チーム内での貢献が重視されます。

自分の提案がチームの成果に貢献したり、サポート役としてプロジェクトを円滑に進めた経験を具体的に示しましょう。

3. 中堅社員(30代~40歳前後)がアピールすべきポイント

30代~40歳前後の中堅社員の方は以下のポイントも意識しましょう。

  • 案件推進のリーダーシップ
  • クライアントとの信頼構築経験
  • リスク管理能力
案件推進のリーダーシップ

中堅社員には、M&A案件の中核を担うリーダーシップが期待されます。

過去のプロジェクトでリーダーとして、どのようにチームを動かし成果を出したかを具体的に説明しましょう。

クライアントとの信頼構築経験

同社ではクライアントとの交渉や意思決定支援が求められるため、経営層との信頼関係を築いた経験を挙げると効果的です。

リスク管理能力

M&A案件ではリスク管理が重要です。

計画に潜むリスクを事前に洗い出し、プロジェクトの遅延を防止した経験などを具体的に示すと高く評価されます。

4. 管理職、シニア(40代以上)がアピールすべきポイント

40代以上の方は以下のポイントも意識しましょう。

  • 戦略的な意思決定力
  • 若手・中堅社員の育成経験
  • 大規模プロジェクトの成功経験
戦略的な意思決定力

管理職には、案件の全体戦略を描き、正しい意思決定を行う能力が求められます。

過去の経験で、意思決定によって成果を上げた具体例を提示することが大切です。

若手・中堅社員の育成経験

同社では、組織全体を成長させる役割が求められます。

若手や中堅社員を育成し、チーム全体の成果を高めた事例を示すと評価されます。

大規模プロジェクトの成功経験

管理職には、大規模案件を統括した経験が求められます。

複数のステークホルダーを調整し、プロジェクトを成功させた具体的な経験を伝えましょう。

6. M&Aキャピタルパートナーズの選考を有利にするために絶対に知っておくべき1つのこと

M&Aキャピタルパートナーズへ転職する際に重要なことは、自分で申し込まず、「転職エージェント」を使い応募することです。

転職エージェントとは、登録をすると完全無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことを指します。

使うべきなのは、下記の4つの理由でM&Aキャピタルパートナーズへの転職に有利になるからです。

  • M&Aキャピタルパートナーズの非公開求人に応募できる
  • M&Aキャピタルパートナーズの傾向を踏まえた選考対策をしてくれる
  • M&Aキャピタルパートナーズ側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
  • 内定時に給与交渉をしてくれる

4つの理由を1つずつ解説します。

6-1. M&Aキャピタルパートナーズの非公開求人に応募できる

転職エージェントは、企業の採用ページや求人情報サイトに乗っていない非公開の求人を複数持っていて、M&Aキャピタルパートナーズの非公開求人を持っている可能性もあります。

非公開の求人になるのは、一般的に下記のような求人で、総じて「働く上で好条件の求人」が多いです。

  • 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう
  • 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない
  • 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人

また、求人を持っていなくても、あなたの希望とスキルが合えば、転職エージェントが企業に営業してくれるケースもあります。

M&Aキャピタルパートナーズに行きたい場合は、転職エージェントに相談することで、求人の選択肢を大きく増やせますから、必ず転職エージェントに相談しましょう。

6-2. M&Aキャピタルパートナーズの傾向を踏まえた選考対策をしてくれる

大手転職エージェントだと、M&Aキャピタルパートナーズや同業他社に複数の転職希望者を転職させているため、選考を突破するノウハウが溜まっていて、それを元にサポートをしてくれます。

過去の面接の傾向を踏まえ、模擬面接をしてくれたり、書類や面接で何をアピールすべきかを一緒に考えてくれます。

さらに面接前には、面接官の肩書きや、特に重視される点を教えてくれることもあるので、転職エージェントを使っていない人よりも面接を有利に進められます。

6-3. M&Aキャピタルパートナーズ側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる

転職エージェントは、人事担当者ともやりとりをしていて、面接や書類では伝わらないあなたの魅力をアピールしてくれます。

企業としては、よくわからない人物よりも、転職エージェントのお墨付きのある人の方が安心して採用できるので、転職エージェント経由だとそれだけで選考に有利になることも多いです。

腕のいいエージェントが担当の場合、面接に失敗しても、エージェントがプッシュしてくれ、結果が覆るということもよくあります。

6-4. 内定時に給与交渉をしてくれる

内定した後も、企業とのやりとりは転職エージェントが間に入ってくれます。

給与交渉などの言いにくいことも転職エージェント経由で相談でき、交渉もしてもらえるので、エージェント経由の方がより良い条件で転職しやすいです。

以上の4つの理由で、M&Aキャピタルパートナーズやその他企業に転職する際は、必ず転職エージェントを使うようにしましょう。

7. M&Aキャピタルパートナーズの転職で使うべきエージェント3選

M&Aキャピタルパートナーズの転職を目指す際に使うべきエージェントは下記の3つです。

この3つに登録し、M&Aキャピタルパートナーズやその他希望する企業に転職したいと相談しましょう。

これらを選んだ理由は下記3つです。

  • 大手で求人数も多く、M&Aキャピタルパートナーズの求人も持っている可能性が高い
  • M&Aキャピタルパートナーズへの転職を有利にするためのノウハウを持っている
  • 提案力・交渉力が高く、転職の強い味方になってくれる

一つずつ解説していきます。

7-1. JACリクルートメント

JACリクルートメント

JACリクルートメント」は、ハイクラス専門の転職エージェントです。

ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いです。

M&Aキャピタルパートナーズの中でも、年収800万円以上のポジションを狙う方は、必ず使っておきましょう。

ただし、ハイクラスな人材でないと判断されると十分なサポートを受けられませんので注意しましょう。

JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/

7-2. LHH転職エージェント

lhh

LHH転職エージェント」は、世界的に有名な大手人材会社アデコの運営する、ハイクラス向けの転職エージェントです。

サポートを受けた利用者は、平均で年収を約100万円上げていて、年収アップの転職に強みを持ちます。

これまでの経験を活かしつつ、今よりポジション、年収を上げる転職がしたい方には特におすすめです。

LHH転職エージェント公式ページ:https://jp.lhh.com

7-3. doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、業界トップクラスの実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。

求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。

過去のサポート実績から社内にデータやノウハウが蓄積されているだけでなく、企業とのパイプも強いので、人気企業を目指すなら一度は相談しておきましょう。

doda公式ページ:https://doda.jp/

8. M&Aキャピタルパートナーズへの転職に関するQ&A

その他M&Aキャピタルパートナーズへの転職でよく相談されるポイントについて解説します。

  1. 職種別に年収は変わりますか?
  2. M&Aキャピタルパートナーズの評価制度はどうなっていますか?
  3. M&Aキャピタルパートナーズで働きながら年収を上げるにはどうすればいいですか?
  4. M&Aキャピタルパートナーズの福利厚生はどうですか?

Q1. 職種別に年収は変わりますか?

はい、インセンティブ給与があるため、フロントオフィスの職員が最も高いです。

例として、過去の求人における想定給与を以下にまとめました。

  • フロントオフィス職(M&A買収戦略アドバイザー):420万円~※
  • フロントオフィス職(コーポレートアドバイザー):1,290万円~1,710万円
  • ミドルオフィス職(経営企画・戦略企画・IR担当):786万円
  • バックオフィス(採用担当):500万円~

※2023年9月時点の、在籍1年超アドバイザーの年収中央値は2,425万円

Q2. M&Aキャピタルパートナーズの評価制度はどうなっていますか?

M&Aキャピタルパートナーズでは、目標管理制度(MBO)と360度評価によって評価されると考えましょう。

目標管理制度は、年度はじめに設定した目標(予算)の成果をもとに、直属の上司などによって評価されます。

360度評価は、社内のあらゆるメンバーによって役職問わず評価されます。

また、社員からの口コミでは、以下のような声があがっています。

  • フロント業務は成果(仲介としての手数料)が全てなので、定性評価は参考程度となる
  • 成果が全てなので、厳しいが評価は公正に行われると感じる

Q3. M&Aキャピタルパートナーズで働きながら年収を上げるにはどうすればいいですか?

評価制度を踏まえ、M&Aキャピタルパートナーズで働きながら年収を上げるためには、職種別に以下のような点が重要です。

  • フロント:目標は必達、できる限り目標を大きく超える結果を出し、インセンティブで稼ぐ
  • ミドル・バック:日々の仕事ぶりを上司にアピールするなど、上司と良い関係を築いておく

逆に言えば、「上記を行う自信がない」という方は、M&Aキャピタルパートナーズでは大幅な年収アップを期待できないので、他社をおすすめします。

Q4. M&Aキャピタルパートナーズの福利厚生はどうですか?

M&Aキャピタルパートナーズの福利厚生は下記の通りとなっています。

休暇 -完全週休2日制(休日は土日祝日)
-年間有給休暇12日~(下限日数は、入社半年経過後の付与日数となります)
-年間休日日数124日
-GW
-夏季(7から9月の間で5日間の有給取得を推奨)
-冬季
-慶弔有給
住宅関連 -なし
年金・財形関連 -厚生年金
退職金 -なし
その他 -納会(四半期毎)
-社員旅行(年1回)など

9. まとめ

M&Aキャピタルパートナーズへの転職について、口コミや転職のコツをまとめてきましたがいかがでしたか?

M&Aキャピタルパートナーズは、待遇面やキャリア・成長面などが充実した会社ですが、ワークライフバランス面などで一部不満の声も出ていることに注意しましょう。

M&Aキャピタルパートナーズに転職を決めた方も、転職難易度が高いことには注意が必要です。自分一人で動かずに、下記の転職エージェントに相談し、サポートを受けましょう。

あなたの転職がうまくいくことを心から祈っています。

(参考)M&Aキャピタルパートナーズおよび、一緒に検討される企業の平均年収、年齢、勤続年数データの参照元

M&Aキャピタルパートナーズ 第18期「有価証券報告書
日本M&Aセンター 平均年収:統合報告書2023
平均年齢:自社採用サイト
勤続年数:マイナビ2025
ストライク 第27期「有価証券報告書
M&A総合研究所 平均年収:採用特設サイトに記載している、在籍2年以上のアドバイザーの平均年収
平均年齢:マイナビ2025