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30代システムエンジニア向け転職エージェント6選|経験別のおすすめを厳選!

「30代のシステムエンジニア(SE)が使うべき転職エージェントは?」「やっぱりIT専門がいい?」など、30代のシステムエンジニア向けの転職エージェントについて気になっていませんか?

エンジニアや30代の転職に強いと宣伝するエージェントはいくつもありますが、不人気なブラック求人しか紹介ない悪質な業者も多いため注意しましょう。

特に近年は、低品質なエージェントが急増している背景もあり、適当に登録するのは危険で、優良な転職エージェントだけに登録しないと、転職の失敗につながります。

このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、30代システムエンジニア向けの転職エージェントについて、以下の流れで解説していきます。

全て読めば、30代システムエンジニアはどの転職エージェントを使うべきか、選び方から使いこなすコツまでがわかり、転職エージェントで失敗することがなくなるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
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ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. 結論:30代システムエンジニアが使うべき転職エージェント

このページでは、30代システムエンジニアの方におすすめの転職エージェントについて、根拠を持って詳しく解説していきます。

長くなってしまったので先に結論を言うと、あなたのエンジニアとしての経験・年収合わせて、以下から3社選ぶべきです。

エンジニア
経験者
未経験
現在の年収
〜600万
現在の年収
600万〜
1位.
レバテックキャリア
×
2位.
マイナビIT AGENT
3位.
doda
4位.
ワークポート
5位.
type転職エージェント
6位.
JACリクルートメント
×

おすすめ順に並べているため、迷ったら、キャリアに合わせて上から順に◎を3つ選んでおきましょう。

大手・優良企業のシステムエンジニアの求人のほとんどは、この6社に集中していて、ここから選んでおけば間違いありません。

参考までに、それぞれのエージェントを一言で表すと下記の通りです。

おすすめエージェント 特徴
1位. レバテックキャリア IT特化エージェントの最大手で、都市部のエンジニア経験者は利用必須
2位. マイナビIT AGENT 新卒向けのサービスを通して、大手優良企業と強いパイプを持ち、20~30代のサポートに強い
3位. doda あらゆる業界の求人が豊富で、エンジニアの求人数もトップクラス
4位. ワークポート 未経験も含め、若手エンジニアからの評判がよく、47都道府県に拠点があって地方にも強い
5位. type転職エージェント 長年エンジニアの転職に力を入れてきた老舗で、一都三県のIT求人に強い
6位. JACリクルートメント スペシャリストやマネージャークラスの高収入案件が集中している

経験者の方は、スカウトサービスも一つは使う

エンジニア経験者の30代の方は、以下のようなスカウトサービスも一つは使っておきましょう。

対象 スカウトサービス
年収600万以上の方 ビズリーチリクルートダイレクトスカウト
上記以外で、システムエンジニアとしての転職を目指す方 Direct typeレバテックダイレクト

これは、経歴を登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サービスです。

scout

※ヘッドハンター:保有する求人にあった人材を探す転職エージェント

企業からのスカウトだと、いきなり面接に進んでスピーディーに内定が出るケースもあるため、登録しておいて損はありません。

即戦力になる経験者を対象としたサービスで、気になるスカウトにだけ返信して面談に進んでみたり、マイペースに転職を進めることもできます。

そもそもシステムエンジニアとは

顧客の求めに応じて、システムの設計、開発を行う職種のことです。

例えば、企業の「在庫管理を楽にしたい」という要望を受け、リアルタイムの在庫が一目でわかる在庫管理システムを作るといったイメージです。

se_job

具体的な仕事は以下の流れで進みます。

  • 要件分析・要件定義:顧客への聞き取りをして、どんなシステムが必要かはっきりさせる
  • 基本設計:システムの大まかな設計をする
  • 詳細設計:設計通りに作るため、具体的にどういった技術・仕組みを使うか決める
  • テスト:作ったシステムが問題なく動くかテストする
  • 運用・保守:問題なく使えているかのチェックや障害対応をする

一緒に語られる職種としてプログラマーがありますが、こちらは設計図通りに具体的にシステムを作る職種のことをいいます。

元となる設計図を書くため、システムエンジニアはプログラマーの上位職種とされています。

未経験でも転職できる?

30代前半であれば、対象となる求人も多く、目指すことは可能です。

プログラミングの知識があることが望ましいですが、全くない方でも転職できるケースは普通にあります。

近年は人手不足もあり、最初の数ヶ月はみっちり研修が受けられるなど、未経験者向けの体制を整える会社も増えています。

未経験から目指したい方は、「ワークポート」のような未経験転職に強い大手エージェントをまず利用しましょう。

可能性があるか、まずどうすべきかといった点で、詳しい担当に親身に相談に乗ってもらえます。

2. 30代システムエンジニア向け|転職エージェントの選び方

システムエンジニアとしての転職を目指す30代の方は、以下の方法で転職エージェントを選んでおきましょう。

  • 選び方1. 実績のある大手を選ぶ
  • 選び方2. IT求人の豊富なエージェントを選ぶ
  • 選び方3. 自分の経験・年収に合わせて選ぶ

この選び方がなぜ重要か解説していきます。

選び方1. 実績のある大手を選ぶ

エンジニアの転職に使うエージェントは、実績のある大手を選んでおきましょう。

大手と中小の違いは下記の通りで、大手エージェントの方が転職時に強い味方になります。

大手と中小

企業側もまず大手を頼るため求人が豊富で、個別に紹介を頼まれた、表に出ない好条件な求人もたくさん持っています。

また、サポート経験が多い分、企業ごとに「面接でどう答えれば内定が出やすいか」といったデータも豊富に持っています。

求人、選考対策いずれの面でも優秀で、大手を使うだけでいい会社に入れる確率はグッと高まります。

大手にも下記のデメリットがありますが、使い方次第で解消できるため、大手を選べば間違いありません。

  • ×忙しいので放置されることがある(一人の担当が何人もサポートする体制)
    →まめに連絡を取ったり、積極的な姿勢を見せれば優先的に対応してくれる
  • ×中にはハズレの担当もいる
    →エージェントを複数使えばハズレの担当者と付き合わなくて済む

知っておくべき裏事情:近年は低品質なエージェントが急増した

下記は厚生労働省の出す転職エージェントなどの職業紹介事業所の数の推移ですが、転職エージェントは、5年間で約1万社も急増しました。

引用:厚生労働省ホームページ

これには、資格さえあれば、ネットで誰でも簡単にエージェント業を始められるようになった背景があります。

新設の中小エージェントにも、エンジニアの転職に特化していたり、優良なものはありますが、以下のようなタイプが多いのが実情です。

  • 企業とのパイプが弱く、紹介できる求人が少ない
  • 3次請け、4次請けのブラックなIT求人しか持っていない
  • 実績が少なく「会社ごとにどう対策すれば内定が出やすい」といったノウハウがない

こうしたエージェントにあたると、手持ちの求人から内定を出そうと、希望と違う求人をごり押しさたり、転職失敗の原因にもなるため注意が必要です。

優良な業者もありますが、見極めが難しいので、「レバテックキャリア」などの大手の業者を選んでおきましょう。

選び方2. IT求人の豊富なエージェントを選ぶ

また、選択肢が広がるので、大手の中でもIT求人の豊富なエージェントを選んでおきましょう。

ITに特化したエージェントもたくさんありますが、求人が多いとは限らないので注意しましょう。

IT関連の求人数
ウィルオブテック(IT特化) 約5,100件
TechClipsエージェント(IT特化) 約700件
マイナビIT AGENT 約24,000件
doda 約53,000件

特化していなくても、マイナビやdodaのように、あらゆる業界に強い大手は、IT求人も多いので、積極的に使いましょう。

金融から製造、小売まで、幅広い業界のIT求人が揃っているので、IT以外の業界を志望する方にもおすすめです。

これらにもIT転職の専門部署があり、エンジニアの経験があるなど、業界に詳しい担当のサポートが受けられます。

選び方3. 自分の経験・年収に合わせて選ぶ

また、転職エージェントは、エンジニアとしてのキャリアが自分に合ったものを選んでおきましょう。

エンジニアに強いエージェントの中でも、それぞれ以下のように得意にしているジャンルが変わります。

  • エンジニア経験者のサポートに強い
  • 経験者の中でも、年収600万円~のハイクラス案件に強い
  • 未経験からエンジニアを目指す人のサポートに強い

ミスマッチなものを選ぶと、「全然紹介が受けられない」となるため、このページを参考にキャリアに合ったものを使いましょう。

その他ポイント:必ず3社は使って担当を比べる

以上の流れで大手エージェントを選んでも、ハズレの担当がつく場合もあるため、必ず3社は使い、担当者を比べるようにしましょう。

ハズレの担当としては、以下のようなパターンがあげられます。

  • 希望する職種の知識が不十分で、深い相談ができない
  • 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる

一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。

一社のみ登録

複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。

複数社登録

いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。

また、転職エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。

ここまでを踏まえ、次の章から、具体的に選ぶべきエージェントを紹介していきます。

3. 30代システムエンジニア向け|転職エージェントおすすめランキング

it21

今回当ページでは、上記の大手総合型やIT特化型のエージェントを比較し、以下の観点で6社を厳選しました。

  • 大手企業が運営
  • システムエンジニアの求人が豊富
  • 30代からの評判が極めていい

厳選した6社について、エンジニアとしてのキャリアによっておすすめ度をまとめたのが以下です。

エンジニア
経験者
未経験
現在の年収
〜600万
現在の年収
600万〜
1位.
レバテックキャリア
×
2位.
マイナビIT AGENT
3位.
doda
4位.
ワークポート
5位.
type転職エージェント
6位.
JACリクルートメント
×

大手・優良企業のシステムエンジニア求人のほとんどは、この6社に集中していて、ここから選んでおけば間違いありません。

おすすめ順に並べているため、迷ったら上から順に「◎」を3社選んでおきましょう。

では、それぞれの特徴を解説していきます。

1位. レバテックキャリア:使った人の8割が年収アップ

レバテックキャリア

レバテックキャリア」は、IT特化型の中でも最大手の転職エージェントで、エンジニア経験者は利用必須です。

求人数が多いのはもちろん、現場ごとの内部事情に非常に詳しいこともあり、マッチングの精度が高く、使った人の約8割は年収アップに成功しています。

フリーランス向けのサービスも運営しているため、正社員とフリーランスで迷っている方も相談に乗ってもらえます。

向いている人 エンジニア経験者
求人数(IT・WEBエンジニア) 約45,000件
対応エリア 東京、名古屋、大阪、福岡周辺
運営会社 レバテック株式会社
運営歴 2005年~

レバテックキャリア公式ページ:https://career.levtech.jp/

2位. マイナビIT AGENT:20~30代のエンジニア経験者は利用必須

マイナビit

マイナビIT AGENT」は、業界大手のマイナビの運営するエージェントで、特にエンジニア経験者向けの優良求人を多く持っています。

学生向けの就活サイト「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、30代までの方は積極的に使いましょう。

サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。

向いている人 エンジニア経験者
求人数(IT・WEBエンジニア) 約24,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社マイナビ
運営歴 1973年~

マイナビIT AGENT公式ページ:https://mynavi-agent.jp/it/

3位. doda:IT求人数は国内トップクラス

doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、国内でのトップクラスの実績と豊富なIT求人を持つ大手転職エージェントです。

IT専門ではないものの、あらゆる業界の優良なIT求人を取り揃えているため、経験を問わず、全てのIT職種の方におすすめです。

インフラエンジニア・アプリケーションエンジニア・社内SEのように、細かい職種ごとに、強い担当がついてくれて、サポート体制も申し分ありません。

向いている人 エンジニア経験者(年収~600万円)、未経験者
求人数(IT・WEBエンジニア) 約53,000件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
運営歴 1989年~

doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/

4位. ワークポート:未経験でも積極的にサポートしてくれる

workport

ワークポート」は、IT・WEB・ゲーム業界に強い、若年層からの支持が大きい転職エージェントです。

あらゆる業界に対応していますが、IT業界に特化したサービスとして始まった歴史があり、IT業界の大手・優良企業と強いパイプを持っています。

未経験からの転職サポートにも強く、都心だけでなく、地方のエンジニアの転職サポートにも強い特徴があります。

向いている人 エンジニア未経験者
求人数(IT・WEBエンジニア) 約31,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ワークポート
運営歴 2003年~

ワークポート公式ページ:https://www.workport.co.jp/

5位. type転職エージェント:一都三県のエンジニア転職に強い

type

type転職エージェント」は、首都圏のエンジニア転職に強みを持つ、大手転職エージェントです。

エンジニア向けの転職情報雑誌を20年以上発行してきた歴史があり、業界の転職ノウハウにはかなり強いです。

女性の転職に特化した求人サイトを長く運営していて、女性の転職ノウハウに強い特徴もあります。

向いている人 エンジニア経験者(年収~600万円)、未経験者
求人数(IT・WEBエンジニア) 約9,700件
対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、愛知
運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
運営歴 1993年~

type転職エージェント公式ページ:https://type.career-agent.jp

6位. JACリクルートメント:年収800万円以上のハイクラス案件が集中

JACリクルートメント

JACリクルートメント」は、IT専門ではないものの、IT業界のハイクラス求人に強い、大手転職エージェントです。

ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いです。

IT業界の中でも高収入なプロジェクトマネージャー、ITコンサルタントの求人が特に多いため、これらを目指す方は必ず登録しておきましょう。

向いている人 エンジニア経験者(年収800万円~)
求人数(IT・WEBエンジニア) 約2,500件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ジェイエイシーリクルートメント
運営歴 1988年~

JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/

(参考)ランク外となったIT特化型エージェントまとめ

これまで紹介してきた以外で、ランク外となったIT特化型エージェントを以下に全てまとめました。

IT特化型エージェント 特徴
ウィルオブテック 2021年にスタートしたITエンジニア特化のエージェント
ギークリー 東京を中心にIT業界の転職に特化
社内SE転職 東京、大阪をメインで社内SEの転職に特化
ウズカレIT 未経験からのエンジニア転職に特化
TechClipsエージェント 首都圏のITエンジニア、ITコンサルの転職に特化
クラウドリンク 2017年にスタートしたITエンジニア特化のエージェント
KIKKAKEエージェント 2020年にスタートしたITエンジニア特化のエージェント
G-JOBエージェント ゲーム業界に特化

いずれもこれまで取り上げた大手には、求人やサポート面で劣り、まず使うべきサービスではありません。

繰り返しになりますが、あらゆる業界に強い総合型の方が、エンジニアの求人は充実していて、サポート力も高い傾向があります。

まずはこれまで紹介してきた、大手総合型エージェントを使って転職活動を進めましょう。

転職エージェントの大まかな利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. エージェントと面談
  3. 求人紹介を受ける
  4. 企業に応募
  5. 面接
  6. 内定

最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。

面談方法は対面も選べますが、現在はWEBや電話での面談が主流となっています。

申し込みから内定まで、トータルで3ヶ月はかかるケースが多いため、余裕を持って早めに申し込みをしておきましょう。

4. エンジニア経験者の30代向け|スカウトサービスのおすすめ4選

エンジニア経験者の30代の方は、転職エージェントとあわせて以下のようなスカウトサービスにも1社は登録しておきましょう。

対象 スカウトサービス
年収600万以上の方 ビズリーチリクルートダイレクトスカウト
上記以外で、エンジニアとしての転職を目指す方 Direct typeレバテックダイレクト

これらは、経歴を登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サービスです。

scout

※ヘッドハンター:保有する求人にあった人材を探す転職エージェント

企業からのスカウトだと、いきなり面接に進んでスピーディーに内定が出るケースもあるため、登録しておいて損はありません。

即戦力になる経験者を対象としたサービスで、気になるスカウトにだけ返信して面談に進んでみたり、マイペースに転職を進めることもできます。

以下どちらかに当てはまるかで使うべきサービスが変わるので、それぞれおすすめを紹介していきます。

  • 年収600万以上の方
  • その他、エンジニア経験者の方

4-1. 年収600万円以上向け|スカウトサービス2選

年収600万円以上の方には、ハイクラス専門の以下の大手2社がおすすめです。

同じサービスの中でも、上記2社が特に有名で利用する企業も多く、スカウトをもらいやすいです。

迷ったらどれだけの企業が使っているサービスかを公開していて、数が最多の「ビズリーチ」を選びましょう。

  登録企業数 運営歴
ビズリーチ 約30,000社 2009年~
リクルートダイレクトスカウト 非公表 2014年~
doda X 非公表 2019年~
AMBI 約2,800社 2017年~
ミドルの転職 なし
(在籍するエージェントからのスカウトのみ)
2015年~

スカウトサービスの最大の強みは企業から直接スカウトが受けられることですが、企業数が多いほどチャンスは広がり、スカウトも増える傾向があります。

ビスリーチ

bizreach

ビズリーチ」は、毎月30,000人以上が登録している今最も勢いのあるスカウトサービスです。

即戦力人材を効率よく採用したい企業が続々と利用を開始していて、登録社数は30,000社を超えます。

一部有料の機能もありますが、最大の目玉である「企業からのスカウトの受け取り、返信」は無料プランでもできるので、まずは無料プランで使ってみましょう。

有料プランの機能とは?

ビズリーチで月5,500円の有料プランに入ると開放される主な機能には、以下があります。

  • サイト内の全ての求人の閲覧、応募ができる
  • ヘッドハンターのスカウトが全て見られる

自分からも積極的に動きたい人向けの機能ですが、こうした人には、転職エージェントの利用がおすすめです。

紹介される求人にどんどん応募していくなど、自分からも積極的に動けますが、料金は一切かからないからです。

ビズリーチは無料プランで使った上で、求人探しや応募には転職エージェントを活用しましょう。

求人数 約120,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ビズリーチ
登録企業数 約30,000社
在籍ヘッドハンター数 6,200人

ビズリーチ公式ページ:https://www.bizreach.jp

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト」は、ビズリーチの後を追うように始まった、業界最大手のリクルートが運営するスカウトサービスです。

登録に審査があるビズリーチに対し、審査なしで誰でも登録ができ、全機能を無料で使うことができます。

登録社数は非公開ですが、「最大手だし使っておこう」と考える企業の採用担当者は多いはずで、多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。

ビズリーチが審査に通らず使えなかった方や、さらに可能性を広げたい人は登録しておきましょう。

求人数 約196,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社インディードリクルートパートナーズ
登録企業数 非公開
在籍ヘッドハンター数 4,300人

リクルートダイレクトスカウト公式ページ:https://directscout.recruit.co.jp/

4-2. その他エンジニア経験者向け|スカウトサービス2選

年収500万円台までのエンジニア経験者の方は、エンジニア専門の以下2社を使っておきましょう。

同じタイプのサービスは複数ありますが、これらが特に対象となる求人が多く、実績ある会社のサービスなのでおすすめです。

求人数 運営元の設立
Direct type 1,600件以上 1993年
レバテックダイレクト 約6,600件 2005年
Forkwell 非公開 2004年
Findy 約2,400件 2016年
LAPRAS 1,000件以上 2016年
paiza転職 約4,700件 2012年

いずれも転職エージェントとしても有名な以下のサービスも運営しています。

  • type転職エージェント
  • レバテックキャリア

これらのサービスを通じてIT業界の大手・優良企業との強いパイプがあり、有名企業からのスカウトも期待できます。

※エンジニア専用のスカウトサービスでは、ヘッドハンターのスカウトはなく、企業からのスカウトのみが受け取れます。

Direct type

direct_type

Direct type」は、エンジニアの転職に強いtype転職エージェントも運営するキャリアデザインセンターのスカウトサービスです。

運営元は、インターネットが主流になる以前から、エンジニア向けの転職情報誌を発行するなど、IT業界では抜群の知名度を誇ります。

有名企業からスタートアップまで幅広い企業が利用していて、エンジニア向けのスカウトサービスならまず使うべき1社です。

求人数 約1,600件
対応エリア 主に首都圏
運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
運営元の設立 1993年

Direct type公式ページ:https://directtype.jp

レバテックダイレクト

levtech_direct

レバテックダイレクト」は、エンジニア・デザイナー特化のサービスでは最大手のレバテックの運営するスカウトサービスです。

スカウトの送付元となる求人数は同じサービスの中でも最も多く、幅広いIT企業からのスカウトが期待できます。

スカウトの9割以上が面接・面談確約で、無差別に送られる営業メールのようなスカウトは少ない傾向があります。

求人数 約6,600件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社レバテック
運営元の設立 2005年

レバテックダイレクト公式ページ:https://levtech-direct.jp

5. 30代システムエンジニアが転職エージェントを使うべき理由

他の方法もありますが、システムエンジニアとして転職を目指す30代の方は、以下の理由で転職エージェントをまず使うべきです。

  • 転職でのミスマッチが起きにくい
  • エージェントしか持っていない優良求人に応募できる
  • 選考をより有利に進められることがある
  • 転職時に必要なサポートを全て無料で受けられる

実際に使って良かったと感じているエンジニアの口コミと合わせて紹介していきます。

理由1. 転職でのミスマッチが起きにくい

口コミ・評判

Iさん 30代 SIer システムエンジニア

前職では出向ばかりでヘトヘト。今回エージェントが「この社はプライム案件だが繁忙期は深夜対応あり」と裏事情を先に共有。納得のうえで応募したら、残業多めでも裁量が大きくギャップなし。面接前に“辞めた人の理由”まで教えてくれたのが決め手。

転職エージェントを使えば、「いざ働き始めたら、思っていたのと違った」といったミスマッチは起こりにくくなります。

求人のデメリットや裏側も踏まえて、あなたの希望にマッチする求人だけを紹介してくれるからです。

転職エージェントは、求人票からは読み取れない、以下のような情報も大量に持っています。

  • 職場の雰囲気はどうか、現場のリーダーはどんな人柄か
  • 休みのとりやすさ、サービス残業の実態はどうか
  • 直近でどれだけ人が辞めているか

現場に通って職員に話を聞いたり、過去にサポートした人へも聞き取りをして、こうした情報を日々集めています。

帝国データバンクの調査(2025年)」によると、人手不足を感じる企業の割合は、全業種の中でもIT企業が約7割と最も多いです。

採用に苦労していて、とにかく人が欲しいあまり、面接でも肝心なデメリットを教えてくれない企業も多いのが現実です。

システムエンジニアの場合、いざ働き始めてから、以下のような隠れたデメリットに後悔するケースはよくあります。

  • 「納期がきつく、常にサービス残業をしないと追いつかない」
  • 「休日や業務時間外の緊急対応が多く、まともに休めない」
  • 「雑用ばかりで、スキルが全然身につかない」

エージェントはこうした職場ごとの悪い点についても先に教えてくれるため、転職の失敗を防げるようになります。

なぜここまでしてくれるの?

転職エージェントは、転職を成功させないと利益が出ない仕組みで、ミスマッチはエージェントにとっても損になるからです。

転職エージェントは、企業にあなたを紹介することで、企業から紹介料を受け取るビジネスです。

この紹介料は、仮にあなたが3ヶ月以内など短期で辞めた場合は、事業者に返金するルールがあります。

あなたにすぐに辞められると、転職エージェントは紹介料が手に入らず、大損になるのです。

長く続けられる職場に転職をしてもらい、利益につなげるためにも、ミスマッチを防ぐことに全力を注いでくれます。

理由2. エージェントしか持っていない優良求人に応募できる

口コミ・評判

Oさん 30代 メガバンク システムエンジニア

金融経験ゼロでもOKの“若手即戦力枠”に滑り込めた。

公開求人は年功序列色が強かったが、非公開はジョブ型で報酬レンジも高く、裁量も広い。自力検索では到底たどり着けなかった。

転職エージェントは、エージェント経由でしか応募できない30代向けの優良求人を豊富に持っているため、必ず使っておくべきです。

経験を問われない人柄重視の採用の多い20代と違い、30代の転職では以下が重視されます。

  • マネジメント経験:部下や組織をまとめた経験
  • 専門スキル:プログラミングのスキルなど

これらが必要な即戦力採用の求人は、以下のような求人で、表に出ない形で採用が進むことも多いです。

  • 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう求人
  • 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない求人
  • 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件

こうした求人は企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。

転職エージェント経由でしか応募できない優良求人が多いため、即戦力人材の30代こそ、転職エージェントは使うべきです。

理由3. 選考をより有利に進められることがある

口コミ・評判

Sさん 30代 SIer システムエンジニア

「面接官は技術よりチーム志向を重視」とアドバイスをもらい、個人開発よりもチームでの成果を中心に話したら評価され、無事内定をもらえました。

質問傾向も事前に共有してくれたおかげで、落ち着いて答えられました。

大手の転職エージェントは、企業ごとの過去の面接データをたくさん持っていて、応募先に好印象を与えるための、選考アドバイスをたくさんしてくれます。

また、転職エージェントを使うだけで、直接申し込んだ人よりも、選考が有利に進むことがあります。

採用側からすると、どこの誰かわからない人よりも、転職エージェントがプッシュしてくる人の方が安心して採用することができるからです。

エージェントは、企業側に書類に書けないあなたの魅力をアピールしてくれ、優秀なエージェントだと、面接で失敗しても結果を覆してくれることもあります。

理由4. 転職時に必要なサポートを全て無料で受けられる

口コミ・評判

Hさん 30代 ベンダー システムエンジニア

まだSE2年目で転職活動も初めてでしたが、職務経歴書の添削、希望条件の整理、面接日程の調整まで全部やってもらえました。

企業への質問も代行してもらえたので、在職中でも無理なく転職できました。

転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。

特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。

転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。

また、30代は転職経験がなく不慣れな方も多いため、何をすべきか、転職先はどう決めるべきかなど、一から相談できるのも大きなメリットと言えます。

デメリットは使い方次第で解消できる!

転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。

  • ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
    →老舗、大手のエージェントを選ぶ
    →3社以上使い、ハズレの担当がついたエージェントの利用をやめる
  • ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
    →経験や年収の面で自分に合ったエージェントを選ぶ

そのため、転職を考えている方は、転職エージェントを使っておけば間違いありません。

転職エージェントに断られた場合は?

転職エージェントは、転職が決まらないと利益が出ないため、自社でサポートが難しい人は、サポートを断るケースがあります。

3社以上に断られた方は、自分で求人を探して応募する求人サイトを使いましょう。

jobchange_site

求人サイトなら、IT転職専門で、求人が他サイトと比べても豊富な「Green」がおすすめです。

登録すると、求人を調べられるだけでなく、企業からのスカウトももらえることがあります。

ただ、これまで紹介した他のサービスと比べると以下の通りで、あらゆる点で劣るため、まず使うべきサービスではありません。

サポート 求人の質・量 選考の有利さ
①転職エージェント
相談〜内定後の交渉まで

良質な非公開求人、数多い

選考対策・プッシュあり
②スカウトサービス
企業からのスカウトなら無し

良質な非公開求人、数多い

企業スカウトなら書類選考なし
③求人サイト ×
自分でやる

公開求人、数少ない
×
自力で頑張る

求人サイトはネット上に求人を公開して、広く募集しないと人が集まらない小さいベンチャーが多く、有名企業など大手の求人は少ないので注意しましょう。

このページで紹介する転職エージェントを3社以上使っても決まらなかった方のみ、最終手段として使いましょう。

転職エージェントに断られるのはどんな人?

転職エージェントに「転職させられない=お金にならない」人と判断されると、断られてしまいます。

そう判断されるパターンとしては、以下があげられます。

  • キャリア・経験がなく、自社と取引のある企業に紹介しにくい
  • 転職活動へのやる気が見えず、本当に転職したいのかわからない

1つ目については、このページで紹介している通り、自分のキャリアに合わせて選ぶことで対処できます。

2つ目の転職への意欲の点も、付き合い方次第でイメージを変えることは可能です。

次の章から、正しい付き合い方も含め、転職エージェントを最大限活用する方法を解説していきます。

6. 転職エージェントを最大限活用するためにすべきこと

ここでは、転職エージェントの裏事情も踏まえ、最大限活用するためにすべき以下9つのポイントを紹介していきます。

  • 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
  • 経歴・スキルに嘘はつかない
  • 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
  • 担当者が使えないと判断したら付き合わない
  • 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく

6-1. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく

最初の面談でも、エージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。

エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。

以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。

  • 転職予定がかなり先
  • そもそも転職への意欲が低い

すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。

6-2. 経歴・スキルに嘘はつかない

求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。

転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。

いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。

やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。

6-3. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる

登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。

長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。

以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。

  • こういった求人はないか
  • こんな業界は自分でも通るか

自動的に、後回しにされるリスクも

転職エージェントは、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。

その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。

エージェントがシステムで候補者を選ぶ画面

更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。

この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。

6-4. 担当者が使えないと判断したら付き合わない

どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。

例えば以下のようなケースで、こうした担当に当たったら、変更してもらうか、利用自体をやめましょう。

付き合うべきではない担当者の特徴
  • 業界知識が乏しく、深い話ができない
  • 転職に関して話していても経験を感じられない
  • 希望した条件以外の的外れな求人ばかり紹介してくる
  • あなたの都合を考えずに、応募を強要してくる(営業感が強い)
  • 必要な連絡や手続きが遅い、ミスが目立つ

担当を変える場合、利用自体をやめる場合でそれぞれ手続き方法を紹介していきます。

担当を変えたい場合

担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。

件名:担当変更のご相談

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。

しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。

つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。

お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。

担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。

各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合

基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。

ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。

件名:退会手続きのお願い

〇〇エージェント 〇〇様

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。

(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。

熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。

お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。

退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。

6-5. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく

エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。

転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。

転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。

紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。

また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。

こうした話はしすぎないよう注意しましょう。

7. システムエンジニアの転職についてよくある質問

最後に、システムエンジニアの転職についてよくある以下の質問に回答していきます。

7-1. システムエンジニアはやめとけと言われる理由は?

以下の理由で、やめとけと言われることが多いです。

  • 長時間労働になりやすい:人手が少なく、納期に向けて残業が必要になることが多い
  • 雑用ばかりで成長できない:テストなどの雑務ばかりやらされることがある
  • 年収が上がりにくい:2次、3次受けの会社は利益率が低く収入が上がりにくい
  • 常に勉強し続ける必要がある:新しい技術を覚えていかないと生き残れない

これらが不安な方は、応募や入社前に転職エージェントの担当に、内部事情を確認して活動を進めましょう。

会社によって、長時間労働があるか、将来性のある仕事を任せてもらえるか、といった点は全く変わります。

一方で、システムエンジニアには以下のメリットもあります。

  • ニーズは右肩上がりで、求人が安定してある
  • 学歴関係なくチャンスがあり、未経験でも挑戦しやすい
  • 経験を積んだり資格取得することで、年収1,000万円以上も目指せる

7-2. システムエンジニアに向いている人とは

仕事内容を踏まえると、以下に当てはまる方に向いています。

  • 計画的に動ける:納期までのスケジュールを組んで計画的に進める仕事だから
  • 几帳面である:細かいところまで気を配らないと、小さいミスがバグに繋がってしまう
  • プレッシャーに強い:納期のプレッシャーと隣り合わせの仕事なため
  • 体力がある:きついスケジュールで勤務時間が長くなることも多いため
  • 新しいことを学ぶのが好き:キャリアアップには、知識を広げていくことが必須

7-3. システムエンジニアは文系でもなれる?

深刻な人手不足で入り口を広げる企業が多い、学歴関係なくシステムエンジニアになることは可能です。

スタートラインは理系に遅れても、実務経験を積んで理系と同等に活躍する方はたくさんいます。

クライアントやプログラマーとのコミュニケーションや、設計の文書作成は、文系出身者の方が得意なことも多いです。

7-4. システムエンジニアの転職が有利になる資格は?

エンジニアの転職では、経験や実際のスキルが重視されるため、資格自体が選考で有利に働くことは少ないです。

ただ、決め手になりにくいものの、未経験からエンジニアを目指す方は、以下を持っていると意欲があることのアピールにはつながるでしょう。

  • 基本情報技術者:エンジニアとしての基礎知識を証明する資格。学習に必要なのは約200時間。
  • ITパスポート:IT基礎知識を証明する国家資格。学習に必要なのは50~100時間。

また、経験者の方は、以下を持っていると、一定のスキルがあることのアピールにはつながります。

  • 応用情報技術者:「基本情報技術者」の上位にあたる資格。学習に必要なのは約200時間。

7-5. システムエンジニアの年収はどれくらい?

大手求人サイトの調査」によると、システムエンジニアの平均年収は496万円となっています。

全産業の平均年収が約458万円なので、他の職種と比べても年収は高い傾向があります。(参考:国税庁公式

キャリアパスとしては、ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーとして上流工程の担当になったり、現場で管理職に昇進することで、年収を上げる方が多いです。

また、近年ニーズが拡大しているクラウドやAIのエンジニアに転身してキャリアアップされる方もいます。

7-6. 正社員かフリーランスで迷っています

まず「レバテックキャリア」に申し込み、スキルや理想の働き方を踏まえ、担当者に相談してみましょう。

レバテックでは、フリーランスを企業とマッチングする「レバテックフリーランス」というサービスも提供しています。

そのため、どちらかの転職サポートだけをする他社と比べると、中立的なアドバイスがもらえる可能性が高いです。

フリーランスは収入が増えるとされていますが、以下のデメリットもあり後悔する人も多いため、まずはプロに相談することをおすすめします。

  • スキルによってはむしろ収入が減る
  • できる範囲の仕事しかもらえず、スキルアップできない

7-7. すぐに転職する気がなくてもエージェントは使ってもいい?

転職すべきかの相談から入る方も多く、使っても問題ありません。

一方、すぐの転職は考えていない方は、まず以下のようなスカウトサービスにだけ登録し、様子を見る方法もおすすめです。

対象 スカウトサービス
年収600万以上の方 ビズリーチリクルートダイレクトスカウト
上記以外で、システムエンジニアとしての転職を目指す方 Direct typeレバテックダイレクト

登録するとあなたの経歴やスキルに見合ったスカウトが来るようになり、自分の市場価値や、転職先のイメージがしやすくなります。

ただ、選考で有利になったり、求人の選択肢が増えるため、「具体的に転職を進めたい」となった際は必ず転職エージェントを活用しましょう。

まとめ

30代システムエンジニア向けの転職エージェントについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

システムエンジニアとしての転職を目指す30代の方は、以下の方法で転職エージェントを選んでおきましょう。

  • 選び方1. 実績のある大手を選ぶ
  • 選び方2. IT求人の豊富なエージェントを選ぶ
  • 選び方3. 自分の経験・年収に合わせて選ぶ

具体的には、以下からキャリアに合わせてまず3社登録するのがおすすめです。

エンジニア
経験者
未経験
現在の年収
〜600万
現在の年収
600万〜
1位.
レバテックキャリア
×
2位.
マイナビIT AGENT
3位.
doda
4位.
ワークポート
5位.
type転職エージェント
6位.
JACリクルートメント
×

エンジニア経験者の方は、以下のスカウトサービスも一つは使っておきましょう。

対象 スカウトサービス
年収600万以上の方 ビズリーチリクルートダイレクトスカウト
上記以外で、システムエンジニアとしての転職を目指す方 Direct typeレバテックダイレクト

当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。