製薬業界に強い転職エージェント6選|経験別のおすすめと選び方
「製薬業界に強い転職エージェントは?」、「技術職ならどれがいい?」など、製薬業界志望者が使うべき転職エージェントが気になっていませんか?
製薬業界に強い転職エージェントは複数ありますが、あなたの経験や年収によっておすすめは変わります。
選び方を間違えると、「申し込んだのに全然相手にされない」、「興味のない求人ばかり」といった事態になります。
このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、製薬業界志望の方が使うべき転職エージェントについて、以下の流れで解説していきます。
- 結論|製薬業界の方が使うべき転職エージェント
- 製薬業界に強い転職エージェントの選び方
- 製薬業界に強い転職エージェントおすすめ6選
- 業界経験者向け|おすすめのスカウトサービス3選
- 製薬業界の転職にエージェントを使うべき4つの理由
- 転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと
- 製薬業界についてよくある質問
全て読めば、製薬業界の転職にはどのエージェントを使うべきか、選ぶ上でどんな注意点があり、使いこなすコツはあるかまでがわかり、転職エージェントで失敗しなくなるでしょう。
著者:I.J(現役転職エージェント)
1. 結論|製薬業界の方が使うべき転職エージェント
このページでは、製薬業界での転職を目指す方におすすめの転職エージェントについて、根拠を持って詳しく解説していきます。
長くなってしまったので先に結論を言うと、以下からあなたのキャリアに合わせて3社を選ぶべきです。
製薬業界 経験者 |
未経験 | ||
年収 600万以下 |
年収 600万〜 |
||
1. リクルートエージェント | ◎ | ◯ | ◎ |
2. doda | ◎ | ◯ | ◎ |
3. 製薬オンライン | ◯ | ◎ | ◎ |
4. Answers | ◎ | ◯ | △ |
5. メディサーチ | ◯ | ◎ | △ |
6. JACリクルートメント | ◯ | ◎ | × |
いずれも20年以上の実績のある大手で、歴史ある大手・優良製薬企業の求人はこれら6社に集中しています。
参考に、これらの特徴を一文でまとめると以下の通りです。
おすすめエージェント | 特徴 |
リクルートエージェント | 製薬業界の求人数、転職サポート実績ともに最多の大手 |
doda | 業界No.2の求人数を誇る大手で、製薬業界の幅広い職種に対応 |
製薬オンライン | 製薬業界特化のサービスで、特化型で最も求人数が多い |
Answers | 東証プライム上場の老舗企業の運営する製薬業界特化のサービス |
メディサーチ | 製薬業界に特化していて、関東や関西の求人がメイン |
JACリクルートメント | ハイクラス特化の老舗で、製薬業界の年収600万円以上は登録必須 |
製薬業界の経験者はスカウトサービスも1つは使う
製薬業界の経験者の方は、あわせて以下のようなスカウトサービスにも1社は登録しておきましょう。
これは、経歴を登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サービスで、主に即戦力になる年収600万円以上の方を対象としています。
※ヘッドハンター:保有する求人にあった人材を探す転職エージェント
製薬業界の中でも、経験が重視されやすい以下の職種の方は、スカウトがもらえる可能性が高いです。
- 研究・開発
- 生産技術・生産管理
- 品質保証・品質管理
- PV(安全性情報担当)
- 薬事(医薬品の承認申請)
- MR(営業)
企業からのスカウトだと、いきなり面接に進んでスピーディーに内定が出るケースもあるため、登録しておいて損はありません。
中でもおすすめは、スカウト型の最大手で、30,000社以上の企業からスカウトが受けられる「ビズリーチ」です。
そもそも製薬業界とは
医薬品の開発や製造、販売を行う業界のことです。
作る薬は、大きく以下2つに分けられ、生産額の約9割は一つ目の医療用医薬品が占めています。
分類 | 有名企業 | |
①医療用医薬品 (医師の処方箋が必要な薬) |
新薬 最も多い! | 中外製薬、MSD、小野薬品 |
後発医薬品(ジェネリック) | 日医工、沢井製薬、東和薬品 | |
②一般用医薬品 (ドラックストアで買える市販薬) |
副作用や飲み合わせのリスクによって第1~3類に分かれる | 大塚製薬、第一三共、エーザイ |
また、医療用医薬品のメーカーのほとんどは、新薬の事業を行います。
新薬の研究開発には、10年以上の期間と1,000億円以上の、莫大な投資が必要になります。
そのため、製薬メーカーは、資金力のある大手企業が多いという特徴があります。
どんな職種がある?
製薬業界で募集の多い主な職種をまとめると以下の通りです。
職種 | やること | 具体的な職種例 |
研究・開発 | 医薬品の開発をしたり、治験や臨床試験で安全性を調査する | 創薬研究、CRA(臨床開発モニター)、CRC(治験コーディネーター) |
MR(営業) | 医師や医療機関、薬局に向けて、自社の医薬品の情報提供をする | MR、PMS(市販後調査) |
生産 | 承認された医薬品を、安全に低コストで生産していく | 生産技術、生産管理、品質管理、品質保証 |
薬事 | 薬事法の知識をもとに、国の専門機関に、自社の薬品の承認を申請する | 臨床薬事、海外薬事、CMC薬事 |
マーケティング | 市販薬を世の中に広める戦略を考える | マーケティング、市場調査、広報 |
その他、どの業界も変わりませんが、人事や経理などの管理部門、ITシステム担当のエンジニアなどの募集もあります。
未経験からの転職は難しい?
以下の職種であれば、未経験でもなることは難しくありません。
- MR(営業):何らかの営業経験があれば対象になりやすい
- 製造オペレーター(工場で医薬品を作る):何らかの製造経験があれば対象になりやすい
研究開発など、その他職種については、製薬業界での経験必須の求人がほとんどです。
未経験から目指したい方は、「doda」のような未経験転職にも対応した大手エージェントをまず利用しましょう。
可能性があるか、まずどうすべきかといった点で、詳しい担当に親身に相談に乗ってもらえます。
次から、製薬業界に強い転職エージェントを選ぶポイントを解説していきます。
2. 製薬業界に強い転職エージェントの選び方
製薬業界への転職を目指す方は、以下の方法で転職エージェントを選んでおきましょう。
- 選び方1. 実績のある大手を選ぶ
- 選び方2. 自分の経験や年収に合わせて選ぶ
- 選び方3. 担当を比べるためにも、必ず3社は使う
この選び方がなぜ重要かを紹介していきます。
選び方1. 実績のある大手を選ぶ
転職エージェントは大手から中小まで二万社以上ありますが、実績のある大手だけを選ぶようにしましょう。
大手と中小のメリット・デメリットは下記の通りで、大手エージェントの方が転職時に強い味方になります。
企業側もまず大手を頼るため求人が豊富で、個別に紹介を頼まれた、表に出ない好条件な求人もたくさん持っています。
また、サポート経験が多い分、企業ごとに「面接でどう答えれば内定が出やすいか」といったデータも豊富に持っています。
求人、選考対策いずれの面でも優秀で、大手を使うだけでいい会社に入れる確率はグッと高まります。
大手にも下記のデメリットがありますが、使い方次第で解消できるため、大手を選べば間違いありません。
- ×忙しいので放置されることがある(一人の担当が何人もサポートする体制)
→まめに連絡を取ったり、積極的な姿勢を見せれば優先的に対応してくれる - ×中にはハズレの担当もいる
→エージェントを複数使えばハズレの担当者と付き合わなくて済む
知っておくべき裏事情:近年は低品質なエージェントが急増した
下記は厚生労働省の出す転職エージェントなどの職業紹介事業所の数の推移ですが、転職エージェントは、5年間で約1万社も急増しました。
引用:厚生労働省ホームページ
これには、資格さえあればインターネットを使うことで、簡単にエージェント業が始められるようになったという背景があります。
新設エージェントにも、優良なものはありますが、以下のようなタイプが多いのが実情です。
- 企業とのパイプが弱く、紹介できる求人が少ない
- 実績が少なく「会社ごとにどう選考対策するべきか」といったノウハウがない
- 実績作りのために、合わない求人をごり押ししてくる
こうしたエージェントにあたると、手持ちの求人から内定を出そうと、希望と違う求人をごり押しさたり、転職失敗の原因にもなるため注意が必要です。
優良なものもありますが、見極めが難しいため、聞いた事もないような中小エージェントは避け、実績のある大手だけを使っておきましょう。
選び方2. 自分の経験や年収に合わせて選ぶ
転職エージェントは、大手の中でも自分の製薬業界でのキャリアに合ったものを選びましょう。
大手の中でも、以下のように力を入れているジャンルが違うからです。
- 第二新卒や年収400万円前後のサポートに強い
- 年収600万円以上のハイクラス転職に強い
- 業界未経験からの転職に強い
これを知らないと悲惨で、例えば未経験から目指す方が、ハイクラス向けのエージェントを使っても、紹介できる求人がなく、相手にされません。
逆に、経験豊富で高収入の方が、未経験にも対応した若手向けを使うと、見合った求人紹介が受けられず、実力通りの転職ができない可能性があります。
ミスマッチなものを選んで、失敗しないためにも、このページを参考に自分のキャリアに合ったエージェントを選んでおきましょう。
選び方3. 担当を比べるためにも、必ず3社は使う
転職エージェントは、担当を比べるためにも、必ず3社は使うようにしましょう。
どんなに優良な転職エージェントでも、担当者によって経験や対応は違い、以下のようなハズレの担当者に当たる場合もあるからです。
- 製薬業界の知識が不十分で、深い相談ができない
- 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる
- 応募や内定を急かすなど対応が悪い
一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。
複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。
いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。
また、転職エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。
ここまでを踏まえ、次の章から、具体的に選ぶべきエージェントを紹介していきます。
3. 製薬業界に強い転職エージェントおすすめ6選
今回当ページでは、大手転職エージェント20社以上を比較し、以下の観点で6社を厳選しました。
- 運営歴20年以上の老舗
- 製薬業界の求人が豊富
- 利用者の評判が極めていい
厳選した6社について、経験や年収別におすすめ度をまとめたのが以下です。
製薬業界 経験者 |
未経験 | ||
年収 600万以下 |
年収 600万〜 |
||
1. リクルートエージェント | ◎ | ◯ | ◎ |
2. doda | ◎ | ◯ | ◎ |
3. 製薬オンライン | ◯ | ◎ | ◎ |
4. Answers | ◎ | ◯ | △ |
5. メディサーチ | ◯ | ◎ | △ |
6. JACリクルートメント | ◯ | ◎ | × |
いい担当者を見極めたり、求人の選択肢を広げるためにも、上記から必ず3つは使っておきましょう。
では、それぞれ特徴を解説していきます。
3-1. リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は、業界最大手のリクルートが運営する転職エージェントで、製薬業界の求人数・転職実績共にトップクラスです。
大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。
長年の実績から、「まずはリクルートさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、大手製薬業界の求人も多いので、登録しておいて損はありません。
向いている人 | 製薬業界経験者(年収600万円以下)・未経験者 |
求人数(医療・医薬品業界) | 約12,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
運営歴 | 1977年~ |
リクルートエージェント公式ページ:https://www.r-agent.com/
3-2. doda
「doda」はパーソルキャリアが運営する、業界2位の実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。
求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。
リクルートエージェントよりは求人数が少ないものの、一人一人の登録者にきめ細かいサポートをしてくれると好評です。
向いている人 | 製薬業界経験者(年収600万円以下)・未経験者 |
求人数(医薬品業界) | 約4,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
運営歴 | 1989年~ |
doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/
3-3. 製薬オンライン
「製薬オンライン」は、製薬業界の転職に特化したもので、最大手のサービスです。
運営元は、医薬品の開発や販売を、メーカーから受託する事業も行っていて、業界との強いパイプがあります。
経験者向けの年収600万円以上の求人が多いので、業界内で年収アップの転職を狙う方には特におすすめです。
向いている人 | 製薬業界経験者(年収600万円〜)・未経験者 |
求人数(製薬業界) | 約2,700件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | オンウェーブ株式会社 |
運営歴 | 2005年~ |
製薬オンライン公式ページ:https://www.seiyakuonline.com
3-4. Answers
「Answers」は、東証プライム上場の株式会社クイックの運営する、製薬業界特化のサービスです。
運営元は、人材業界で40年以上の実績があり、長年かけて作ったパイプのある大手・優良企業の紹介が受けられます。
業界内での、未経験職種への転職にも対応していて、製薬業界でのキャリアチェンジを考えている人に向いています。
向いている人 | 製薬業界経験者(年収600万円以下) |
求人数(製薬業界) | 約1,700件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社クイック |
運営元の設立 | 1980年 |
Answers公式ページ:https://answers.ten-navi.com
3-5. メディサーチ
「メディサーチ」は、製薬・医療機器・病院での転職に特化した転職エージェントです。
他社に比べて数は少ないですが、国内企業から外資まで幅広い製薬メーカーの求人を保有しています。
面接対策など担当者のサポートの評判がいいので、選考に自信がない方は念の為使っておきましょう。
向いている人 | 製薬業界経験者(年収600万円〜) |
求人数(製薬業界) | 約1,000件 |
対応エリア | 主に関東と関西 |
運営会社 | 株式会社メディサーチ |
運営元の設立 | 2000年 |
メディサーチ公式ページ:https://www.medisearch.co.jp
3-6. JACリクルートメント
「JACリクルートメント」は、ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗の転職エージェントです。
実績や知名度の高さから、企業側も、高待遇の技術者などハイクラス求人はJACにだけ相談していることも多いため、年収600万以上の方は必ず登録しておきましょう。
世界11カ国にも支店を持っていて国外の会社との取引も多く、外資系製薬企業とも強いパイプがあります。
向いている人 | 製薬業界経験者(年収600万円以上) |
求人数(医療・医薬品業界) | 約1,500件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
運営歴 | 1988年~ |
JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/
参考:薬剤師に特化したサービスまとめ
医薬品業界の中でも、薬剤師の資格を持つ方のサポートに特化した大手のサービスを以下に全てまとめました。
薬剤師の特化型エージェント | 特徴 |
ファルマスタッフ | 日本調剤のグループが手掛けるサービスで、20代30代の薬剤師転職に強い |
ファーマキャリア | 相談者のキャリアに合わせて求人を開拓するオーダーメイド型にこだわる |
マイナビ薬剤師 | 人材業界大手マイナビ運営するサービスで、求人が多い |
薬キャリAGENT | 薬剤師資格を持つ子育てママや、薬学生向けなど、幅広いサービスを展開 |
ヤクマッチ薬剤師 | 薬剤師が社内に多数在籍し、専門性の高いアドバイスが受けられる |
リクナビ薬剤師 | リクルートのサービスで、若手から中高年まで幅広い年代の転職に対応 |
ただ、これらは調剤薬局やドラッグストア、病院の求人がほとんどで、薬品を作る「製薬会社」の求人は少ないです。
薬剤師の資格を活かしつつ、製薬会社で、研究開発、品質管理などの職種で働きたい方は、これまで紹介した大手エージェントから選んでおきましょう。
4. 製薬業界経験者向け|おすすめのスカウトサービス3選
元々製薬業界勤務で、同じ業界への転職を考えている方は、あわせて以下のようなスカウトサービスにも1社は登録しておきましょう。
スカウトサービスは、経歴やスキルを登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つサービスで、主に即戦力になる年収600万円以上の方を対象としています。
登録するとあなたのプロフィールがデータベースにのり、それを使う企業の人事やヘッドハンターの目に留まると、スカウトが受けられます。
※ヘッドハンター:企業に紹介を頼まれた求人にあった人材を探す業者
製薬業界の中でも、経験が重視されやすい以下の職種の方は、スカウトがもらえる可能性が高いです。
- 研究・開発
- 生産技術・生産管理
- 品質保証・品質管理
- PV(安全性情報担当)
- 薬事(医薬品の承認申請)
- MR(営業)
登録後は待つだけでよく、企業からのスカウトだといきなり面接に進んでスピーディーに内定が決まることもあるため、登録しておいて損はありません。
迷ったらどれだけの企業が使っているサービスかを公開していて、数が最多の「ビズリーチ」を選びましょう。
登録企業数 | 運営歴 | |
ビズリーチ | 約30,000社 | 2009年~ |
リクルートダイレクトスカウト | 非公表 | 2014年~ |
doda X | 非公表 | 2019年~ |
AMBI | 約2,800社 | 2017年~ |
ミドルの転職 | なし (在籍するエージェントからのスカウトのみ) |
2015年~ |
スカウトサービスの最大の強みは企業から直接スカウトが受けられることですが、企業数が多いほどチャンスは広がり、スカウトも増える傾向があります。
5-1. ビズリーチ
「ビズリーチ」は、毎月30,000人以上が登録している今最も勢いのあるスカウトサービスです。
即戦力人材を効率よく採用したい企業が続々と利用を開始していて、登録社数は30,000社を超えます。
一部有料の機能もありますが、最大の目玉である「企業からのスカウトの受け取り、返信」は無料プランでもできるので、まずは無料プランで使ってみるのがおすすめです。
有料プランの機能とは?
ビズリーチで月5,500円の有料プランに入ると開放される主な機能には、以下があります。
- サイト内の全ての求人の閲覧、応募ができる
- ヘッドハンターのスカウトが全て見られる
自分からも積極的に動きたい人向けの機能ですが、こうした人には、無料で使える転職エージェントの方がおすすめです。
紹介される求人にどんどん応募していくなど、自分からも積極的に動けますが、料金は一切かかりません。
ビズリーチは無料プランで使った上で、求人探しや応募には転職エージェントを活用しましょう。
求人数 | 約120,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
登録企業数 | 約30,000社 |
在籍ヘッドハンター数 | 6,200人 |
ビズリーチ公式ページ:https://www.bizreach.jp
5-2. リクルートダイレクトスカウト
「リクルートダイレクトスカウト」は、ビズリーチの後を追うように始まった、転職業界最大手のリクルートが運営するスカウトサービスです。
登録に審査があるビズリーチに対し、審査なしで誰でも登録ができ、全機能を無料で使うことができます。
登録社数は非公開ですが、「最大手だし使っておこう」と考える企業の採用担当者は多いはずで、多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。
ビズリーチが審査に通らず使えなかった方や、さらに可能性を広げたい人は登録しておきましょう。
求人数 | 約196,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
登録企業数 | 非公開 |
在籍ヘッドハンター数 | 4,300人 |
リクルートダイレクトスカウト公式ページ:https://directscout.recruit.co.jp/
5-3. doda X
「doda X」も、ビズリーチの後を追うように始まった、業界大手のパーソルキャリアが運営するスカウトサービスです。
dodaの転職エージェントはリクルートと一緒に使う企業も多く、こちらも多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。
他社にはない、パーソルの担当者からハイクラス求人の紹介が受けられるサービスもあるので、気になる方は企業スカウトとセットで使ってみましょう。
求人数 | 約49,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
登録企業数 | 非公開 |
在籍ヘッドハンター数 | 約8,000人 |
doda X 公式ページ:https://doda-x.jp/
5. 製薬業界への転職にエージェントを使うべき4つの理由
求人サイトから自分で応募するなど他の方法もありますが、製薬業界志望の方には、以下の理由で転職エージェントをおすすめします。
- 転職でのミスマッチが起きにくい
- 表に出ない好条件な求人に応募できる
- 選考で有利になりやすい
- 転職のあらゆるサポートが無料で受けられる
理由1. 転職でのミスマッチが起きにくい
転職エージェントを使えば、「いざ働き始めたら、思っていたのと違った」といったミスマッチは起こりにくくなります。
求人のデメリットや裏側も踏まえて、あなたの希望にマッチする求人だけを紹介してくれるからです。
エージェントは、求人票からは読み取れない、以下のような情報も大量に持っています。
- 職場の雰囲気はどうか、現場のリーダーはどんな人柄か
- 休みのとりやすさ、サービス残業の実態はどうか
- 直近でどれだけ人が辞めているか
現場に通って職員に話を聞いたり、過去にサポートした人へも聞き取りをして、こうした情報を日々集めています。
「帝国データバンクの調査(2024年)」によると、国内の半数以上の企業は人手不足を感じていて、採用に苦労している会社が多いです。
とにかく人が欲しいあまり、面接でも肝心なデメリットを教えてくれない企業もあります。
製薬業界だと、いざ働き始めてから、以下のような隠れたデメリットに後悔するケースもよくあります。
- 「実はきついノルマがあり、達成しないとまともに稼げない」
- 「サービス残業が当たり前の社風」
- 「雑用ばかりで、スキルが全然身につかない」
エージェントはこうした職場ごとの悪い点についても先に教えてくれるため、転職の失敗を防げるようになります。
なぜここまでしてくれるの?
エージェントは、転職を成功させないと利益が出ない仕組みで、ミスマッチはエージェントにとっても損になるからです。
転職エージェントは、企業にあなたを紹介することで、企業から紹介料を受け取るビジネスです。
この紹介料は、仮にあなたが3ヶ月以内など短期で辞めた場合は、企業に返金するルールがあります。
あなたにすぐに辞められると、転職エージェントは紹介料が手に入らず、大損になるのです。
長く続けられる職場に転職してもらい、利益につなげるためにも、ミスマッチを防ぐことに全力を注いでくれます。
理由2. 表に出ない好条件な求人に応募できる
そもそもですが、下記のような優良な求人は、インターネットには中々出てきません。
- 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう求人
- 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない求人
- 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人
これらの求人は、企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。
大手製薬業界の研究開発といった技術職や、待遇のいい営業の求人は、このように表に出ないことも多いです。
転職エージェントを使えは、求人サイトにはないこれらの高品質な非公開求人にも応募ができます。
逆に言うと、インターネットに出ている公開求人は、幅広く募集しないと人が集まらない低品質なものが多いので、注意しましょう。
理由3. 選考で有利になりやすい
転職エージェントを使うことで、直接申し込んだ人よりも、選考が有利に進むことがあります。
採用側からすると、どこの誰かわからない人よりも、転職エージェントがプッシュしてくる人の方が安心して採用することができるからです。
エージェントは、企業側に書類に書けないあなたの魅力をアピールしてくれ、優秀なエージェントだと、面接で失敗しても結果を覆してくれることもあります。
また、大手はサポート実績が多い分「どんな人に内定が出て、逆にどんな人は落ちやすい」といったデータも豊富に持っていて、万全の選考対策を受けることもできます。
理由4. 転職のあらゆるサポートが無料で受けられる
転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。
- キャリアの相談
- 求人の紹介
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 面接や入社の日程調整
- 年収交渉
自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。
特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。
転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。
デメリットは使い方次第で解消できる
転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。
- ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
→実績のある大手のエージェントだけを使う
→3社以上使い、担当者を比べる - ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
→ターゲットの年収が自分に合ったエージェントを選ぶ
他のサービスと比べても優秀
転職エージェントは、他の転職サービスと比べても、あらゆる面で優れています。
その他、製薬業界の転職に使えるサービスとして下記があります。
- スカウトサービス:登録してスカウトを待つ
- 求人サイト:自分で求人を探して応募する
- ハローワーク:公共の転職支援サービス
これらのサービスと転職エージェントとの違いは、専任の担当者が付き、転職に必要なことを何から何までサポートしてくれるということです。
転職エージェントとこれら3つを「サポート」「求人の質・量」「選考の有利さ」で比較したのが以下です。
サポート | 求人の質・量 | 選考の有利さ | |
転職エージェント | ◎ 相談〜内定後の交渉まで |
◎ 良質な非公開求人、数多い |
◎ 選考対策・プッシュあり |
スカウトサービス | ◯ 一部のみのサポート |
◯ 良質だが、数少ない |
◎ 選考対策・プッシュあり |
求人サイト | × 自分でやる |
◯ 公開求人、数多い |
× 自力で頑張る |
ハローワーク | △ 求人の紹介 |
△ 数は多いが低品質 |
△ 簡単な選考対策のみあり |
全てにおいて優れているのは転職エージェントだけですから、製薬業界への転職を考えている方は、まず転職エージェントを使っておきましょう。
転職エージェントの利用の流れは?
大まかな流れは以下の通りです。
- ネットから申し込み
- エージェントと面談(対面かWEB、電話)
- 求人紹介を受ける
- 企業に応募
- 面接
- 内定
最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。
面談は、どのエージェントも現在はオンラインや電話で行うケースが多いです。
申し込みから内定まで、トータルで3ヶ月はかかるケースが多いため、余裕を持って早めに申し込みをしておきましょう。
6. 転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと
ここでは、転職エージェントの裏事情も踏まえ、最大限活用するためにすべき以下9つのポイントを紹介していきます。
- 最初の申し込みを丁寧に行う
- 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
- 経歴・スキルに嘘はつかない
- 複数のエージェントを使っていることは隠さない
- 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
- 担当者が使えないと判断したら付き合わない
- 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
- 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
- 最低限のマナーは守る
7-1. 最初の申し込みを丁寧に行う
優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。
入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。
下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。
- 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
- 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
- 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く
7-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
最初の面談でも、エージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。
エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。
以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。
- 転職予定がかなり先
- そもそも転職への意欲が低い
すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。
7-3. 経歴・スキルに嘘はつかない
求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。
転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。
いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。
やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。
7-4. 複数のエージェントを使ってることは隠さない
転職エージェントを複数使う場合、他社も使っていることは、それぞれに隠さず伝えましょう。
言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。
- あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
- 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる
すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。
これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。
こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。
7-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。
長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。
以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。
- こういった求人はないか
- こんな業界は自分でも通るか
自動的に、後回しにされるリスクも
転職エージェントは、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。
その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。
更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。
この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。
7-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない
どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。そういった担当に当たってしまったら利用をやめましょう。
具体的には下記に2つ以上当てはまったら、危険なので、担当を変えてもらうか、そのエージェントの利用を止めましょう。
付き合うべきではない担当者の特徴 |
|
2つ以上当てはまった場合、下記の方法で担当を変えるか、そのエージェント自体の利用を止めましょう。
担当を変えたい場合
担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。
件名:担当変更のご相談
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。
しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。
つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。
お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。
担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。
各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。
エージェント自体の利用をやめる場合
基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。
ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。
エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。
件名:退会手続きのお願い
〇〇エージェント 〇〇様
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。
(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。
熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。
お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。
退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。
7-7. 「推薦状を見せてほしい」と伝える
エージェントは応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。
これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。
- 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
- 改めて自分のアピールポイントを整理したい
見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、エージェントにとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。
以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。
(参考)ひどい推薦文の例
〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。
コミュニケーション能力が高く、明るい方です。
ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。
7-8. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく
エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。
転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。
転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。
紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。
また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。
こうした話はしすぎないよう注意しましょう。
7-9. 最低限のマナーは守る
エージェントとのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。
こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。
また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。
応募する会社だけでなく、エージェントに対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。
7. 製薬業界についてよくある質問
最後に、製薬業界の転職についてよくある以下の質問に回答していきます。
8-1. 製薬業界の企業ランキングは?
売上高を元に、国内の製薬会社のランキングを作成すると以下の通りです。
特徴 | |
1位. 武田薬品工業 | 創業200年を超える老舗で、世界80カ国に5万人以上の従業員を有するグローバル企業 |
2位. 大塚ホールディングス | 医薬品のみならず、機能性飲料、機能性食品などの幅広い製品を手掛ける |
3位. アステラス製薬 | 泌尿器科領域や、免疫抑制剤などを主力商品とする新薬メーカー |
4位. 第一三共 | ロキソニンSやルルといった市販薬や、がん領域の医療用医薬品の開発も行う |
5位. 中外製薬 | がん領域をメインに新薬の研究開発を行う |
6位. エーザイ | 認知症関連、神経変性疾患、がんの領域に強い |
7位. 小野薬品工業 | がん、免疫、神経およびスペシャリティ領域に力をいれる創薬メーカー |
8位. 協和キリン | 「腎」「がん」「免疫・アレルギー」「中枢神経」の領域に強みを持つ |
9位. 塩野義製薬 | 感染症、がん疼痛、代謝性疾患など多岐にわたる領域の医薬品を開発 |
10位. 住友ファーマ | 精神神経、がん領域に強みを持つ |
- 売上高は、各社最新の有価証券報告書を参照
当ページで紹介する転職エージェントなら、これらの人気企業への求人紹介も受けられます。
8-2. 製薬業界の今後に将来性はある?
国内の市場は頭打ちですが、海外展開して利益を上げる企業が多く、将来性は大きいと言えます。
医療用医薬品の価格は、厚生労働省の決める薬価によって決まりますが、これは、医療費を削減する国の方針もあり、年々下がっています。
よって、国内で製薬会社が稼ぐことは年々難しくなっていますが、海外の製薬会社を買収するなどして、海外市場に活路を見出すメーカーが増えています。
- 武田薬品工業:2018年、アイルランドの製薬大手シャイアーを買収
- アステラス製薬:2023年、眼科領域に強いアメリカのアイベリック・バイオを買収
- 小野薬品工業:2024年、アメリカのバイオ医薬品企業「デシフェラ・ファーマシューティカルズ」を買収
中途採用の募集では、英語力を求める求人が増えていて、グローバル人材は、今後さらにニーズが拡大するでしょう。
まとめ
製薬業界に強い転職エージェントについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
製薬業界での転職を目指す方は、以下から経験や年収別に3社のエージェントに登録しましょう。
製薬業界 経験者 |
未経験 | ||
年収 600万以下 |
年収 600万〜 |
||
1. リクルートエージェント | ◎ | ◯ | ◎ |
2. doda | ◎ | ◯ | ◎ |
3. 製薬オンライン | ◯ | ◎ | ◎ |
4. Answers | ◎ | ◯ | △ |
5. メディサーチ | ◯ | ◎ | △ |
6. JACリクルートメント | ◯ | ◎ | × |
元々製薬業界勤務で同じ業界への転職を目指す方は、以下のようなスカウトサービスにも1社は登録しておきましょう。
- ビズリーチ ★最もおすすめ
- リクルートダイレクトスカウト
- doda X
当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。