「ユーザベースの年収はどのくらい？」「どのように上がっていく？」など、株式会社ユーザベース（以下、ユーザベース）の年収が気になっていませんか？

ユーザベースの正社員の平均年収は700万円で、経済系メディア・ソフトウェア会社（SaaS）の中でも高いです。しかし、高い年収の裏に、働く上での注意点もあるので、これからユーザベースで働こうという人は知っておく必要があります。

このページでは転職エージェントとして数多くの人の転職支援をしてきた筆者が、ユーザベースの年収について、知っておくべきことを下記の流れで紹介します。

1. ユーザベースの年収は？年齢・役職別にすぐわかる
2. ユーザベースの年収以外の評判・働きやすさについて
3. ユーザベースはそもそもどんな会社か
4. ユーザベースへの転職を目指す人へ｜採用・求人情報
5. ユーザベースへ転職する際におすすめの転職エージェント
6. ユーザベースの中途採用の面接想定質問40選と、面接・書類選考のポイント集【年齢別】

最後まで読めば、ユーザベースの年収はいくらか、年齢・役職別にはどうなのか、他社と比べてどうなのかまで、ユーザベースの年収の全てがわかるでしょう。

著者：I.J（現役転職エージェント）

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30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当（採用企業側の担当）も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. ユーザベースの年収は？年齢・職種役職別にすぐわかる

ユーザベースの正社員の平均年収は、700万円です。

これは経済系メディア・ソフトウェア会社の中では高水準ですが、同じ大手ソフトウェア会社の「セールスフォース」「Sansan」と比べると低いです。

1-1. 年齢別の年収水準

口コミサイトを元に集計すると、ユーザベースの年齢別の給与の平均値は以下の水準です。

役職、残業時間によっても左右されますが、平均すると、上記の水準になります。なお、ユーザベースの平均残業時間は25時間です。

1-2. ユーザベースの給与の口コミ・満足度のまとめ

ユーザベースの社員の口コミを分析した結果、給与面で下記4つの傾向があることがわかりました。

• 同業他社の年収アップにより、突き抜けて良いわけではないという感覚がある
• 役職ごとの年収レンジは社内で開示されている
• 年俸制となっているのでボーナスはない
• 平均年収は高めだが、管理職になっても思ったよりも伸びないと感じる

待遇に関する評価は他の人気企業と比較すると平均からやや低いです。

一昔前は同業他社でも高い方であったものの、現在はあまり優位性はないと思うという口コミが目立ちます。

年収は役職に紐づいており、明確な金額が社内に開示されています。

年俸制となっているため賞与はなく、期中の評価によってタイトルが変わると総年収も変わります。

また、平均年収としては高い部類だが、昇格して管理職になっても大きく伸びないという声もあります。

1-3. 同業他社との年収比較

ハードウェア／ソフトウェア／パッケージベンダの平均年収は、486万円（転職サイト「doda」調べ）ですから、ユーザベースの正社員の平均年収はソフトウェア会社としてはかなり高い水準と言えます。

しかし、同じソフトウェア会社と比べると以下の通りで、年収や待遇の満足度が低い点には注意しましょう。

※各社最新のIR情報・就職情報サイト・口コミサイトを参考に作成

とにかく高い年収を求める方は、「セールスフォース」「スマートニュース」といった競合他社も検討しましょう。

1-4. 役職別の年収

ユーザベースの役職別の年収の目安は、それぞれ下記の通りとなっています。

1-5. 職種別の年収

ユーザベースで給与を決めるのは役職グレードですから職種では差がつきません。

1-6. ユーザベースの評価制度

ユーザベースは、360度評価が行われていると考えましょう。

役職ごとに定められた役割（コンピテンシー）の達成度や成果を、四半期または半期に一度、チームメンバーからのフィードバックを通して評価されます。

社員からの口コミでは、以下のような声が上がっています。

• 制度そのものはクリアだが、運用面でバラツキも見られる
• コンピテンシーの発揮は不透明な点もあるので、周囲からの印象に左右される印象がある
• 営業の場合は、成果（定量面）に重きが置かれやすいと感じる
• 事業単位で昇格されられる人数が決まっているので政治的な面も関係あるように感じる
• 役職が上がる時も早い一方、評価が低いと容赦なく落とされる

1-7. ユーザベースで年収を上げるポイント

評価制度を踏まえ、ユーザベースで働きながら年収を上げるためには、下記2点が重要です。

• 設定した目標は必ず達成し、昇格・昇給を狙う
• 曖昧な項目もあるので、評価者をはじめ周囲へのアピールを行い、印象を良くしておく

逆に言えば、「上記を行う自信がない」という方は、ユーザベースでは大幅な年収アップを期待できないので、他社をおすすめします。

1-8. ユーザベースの福利厚生

ユーザベースの福利厚生は下記の通りとなっていて、大手ならではの高水準といえます。

大手の水準ですが、退職金制度や住宅関連の手当がないことには注意しましょう。

2. ユーザベースの年収以外の評判・働きやすさについて

口コミサイトをもとに社員からのユーザベースの評価をまとめると、下記の通りです。

	評価
待遇	3.1
ワークライフバランス	4.2
キャリア・成長	3.5
やりがい	3.4
職場の雰囲気	4.0

ここまで紹介してきた待遇（給料や福利厚生）以外の下記4項目について、社内からの内部事情も含め、紹介していきます。

1. ワークライフバランス
2. 成長・キャリアアップ
3. やりがい
4. 職場の雰囲気

2-1. ワークライフバランスに関する口コミ

• 非常に自由度の高い働き方が可能
• 有給休暇の取得や長期休暇の取得もしやすい
• 自己責任という価値観のもとに自由が許されているので、成果が出ていないと居づらいという声も

ワークライフバランスに関する評価は他の人気企業と比較しても高いです。

フルリモート・スーパーフレックスという働き方なので自由度が非常に高いという口コミが目立ちます。

有給も取りやすく、LV(ロングバケーション)という平日5日間を休みにできる制度を年に2回活用できます。

成果主義かつ自己責任という価値観が浸透しているので、成果が出ていないと周囲の目は厳しいという声もあります。

会社全体の残業時間の目安は月間25時間ほどとなっています。

2-2. 成長・キャリアアップに関する口コミ

• 仕組みは整っていないが、自由度が高い分成長を実感できる
• 研修制度は最低限となっている
• 中途入社の社員が多いことが背景にあり、それぞれの働き方で進めるため仕事の進め方が合わない場合も出てくる

成長・キャリアアップに関する評価は他の人気企業と比較しても高いです。

仕組みが整っているわけではないものの、成長を実感できるという旨の口コミが多いです。

研修制度は最低限となっていて、裁量も非常に大きいので自ら考えて行動できれば成長可能な環境です。

なお、ほとんどの社員が中途入社組で画一的な仕事のやり方がないため、上司との考え方が合わないといった声もあります。

そのため、成長できるかどうかは自分の取り組み次第と言えます。

2-3. やりがいに関する口コミ

• 主体性を発揮しながら仕事を推進することができる
• 年齢問わず結果を出していれば難易度の高い仕事に挑戦できる
• 自由度の高さがやりがいに繋がっているという声も
• プロダクトのコンセプトに惚れ込んでいるので、自信を持って仕事ができる

ユーザベースにはやりがいを持って働いる社員が多いです。

主体性を持って働けるため、難易度の高い仕事に挑戦できるという口コミが目立ちます。

働く場所や時間の自由度も高いので、やりがいに繋がっているという声もあります。

差別化できるプロダクトを持っており、コンセプトも自分の好みであるためやりがいに繋がっているという口コミもあります。

2-4. 職場の雰囲気・人間関係に関する口コミ

• 縦割りなので業務範囲は決まっているが、裁量権は大きい
• チャットは全てグループチャットで行われるなど、オープンな雰囲気
• カルチャーが強く浸透している
• 業務に対する熱量が高い社員が多い

職場の雰囲気・人間関係に関する評価は他の人気企業と比較しても高いです。

縦割りなので業務範囲は決まっているものの、働く時間・場所ともに自由度が高いという口コミが目立ちます。

基本的にグループチャットのみでやり取りをする方針であるなど、オープンな雰囲気です。

The 7 Valuesと呼ばれる、カルチャーが強く浸透しているという意見もあります。

また、仕事に対する熱意が高く、仕事を楽しんでいる社員が多いという声も多く寄せられています。

参考：ユーザベースから転職で出ていく人の事情

ユーザベースは、業界内での高いシェアなどから人気の企業ですが、以下のような理由で転職を検討されています。

• 自由すぎる環境なので自分には合わなかった
• 部署ごとの独立性が強くなりすぎ、うち向けの仕事が増えた
• 生成AIの影響や、ファンドのTOBによって方向性が変わってきたように感じる

参考：ユーザベースとあわせて検討される企業との比較

ユーザベースとあわせて検討されてるのが、以下の企業です。

• .セールスフォース:CRM「Salesforce」を取り扱う、ソフトウェア会社
• .Sansan:営業管理ソフト（名刺管理）「Sansan」を主軸とする、ソフトウェア会社
• .スマートニュース:ニュースアプリ「SmartNews」を手がける、メディア・ソフトウェア会社

それぞれの会社の社内からの評価を比較すると、以下の通りになり、最高得点を赤字にしています。

一緒に検討されるソフトウェア会社の中でもワークライフバランスや職場の雰囲気のスコアが高いです。

私が転職エージェントとして聞いた実際の社員の声

私が転職エージェントとして働く中でも、元社員の方から、以下のような声をよく聞きます。

• 働く時間や場所などの自由度が非常に高いため、自己管理次第だがワークライフバランスが良い
• 非常にオープンな雰囲気なので、職場の雰囲気が良い

ただし、成果が出せないとおいていかれる雰囲気があるとの声もあります。

過去にサポートした中でも、「もう少し長いスパンで成長が望めたり、能力開発をできる企業で働きたい」などの理由で転職を希望される方もいたため、この点には注意しましょう。

3. ユーザベースはそもそもどんな会社か

引用:Google Maps

ユーザベースは、「SPEEDA」「NewsPicks」といったサービスを提供している経済系メディア・ソフトウェア会社です。

会社ホームページ：https://www.uzabase.com/jp/

3-1. 会社概要

3-2. 事業内容

ユーザベースの事業内容は以下のとおりです。

• 企業活動の意思決定を支えるビジネス情報インフラの提供

主な提供サービスは以下のようなものがあります。

• SPEEDA（企業向け経済情報）
• NewsPicks（ビジネスパーソン向け経済情報）

3-3. トップメッセージ

画像引用元：ユーザベース

ユーザベースは「経済情報で誰もがビジネスを楽しめる世界をつくる」という理念のもと、創業期から挑戦と感謝を大切にしながら成長してきた企業です。

主力事業であるSPEEDAの立ち上げ時には、信用のない中でパートナーを見つけ、地道に開発と信頼構築を重ねてきました。

その後はNewsPicksをはじめとするSaaS事業に注力し、多様な経営体制や非上場化を経て、持続的成長を追求しています。

今後は「信頼の連鎖を未来に紡ぐ」ことを軸に、仲間・顧客・社会との関係を大切にしながら、まっすぐに挑戦し続けていく姿勢を貫いていきます。

3-4. 今後の事業展開

ユーザベースは、2023年2月に有名ファンド「カーライル・グループ」のTOBによって非上場化し、3ヵ年計画「Play2025」を実行中です。

本計画を通じて3~5ヵ年での再上場を目標としています。

TOBの目的は2つとしています。

• 顧客起点に、組織・プロダクトの構造を転換し、収益性を高めてスケールする土台をつくる
• メンバー全員がユーザベースのオーナーになることの実現（第二の創業期としてSOの配布などを実施）

また、計画内では下記のような施策を実行中です。

• 国内SaaSプロダクトの名称を「SPEEDA」へ一本化※2024に実施済み・・・認知度の向上による更なる売り上げ向上
• SaaSの顧客起点組織の転換・・・顧客起点で変化にスピーディーに適応していく経営「アジャイル経営」の実現
• プロダクトへのAIやデータの活用・・・オリジナルデータの生成・データのパーソナライズ化による製品価値向上の実現

上記を踏まえると、再上場に向けて高いコミットメントを発揮できる方や変化の多い中でも柔軟に対応できる方に向いた企業と言えます。

引用元：ユーザベースジャーナル、サステナビリティレポート2024

4. ユーザベースへの転職を目指す人へ｜採用・求人情報

ここまでの内容を踏まえ、ユーザベースへ転職したいと考えている方に向け、ユーザベースの採用・求人情報を紹介します。

新卒でユーザベースを目指す、という方は新卒採用ページ(https://uzabase.notion.site/careers-newgrads)からプレエントリーをし、情報を得ましょう。

4-1. ユーザベースの採用職種

ユーザベースの職種は大きく分けると下記の職種2つです。

上記のような職種がありますが、中途採用ではどちらの職種でも幅広く募集を行っています。

具体的に出ていた求人を以下で紹介します。

4-2. 求人情報

過去に「doda」「マイナビAGENT」「JACリクルートメント」といった大手転職エージェントや「キャリア採用サイト」で募集されていた求人情報をご紹介します。

ビジネス

ビジネス職においては、コンサルタントやセールスを中心に募集を行っています。

エンジニア

エンジニアについては、機械学習エンジニアやソフトウェアエンジニアで募集を行っています。

4-3. 採用メッセージ、求められる人物像

過去の求人に記載されていたユーザベースの求める人物像の一例として、以下のような内容があります。

インサイドセールス

• 当社のミッションや7つのバリュー、ビジョンに共感する方
• 個社に寄り添い価値を届けるのが好きな方
• 既存の手法や枠組みにとどまらず、より良いアプローチを生み出すことに楽しみを見出せる方
• 新しい領域で色々と試しながら形を作っていくのが好きな方
• オープンにコミュニケーションが取れる方
• 既成概念にとらわれないよう努められる方
• 自らのパフォーマンス最大化のために努力できる方

エンジニア

• 機械学習モデルを作って、プロダクトに組み込み、ユーザに価値を届けるところまでやりたい方
• コーディングが得意な方、技術が大好きな方
• ユーザ目線でプロダクトを開発することが好きな方
• 何事にもチャレンジ精神があり、成長意欲の高い方
• 世界一のサービスを創る気概のある方
• 前向きでオープンなコミュニケーションをとり、フラットな組織で柔軟な行動を取れる方
• ユーザベースが掲げる「経済情報の力で、誰もがビジネスを楽しめる世界をつくる」というパーパスに共感し、仲間としてその実現を目指したい方

マーケティング（中国）

• 良い面も悪い面もすべてオープンにコミュニケーションが取れる方
• 自らで機会を創り、成長させようと努力出来る方
• 自らのパフォーマンス最大化のために努力できる方
• 既成概念にとらわれずに自律的に道を創っていける方
• 周囲を巻き込みながら、プロジェクトを推進していける方

上記を踏まえると、以下のような点をアピールすると良いでしょう。

• ミッションやバリューに強い共感を示していること
• ユーザー目線で業務に取り組めること
• 既存の考え方にとらわれない柔軟な発想ができること
• 主体的に仕事を推進できること
• オープンなコミュニケーションを取れること

逆に言うと、上記のスキル・性格、実績がない場合、転職は難しく、たとえ入社できてもミスマッチがおき、後悔する可能性がありますから注意しましょう。

4-4. ユーザベースの転職難易度

ユーザベースへの転職難易度は「高い（高度なスキルや経験が必須）」です。

中途採用を積極的に行っていて、高い知名度などから、転職人気企業ランキング上位の常連で、高い倍率を勝ち抜かなければいけません。

そのため、以下を徹底しないと合格は難しいでしょう。

• 自分の経験、スキルに合ったポジションに応募する
• 求める人物像を理解し、活躍できる人材であることをアピールする

4-5. ユーザベースへはどうやって応募すべきか

ユーザベースに応募するには、以下の3つの方法がありますが、必ず転職エージェントを使い応募しましょう。

• ユーザベースの「中途採用サイト」
• 「リクナビネクスト」などの転職情報サイト
• 転職エージェント

転職エージェントを使うべきなのは、以下の点でユーザベースの転職に有利になるからです。

ページの後半で、転職エージェントについて詳しく解説をしますが、ユーザベースに転職したい方が使うべきエージェントは下記の3社です。

• doda（全ての人におすすめ）
• マイナビAGENT（20代、30代に特におすすめ）
• JACリクルートメント（年収600万円以上の人におすすめ）

上記の3社に登録し、「ユーザベースに転職したい」と伝え、サポートを受けましょう。

上記エージェントは先ほどユーザベースと比較した他社への転職にも強いので、他社に応募する際にも使えます。

5. ユーザベースへ転職する際におすすめの転職エージェント

ユーザベースの転職を目指す際に使うべきエージェントは下記の3つです。

• doda（全ての人におすすめ）
• マイナビAGENT（20代、30代に特におすすめ）
• JACリクルートメント（年収600万円以上の人におすすめ）

この3つに登録し、ユーザベースやその他希望する企業に転職したいと相談しましょう。

これらを選んだ理由は下記3つです。

• 大手で求人数も多く、ユーザベースの求人も持っている可能性が高い
• ユーザベースへの転職を有利にするためのノウハウを持っている
• 提案力・交渉力が高く、転職の強い味方になってくれる

一つずつ解説していきます。

5-1. doda｜全ての人におすすめ

「doda」はパーソルキャリアが運営する、業界トップクラスの実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。

大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。

過去のサポート実績から社内にデータやノウハウが蓄積されているだけでなく、企業とのパイプも強いので、ユーザベースなどの人気企業に行きたい場合は必ず相談すべきです。

doda公式ページ：https://doda.jp/

5-2. マイナビAGENT｜20~30代は利用必須

「マイナビAGENT」は、マイナビが運営する、近年急速に力をつけてきた転職エージェントです。

新卒で多くの学生が使っている「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、30代までの方は積極的に使いましょう。

サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。

マイナビAGENT公式ページ：https://mynavi-agent.jp/

5-3. JACリクルートメント｜年収600万円以上の方向け

「JACリクルートメント」は、ハイクラス専門の転職エージェントです。

ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いです。

ユーザベースへの転職を目指す方の中でも年収800万円を超えるポジションを狙う方は、JACも使うことで、より高待遇な求人が見つかるでしょう。

ただし、ハイクラスな人材でないと判断されると十分なサポートを受けられませんので注意しましょう。

JACリクルートメント公式ページ：https://www.jac-recruitment.jp/

6. ユーザベースの中途採用の面接想定質問40選と、面接・書類選考のポイント集【年齢別】

この章では、ユーザベースの中途採用選考でアピールすべきポイントや、面接の想定質問を紹介します。

• ユーザベースの中途採用で聞かれる想定質問40選
• ユーザベースの中途採用選考でアピールすべきポイント

6-1. ユーザベースの中途採用で聞かれる想定質問40選

ユーザベースの面接を想定して、想定質問を作成しました。年齢別に以下のように40個用意しましたので、準備しましょう。

• 全ての人が準備すべき質問10個
• 若手社員（第二新卒〜20代）が準備すべき質問10個
• 中堅社員（30代前後）が準備すべき質問10個
• 管理職、シニア（40代以上）が準備すべき質問10個

このページでは、どの企業でも聞かれるような、一般的な質問はあえて入れませんでした。

一般的な質問や、答え方を「プロ直伝！転職面接の質問99例の答え方とわかりやすく伝える全ノウハウ」でまとめていますので、合わせてしっかり準備しましょう。

全ての人が準備すべき質問10個

1. これまでの職務経験で、最も困難だった課題とその解決方法を教えてください。
2. チームで意見が対立した際、どのように合意形成を図りましたか？
3. ユーザベースの「The 7 Values」の中で、最も共感するものとその理由を教えてください。
4. 新しい知識やスキルを習得するために、どのような取り組みをしていますか？
5. これまでのキャリアで、どのような成果を上げてきましたか？
6. 失敗から学んだ経験と、それをどのように活かしてきたか教えてください。
7. ユーザベースのミッションに共感した理由と、それにどのように貢献できると考えていますか？
8. これまでの職場で、どのような役割を担ってきましたか？
9. 自身の強みと、それをどのように業務に活かしてきたか教えてください。
10. 今後のキャリアで達成したい目標と、そのために必要なことは何だと考えていますか？

若手社員（第二新卒〜30歳前後）が準備すべき質問10個

1. これまでの経験で、主体的に取り組んだプロジェクトについて教えてください。
2. 新しい環境に適応するために、どのような工夫をしていますか？
3. チームでの協働経験と、そこで果たした役割を教えてください。
4. これまでに直面した課題をどのように乗り越えてきましたか？
5. ユーザベースの文化にどのように貢献できると考えていますか？
6. これまでの経験で、最も成長を感じた瞬間を教えてください。
7. 自分の意見を上司や先輩に伝える際、どのように工夫していますか？
8. これまでに挑戦したことと、その結果について教えてください。
9. ユーザベースでどのようなキャリアを築きたいと考えていますか？
10. これまでの経験を活かして、どのように貢献できると考えていますか？

中堅社員（30代〜40歳前後）が準備すべき質問10個

1. これまでのキャリアで培った専門性と、それをどのように活かしてきたか教えてください。
2. チームやプロジェクトをリードした経験と、その成果について教えてください。
3. 業務改善やプロセスの最適化に取り組んだ経験を教えてください。
4. これまでに直面した大きな課題と、それをどう解決したか教えてください。
5. ユーザベースの事業において、どのように価値を提供できると考えていますか？
6. これまでの経験で、どのようにチームのパフォーマンスを向上させてきましたか？
7. 新しい技術やトレンドに対して、どのようにキャッチアップしていますか？
8. これまでに経験した中で、最も影響を与えたプロジェクトについて教えてください。
9. ユーザベースのミッションに対して、どのように共感し、貢献できると考えていますか？
10. 今後のキャリアで達成したい目標と、それに向けた取り組みを教えてください。

管理職、シニア（40代以上）が準備すべき質問10個

1. これまでのマネジメント経験と、その中で直面した課題と解決策を教えてください。
2. 組織のビジョンや戦略をどのように策定し、実行してきましたか？
3. 多様なバックグラウンドを持つメンバーをどのようにまとめ、成果を上げてきましたか？
4. これまでの経験で、チームの方向性を調整したり、意見をまとめて推進役を担った場面について教えてください。
5. ユーザベースの事業戦略に対して、どのように貢献できると考えていますか？
6. これまでの経験で、どのように組織文化を醸成してきましたか？
7. リーダーとしての信念や価値観を教えてください。
8. これまでに直面した最大の経営課題と、その解決策を教えてください。
9. 当社の「The 7 Values」の中で、あなたが最も大切にしている価値観と、それが発揮された具体的な経験を教えてください。
10. 今後のキャリアで実現したいビジョンと、それに向けた取り組みを教えてください。

6-2. ユーザベースの中途採用選考でアピールすべきポイント

ユーザベースへの転職を目指す人がアピールすべきことを、以下の4つに分けて紹介します。

1. 全ての人がアピールすべきポイント
2. 若手社員（第二新卒〜30歳前後）がアピールすべきポイント
3. 中堅社員（30代〜40歳前後）がアピールすべきポイント
4. 管理職、シニア（40代以上）がアピールすべきポイント

1. 全ての人がアピールすべきポイント

面接の質問に答える際や、職務経歴書を書く際は、以下のポイントを意識し、アピールするといいでしょう。

• ユーザベースの「The 7 Values」への共感と実践経験
• スピードと柔軟性を兼ね備えた業務遂行力
• オープンな対話とフィードバックを重視する姿勢

ユーザベースの「The 7 Values」への共感と実践経験

ユーザベースでは採用の全過程で「The 7 Values」に対する理解と共感が問われます。

特に「自由主義で行こう」「渦中の友を助ける」など具体的な行動原則が定められており、それらを実務でどう体現してきたかを、具体的なエピソードで説明できると評価につながります。

スピードと柔軟性を兼ね備えた業務遂行力

同社では「スピード経営」を掲げており、早い意思決定と行動が求められます。

変化の早い環境でも臨機応変に対応しつつ、短期で成果を出した経験がある場合は、それを職務経歴書や面接で強調すると良いでしょう。

オープンな対話とフィードバックを重視する姿勢

ユーザベースでは上司と部下の関係性を含め、双方向のフィードバック文化が浸透しています。

上下関係を問わず、率直に意見を述べたり建設的なフィードバックを行ってきた経験があれば、文化的なフィットの面でも強い印象を与えられます。

2. 若手社員（第二新卒〜30歳前後）がアピールすべきポイント

若手社員でユーザベースへの転職を目指す方は、下記のポイントも伝えられるようにしましょう。

• 自走力と挑戦への前向きな姿勢
• 素直さと吸収力の高さ
• テクノロジーや業界知識への学習意欲

自走力と挑戦への前向きな姿勢

ユーザベースでは「任せる文化」があり、若手でも主体性と責任感が問われます。

実際に、裁量あるプロジェクトを任された経験や、自ら企画・実行した経験があれば、その姿勢を具体的に伝えましょう。

素直さと吸収力の高さ

「失敗を恐れずトライする」ことを歓迎する文化がある一方で、改善と学習の姿勢が強く求められます。

上司や同僚からのフィードバックを素直に受け止め、改善に取り組んだ経験があれば評価されやすいです。

テクノロジーや業界知識への学習意欲

SaaS事業（スピーダ）に関わる場合、業界やプロダクト理解の深さも評価対象です。

関連分野の学習や、プロダクトユーザーとしての利用経験を語れると、志望度の高さが伝わります。

3. 中堅社員（30代〜40歳前後）がアピールすべきポイント

30代~40歳前後の中堅社員の方は以下のポイントも意識しましょう。

• 部門横断での調整・推進経験
• データを活用した課題解決力
• メンバーへのフィードバックと育成の経験

部門横断での調整・推進経験

ユーザベースでは、プロダクト、営業、マーケティング、編集など多様な職種との連携が日常的です。

部門をまたいで調整役を担った経験や、合意形成を実現したエピソードがあれば、職種横断的なスキルの証明になります。

データを活用した課題解決力

「経済情報の力で世界を変える」という理念に沿い、定量・定性両面からの分析力が重視されます。

KPI改善やCS（カスタマーサクセス）向上に貢献した実績を、データベースで示せると高評価につながります。

メンバーへのフィードバックと育成の経験

同社では「良質なフィードバック」を推奨しており、マネージャーに限らず、日常的な育成力が問われます。

若手への助言やペアワークでの育成、1on1の経験などがあれば、リーダーシップ素養として評価されます。

4. 管理職、シニア（40代以上）がアピールすべきポイント

40代以上の方は以下のポイントも意識しましょう。

• 組織文化の醸成と変革への貢献
• 事業成長を見据えた中長期視点での戦略立案
• 難局時における意思決定と再建実績

組織文化の醸成と変革への貢献

ユーザベースは「自律・協調・対話」の文化を大切にしており、管理職には文化を浸透させる責任が伴います。

カルチャー改革や制度変更を主導した経験がある場合は、具体的な背景と成果を説明できるようにしましょう。

事業成長を見据えた中長期視点での戦略立案

SaaS領域（スピーダ）は事業の転換点にあり、次の柱をどう築くかが問われています。

事業戦略や成長シナリオの策定に関わった経験があれば、ユーザベースの経営層に近い目線で貢献が期待されます。

難局時における意思決定と再建実績

環境変化に対する柔軟な対応力も、同社では重要です。

市場変動、顧客離脱、チーム離反といった厳しい局面で、どう決断し再起させたかを語れると信頼性を高められます。

7. まとめ

ユーザベースの年収を紹介してきましたがいかがでしたか？

改めてユーザベースの正社員の平均年収は700万円と経済系メディア・ソフトウェア会社では高い水準です。

ただ、同じ大手経済系メディア・ソフトウェア会社の「セールスフォース」や「スマートニュース」と比べると劣る点には注意しましょう。

これから転職を目指す方は、ユーザベースから内定を取るためにも、内定後に年収を上げてもらうためにも必ず転職エージェントを利用するようにしましょう。

下記3社はユーザベースへの転職に強く、ユーザベースを目指す方が使うべきエージェントです。

• doda（全ての人におすすめ）
• マイナビAGENT（20代、30代に特におすすめ）
• JACリクルートメント（年収600万円以上の人におすすめ）

以上を参考に、あなたが理想のキャリアを歩めることを心から祈っています。

（参考）ユーザベースおよび、一緒に検討される企業の平均年収、年齢、勤続年数データの参照元

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