転職エージェントは使うと不利?直接応募と比較してわかった真実
「転職エージェントを使うと採用で不利になる?」、「直接応募すべき?」など、転職エージェントの利用が選考で不利になるのか気になっていませんか?
結論、転職エージェントは、むしろ選考には有利で、無料なこともあり、転職には必須のサービスといえます。
ただ、選び方や使い方次第では不利になるケースもあり、利用には注意点があります。
このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、転職エージェントの利用は選考で不利になるのかについて、以下の流れで解説していきます。
- 結論|転職エージェントは採用で不利にならない!
- 転職エージェントを使った方が、むしろ有利になる全理由
- 直接応募の3つのデメリット
- 有利にならないことも|転職エージェントの3つの落とし穴
- 転職で有利になる!大手転職エージェントおすすめ7選
- 転職エージェントを最大限活用するためにすべきこと
- 転職エージェント・直接応募以外の方法はどうなの?
全て読めば、転職エージェントは直接応募に比べて不利なのか、利用の注意点から使いこなすコツまでがわかり、転職エージェントで失敗することがなくなるでしょう。
著者:I.J(現役転職エージェント)
1. 結論:転職エージェントは採用で不利にならない
行きたい企業がある場合、以下どちらが選考で有利になるのか、迷う方が多いです。
1. 転職エージェントを使う |
2. 直接応募 |
これについて、転職エージェントは、「使うと選考で不利になる」「直接応募すべき」という意見もありますが、誤りです。
具体的に、なぜこれらが誤りなのかを、それぞれ解説していきます。
- ×転職エージェントは、紹介料がかかるから選考で不利になる
- ×直接応募の方が熱意が伝わるから受かりやすい
誤解1. 転職エージェントは、紹介料がかかるから選考で不利になる
企業は、転職エージェント経由の採用が決まると、エージェントに紹介料を支払うことになります。
手数料は採用する人の年収の30%と大きいこともあり、これが理由で不利になるという声もありますが、大きな誤解です。
手数料は、自社にあった人材を絞り込む「フィルタリング代」と割り切った会社が多く、これを理由に採用を渋るケースはまずありません。
企業にとっては、エージェントを使わずに以下のコストをかける方がよほど負担が大きくなります。
- 大量の応募者を一人一人選考していく
→採用のための人件費がかかる - すぐ辞めるミスマッチな人をとってしまう
→研修や現場での教育が無駄になる
これらに比べると紹介料はむしろ安いくらいで、それゆえにたくさんの企業に利用されています。
誤解2. 直接応募の方が熱意が伝わるから受かりやすい
直接応募は、他人からの紹介でなく、自分で選んで応募してきたという点で、熱意が伝わるから有利という声もありますが、これも誤解です。
企業の採用担当も暇ではないので、自社にあった人材が絞り込まれた、エージェント経由の応募しかまともに見ないケースが多いです。
詳しいチェックが必要な直接応募は後回しにされがちで、むしろ選考にすら進めなくなる危険が大きいです。
いくら熱意があっても、そもそも相手にされない可能性が高いので、まずはエージェント経由での応募がおすすめです。
2. 転職エージェントを使った方が、むしろ有利になる全理由
むしろ中途採用の選考では、以下の理由で転職エージェントを使った方が有利になります。
- 過去のデータを元にした選考対策が受けられる
- あなたを企業にプッシュしてくれる
- 一部の求人はエージェントからしか応募できない
- 企業はエージェント経由の面接を優先する
今回、私が過去に付き合いのあった企業の採用担当に、転職エージェントについての聞き取りを行いました。
その結果も踏まえ、一つずつ有利になる理由を解説していきます。
理由1. 過去のデータを元にした選考対策が受けられる
転職エージェントは、過去にサポートした人のデータから、企業ごとの以下の情報を豊富に持っています。
- 書類選考では、どんなスキル・経験をアピールすると通過するか
- 面接官は何の役職で、どんな質問が来るか
- 面接でどんな回答をした人が受かっているか
これらを元にした選考対策が受けられて、何も知らずに受ける直接応募に比べてかなり有利になります。
仮に落ちた時も理由を企業から聞き出してくれて、次の面接に活かすこともできます。
直接応募の場合は、落とされてもまず理由は教えてもらえません。
理由2. あなたを企業にプッシュしてくれる
こちらも自信を持って内定を決めることは少なく、本当に内定を出していいのか、採用はいつも迷いながらしています。
馴染みのエージェントさんの強い推薦がある方だと、お墨付きをもらったようで、安心して採用できます。
転職エージェントは、仮に面接で失敗しても、あなたを企業にプッシュして、結果を覆してくれることもあります。
何度もその企業に紹介実績のある担当者だと、企業からの信頼も非常に大きいです。
サポートしてもらうだけで、「〇〇さんの紹介なら、、」と優先的に面接に進めたり、内定を出してもらえることも実際あります。
また、応募の際は、あなたの強みや、いかに応募先にマッチした人材かを書いた推薦状を企業に出してくれます。
理由3. 一部の求人はエージェントからしか応募できない
会社のページでも採用情報は載せていますが、エージェントさんには急な募集案件など、他の表に出さない求人もお渡ししています。
急募だと、予定年収を大幅に引き上げることもあり、募集が来すぎたり社内からの反感を避けるために、個別に紹介をお願いしています。
中途採用には、エージェント経由でしか応募できない求人も多く、使った方がチャンスが広がります。
企業は以下のような求人は表に出さず、エージェントにだけ渡します。
- 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう求人
- 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない求人
- 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人
これらは”非公開求人”と呼ばれ、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。
保有求人の7割が非公開など、エージェントは隠れた優良求人をたくさん持っているケースが多いです。
直接応募ができない、こうしたレアな求人にも触れられる点で、使うと有利になるのは間違いありません。
理由4. 企業はエージェント経由の面接を優先する
弊社では、エージェントからの紹介者をまず面接するのが慣例になっています。
それなりのコストをかけて依頼していることもあり、優秀な方を連れてきてくれることが多い印象です。
たまに直接応募でもいい方は来ますが、選考前にエージェント経由で決まってしまうことがほとんどです。
企業は、転職エージェントの推薦した人を優先して面接することが多いです。
どこの誰だかわからない、書類からじっくり審査が必要な直接応募は、手間がかかる分、どうしても後回しにされがちです。
企業は転職エージェントに、法律上求人票には載せられない、以下のような”裏スペック”の注文もつけています。
- 学歴:MARCH以上の高学歴がいい
- 年齢:未経験なら30歳以下
- 性別:事務職なら女性がいい
その他、求人に載せきれなかった「新規事業を始める関係で、〇〇にも強い人が欲しい」といった最新の要望も逐一伝えています。
エージェントは、こうした細かい条件まで踏まえてマッチした人を紹介するため、人事もすぐに会ってみようと自然となります。
3. 直接応募の3つのデメリット
企業への直接応募には以下のデメリットもあります。
- 選考で不利になりやすい
- やることがとにかく多い
- ミスマッチが起こりやすい
これらを踏まえても、企業への応募は、転職エージェント経由がおすすめです。
デメリット1. 選考で不利になりやすい
繰り返しになりますが、企業は、細かい条件で絞り込まれたエージェント経由の人材を優先して選考する傾向があります。
どこの誰かわからない直接応募の人より、エージェントが推す人の方が安心という人事も多く、不利になりやすいです。
また、直接応募だと、書類の作成や面接対策は全て自力になり、よほど慣れている人でないと、自信を持ってのぞむことは難しいです。
転職エージェントを使えば、過去のサポート事例から、選考のポイントを教えてもらえるので、断然有利になります。
デメリット2. やることがとにかく多い
直接応募だと、以下は全て自分でやることになります。
- 大量の求人から自分に合ったものを探す
- 応募書類の作成
- 面接対策
- 面接や入社の日程調整
- 年収交渉
転職活動は働きながらするのが普通で、ただでさえ時間がとりにくい中、全てやるのは骨が折れます。
日程調整や、年収の交渉など企業とのやりとりにも神経を使い、気が休まりません。
転職エージェントなら上記は全て代行やサポートが受けられて、自分は選考対策や企業選びに集中することができます。
「年収を上げてほしい」など、言い出しにくい交渉も丸投げできるので、非常に楽になります。
デメリット3. ミスマッチが起こりやすい
直接応募は、いざ採用されてから「こんなはずじゃなかった」となるリスクも大きいです。
採用サイトなど、表に出た情報を頼りにするしかなく、内部事情までは知らずに応募する方が多いからです。
例えば以下のような企業のマイナス情報は、直接応募の人には入ってきにくいです。
- 最初の数年は雑用ばかりでスキルが身につかない
- 部署同士の仲が悪く、風通しが最悪
- パワハラ気質の現場でしょっちゅう人が辞めている
転職エージェントなら、応募前にこうした点も教えてくれるので、ミスマッチは起きにくいです。
転職エージェントは、以下のように紹介した人が早期退職すると、紹介料を企業に返金するルールがあります。
doda人材紹介サービス経由で入社された人材が早期に退職してしまった場合、コンサルティングフィーの一部を返金させていただきます。
返金額は退職までの期間やご契約条件によって異なります。
ご契約時に専任の営業担当よりご説明させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
引用:doda「中途採用を検討中の企業さまへ」
「早期退職で返金」とならないためにも、隠れた企業ごとのデメリットについて、しっかり事前に共有してくれます。
直接応募でもいい人は3パターンだけ
こうしたデメリットがある一方、直接応募には以下のメリットもあります。
- 行きたい会社に確実に応募できる
- エージェントを使わない、地方の小さい会社にも応募できる
これらを踏まえると、以下に当てはまる方に限っては、直接応募をしてもいいでしょう。
- エージェント経由で書類落ちした会社に未練がある
- 転職エージェント3社以上に断られた
- 地方での転職希望者で、エージェントにいい求人がなかった
パターン1. エージェント経由で書類落ちした企業に未練がある
エージェントから応募した会社に書類で落ちて、未練がある方は直接応募を試してもいいでしょう。
転職エージェントは、応募書類を一度「社内選考」にかけていて、そこで落ちただけで、実は応募自体していないこともあるからです。
社内選考とは、応募書類を企業に送る前に、エージェントの企業担当が応募の基準に満たないものを落とすステップのことを言います。
ミスマッチすぎる人を応募させて、企業からクレームを受けるのを防ぐため、事前にこうした選考を行なっています。
確実に応募ができるので、どうしても行きたい会社に落ちた方は、試しに直接応募してみましょう。
いきなり同時に応募するのはNG
どんなにいきたい会社でも、エージェント経由と直接で同時に応募するのは、やめましょう。
適当に応募しているイメージがつき、それだけで落とされやすくなります。
まずは有利になりやすいエージェントを使い、ダメなら直接応募を試しましょう。
パターン2. 転職エージェント3社以上に断られた
転職エージェント3社以上にサポートを断られた方も、直接応募を検討しましょう。
転職エージェントは、転職が決まらないと利益が出ないため、「転職させられない=お金にならない」と判断されると、断られてしまいます。
以下のような、正社員としての転職が難しい方だと、断られるケースが多いです。
- 35歳以上のフリーターやニート
- 1年以上のブランクがある
こうした方は、どのエージェントでもサポートを受けにくいので、直接応募していく方が効率的でおすすめです。
自分で応募する求人サイトや、ハローワークも、スキルや経験を求められない求人が多いので、断られた人は活用しましょう。
パターン3. 地方での転職希望者で、エージェントにいい求人がなかった
転職エージェントで地方のいい求人が見つからなかった方も、直接応募を検討しましょう。
転職エージェントは、拠点のある都市部の求人がメインで、地方の中小企業の求人は少ないです。
地方の中小企業は、高いコストをかけてエージェントを使うことができず、無料のハローワークにだけ求人を出していることも多いです。
いい求人がなかった方は、ハロワークも活用しつつ、地元の企業を探して応募してみましょう。
地方でもまずは転職エージェントがおすすめ
大手・優良企業とのパイプが強いので、地方でもまずは転職エージェントの利用がおすすめです。
全国に支店がある会社だと、地方の採用でも「まずは本社でも付き合いのある大手エージェントにお願いしよう」となるケースが多いです。
地方の中でも、大手・優良企業の求人は大手の転職エージェントに集中しています。
4. 有利にならないことも|転職エージェントの3つの落とし穴
ここまで紹介した通りメリットが大きいサービスですが、転職エージェントには以下の落とし穴があります。
- 低品質な業者が近年急増している
- キャリアに合った業者でないと、役に立たない
- ハズレの担当者にあたることもある
選び方、使い方次第では、転職でむしろ不利になることもあるので注意しましょう。
落とし穴1. 低品質な業者が近年急増している
近年は質の悪い転職エージェントが急増しているため、選び方には注意が必要です。
下記は厚生労働省の出す転職エージェントなどの職業紹介事業所の数の推移ですが、転職エージェントは、5年間で約1万社も急増しました。
引用:厚生労働省ホームページ
これには、資格さえあれば、インターネットで簡単にエージェント業が始められるようになった背景があります。
できたばかりのエージェントは企業とのつながりが弱く、ネット上に常に出回っているようなブラック求人しか持っていないことも多いです。
また、新設エージェントは、求人以外でも以下のようなひどいタイプが多いのが実情です。
- 企業とのパイプ、転職ノウハウが少なく、フォローが弱い
- 会社の実績や売り上げ作りのために必死に転職を進めてくる
こうしたエージェントを使うと、興味のない求人ばかり応募させられたり、転職の失敗にもつながりやすいです。
転職エージェントは、実績のある大手を使うこと
こうした目に遭わないためにも、転職エージェントは優良企業とのパイプが強く、実績のある大手だけを使うようにしましょう。
人気な求人・高待遇な求人は企業と信頼関係ができているエージェントにしか集まりません。
企業によっては、エージェントごとの採用枠を用意することもあるくらい、採用側とエージェントのパイプは重要です。
転職のノウハウも豊富で、大手を使うだけで、いい会社に入れる確率はグッと高まります。
落とし穴2. キャリアに合った業者でないと、役に立たない
転職エージェントは、大手でも、自分のキャリアに合わないものだと、役に立たないので注意しましょう。
同じ大手でも、以下のようにそれぞれ得意にしているジャンルが違います。
- 一般的な若手向け:平均的な年収300~500万円の方のサポートに強い
- ハイクラス専門:年収700万円以下は相手にしない
これを知らないと悲惨で、例えば高年収の人が、若手向けのエージェントを使うと、対象の求人が少なく、実力通りの待遇で転職ができない可能性があります。
反対に、800万円以上しか相手にしないエージェントに年収400万円の人が登録してしまうと、相手にしてもらえず、登録しても使い物になりません。
こうならないためにも、以下を参考に、年収別に自分に合った転職エージェントを使いましょう。
おすすめ度各社の特徴
・ おすすめ エージェント |
~500万円 | 500~ 700万円 |
700~ 900万円 |
900万円~ |
・ リクルートエージェント |
◯ | ◎ | ◎ | ◯ |
・ doda |
◎ | ◎ | ◯ | ◯ |
・ マイナビエージェント |
◎ | ◎ | ◯ | △ |
・ type転職エージェント |
◎ | ◯ | ◯ | △ |
・ パソナキャリア |
△ | ◯ | ◎ | ◎ |
・ LHH転職エージェント |
△ | ◯ | ◯ | ◎ |
・ JACリクルートメント |
× | △ | ◎ | ◎ |
・ おすすめ エージェント |
|
・ リクルートエージェント |
公開求人数が30万以上と最多の大手で、地方の求人にも強い |
・ doda |
リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界No.2 |
・ マイナビエージェント |
新卒領域では最大手なのもあり、20代の若手のサポートに特に強い |
・ type転職エージェント |
ITエンジニア、営業職、女性のサポートに強く、主に一都三県が対象 |
・ パソナキャリア |
半数以上の求人が年収800万以上で、管理部門や女性の管理職の転職に強い |
・ LHH転職エージェント |
世界60の国と地域でサービス提供実績のある企業が運営元で、外資系の転職に強い |
・ JACリクルートメント |
ハイクラスの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、年収700万円以上は登録必須 |
落とし穴3. ハズレの担当者にあたることもある
優良なエージェントを使っても、以下のようなハズレの担当者にあたることもあります。
- 入ったばかりの新人など、知識が不十分で、深い相談ができない
- 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる
大手は優秀な人材が集まるため、基本ハズレが少ないですが、一部こうした担当者もいて、悪い口コミもあるのが事実です。
こうした担当にあたった時のためにも、転職エージェントは必ず3社は使い、担当者を比べましょう。
一社に絞ると、ハズレの担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。
複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。
いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。
また、転職エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。
ここまで紹介した落とし穴にハマらないためにも、転職エージェントは以下の方法で選ぶべきです。
- 実績のある大手を選ぶ
- あなたのキャリアに合わせて選ぶ
- 担当を比べるためにも、3社は使っておく
次から、おすすめの転職エージェントについて、具体的に紹介していきます。
5. 転職で有利になる!大手転職エージェントおすすめ7選
今回当ページでは、転職エージェント30社以上を比較し、以下の観点で7社を厳選しました。
- 大手企業の運営
- 20年以上の実績がある
- 利用者からの評判が極めていい
以下に年収別におすすめ度をまとめたため、あなたの現在の年収に合わせて3社に登録しましょう。
~500万円 | 500~ 700万円 |
700~ 900万円 |
900万円~ | |
リクルートエージェント | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ |
doda | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ |
マイナビエージェント | ◎ | ◎ | ◯ | △ |
type転職エージェント | ◎ | ◯ | ◯ | △ |
パソナキャリア | △ | ◯ | ◎ | ◎ |
LHH転職エージェント | △ | ◯ | ◯ | ◎ |
JACリクルートメント | × | △ | ◎ | ◎ |
一つずつ解説していきます。
5-1. リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は、業界最大手のリクルートが運営する転職エージェントで、求人の量・転職実績共にトップクラスです。
大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。
長年の実績から、「まずはリクルートさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、大手・優良企業の求人も多いので、登録しておいて損はありません。
向いている人の年収 | 500~900万円 |
求人数 | 約680,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
運営歴 | 1977年~ |
リクルートエージェント公式ページ:https://www.r-agent.com/
5-2. doda
「doda」はパーソルキャリアが運営する、業界2位の実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。
求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。
リクルートエージェントよりは求人数が少ないものの、一人一人の登録者にきめ細かいサポートをしてくれると好評です。
向いている人の年収 | ~700万円 |
求人数 | 約200,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
運営歴 | 1989年~ |
doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/
5-3. マイナビエージェント
「マイナビエージェント」は、マイナビが運営する、近年急速に力をつけてきた転職エージェントです。
新卒で多くの学生が使っている「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、30代までの方は積極的に使いましょう。
サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。
向いている人の年収 | ~700万円 |
求人数 | 約63,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
運営歴 | 1973年~ |
マイナビエージェント公式ページ:https://mynavi-agent.jp/
5-4. type転職エージェント
「type転職エージェント」は、一都三県を中心とした求人を扱う大手転職エージェントです。
IT・WEB業界の求人、サポートを強みとしており、対象エリアでこの業界を狙う方には外せない一社です。
女性の転職に特化した求人サイトを長く運営していて、女性の転職ノウハウに強い特徴もあります。
向いている人の年収 | ~500万円 |
求人数 | 約29,000件 |
対応エリア | 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、愛知 |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
運営歴 | 1993年~ |
type転職エージェント公式ページ:https://type.career-agent.jp
5-5. パソナキャリア
「パソナキャリア」は求人の半数が年収800万を超える、ハイキャリアのサポートに強い転職エージェントです。
運営元のパソナは、人材派遣業の運営歴が40年を超える業界大手で、有名企業とのパイプが強く、大手・優良企業の求人を多く保有しています。
また、会社を上げて女性のサポートに力を入れているため、ハイキャリアの女性の方には真っ先におすすめしたい一社です。
向いている人の年収 | 700万円~ |
求人数 | 約36,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社パソナ |
運営歴 | 1976年~ |
パソナキャリア公式ページ:https://www.pasonacareer.jp
5-6. LHH転職エージェント
「LHH転職エージェント」は、世界60カ国に拠点を持つグローバル企業が運営する、ハイクラス向けの転職エージェントです。
運営元の「アデコ」は、世界中で長年人材派遣サービスを提供してきた実績があり、外資系企業とのパイプが強いです。
国内の有名企業の求人もありますが、外資系の転職ノウハウ、サポート力では頭ひとつ抜けているため、外資系への転職を狙う方には特におすすめです。
向いている人の年収 | 700万円~ |
求人数 | 約61,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | アデコ株式会社 |
運営歴 | 1985年~ |
LHH転職エージェント公式ページ:https://jp.lhh.com
5-7. JACリクルートメント
「JACリクルートメント」は、ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗の転職エージェントです。
実績や知名度の高さから、企業側も「高待遇の専門職」などハイキャリア求人はJACにだけ相談していることも多いため、年収700万以上の方は必ず登録しておきましょう。
世界11カ国にも支店を持っていて国外の会社との取引も多く、外資系企業とのパイプも強い特徴があります。
向いている人の年収 | 700万円~ |
求人数 | 約11,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
運営歴 | 1988年~ |
JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/
“特化型”を使うべきなのは、一部の人だけ
ここまで紹介してきたのは、どの業界にも強い”総合型”の転職エージェントですが、「〇〇業界特化!」という”特化型”転職エージェントもあります。
ただし、結論、総合型の方が優れているため、使うべきなのは下記の特殊な業界や事情に当てはまるごく一部の方だけです。
使うべき業界・事情 | 特化型を使うべき理由 |
アパレル・美容師 | それぞれの業界が特殊で、店舗見学などにも対応しているエージェントが好ましい |
看護師、薬剤師、医師など医療系専門職 | エージェント側に業界知識と病院とのパイプがないとうまくいかない |
フリーター・無職 | 大手総合型だと相手にしてもらえない |
それぞれの業界別に、実績や利用者の評判をもとに、おすすめエージェントをまとめました。
アパレル | クリーデンス |
美容師 | QJエージェント |
看護師 | 看護roo |
薬剤師 | ファルマスタッフ |
医師 | 医師転職ドットコム |
フリーター・無職 | ハタラクティブ |
- いずれも運営実績、求人数の面で特に優れたもの
上記以外の方は、「総合型」転職エージェントだけを使い、時間があれば「特化型」転職エージェントを併用する程度で良いでしょう。
なぜ特化型のエージェントの優先度が低いのか
求人・利用者ともに少なく、ノウハウや企業とのパイプが大手総合転職エージェントに劣るケースが多いからです。
以前までは、特化型エージェントも「業界に詳しそう」と人気があったのですが、最近は総合型エージェントも下記の理由でそれぞれの業界に詳しいです。
- 業界ごとに部署が分かれており、それぞれの業界の事情や対策に詳しい
- 特化型エージェントから優秀な社員の引き抜きを行っている
そのため、大手で優良企業とのパイプが強い、総合型エージェントだけ使えば、ほとんどの方は満足いく転職活動ができます。
(参考)主な特化型エージェントまとめ
どうしても特化型が気になる方向けに、その他の業界で、よく名前の上がる大手を以下にまとめました。
特化する業界、職種 | それぞれの最大手 |
ITエンジニア・デザイナー | レバテックキャリア |
コンサル | ムービン |
金融 | コトラ |
メーカー(エンジニア) | メイテックネクスト |
管理部門・バックオフィス | MS-Japan |
まずは総合型を3つは使い、さらに使う余裕のある方のみこれらを使ってもいいでしょう。
6. 転職エージェントを最大限活用するためにすべきこと
ここでは、転職エージェントの裏事情も踏まえ、最大限活用するためにすべき以下9つのポイントを紹介していきます。
- 最初の申し込みを丁寧に行う
- 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
- 経歴・スキルに嘘はつかない
- 複数のエージェントを使っていることは隠さない
- 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
- 担当者が使えないと判断したら付き合わない
- 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
- 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
- 最低限のマナーは守る
6-1. 最初の申し込みを丁寧に行う
優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。
入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。
下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。
- 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
- 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
- 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く
6-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
最初の面談でも、エージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。
エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。
以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。
- 転職予定がかなり先
- そもそも転職への意欲が低い
すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。
6-3. 経歴・スキルに嘘はつかない
求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。
転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。
いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。
やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。
6-4. 複数のエージェントを使ってることは隠さない
転職エージェントを複数使う場合、他社も使っていることは、それぞれに隠さず伝えましょう。
言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。
- あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
- 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる
すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。
これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。
こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。
6-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。
長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。
以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。
- こういった求人はないか
- こんな業界は自分でも通るか
自動的に、後回しにされるリスクも
転職エージェントは、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。
その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。
更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。
この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。
6-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない
どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。そういった担当に当たってしまったら利用をやめましょう。
具体的には下記に2つ以上当てはまったら、危険なので、担当を変えてもらうか、そのエージェントの利用を止めましょう。
付き合うべきではない担当者の特徴 |
|
2つ以上当てはまった場合、下記の方法で担当を変えるか、そのエージェント自体の利用を止めましょう。
担当を変えたい場合
担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。
件名:担当変更のご相談
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。
しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。
つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。
お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。
担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。
各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。
エージェント自体の利用をやめる場合
基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。
ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。
エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。
件名:退会手続きのお願い
〇〇エージェント 〇〇様
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。
(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。
熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。
お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。
退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。
6-7. 「推薦状を見せてほしい」と伝える
エージェントは応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。
これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。
- 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
- 改めて自分のアピールポイントを整理したい
見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、エージェントにとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。
以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。
(参考)ひどい推薦文の例
〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。
コミュニケーション能力が高く、明るい方です。
ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。
6-8. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく
エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。
転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。
転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。
紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。
また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。
こうした話はしすぎないよう注意しましょう。
6-9. 最低限のマナーは守る
エージェントとのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。
こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。
また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。
応募する会社だけでなく、エージェントに対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。
7. 転職エージェント・直接応募以外の方法はどうなの?
転職エージェントや直接応募以外で、以下のサービスを使って応募する方法もあります。
- スカウトサービス:経歴を登録してスカウトをもらう
- 求人サイト:自分で求人を探して応募する
これらを、選考の有利さや求人の面で転職エージェントと比べると以下の通りです。
選考の有利さ | 求人の量と質 | |
転職エージェント | ◎ 選考対策や担当のプッシュあり |
◎ 数が多く、人気企業の求人も多数 |
スカウトサービス | ◎ 企業からのスカウトなら、すぐに面接できて有利 |
◎ 数が多く、人気企業の求人も多数 |
求人サイト | △ 誰でも応募できる分、応募者が多く埋もれやすい |
◯ 数は多いが、大量採用の不人気求人多め |
選考で有利になり、求人の質もいいので、対象になる年収600万円以上の方には、スカウトサービスもおすすめです。
求人サイトは、特に有利になることはなく、求人の質も落ちるので基本使う必要はありません。
それぞれの内容を解説していきます。
7-1. スカウトサービス
スカウトサービスは、経歴やスキルを登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サイトです。
主に年収600万円以上の方を対象としていて、以下のサービスが有名です。
登録するとあなたのプロフィールがデータベースにのり、それを使う企業の人事やヘッドハンターの目に留まると、スカウトが受けられます。
※ヘッドハンター:保有する求人にあった人材を探す転職エージェント
企業からのスカウトだとすぐに面接に進めて、すでに選ばれていることもあり、選考は有利に進めることができます。
利用企業が年々増えている、企業にも人気のサービスで、多くの人気企業からのアプローチも受けることができます。
迷ったらどれだけの企業が使っているサービスかを公開していて、数が最多の「ビズリーチ」を選びましょう。
登録企業数 | 運営歴 | |
ビズリーチ | 約30,000社 | 2009年~ |
リクルートダイレクトスカウト | 非公表 | 2014年~ |
doda X | 非公表 | 2019年~ |
AMBI | 約2,800社 | 2017年~ |
ミドルの転職 | なし (在籍するエージェントからのスカウトのみ) |
2015年~ |
このタイプの最大の強みは企業から直接スカウトが受けられることですが、企業数が多いほどチャンスは広がり、スカウトも増える傾向があります。
7-2. 求人サイト
求人サイトは、ネット上に公開された求人に自分で応募してくサービスで、最大手の「リクナビNEXT」が有名です。
他のサービスには以下の点で劣るため、あくまで最終手段として使いましょう。
- 選考の難易度が上がる:サポートが一切なく、書類選考や面接の対策は全て自力になる
- 求人の量と質が落ちる:求人数は他の転職サイトに比べて少なく、人気企業の求人も少ない
掲載された求人には誰でも応募ができるので、人気の求人には人が殺到します。
大量の応募者の中から勝ち残る必要があり、直接応募と同じく、選考のハードルは高くなります。
使っても特に有利になることはないので、まずは転職エージェントを活用しましょう。
まとめ
転職エージェントは、直接応募に比べて不利になるのかを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
企業側にコストがかかるなどの理由で、転職エージェントは不利になるという意見もありますが、大きな誤解です。
むしろ中途採用の選考では、以下の理由で転職エージェントを使った方が有利になります。
- 過去のデータを元にした選考対策が受けられる
- あなたを企業にプッシュしてくれる
- 一部の求人はエージェントからしか応募できない
- 企業はエージェント経由の面接を優先する
しかし、正しく選ばないと逆に不利になることもあるので、使う業者には注意しましょう。
おすすめは以下の通りで、あなたの現在の年収に合わせて3社を選んでおけば間違いありません。
おすすめ度各社の特徴
・ おすすめ エージェント |
~500万円 | 500~ 700万円 |
700~ 900万円 |
900万円~ |
・ リクルートエージェント |
◯ | ◎ | ◎ | ◯ |
・ doda |
◎ | ◎ | ◯ | ◯ |
・ マイナビエージェント |
◎ | ◎ | ◯ | △ |
・ type転職エージェント |
◎ | ◯ | ◯ | △ |
・ パソナキャリア |
△ | ◯ | ◎ | ◎ |
・ LHH転職エージェント |
△ | ◯ | ◯ | ◎ |
・ JACリクルートメント |
× | △ | ◎ | ◎ |
・ おすすめ エージェント |
|
・ リクルートエージェント |
公開求人数が30万以上と最多の大手で、地方の求人にも強い |
・ doda |
リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界No.2 |
・ マイナビエージェント |
新卒領域では最大手なのもあり、20代の若手のサポートに特に強い |
・ type転職エージェント |
ITエンジニア、営業職、女性のサポートに強く、主に一都三県が対象 |
・ パソナキャリア |
半数以上の求人が年収800万以上で、管理部門や女性の管理職の転職に強い |
・ LHH転職エージェント |
世界60の国と地域でサービス提供実績のある企業が運営元で、外資系の転職に強い |
・ JACリクルートメント |
ハイクラスの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、年収700万円以上は登録必須 |
当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。
エージェントさんの紹介でくる方は、応募書類に知りたい情報がしっかり書かれていて、こちらも選考しやすいです。
肝心の内容が抜けていたり、読むのが苦痛になるような変な書類はまず来ないので、その点で安心です。
あと、一通り聞きたいことは、把握してこられる方が多く、面接もスムーズに進むことが多いです。