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転職サイト

WEBデザイナー向け転職サイト6選|経験別のおすすめと絶対知るべき注意点

「WEBデザイナーが使うべき転職サイトは?」「未経験から目指すにはどれがいい?」など、WEBデザイナー向けの転職サイトが気になっていませんか?

転職サイトは、担当がついて無料で転職サポートを受けられるものから、サポートが全くないタイプまで様々なので注意しましょう。

選び方を間違えると、「興味のない会社の求人しかない」「選考で落ちてばかりで全然決まらない」といった事態になります。

このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、WEBデザイナー向けの転職サイトについて、以下の流れで解説していきます。

このページを読めば、WEBデザイナーの転職にはどのサイトを使うべきか、どんな種類があり、どう選べば失敗しないかが全てわかり、転職サイトで失敗することがなくなるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
著者情報を詳しく見る

ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. 結論|WEBデザイナーがまず使うべき転職サイト

このページでは、WEBデザイナーとしての転職を目指す方が使うべき転職サイトについて詳しく解説していきます。

長くなってしまったので先に結論を言うと、自身のキャリアに合わせて、以下からまず3社を選ぶべきです。

WEBデザイナー
経験者
未経験
年収
500万以下
年収
500万〜
1位. レバテックキャリア
2位. doda
3位. ワークポート
4位. マイナビクリエイター
5位. マスメディアン
6位. Webist
東京・大阪のみ

おすすめ順に並べているため、迷ったら、キャリアに合わせて上から順に◎を3つ選んでおきましょう。

大手・優良企業のWEBデザイナーの求人のほとんどは、この6社に集中していて、ここから選んでおけば間違いありません。

これらは全て担当者がついて転職のサポートを受けることができ、「転職エージェント」とも呼ばれています。

サイト選びの最大の注意点

WEBデザイナー向けの転職サイトは、以下の複数タイプがあり、どれを使うかで応募できる企業や選考の通りやすさが全く変わります。

  1. 転職エージェント:担当がついてサポートしてもらえる
  2. スカウトサービス:登録してスカウトを待つ
  3. 求人サイト:自分で求人を探して応募する

結論、WEBデザイナーとして転職を考える方がまず使うべきなのは、「転職エージェント」です。

ネット上にはこれらをごちゃ混ぜにして紹介するページが非常に多いですが、別物なので注意しましょう。

転職エージェントを使うと担当がついて、転職相談から求人紹介、企業とのやりとりまで全てやってもらえます。

agent

転職エージェントにしか求人を出さない大手・優良企業も非常に多く、使わないと損します。

担当は、企業ごとの過去の面接データも持っていて、選考に通るためのアドバイスもしてくれます。

使うだけでチャンスが広がる、WEBデザイナーの転職には必須のサービスです。

他のタイプを使うべき2つのケース

以下に当てはまる方のみ、他のタイプの転職サイトを使いましょう。

  • すぐの転職は考えていない、WEBデザイナー経験者
    →スカウトサービス
  • 転職エージェントを3社使っても決まらなかった方
    →求人サイト

すぐの転職を考えていないなら「スカウトサービス」がおすすめ

WEBデザイナーの経験者で、すぐの転職を考えていない方には、以下のようなスカウトサービスがおすすめです。

これは、経歴を登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サービスです。

scout

※ヘッドハンター:保有する求人にあった人材を探す転職エージェント

即戦力になる人を対象としたサービスで、経験者を求める多くのWEB業界の企業が利用しています。

登録するとあなたの経歴やスキルに見合ったスカウトが来るようになり、自分の市場価値や、転職先のイメージがしやすくなります。

気になるスカウトにだけ返信して面談に進んでみたり、マイペースに転職を進めることができます。

ただ、選考で有利になったり、求人の選択肢が増えるため、「具体的に転職を進めたい」となった際は必ず転職エージェントを活用しましょう。

求人サイトは最終手段として使う

転職エージェントを3社使っても決まらな方のみ、自分で求人を探して応募する以下の求人サイトを使いましょう。

jobchange_site

求人サイトなら、IT/WEB業界専門で、求人が豊富な「Green」がおすすめです。

ただ、他のタイプには以下の点で劣るため、あくまで最終手段と理解しておきましょう。

  • 求人の量と質が落ちる
    →求人数は他の転職サイトに比べて少なく、人気企業の求人も少ない
  • 選考の難易度が上がる
    →サポートが一切なく、書類選考や面接の対策は全て自力になる

そもそもWEBデザイナーとは

WEBサイトの見た目や使いやすいデザインを考え、形にするのが仕事です。

designer_job

具体的な仕事内容は以下のとおりです。

  1. 顧客への聞き取り:どんなWEBサイトを作りたいかのイメージを聞き取る
  2. デザイン:サイトの見た目や操作性のデザインをする
  3. コーディング:HTML、CSSといった言語を使い、デザイン通りにサイトを作り上げる

以下をデザインする仕事として、UIデザイナー、UXデザイナーと呼ばれることもあります。

  • UI(ユーザーインターフェイス):ユーザーの目に見える部分
  • UX(ユーザーエクスペリエンス):使う人の体験・満足度

WEB業界での立ち位置

WEBデザイナーの、WEB業界の中での立ち位置は以下の通りです。

WEBサイト・サービスを作る WEBデザイナー(UI/UXデザイナー) サイトの見た目や、使いやすいデザインを考える
WEBエンジニア(コーダー、プログラマー) デザイン通りにサイトやサービスを作り上げる
WEBプランナー どんなサイトを作るかの企画・提案をする
集客する WEBマーケター WEBでの販売促進や集客の戦略を立てる
制作現場を監督する WEBディレクター(プロデューサー) WEB制作の現場の指揮をとる責任者

デザイナーがコーディングやプログラミングをしたり、一人が複数の職種を兼任することもよくあります。

WEBデザイナーの勤務先の選択肢としては、以下二つがあります。

  • WEBの制作会社:他社からの依頼を元にWEBサイトやサービスを作る
  • 事業会社:自社のWEBサイト・サービスを制作、運営する(インハウスデザイナー)

未経験でも転職できる?

9割以上は経験者が対象ですが、一部求人はあり、未経験でも転職できることはあります。

ただ、現場ですぐに働けるスキルは持っていないと採用は難しく、未経験でもポートフォリオの提出は必要になることが多いです。

ポートフォリオとは、自分の実績やスキルをアピールする作品集のようなもので、以下の内容で構成されます。

  • デザインしたWEBサイトのイメージ
  • 作ったサイトがあればリンク付きで紹介
  • どんなツールが使えるか、スキルがあるかの説明

ゼロから始める場合は、「DMMウェブキャンプ」のようなスクールを利用したり、独学でスキルを身につけてから挑戦する方が多いです。

未経験から目指す方は、「doda」のような未経験転職にも強い大手エージェントをまず利用しましょう。

可能性があるか、まずどうすべきかといった点で、詳しい担当に親身に相談に乗ってもらえます。

2. WEBデザイナー向け転職サイト|転職エージェントおすすめランキング

今回当ページでは、WEB業界に対応した転職エージェント20社以上を比較し、以下の観点で厳選しました。

  • 大手企業の運営で実績が豊富
  • WEBデザイナーの求人が多い
  • 使った人の評判が極めていい

厳選した6社について、業界でのキャリア別におすすめ度をまとめたのが以下です。

WEBデザイナー
経験者
未経験
年収
500万以下
年収
500万〜
1位. レバテックキャリア
2位. doda
3位. ワークポート
4位. マイナビクリエイター
5位. マスメディアン
6位. Webist
東京・大阪のみ

大手・優良企業のWEBデザイナー求人のほとんどは、この6社に集中していて、ここから選んでおけば間違いありません。

これらは、登録すると担当者がついて、求人の紹介から面接のセッティングや対策まで、あらゆるサポートが受けられます。

agent

具体的には以下6つをしてくれて、あなたは面接以外で企業とやりとりすることがなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

では、おすすめの転職エージェントについて、それぞれ特徴を解説していきます。

1位. レバテックキャリア:使った人の8割が年収アップ

レバテックキャリア

レバテックキャリア」は、IT特化型の中でも最大手の転職エージェントで、デザイナー経験者は利用必須です。

求人数が多いのはもちろん、現場ごとの内部事情に非常に詳しいこともあり、マッチングの精度が高く、使った人の約8割は年収アップに成功しています。

WEBデザイナー専門の担当者がついてくれるので、職種ならではの悩みや希望も伝わりやすく、スムーズなサポートが受けられます。

向いている人 WEBデザイナー経験者
求人数(WEBデザイナー) 約700件
対応エリア 東京、名古屋、大阪、福岡周辺
運営会社 レバテック株式会社
運営歴 2005年~

レバテックキャリア公式ページ:https://career.levtech.jp/

2位. doda:幅広い業界のデザイナー求人が充実

doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、業界トップクラスの実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。

未経験からベテラン向けまで幅広く対応し、総合型エージェントなこともあり、あらゆる業界のデザイナー求人が充実しています。

長年の実績から、「まずはdodaさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、大手・優良企業の求人も多いので、登録しておいて損はありません。

向いている人 WEBデザイナー経験者(年収500万円以下)、未経験者
求人数(WEBデザイナー) 約800件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
運営歴 1989年~

doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/

3位. ワークポート:全国の拠点で対面の面談が可能

workport

ワークポート」は、あらゆる業界・職種の転職に対応した大手の転職エージェントです。

現在はあらゆる業界に対応していますが、IT転職に特化したサービスとして始まった歴史があり、WEB業界とは特に強いパイプを持ちます。

全国47都道府県に拠点を持ち、対面でのカウンセリングに力を入れていて、直接相談したい人には特におすすめです。

向いている人 WEBデザイナー経験者(年収500万円以下)、未経験者
求人数(WEBデザイナー) 約500件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ワークポート
運営歴 2003年~

ワークポート公式ページ:https://www.workport.co.jp/

4位. マイナビクリエイター:20代には特におすすめ

mynavi_creator

マイナビクリエイター」は、人材業界大手マイナビが運営する、WEB・ゲーム業界特化の転職エージェントです。

ポートフォリオの作成サービスがあるなど、WEBデザイナーの転職には特に力を入れていて、求人も充実しています。

学生向けの就活サイト「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、20代の方は積極的に使いましょう。

向いている人 WEBデザイナー経験者(年収500万円〜)、未経験者
求人数(WEBデザイナー) 約300件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社マイナビワークス
運営元の設立(マイナビ) 1973年

マイナビクリエイター公式ページ:https://mynavi-creator.jp

5位. マスメディアン:広告業界に強い

massmedian

マスメディアン」は、運営歴20年を超える、マーケターやクリエイターのサポートに特化した転職エージェントです。

広告の専門誌を発行する会社のサービスで、広告業界とのパイプが強く、デザイナーやマーケターの求人が充実しています。

担当者の専門性が高く、ポートフォリオへのアドバイスや面接対策が、本当にためになったという声が非常に多いです。

向いている人 WEBデザイナー経験者(年収500万円〜)
求人数(WEBデザイナー) 約300件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社マスメディアン
運営元の設立 2001年

マスメディアン公式ページ:https://www.massmedian.co.jp

6位. Webist:正社員以外の求人も充実

webist

Webist」は、人材業界の大手クリーク・アンド・リバー社が運営する、WEB業界特化の転職エージェントです。

東京と大阪のみですが、30年以上の実績を持つ運営会社のパイプを活かし、大手・優良企業のWEB求人がたくさん紹介してもらえます。

契約社員や派遣の求人紹介も行なっているので、経験を積むためにも、まずは非正規から始めたいという方にもおすすめです。

向いている人 WEBデザイナー経験者(年収500万円〜)
※東京・大阪のみ
求人数(WEBデザイナー) 約500件
対応エリア 主に東京・大阪
運営会社 株式会社クリーク・アンド・リバー
運営元の設立 1990年

Webist公式ページ:https://webist-cri.com

転職エージェントの4つの注意点

WEBデザイナーとして転職を目指す方は、転職エージェントを使うにあたって、以下の点に注意しましょう。

  • 大手以外を使うのは危険
  • 特化型は無理に使う必要なし
  • 同じ大手でも、エージェントによって得意分野が違う
  • 1つに絞ると失敗する

①大手以外を使うのは危険

ここ数年で、人材紹介業者は1万社以上増加したデータもあり、「WEB業界の転職に強い」とアピールする新しい転職エージェントも大量に増えました。

引用:厚生労働省ホームページ

ただ、こうした新しいエージェントには、以下のようなタイプが多いため注意しましょう。

  • 企業とのパイプが弱く、紹介できる求人が少ない
  • 常に出回っているようなブラック求人しか持っていない
  • 実績が少なく「会社ごとにどう対策すれば内定が出やすい」といったノウハウがない

実績作りのために、合わない求人をごり押しするなど、中にはひどい運営業者もいるので危険です。

優良な業者もありますが、見極めが難しいので、「レバテックキャリア」などの大手の業者を選んでおきましょう。

②特化型は無理に使う必要なし

近年は、WEBサイトを自社で作って運用する会社も増えていて、WEBデザイナーの求人は、製造から小売まで幅広い業界から出ています。

そのため、IT/WEB以外も含めた広い業界とパイプを持つ大手エージェントの方が求人は充実しています。

WEBデザイナーの求人数(正社員)
マイナビクリエイター
(WEB業界特化)
約300件
doda 約800件
ワークポート 約500件

特化していなくても、あらゆる転職に強い大手はWEBデザイナーの求人も多いので、積極的に使いましょう。

また特化型は、業界に詳しい担当がつくことがメリットとされていますが、それは総合型も変わりません。

総合型でもWEB業界の専門部署があり、WEBデザイナーの経験があるなど、業界に詳しい担当のサポートが受けられます。

特化型から優秀な社員の引き抜きを行っている例もあり、両方使った方の中でも、「総合型の方が深い相談ができた」という評判も多いです。

③同じ大手でも、エージェントによって得意分野が違う

WEBデザイナーの転職に強いエージェントの中でも、それぞれ以下のように得意にしているジャンルが変わります。

  • 平均的な年収400万円前後の方のサポートに強い
  • 高年収のベテラン、マネージャークラスの転職に強い
  • 未経験からの転職に強い

ミスマッチなものを選ぶと、「全然紹介が受けられない」となるため、このページを参考にキャリアに合ったものを使いましょう。

特に、WEB業界特化のエージェントは、経験者しか相手にしないので注意しましょう。

未経験から目指す方は、「doda」のように対象となる求人が多く、初心者のサポートにも強いエージェントを選ぶようにしましょう。

④1つに絞ると失敗する

優良な大手エージェントにも、以下のようなハズレの担当はいるため、必ず3社以上は登録し、担当者を比べましょう。

  • WEB業界の知識が不十分で、深い相談ができない
  • 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる

一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。

一社のみ登録

複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。

複数社登録

いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。

また、エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。

(参考)ランク外となった特化型エージェントまとめ

今回比較したものの、ランク外となったWEB業界特化型エージェントを以下に全てまとめました。

ITやWEB業界の特化型エージェント 特徴
ウィルオブテック 2021年にスタートしたITエンジニア特化のエージェント
TechStars Agent IT/WEB/ゲーム業界のエンジニアのサポートに特化
R-Stone IT/WEB/ゲーム業界の転職に特化
TechClipsエージェント 首都圏のITエンジニア、ITコンサルの転職に特化
HIGH-FIVE クリエイターやデザイナーの転職に特化
DXキャリア WEB/IT/クリエイティブの転職に特化
ユウクリ 1984年設立のクリエイター向けエージェント

これらは以下いずれかに当てはまり、まず使うべきエージェントではありません。

  • ×WEB業界の求人が少ない
  • ×まだ実績が少ない(設立10年未満)
  • ×派遣や契約社員など非正規求人の紹介がメイン
  • ×WEBデザイナーよりも、SIer・SESのITエンジニアの求人がメイン

まずはご紹介した以下6社からキャリア別に選んでおきましょう。

WEBデザイナー
経験者
未経験
年収
500万以下
年収
500万〜
1位. レバテックキャリア
2位. doda
3位. ワークポート
4位. マイナビクリエイター
5位. マスメディアン
6位. Webist
東京・大阪のみ

転職エージェントの大まかな利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. エージェントと面談
  3. 求人紹介を受ける
  4. 企業に応募
  5. 面接
  6. 内定

最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。

面談方法は対面も選べますが、現在はWEBや電話での面談が主流となっています。

申し込みから内定まで、トータルで3ヶ月はかかるケースが多いため、余裕を持って早めに申し込みをしておきましょう。

3. WEBデザイナー向け転職サイト|スカウトサービスのおすすめ3選

すぐの転職を考えていないWEBデザイナー経験者の方には、以下のようなスカウトサービスがおすすめです。

スカウトサービスは、経歴を登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サイトです。

scout

※ヘッドハンター:保有する求人にあった人材を探す転職エージェント

登録するとあなたの経歴やスキルに見合ったスカウトが来るようになり、自分の市場価値や、転職先のイメージがしやすくなります。

気になるスカウトにだけ返信して面談に進んでみたり、マイペースに転職を進めることができます。

迷ったらどれだけの企業が使っているサービスかを公開していて、数が最多の「ビズリーチ」を選びましょう。

  利用企業数 運営会社
ビズリーチ
スカウトサービス最大手
34,000社以上 ビズリーチ
(2007年~)
リクルートダイレクトスカウト
非公開 リクルートグループ
(1960年~)
doda X
非公開 パーソルキャリア
(1989年~)
マイナビスカウティング 非公開 マイナビ
(1973年~)
ミドルの転職 11,000社以上 エン・ジャパン
(2000年~)
AMBI 11,000社以上 エン・ジャパン
(2000年~)
アサイン 非公開 アサイン
(2016年~)

スカウトサービスの最大の強みは企業から直接スカウトが受けられることですが、企業数が多いほどチャンスは広がり、スカウトも増える傾向があります。

3-1. ビスリーチ

bizreach

ビズリーチ」は、毎月30,000人以上が登録している今最も勢いのあるスカウトサービスです。

即戦力人材を効率よく採用したい企業が続々と利用を開始していて、登録社数は30,000社を超えます。

一部有料の機能もありますが、最大の目玉である「企業からのスカウトの受け取り、返信」は無料プランでもできるので、まずは無料プランで使ってみるのがおすすめです。

有料プランの機能とは?

ビズリーチで月5,500円の有料プランに入ると開放される主な機能には、以下があります。

  • サイト内の全ての求人の閲覧、応募ができる
  • ヘッドハンターのスカウトが全て見られる

自分からも積極的に動きたい人向けの機能ですが、こうした人には、転職エージェントの活用がおすすめです。

紹介される求人にどんどん応募していくなど、自分からも積極的に動けますが、料金は一切かかりません。

ビズリーチは無料プランで使った上で、求人探しや応募には転職エージェントを活用しましょう。

求人数 約160,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ビズリーチ
登録企業数 34,000社以上

ビズリーチ公式ページ:https://www.bizreach.jp

3-2. リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト」は、ビズリーチの後を追うように始まった、業界最大手のリクルートが運営するスカウトサービスです。

登録に審査があるビズリーチに対し、審査なしで誰でも登録ができ、全機能を無料で使うことができます。

登録社数は非公開ですが、「最大手だし使っておこう」と考える企業の採用担当者は多いはずで、多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。

ビズリーチが審査に通らず使えなかった方や、さらに可能性を広げたい人は登録しておきましょう。

求人数 約490,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社インディードリクルートパートナーズ
登録企業数 非公開

リクルートダイレクトスカウト公式ページ:https://directscout.recruit.co.jp/

3-3. doda X

dodax

doda X」も、ビズリーチの後を追うように始まった、業界大手のパーソルキャリアが運営するスカウトサービスです。

dodaの転職エージェントはリクルートと一緒に使う企業も多く、こちらも多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。

他社にはない、パーソルの担当者からハイクラス求人の紹介が受けられるサービスもあるので、気になる方は企業スカウトとセットで使ってみましょう。

求人数 約63,000件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
登録企業数 非公開

doda X 公式ページ:https://doda-x.jp/

スカウトサービスの3つの注意点

上記のスカウトサービスの利用にあたっては、以下の点に注意しましょう。

  • スカウトが中々来ないこともある
  • 企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる
  • 質の低いヘッドハンターもいる

①スカウトが中々来ないこともある

基本待ちのサービスなため、スカウトサービスだけに頼ると、スカウトが来ずに、一向に転職活動が進まないケースもあります。

こうならないためにも、「いつまでに転職したい」のように具体的に転職を考えている方は、自分からも積極的に動ける転職エージェントも必ず利用しておきましょう。

②企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる

スカウトサービスで企業からスカウトを受けるとそのまま面接に進めますが、この場合以下は全て自分でやる必要があります。

  • 面接対策
  • 面接日や入社日の調整、年収交渉などの企業とのやりとり

上記は転職エージェントだと担当者が全てやってくれますが、スカウトサービスでは自力となります。

特に面接対策は、よほど慣れている方でない限り自力では難しいケースが多いため注意が必要です。

自信がない方は、いいスカウトが来た時に焦らずに面接に進むためにも、まずは転職エージェントで、志望業界の面接対策は受けておきましょう。

③質の低いヘッドハンターもいる

ハイクラス向けのスカウトサービスでは、企業だけでなく、「ヘッドハンター」と呼ばれる民間の転職エージェント会社からもスカウトが受けられます。

ヘッドハンターの中には、以下のような質の低いタイプもいるため注意が必要です。

  • とにかく接点を持とうと、経歴をよくみずにスカウトを大量に送っている
  • 設立まもない会社で、企業とのパイプも弱く、紹介できる求人も少ない
  • 実績作りのために、合わない求人でもごり押ししてくる

優良なヘッドハンターもいますが、ヘッドハンターからのスカウトは大量に届くケースも多く、見極めるのは難しいです。

そのため、スカウトサービスは、「企業からのスカウト」のみ確認する使い方が効率的でおすすめです。

企業からのスカウトは、面接確定を意味していて、適当に送られることはまずありません。

スカウトサービスの利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. 職務経歴書を登録
  3. スカウトを受けた企業と面接
  4. 内定

上記は企業からスカウトを受けて転職する流れです。

ヘッドハンターからのスカウトの場合は、ヘッドハンターから紹介を受けた求人に応募していくことになります。

4. WEBデザイナー向け転職サイト|最終手段として使うべき求人サイト

転職エージェントを3社使っても決まらな方のみ、自分で求人を探して応募する求人サイトを使いましょう。

求人サイトなら、IT/WEB業界専門で、求人が他サイトと比べても豊富な「Green」がおすすめです。

求人サイトは、サイト上の求人を自分で調べて応募していく転職サイトです。jobchange_site

登録すると、求人を調べられるだけでなく、企業からのスカウトももらえることがあります。

ただ、これまで紹介した他の転職サイトと比べると以下の通りで、あらゆる点で劣るため、まず使うべきサービスではありません。

サポート 求人の質・量 選考の有利さ
①転職エージェント
相談〜内定後の交渉まで

良質な非公開求人、数多い

選考対策・プッシュあり
②スカウトサービス
企業からのスカウトなら無し

良質な非公開求人、数多い

企業スカウトなら書類選考なし
③求人サイト ×
自分でやる

公開求人、数少ない
×
自力で頑張る

特に、ネット上に求人を公開して、広く募集しないと人が集まらない小さいベンチャーが多く、有名企業など大手の求人は少ないので注意しましょう。

転職エージェントを3社以上使っても決まらなかった方のみ、最終手段として使いましょう。

求人サイトのおすすめ|Green(グリーン)

green

Green」は、IT・WEB業界の求人に特化した求人サイトの最大手です。

WEBデザイナーの求人数は他サイトと比べても圧倒的に多く、まず使うべき求人サイトと言えます。

WEBデザイナーの求人数
Green 約750件
リクナビNEXT 約300件
MORE WORKS 約80件
デザインのお仕事 約40件

利用者の4割はIT/WEB業界未経験者で、初めてWEBデザイナーを目指すなど、未経験の方の転職にも対応しています。

LINEのように、チャットで企業と簡単にやり取りできる機能もあり、堅苦しいやり取りが苦手な人でも使いやすいです。

Green公式ページ:https://www.green-japan.com

5. WEBデザイナーがまず転職エージェントを使うべき4つの理由

求人サイトから応募するなど他の方法もありますが、WEBデザイナーとして転職を目指す方は、以下の理由で転職エージェントをまず使うべきです。

  • 転職でのミスマッチが起きにくい
  • 世の中に出ていない”非公開の求人”を紹介してくれ、応募できる
  • 選考をより有利に進められることがある
  • 転職時に必要なサポートを全て無料で受けられる

実際に使って良かったと感じている人の口コミと合わせて紹介していきます。

理由1. 転職でのミスマッチが起きにくい

口コミ・評判

Tさん(20代 EC企業 インハウスデザイナー)

応募先のデザインチームが少人数で業務負荷が高いと聞きましたが、その分デザインの自由度が高いと分かり、やりたいことに挑戦できると確信して応募しました。

結果として、現在もミスマッチなく働けています。

転職エージェントを使えば、「いざ働き始めたら、思っていたのと違った」といったミスマッチは起こりにくくなります。

求人のデメリットや裏側も踏まえて、あなたの希望にマッチする求人だけを紹介してくれるからです。

転職エージェントは、求人票からは読み取れない、以下のような情報も大量に持っています。

  • 職場の雰囲気はどうか、現場のリーダーはどんな人柄か
  • 休みのとりやすさ、サービス残業の実態はどうか
  • 直近でどれだけ人が辞めているか

現場に通って職員に話を聞いたり、過去にサポートした人へも聞き取りをして、こうした情報を日々集めています。

帝国データバンクの調査(2025年)」によると、人手不足を感じる企業の割合は、全業種の中でもIT企業が約7割と最も多いです。

採用に苦労していて、とにかく人が欲しいあまり、面接でも肝心なデメリットを教えてくれない企業も多いのが現実です。

WEBデザイナーの場合、いざ働き始めてから、以下のような隠れたデメリットに後悔するケースはよくあります。

  • 「納期がきつく、常にサービス残業をしないと追いつかない」
  • 「休日や業務時間外の緊急対応が多く、まともに休めない」
  • 「雑用ばかりで、スキルが全然身につかない」

エージェントはこうした職場ごとの悪い点についても先に教えてくれるため、転職の失敗を防げるようになります。

なぜここまでしてくれるの?

転職エージェントは、転職を成功させないと利益が出ない仕組みで、ミスマッチはエージェントにとっても損になるからです。

転職エージェントは、企業にあなたを紹介することで、企業から紹介料を受け取るビジネスです。

この紹介料は、仮にあなたが3ヶ月以内など短期で辞めた場合は、事業者に返金するルールがあります。

あなたにすぐに辞められると、転職エージェントは紹介料が手に入らず、大損になるのです。

長く続けられる職場に転職をしてもらい、利益につなげるためにも、ミスマッチを防ぐことに全力を注いでくれます。

理由2. 表に出ていない”非公開の求人”を紹介してくれ、応募できる

口コミ・評判

Iさん(30代 WEB制作会社 デザイナー)

エージェントから、大手IT企業の非公開求人を紹介されました。

高いデザインスキルを求められる一方で、年収や福利厚生も抜群。

自分にとって最高の転職先に出会えました。

そもそもですが、下記のような優良な求人は、インターネットには中々出てきません。

  • 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう求人
  • 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない求人
  • 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人

これらの求人は、企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。

転職エージェントを使えは、求人サイトにはないこれらの高品質な非公開求人にも応募ができます。

逆に言うと、インターネットに出ている公開求人は、幅広く募集しないと人が集まらない低品質なものが多いので、注意しましょう。

理由3. 選考をより有利に進められることがある

口コミ・評判

Sさん(20代 UIデザイナー)

エージェントにポートフォリオを見てもらい、プレゼンのコツを教えてもらいました。

企業が求めるスキルにフォーカスして改善したことで、面接で評価されました。

大手の転職エージェントは、企業ごとの過去の面接データをたくさん持っていて、応募先に好印象を与えるための、選考アドバイスをたくさんしてくれます。

また、転職エージェントを使うだけで、直接申し込んだ人よりも、選考が有利に進むことがあります。

採用側からすると、どこの誰かわからない人よりも、転職エージェントがプッシュしてくる人の方が安心して採用することができるからです。

エージェントは、企業側に書類に書けないあなたの魅力をアピールしてくれ、優秀なエージェントだと、面接で失敗しても結果を覆してくれることもあります。

理由4. 転職時に必要なサポートを全て無料で受けられる

口コミ・評判

Aさん(20代 UXデザイナー)

初めての転職で何を準備すればいいか分からなかったけど、エージェントが一つひとつ指示を出してくれたのでスムーズに進められました。

転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。

特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。

転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。

デメリットは使い方次第で解消できる!

転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。

  • ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
    →老舗、大手のエージェントを選ぶ
    →3社以上使い、ハズレの担当がついたエージェントの利用をやめる
  • ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
    →経験・年収の面で自分に合ったエージェントを選ぶ

そのため、転職を考えている方は、転職エージェントを使っておけば間違いありません。

6. 転職エージェントを最大限活用するためにすべきこと

ここでは、転職エージェントの裏事情も踏まえ、最大限活用するためにすべき以下のポイントを紹介していきます。

  • 最初の申し込みを丁寧に行う
  • 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
  • 経歴・スキルに嘘はつかない
  • 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
  • 担当者が使えないと判断したら付き合わない
  • 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく

6-1. 最初の申し込みを丁寧に行う

優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。

入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。

下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。

  • 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
  • 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
  • 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く

6-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく

最初の面談でエージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。

エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。

以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。

  • 転職予定がかなり先
  • そもそも転職への意欲が低い

すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。

6-3. 経歴・スキルに嘘はつかない

求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。

転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。

いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。

やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。

6-4. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる

登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。

長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。

以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。

  • こういった求人はないか
  • こんな業界は自分でも通るか

自動的に、後回しにされるリスクも

転職エージェントは、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。

その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。

エージェントがシステムで候補者を選ぶ画面

更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。

この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。

6-5. 担当者が使えないと判断したら付き合わない

どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。

例えば以下のようなケースで、こうした担当に当たったら、変更してもらうか、利用自体をやめましょう。

付き合うべきではない担当者の特徴
  • 業界知識が乏しく、深い話ができない
  • 転職に関して話していても経験を感じられない
  • 希望した条件以外の的外れな求人ばかり紹介してくる
  • あなたの都合を考えずに、応募を強要してくる(営業感が強い)
  • 必要な連絡や手続きが遅い、ミスが目立つ

担当を変える場合、利用自体をやめる場合でそれぞれ手続き方法を紹介していきます。

担当を変えたい場合

担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。

件名:担当変更のご相談

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。

しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。

つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。

お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。

担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。

各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合

基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。

ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。

件名:退会手続きのお願い

〇〇エージェント 〇〇様

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。

(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。

熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。

お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。

退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。

6-6. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく

エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。

転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。

転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。

紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。

また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。

こうした話はしすぎないよう注意しましょう。

7. WEBデザイナーについてよくある質問

最後に、WEBデザイナーについてよくある以下の質問に回答していきます。

7-1. WEBデザイナーはやめとけと言われる理由は?

以下の理由でやめとけと言われることが多いです。

  • 残業が多くなりがち:納期がきつい案件もあり、残業をしないと追いつかない
  • 常に知識のアップデートが必要:WEBのデザインや技術のトレンドをおさえておかない通用しない
  • 小さい会社が多い:WEB業界は、歴史の浅いベンチャーの小さい会社が多い傾向

ただ、残業や勉強が必要な点は、他の業界でもある話で、WEB業界特有の問題とは言えません。

また、WEB業界には、逆に以下のメリットもあります。

  • 仕事の幅を広げることで、年収1,000万円以上も目指せる
    (デザイナーをしつつ、マーケティングやコーディングにも対応していくなど)
  • リモートワークしやすい
  • フリーランスとしても独立しやすい

7-2. WEBデザイナーの転職で志望動機を作るコツは?

他の業界も変わりませんが、志望動機では以下2つを確認されるので、必ず準備しておきましょう。

  • なぜその会社を志望したのか
  • そもそもなぜWEBデザイナーを志望したのか(未経験からの転職の場合)

これらを通して、すぐに辞めないか、長く活躍してくれる人材かをチェックされます。

それぞれの伝えるべきポイントは以下の通りです。

伝えるポイント
なぜその会社なのか ・会社の求める人材(求人のゆくゆくはこんな仕事を任せたいといった内容)に、自分の理想の働き方がマッチしていることを伝える。
・応募先の仕事内容が、これまでの自分の経験が活かせる内容であることをアピールする。
例:前職では、メーカーのインハウスデザイナーとして、会社のサイトのデザインやメンテナンスを行ってきました。より最新のトレンドに触れて、プロとしてたくさんのジャンルのサイト制作に関わりたいと思い転職を考えましたが、貴社は多くの有名企業のサイト制作を行っていて、やりがいを持って働けると考え、志望させていただきました。一人一人のクリエイターの力を重視するという職人気質の社風にも共感するところが大きく、制作会社の中でも貴社を志望しました。前職ではデザインだけでなく、コーディングやバックエンドのシステム構築にも携わっていて、WEBの仕組み全般の知識があり、こうした経験も、活かせると感じています。
なぜWEBデザイナーを志望したのか ・前職の経験から「WEBの仕事に興味を持った」のように、仕事内容に惹かれた点を伝える。
・応募先の仕事内容が、これまでの自分の経験が活かせる内容であることをアピールする。
例:前職では、家具の販売店スタッフとして勤務していました。事前にWEBで商品を見た上で来店される方が多く、集客におけるWEBの重要性を知りました。中でもサイトの要となるデザインに興味を持ち、半年ほど、仕事を続けながらWEBデザインの基礎を勉強しました。前職では、お客様の要望を汲み取って商品を紹介する業務を日常的に行っていて、聞き取る力や、提案力には自信があります。この点は、WEBデザイナーとして、クライアントの要望に沿ったサイトを作る上で活かせると感じています。

待遇の良さを理由にしたり、「将来性があるから」、「感謝される仕事がしたい」のように曖昧な内容を言うのは、印象が悪くなるので避けましょう。

7-3. WEBデザイナーに向いている人とは?

仕事内容を踏まえると、以下にあてはまる方に向いています。

  • じっとしているのが得意:PCに向き合う地味な作業が多い
  • 流行に敏感:最新のデザインや技術トレンドに追いついていく必要あり
  • デザインが好き:自分のアイデアを形にできる仕事

また、WEBデザイナーには以下2つの勤務先がありますが、それぞれ向いている人をまとめました。

  • 制作会社(クライアントの要望に沿ってWEBサイトを作る)
    →たくさんのサイト制作に関わりたい人向け
  • 事業会社(自社のWEBサイトやサービスを制作、運用する)
    →一つのサイト・サービスに長く関わって成果を上げたい人向け

7-4. WEBデザイナーの年収はどれくらい?

厚生労働省の「職業情報提供サイト」によると、WEBデザイナーの年収は509万円となっています。

全産業の平均年収が約458万円なので、他の職種と比べても高い水準です。(参考:国税庁公式

年齢別の平均年収データは以下のとおりで、年齢が高くなるにつれ緩やかに上がっていく傾向があります。

平均年収
20代前半 329万円
20代後半 397万円
30代前半 471万円
30代後半 526万円
40代前半 568万円
40代後半 604万円

キャリアパスとしては、コーディングやプログラミング、マーケティングのスキルをつけて仕事の幅を広げたり、以下に転身して年収を上げる方が多いです。

  • UI/UXデザイナー:使いやすさや、利用満足度の追求もできるデザイナー
  • WEBディレクター:WEBサイト制作の現場の責任者
  • フロントエンドエンジニア:WEBサイトの見た目だけでなく、機能面も作り上げる
  • アートディレクター:WEBや広告のビジュアル表現の責任者

7-5. WEBデザイナーの転職が有利になる資格は?

WEBデザイナーが、持っていると転職で有利になる資格を以下にまとめました。

内容 必要な勉強時間
ウェブデザイン技能検定 デザインスキルを証明する国家資格で、Photoshopやデータベースの知識も必要 約30時間(3級)
WEBクリエイター能力認定試験 HTML、CSSの初歩的な知識を証明できる 24~38時間
Illustratorクリエイター能力検定試験 Illustratorを使ったグラフィックの制作能力を証明する 約60時間
Photoshopクリエイター能力検定試験 Photoshopを使ったグラフィックの制作能力を証明する 約50時間
アドビ認定プロフェッショナル IllustratorやPhotoshopなどAdobeのソフトの知識を証明する 約20時間
HTML5プロフェッショナル認定試験 HTML、JavaScript、CSSなどの最新知識を証明できる 約40時間(レベル1)
ウェブ解析士 WEBマーケティングのスキルを証明する資格 約50時間

ただ、WEBデザイナーは実務経験やスキルが特に重視され、資格はなくても転職自体は可能です。

7-6. WEB業界の今後に将来性はある?

WEBサイトの制作や、ネットで集客や販売をする事業は今後も増える見込みで、将来性は明るいです。

総務省の「情報通信白書(令和5年)」によると、世界のIT・WEB関連の市場規模は、直近10年で約2倍に成長しています。

スマホの普及や、コロナ禍でのオンラインサービスの利用増が大きく影響したと考えられます。

コーディングなど一部の業務はAIに代替される可能性がありますが、デザインやマーケティングは、人間の知恵が求められる職種で、代替が難しい点でも将来性はあると言えます。

まとめ

WEBデザイナーとして転職を目指す方におすすめの転職サイトを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

まず使うべきおすすめは以下の6社で、あなたのキャリアに合わせて3社を選びましょう。

WEBデザイナー
経験者
未経験
年収
500万以下
年収
500万〜
1位. レバテックキャリア
2位. doda
3位. ワークポート
4位. マイナビクリエイター
5位. マスメディアン
6位. Webist
東京・大阪のみ

すぐの転職を考えていない方は、以下のスカウトサービスでまずは自分の市場価値を知るのがおすすめです。

Green」のような、自分で求人を探して応募する求人サイトは、他のサイトでうまくいかなかった時の最終手段として使いましょう。

当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。