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企業別年収

みずほリサーチ&テクノロジーズの年収は?年齢・役職別にわかる実態と全注意点

「みずほリサーチ&テクノロジーズの年収はどのくらい?」「どのように上がっていく?」など、みずほリサーチ&テクノロジーズの年収が気になっていませんか?

みずほリサーチ&テクノロジーズの正社員の平均年収は670万円で、コンサルティングファーム/シンクタンクの中でも高いです。しかし、高い年収の裏に、働く上での注意点もあるので、これからみずほリサーチ&テクノロジーズで働こうという人は知っておく必要があります。

このページでは転職エージェントとして数多くの人の転職支援をしてきた筆者が、みずほリサーチ&テクノロジーズの年収について、知っておくべきことを下記の流れで紹介します。

  1. みずほリサーチ&テクノロジーズの年収は?年齢・役職別にすぐわかる
  2. みずほリサーチ&テクノロジーズの年収以外の評判・働きやすさについて
  3. みずほリサーチ&テクノロジーズはそもそもどんな会社か
  4. みずほリサーチ&テクノロジーズへの転職を目指す人へ|採用・求人情報
  5. みずほリサーチ&テクノロジーズへ転職する際におすすめの転職エージェント
  6. みずほリサーチ&テクノロジーズへの転職でエージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと

最後まで読めば、みずほリサーチ&テクノロジーズの年収はいくらか、年齢・役職別にはどうなのか、他社と比べてどうなのかまで、みずほリサーチ&テクノロジーズの年収の全てがわかるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
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ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. みずほリサーチ&テクノロジーズの年収は?年齢・職種役職別にすぐわかる

みずほリサーチ&テクノロジーズの正社員の平均年収は、670万円です。

これはシンクタンクの中でも高水準ですが、一緒に検討される「NRI」や「三菱総合研究所」などと比べると劣ります。

1-1. 年齢別の年収水準

口コミサイトを元に集計すると、みずほリサーチ&テクノロジーズの年齢別の給与の平均値は以下の水準です。

25歳 450万円~500万円
30歳 600万円~650万円
35歳 750万円~800万円
40歳 850万円~900万円
45歳 950万円~950万円
50歳 1,050万円~1,100万円
55歳 950万円~950万円

役職、残業時間によっても左右されますが、平均すると、上記の水準になります。なお、みずほリサーチ&テクノロジーズの平均残業時間は34時間です。

1-2. みずほリサーチ&テクノロジーズの給与の口コミ・満足度のまとめ

みずほリサーチ&テクノロジーズの社員の口コミを分析した結果、給与面で下記3つの傾向があることがわかりました。

  • シンクタンク系の企業の中ではやや劣る感覚がある
  • 年功序列の色が強く、20代後半から30歳あたりまでは横並びで昇格・昇給していく
  • 福利厚生の変更が近年あったが、住宅関連は充実しており、額面の給与以上の生活ができる

待遇に関する評価は人気企業300社の平均からやや下位相当です。

特に多い口コミは、世間的には高給ではあるものの、シンクタンク系の企業の中ではやや劣る感覚があるというものです。

年功序列の色が強く、新卒入社の場合、学士卒で6年目、修士卒で4年目あたりまでは横並びで昇格・昇給していきます。

ただし、2024年度から新人事制度「かなで」が適用されるため、年齢などに関係なく、役割に基づいた等級によって待遇が決定予定です。

また、福利厚生の変更が相次いでいるものの、住宅関連の福利厚生は残っているので額面以上に生活しやすいと話す方が多数います。

1-3. 同業他社との年収比較

コンサルティングファーム/シンクタンクの平均年収は、527万円(転職サイト「doda」調べ)ですから、みずほリサーチ&テクノロジーズの正社員の平均年収は業界内でもかなり高い水準と言えます。

一緒に検討される企業と比較すると下記の通りで、一緒に検討される「NRI」や「三菱総合研究所」といった他のシンクタンク系企業には劣ります。

平均年収 平均年齢 平均勤続年数 待遇の口コミ評価
みずほリサーチ&テクノロジーズ 670万円 44.6歳 17.9年 3.2
.NRI 1,242万円 40.6歳 14.6年 4.4
.三菱総合研究所 1,103万円 41.7歳 13.1年 3.7
.日本総合研究所 730万円 40.6歳 12.8年 3.5
.三菱UFJリサーチ&コンサルティング 820万円 43.5歳 3.4

※各社最新のIR情報・就職情報サイト・口コミサイトを参考に作成

三菱UFJリサーチ&コンサルティングは平均勤続年数を公表していませんが、大手シンクタンクの平均である14~15年ほどと考えて差し支えありません。

1-4. 役職別の年収

みずほリサーチ&テクノロジーズの役職別の年収の目安は、それぞれ下記の通りとなっています。

コンサルタントの役職別の年収目安

役職目安 年収目安
コンサルタント 550万円~600万円
チーフコンサルタント(主任コンサルタント) 850万円~900万円
マネージャー(上席主任コンサルタント) 1,100万円~1,150万円
エグゼクティブ 1,200万円~

SEの役職別の年収目安

役職目安 年収目安
アソシエイト 500万円~550万円
リード 750万円~800万円
マネージャー 900万円~950万円
課長 1,000万円~1,050万円
次長 1,300万円~1,350万円
部長 1,500万円~1,550万円

1-5. 職種別の年収

みずほリサーチ&テクノロジーズは大きく4つの職種がありますが、コンサルタント職の給与が特に高くなりやすいです。

  • コンサルタント
  • エコノミスト
  • システムエンジニア
  • コーポレート

1-6. みずほリサーチ&テクノロジーズの評価制度

みずほリサーチ&テクノロジーズでは、目標管理(MBO制度)によって評価されると考えましょう。

年始に定めた目標を、年に一度、上司との面談などを踏まえて評価され、昇格や昇給に影響します。

ただし、2024年度より年齢や働き方(勤務地)を問わず、職務内容で給与を決定するような評価制度に変更されます。

ベース給与は上記の通り、役割によって決定され、ボーナスは、みずほフィナンシャルグループ全体の業績と個人の成績をもとに決定される運用となります。

評価に関する社員からの口コミでは、以下のような声があります。

  • 評価者の主観となる部分も大きく、上司や業務で関わる人との人間関係も重要
  • 会社統合や、みずほフィナンシャルグループの新制度の適用など、大幅な刷新が増えており、戸惑う部分もある
  • 若手のうちは横並びで昇格・昇給する年功序列の色が強い

1-7. みずほリサーチ&テクノロジーズで年収を上げるポイント

評価制度を踏まえ、みずほリサーチ&テクノロジーズで働きながら年収を上げるためには、下記2点が重要です。

  • 年度はじめに決めた目標は必達、大きく越えることで早期の昇格を狙う
  • 直属の上司や周囲へのアピールを継続し、周囲から満遍なく良い評判を得ておく

逆に言えば、「上記を行う自信がない」という方は、みずほリサーチ&テクノロジーズでは大幅な年収アップを期待できないので、他社をおすすめします。

1-8. みずほリサーチ&テクノロジーズの福利厚生

みずほリサーチ&テクノロジーズの福利厚生は下記の通りとなっていて、大手ならではの高水準といえます。

休暇 -完全週休2日制(休日は土日祝日)
-年間有給休暇4日~17日(下限日数は、入社直後の付与日数となります)
-年間休日日数121日
-年末年始
-リフレッシュ休暇
-研究支援休暇
-自己啓発休暇他
住宅関連 -住宅手当
年金・財形関連 -財形貯蓄
-iDeco補助金
退職金 -あり(入社後1年以降に退職の場合)
その他 -自己啓発
-余暇支援
-生活支援
-持株会制度
-みずほ共済会
-みずほ互助組合
-各種補給金(通勤費補給金、昼食費補給金 等)
-健康管理関連(福利厚生専門会社費用補助、グループ生命保険料補助、インフルエンザ予防接種補助 など)

ただし、近年は人事制度の変更に伴い福利厚生の内容が変更されているという口コミがあったため、その点には注意が必要です。

2. みずほリサーチ&テクノロジーズの年収以外の評判・働きやすさについて

口コミサイトをもとに社員からのみずほリサーチ&テクノロジーズの評価をまとめると、下記の通りです。

評価
待遇 3.2
ワークライフバランス 3.7
キャリア・成長 3.3
やりがい 3.3
職場の雰囲気 2.8

ここまで紹介してきた待遇(給料や福利厚生)以外の下記4項目について、社内からの内部事情も含め、紹介していきます。

  1. ワークライフバランス
  2. 成長・キャリアアップ
  3. やりがい
  4. 職場の雰囲気

2-1. ワークライフバランスに関する口コミ

  • 残業時間を減らすなど、ワークライフバランスを改善しようという傾向が強い
  • 在宅勤務なども活用できるため、調整はしやすくなっている
  • 部門によって忙しさは大きく異なり、銀行システム系の担当となると忙しくなりやすい

ワークライフバランスに関する評価は人気企業300社の上位相当です。

特に多い口コミは、働き方改革の影響を受け、ワークライフバランスは改善傾向にあるというものです。

どの部門も残業時間を減らす傾向があり、22時以降の残業や休日出勤が基本的に禁止されています。

また、在宅勤務なども活用されるようになってきています。

ただし、部門によって業務のハードさは異なり、みずほ銀行のサービスを担当している部署では、トラブルなどによって長時間残業になる場合があるとの声が多数あります。

なお、会社全体の月間残業時間の目安は34時間ほどとなっています。

2-2. 成長・キャリアアップに関する口コミ

  • 研修が充実しているだけでなく、先輩社員からの指導も手厚い
  • 銀行系の業務はプレッシャーもあるが、その分成長を実感できると話す方が多い
  • コンサルタントは若手のうちから顧客への提言の機会の場を与えてもらえるとの声も
  • 銀行系のシステムの担当の多くは保守業務が多いので、開発を中心にやりたい方には向かないとの声も

成長・キャリアアップに関する評価は人気企業300社の上位相当です。

特に多い口コミは、研修などが充実しており、中長期的に成長しやすい環境というものです。

実務においても、先輩社員など周囲の指導も手厚いと話す方が多数います。

システム関連の部署においては、みずほ銀行のシステムの担当をしている方が多く、セキュリティが非常に重視されることもあり厳しい反面、成長を実感しているという方は多いです。

また、コンサルタントにおいては、若手のうちからクライアントの担当者と直接話をする機会も多いとの声もあります。

ただし、銀行系のシステムの配属となった場合は、保守がメインとなるので、開発をバリバリやりたいといった人には向かないと話す方もいます。

2-3. やりがいに関する口コミ

  • みずほ銀行のシステムなど、大規模案件に従事できる
  • コンサルタントの場合は、官公庁向けの案件などに携わることができる
  • システムの開発におけるプログラミングは委託している部分もあるので、技術力を上げたいという方の中にはやりがいを持ちづらいという方も

やりがいに関する評価は人気企業300社の下位相当ですが、ポジティブなコメントも多いです。

特に多い口コミは、社会的なインパクトの大きい案件に携わることができるというものです。

システム系においては、みずほ銀行の銀行システムなどに携わることができるので、プレッシャーはあるが若手のうちから大規模案件に従事できることがやりがいにつながっているとする方が多数います。

コンサルタント系の部門においては、官公庁向けのコンサルティングなど社会課題の解決に取り組める点が魅力と話す方もいます。

ただし、システム開発における実際のプログラミング業務は、関連企業に委託している部分も多く、もっと技術者として成長したいので不満があるという方もいます。

2-4. 職場の雰囲気・人間関係に関する口コミ

  • 大手金融機関系の企業ということもあり、企業文化としては堅め
  • コンサルティング系の職種は、他の職種に比べるとフラットに議論しやすい
  • 社員には落ち着いた人が多く、丁寧に指導をしてくれるとの声も
  • みずほFGの人事制度改革によって、みずほ銀行からの出向者との差がなくなってきている

職場の雰囲気・人間関係に関する評価は人気企業300社の上位相当です。

特に多い口コミは、大手金融機関系の企業ということもあって、堅めの企業文化というものです。

銀行系システム関連の部署を中心に、報告の手順などにも細かくルールがあり、上司への報告の際は、直属の上司を経てボトムアップで意見を通す必要があると話す方もいます。

ただし、コンサルティング系の職種においては、他部門に比べるとフラットに会話ができるような風通しの良さがあると話す方もいます。

社員は全体的に落ち着いた方が多く、適度にドライながらも指導などは丁寧で接しやすいと感じるという意見が複数ありました。

また、以前は銀行からの出向組との待遇などの差が気になっていたが、人事制度の改革によってより差が是正されてきていると感じるという声もあります。

参考:みずほリサーチ&テクノロジーズから転職で出ていく人の事情

みずほリサーチ&テクノロジーズは、高い知名度や成長環境などから人気の企業です。

しかし、過去のシステム障害などで疲弊した、保守的な風土なので、新しいサービスを作っている企業で開発業務に特化したキャリアを形成したいなどの理由で転職を検討されています。

この他、経営統合によって、みずほフィナンシャルグループ内での立ち位置が変わってしまったため、考え方が合わなくなったと語る方もいました。

参考:みずほリサーチ&テクノロジーズとあわせて検討される企業との比較

みずほリサーチ&テクノロジーズとあわせて検討されてるのが、以下の企業です。

  • .野村総合研究所(NRI):野村ホールディングス傘下の、大手IT・コンサルティング企業
  • .三菱総合研究所:コンサルティングおよび、ITサービスの提供を行う事業者
  • .日本総合研究所:三井住友フィナンシャルグループ傘下のITサービス・コンサルティング企業
  • .三菱UFJリサーチ&コンサルティング:三菱UFJフィナンシャルグループ傘下のシンクタンク

それぞれの会社の社内からの評価を比較すると、以下の通りになり、最高得点を赤字にしています。

待遇 ワークライフバランス キャリア成長 やりがい 職場の雰囲気
みずほリサーチ&テクノロジーズ 3.1 3.0 3.8 3.7 4.2
.NRI 4.4 3.3 3.8 3.8 3.7
.三菱総合研究所 3.7 3.6 3.7 3.7 4.1
.日本総合研究所 3.5 3.3 3.5 3.4 3.2
.三菱UFJリサーチ&コンサルティング 3.4 3.2 3.9 3.6 3.8

上記の通り、一緒に検討されるシンクタンク系の企業と比較しても、職場の雰囲気面のスコアが良い企業と言えます。

私が転職エージェントとして聞いた実際の社員の声

私が転職エージェントとして働く中でも、元社員の方から、以下のようなコメントをよく聞きます。

  • 落ち着いた社員が多く、先輩社員の指導が手厚い
  • 働き方改革の影響などで、ワークライフバランス面が改善されてきている

ただ、システム障害などで心身ともに疲弊した、みずほ銀行のシステム関連の仕事が多く開発業務などを担当できる機会が少ないなどの不満を持つ方もいます。

過去にサポートした中では、新サービスの開発など、新しいことに挑戦しやすい環境に行きたいなどの理由で転職を希望される方もいたため、この点には注意しましょう。

3. みずほリサーチ&テクノロジーズはそもそもどんな会社か

引用:Google Maps

みずほリサーチ&テクノロジーズは、みずほフィナンシャルグループの「リサーチ」、「コンサルティング」、「IT」を担う企業です。

みずほフィナンシャルグループのシステム開発・保守・DX推進などをはじめ、民間企業や官公庁向けのコンサルティングなど幅広くサービスを提供しています。

会社ホームページ:https://www.mizuho-rt.co.jp/index.html

3-1. 会社概要

社名 みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
(Mizuho Research & Technologies, Ltd.)
創業 2021年4月1日※みずほ情報総研の吸収合併に伴い、現体制となる
代表者 吉原 昌利
従業員数 4,137人(2023年3月31日現在)
本社所在地 東京都千代田区神田錦町2-3
事業内容 IT、コンサルティング、リサーチ、研究開発

3-2. 事業内容

みずほリサーチ&テクノロジーズの主な業務内容は以下の通りとなっています。

提供サービス
リサーチ -マクロ経済の分析・予測
-金融・資本市場の分析・予測
-主要国・地域のグローバルリサーチ
-経済・金融・社会に関わる政策・制度リサーチ
-国内外の諸課題に対する政策提言の発信
コンサルティング -経営戦略・官民連携
-組織人事・企業年金
-デジタルトランスフォーメーションイノベーション
-サステナビリティ
-社会保障健康医療・人的資本
IT・技術研究領域 -流体解析技術
-構造解析技術
-マテリアル・ナノ・バイオ解析技術
-シミュレーション基盤技術
-AI・データサイエンス
-仮想空間技術
-画像・音声・自然言語処理技術
-放送・通信技術
IT・システム構築領域 -IT戦略(情報化戦略、システム構築計画、クラウド戦略、ITプロジェクト推進)
-基幹業務・バックオフィス(経営・財務、人事・給与、顧客・営業、業務統合管理、業務自動化、ワークスタイル変革)
-リスクマネジメント(情報セキュリティ、サイバーセキュリティ、IT統制、事業継続管理)
-地方公務員関係団体等の業務(共済年金、医療給付・福祉関連機関システム、介護保険関連システム)

マクロ経済の分析・予測、政策提言の発信といったリサーチ業務(シンクタンク機能)をはじめ、官公庁・民間企業向けのコンサルティングやITサービスの提供など、事業領域は多岐に及びます。

3-3. トップメッセージ

引用元:みずほリサーチ&テクノロジーズ

デジタル化が急速に進展する中、社会やビジネスが直面する課題やより複雑化し、変化のスピードも増しています。

また、気候変動や人権などの問題も直面しています。

こうした課題に対応していくには、社会・経済の動向を見通すとともに、社会やビジネスのあるべき姿を描く「知」と、あるべき姿を具体化する「技」が不可欠です。

みずほリサーチ&テクノロジーズは、これまでのシンクタンクやシステム開発企業の枠を超えてサービスを提供する<みずほ>の中核会社として、2021年にみずほ情報総研、みずほ総合研究所、みずほトラストシステムズの統合により発足しました。

経済・社会を読み解くリサーチ力、半世紀以上にわたる政策立案・戦略策定支援の歴史をもつコンサルティング力、先端技術知見とIT実装力を結集するとともに、<みずほ>の金融機能を掛け合わせる事で、「金融を越える新たな価値」を提供し、お客様や社会とともに未来を創ります。

3-4. 今後の事業展開

親会社のみずほフィナンシャルグループは、「2023年度決算 会社説明会」で述べているありたき姿の実現のため、みずほリサーチ&テクノロジーズなどを含めた以下の2社を中心に、高度なDX人材の育成を予定しています。

  • みずほリサーチ&テクノロジーズ
  • みずほ第一フィナンシャルテクノロジー

DX情報発信メディア「MIZUHO DX」で述べている通り、グループの以下の取り組みを行っており、これらの実現のため、みずほリサーチ&テクノロジーズは、システム開発やコンサルティングの面からサービスを提供しています。

  1. 個人向けのサービス:「みずほダイレクト」や「みずほWallet」などを活用した、さらなる利便性の向上
  2. 法人顧客へのDX支援:法人向けデジタルプラットフォームの推進や、コンサルティングを起点としたDX推進を行う「みずほデジタルコネクト」の拡充
  3. 企業や自治体との新価値創造:ESG課題などをDXで解決するSX(サスティナビリティ・トランスフォーメーション)などや、東京都八丈島でのスマートアイラランド化事業など
  4. 最新テクノロジーを活用した共創:高度なDX推進のため、企業向け生成AI活用支援サービス「ATHEUS for Generative AI」の開発など

上記を踏まえると、求める人物像でも挙げたような、企業や社会の課題の解決に強い関心がある方に向いた企業と言えるでしょう。

3-5. みずほフィナンシャルグループについて

みずほフィナンシャルグループは、みずほリサーチ&テクノロジーズや、みずほ銀行などを傘下におく銀行持株会社です。

銀行、証券専門会社、その他銀行法により子会社とすることができる会社の経営管理だけでなく、その他付随する業務を行うための組織として、2003年に誕生しました。

みずほフィナンシャルグループの主要会社は以下のようなものが挙げられます。

会社名 主な事業領域
株式会社みずほ銀行 銀行業務
みずほ信託銀行株式会社 信託業務、銀行業務
みずほ証券株式会社 証券業務
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 情報処理サービス業務、シンクタンク・コンサルティング業務

ただ、中途採用は積極的に行なっておらず、非常に狭き門です。

採用ページでもみずほフィナンシャルグループという、単体としての募集ページはないため、経歴を送りうまくフィットすればチャンスがあるかもしれない、という程度です。

親会社である、「みずほフィナンシャルグループ」への転職を希望する場合は、ハイクラスな求人が集まる下記エージェントに相談しましょう。

4. みずほリサーチ&テクノロジーズへの転職を目指す人へ|採用・求人情報

ここまでの内容を踏まえ、みずほリサーチ&テクノロジーズへ転職したいと考えている方に向け、みずほリサーチ&テクノロジーズの採用・求人情報を紹介します。

新卒でみずほリサーチ&テクノロジーズを目指す、という方は新卒採用ページ(https://www.mizuho-rt.co.jp/recruit/new/index.html)からプレエントリーをし、情報を得ましょう。

4-1. みずほリサーチ&テクノロジーズの採用職種

みずほリサーチ&テクノロジーズの職種は大きく分けると下記の4種類です。

コンサルタント コンサルタント
エコノミスト エコノミスト
システムエンジニア SE
コーポレート 人事、法務、財務など

みずほリサーチ&テクノロジーズは、上記のように様々な職種で募集を行っており、中途採用ではコンサルティング・SE職を中心に幅広く募集を行っています。

具体的に出ていた求人を以下で紹介します。

4-2. 求人情報

過去に「doda」「リクルートエージェント」「JACリクルートメント」といった大手転職エージェントや「経験者採用ページ」で募集されていた求人情報をご紹介します。

コンサルタント

求人概要 予定年収 勤務地
ヘルスケア領域に関わるコンサル業務 600万円~1,500万円 東京都千代田区※リモート相談可
経営コンサルタント(経営戦略、組織・業務改革支援) 500万円~1,200万円 東京都千代田区※リモート相談可
労働安全衛生・産業安全分野のコンサルタント 500万円~1,200万円 東京都千代田区※リモート相談可
新規事業コンサルタント/IT活用・DX推進・デジタルビジネス・PoC支援 500万円~1,200万円 東京都千代田区※リモート相談可
資産運用コンサルタント(企業年金・公的年金) 500万円~1,200万円 東京都千代田区※リモート相談可

コンサルティング職では、経営コンサルティングをはじめ、資産運用コンサルタントなど幅広く募集を行っています。

エコノミスト

求人概要 予定年収 勤務地
エコノミスト(アジア・新興国調査分析) 500万円~1,200万円 東京都千代田区※リモート相談可
エコノミスト(日本経済調査・分析) 500万円~1,200万円 東京都千代田区※リモート相談可
リサーチアシスタント 500万円~1,200万円 東京都千代田区※リモート相談可
エコノミスト(金融市場調査・分析) 500万円~1,200万円 東京都千代田区※リモート相談可

エコノミスト職においては、アジア・新興国調査分析をはじめ、金融市場調査など幅広いポジションで募集を行っています。

SE

求人概要 予定年収 勤務地
【社内SE/セキュリティ担当】システムリスク管理リーダー 600万円~1,500万円 東京都千代田区※リモート相談可
サイバーセキュリティマネジメント担当 400万円~1,500万円 東京都千代田区※リモート相談可
みずほ銀行のシステム開発エンジニア 600万円~1,500万円 大阪府、京都府、兵庫県※リモート相談可
Salesforceエンジニア 500万円~1,200万円 東京都品川区など※リモート相談可
【医療保険関連】アプリケーションスペシャリスト、プロジェクトマネージャー 400万円~1,500万円 東京都千代田区※リモート相談可

みずほ銀行のシステムのエンジニアなど幅広く募集を行っています。

コーポレート

求人概要 予定年収 勤務地
IT人材育成・企画担当 600万円~1,200万円 東京都千代田区※リモート相談可
経理(内部統制・業務DX推進) 600万円~1,200万円 東京都千代田区※リモート相談可

コーポレート職では、IT人材の育成担当や経理などのポジションで幅広く募集を行っています。

4-3. 採用メッセージ、求められる人物像

みずほリサーチ&テクノロジーは、中途採用サイトの戦略コンサルティングチームのインタビューにおいて、一緒に働きたい人物を以下の通り挙げています。

  • 企業課題や社会課題の解決に自分の力を試してみたいと考える方とともに切磋琢磨できたら嬉しい
  • 旬なテーマにこだわるのではなく、企業が悩むトレンドを踏まえつつ、戦略を自分の中心軸に据えたい方をお待ちしています
  • 会社の総合力よりも、個人としての強さが大切になってくる、そんな環境で挑みたいとの気概ある方と私は働きたい

(引用元:みずほリサーチ&テクノロジーズ

また、過去の求人においても、求められる人物像について以下のように挙げていました。

自身の周りにレベルの高いエンジニアやコンサルタントが数多く在籍しているということが、社員へのインタビューでも多く解答されております。
「なぜそうなのか」「どうすればもっとよくなるか」「この社会課題を解決するためにはどうすればよいか」という物事の本質を追求し、失敗を恐れず新しいことにチャレンジできる方、既存の概念や手法にとらわれず、新しい問題解決法を生み出せる方、情熱を持って全力で課題に取り組める方等、「Value Innovator」が当社には数多く在籍しており、社会的にインパクトの大きなミッションに日々挑んでおります。プロフェッショナル集団の一員としてスキルを磨くことができる環境です。(引用:doda

上記を踏まえると以下のような点をアピールすると良いでしょう。

  • 企業や社会の課題の解決に強い関心がある人物であること
  • 本質的な課題解決のために、粘り強く考え、実行できる人物であること
  • 失敗を恐れず、チャレンジできる気概を持つ人物であること
  • 会社の看板というよりも、個として力をつけて活躍する気概を持つ人物であること(戦略系の職種においては特に)

逆に言うと、上記のスキル・性格、実績がない場合、転職は難しく、たとえ入社できてもミスマッチがおき、後悔する可能性がありますから注意しましょう。

4-4. みずほリサーチ&テクノロジーズの転職難易度

みずほリサーチ&テクノロジーズへの転職難易度は「高い(高度なスキルや経験が必須)」です。

中途採用を積極的に行っていて、高い知名度などから、転職先としても人気の企業で、高い倍率を勝ち抜かなければいけません。

そのため、以下を徹底しないと合格は難しいでしょう。

  • 自分の経験、スキルに合ったポジションに応募する
  • 求める人物像を理解し、活躍できる人材であることをアピールする

4-5. みずほリサーチ&テクノロジーズへはどうやって応募すべきか

みずほリサーチ&テクノロジーズに応募するには、以下の3つの方法がありますが、必ず転職エージェントを使い応募しましょう。

転職エージェントを使うべきなのは、以下の点でみずほリサーチ&テクノロジーズの転職に有利になるからです。

  • インターネット上に出ていない、みずほリサーチ&テクノロジーズの非公開求人に応募できる
  • みずほリサーチ&テクノロジーズの傾向を踏まえた選考対策(面接対策、書類添削)をしてくれる
  • みずほリサーチ&テクノロジーズ側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
  • 内定時に給与交渉をしてくれる

ページの後半で、転職エージェントについて詳しく解説をしますが、みずほリサーチ&テクノロジーズに転職したい方が使うべきエージェントは下記の4社です。

上記の中から3社に登録し、「みずほリサーチ&テクノロジーズに転職したい」と伝え、サポートを受けましょう。

上記エージェントは先ほどみずほリサーチ&テクノロジーズと比較した他社への転職にも強いので、他社に応募する際にも使えます。

5. みずほリサーチ&テクノロジーズへ転職する際におすすめの転職エージェント

実際に、みずほリサーチ&テクノロジーズの転職を目指す際に使うべきエージェントは下記の4つです。

この中で3つに登録し、みずほリサーチ&テクノロジーズやその他希望する企業に転職したいと相談しましょう。

これらを選んだ理由は下記3つです。

  • 大手で求人数も多く、みずほリサーチ&テクノロジーズの求人も持っている可能性が高い
  • みずほリサーチ&テクノロジーズへの転職を有利にするためのノウハウを持っている
  • 提案力・交渉力が高く、転職の強い味方になってくれる

1つずつ解説しますから、この中から3社に登録し、相談しましょう。

5-1. リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント」は、業界最大手のリクルートが運営する転職エージェントで、求人の量・転職実績共にトップクラスです。

大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。

過去の転職実績も豊富で、社内にデータやノウハウが蓄積されているだけでなく、企業とのパイプも強いので、みずほリサーチ&テクノロジーズなどの人気企業に行きたい場合は必ず相談すべきです。

リクルートエージェント公式ページ:https://www.r-agent.com/

5-2. doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、業界2位の実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。

求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。

リクルートエージェントよりは求人数が少ないものの、一人一人の登録者にきめ細かいサポートをしてくれると好評です。

doda公式ページ:https://doda.jp/

5-3. マイナビエージェント

マイナビエージェント

マイナビエージェント」は、マイナビが運営する、近年急速に力をつけてきた転職エージェントです。

新卒で多くの学生が使っている「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、30代までの方は積極的に使いましょう。

サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。

マイナビエージェント公式ページ:https://mynavi-agent.jp/

5-4. JACリクルートメント

JACリクルートメント

JACリクルートメント」は、ハイクラス専門の転職エージェントです。

ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いです。

みずほリサーチ&テクノロジーズへの転職を目指す方の中でも年収800万円を超えるポジションを目指す方は、JACも使うことで、より高待遇な求人が見つかるでしょう。

ただし、ハイクラスな人材でないと判断されると十分なサポートを受けられませんので注意しましょう。

JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/

6. みずほリサーチ&テクノロジーズへの転職でエージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと

ここでは、おすすめした転職エージェントを、最大限活用するためにすべき以下9つのポイントを紹介していきます。

  • 最初の申し込みを丁寧に行う
  • 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
  • 経歴・スキルに嘘はつかない
  • 複数のエージェントを使っていることは隠さない
  • 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
  • 担当者が使えないと判断したら付き合わない
  • 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
  • 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
  • 最低限のマナーは守る

6-1. 最初の申し込みを丁寧に行う

優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。

入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。

下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。

  • 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
  • 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
  • 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く

6-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく

最初の面談でも、エージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。

エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。

以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。

  • 転職予定がかなり先
  • そもそも転職への意欲が低い

すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。

6-3. 経歴・スキルに嘘はつかない

求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。

転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。

いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。

やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。

6-4. 複数のエージェントを使ってることは隠さない

転職エージェントを複数使う場合、他社も使っていることは、それぞれに隠さず伝えましょう。

言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。

  • あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
  • 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる

すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。

これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。

こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。

6-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる

登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。

長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。

以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。

  • こういった求人はないか
  • こんな業界は自分でも通るか

自動的に、後回しにされるリスクも

転職エージェントは、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。

その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。

エージェントがシステムで候補者を選ぶ画面

更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。

この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。

6-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない

どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。そういった担当に当たってしまったら利用をやめましょう。

具体的には下記に2つ以上当てはまったら、危険なので、担当を変えてもらうか、そのエージェントの利用を止めましょう。

付き合うべきではない担当者の特徴
  • 業界知識が乏しく、深い話ができない
  • 転職に関して話していても経験を感じられない
  • 希望した条件以外の的外れな求人ばかり紹介してくる
  • あなたの都合を考えずに、応募を強要してくる(営業感が強い)
  • 必要な連絡や手続きが遅い、ミスが目立つ

2つ以上当てはまった場合、下記の方法で担当を変えるか、そのエージェント自体の利用を止めましょう。

担当を変えたい場合

担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。

件名:担当変更のご相談

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。

しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。

つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。

お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。

担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。

各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合

基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば、連絡を無視すれば、問題ありません。

ただ、連絡がしつこく来る場合は、退会の手続きをしましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。

件名:退会手続きのお願い

〇〇エージェント 〇〇様

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。

(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。

熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。

お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。

退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。

6-7. 「推薦状を見せてほしい」と伝える

エージェントは応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。

これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。

  • 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
  • 改めて自分のアピールポイントを整理したい

見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、エージェントにとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。

以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。

(参考)ひどい推薦文の例

〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。

コミュニケーション能力が高く、明るい方です。

ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。

6-8. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく

エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。

先ほども紹介した通り、転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。

転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。

紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。

また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。

こうした話はしすぎないよう注意しましょう。

6-9. 最低限のマナーは守る

エージェントとのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。

こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。

また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。

応募する会社だけでなく、エージェントに対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。

7. まとめ

みずほリサーチ&テクノロジーズの年収を紹介してきましたがいかがでしたか?

改めてみずほリサーチ&テクノロジーズの正社員の平均年収は670万円とシンクタンクでも高い水準ですが、一緒に検討される「NRI」や「三菱総合研究所」といった有名シンクタンク系企業には劣ります。

これから転職を目指す方は、みずほリサーチ&テクノロジーズから内定を取るためにも、内定後に年収を上げてもらうためにも必ず転職エージェントを利用するようにしましょう。

下記4社はみずほリサーチ&テクノロジーズへの転職に強く、みずほリサーチ&テクノロジーズを目指す方が使うべきエージェントです。

以上を参考に、あなたが理想のキャリアを歩めることを心から祈っています。

(参考)みずほリサーチ&テクノロジーズおよび、一緒に検討される企業の平均年収、年齢、勤続年数データの参照元

みずほリサーチ&テクノロジーズ 平均勤続年数・年齢:リクナビ2025
平均給与:口コミサイトなどの情報をもとに算出
NRI 有価証券報告書
三菱総合研究所 有価証券報告書
日本総合研究所 平均勤続年数・年齢:リクナビ2025
平均給与:口コミサイトなどの情報をもとに算出
三菱UFJリサーチ&コンサルティング 平均年齢:リクナビ2025
平均給与:口コミサイトなどの情報をもとに算出