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転職サイト

20代高卒向け転職サイト6選|経験別のおすすめと知っておくべき注意点

「20代高卒なら転職サイトはどこがいい?」「経歴に自信がなくても使えるサイトは?」など、20代高卒向けの転職サイトについて気になっていませんか?

20代の高卒が使える転職サイトは100以上ありますが、経歴や年収によって使うべきサイトは全く変わります。

選び方を間違えると、「興味のない会社の求人しかない」「選考で落ちてばかりで全然決まらない」といった事態になります。

このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、20代高卒の方が使うべき転職サイトについて、以下の流れで解説していきます。

全て読めば、20代高卒はどの転職サイトを使うべきで、どう選ぶのが正解か、使いこなすコツはあるかまでがわかり、転職サイトで失敗することがなくなるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
著者情報を詳しく見る

ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. 結論|20代高卒がまず使うべき転職サイト

100を超える転職サイトを比較しましたが、転職を目指す20代高卒の方がまず使うべきサイトは以下の通りです。

それぞれターゲットとなる利用者が違うので、年収別におすすめ度をまとめました。

年収別
おすすめ度
各社の特徴

おすすめ
サイト
~400万円 400~
600万円
600万円~

マイナビAGENT

リクルートエージェント

doda

ワークポート

type転職エージェント

LHH転職エージェント

おすすめ
サイト

マイナビAGENT
新卒領域では最大手なのもあり、20代の若手のサポートに特に強い

リクルートエージェント
公開求人数が30万以上と最多の大手で、地方の求人にも強い

doda
リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界No.2

ワークポート
IT・WEB・ゲーム業界に強く、未経験からの転職も得意

type転職エージェント
ITエンジニア、営業職、女性のサポートに強く、主に一都三県が対象

LHH転職エージェント
世界60の国と地域でサービス提供実績のある企業が運営元で、外資系の転職に強い

国内にある大手・優良企業のほとんどはこの6社に求人を出していて、この中から選んでおけば間違いありません。

これらはどれも担当者がついて転職のサポートを受けることができ、「転職エージェント」とも呼ばれています。

まずはこの中から3つは登録し、求人や担当者を見ながら使うサイトを絞っていくのが、転職サイトで失敗しない方法です。

中途採用では、新卒と違って学歴よりも「職歴」が重視されます。

職歴さえあれば高卒でも対象になる求人が多く、大卒と同じく、上記の有名な大手エージェントでサポートが受けられます。

正社員経験がない人は、専門のサイト選ぶ

一方で、現在フリーターやニートで、正社員経験がない20代高卒の方は、以下の専門のサイトを選びましょう。

特徴
ハタラクティブ ・フリーターやニートなど経歴に自信のない20代のサポートに強い
・IT特化エージェント「レバテック」も展開する大手の運営
Re就活エージェント 職歴の浅い20代のサポートに特化していて、担当者の8割は既卒、第二新卒の経験者
マイナビジョブ20’s 未経験可の求人が7割以上の20代向けのエージェント
・業界大手のマイナビが運営

最初に紹介した大手は主に正社員経験のある方を対象にしていて、経験がないと「紹介できる求人がない」とサポートを断られます。

上記は正社員経験がない20代向けの求人をメインで扱うため、フリーターなど経歴に自信がない方でも、積極的なサポートが受けられます。

サイト選びの最大の注意点

20代高卒向けの転職サイトは、以下の複数タイプがあり、どれを使うかで応募できる企業や選考の通りやすさが全く変わります。

  1. 転職エージェント:担当がついてサポートしてもらえる
  2. 求人サイト:自分で求人を探して応募する

ネット上にはこれらをごちゃ混ぜにして紹介するページが非常に多いですが、別物なので注意しましょう。

結論、転職を考える高卒の方がまず使うべきなのは、「転職エージェント」です。

転職エージェントを使うと担当がついて、転職相談から求人紹介、企業とのやりとりまで全てやってもらえます。

agent

ここまで紹介したサイトは、全てこれにあたります。

転職エージェントにしか求人を出さない大手・優良企業も非常に多く、使わないと損します。

担当は、企業ごとの過去の面接データも持っていて、選考に通るためのアドバイスもしてくれます。

使うだけでチャンスが広がる、高卒の方の転職には必須のサービスです。

「求人サイト」は最終手段として使う

当ページで紹介する転職エージェントを3つ使っても決まらなかった方のみ、「リクナビNEXT」のような自分で求人を探して応募する求人サイトを使いましょう。

求人サイトは、サイト上の求人を自分で調べて応募していく転職サイトです。

jobchange_site

ただ、他のタイプには以下の点で劣るため、あくまで最終手段と理解しておきましょう。

  • 求人の量と質が落ちる
    →求人数は他の転職サイトに比べて少なく、人気企業の求人も少ない
  • 選考の難易度が上がる
    →サポートが一切なく、書類選考や面接の対策は全て自力になる

では、20代高卒向けの転職サイトについて、以下の流れで解説していきます。

2. 正社員経験がある20代高卒向け|転職エージェントおすすめ6選

agent20

高卒向けとして紹介されることの多い上記20社を比較しましたが、正社員経験のある20代高卒の方は、以下の大手6社から選ぶべきです。

それぞれ「どんな年収の人のサポートに強いか」が違うので、あなたの年収別に、以下から3社使いましょう。

~400万円 400~
600万円
600万円~
マイナビAGENT
リクルートエージェント
doda
ワークポート
type転職エージェント
LHH転職エージェント

20代高卒が対象になる大手・優良企業の求人は、これら6社に集中していて、ここから選べば間違いありません。

転職エージェントは大手から小さい業者まで様々ですが、以下の点で優れた大手を使うべきです。

  • 大手・優良企業の求人多数
  • サポート実績が多い分、あらゆる業界、企業の転職事情に詳しい
  • 20年以上の歴史ある企業の運営

6社は、業界でも真っ先に名前があがる大手転職エージェントです。

いい担当者を見極めたり、求人の選択肢を広げるためにも、上記から必ず3つは使っておきましょう。

転職エージェントでは、登録すると担当者がついて、求人の紹介から面接のセッティングや対策まで、あらゆるサポートが受けられます。agent

具体的には以下6つをしてくれて、あなたは面接以外で企業とやりとりすることがなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

では、転職エージェントのおすすめについて、それぞれ解説していきます。

2-1. マイナビAGENT:20代の若手のサポートに強くて有名

マイナビAGENT

マイナビAGENT」は、マイナビが運営する、近年急速に力をつけてきた転職エージェントです。

新卒で多くの学生が使っている「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、20代の方は必ず使っておくべきです。

サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。

向いている人の年収 300~800万円
求人数 約63,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社マイナビ
運営歴 1973年~

マイナビAGENT公式ページ:https://mynavi-agent.jp/

2-2. リクルートエージェント:求人数・サポート実績はトップクラス

r-agent

リクルートエージェント」は、業界最大手のリクルートが運営する転職エージェントで、求人の量・転職実績共にトップクラスです。

大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。

長年の実績から、「まずはリクルートさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、大手・優良企業の求人も多いので、登録しておいて損はありません。

向いている人の年収 400万円~
求人数 約680,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社インディードリクルートパートナーズ
運営歴 1977年~

リクルートエージェント公式ページ:https://www.r-agent.com/

2-3. doda:一人一人への手厚いサポートが強み

doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、業界2位の実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。

求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。

リクルートエージェントよりは求人数が少ないものの、一人一人の登録者にきめ細かいサポートをしてくれると好評です。

向いている人の年収 ~400万円
求人数 約200,000件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
運営歴 1989年~

doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/

2-4. ワークポート:IT業界の20代におすすめ

workport

ワークポート」は、IT・WEB・ゲーム業界に強い、若年層からの支持が大きい転職エージェントです。

設立当初はIT業界に特化していましたが、2014年から他業種の取り扱いも開始しており、現在はあらゆる職種に対応しています。

長年の実績からIT企業とのパイプが特に強く、優良求人も多いため、エンジニアなどIT業界への転職を目指す方には外せない一社です。

向いている人の年収 ~400万円
求人数 約115,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ワークポート
運営歴 2003年~

ワークポート公式ページ:https://www.workport.co.jp/

2-5. type転職エージェント:一都三県の営業・エンジニア転職に強い

type

type転職エージェント」は、一都三県を中心とした求人を扱う、若年層からの支持が大きい転職エージェントです。

IT・WEB業界や営業職の求人、サポートを強みとしており、対象エリアでこの業界を狙う方には外せない一社です。

女性の転職に特化した求人サイトを長く運営していて、女性の転職ノウハウに強い特徴もあります。

向いている人の年収 ~400万円
求人数 約29,000件
対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、愛知
運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
運営歴 1993年~

type転職エージェント公式ページ:https://type.career-agent.jp

2-6. LHH転職エージェント:年収アップを目指すハイクラス向け

lhh転職エージェント

LHH転職エージェント」は、世界60カ国に拠点を持つグローバル企業が運営する、ハイクラス向けの転職エージェントです。

運営元の「アデコ」は、世界中で長年人材派遣サービスを提供してきた実績があり、外資系企業とのパイプが強いです。

国内の有名企業の求人もありますが、外資系の転職ノウハウ、サポート力では頭ひとつ抜けているため、外資系への転職を狙う方には特におすすめです。

向いている人の年収 600万円~
求人数 約31,000件
対応エリア 全国
運営会社 アデコ株式会社
運営歴 1985年~

LHH転職エージェント公式ページ:https://jp.lhh.com

転職エージェントの3つの注意点

転職エージェントを使うにあたっては、以下の点に注意しましょう。

  • 大手以外を使うのは危険
  • 身の丈に合わないエージェントだと相手にされない
  • 1つに絞ると失敗する

① 大手以外を使うのは危険

ここ数年で、人材紹介業者は1万社以上増加したデータもあり、新しい転職エージェントも大量に増えました。

引用:厚生労働省ホームページ

ただ、新しいエージェントには、ろくな求人を持っていない業者が多いため注意しましょう。

ブラックな求人は常に人が足りず、誰でもいいから人が欲しいため、たいてい学歴不問ですが、こうした求人を「高卒向け」と言い換えて紹介するだけのひどい業者もいます。

実績が少なく「会社ごとにどう対策すれば内定が出やすい」といったノウハウがないのでアドバイスも頼りになりません。

大手以外も優良なエージェントはありますが、見極めは難しいため、最初から大手に絞って使いましょう。

大手エージェントなら、付き合いのある大手・優良企業から個別に紹介を依頼された求人がほとんどで、学歴不問の求人も、こうした会社がメインとなります。

② 身の丈に合わないエージェントだと相手にされない

転職エージェントは「どんな年収の人のサポートに強いか」がそれぞれ違い、合わないものを使うと相手にされないため注意しましょう。

例えば、年収400万円前後の方がハイクラス向けのエージェントを使っても、紹介できる求人がなく、まともにサポートしてもらえません。

逆に年収800万円など高年収の方が若手向けに登録しても、対象の求人が少なく、実力通りの転職ができない可能性があります。

エージェントミスマッチ

こうならないためにも、下記を参考に、年収別に自分にマッチしたエージェントを選んでおきましょう。

~400万円 400~
600万円
600万円~
マイナビAGENT
リクルートエージェント
doda
ワークポート
type転職エージェント
LHH転職エージェント

③ 1つに絞ると失敗する

以上の流れで大手エージェントを選んでも、ハズレの担当がつく場合もあるため、必ず3社は使い、担当者を比べるようにしましょう。

ハズレの担当としては、以下のようなパターンがあげられます。

  • 志望業界の知識が不十分で、深い相談ができない
  • 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる

一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。

一社のみ登録

複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。

複数社登録

いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。

また、エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。

転職エージェントの大まかな利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. 担当者と面談(対面かWEB、電話)
  3. 求人紹介を受ける
  4. 企業に応募
  5. 面接
  6. 内定

最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。

申し込みから内定まで、トータルで3ヶ月はかかるケースが多いため、余裕を持って早めに申し込みをしておきましょう。

3. 正社員経験がない20代高卒向け|おすすめサイト3選

同じ高卒でも、正社員経験のない方には、初めての就職サポートに強い以下のサイトをおすすめします。

特徴
ハタラクティブ ・フリーターやニートなど経歴に自信のない20代のサポートに強い
・IT特化エージェント「レバテック」も展開する大手の運営
Re就活エージェント 職歴の浅い20代のサポートに特化していて、担当者の8割は既卒、第二新卒の経験者
マイナビジョブ20’s 未経験可の求人が7割以上の20代向けのエージェント
・業界大手のマイナビが運営

これらはいずれも10年以上の運営実績のある大手で、未経験歓迎の優良企業の求人が多いです。

最初に紹介した大手は、主に正社員経験のある方を対象にしていて、経験がないと、「紹介できる求人がない」とサポートを断られる可能性が高いです。

実際、以下の大手2社は、公式でも以下のように説明しています。

マイナビAGENT 主に正社員としてのキャリアを有する方を対象とする求人を扱っておりますので、アルバイト経験もしくは派遣経験のみの方、また、正社員としての就業経験が長らくない方の場合、求人をご紹介できる可能性が極めて低くなります
(引用:マイナビAGENTに関するFAQ
doda 正社員・派遣社員・契約社員いずれかの社員としての就業経験をお持ちではない場合や学生・アルバイトご経験のみの場合、サポートが難しい場合があります。
(引用:サービスのご利用について

一方で、これから紹介する3社は正社員経験がない20代向けの求人をメインで扱い、フリーターや無職の方でも、積極的なサポートが受けられます。

おすすめ順に紹介するので、迷ったら上から順に3社を使いましょう。

1位. ハタラクティブ:フリーター・ニート向けの定番

hataractive

ハタラクティブ」は、IT業界に特化した転職サービス「レバテック」なども展開する株式会社レバレジーズの運営する転職エージェントです。

20代で経歴・スキルに自信のない方のサポートに力を入れていて、未経験者向けの優良企業の求人をメインで扱っています。

短期間で内定を出すことを強みとしていて、最短で2週間で決まるケースもあるため、急いでいる人には特におすすめです。

求人数 約3,000件
対応エリア 北海道、関東全域、中部(愛知、岐阜、静岡)、近畿️(三重、大阪、兵庫、京都)、広島、福岡
運営会社 株式会社レバレジーズ
運営歴 2005年~

ハタラクティブ公式ページ:https://hataractive.jp/

2位. Re就活エージェント:設立40年以上の上場企業が運営

re_shukatsu

Re就活エージェント」は、設立30年を超える上場企業、株式会社学情の運営する就職エージェントです。

既卒や第二新卒、フリーターなどの経歴に自信のない20代のサポートに特化していて、未経験でも入れる優良企業の紹介が受けられます。

担当者の8割以上は、自らも既卒や第二新卒の経験のある人で、実体験をもとにした親身なサポートを強みとしています。

求人数 約12,700件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社学情
運営歴 1977年~

Re就活エージェント公式ページ:https://re-katsu.jp/career/agent/

3位. マイナビジョブ20’s:未経験歓迎求人が7割以上

mynavi20

マイナビジョブ20’s」は、業界大手のマイナビが運営する、20代の第二新卒・既卒の支援に特化したエージェントです。

未経験可の求人が7割以上と多く、既卒で社会人経験のないフリーターの方でも積極的なサポートが受けられます。

マイナビは国内最大の新卒向けの就活サイトの運営で、大手・優良企業との強いパイプを持っているため、質の高い求人紹介が期待できます。

求人数 約4,600件
対応エリア 東京、神奈川、名古屋、大阪、神戸
運営会社 株式会社マイナビワークス
運営歴 2011年~

マイナビジョブ20’s公式ページ:https://mynavi-job20s.jp/

4. 20代高卒が最終手段として使うべき求人サイト

転職エージェントを使っても決まらなかった方のみ、自分で求人を探して応募する「求人サイト」を使いましょう。

jobchange_site

求人サイトなら、事務職の求人数が最多の大手「リクナビNEXT」がおすすめです。

ただ、転職エージェントと比べると以下の通りで、あらゆる点で劣るため、まず使うべきサービスではありません。

サポート 求人の質・量 選考の有利さ
①転職エージェント
相談〜内定後の交渉まで

良質な非公開求人、数多い

選考対策・プッシュあり
②求人サイト ×
自分でやる

公開求人、数少ない
×
自力で頑張る

特に、ネット上に求人を公開して、広く募集しないと人が集まらない小さいベンチャーが多く、有名企業など大手の求人は少ないので注意しましょう。

転職エージェントを3社使っても決まらなかった方のみ、最終手段として使いましょう。

求人サイトなら「リクナビNEXT」一択

リクナビnext

求人サイトなら、最大手の「リクナビNEXT」だけ使っておけば間違いありません。

あらゆる業界に対応した大手サイトを比べると以下の通りで、どの地域でも求人数が飛び抜けて多いからです。

  求人数
関東 関西 九州
リクナビNEXT 約137,000件 約56,000件 約81,000件
イーキャリア 約20,000件 約4,000件 約1,700件
マイナビ転職 約15,000件 約12,000件 約10,000件
en転職 約3,700件 約1,700件 約1,000件
type 約2,100件 約800件 約520件
  • 2025年1月時点

総求人数は他サイト比べても圧倒的に多く、社会人経験がない方向けの求人も5,000件以上と多く掲載されています。

「20代が活躍中」となっている学歴不問の求人も多いので、まずはこれに登録して活動を進めましょう。

リクナビNEXT公式ページ:https://next.rikunabi.com/

それでもダメなら「ハローワーク」を使う

求人サイトでも転職が決まらなかった方は、公共の職業紹介サービス「ハローワーク」を使いましょう。

これまで紹介した民間のサービスに比べると、地方や小さい会社の求人が多いですが、経験や学歴不問の正社員求人が多く掲載されています。

求人は以下から調べられるため、求人サイトでもいい求人が見つからなかった方は利用してみましょう。

https://www.hellowork.mhlw.go.jp/kensaku/

5. その他、20代高卒におすすめの転職サイト

これまで紹介したタイプ以外で、20代高卒の方におすすめの以下の転職サイトと、活用方法を解説していきます。

ただ、いずれも求人探しに使えるメインのサービスではないので、機能に魅力を感じた方のみサブとして使いましょう。

5-1. 企業からスカウトがもらえる「ビズリーチ」

bizreach

ビズリーチ」は、毎月30,000人以上が登録している今最も勢いのあるスカウトサービスです。

スカウトサービスは、経歴やスキルを登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サイトで、主に年収600万円以上の方を対象としています。

登録するとあなたのプロフィールがデータベースにのり、それを使う企業の人事やヘッドハンターの目に留まると、スカウトが受けられます。

scout

※ヘッドハンター:保有する求人にあった人材を探す転職エージェント

登録後は待つだけでよく、企業からのスカウトだといきなり面接に進んでスピーディーに内定が決まることもあるため、登録しておいて損はありません。

年収600万円以上のハイクラス向けですが、20~30代だと、将来性を見込んでそこまでの収入がなくてもスカウトが受けられることが多いです。

求人数 約120,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ビズリーチ
登録企業数 約30,000社
在籍ヘッドハンター数 6,200人

ビズリーチ公式ページ:https://www.bizreach.jp

5-2. 社員の評判がわかる「転職会議」

転職会議

転職会議」は、元社員の評判が見られる口コミサイトで、求人票には載らない、以下のような口コミをたくさん見ることができます。

  • 管理職がいつまでも残っていて、帰りにくい雰囲気がある
  • 正当に評価されず、優秀な若手ほど辞めていく
  • 部署内の雰囲気はいいが、他部署とは険悪で、やり合うことも多い

どれも退職した人の口コミでネガティブ寄りの意見が多く、うのみにするべきではありませんが、応募や入社を決める際の参考にはなります。

また、「面接でどんなことを聞かれた」といった選考に関する口コミも確認できるため、選考対策にも使うことができます。

同じような口コミサイトは以下のように複数ありますが、選考に関する口コミが見られるのは「転職会議」だけです。

そのため、まずは「転職会議」で情報収集することをおすすめします。

転職会議公式ページ:https://jobtalk.jp/

5-3. 自分の強みがわかる「グッドポイント診断」

グッドポイント診断

グッドポイント診断」は、質問に答えるだけで、選考でアピールできる強みがわかる、業界大手のリクルートが出す無料の診断ツールです。

書類選考や面接では、自分の強みは何かを必ず聞かれますが、即答できる人は少なく、ここで止まってしまう人も多いです。

グッドポイント診断を使えば、簡単な質問に答えるだけで、以下のような自分の強みを5つ知ることができます。

  • 継続力、挑戦心、現実思考、慎重性、独創性、柔軟性、慎重性、受容力、高揚性、社交性

これらに、前職の経験からマッチしたエピソードを加えて広げていくことで、迷わず自己PRが作れるようになります。

診断された強み 継続力(困難な仕事も諦めずにやり抜く力がある)
自己PR
(強み+具体的なエピソード)
私の強みは継続力があることです。
前職では、新しい支店に配属され、顧客ゼロからのスタートで、当初はなかなか成果が出せず苦労しました。
リタイアする職員も出るなど厳しい環境でしたが、新規開拓の電話営業や独自のキャンペーンを打つなどあらゆる手を尽くして顧客の獲得につとめました。
その結果、1年後にはほぼ目標通りの売り上げを達成することができました。

自分の強みは何か、客観的に確認できるため、PRする内容がまとまっていない方は必ず使っておきましょう。

グッドポイント診断公式ページ:https://next.rikunabi.com/goodpoint/

質問は全部で293問あり、回答には20分程かかります。

今できない方は上記から会員登録だけした上で、時間のある時に余裕をもって使いましょう。

6. 20代高卒こそ転職エージェントを使うべき4つの理由

求人サイトから応募するなど他の方法もありますが、以下の理由で、高卒の20代こそ、転職にはエージェントを使うべきです。

  • 転職のミスマッチが起きにくい
  • 選考を有利に進められる
  • エージェントしか持っていない好条件の求人に応募できる
  • 自分で動くより圧倒的にラク

使って良かったと感じる方の口コミとともに、それぞれ解説していきます。

理由1. 転職のミスマッチが起きにくい

口コミ・評判

Fさん 20代 製造業

求人には“未経験歓迎”とあったけど、エージェントに聞いたら“最初の3カ月は研修がなく、現場で覚えるスタイル”と説明されました。

不安があったため、研修制度が整った別の会社を紹介してもらい、安心して転職できました。

結果として、マッチした職場に入ることができ、不満なく働けています。

転職エージェントを使えば、「いざ働き始めたら、思っていたのと違った」といったミスマッチは起こりにくくなります。

求人のデメリットや裏側も踏まえて、あなたの希望にマッチする求人だけを紹介してくれるからです。

エージェントは、求人票からは読み取れない、以下のような情報も大量に持っています。

  • 職場の雰囲気はどうか、現場のリーダーはどんな人柄か
  • 休みのとりやすさ、サービス残業の実態はどうか
  • 直近でどれだけ人が辞めているか

現場に通って職員に話を聞いたり、過去にサポートした人へも聞き取りをして、こうした情報を日々集めています。

特に職歴の浅い20代が対象になる、未経験歓迎の募集を出す企業は、誰でもいいから早く人が欲しい人手不足の企業も多いです。

採用に苦労していて、とにかく人が欲しいあまり、面接でも肝心なデメリットを教えてくれない企業もあるのが現実です。

いざ働き始めてから、以下のような隠れたデメリットに後悔するケースはよくあります。

  • 「実はきついノルマがあり、達成しないとまともに稼げない」
  • 「サービス残業が当たり前の社風」
  • 「雑用ばかりで、スキルが全然身につかない」

エージェントはこうした職場ごとの悪い点についても先に教えてくれるため、就職の失敗を防げるようになります。

なぜここまでしてくれるの?

エージェントは、就職を成功させないと利益が出ない仕組みで、ミスマッチはエージェントにとっても損になるからです。

転職エージェントは、企業にあなたを紹介することで、企業から紹介料を受け取るビジネスです。

この紹介料は、仮にあなたが3ヶ月以内など短期で辞めた場合は、企業に返金するルールがあります。

あなたにすぐに辞められると、転職エージェントは紹介料が手に入らず、大損になるのです。

長く続けられる職場に転職をしてもらい、利益につなげるためにも、ミスマッチを防ぐことに全力を注いでくれます。

理由2. 選考を有利に進められる

口コミ・評判

Kさん 30代 建設業界

エージェントが過去の面接データをもとに、“この企業ではチームワークを重視するので、協調性をアピールすると良い”とアドバイス。

面接で意識して話したら、その場で高評価をもらえました。

転職エージェントは転職のプロで、「学歴で不利になりやすい高卒の場合、何をアピールすれば内定が出やすいか」といったことを知り尽くしています。

大手エージェントはこうしたノウハウに特に強く、これまでの職歴やアルバイト経験から、大卒に負けない、あなたのアピールポイントをたくさん見つけてくれてくれます。

また、馴染みのエージェントの紹介だと企業側も安心することが多く、エージェントを使うだけで個別に応募するよりも選考で有利になるのは間違いありません。

付き合いの長いエージェントは、企業から「この人数は必ず〇〇エージェントからとる」のように専用の採用枠をもらっていることも多く、その枠に滑り込めることもあります。

理由3. エージェントしか持っていない好条件な求人に応募できる

口コミ・評判

Oさん 20代 事務職

事務職の正社員求人は競争率が高く、なかなか見つからなかったのですが、エージェント経由で大手IT企業のデータ入力職の非公開求人を紹介されました。

未経験OKで残業も少なく、理想の環境で働けるようになりました!

そもそもですが、下記のような優良な求人は、インターネットには中々出てきません。

  • 待遇がよく、募集すると人が殺到してしまう求人
  • 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人

これらの求人は、企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。

転職エージェントは、高卒も対象になるこうした好条件な”非公開求人”も豊富に持っていて、使うだけでいい会社に入れる確率が上がります。

逆に言うと、インターネットに出ている公開求人は、幅広く募集しないと人が集まらない低品質なものが多いので、注意しましょう。

理由4. 転職のあらゆるサポートが全て無料で受けられる

口コミ・評判

Iさん 20代 エンジニア

仕事をしながらの転職だったので、企業とのやり取りや面接の日程調整をすべてエージェントがやってくれて助かりました。

面接も仕事終わりにスムーズに組んでもらえて、負担が少なかったです。

転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。

特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。

転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。

また、20代は転職経験がなく不慣れな方も多いため、何をすべきか、転職先はどう決めるべきかなど、一から相談できるのも大きなメリットと言えます。

デメリットは使い方次第で解消できる

転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。

  • ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
    →実績のある大手のエージェントだけを使う
    →3社は使い、ハズレの担当がついたエージェントの利用をやめる
  • ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
    →経歴や年収の面で自分に合ったエージェントを選ぶ

そのため、転職を考えている20代高卒の方は、まず転職エージェントを使いましょう。

7. 高卒の転職についてよくある質問

最後に、高卒の転職についてよくある以下の質問に回答していきます。

7-1. 高卒の転職は厳しい?

大卒に比べて、応募できる企業は減りますが、正社員経験があったり、ない場合も20代であれば、決して厳しくはありません。

これまで紹介したように、大手も含めた転職エージェントのサポート対象になるのが何よりの証拠です。

転職エージェントは、転職を決めて初めて企業から紹介料がもらえるビジネスで、決まる見込みのない(お金にならない)人はそもそも相手にしません。

サポート対象になるということは、プロの視点で「転職できる可能性が高い」とみなされていることを意味しています。

実際に大手エージェント「doda」の求人のうち、全体の約半分は学歴不問で、高卒でも十分チャンスがあります。

7-2. 高卒でも大手に転職できる?

高卒でも、従業員数1,000人を超えるような大手に転職は可能です。

実際大手エージェント「doda」のページにある大手企業の求人のうち、3~4割は学歴不問になっています。

しかし、「人気企業ランキング」に名前が載るような大手企業では、高卒だと対象外になることが多いです。

また、以下の業界は、大手はどこも学歴を重視するため、高卒の方は転職が難しいです。

  • 金融
  • 保険
  • コンサルティング

7-3. 高卒でも高収入が狙える仕事はある?

「営業職」や「ITエンジニア」だと、以下の理由で高卒でも高収入が狙いやすいです。

  • 高卒でも未経験で始めやすい
  • 学歴よりも、経験やスキルが重視される

営業職だと、不動産業界などで、成果を上げた分手当がつく実力重視の会社に入れば、学歴関係なく高収入が狙えます。

ITエンジニアは、プログラミングのスキルさえ磨けば、学歴関係なく歓迎されて、次の転職でも有利になります。

一定のスキルを身につけた段階で、より高年収の会社を狙って転職すれば、次々に年収を上げていくことも可能です。

7-4. 高卒の転職にベストなタイミングは?

すでに正社員として働いている方は、時期も含めてまずは転職エージェントに相談してみましょう。

「もう数年今の職場で働いた方が、次の転職で有利になる」のように、すぐの転職が向かない人がいるのも事実です。

転職エージェントでは、こうした時期のアドバイスももらえるため、まずは相談してみましょう。

まだ正社員でない方には、シンプルに求人が増えやすい以下の時期を狙うのがおすすめです。

  • 2~3月:新年度に向けた募集や、年度末の退職者の補充で求人が増える
  • 8~9月:下半期から始まる新しい事業に向けた採用が増える

まとめ

20代高卒の方におすすめの転職サイトについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

高卒でも正社員として働いていたり、経験がある方は、以下から現在の年収別に大手の転職エージェントを選びましょう。

年収別
おすすめ度
各社の特徴

おすすめ
サイト
~400万円 400~
600万円
600万円~

マイナビAGENT

リクルートエージェント

doda

ワークポート

type転職エージェント

LHH転職エージェント

おすすめ
サイト

マイナビAGENT
新卒領域では最大手なのもあり、20代の若手のサポートに特に強い

リクルートエージェント
公開求人数が30万以上と最多の大手で、地方の求人にも強い

doda
リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界No.2

ワークポート
IT・WEB・ゲーム業界に強く、未経験からの転職も得意

type転職エージェント
ITエンジニア、営業職、女性のサポートに強く、主に一都三県が対象

LHH転職エージェント
世界60の国と地域でサービス提供実績のある企業が運営元で、外資系の転職に強い

同じ20代高卒でも、正社員経験のない方には、以下のサービスをおすすめします。

特徴
ハタラクティブ ・フリーターやニートなど経歴に自信のない20代のサポートに強い
・IT特化エージェント「レバテック」も展開する大手の運営
Re就活エージェント 職歴の浅い20代のサポートに特化していて、担当者の8割は既卒、第二新卒の経験者
マイナビジョブ20’s 未経験可の求人が7割以上の20代向けのエージェント
・業界大手のマイナビが運営

転職エージェントを3つ使っても決まらなかった方のみ、最終手段として求人サイト「リクナビNEXT」を使いましょう。

当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。

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