ジェイック就職カレッジはやばい?悪い評判4選と知っておくべき全注意点
「ジェイック(JAIC)就職カレッジがやばいって本当?」、「悪い評判を聞いて使うのか不安」など、ジェイックが本当にやばいのか気になっていませんか?
ジェイックには、使ったことを後悔するような悪い評判があるのは事実で、利用には注意点があります。
このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、ジェイックは本当にやばいのかについて、以下の流れで解説していきます。
- ジェイックはやばい?悪い評判を徹底調査
- ジェイックは使うべきでない?良い評判も検証
- ジェイックはこんな人におすすめ
- ジェイックを使う際の3つの注意点
- ジェイックを最大限活用するためにすべきこと
- ジェイックについてよくある質問
全て読めば、ジェイックは本当にやばいのか、どんな悪い評判があり、使うべきでないのかまでがわかり、転職エージェントで失敗することがなくなるでしょう。
著者:I.J(現役転職エージェント)
1. ジェイックはやばい?悪い評判を徹底調査
「ジェイック」は、既卒やフリーターなど職歴の浅い若手のサポートに強い大手転職エージェントですが、以下のように悪い評判もあるのが事実です。
- ブラック企業を紹介される
- 営業の求人ばかり紹介される
- 5日間の研修がきつい
- 担当者の対応が悪い
まずはそれぞれの内容や、本当にそうなのかを、まとめて解説してきます。
悪い評判1. ブラック企業を紹介される
上記のように、ブラック企業をすすめられたという声が複数確認できました。
本当にブラック企業を紹介される?
ジェイックでは、ブラックな可能性の高い求人は紹介しない方針を取っていて、可能性は低いです。
具体的には、以下のような求人は紹介できない場合があると、企業向けのページでしっかり記載しています。
- 離職率の高い業界(投資用不動産やアミューズメント系など)
- 年間休日が105日未満のように少ない
- 完全歩合制の営業職(成績を出さないとまともに給与が出ない)
参考:ジェイック公式
ブラックと感じる求人紹介をされた方は、一部の売上重視のハズレの担当者に当たった可能性が高いです。
転職エージェントは、あなたが転職することで、企業から紹介料がもらえるビジネスです。
転職の決定数が社内での評価や、ボーナスの金額を決めるため、なんでもいいから決めようとするハズレの担当も一部いるのが現実です。
これは他のエージェントも変わりませんが、売上重視の担当者だと、内定が出やすいブラック企業の求人を紹介するひどいケースがあります。
悪い評判2. 営業の求人ばかり紹介される
上記のように、営業の求人ばかりで不満という声が複数確認できました。
営業の求人ばかりは本当?
ジェイックは求人内容を公開していませんが、実際に営業職の紹介がメインになる可能性は高いです。
もともと20年以上前に、営業職向けに研修をする会社としてスタートした歴史があり、営業を募集する会社との強いパイプがあるからです。
また、現在は「就職カレッジ」という名前ですが、2018年までは「営業カレッジ」というサービス名で運営されていました。
こうした点からも、実際に営業職の紹介が多い会社なのは間違いありません。
エンジニアや事務など、営業以外の仕事に就きたい方は、以下のように、同じく職歴の浅い20代のサポートに強い他のエージェントを使っておきましょう。
- ハタラクティブ:フリーターなど正社員経験のない方向け
- 就職ショップ:フリーターなど正社員経験のない方向け
- マイナビジョブ20’s:職歴の浅い第二新卒、既卒向け
- Re就活エージェント:職歴の浅い第二新卒、既卒向け
悪い評判3. 5日間の研修がきつい
ジェイックに登録すると、以下のような就活の基礎を学ぶ研修を受けることになります。
- ビジネスマナー、自己分析、企業研究、履歴書対策、面接対策
どの転職エージェントでも、上記の内容は担当にアドバイスがもらえますが、ジェイックでは、まとまった期間みっちり研修を行う独自のスタイルをとっています。
その中で講師が厳しかったり、精神的にきついと感じる方からの声が複数確認できました。
研修がきついのは本当?
研修内容は公式ページで以下のように説明されていて、ハードな研修なのは確かといえます。
5日間の研修はかなりハードです。過去のトラウマに向きあったり、課題をしっかりと出したりする必要があるので、途中で脱落してしまう人もたくさんいます。
引用:JAIC公式
ただ、以前まであった「飛び込み営業の実習」が廃止されるなど、近年はそこまできつい内容ではなくなっています。
丸一日が五日間とスケジュールはハードですが、オンラインで行われるので、対面で講師に何か言われたりといったストレスも少ないでしょう。
また、ジェイックでは、研修を受けた人限定で、20社の優良企業と書類審査なしで面接できるという、他のエージェントにはない大きなチャンスをもらうことができます。
正社員として必要な知識も一気に学ぶことができ、チャンスも増えるため、挑戦する価値は十分と言えます。
悪い評判4. 担当者の対応が悪い
時間の無駄。 担当者は面接が決まっても連絡もしてこない、挙句の果てに忘れていたと言われた。業種の希望を伝えても無視で面接受けさせてる感じでした。 自分で探した方がよかった。
上記のように、手続き面など、担当者の対応が悪かったと感じる口コミが複数確認できました。
担当者がイマイチなのは本当?
口コミがある以上、一部こうした担当がいるのは確かですが、これはどの転職エージェントも変わりません。
転職エージェントは、同じ業者でも担当者によって経験や能力が違い、以下の対応は全く変わります。
- あなたの希望を理解した上で、合った求人を紹介してくれるか
- 業界知識をもとに、いいアドバイスをしてくれるか
- ミスなく必要な連絡や手続きをしてくれるか
そのため、このようにハズレの担当者にあたって、一部不満を持つ人もいます。
ジェイックでは申し出れば担当変更もできるため、対応が気に入らない、合わないと感じたら、遠慮なく変更しましょう。
2. ジェイックは使うべきでない?良い評判も検証
以上の悪い評判がある一方、ジェイックには以下の良い評判もあります。
- ○正社員経験がなくても積極的にサポートしてもらえる
- ○未経験から入れる優良企業の求人が多い
- ○営業感が少なく、丁寧にサポートしてくれる
それぞれ実際の口コミとともに解説していきます。
良い評判1. 正社員経験がなくても積極的にサポートしてもらえる
ジェイックは、経歴に自信のない35歳までの若手のサポートを得意としていてます。
正社員経験ないフリーターや、高校や大学を中退した人でも、内定を決められたという声が非常に多いです。
テレビCMをやる「リクルート」や「doda」のような大手では正社員経験がないと相手にされませんが、ジェイックなら積極的にサポートしてもらえます。
そのため、35歳までで正社員経験のない方は、ジェイックは利用必須と言えます。
就職に成功した人は、元フリーター、短期離職した人がほとんど
ジェイックは、公式ページで「就職成功者のインタビュー」を公開しています。
紹介される38人中、9割以上が、元フリーターや、数日~数ヶ月の短期で新卒の会社を辞めた人でした。
そのため、ジェイックがこうした経歴から正社員への就職に強いのは確かと言えます。
良い評判2. 未経験から入れる優良企業の求人が多い
ジェイックの求人はほとんどが未経験歓迎ですが、優良企業に就職できたという声が非常に多いです。
「未経験歓迎」というと、常に人手不足で、誰でもいいから人が欲しいブラック求人というケースもあるのが事実です。
しかし、ジェイックでは未経験でも入れるホワイト企業の求人がメインになります。
20年以上かけて作った、優良企業とのつながりがあるのは確か
ジェイックは元々、新人や管理職向けの研修など、社員向けの研修をする会社として始まった歴史があります。
研修事業は20年以上たった今も続いていて、社員教育に熱心な優良企業を中心に、多くのつながりを持っています。
ジェイックで紹介される求人は、研修先の会社でついでに紹介を頼まれた求人というケースも多く、優良企業の求人が多いのは確かと言えます。
また、就職に成功した人の9割以上が、定着して働き続けられているデータもあり、すぐ辞めたくなるような会社を紹介されることは少ないです。
良い評判3. 営業感が少なく丁寧にサポートしてくれる
ジェイックでは、上記のように担当者が親身に相談に乗ってくれたという評判が非常に多いです。
強引に求人をすすめるような営業感の強い対応はされず、丁寧なサポートが受けられることは業界内でも有名です。
じっくり相談に乗ってほしい、応募先はしっかり自分で決めたいという方には、ジェイックがおすすめです。
仕組み上、興味のない求人を押し付けられることは少ない
ジェイックは、応募の仕組みが一般的な転職エージェントと以下のように違っています。
- 一般的なエージェント:担当から紹介された求人に応募
- ジェイック:集団面接会で、相性の良かった会社に応募
あらかじめ会社の採用担当と話した上で、相性の良かった会社にだけ応募する仕組みで「興味のない会社に応募させられる」といったことは、まずありません。
ジェイックでは、2~3日かけてオンラインで約20社と軽い面接をする「集団面接会」が開かれ、そこで応募する企業を決める形になります。
担当者は、あなたが応募を決めた会社の魅力や注意点の説明や、面接対策など、間に入ってサポートに徹してくれます。
ジェイックは大手で担当のハズレは少ない
「ジェイック」の悪い評判は、売上重視など、一部のハズレの担当に当たった場合のものがありますが、実際にはこうしたケースはごく一部です。
ジェイックは20年以上の運営実績のある業界大手で、担当者のハズレは少ないです。
業界経験者としての体感ですが、設立まもない中小エージェントだと4~5割がハズレなのに対し、大手は共通して1割程度と、ハズレが少ないです。
大手の方が、中小に比べてハズレの担当者が少なくなる理由としては、以下があげられます。
- 大手エージェントには、基本優秀な人しか採用されない
- 気軽に担当変更ができる窓口がある
理由1. 大手エージェントには、基本優秀な人しか採用されない
まず、大手エージェントは就職先としての人気が高いこともあり、採用のハードルが高く、常識的で優秀な人間しか基本採用されません。
新設のエージェントは会社自体も小さく、不人気で採用のハードルも低いことから、どうしても人材の質は大手より悪くなります。
理由2. 気軽に担当変更ができる窓口がある
ジェイックのような大手エージェントは、申し出れば、簡単に担当変更が申請できます。
変更ばかりされていては実績も上げられず、社内の評価も下がるため、大手の担当はこれを恐れて対応を良くします。
中小エージェントでは、職員自体が少なく担当変更が難しいケースもあり、やりたい放題になる担当が多くなりがちです。
危険な裏事情:近年やばい転職エージェントが急増している
下記は厚生労働省の出す転職エージェントなどの職業紹介事業所の数の推移ですが、転職エージェントは、5年間で約1万社も急増しました。
引用:厚生労働省ホームページ
これには、資格さえあれば、インターネットを使って簡単にエージェント業を始められるようになった背景があります。
設立まもない中小エージェントは、優良企業とのコネもなく、常に出回っているようなブラック求人しか持っていないケースが多いです。
また、こうした新設の中小エージェントには、以下のようなやばい担当者が多い特徴もあります。
- 自分や会社の実績作りに必死で、しつこく急かしたり嫌な対応をする
- 手持ちの少ない求人から内定を出そうと、希望と違う求人も押し付けてくる
こうしたエージェントと比べると、ジェイックは担当のハズレが少なく、むしろ積極的に使うべきエージェントと言えます。
3. ジェイックはこんな人におすすめ
悪い評判はあるものの、ここまでを踏まえると、ジェイックは、35歳までで以下に当てはまる方は必ず使うべき転職エージェントと言えます。
- 就職を目指すフリーター・ニート・中退者
- 正社員経験がない
- 前職を辞めてから1年以上経っている
実績のある大手で未経験歓迎の優良求人が多く、経歴に自信のない方の転職サポートに強いのでおすすめです。
ジェイック公式ページ
他の大手と比べたジェイックの特徴
同じく実績のある大手で、若手の支援に強い大手エージェントとジェイックを比較したのが以下の表です。
ジェイックは、全国対応で、正社員経験のない30代前半までの、初めての就職サポートに強いという特徴があります。
求人数 | 正社員経験 | 強いジャンル | 対応エリア | |
ジェイック | ☆☆☆☆☆ 非公開 |
なくてもOK | 30代前半までの 未経験からの就職 |
全国 |
就職ショップ | ★★★★☆ 多い |
なくてもOK | 20代の未経験転職 | 関東、関西、 愛知 |
ハタラクティブ | ★★★☆☆ 普通 |
なくてもOK | 20代の未経験転職 | 関東、愛知、 大阪、福岡 |
マイナビジョブ20’s | ★★★★☆ 多い |
なくてもOK | 20代の 第二新卒、既卒 |
関東、関西、 愛知 |
Re就活エージェント | ☆☆☆☆☆ 非公開 |
なくてもOK | 20代の 第二新卒、既卒 |
関東、東海、 関西、九州 |
リクルートエージェント | ★★★★★ 求人数が最多 |
原則必要 | 幅広く対応 | 全国 |
doda | ★★★★★ 求人数が 業界No.2 |
原則必要 | 幅広く対応 | 全国 |
マイナビエージェント | ★★★★☆ 多い |
原則必要 | 20~30代の転職 | 全国 |
この中で、ジェイックと同じタイプの求人に強いエージェントとしては以下があげられます。
- ハタラクティブ:経歴に自信のない20代向けで、8割以上の求人が未経験歓迎
- 就職shop:リクルートの運営で、紹介された求人は書類審査なしで面接に進める
- マイナビジョブ20’s:大手マイナビの運営で、未経験可の求人が7割以上
- Re就活エージェント:上場企業が運営する20代特化のサービス
「ジェイック」を使う際は、必ずこれらも併用しておきましょう。
リクルートエージェントやdodaの方が求人はかなり多く、人気企業の求人も多いですが、正社員経験がないとサポートを受けるのは難しいです。
この点も含め、次の章からジェイックの利用の注意点を解説していきます。
4. ジェイックを使う際の3つの注意点
ジェイックは実績のある大手で、失敗することは少ないですが、利用にあたっては以下の点に注意しましょう。
- ジェイックだけの利用では不十分
- 職歴を活かした転職には他社がおすすめ
- 36歳以上の方には向かない
注意点1. ジェイックだけの利用では不十分
「ジェイック」は正社員経験のない35歳までの方におすすめのエージェントですが、以下の理由で、単体での利用はおすすめしません。
- ジェイックとパイプのある企業しか紹介されない
- 担当者の比較ができない
まず、大手エージェントでもそれぞれパイプの強い企業が違います。例えば、ジェイックにだけ紹介を頼む会社もあれば、他社にしか頼まない会社もあるということです。
求人の選択肢が大幅に増えるため、少なくとも2社は併用しておきましょう。
また、ジェイックだけに絞ると、ハズレの担当者にあたっても、比較ができずにイマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。
他のエージェントも一緒に使うことで、比較していい担当者かの見極めができるようになります。
併用におすすめの転職エージェント
ジェイックとの併用におすすめなのは、以下の大手転職エージェントです。
おすすめエージェント | 特徴 |
ハタラクティブ | ・フリーターやニートなど経歴に自信のない20代のサポートに強い ・IT特化エージェント「レバテック」も展開する大手の運営 |
就職ショップ | ・経歴に自信のない若手向けで、紹介された会社は書類選考なしで面接に進める ・業界最大手リクルートが運営 |
マイナビジョブ20’s | ・未経験可の求人が7割以上の20代向けのエージェント ・業界大手のマイナビが運営 |
Re就活エージェント | 職歴の浅い20代のサポートに特化していて、担当者の8割は既卒、第二新卒の経験者 |
いずれもジェイックと同じく実績のある大手で、正社員経験のない若手向けの未経験歓迎求人が多いです。
上記のうち、少なくとも2社は併用しておきましょう。
迷ったら、正社員経験のない人の支援に特化した「ハタラクティブ」「就職ショップ」の2社がおすすめです。
注意点2. 職歴を活かした転職には他社がおすすめ
先ほどお伝えした通り、職歴を活かした転職がしたい方は、ジェイックよりも、まず以下の大手を使うべきです。
おすすめエージェント | 特徴 |
リクルートエージェント | 公開求人数が30万以上と最多の大手で、地方の求人にも強い |
doda | リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界大手 |
マイナビエージェント | 新卒領域では最大手なのもあり、若年層向けの手厚いサポートに定評がある |
業界トップ3の大手で求人が倍以上あり、人気企業の求人も多いです。
前職を短期で辞めていても、辞めてから数ヶ月しか経っていない方なら、これらの3社でもサポート対象になることが多いです。
可能性を広げるためにも、まずはこれらを使い、決まらなかった場合に「ジェイック」を使うようにしましょう。
注意点3. 36歳以上の方には向かない
ジェイックは35歳までの人を対象としたサービスで、36歳以上は申し込んでも断られる可能性が高いです。
そもそも他社も含めた転職エージェントは、職歴がない方の場合、主に20代までを対象とするケースがほとんどです。
36歳以上で正社員経験がない方は、転職エージェント自体の利用が向きません。
申し込んでも断られる可能性が高いため、「リクナビNEXT」のような転職サイトで自分で求人を探して応募していく方が効率的でおすすめです。
対象の求人が少なく、正社員になるハードルが高いため、就職を決めないと利益が出ないエージェントはサポートしたがらない事情があります。
5. ジェイックを最大限活用するためにすべきこと
ここでは、転職エージェントの裏事情も踏まえ、ジェイックの利用で意識すべき以下のポイントを解説していきます。
- 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
- 経歴・スキルに嘘はつかない
- 担当者が使えないと判断したら付き合わない
- 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
- 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
- 最低限のマナーは守る
5-1. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
最初の面談でエージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。
エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。
以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。
- 転職予定がかなり先
- そもそも転職への意欲が低い
すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。
5-2. 経歴・スキルに嘘はつかない
求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。
転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。
いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。
やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れてまともにサポートしてもらえなくなるため注意しましょう。
5-3. 担当者が使えないと判断したら付き合わない
ジェイックは大手の優良エージェントですが、中には仕事のできない担当者も存在します。
そういった担当に当たってしまったら利用をやめましょう。
具体的には下記に2つ以上当てはまったら、危険なので、担当を変えてもらうか利用自体を止めましょう。
付き合うべきではない担当者の特徴 |
|
2つ以上当てはまった場合、下記の方法で担当を変えるか、ジェイック自体の利用をやめましょう。
担当を変えたい場合
担当者を変えたい場合は、担当者にメールで以下の文章を送りましょう。
件名:担当変更のご相談
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
(担当者名)様には熱心に転職サポートをして頂いており、大変感謝しております。
しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、改善も困難と考えております。
つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。
お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。
ジェイック自体の利用をやめる場合
基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。
ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。
ジェイック自体の利用をやめる場合は、担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。
件名:退会手続きのお願い
ジェイック 〇〇様
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。
(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。
熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。
お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。
退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。
5-4. 「推薦状を見せてほしい」と伝える
担当者は応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。
これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。
- 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
- 改めて自分のアピールポイントを整理したい
見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、担当者にとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。
以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。
(参考)ひどい推薦文の例
〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。
コミュニケーション能力が高く、明るい方です。
ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。
5-5. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく
担当者に対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。
転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。
転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、サポートするメリットが薄いです。
こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。
また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。
こうした話はしすぎないよう注意しましょう。
5-6. 最低限のマナーは守る
担当者とのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。
こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。
また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。
応募する会社だけでなく、担当者に対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。
6. ジェイックについてよくある質問
最後に、ジェイックについてよくある以下の質問に回答していきます。
6-1. ジェイックの利用の流れは?
ジェイックの利用の流れは以下のとおりです。
- ネット(https://www.jaic-college.jp/)から申し込み
- スマホでのオンライン面談
- オンラインの就職講座を受ける
- オンラインの集団面接会に参加
- 企業に応募する
- 選考対策を受け、面接に進む
- 入社決定
現在はオンラインが主流ですが、以下のジェイックの拠点が近い方は、対面で面談できる場合もあります。
ジェイックの拠点一覧 |
東北支店(仙台市)、東京支店(千代田区神田)、名古屋支店(名古屋市中区栄)、大阪支店(大阪市中央区)、広島支店(広島市中区紙屋町)、九州支店(福岡市博多区祇園町) |
最初の面談ではこれまでの経歴、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。
面談は、平日の10:00~18:00の間で受け付けてもらえて、土日祝日も対応してもらえる場合があります。
6-2. ジェイックの紹介企業にはどんなものがある?
公式の「就職成功体験談」で利用者の就職先が確認できますが、以下のような会社が多いようです。
- IT企業
- 商社
- 精密機器などのメーカー
- 不動産会社
- 車の販売業社
職種については、一部エンジニアや事務もあるものの、営業職がメインとなります。
ジェイックは、2018年まで営業職への転職に特化したサービスだったこともあり、営業の求人に特に強いです。
まとめ
ジェイックは本当にやばいのかについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ジェイックには一部悪い評判があるのは事実ですが、実際には満足できている人がほとんどで、35歳までで、以下に当てはまる方は必ず使うべき転職エージェントと言えます。
- 就職を目指すフリーター・ニート・中退者
- 正社員経験がない
- 前職を辞めてから1年以上経っている
求人の選択肢が増え、担当の比較もできるため、利用にあたっては、同じく正社員経験のない若手のサポートに強い以下の大手エージェントも併用しておきましょう。
- ハタラクティブ:経歴に自信のない20代向けで、8割以上の求人が未経験歓迎
- 就職shop:リクルートの運営で、紹介された求人は書類審査なしで面接に進める
- マイナビジョブ20’s:大手マイナビの運営で、未経験可の求人が7割以上
- Re就活エージェント:上場企業が運営する20代特化のサービス
ジェイック公式ページ
あなたが転職エージェントを使いこなし、転職成功に役立てていただけることを心から祈っています。