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【30代高卒向け】転職エージェント6選|経験別のおすすめと選び方

「高卒の30代でも転職エージェントは使える?」、「自分に合ったおすすめが知りたい」のように、30代高卒向けの転職エージェントについて気になっていませんか?

中途採用では学歴よりも職歴が重視されるため、30代高卒の方も、転職エージェントに積極的にサポートしてもらえます。

ただ、近年は低品質な転職エージェントが急増している実態があり、選び方を間違えると転職の失敗につながります。

このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、高卒の30代が使うべき転職エージェントについて、以下の流れで解説していきます。

全て読めば、高卒の30代はどの転職エージェントを使うべきで、経験や年収別にどう選ぶのが正解か、使いこなすコツはあるかまでがわかり、転職エージェントで失敗することがなくなるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
著者情報を詳しく見る

ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. 結論|30代高卒が使うべき転職エージェント

このページでは、高卒の30代におすすめの転職エージェントについて、根拠を持って詳しく解説していきます。

長くなってしまったので先に結論を言うと、以下の大手から現在の年収別にまず3社選びましょう。

年収別
おすすめ度
各社の特徴

おすすめ
サイト
~400万円 400~
600万円
600万円~

マイナビエージェント

リクルートエージェント

doda

ワークポート

type転職エージェント

LHH転職エージェント

おすすめ
サイト

マイナビエージェント
新卒領域では最大手なのもあり、20~30代の若手のサポートに特に強い

リクルートエージェント
公開求人数が30万以上と最多の大手で、地方の求人にも強い

doda
リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界No.2

ワークポート
IT・WEB・ゲーム業界に強く、未経験からの転職も得意

type転職エージェント
ITエンジニア、営業職、女性のサポートに強く、主に一都三県が対象

LHH転職エージェント
世界60の国と地域でサービス提供実績のある企業が運営元で、外資系の転職に強い

中途採用では、新卒と違って学歴よりも「職歴」が重視されます。

職歴さえあれば高卒でも対象になる求人が多く、大卒の方と同じく、上記の有名な大手エージェントでサポートが受けられます。

それぞれターゲットとする年収が変わるため、年収別に選んでおきましょう。

年収600万円以上の方には「スカウトサービス」もおすすめ

年収600万円以上の方は、あわせて以下のようなスカウトサービスにも1社は登録しておきましょう。

これは、経歴を登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サービスで、主に年収600万円以上の方を対象としています。

scout

※ヘッドハンター:保有する求人にあった人材を探す転職エージェント

企業からのスカウトだと、いきなり面接に進んでスピーディーに内定が出るケースもあるため、登録しておいて損はありません。

中でもおすすめは、スカウト型の最大手で、30,000社以上の企業からスカウトが受けられる「ビズリーチ」です。

これらを使うべきでない2つのケース

高卒の30代でも、以下に当てはまる方に限っては、別のサービスをおすすめします。

  • 30代前半で正社員経験なし
  • 35歳以上で正社員経験なし

30代前半で正社員経験なし

30代前半までで正社員経験がないフリーターや無職の方は、こうした経歴の方のサポートに強い「JAIC」を選んでおきましょう。

最初に紹介した大手エージェントは、主に正社員経験のある方を対象にしていて、経験がないと、「紹介できる求人がない」とサポートを断られる可能性が高いです。

一方で、JAIC」は正社員経験がない若手向けの求人をメインで扱うため、経歴に自信がない方でも、積極的なサポートが受けられます。

35歳以上で正社員経験なし

35歳以上で正社員経験のないフリーターや無職の方は、転職エージェント自体の利用が向きません。

これまで紹介したエージェントに申し込んでもサポートを断られたり、満足に求人紹介が受けられない可能性が高いです。

こういった方には、転職サイトで自分で求人を探して応募していく方が効率的でおすすめです。

転職サイトなら、最大手の「リクナビNEXT」一択です。

高卒の転職は厳しい?

大卒に比べて、応募できる企業は減りますが、普通に正社員経験のある方なら、決して厳しくはありません。

これまで紹介したように、大手も含めた転職エージェントのサポート対象になるのが何よりの証拠です。

転職エージェントは、転職を決めて初めて企業から紹介料がもらえるビジネスで、決まる見込みのない(お金にならない)人はそもそも相手にしません。

サポート対象になるということは、プロの視点で「転職できる可能性が高い」とみなされていることを意味しています。

実際に大手エージェント「doda」の求人のうち、全体の約半分は学歴不問で、高卒でも十分チャンスがあります。

次の章から、具体的に高卒の30代が転職エージェントを選ぶポイントを解説していきます。

2. 30代高卒向け|転職エージェントの選び方

高卒の30代の方は、以下の方法で転職エージェントを選んでおきましょう。

  • 選び方1. 実績のある大手を選ぶ
  • 選び方2. 経歴、年収の面で自分に合ったエージェントを選ぶ
  • 選び方3. 担当を比べるためにも、必ず3社は使う

この選び方がなぜ重要かを紹介していきます。

選び方1. 実績のある大手を選ぶ

転職エージェントは大手から中小まで二万社以上ありますが、実績のある大手だけを選ぶようにしましょう。

大手は長年の実績から、たくさんの大手・優良企業とのつながりを持っていて、高卒の方が対象になるこうした会社の求人も豊富に持っています。

また、長年の実績から「この会社では面接でどう答えれば内定が出やすいか」といったノウハウも充実していて、選考対策のレベルも高いのでおすすめです。

大手を選ぶだけで、いい会社に入れる確率はグッと高まります。

危険な裏事情|近年質の悪い転職エージェントが急増中

下記は厚生労働省の出す転職エージェントなどの職業紹介事業所の数の推移ですが、転職エージェントは、5年間で約1万社も急増しました。

引用:厚生労働省ホームページ

これには、不人気なブラック求人がネット上に大量に出回るようになり、これを使うことで誰でも簡単にエージェント業を始められるようになった背景があります。

ブラックな求人は常に人が足りず、誰でもいいから人が欲しいため、たいてい学歴不問です。

新設のエージェントは、こうした求人しか持っていませんが、これを「高卒の方向け」と言い換えて、紹介するひどいケースがあるため注意しましょう。

優良な業者もありますが、見極めるのは難しいため、聞いたこともないような中小は避け、実績のある大手だけを使うようにしましょう。

近年、ネットで簡単にエージェント業が始められる「求人データベース」のサービスが始まり、これを使う新しい業者が増えています。

「求人データベース」はたくさんの転職エージェントが共有する求人データのことです。

データベースの求人は、簡単にいうと売れ残りの集まりで、「不人気ですぐ人が辞める大量採用な求人」がほとんどです。

大手エージェントでも長期間決まらなかった求人が流れ着いているイメージで、数だけは多いですが質が低いです。

データベース内には、以下のようにお世辞にも人気とは言えない会社ばかりが並んでいます。

  • きついノルマが有名な保険会社、不動産会社
  • ブラックで有名な飲食チェーン、引越し会社
  • 薄給でスキルも身につかない3次請け、4次請けのIT企業

設立から数年なのに「求人5万件」のようなアピールをする中小エージェントがいたら、ほぼ間違いなくこのパターンなので注意しましょう。

選び方2. 経歴、年収の面で自分に合ったエージェントを選ぶ

また、30代高卒の方は、正社員としての経験や、年収の面で自分に合ったエージェントを選ぶようにしましょう。

大手エージェントの中でも、それぞれ以下のように力を入れているジャンルが変わるからです。

  • 一般的な若手向け:平均的な年収400万円前後の人のサポートに強い
  • ハイクラス向け:年収600万円以下は相手にしない
  • 職歴が浅い人向け:正社員経験のないフリーター、無職の就職に強い

合わないエージェントを使うと、相手にされなかったり、実力通りの転職ができなくなってしまいます。

当ページで紹介する通り、経歴や年収によって、自分に合ったものを選んでおきましょう。

選び方3. 担当を比べるためにも、必ず3社は使う

以上の流れで大手エージェントを選んでも、ハズレの担当がつく場合もあるため、必ず3社は使い、担当者を比べるようにしましょう。

ハズレの担当としては、以下のようなパターンがあげられます。

  • 志望業界の知識が不十分で、深い相談ができない
  • 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる

一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。

一社のみ登録

複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。

複数社登録

いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。

また、転職エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。

ここまでを踏まえ、次の章から、具体的に選ぶべきエージェントを紹介していきます。

3. 30代高卒向け|転職エージェントおすすめ6選

agent20

今回当ページでは、上記の大手エージェント20社を比較し、以下の観点で6社を厳選しました。

  • 大手企業が運営
  • 20年以上の実績がある
  • 30代高卒からの評判が極めていい

厳選した6社について、年収別におすすめ度をまとめたのが以下です。

あなたの現在の年収に合わせて、以下から3社以上に登録をしましょう。

~400万円 400~
600万円
600万円~
マイナビエージェント
リクルートエージェント
doda
ワークポート
type転職エージェント
LHH転職エージェント

では、それぞれの特徴を解説していきます。

3-1. マイナビエージェント

マイナビエージェント

マイナビエージェント」は、マイナビが運営する、近年急速に力をつけてきた転職エージェントです。

新卒で多くの学生が使っている「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、30代の方は必ず使っておくべきです。

サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。

マイナビエージェントの口コミ・評判

  • ◯即戦力採用の求人には特に強いみたいで、自分みたいな経験者向けのいい求人が多かった。(エンジニア 男性)
  • ◯他の大手エージェントと比べても担当者の方がダントツで優しかった。(事務職 女性)
  • △未経験の職種を志望して使いましたが、あまり相手にされませんでした。(人事 男性)

マイナビエージェントの基本情報

向いている人の年収 300~800万円
求人数 約63,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社マイナビ
運営歴 1973年~

マイナビエージェント公式ページ:https://mynavi-agent.jp/

3-2. リクルートエージェント

r-agent

リクルートエージェント」は、業界最大手のリクルートが運営する転職エージェントで、求人の量・転職実績共にトップクラスです。

大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。

長年の実績から、「まずはリクルートさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、大手・優良企業の求人も多いので、登録しておいて損はありません。

リクルートエージェントの口コミ・評判

  • ◯志望業界の転職サポート経験が多い担当だったので、話が伝わりやすく、相談しやすかった。(営業職 男性)
  • ◯紹介されるのが聞いたことのある有名企業ばかりで、さすが大手のサービスだと思った。(不動産業界 女性)
  • △忙しいのか、こちらも積極的に動かないと、相手にしてもらえない感じがあった。(機械エンジニア 男性)

リクルートエージェントの基本情報

向いている人の年収 400万円~
求人数 約680,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社リクルート
運営歴 1977年~

リクルートエージェント公式ページ:https://www.r-agent.com/

3-3. doda

doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、業界2位の実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。

求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。

リクルートエージェントよりは求人数が少ないものの、一人一人の登録者にきめ細かいサポートをしてくれると好評です。

dodaの口コミ・評判

  • ◯企業ごとの面接データにとても詳しいベテランの担当さんで、大変役に立ちました。(営業職 男性)
  • ◯職歴が浅い自分にもこんな可能性があるのかと、驚くほどいい求人をたくさん紹介してくれた。(人事 男性)
  • △第一志望に内定もらえたので良かったですが、連絡がやや取りにくいことがあった。(建設業界 男性)

dodaの基本情報

向いている人の年収 ~400万円
求人数 約200,000件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
運営歴 1989年~

doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/

3-4. ワークポート

workport

ワークポート」は、IT・WEB・ゲーム業界に強い、若年層からの支持が大きい転職エージェントです。

設立当初はIT業界に特化していましたが、2014年から他業種の取り扱いも開始しており、現在はあらゆる職種に対応しています。

長年の実績からIT企業とのパイプが特に強く、優良求人も多いため、エンジニアなどIT業界への転職を目指す方には外せない一社です。

ワークポートの口コミ・評判

  • ◯業界未経験からの転職でしたが、応募先の選び方から丁寧に教えてくれて、頼りになりました。(ゲーム業界 男性)
  • ◯担当のレスが早く、終始スムーズに活動を進められました。(営業職 女性)
  • △年収アップできる案件は少ない印象(アプリエンジニア 男性)

ワークポートの基本情報

向いている人の年収 ~400万円
求人数 約73,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ワークポート
運営歴 2003年~

ワークポート公式ページ:https://www.workport.co.jp/

3-5. type転職エージェント

type

type転職エージェント」は、一都三県を中心とした求人を扱う、若年層からの支持が大きい転職エージェントです。

IT・WEB業界や営業職の求人、サポートを強みとしており、対象エリアでこの業界を狙う方には外せない一社です。

女性の転職に特化した求人サイトを長く運営していて、女性の転職ノウハウに強い特徴もあります。

type転職エージェントの口コミ・評判

  • ◯担当の方のアドバイス通りに動いただけで、年収を50万円も上げて転職を決められました。(プログラマー 男性)
  • ◯企業と強いコネがあるようで、応募先の内部事情にすごい詳しかった。(営業職 男性)
  • △あまり私向けの求人がなかったのか、積極的な紹介は受けられなかった。(販売職 女性)

type転職エージェントの基本情報

向いている人の年収 ~400万円
求人数 約29,000件
対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、愛知
運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
運営歴 1993年~

type転職エージェント公式ページ:https://type.career-agent.jp

3-6. LHH転職エージェント

lhh転職エージェント

LHH転職エージェント」は、世界60カ国に拠点を持つグローバル企業が運営する、ハイクラス向けの転職エージェントです。

運営元の「アデコ」は、世界中で長年人材派遣サービスを提供してきた実績があり、外資系企業とのパイプが強いです。

国内の有名企業の求人もありますが、外資系の転職ノウハウ、サポート力では頭ひとつ抜けているため、外資系への転職を狙う方には特におすすめです。

LHH転職エージェントの口コミ・評判

  • ◯元々狙っていた会社の求人があったので使いました。内情に詳しい担当についてもらえて、無事内定が取れました。(エンジニア 男性)
  • ◯経験をピンポイントで活かせる職場を紹介してもらい、年収を100万円近く上げることができました。(技術職 女性)
  • △熱心な紹介は嬉しいが、勤務時間中にも電話が来るのはストレスだった(営業職 女性)

LHH転職エージェントの基本情報

向いている人の年収 600万円~
求人数 約31,000件
対応エリア 全国
運営会社 アデコ株式会社
運営歴 1985年~

LHH転職エージェント公式ページ:https://jp.lhh.com

4. 30代高卒向け|おすすめスカウトサービス3選

30代高卒でも、年収600万円以上の方は、あわせて以下のようなスカウトサービスにも1社は登録しておきましょう。

スカウトサービスは、経歴やスキルを登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つサービスで、主に年収600万円以上の方を対象としています。

登録するとあなたのプロフィールがデータベースにのり、それを使う企業の人事やヘッドハンターの目に留まると、スカウトが受けられます。

scout

※ヘッドハンター:保有する求人にあった人材を探す転職エージェント

登録後は待つだけでよく、企業からのスカウトだといきなり面接に進んでスピーディーに内定が決まることもあるため、登録しておいて損はありません。

迷ったらどれだけの企業が使っているサービスかを公開していて、数が最多の「ビズリーチ」を選びましょう。

  登録企業数 運営歴
ビズリーチ 約30,000社 2009年~
リクルートダイレクトスカウト 非公表 2014年~
doda X 非公表 2019年~
AMBI 約2,800社 2017年~
ミドルの転職 なし
(在籍するエージェントからのスカウトのみ)
2015年~

スカウトサービスの最大の強みは企業から直接スカウトが受けられることですが、企業数が多いほどチャンスは広がり、スカウトも増える傾向があります。

4-1. ビスリーチ

bizreach

ビズリーチ」は、毎月30,000人以上が登録している今最も勢いのあるスカウトサービスです。

即戦力人材を効率よく採用したい企業が続々と利用を開始していて、登録社数は20,000社を超えます。

一部有料の機能もありますが、最大の目玉である「企業からのスカウトの受け取り、返信」は無料プランでもできるので、まずは無料プランで使ってみるのがおすすめです。

有料プランの機能とは?

ビズリーチで月5,500円の有料プランに入ると開放される主な機能には、以下があります。

  • サイト内の全ての求人の閲覧、応募ができる
  • ヘッドハンターのスカウトが全て見られる

自分からも積極的に動きたい人向けの機能ですが、こうした人には、転職エージェントの活用がおすすめです。

紹介される求人にどんどん応募していくなど、自分からも積極的に動けますが、料金は一切かかりません。

ビズリーチは無料プランで使った上で、求人探しや応募には転職エージェントを活用しましょう。

求人数 約120,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ビズリーチ
登録企業数 約30,000社
在籍ヘッドハンター数 6,200人

ビズリーチ公式ページ:https://www.bizreach.jp

4-2. リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト」は、ビズリーチの後を追うように始まった、業界最大手のリクルートが運営するスカウトサービスです。

登録に審査があるビズリーチに対し、審査なしで誰でも登録ができ、全機能を無料で使うことができます。

登録社数は非公開ですが、「最大手だし使っておこう」と考える企業の採用担当者は多いはずで、多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。

ビズリーチが審査に通らず使えなかった方や、さらに可能性を広げたい人は登録しておきましょう。

求人数 約196,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社リクルート
登録企業数 非公開
在籍ヘッドハンター数 4,300人

リクルートダイレクトスカウト公式ページ:https://directscout.recruit.co.jp/

4-3. doda X

dodax

doda X」も、ビズリーチの後を追うように始まった、業界大手のパーソルキャリアが運営するスカウトサービスです。

dodaの転職エージェントはリクルートと一緒に使う企業も多く、こちらも多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。

他社にはない、パーソルの担当者からハイクラス求人の紹介が受けられるサービスもあるので、気になる方は企業スカウトとセットで使ってみましょう。

求人数 約49,000件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
登録企業数 非公開
在籍ヘッドハンター数 約8,000人

doda X 公式ページ:https://doda-x.jp/

まずは転職エージェントを使うこと!

スカウトサービスのおすすめは以上の通りですが、まずは転職エージェントを使っておきましょう。

スカウトサービスは受け身でスカウトを待つ形になるため、これだけに頼ると、「スカウトが来ずにいつまでも決まらない」となる恐れもあります。

経歴に自信のある30代高卒の方も、まずは年収別に以下の大手エージェント3社以上に登録して活動を進めましょう。

~400万円 400~
600万円
600万円~
マイナビエージェント
リクルートエージェント
doda
ワークポート
type転職エージェント
LHH転職エージェント

5. その他30代高卒におすすめの転職サービス

30代高卒でも、以下に当てはまる方には、これまで紹介したものとは別のサービスをおすすめします。

  • 30代前半で正社員経験なし
  • 35歳以上で正社員経験なし

5-1. 30代前半で正社員経験なし

30代前半で正社員経験がないフリーターや無職の方は、こうした経歴の方のサポートに強い「JAIC」を選んでおきましょう。

これまで紹介してきた大手は、主に正社員経験のある方を対象にしていて、経験がないと、「紹介できる求人がない」とサポートを断られる可能性が高いです。

実際、以下の大手3社は、公式でも以下のように説明しています。

マイナビエージェント 主に正社員としてのキャリアを有する方を対象とする求人を扱っておりますので、アルバイト経験もしくは派遣経験のみの方、また、正社員としての就業経験が長らくない方の場合、求人をご紹介できる可能性が極めて低くなります
(引用:マイナビエージェントに関するFAQ
リクルートエージェント 下記の求人は取り扱いが非常に少なくなっております。
新卒者など就業経験をお持ちでない方の求人
・一貫したキャリア、専門知識や経験を必要としない求人
(引用:お申し込みの際の注意点
doda 正社員・派遣社員・契約社員いずれかの社員としての就業経験をお持ちではない場合や学生・アルバイトご経験のみの場合、サポートが難しい場合があります。
(引用:サービスのご利用について

一方で、JAIC」は正社員経験がない35歳までの若手向けの求人をメインで扱うため、経歴に自信がない方でも、積極的なサポートが受けられます。

JAIC

jaic

JAIC」は、上場企業の株式会社ジェイックが運営する、未経験の転職に強い転職エージェントです。

登録すると、厳選した優良企業20社と、書類審査なしで面接できる合同面接会に参加することができます。

入社後の定着率が9割以上と非常に高く、ほとんどの利用者が、安心して働けるマッチした職場に転職ができています。

求人数 非公開
対応エリア 関東、関西、東北、中部、中国、九州
運営会社 株式会社ジェイック
運営歴 1991年~

JAIC公式ページ:https://www.jaic-college.jp/sales/

5-2. 35歳以上で正社員経験なし

35歳以上で正社員経験のないフリーターや無職の方は、転職エージェント自体の利用が向きません。

これまで紹介したエージェントに申し込んでもサポートを断られたり、満足に求人紹介が受けられない可能性が高いです。

対象の求人自体が少なく、正社員になるハードルが高いため、転職を決めないと利益が出ないエージェントはサポートしたがらない事情があります。

こういった方には、求人サイトで自分で求人を探して応募していく方が効率的でおすすめです。

求人サイトなら「リクナビNEXT」一択

リクナビnext

求人サイトなら、最大手の「リクナビNEXT」だけ使っておけば間違いありません。

総求人数は10万件以上と他サイト比べても圧倒的に多く、社会人経験がない方向けの求人も5,000件以上と多く掲載されています。

「30代が活躍中」となっている未経験歓迎の求人も多いので、まずはこれに登録して活動を進めましょう。

リクナビNEXT公式ページ:https://next.rikunabi.com/

それでもダメなら「ハローワーク」を使う

求人サイトでも転職が決まらなかった方は、公共の職業紹介サービス「ハローワーク」を使いましょう。

これまで紹介した民間のサービスに比べると、地方や小さい会社の求人が多いですが、経験や年齢不問の正社員求人が多く掲載されています。

求人は以下から調べられるため、求人サイトでもいい求人が見つからなかった方は利用してみましょう。

https://www.hellowork.mhlw.go.jp/kensaku/

6. 30代高卒こそ転職エージェントを使うべき4つの理由

転職サイトから応募するなど他の方法もあり、エージェントを使うべきか迷っている高卒の方もいるかもしれません。

ただ、以下の理由で、高卒の30代の方こそ、転職にはエージェントを使うべきと言えます。

  • 転職のミスマッチが起きにくい
  • 選考を有利に進められる
  • エージェントしか持っていない優良求人に応募できる
  • 自分で動くより圧倒的にラク

理由1. 転職のミスマッチが起きにくい

転職エージェントを使えば、「いざ働き始めたら、思っていたのと違った」といったミスマッチは起こりにくくなります。

求人のデメリットや裏側も踏まえて、あなたの希望にマッチする求人だけを紹介してくれるからです。

エージェントは、求人票からは読み取れない、以下のような情報も大量に持っています。

  • 職場の雰囲気はどうか、現場のリーダーはどんな人柄か
  • 休みのとりやすさ、サービス残業の実態はどうか
  • 直近でどれだけ人が辞めているか

現場に通って職員に話を聞いたり、過去にサポートした人へも聞き取りをして、こうした情報を日々集めています。

帝国データバンクの調査」によると、2024年時点で国内の半数以上の企業は人手不足を感じていて、採用に苦労している企業が多いのが現状です。

採用に苦労していて、とにかく人が欲しいあまり、面接でも肝心なデメリットを教えてくれない企業もあるのが現実です。

いざ働き始めてから、以下のような隠れたデメリットに後悔するケースはよくあります。

  • 「実はきついノルマがあり、達成しないとまともに稼げない」
  • 「サービス残業が当たり前の社風」
  • 「雑用ばかりで、スキルが全然身につかない」

エージェントはこうした職場ごとの悪い点についても先に教えてくれるため、就職の失敗を防げるようになります。

なぜここまでしてくれるの?

エージェントは、就職を成功させないと利益が出ない仕組みで、ミスマッチはエージェントにとっても損になるからです。

転職エージェントは、企業にあなたを紹介することで、企業から紹介料を受け取るビジネスです。

この紹介料は、仮にあなたが3ヶ月以内など短期で辞めた場合は、企業に返金するルールがあります。

あなたにすぐに辞められると、転職エージェントは紹介料が手に入らず、大損になるのです。

長く続けられる職場に転職をしてもらい、利益につなげるためにも、ミスマッチを防ぐことに全力を注いでくれます。

理由2. 選考を有利に進められる

転職エージェントは転職のプロで、「学歴で不利になりやすい高卒の場合、何をアピールすれば内定が出やすいか」といったことを知り尽くしています。

大手エージェントはこうしたノウハウに特に強く、これまでの職歴やアルバイト経験から、大卒に負けない、あなたのアピールポイントをたくさん見つけてくれてくれます。

また、馴染みのエージェントの紹介だと企業側も安心することが多く、エージェントを使うだけで個別に応募するよりも選考で有利になるのは間違いありません。

付き合いの長いエージェントは、企業から「この人数は必ず〇〇エージェントからとる」のように専用の採用枠をもらっていることも多く、その枠に滑り込めることもあります。

理由3. エージェントしか持っていない優良求人に応募できる

転職エージェントは、エージェント経由でしか応募できない30代向けの優良求人を豊富に持っているため、必ず使っておくべきです。

経験を問われない人柄重視の採用の多い20代と違い、30代の転職では以下が重視されます。

  • マネジメント経験:部下や組織をまとめた経験
  • 専門スキル:営業やプログラミングスキルなど

これらが必要な即戦力採用の求人は、以下のような求人で、表に出ない形で採用が進むことも多いです。

  • 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう求人
  • 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない求人
  • 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件

こうした求人は企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。

転職エージェント経由でしか応募できない優良求人が多いため、即戦力人材の30代こそ、転職エージェントは使うべきです。

理由4. 転職のあらゆるサポートが全て無料で受けられる

転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。

特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。

転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。

30代はまだ初めての転職という方も多く、何をすべきか、転職先はどう決めるべきかなど、一から相談できるのも大きなメリットと言えます。

デメリットは使い方次第で解消できる

転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。

  • ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
    →実績のある大手のエージェントだけを使う
    →3社以上使い、担当者を比べる
  • ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
    →経歴や年収の面で自分に合ったエージェントを選ぶ

また、他の転職サービスと比べた結果は以下の通りで、全てにおいて優れているのは転職エージェントだけでした。

サポート 求人の質・量 選考の有利さ
転職エージェント
相談〜内定後の交渉まで

良質な非公開求人、数多い

選考対策・プッシュあり
スカウトサービス
一部のみのサポート

良質だが、数少ない

企業からのスカウトだと自力
求人サイト ×
自分でやる

公開求人、数多い
×
自力で頑張る
企業の採用ページ ×
自分でやる
×
公開求人、数少ない
×
自力で頑張る
ハローワーク
求人の紹介

数は多いが低品質

簡単な選考対策のみあり

そのため、「35歳以上で正社員経験なし」のような一部の場合を除き、30代高卒の方は必ず転職エージェントを使っておきましょう。

転職エージェントの利用の流れは?

大まかな流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. エージェントと面談(対面かWEB、電話)
  3. 求人紹介を受ける
  4. 企業に応募
  5. 面接
  6. 内定

最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。

面談は、どのエージェントも現在はオンラインや電話で行うケースが多いです。

申し込みから内定まで、トータルで3ヶ月はかかるケースが多いため、余裕を持って早めに申し込みをしておきましょう。

7. 転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと

ここでは、転職エージェントの裏事情も踏まえ、最大限活用するためにすべき以下9つのポイントを紹介していきます。

  • 最初の申し込みを丁寧に行う
  • 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
  • 経歴・スキルに嘘はつかない
  • 複数のエージェントを使っていることは隠さない
  • 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
  • 担当者が使えないと判断したら付き合わない
  • 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
  • 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
  • 最低限のマナーは守る

7-1. 最初の申し込みを丁寧に行う

優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。

入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。

下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。

  • 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
  • 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
  • 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く

7-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく

最初の面談でも、エージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。

エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。

以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。

  • 転職予定がかなり先
  • そもそも転職への意欲が低い

すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。

7-3. 経歴・スキルに嘘はつかない

求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。

転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。

いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。

やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。

7-4. 複数のエージェントを使ってることは隠さない

転職エージェントを複数使う場合、他社も使っていることは、それぞれに隠さず伝えましょう。

言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。

  • あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
  • 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる

すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。

これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。

こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。

7-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる

登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。

長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。

以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。

  • こういった求人はないか
  • こんな業界は自分でも通るか

自動的に、後回しにされるリスクも

転職エージェントは、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。

その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。

エージェントがシステムで候補者を選ぶ画面

更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。

この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。

7-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない

どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。そういった担当に当たってしまったら利用をやめましょう。

具体的には下記に2つ以上当てはまったら、危険なので、担当を変えてもらうか、そのエージェントの利用を止めましょう。

付き合うべきではない担当者の特徴
  • 業界知識が乏しく、深い話ができない
  • 転職に関して話していても経験を感じられない
  • 希望した条件以外の的外れな求人ばかり紹介してくる
  • あなたの都合を考えずに、応募を強要してくる(営業感が強い)
  • 必要な連絡や手続きが遅い、ミスが目立つ

2つ以上当てはまった場合、下記の方法で担当を変えるか、そのエージェント自体の利用を止めましょう。

担当を変えたい場合

担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。

件名:担当変更のご相談

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。

しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。

つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。

お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。

担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。

各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合

基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。

ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。

件名:退会手続きのお願い

〇〇エージェント 〇〇様

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。

(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。

熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。

お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。

退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。

7-7. 「推薦状を見せてほしい」と伝える

エージェントは応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。

これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。

  • 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
  • 改めて自分のアピールポイントを整理したい

見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、エージェントにとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。

以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。

(参考)ひどい推薦文の例

〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。

コミュニケーション能力が高く、明るい方です。

ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。

7-8. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく

エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。

転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。

転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。

紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。

また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。

こうした話はしすぎないよう注意しましょう。

7-9. 最低限のマナーは守る

エージェントとのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。

こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。

また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。

応募する会社だけでなく、エージェントに対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。

8. 高卒の転職についてよくある質問

最後に、高卒の転職についてよくある以下の質問に回答していきます。

8-1. 高卒の女性におすすめの転職エージェントは?

女性の場合でも、正社員経験のある方なら、以下から年収別に選ぶべきという結論は変わりません。

~400万円 400~
600万円
600万円~
マイナビエージェント
リクルートエージェント
doda
ワークポート
type転職エージェント
LHH転職エージェント

一部、女性特化の転職エージェントもありますが、おすすめしません。

結局上記のような大手エージェントの方が、女性のサポート実績も豊富で、女性向けの求人も多く、女性の転職には強いです。

女性に対応してもらいたければ、登録時に、備考欄に下記を書いておきましょう。

女性ならではのキャリアの相談がしたいため、女性のご担当者様をつけていただけるよう、お願いします。

8-2. 高卒でも大手に転職できる?

高卒でも、従業員数1,000人を超えるような大手に転職は可能です。

実際大手エージェント「doda」のページにある大手企業の求人のうち、3~4割は学歴不問になっています。

しかし、「人気企業ランキング」に名前が載るような大手企業では、高卒だと対象外になることが多いです。

また、以下の業界は、大手はどこも学歴を重視するため、高卒の方は転職が難しいです。

  • 金融
  • 保険
  • コンサルティング

8-3. 高卒でも高収入が狙える仕事はある?

「営業職」や「ITエンジニア」だと、以下の理由で高卒でも高収入が狙いやすいです。

  • 高卒でも未経験で始めやすい
  • 学歴よりも、経験やスキルが重視される

営業職だと、不動産業界などで、成果を上げた分手当がつく実力重視の会社に入れば、学歴関係なく高収入が狙えます。

ITエンジニアは、プログラミングのスキルさえ磨けば、学歴関係なく歓迎されて、次の転職でも有利になります。

一定のスキルを身につけた段階で、より高年収の会社を狙って転職すれば、次々に年収を上げていくことも可能です。

8-4. 高卒の転職にベストなタイミングは?

すでに正社員として働いている方は、時期も含めてまずは転職エージェントに相談してみましょう。

「もう数年今の職場で働いた方が、次の転職で有利になる」のように、すぐの転職が向かない人がいるのも事実です。

転職エージェントでは、こうした時期のアドバイスももらえるため、まずは相談してみましょう。

まだ正社員でない方には、シンプルに求人が増えやすい以下の時期を狙うのがおすすめです。

  • 2~3月:新年度に向けた募集や、年度末の退職者の補充で求人が増える
  • 8~9月:下半期から始まる新しい事業に向けた採用が増える

まとめ

30代高卒におすすめの転職エージェントについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

30代高卒の方は、あなたの現在の年収に合わせて、以下から3社に登録をしましょう。

年収別
おすすめ度
各社の特徴

おすすめ
サイト
~400万円 400~
600万円
600万円~

マイナビエージェント

リクルートエージェント

doda

ワークポート

type転職エージェント

LHH転職エージェント

おすすめ
サイト

マイナビエージェント
新卒領域では最大手なのもあり、20~30代の若手のサポートに特に強い

リクルートエージェント
公開求人数が30万以上と最多の大手で、地方の求人にも強い

doda
リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界No.2

ワークポート
IT・WEB・ゲーム業界に強く、未経験からの転職も得意

type転職エージェント
ITエンジニア、営業職、女性のサポートに強く、主に一都三県が対象

LHH転職エージェント
世界60の国と地域でサービス提供実績のある企業が運営元で、外資系の転職に強い

また、年収600万円以上の方は、以下のようなスカウトサービスにも1社は登録しておきましょう。

当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。

<その他当ページで紹介したサービス>

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