レバテックキャリアの悪い評判4選と利用前に知っておくべき全知識
「レバテックキャリアは使っても大丈夫?」、「悪い評判を聞いて使うのか不安」など、レバテックキャリアの悪い評判が気になっていませんか?
レバテックキャリアには、使ったことを後悔するような悪い評判があるのは事実で、利用には注意点があります。
このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、レバテックキャリアの悪い評判について、以下の流れで解説していきます。
- レバテックキャリアの悪い評判4選
- レバテックキャリアは使うべきでない?良い評判も検証
- レバテックキャリアはこんな人におすすめ
- レバテックキャリアを使う際の3つの注意点
- レバテックキャリアを最大限活用するためにすべきこと
- レバテックキャリアについてよくある質問
このページを読めば、レバテックキャリアにはどんな悪い評判があり、使うべきでないのか、利用の注意点は何かが全てわかり、転職エージェントで失敗することがなくなるでしょう。
著者:I.J(現役転職エージェント)
1. レバテックキャリアの悪い評判4選
「レバテックキャリア」は、ITエンジニアやWEB業界の転職に人気の大手転職エージェントですが、以下のように悪い評判もあるのが事実です。
- 紹介される求人が少なかった
- 希望と違う求人をすすめられた
- 担当者の対応が悪かった
- サポートを断られた
まずはそれぞれの内容や、本当にそうなのかを、まとめて解説してきます。
悪い評判1. 紹介される求人が少なかった
レバテックキャリアに登録すると、あなたの希望を聞き取った上で、求人紹介が受けられます。
これついて、上記のように、求人の数が少なかったという声が確認できました。
紹介が少ないのは本当?
レバテックキャリアは、リクルートのような万人向けのエージェントではなく、エンジニアやデザイナー経験者の転職に特化しています。
そのため、これらの職種の経験が浅い方など、人によっては紹介が少なくなることもありえます。
また、「転職の見込みが少ない=お金にならない」と判断されて、対応の優先度を下げられ、紹介が減る場合もあります。
転職エージェントは、あなたが転職することで、企業から紹介料がもらえるビジネスで、この点はレバテックキャリアも変わりません。
売り上げ重視の担当者だと、転職が早く決まりそうな人に積極的になる一方、以下のように、そうでない人には手抜きの対応をすることがあります。
- 職歴やスキルの面で転職が難しい
- 転職意欲が低そう
悪い評判2. 的外れな求人紹介をされた
転職エージェントでは、希望の条件を伝えた上で、それに合った求人紹介が受けられます。
しかしレバテックキャリアでは、上記のように伝えた希望と違う求人がをすすめられたという声が確認できました。
希望と違う求人紹介があるのは本当?
どの転職エージェントでも一定数こうした紹介をする担当はいて、レバテックキャリアでも実際こうした目に遭う場合はあります。
紹介が的外れになる場合は、担当者があなたの希望よりも内定の出やすさを優先して求人紹介をしている可能性が高いです。
内定の出やすい求人とは、不人気ですぐに人が辞める求人のことですが、簡単に決まるため、担当者には売り上げにつながりやすいメリットがあります。
悪い評判3. 担当者の対応が悪かった
上記のように、レバテックキャリアの担当者の印象や、対応が悪かったと感じる人の声が複数確認できました。
担当者がイマイチなのは本当?
口コミがある以上、一部こうした担当がいるのは確かですが、これはどの転職エージェントも変わりません。
転職エージェントは、同じ業者でも担当者によって経験や能力が違い、以下の対応は全く変わります。
- あなたの希望を理解した上で、合った求人を紹介してくれるか
- 業界知識をもとに、いいアドバイスをしてくれるか
- ミスなく必要な連絡や手続きをしてくれるか
そのため、このようにハズレの担当者にあたって、一部不満を持つ人もいます。
レバテックキャリアでは申し出れば担当変更もできるため、対応が気に入らない、合わないと感じたら、遠慮なく変更しましょう。
悪い評判4. サポートを断られた
独学でも無くスクールに通って将来的に就職したいからと登録しただけなのに何故そのような事を言われなければいけないのでしょうか?知り合いには既に注意喚起しました。登録するだけ時間の無駄です。
レバテックキャリアに登録したものの、上記のように求人がないという理由で、サポートを断られたという評判が複数見られました。
サポートを断られるのは本当?
レバテックキャリアは万人向けのエージェントではなく、エンジニアやデザイナー経験者のサポートに力を入れています。
そのため、IT・WEB業界志望でも、まだ経験がなかったり、経歴やスキルによっては、サポートが受けられない場合があるのも事実です。
さらに、9割以上の求人が「東京・神奈川・大阪・愛知・福岡」に集中していて、地方で求人を探す方も断られやすいです。
また、これは他の大手転職エージェントも変わりませんが、以下のような経歴の方も断られやすいです。
- 短期間で転職を繰り返している
- 一年以上など、経歴に長い空白期間がある
- 正社員経験がない
2. レバテックキャリアは使うべきでない?良い評判も検証
以上の悪い評判がある一方、レバテックキャリアには以下の良い評判もあります。
- IT・WEB業界の大手・優良企業の求人が豊富
- 業界に詳しい担当が、マッチした求人だけ紹介してくれる
- 早く内定が決まりやすい
それぞれ実際の口コミとともに解説していきます。
良い評判1. IT・WEB業界の大手・優良企業の求人が豊富
「レバテックキャリア」を利用した方からは、「IT、WEB業界の大手・優良企業の求人が紹介してもらえた」という声が非常に多いです。
実際にレバテックキャリアは、以下の転職に特化したサービスで、これらの大手・優良企業の求人を豊富に持っています。
- IT業界
プログラマー、SE、プロジェクトマネージャーなどエンジニア全般 - WEB業界
WEBデザイナー、UI・UXデザイナー、WEBディレクターなど
これらの業界への転職を目指す方には、レバテックキャリアは利用必須と言って間違いありません。
最大手で、企業にも真っ先に頼られる存在なのは確か
レバテックキャリアは、IT・WEB業界特化の転職エージェントの中では最大手で、業界の中でも知名度は高いです。
エンジニアやデザイナーを採用したい企業にも真っ先に頼られる存在で、業界の大手・優良企業の求人も集まりやすいのは確かです。
また、サポート対象を経験者に絞っていて、企業にとって効率よく即戦力の人材が見つけられるサービスとして、独自のポジションを確立しています。
未経験の利用者も多い他の大手エージェントよりも優先して使う企業も多く、レバテックキャリアにしかない独自の求人も多いです。
良い評判2.業界に詳しい担当が、マッチした求人だけ紹介してくれる
的外れだったという声がある一方で、「レバテックキャリア」では、以下のようにむしろ「いい求人だけを紹介してもらえた」という声も多くあります。
よくある転職エージェントのミスマッチな求人紹介は、担当が求職者の仕事自体をあまり理解できていない時に起こりやすいです。
しかし、レバテックキャリアは業界特化のサービスで、エンジニア経験者など、業界に詳しい担当者がつくので、一般的な大手と比べるとミスマッチは少ないです。
2人の担当のタッグが、正確なマッチングにつながっている
レバテックキャリアには、以下2人の担当があなたをサポートする体制があります。
- 業界に詳しいあなたの担当:直接相談にのってくれる、IT・WEB業界に詳しい担当
- 企業担当:企業の情報収集に特化し、リアルな内情を知りつくした担当
まず、エンジニア経験者などの業界に詳しい担当者が、あなたの希望条件を丁寧に聞き取ります。
希望条件をもとに紹介する企業を選びますが、それは企業とのやりとりに特化し、内情を知り尽くした企業担当が行います。
企業担当は、年間で7,000回以上企業を訪問し、現場の職員に実施中のプロジェクトについて密に聞き取りを行なっていて、正確にマッチした求人を選ぶことができます。
このように業界に詳しい担当2人のタッグが、正確な求人紹介を実現しています。
良い評判3.早く内定が決まりやすい
転職活動は3ヶ月はかかることが多いですが、「レバテックキャリア」では、1ヶ月以内など早く決まったという利用者の声が多いです。
思ったよりハイペースに物事が進むので若干大変な気持ちもありましたが、その結果として中途半端に終わらず妥協もせずに済んだので最終的にはいい結果に繋がったと思います。
実際にレバテックキャリアでは、面談後に最初に提案された求人で90%の方が内定を決めていて、スムーズに決めている方が多いです。
ITエンジニアやWEB業界の経験者で、なるべく時間をかけずに早く決めたい方には、レバテックキャリアがおすすめです。
現場を知り尽くした担当のアドバイスが、内定につながりやすい
レバテックキャリアは、IT・WEB業界の企業の内部情報については他のエージェント以上に精通しています。
書類や面接で、「何をアピールすれば現場の採用担当に刺さるか」を熟知していて、深いアドバイスがスムーズな内定に繋がっている可能性が高いです。
正社員の転職のみを扱うエージェントが多い中、レバテックでは、他にも以下のようにエンジニア向けのサービスを複数運営しています。
- フリーランス向けの「レバテックフリーランス」
- 新卒向けの「レバテックルーキー」
これらの運営も通じて、開発現場の情報収集は他のエージェント以上に行なっていて、リアルな現場情報にはどこよりも詳しいです。
レバテックキャリアは大手で担当のハズレは少ない
「レバテックキャリア」の悪い評判は、一部のハズレの担当に当たった場合のものがほとんどですが、実際にはこうしたケースはごく一部です。
レバテックキャリアは10年以上の運営実績があり、IT特化のエージェントとしては最大手で、担当者のハズレは少ないです。
業界経験者としての体感ですが、設立まもない中小エージェントだと4~5割がハズレなのに対し、レバテックのような大手は共通して1割程度と、ハズレが少ない印象です。
大手の方が、中小に比べてハズレの担当者が少なくなる理由としては、以下があげられます。
- 大手エージェントには、基本優秀な人しか採用されない
- 気軽に担当変更ができる窓口がある
理由1. 大手エージェントには、基本優秀な人しか採用されない
まず、大手エージェントは就職先としての人気が高いこともあり、採用のハードルが高く、常識的で優秀な人間しか基本採用されません。
新設のエージェントは会社自体も小さく、不人気で採用のハードルも低いことから、どうしても人材の質は大手より悪くなります。
理由2. 気軽に担当変更ができる窓口がある
レバテックキャリアのような大手エージェントは、公式の問い合わせ窓口から、担当者を通さず簡単に担当変更が申請できます。
変更ばかりされていては実績も上げられず、社内の評価も下がるため、大手の担当はこれを恐れて対応を良くします。
中小エージェントでは、「問い合わせ窓口は担当へのメールか電話のみ」のように、気軽に変更できる窓口がないケースもあり、やりたい放題になる担当が多くなりがちです。
レバテックキャリアでは、公式の「問い合わせフォーム」から、担当者を通さずに担当変更の申請ができます。
危険な裏事情:近年ひどい転職エージェントが急増している
下記は厚生労働省の出す転職エージェントなどの職業紹介事業所の数の推移ですが、転職エージェントは、5年間で約1万社も急増しました。
引用:厚生労働省ホームページ
これには、資格さえあれば、インターネットを使って簡単にエージェント業を始められるようになった背景があります。
設立まもない中小エージェントは、優良企業とのコネもなく、常に出回っているようなブラック求人しか持っていないケースが多いです。
また、こうした新設の中小エージェントには、以下のようなひどい担当者が多い特徴もあります。
- 自分や会社の実績作りに必死で、しつこく急かしたり嫌な対応をする
- 手持ちの少ない求人から内定を出そうと、希望と違う求人も押し付けてくる
こうしたエージェントと比べると、レバテックキャリアは担当のハズレが少なく、むしろ積極的に使うべきエージェントと言えます。
3. レバテックキャリアはこんな人におすすめ
悪い評判はあるものの、ここまでを踏まえると、「レバテックキャリア」は、ITエンジニア・WEB業界の経験者の方は必ず使うべき転職エージェントと言えます。
IT・WEB業界の大手・優良企業の求人が豊富で、この業界出身の方は使っておいて損はありません。
開発現場の生の情報にはどこよりも詳しいので、正確に自分のスキルにマッチした仕事を探すなら、必ず使っておくべきエージェントです。
レバテックキャリア公式
他の大手とレバテックキャリアの違い
同じくIT・WEB業界の転職に強く、優良企業とのパイプ強い大手エージェント6社とレバテックキャリアを比較したのが以下の表です。
「レバテックキャリア」は、大手の中でもエリアが限られますが、IT・WEB業界に特化していて経験者向けの求人に強い特徴があります。
ITエンジニアの求人 | WEB関連の求人 | 対応業界 | 対応エリア | |
レバテックキャリア | ★★★★☆ 経験者向けが充実 |
★★★★☆ 経験者向けが充実 |
IT・WEBのみ | 首都圏、関西、 愛知、福岡 |
リクルート エージェント |
★★★★★ かなり多い |
★★★★★ かなり多い |
ほぼ全業界 | 全国 |
doda | ★★★★★ かなり多い |
★★★★★ かなり多い |
ほぼ全業界 |
全国 |
マイナビIT エージェント |
★★★★☆ 経験者向けが充実 |
★★★★☆ 経験者向けが充実 |
ほぼ全業界 | 全国 |
ワークポート | ★★★★☆ 未経験者向けが充実 |
★★★★★ かなり多い |
ほぼ全業界 |
全国 |
type 転職エージェント |
★★★☆☆ 普通 |
★★★☆☆ 普通 |
ほぼ全業界 | 一都三県 |
Geekly | ★★★☆☆ 普通 |
★★★☆☆ 普通 |
IT・WEBのみ | 東京23区 |
この中で、レバテックキャリアと同じく、エンジニアやWEB業界の経験者の転職に強いエージェントとしては、以下があげられます。
- リクルートエージェント:業界No.1の求人数
- doda:業界No.2の求人数
- マイナビITエージェント:20~30代は登録必須
レバテックキャリアを使う際は、必ずこれらも併用しておきましょう。
この点も含めて、次の章からレバテックキャリアの利用の注意点を解説していきます。
4. レバテックキャリアを使う際の3つの注意点
「レバテックキャリア」は実績のある大手で、失敗することは少ないですが、利用にあたっては以下の点に注意しましょう。
- レバテックキャリアだけの利用では不十分
- 未経験者、地方の方には他社がおすすめ
- IT・WEB以外の業界のエンジニア求人には弱い
注意点1. レバテックキャリアだけの利用では不十分
「レバテックキャリア」は、ITエンジニア・WEB業界の経験者の方におすすめですが、以下の理由で、単体での利用はおすすめしません。
- レバテックキャリアとパイプのある企業しか紹介されない
- 担当者の比較ができない
まず、大手エージェントでもそれぞれパイプの強い企業が違います。例えば、レバテックにだけ紹介を頼む会社もあれば、dodaにしか頼まない会社もあるということです。
求人の選択肢が大幅に増えるため、少なくとも2社は併用しておきましょう。
また、レバテックキャリアだけに絞ると、ハズレの担当者にあたっても、比較ができずにイマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。
他のエージェントも一緒に使うことで、比較していい担当者かの見極めができるようになります。
併用におすすめの転職エージェント
レバテックキャリアとの併用におすすめなのは、同じく業界経験者向けの転職サポートに強い以下の大手エージェントです。
おすすめエージェント | 特徴 |
リクルートエージェント | 業界最大手で、IT求人の量・転職サポート実績共にトップクラス |
doda | リクルートに次ぐ求人数を誇る業界No.2で、IT・WEB関連の転職サポートにも強い |
マイナビIT エージェント | 20~30代のサポートに強く、エンジニア経験者向けの求人が充実している |
いずれもIT業界だけに特化しているわけではありませんが、以下の点でレバテックキャリアに負けないサポート力があります。
- IT・WEB業界の専門部署があり、業界経験者など、詳しい担当がついてくれる
- 有名で利用者が多い分サポート実績も豊富で、企業ごとの選考突破ノウハウに強い
注意点2. 未経験者・地方の方には他社がおすすめ
「レバテックキャリア」は経験者向けのサービスで、新たにエンジニアやWEB業界を目指したい方は他のエージェントを使うべきです。
未経験からの転職なら、無料のプログラミングスクールが使えて、初心者向けのサポートが充実した「ワークポート」がおすすめです。
IT業界に特化したエージェントとしては、20年以上の歴史がある大手で、業界に詳しい担当も多く在籍しています。
また、レバテックキャリアが対応していない都市部(東京、大阪、愛知、福岡)以外での転職を考えている方は、地方にも対応した、以下の大手を使っておきましょう。
- リクルートエージェント:業界No.1の求人数
- doda:業界No.2の求人数
- マイナビITエージェント:20~30代は登録必須
ただし、地方に住んでいても、フルリモート勤務を考えている方は、「レバテックキャリア」で都市部の会社への転職サポートが受けられます。
注意点3. IT・WEB以外の業界のエンジニア求人には弱い
「レバテックキャリア」は、IT・WEB業界の転職に特化したエージェントで、他の業界の企業とのつながりは弱いです。
そのため、他の業界からも求人が出やすい、以下のエンジニア求人は少ない傾向があります。
- 社内SE(社内の情報システム部門の職員)
→金融から食品、不動産まであらゆる業界から求人が出る - 組み込み・制御エンジニア(家電などに組み込むシステムを作る)
→家電や機器を作る製造業の会社の求人が多い
これらを目指す方には、別業界の転職にも対応し、あらゆる業界の企業とパイプを持つ以下の大手の方がおすすめです。
- リクルートエージェント:業界No.1の求人数
- doda:業界No.2の求人数
- マイナビITエージェント:20~30代は登録必須
これらの方が上記職種の求人は多く、可能性は広がります。
レバテックキャリアにも求人はありますが、少ないため、まずはこれらを使っておきましょう。
5. レバテックキャリアを最大限活用するためにすべきこと
ここでは、転職エージェントの裏事情も踏まえ、レバテックキャリアの利用で意識すべき以下のポイントを解説していきます。
- 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
- 経歴・スキルに嘘はつかない
- 複数のエージェントを使っていることは隠さない
- 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
- 担当者が使えないと判断したら付き合わない
- 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
- 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
- 最低限のマナーは守る
5-1. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
最初の面談でエージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。
エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。
以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。
- 転職予定がかなり先
- そもそも転職への意欲が低い
すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。
5-2. 経歴・スキルに嘘はつかない
求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。
転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。
いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。
やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。
5-3. 複数のエージェントを使ってることは隠さない
レバテックキャリア以外の転職エージェントも一緒に使う場合は、その点を隠さず担当者に伝えましょう。
言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。
- あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
- 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる
すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。
これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。
こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。
5-4. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
登録後は、少なくとも2週に一度は、担当者にコンタクトを取るようにしましょう。
長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。
以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。
- こういった求人はないか
- こんな業界は自分でも通るか
自動的に、後回しにされるリスクも
転職エージェントは企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。
その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、担当者はこれを見て求人紹介をしていきます。
更新日が古いとあなたの名前が担当の目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。
この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。
5-5. 担当者が使えないと判断したら付き合わない
レバテックキャリアは大手の優良エージェントですが、中には仕事のできない担当者も存在します。
そういった担当に当たってしまったら利用をやめましょう。
具体的には下記に2つ以上当てはまったら、危険なので、担当を変えてもらうか利用自体を止めましょう。
付き合うべきではない担当者の特徴 |
|
2つ以上当てはまった場合、下記の方法で担当を変えるか、レバテックキャリア自体の利用をやめましょう。
担当を変えたい場合
担当者を変えたい場合は、公式の「問い合わせフォーム」に、メールで以下の文章を送りましょう。
件名:担当変更のご相談
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
(担当者名)様には熱心に転職サポートをして頂いており、大変感謝しております。
しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、改善も困難と考えております。
つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。
お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。
レバテックキャリア自体の利用をやめる場合
基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。
ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。
レバテックキャリア自体の利用をやめる場合は、担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。
件名:退会手続きのお願い
レバテックキャリア 〇〇様
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。
(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。
熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。
お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。
退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。
5-6. 「推薦状を見せてほしい」と伝える
担当者は応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。
これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。
- 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
- 改めて自分のアピールポイントを整理したい
見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、担当者にとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。
以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。
(参考)ひどい推薦文の例
〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。
コミュニケーション能力が高く、明るい方です。
ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。
5-7. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく
担当者に対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。
転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。
転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、サポートするメリットが薄いです。
紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。
また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。
こうした話はしすぎないよう注意しましょう。
5-8. 最低限のマナーは守る
担当者とのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。
こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。
また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。
応募する会社だけでなく、担当者に対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。
6. レバテックキャリアについてよくある質問
最後に、レバテックキャリアについてよくある以下の質問に回答していきます。
6-1.レバテックキャリアの利用の流れは?
レバテックキャリアの利用の流れは以下のとおりです。
- ネット(https://career.levtech.jp/)から申し込み
- 面談(対面かWEB、電話)
- 求人紹介を受ける
- 企業に応募する
- 選考対策を受け、面接に進む
- 入社決定
面談方法は対面かWEBから選べますが、以下の拠点が近い方は、そこで対面で受けることができます。
レバテックキャリアの拠点一覧 |
渋谷オフィス(渋谷駅直結)、名古屋オフィス(栄駅徒歩5分)、大阪オフィス(西梅田駅徒歩2分)、福岡オフィス(天神駅徒歩5分) |
最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。
面談は平日10~21時、土曜の10~17時の間で受け付けています。
6-2. レバテックキャリアに断られたらどうすべき?
以下のような、同じくITエンジニアやWEB業界の転職に強い以下の大手転職エージェントに申し込みをしましょう。
レバテックキャリアは経験者向けのサービスで、未経験者や、経験・スキルの少ない方は利用を断られることがあります。
上記3社は、いずれも未経験からの転職サポートにも積極的で、断られた方でも使える可能性が高いです。
6-3. レバテックの他のサービスとの違いは?
レバテックキャリアと、他のサービスとの違いをまとめると以下の通りです。
サポート対象 | ||
職種や業界 | 雇用形態 | |
レバテックキャリア (転職エージェント) |
ITエンジニア、WEB業界 | 正社員 |
レバテックダイレクト (スカウトサービス) |
ITエンジニア、WEB業界 | 正社員 |
レバテックフリーランス (フリーランスエージェント) |
ITエンジニア | フリーランス |
レバテッククリエイター (フリーランスエージェント) |
WEB・ゲーム業界のクリエイター | フリーランス |
レバテックルーキー (就職エージェント) |
ITエンジニア | 正社員(新卒) |
レバテックカレッジ (学生向けプログラミングスクール) |
ITエンジニア | – |
「レバテックダイレクト」もサポート対象は変わりませんが、登録して企業からのスカウトを待つスカウトサービスで、担当者はつきません。
また、スカウトが来ずにいつまでも決まらないこともあるため、急ぎの転職には向きません。
担当に書類審査や面接のアドバイスがもらえて選考で有利になるため、まずは「レバテックキャリア」の活用がおすすめです。
6-4. すぐに転職する気がなくても使ってもいい?
そもそも転職すべきかの相談から入る方も多く、使っても問題ありません。
一方、すぐの転職は考えていない方は、まず以下のようなスカウトサービスにだけ登録し、様子を見る方法もおすすめです。
対象 | スカウトサービス |
年収800万以上の方 | ビズリーチ、リクルートダイレクトスカウト |
上記以外で、エンジニアとしての転職を目指す方 | Direct type、レバテックダイレクト |
登録するとあなたの経歴やスキルに見合ったスカウトが来るようになり、自分の市場価値や、転職先のイメージがしやすくなります。
ただ、以下の理由で、「具体的に転職を進めたい」となった際は必ず転職エージェントを活用しましょう。
- スカウトだけに頼ると、いつまでもスカウトが来ずに決まらないこともある
- 企業とのやりとりなど全てやってもらえて、一人で動くより圧倒的に手間が減る
- 書類の添削や面接対策が受けられて、選考で有利になりやすい
まとめ
レバテックキャリアの悪い評判ついて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
レバテックキャリアには一部悪い評判があるのは事実ですが、満足している声も多く、「ITエンジニア・WEB業界の経験者の方は使うべき転職エージェント」と言えます。
求人の選択肢が増え、担当の比較もできるため、利用にあたっては、同じく業界経験者のサポートに強い以下の大手エージェントも併用しておきましょう。
- リクルートエージェント:業界No.1の求人数
- doda:業界No.2の求人数
- マイナビITエージェント:20~30代は登録必須
レバテックキャリア公式
あなたが転職エージェントを使いこなし、転職成功に役立てていただけることを心から祈っています。
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