ページの一部でマイナビ等の広告が掲載されています。

みずほ銀行の中途採用の完全ガイド|応募前に知るべき注意点全てがわかる

「みずほ銀行は中途採用してる?」「中途でみずほ銀行に入社するにはどうすればいい?」など、株式会社みずほ銀行(以下、みずほ銀行)の中途採用が気になっていませんか?

みずほ銀行は中途採用を行っていますが、人気企業で転職難易度も高く、十分な対策が必要です。

また、社内からは悪い口コミもあるので、悪い面も理解して転職しないと入社後後悔することになります

このページでは転職エージェントとして数多くの人の転職をサポートしてきた筆者が、みずほ銀行へ中途入社を目指す上で知っておくべき全てのことを以下の流れで解説します。

  1. みずほ銀行の中途採用情報|待遇・求人や申し込み方
  2. 中途入社先としてみずほ銀行はどうなのか
  3. みずほ銀行の行員からの口コミ・内部事情
  4. みずほ銀行はそもそもどんな会社か
  5. みずほ銀行の中途採用に応募する際に絶対知っておくべきこと
  6. みずほ銀行への中途採用で使うべき転職エージェント
  7. みずほ銀行への中途採用で転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと

最後まで読めば、みずほ銀行の中途採用の情報から、中途採用されやすくなるためのコツまでわかり、みずほ銀行への転職で失敗しなくなるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
著者情報を詳しく見る

ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. みずほ銀行の中途採用情報|待遇・求人や申し込み方

みずほ銀行は、みずほフィナンシャルグループ傘下の銀行で、年間通して中途採用も行っています。

ここではみずほ銀行の中途採用について、どんな求人があるか、またどんな人物が求められているかを紹介します。

1-1. 中途採用職種

みずほ銀行の中途採用の職種は以下のみです。

総合職 営業・営業推進、プロダクト、財務経理、データサイエンティスト、リスクマネジメント、マーケティング・ビジネス企画、法務・コンプライアンス、IT・システム、人事、事務・バックオフィス、リサーチ、市場部門、コンサルティング、デザイナー、経営企画、DX・デジタル関連、内部監査

上記のように総合職という枠の中で複数の部門に分かれており、中途採用では全ての部門で幅広く募集を行っています。

具体的に出ていた求人を以下で紹介します。

1-2. 求人情報

過去に「doda」「マイナビエージェント」「JACリクルートメント」といった大手転職エージェントや「キャリア採用サイト」で募集されていた求人情報をご紹介します。

総合職

求人概要 予定年収 勤務地
法人向けキャッシュプロダクトインプリ・カスタマーサポート 800万円~1,400万円 東京都千代田区
※リモート相談可
トランザクションバンキングの提案営業 650万円~850万円 東京都千代田区
※リモート相談可
社債を中心とした金融法制対応・新規ビジネス開発 600万円~1,200万円 東京都千代田区
※リモート相談可
不動産ファイナンス担当(NRL、REITなど) 600万円~1,100万円 東京都千代田区
※リモート相談可
大手日系企業(既存顧客)への財務管理アドバイザリー 1,000万円~1,400万円 東京都千代田区
※リモート相談可
Webデザイナー 600万円~1,200万円 東京都千代田区
※リモート相談可
市場証券関連の事務業務 500万円~1,000万円 大阪府大阪市
※リモート相談可
ファンド・クレジット投資の運用担当者 450万円~1,200万円 東京都千代田区
※リモート相談可

総合職では上記の通り様々なポジションで募集を行っています。

1-3. 採用メッセージ、求められる人物像

みずほ銀行は、採用サイトで以下のメッセージを挙げています。

変わっていく〈みずほ〉だから、変わろうとするあなたに出会いたい。

また、社内インタビューの中で、キャリア入社の方に期待することとを以下のように挙げていました。

  • 〈みずほ〉にはない思考パターン(視座、視点)をバリューとして持ち込める方
  • バリュー(視座・視点)を、サイバー上でも発信できるデジタル人材
  • 金融の経験にこだわらず、社会的なインパクト与えるような仕事を熱意をもって取り組める方
  • 主体的に考え、行動し、自らイノベーションに挑んでいく方
  • 顧客視点で取り組める方

上記の通り、みずほ銀行は変化を起こしていくということを強調していることからも、以下のようなポイントをアピールしましょう。

  • 変化が激しい中でも柔軟に仕事に取り組める人材であること
  • 仕事に熱意を持って取り組んでいける人材であること
  • 自分の頭で考え、行動できる人材であること
  • 顧客視点で仕事に取り組める人材であること

逆に言うと、上記のスキル・性格、実績がない場合、転職は難しく、たとえ入社できてもミスマッチがおき、後悔する可能性がありますから注意しましょう。

1-4. みずほ銀行へはどうやって応募すべきか

みずほ銀行に応募するには、以下の3つの方法がありますが、必ず転職エージェントを使い応募しましょう。

転職エージェントを使うべきなのは、以下の点でみずほ銀行の転職に有利になるからです。

  • インターネット上に出ていない、みずほ銀行の非公開求人に応募できる
  • みずほ銀行の傾向を踏まえた選考対策(面接対策、書類添削)をしてくれる
  • みずほ銀行側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
  • 内定時に給与交渉をしてくれる

ページの後半で、転職エージェントについて詳しく解説をしますが、みずほ銀行に転職したい方が使うべきエージェントは下記の3社です。

上記の3社に登録し、「みずほ銀行に転職したい」と伝え、サポートを受けましょう。

上記エージェントは先ほどみずほ銀行と比較した他社への転職にも強いので、他社に応募する際にも使えます。

2. 中途入社先としてみずほ銀行はどうなのか

中途採用を目指すべき?という方に向け、下記の観点でみずほ銀行を評価していきます。

行員からの評判 ・「待遇」「ワークライフバランス」「キャリア・成長」は人気企業でも平均からやや上位
・「やりがい」「職場の雰囲気」面は人気企業の中では下位
年収 ・業界平均より高いものの、同時に検討される「三井住友銀行」には劣る
中途入社難易度 ・高い(高度なスキルや経験が必須)ので準備が必要

それぞれの観点について解説します。

2-1. みずほ銀行の行員からの評判

口コミサイトをもとに行員からのみずほ銀行の評判をまとめると、下記の通りです。

評価 人気企業内順位
待遇 3.4 142位/300社
ワークライフバランス 3.4 154位/300社
キャリア・成長 3.1 141位/300社
やりがい 3.0 272位/300社
職場の雰囲気 2.9 237位/300社

行員からの口コミ、他の人気企業との比較を簡単にまとめると、以下の通りです。

  • ◎目立たないが、社会へのインパクトが大きい仕事を経験することができる
  • ◎研修や資格取得の支援が充実しており、若いうちに働くことでビジネスパーソンとしての下地ができる
  • ◎有給休暇の取得がしやすく、年に1度は長期休暇を取得する必要がある
  • ◯銀行に在籍している間の年収は高いが、出向・転籍があるので生涯年収は思ったほど伸びない
  • △ほとんどの行員の方は、52歳あたりで関連会社へ転籍・出向となるなど出世競争は激しい
  • △部署や役職によってはハードワークとなることも

行員からの口コミについては「3.みずほ銀行の行員からの口コミ・内部事情」でより深掘りしますから、気になる方は読み進めましょう。

みずほ銀行とあわせて検討される企業との比較

みずほ銀行とあわせて検討されてるのが、以下の企業です。

それぞれの会社の社内からの評価を比較すると、以下の通りになり、最高得点を赤字にしています。

待遇 ワークライフバランス キャリア成長 やりがい 職場の雰囲気
みずほ銀行 3.4 3.4 3.1 3.0 2.9
三菱UFJ銀行. 3.5 3.6 3.2 3.4 3.1
三井住友銀行. 3.7 3.4 3.5 3.4 3.4

上記の通り、メガバンクの中では全体的なスコアが低めです。

私が転職エージェントとして聞いた実際の行員の声

私が転職エージェントとして働く中でも、元行員の方から、以下のようなコメントをよく聞きます。

  • 目立ちにくいが、日本経済や社会のためになる仕事をしている実感がある
  • 研修などが手厚く、社会人としての基礎スキルが身についている実感がある

ただ、「メガバンクの中では給与が劣る」「将来的な出向のリスクやノルマ達成へのストレスがある」「銀行業界が斜陽と感じる中で、身につけたスキルが他業種で通用するものだと感じない」という不満を持つ方もいます。

過去にサポートした中でも、「給与を上げたい」「ノルマや出世競争などのストレスを避けたい」「銀行以外で通用するスキルを身につけたい」などの理由で転職を希望される方もいたため、この点には注意しましょう。

2-2.みずほ銀行の平均年収

みずほ銀行の正行員の平均年収は、811万円です。

ただ、一緒に検討される企業と比較すると下記の通りで、同じ大手メガバンクと比べると平均的です。

平均年収 平均年齢 平均勤続年数 待遇の口コミ評価
みずほ銀行 811万円 39.9歳 15.7年 3.4
三菱UFJ銀行. 812万円 39.6歳 15.7年 3.5
三井住友銀行. 864万円 40歳3ヶ月 16年10ヶ月 3.7

※各社最新のIR情報・就職情報サイト・口コミサイトを参考に作成

とにかく高い年収を求める方は、「三井住友銀行」といった同業他社も検討しましょう。

年齢別の給与水準

口コミサイトを元に集計すると、みずほ銀行の年齢別の給与の平均値は以下の水準です。

25歳 400万円~450万円
30歳 650万円~700万円
35歳 850万円~850万円
40歳 1,000万円~1,050万円
45歳 1,100万円~1,150万円
50歳 1,100万円~1,150万円

役職、残業時間によっても左右されますが、平均すると、上記の水準になります。

2-3. みずほ銀行の中途採用難易度

みずほ銀行への転職難易度は「高い(高度なスキルや経験が必須)」です。

中途採用を積極的に行っていて、高い知名度などから、転職人気企業ランキング上位の常連で、高い倍率を勝ち抜かなければいけません。

そのため、以下を徹底しないと合格は難しいでしょう。

  • 自分の経験、スキルに合ったポジションに応募する
  • 求める人物像を理解し、活躍できる人材であることをアピールする

3. みずほ銀行の行員からの口コミ・内部事情

改めて、みずほ銀行行員からの口コミ、他の人気企業との比較をすると以下の通りです。

評価 人気企業内順位
待遇 3.4 142位/300社
ワークライフバランス 3.4 154位/300社
キャリア・成長 3.1 141位/300社
やりがい 3.0 272位/300社
職場の雰囲気 2.9 237位/300社

この章ではそれぞれの項目でどんな口コミがあったかを、内部事情を合わせて解説します。

端的にまとめると下記のメリット・デメリットがあるといえます。

  • ◎目立たないが、社会へのインパクトが大きい仕事を経験することができる
  • ◎研修や資格取得の支援が充実しており、若いうちに働くことでビジネスパーソンとしての下地ができる
  • ◎有給休暇の取得がしやすく、年に1度は長期休暇を取得する必要がある
  • ◯銀行に在籍している間の年収は高いが、出向・転籍があるので生涯年収は思ったほど伸びない
  • △ほとんどの行員の方は、52歳あたりで関連会社へ転籍・出向となるなど出世競争は激しい
  • △部署や役職によってはハードワークとなることも

3-1. 待遇に関する口コミ

  • 他のメガバンクには劣るが、業界内では高い水準なのであまり不満はないという人が多い
  • 住宅関連の福利厚生が充実しているので、額面以上の生活ができる
  • 52歳あたりで出向・転籍となることが多いので、生涯年収は思ったより伸びない
  • 2024年度から人事制度の変更によって、個人の評価がボーナスに反映されやすい形となる予定
  • 職種は総合職一本となっているが、元々一般職として入行した方からは給与が追いついていないという声も

待遇に関する評価は人気企業300社の中でも平均からやや上位となっています。

特に多い口コミは、他のメガバンクと比較すると劣るものの、業界の中でも年収は高い方なので大きな不満とはなっていないというものです。

また、寮や社宅といった福利厚生も手厚いので、額面以上の生活ができていると話す方が多いです。

ただし、ほとんどの方が52歳あたりで出向・転籍の対象となってしまうので、生涯年収は思ったより伸びないという声も多いです。

等級ごとに年収レンジが決まっており、若手の間の伸びは緩やかですが、調査役まで昇格すると年収1,000万円に到達します。

昇格は年功序列の色が強いものの、2024年度から人事制度の変更によってボーナス面で個人の評価が反映されやすくなるとの説明があるので、期待している方も多いです。

このほか、一般職が廃止され、総合職に統合されましたが、元々の給与差が埋まっているわけではないと不満を持つ方もいました。

参考:役職別の年収目安

みずほ銀行の役職別の年収の目安は、それぞれ下記の通りとなっています。

役職目安 みずほ銀行内での等級目安 年収目安
一般行員(新入行員~3年目あたり) アソシエイト 400万円~450万円
一般行員 アソシエイト 650万円~700万円
一般行員 リーダー 900万円~950万円
調査役、部長代理 リーダー 1,050万円~1,100万円
調査役、上席部長代理 マネジメント 1,400万円~1,450万円
参事、上席部長代理 エグゼクティブ 1,650万円~1,700万円
次長 エグゼクティブ 1,750万円~1,800万円
部長 エグゼクティブ 2,050万円~2,100万円
監査等委員以外の取締役 4,050万円
監査等委員である取締役 1,350万円

3-2. ワークライフバランスに関する口コミ

  • 配属先によってバラツキがあるが、ワークライフバランスは良くなっていっている
  • 有給休暇の取得がしやすい
  • 長時間の残業を抑制しようという動きがあり、月間45時間以上を超えることは基本的にない
  • 一部の部署や役職はハードワークとなる
  • 若手行員の間は、業務外でも資格勉強に充てる方が多い
  • 支店によっては地域の行事に参加しないといけない場合も

ワークライフバランスに関する評価は人気企業300社の中でも平均的です。

特に多い口コミは、支店によってバラツキがあるものの、ワークライフバランスは近年良くなっているというものです。

有給休暇の取得率70%以上をグループ全体で掲げていることもあり、有給休暇の取得はしやすく、むしろ上司から促されると話す方もいます。

残業時間も抑制しようという動きがあるので、基本的には月に45時間以上は超えないように調整されています。

ただ、以下のような部署や役職などの場合は、下記のようにワークライフバランスが悪いと感じる方もいました。

  • 法人営業:支店や担当によっては業務量が多いため、退勤時間が21時を過ぎることもある
  • 海外案件などのある本店の一部の部署:基本的にハードワークな傾向があり、深夜まで働くことも珍しくない
  • 管理職:スタッフのワークライフバランスが改善された結果、皺寄せがきて忙しいと答える方が多数いる
  • 若手行員:業務や昇格に必須の資格があるので、早く上がれても勉強をしないといけない

銀行全体の残業時間の平均は29時間ですが、部署・役職によってはハードワークが必要です。

この他、支店によっては地域の行事に参加したりする必要があるという声もあります。

3-3. 成長・キャリアアップに関する口コミ

  • 研修などが手厚いため、社会人としての基本的なスキルが身につきやすい
  • 資格勉強などのインプットに充てる時間が多く、金融機関で働くための知識を一通り身につけることができる
  • 配属初期は雑用の仕事も多いが、若手のうちから裁量権のある仕事が任せられる
  • 異動が数年おきにあるなど、ゼネラリストとしてのキャリア形成が一般的

成長・キャリアアップに関する評価は人気企業300社の中でも平均からやや下位となっています。

特に多い口コミは、研修や指導が手厚いので、社会人としての基本的にスキルが身についたというものです。

若手のうちは、資格取得に迫られ勉強をせざるを得ない状況となるため、財務諸表の分析といった金融機関で働く上で基本的な知識が身についたという方も多いです。

雑用などの下積みも多いものの、比較的若手のうちから裁量権を持って働けると話す方も多く、若いうちから中小企業の社長などを顧客に持つなど良い経験が積めたと話す方もいました。

ただ、数年おきの異動があり、ゼネラリストとしてのキャリア形成が一般的です。

なお、社内公募制度もあり、一定の配慮はされますが、本部の部署への異動は枠が狭いため、叶いにくい傾向があります。

3-4. やりがいに関する口コミ

  • 目立たないが、社会の発展に貢献できているという実感が持てる
  • 大手銀行の看板を背負うためプレッシャーはあるが、やりがいを持って仕事に取り組める
  • 若手のうちから中小企業の社長などを顧客に持つことができるので、目線が上がったという声も
  • 社内の承認プロセスなどが複雑なので、煩わしさの方が勝るという方もいる
  • ルーティーンワークとなる仕事もあるので、つまらないという方も

やりがいに関する評価は人気企業300社の中でも下位となっています。

特に多い口コミは、表立った活躍はないが、社会や事業会社の発展のためになっている実感があるというものです。

会社の看板を背負っているため、プレッシャーがある分、やりがいを感じるという方もいます。

また、法人営業の場合、若手のうちから中小企業の社長や意思決定者に近い方々と仕事をすることになるので、提案までの過程は大変だったが自信になったと話す方もいます。

ただし、社内資料が紙媒体がまだ多かったり、決済までの細かなプロセスがあることを、煩わしいと感じる方もいます。

この他、業務内容そのものはルーティーンワークとなりがちなので、やりがいを持てないという声もあります。

3-5. 職場の雰囲気・人間関係に関する口コミ

  • 大手金融機関ということもあって、縦割り型の堅い組織という口コミが多い
  • 根回しや調整などに割く時間が多い
  • 3社による合併で生まれた銀行なので、シニア層では出身母体による派閥がある
  • システム障害以降は、企業風土を変えようという動きがある

職場の雰囲気・人間関係に関する評価は人気企業300社の中でも下位となっています。

特に多い口コミは、配属先によって異なるものの、金融機関ということもあり、縦割りで堅い組織というものです。

また、大手金融機関ということもあり、根回しや調整などに割く時間は多い傾向です。

そして、3行が合併して生まれた経緯もあり、シニア層では特に出身の銀行による派閥があるとする方が多いです。

また、大規模なシステム障害が起こって以降は、企業風土を変えようという動きが強くなったという声もあります。

参考:みずほ銀行から転職で出ていく人の事情やキャリア

みずほ銀行は、安定した雇用体系、高い報酬などから人気の企業です。

しかし、業務のストレスが多く合わない、出世競争が激しく、一握りを除いて出向・転籍の対象となっているので最後まで行員として働くイメージが持てないといった理由で転職を検討されています。

また、システム系の部門では、大規模なシステム障害で大きなストレスを受けたといった理由で退職を検討される方もいました。

入行する行員のポテンシャルの高さから、幅広い業界へ転職されており、転職先は総合コンサルティングファームをはじめとした一部の外資系企業や人材系企業、FAS(Financial Advisory Services)など多種多様です。

4. みずほ銀行はそもそもどんな会社か

引用:Google Maps

みずほ銀行は、みずほフィナンシャルグループの大手都市銀行です。

個人・法人問わず、様々な金融サービスを国内外で提供しています。

会社ホームページ:https://www.mizuhobank.co.jp/

4-1. 会社概要

社名 株式会社みずほ銀行
設立 2013年7月1日
代表者 加藤 勝彦
従業員数 24,652人(2023年3月31日現在)
本社所在地 大手町本部:東京都千代田区大手町1丁目5番5号
丸の内本部:東京都千代田区丸の内1丁目3番3号
事業内容 預金業務、貸出業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務、社債受託および登録業務、付帯業務

4-2. 事業内容

みずほ銀行は、関連会社なども通じて以下の事業領域を持っています。

事業内容
預金業務 預金、譲渡性預金
貸出業務 貸付、手形の割引
商品有価証券売買業務 国債等公共債の売買業務
有価証券投資業務 預金の支払準備および資産運用のため、国債、地方債、社債、株式およびその他の証券に投資
内国為替業務 送金為替、当座振込および代金取立等
外国為替業務 輸出、輸入および外国送金その他外国為替に関する各種業務
社債受託および登録業務 担保付社債信託法による社債の受託業務、社債の管理の受託業務、公共債の募集の受託業務、公共債の登録業務等
附帯業務 代理業務、日本銀行代理店、同歳入代理店および同国債代理店業務ならびに地方公共団体の公金取扱業務など

メガバンクということもあり、国内の個人・法人向けのサービスをはじめ、海外でも金融サービスを提供しています。

4-3. トップメッセージ

画像引用元:みずほ銀行

前年に私は「〈みずほ〉の変化を実現するために、役員・社員の皆さんに任せます」とお話ししました。

以降、役員や社員を信頼し、権限譲渡や内向きの資料作成などの業務をなくすことを率先することで、よりお客様のために時間・頭を使う風土へと変わりつつあることを実感しています。

みずほ銀行は、グループの中で最大のお客様との接点を持っています。

お客様とのリレーションの要となり、〈みずほ〉の強みである様々な機能と繋ぎ合わせ、お客様の付加価値の最大化を牽引します。

「金利ある世界」への回帰など、様々な変化が起こる中で、お客様のニーズに応える商品やソリューションの創出を磨きあげて行きたいと思います。

また、グループの中で最大の実務の担い手である我々は、安定的な業務運営の継続と、業務改革を牽引していきます。

今後とも、役員・社員一人ひとりがプロフェッショナルとして成長し、お客様へ付加価値の高いサービスの提供や安定的な運営ができるよう、創意工夫を行なっていきます。

みずほ銀行は挑戦し、自走する組織に成長していきます。

4-4. 今後の事業展開

親会社であるみずほフィナンシャルグループは、2023年から計画している中期経営計画の基本方針を

お客さま、社会の課題に対し、様々な挑戦をつなぎ、新たな解を創造する3年間

としており、ビジネス面での注力事項を以下の5つとしています。

  • 「資産所得倍増」に向けた挑戦
  • 顧客利便性の徹底追求
  • 日本企業の競争力強化
  • サステナビリティ&イノベーション
  • グローバルCIB(コーポレート&インベストメントバンキング)ビジネス

2024年から始まった新型NISAを起爆剤とした、グループ全体でのコンサルティング力を活かし、顧客の資産拡大やさらなる顧客基盤の拡大などに努めます。

また、経営基盤の強化として以下の5つにも取り組みます。

  • 企業風土の変革
  • 人的資本の強化
  • DX推進力の強化
  • IT改革の推進
  • 安定的な業務運営

2024年4月からは、新たな人事施策「かなで」の運用を開始し、従来の制度からより行員一人ひとりの貢献を待遇に反映させる制度にしています。

上記の通り、従来のビジネスモデルや経営基盤からの変化を行なっている過渡期と言えます。

大手金融機関ということもあり、チームプレーは大前提ですが、個人の目標達成に責任感を持って取り組める方に合った企業です。

4-5. みずほフィナンシャルグループについて

みずほ銀行は、2002年に以下3行が合併して誕生した銀行で、みずほフィナンシャルグループの子会社です。

  • 富士銀行
  • 第一勧業銀行
  • 日本興業銀行

みずほフィナンシャルグループの主要会社は以下のようなものが挙げられます。

会社名 主な事業領域
株式会社みずほ銀行 銀行業務
みずほ信託銀行株式会社 信託業務、銀行業務
みずほ証券株式会社 証券業務
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 情報処理サービス業務、シンクタンク・コンサルティング業務

ただ、中途採用は積極的に行なっておらず、非常に狭き門です。

採用ページでもみずほフィナンシャルグループという、単体としての募集ページはないため、経歴を送りうまくフィットすればチャンスがあるかもしれない、という程度です。

親会社である、「みずほフィナンシャルグループ」への転職を希望する場合は、ハイクラスな求人が集まる下記エージェントに相談しましょう。

5. みずほ銀行の中途採用に応募する際に絶対知っておくべきこと

みずほ銀行へ転職する際に重要なことは、自分で申し込まず、「転職エージェント」を使い応募することです。

転職エージェントとは、登録をすると完全無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことを指します。

使うべきなのは、下記の4つの理由でみずほ銀行への転職に有利になるからです。

  • みずほ銀行の非公開求人に応募できる
  • みずほ銀行の傾向を踏まえた選考対策をしてくれる
  • みずほ銀行側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
  • 内定時に給与交渉をしてくれる

4つの理由を1つずつ解説します。

5-1. みずほ銀行の非公開求人に応募できる

転職エージェントは、企業の採用ページや求人情報サイトに乗っていない非公開の求人を複数持っていて、みずほ銀行の非公開求人を持っている可能性もあります。

非公開の求人になるのは、一般的に下記のような求人で、総じて「働く上で好条件の求人」が多いです。

  • 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう
  • 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない
  • 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人

また、求人を持っていなくても、あなたの希望とスキルが合えば、転職エージェントが企業に営業してくれるケースもあります。

みずほ銀行に行きたい場合は、転職エージェントに相談することで、求人の選択肢を大きく増やせますから、自分で探さず、必ず転職エージェントに相談しましょう。

5-2. みずほ銀行の傾向を踏まえた選考対策をしてくれる

大手転職エージェントだと、みずほ銀行や同業他社に複数の転職希望者を転職させているため、選考を突破するノウハウが溜まっていて、それを元にサポートをしてくれます。

過去の面接の傾向を踏まえ、模擬面接をしてくれたり、書類や面接で何をアピールすべきかを一緒に考えてくれます。

さらに面接前には、面接官の肩書きや、特に重視される点を教えてくれることもあるので、転職エージェントを使っていない人よりも面接を有利に進められます。

5-3.みずほ銀行側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる

転職エージェントは、人事担当者ともやりとりをしていて、面接や書類では伝わらないあなたの魅力をアピールしてくれます。

企業としては、よくわからない人物よりも、転職エージェントのお墨付きのある人の方が安心して採用できるので、転職エージェント経由だとそれだけで選考に有利になることも多いです。

腕のいいエージェントが担当の場合、面接に失敗しても、エージェントがプッシュしてくれ、結果が覆るということもよくあります。

5-4. 内定時に給与交渉をしてくれる

内定した後も、企業とのやりとりは転職エージェントが間に入ってくれます。

給与交渉などの言いにくいことも転職エージェント経由で相談でき、交渉もしてもらえるので、エージェント経由の方がより良い条件で転職しやすいです。

以上の4つの理由で、みずほ銀行やその他企業に転職する際は、必ず転職エージェントを使うようにしましょう。

6. みずほ銀行への中途採用で使うべき転職エージェント

みずほ銀行の転職を目指す際に使うべきエージェントは下記の3つです。

この3つに登録し、みずほ銀行やその他希望する企業に転職したいと相談しましょう。

これらを選んだ理由は下記3つです。

  • 大手で求人数も多く、みずほ銀行の求人も持っている可能性が高い
  • みずほ銀行への転職を有利にするためのノウハウを持っている
  • 提案力・交渉力が高く、転職の強い味方になってくれる

一つずつ解説していきます。

6-1. doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、業界トップクラスの実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。

大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。

過去のサポート実績から社内にデータやノウハウが蓄積されているだけでなく、企業とのパイプも強いので、みずほ銀行などの人気企業に行きたい場合は必ず相談すべきです。

doda公式ページ:https://doda.jp/

6-2. マイナビエージェント

マイナビエージェント

マイナビエージェント」は、マイナビが運営する、近年急速に力をつけてきた転職エージェントです。

新卒で多くの学生が使っている「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、30代までの方は積極的に使いましょう。

サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。

マイナビエージェント公式ページ:https://mynavi-agent.jp/

6-3. JACリクルートメント

JACリクルートメント

JACリクルートメント」は、ハイクラス専門の転職エージェントです。

ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いです。

みずほ銀行への転職を目指す方の中でも年収800万円を超えるポジションを狙う方は、JACも使うことで、より高待遇な求人が見つかるでしょう。

ただし、ハイクラスな人材でないと判断されると十分なサポートを受けられませんので注意しましょう。

JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/

7. みずほ銀行への中途採用で転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと

ここでは、おすすめした転職エージェントを、最大限活用するためにすべき以下9つのポイントを紹介していきます。

  • 最初の申し込みを丁寧に行う
  • 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
  • 経歴・スキルに嘘はつかない
  • 複数のエージェントを使っていることは隠さない
  • 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
  • 担当者が使えないと判断したら付き合わない
  • 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
  • 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
  • 最低限のマナーは守る

7-1. 最初の申し込みを丁寧に行う

優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。

入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。

下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。

  • 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
  • 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
  • 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く

7-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく

最初の面談でも、エージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。

エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。

以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。

  • 転職予定がかなり先
  • そもそも転職への意欲が低い

すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。

7-3. 経歴・スキルに嘘はつかない

求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。

転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。

いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。

やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。

7-4. 複数のエージェントを使ってることは隠さない

転職エージェントを複数使う場合、他社も使っていることは、それぞれに隠さず伝えましょう。

言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。

  • あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
  • 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる

すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。

これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。

こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。

7-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる

登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。

長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。

以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。

  • こういった求人はないか
  • こんな業界は自分でも通るか

自動的に、後回しにされるリスクも

転職エージェントは、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。

その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。

エージェントがシステムで候補者を選ぶ画面

更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。

この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。

7-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない

どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。そういった担当に当たってしまったら利用をやめましょう。

具体的には下記に2つ以上当てはまったら、危険なので、担当を変えてもらうか、そのエージェントの利用を止めましょう。

付き合うべきではない担当者の特徴
  • 業界知識が乏しく、深い話ができない
  • 転職に関して話していても経験を感じられない
  • 希望した条件以外の的外れな求人ばかり紹介してくる
  • あなたの都合を考えずに、応募を強要してくる(営業感が強い)
  • 必要な連絡や手続きが遅い、ミスが目立つ

2つ以上当てはまった場合、下記の方法で担当を変えるか、そのエージェント自体の利用を止めましょう。

担当を変えたい場合

担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。

件名:担当変更のご相談

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。

しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。

つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。

お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。

担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。

各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合

基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば、連絡を無視すれば、問題ありません。

ただ、連絡がしつこく来る場合は、退会の手続きをしましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。

件名:退会手続きのお願い

〇〇エージェント 〇〇様

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。

(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。

熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。

お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。

退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。

7-7. 「推薦状を見せてほしい」と伝える

エージェントは応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。

これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。

  • 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
  • 改めて自分のアピールポイントを整理したい

見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、エージェントにとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。

以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。

(参考)ひどい推薦文の例

〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。

コミュニケーション能力が高く、明るい方です。

ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。

7-8. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく

エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。

先ほども紹介した通り、転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。

転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。

紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。

また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。

こうした話はしすぎないよう注意しましょう。

7-9. 最低限のマナーは守る

エージェントとのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。

こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。

また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。

応募する会社だけでなく、エージェントに対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。

8. まとめ

みずほ銀行の中途採用について、採用情報から、注意点、転職のコツまで紹介してきましたがいかがでしたか?

みずほ銀行は、中途採用を行っており、転職先としても人気企業です。

人気企業の中でも特に待遇や成長・キャリアアップ面で満足している口コミが複数ありますが、職場の雰囲気面などで一部不満の声も出ていることに注意しましょう。

またみずほ銀行への中途入社を目指す方も、転職難易度が高いことには注意が必要です。自分一人で動かずに、下記の転職エージェントに相談し、サポートを受けましょう。

あなたの転職がうまくいくことを心から祈っています。

(参考)みずほ銀行および、一緒に検討される企業の平均年収、年齢、勤続年数データの参照元

みずほ銀行 第22期「有価証券報告書
三菱UFJ銀行 第19期「有価証券報告書
三井住友銀行 第21期「有価証券報告書