ページの一部でマイナビ等の広告が掲載されています。

社内SE志望の第二新卒向け転職エージェント5選|経験別のおすすめと選び方

「社内SE志望の第二新卒ならどの転職エージェントがいい?」、「IT特化がおすすめ?」など、社内SE志望の第二新卒向け転職エージェントについて気になっていませんか?

社内SEはあらゆる業界から求人が出るため、IT以外の業界にも強い、「リクルート」や「doda」のような大手総合型エージェントを選ぶのが何より重要です。

人気が高く、特に競争が激しい社内SEの中途採用では、対象の求人が豊富なエージェントを使うのが絶対条件です。

このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、社内SEへの転職を目指す第二新卒におすすめのエージェントについて、以下の流れで解説していきます。

全て読めば、第二新卒が社内SEを目指すならどの転職エージェントを使うべきか、選び方から使いこなすコツまでがわかり、転職エージェントで失敗することがなくなるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
著者情報を詳しく見る

ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. 結論:社内SE志望の第二新卒が使うべき転職エージェント

このページでは社内SE志望の第二新卒におすすめの転職エージェントについて、根拠を持って詳しく解説していきます。

長くなってしまったので先に結論を言うと、あなたの経験に合わせて、以下から3社選ぶべきです。

おすすめ
エージェント
社内SE/エンジニア
経験者 未経験
1位.
リクルートエージェント
2位.
doda
3位.
マイナビIT エージェント
4位.
ワークポート
5位.
type転職エージェント

一都三県
のみ

おすすめ順に並べているため、迷ったら、キャリアに合わせて上から順に◎を3つ選んでおきましょう。

大手・優良企業の社内SEの求人のほとんどは、この5社に集中していて、ここから選んでおけば間違いありません。

参考までに、それぞれのエージェントを一言で表すと下記の通りです。

おすすめ
エージェント
特徴
リクルートエージェント 業界最大手で、IT求人の量・転職サポート実績共にトップクラス
doda リクルートに次ぐ求人数を誇る業界No.2で、エンジニアの転職サポートにも強い
マイナビIT エージェント 新卒向けのサービスを通して、大手優良企業と強いパイプを持つ
ワークポート 無料のスクールも利用できるなど、未経験からのエンジニア転職が得意
type転職エージェント 一都三県のエンジニア求人に強く、女性のサポートも得意

そもそも社内SEとは

簡単にいうと、会社内の「IT部門」や「情報システム部門」の職員のことで、主な仕事内容には以下があります。

  • 自社で使うシステム(例:顧客管理や在庫管理のシステム)の企画や開発
  • 社内システムの運用、保守
  • 社内のPCやその周辺機器に関する、社員からの問い合わせへの対応

一般的なSEとの違いをまとめると、以下の通りです。

社内SE SE
主な仕事 自社システムの開発~運用 クライアントとなる他社のシステム開発、運用
関わるシステム 自社のシステムのみ あらゆる企業のシステム

他社が顧客になるSEと比べると、同じ会社の社員が相手となる仕事で納期の融通が利きやすく、残業が少ないとされています。

ワークライフバランスが実現しやすい職種として、近年人気のIT職種です。

未経験でも転職できる?

対象の求人数はかなり少ないですが、第二新卒の20代ならエンジニア未経験でも社内SEに転職することも可能です。

近年は人手不足もあり、最初の数ヶ月はみっちり研修が受けられるなど、未経験者向けの体制を整える会社も増えています。

ただ、未経験可の求人でも、何らかのエンジニア経験があるなど、IT知識のある方が歓迎される場合がほとんどです。

未経験から目指したい方は、「ワークポート」のような未経験転職に強い大手エージェントをまず利用しましょう。

可能性があるか、まずどうすべきかといった点で、詳しい担当に親身に相談に乗ってもらえます。

2. 社内SE志望の第二新卒向け|転職エージェントの選び方

社内SE志望の第二新卒の方は、以下の方法で転職エージェントを選んでおきましょう。

  • 選び方1. 実績のある大手エージェントを選ぶ
  • 選び方2. あらゆる転職に強い”総合型”を選ぶ
  • 選び方3. キャリアの面で自分に合ったエージェントを選ぶ

この選び方がなぜ重要か解説していきます。

選び方1. 実績のある大手を選ぶ

社内SEへの転職に使うエージェントは、実績のある大手を選んでおきましょう。

大手と中小のメリット・デメリットは下記の通りで、大手エージェントの方が転職時に強い味方になります。

大手と中小の違い

大手にも下記のデメリットがありますが、どちらも使い方次第で解消できるため、大手を選べば間違いありません。

  • ×忙しいので放置されることがある(人気で他にも多くの人を担当しているため)
    →ターゲットの経験・年収が合うエージェントなら、相手にしてもらいやすい
    →まめに連絡を取ったり、積極的な姿勢を見せれば優先的に対応してくれる
  • ×中にはハズレの担当もいる
    →エージェントを複数使えばハズレの担当者と付き合わなくて済む

知っておくべき裏事情:近年は低品質なエージェントが急増した

下記は厚生労働省の出す転職エージェントなどの職業紹介事業所の数の推移ですが、転職エージェントは、5年間で約1万社も急増しました。

引用:厚生労働省ホームページ

これには、資格さえあれば、ネットで誰でも簡単にエージェント業を始められるようになった背景があります。

新設の中小エージェントにも、エンジニアの転職に特化していたり、優良なものはありますが、以下のようなタイプが多いのが実情です。

  • 企業とのパイプが弱く、紹介できる求人が少ない
  • 常に出回っている不人気なブラック求人しか持っていない
  • 実績が少なく「会社ごとにどう選考対策するべきか」といったノウハウがない

こうしたエージェントにあたると、手持ちの求人から内定を出そうと、希望と違う求人をごり押しさたり、転職失敗の原因にもなるため注意が必要です。

優良なものもありますが、見極めが難しいため、聞いた事もないような中小エージェントは避け、実績のある大手だけを使っておきましょう。

「第二新卒特化」はおすすめしない!

第二新卒のサポートに特化したタイプはいくつもありますが、まともな求人を持たない中小エージェントが多く、おすすめしません。

常に出回っている未経験歓迎のブラック求人をかき集めて運営されていて、それを「職歴の浅い20代向け」と言い換えて紹介するだけの業者が非常に多いです。

第二新卒の方も、まずは全年代に対応し、未経験歓迎でも良質な求人を多く保有する大手を使いましょう。

選び方2. あらゆる転職に強い”総合型”を選ぶ

社内SE向けの転職エージェントは、大きく以下2つに分けられますが、まず使うべきなのは総合型です。

  • 総合型:ITのみならず、あらゆる業界・職種の転職に強い
  • IT特化型:IT業界やエンジニアの転職にのみ強い

特化型をイメージするかもしれませんが、実はリクルートやdodaのような総合型の方が、以下の点で優れています。

  • 社内SEの求人が充実
  • IT専門の部署があったり、業界に詳しい担当がついてくれる

総合型の方が社内SEの求人は多い

総合型は社内SEの求人がIT特化型より多く、求人の選択肢を大幅に増やすことができます。

社内SEの求人
総合型 リクルートエージェント 約23,000件
doda 約7,300件
IT特化型 レバテックキャリア 約800件
ギークリー 約1,100件

近年ITを使ったビジネスが当たり前になり、製造から金融まであらゆる業界の企業が社内SEを求めています。

また、業界を問わず、コスト削減などの目的で、自社のシステム開発を外注せずに、社内のIT部門で行う動きが加速しています。

そのため、IT業界のみならず幅広い業界に対応した総合型エージェントの方が、社内SEの求人数は多くなります。

社内SEは残業が少なく、働きやすい職種として人気で応募者が多く、「10社以上受けても決まらない」といったことはよくあります。

だからこそ、なるべく求人数の多いエージェントを使い、可能性を広げておくことが欠かせません。

総合型でも、IT転職に強い担当がついてくれる

IT特化型は、IT業界に詳しい担当がつくことがメリットとされていますが、それは大手も変わりません。

大手でもITの専門部署があり、社内SEの経験があるなど、業界に詳しい担当のサポートが受けられます。

特化型から優秀な社員の引き抜きを行っている例もあり、両方使った方の中でも、「有名な大手の方が深い相談ができた」という評判も多いです。

選び方3. キャリアの面で自分に合ったエージェントを選ぶ

また、転職エージェントは、エンジニアとしてのキャリアが自分に合ったものを選んでおきましょう。

社内SEの転職に強いエージェントの中でも、それぞれ以下のように得意にしているジャンルが変わります。

  • 社内SEやエンジニア経験者のサポートに強い
  • 未経験からIT職種を目指す人のサポートに強い

ミスマッチなものを選ぶと、「全然紹介が受けられない」となるため、このページを参考にキャリアに合ったものを使いましょう。

特に、社内SEの転職に強い大手の中でも、エンジニア経験者しか相手にしないタイプあるため注意しましょう。

未経験から目指す方は、対象となる求人が多く、初心者のサポートにも強いエージェントを選ぶようにしましょう。

その他ポイント:担当を比べるためにも、必ず3社は使う

以上の流れで大手エージェントを選んでも、ハズレの担当がつく場合もあるため、必ず3社は使い、担当者を比べるようにしましょう。

ハズレの担当としては、以下のようなパターンがあげられます。

  • 希望する職種の知識が不十分で、深い相談ができない
  • 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる

一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。

一社のみ登録

複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。

複数社登録

いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。

また、転職エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。

ここまでを踏まえ、次の章から、具体的に選ぶべきエージェントを紹介していきます。

3. 社内SE志望の第二新卒向け|転職エージェントおすすめランキング

it21

今回当ページでは、社内SEの転職に使える上記の大手エージェントを比較し、以下の観点で5社を厳選しました。

  • 20年以上の実績のある大手
  • 社内SEの求人が豊富
  • 第二新卒の20代からの評判が極めていい

厳選した5社について、キャリア別におすすめ度をまとめたのが以下です。

おすすめ
エージェント
社内SE/エンジニア
経験者 未経験
1位.
リクルートエージェント
2位.
doda
3位.
マイナビIT エージェント
4位.
ワークポート
5位.
type転職エージェント

一都三県
のみ

おすすめ順に並べているため、迷ったらキャリア別に、上から順に「◎」を3社選んでおきましょう。

では、それぞれの特徴を解説していきます。

1位. リクルートエージェント

r-agent

リクルートエージェント」は、業界最大手のリクルートが運営する大手転職エージェントで、社内SEの求人の量・転職実績共にトップクラスです。

社内SEのみならず、システム営業、ITコンサルタントなどの求人も充実しているため、IT業界の転職を目指す方全てにおすすめです。

長年の実績から、「まずはリクルートさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、大手、優良企業の求人も多いので、登録しておいて損はありません。

リクルートエージェントの口コミ・評判

  • ◯担当がエンジニア経験のある方で、話が伝わりやすく、とても相談しやすかった。(30代男性)
  • ◯紹介されるのが聞いたことのある有名企業ばかりで、さすが大手のサービスだと思った。(20代女性)
  • △忙しいのか、こちらも積極的に動かないと、相手にしてもらえない感じがありましたね。(30代男性)

リクルートエージェントの基本情報

向いている人 社内SE・エンジニア経験者、未経験者
求人数(社内SE) 約23,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社リクルート
運営歴 1977年~

リクルートエージェント公式ページ:https://www.r-agent.com/

2位. doda

doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、業界2位の実績と豊富なIT求人を持つ大手転職エージェントです。

あらゆる業界の求人に強く、IT業界以外の優良企業の社内SEの求人も多いのでおすすめです。

細かい職種ごとに強い担当がつく仕組みがあり、社内SEに強い担当も多く在籍していて、サポート体制も申し分ありません。

dodaの口コミ・評判

  • ◯企業ごとの面接データにとても詳しいベテランの担当さんで、大変役に立ちました。(40代男性)
  • ◯職歴が浅い自分にもこんな可能性があるのかと、驚くほどいい求人をたくさん紹介してくれた。(20代男性)
  • △第一志望に内定もらえたので良かったですが、連絡がやや取りにくいことがあった。(30代男性)

dodaの基本情報

向いている人 社内SE・エンジニア経験者、未経験者
求人数(社内SE) 約7,600件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
運営歴 1989年~

doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/

3位. マイナビIT エージェント

マイナビit

マイナビIT エージェント」は、業界大手のマイナビの運営する大手エージェントで、特にエンジニア経験者向けの優良求人を多く持っています。

学生向けの就活サイト「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、20代の方は積極的に使いましょう。

サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。

マイナビITエージェントの口コミ・評判

  • ◯即戦力採用の求人には特に強いみたいで、自分みたいな経験者向けのいい求人が多かった。(20代男性)
  • ◯他の大手エージェントと比べても担当者の方がダントツで優しかった。(20代女性)
  • △未経験からエンジニアを目指そうと使ったが、あまり相手にされませんでした。(30代男性)

マイナビITエージェントの基本情報

向いている人 社内SE・エンジニア経験者
求人数(社内SE) 約3,100件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社マイナビ
運営歴 1973年~

マイナビIT エージェント公式ページ:https://mynavi-agent.jp/it/

4位. ワークポート

workport

ワークポート」は、IT・WEB・ゲーム業界に強い、若年層からの支持が大きい大手転職エージェントです。

現在はあらゆる業界に対応していますが、IT業界に特化したサービスとして始まった歴史があり、IT業界の大手・優良企業と強いパイプを持っています。

プログラミングの基礎が学べる講座が無料で受けられるなど、未経験からのエンジニア転職に強いため、エンジニア経験なしで社内SEを目指す方には外せない一社です。

ワークポートの口コミ・評判

  • ◯IT業界未経験からの転職でしたが、応募先の選び方から丁寧に教えてくれて、頼りになりました。(20代男性)
  • ◯担当のレスが早く、終始スムーズに活動を進められました。(30代女性)
  • △エンジニアとして年収アップできる案件は少ない印象でした。(20代男性)

ワークポートの基本情報

向いている人 社内SE・エンジニア未経験者
求人数(社内SE) 約1,500件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ワークポート
運営歴 2003年~

ワークポート公式ページ:https://www.workport.co.jp/

5位. type転職エージェント

type

type転職エージェント」は、首都圏のエンジニア転職に強みを持つ、大手転職エージェントです。

エンジニア向けの転職情報雑誌を20年以上発行してきた歴史があり、業界の転職ノウハウにはかなり強いです。

女性の転職に特化した求人サイトを長く運営していて、女性の転職ノウハウに強い特徴もあります。

type転職エージェントの口コミ・評判

  • ◯担当の方のアドバイス通りに動いただけで、年収を50万円も上げて転職を決められました。(20代男性)
  • ◯企業と強いコネがあるようで、応募先の内部事情にすごい詳しかった。(30代男性)
  • △あまり私向けの求人がなかったのか、積極的な紹介は受けられなかった。(20代女性)

type転職エージェントの基本情報

向いている人 社内SE・エンジニア経験者(年収~500万円)
※一都三県のみ
求人数(社内SE) 約1,800件
対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、愛知
運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
運営歴 1993年~

type転職エージェント公式ページ:https://type.career-agent.jp

(参考)ランク外となったIT特化型エージェントまとめ

今回比較したものの、ランク外となったIT特化型エージェントを以下に全てまとめました。

IT特化型エージェント 特徴
レバテックキャリア 特化型の最大手で、エンジニアとデザイナーの転職に強い
ウィルオブテック 2021年にスタートしたITエンジニア特化のエージェント
ギークリー 東京を中心にIT業界の転職に特化
社内SE転職 東京、大阪をメインで社内SEの転職に特化
ウズカレIT 未経験からのエンジニア転職に特化
TechClipsエージェント 首都圏のITエンジニア、ITコンサルの転職に特化
クラウドリンク 2017年にスタートしたITエンジニア特化のエージェント
KIKKAKEエージェント 2020年にスタートしたITエンジニア特化のエージェント

いずれもこれまで取り上げた総合型には、求人数やサポート面で劣り、まず使うべきサービスではありません。

繰り返しになりますが、あらゆる業界に強い総合型の方が、社内SEの求人は充実していて、サポート力も高い傾向があります。

まずは当ページで紹介する総合型エージェントを使って転職活動を進めましょう。

転職エージェントの大まかな利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. エージェントと面談
  3. 求人紹介を受ける
  4. 企業に応募
  5. 面接
  6. 内定

最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。

面談方法は対面も選べますが、現在はWEBや電話での面談が主流となっています。

申し込みから内定まで、トータルで3ヶ月はかかるケースが多いため、余裕を持って早めに申し込みをしておきましょう。

4. 社内SE志望の第二新卒が転職エージェントを使うべき4つの理由

求人サイトから応募するなど他の方法もありますが、社内SEとして転職を目指す第二新卒の方は、以下の理由で転職エージェントをまず使うべきです。

  • 転職でのミスマッチが起きにくい
  • 世の中に出ていない”非公開の求人”を紹介してくれ、応募できる
  • 選考をより有利に進められることがある
  • 転職について1から相談できて、手続きも全てやってもらえる

理由1. 転職でのミスマッチが起きにくい

転職エージェントを使えば、「いざ働き始めたら、思っていたのと違った」といったミスマッチは起こりにくくなります。

求人のデメリットや裏側も踏まえて、あなたの希望にマッチする求人だけを紹介してくれるからです。

転職エージェントは、求人票からは読み取れない、以下のような情報も大量に持っています。

  • 職場の雰囲気はどうか、現場のリーダーはどんな人柄か
  • 休みのとりやすさ、サービス残業の実態はどうか
  • 直近でどれだけ人が辞めているか

現場に通って職員に話を聞いたり、過去にサポートした人へも聞き取りをして、こうした情報を日々集めています。

帝国データバンクの調査(2024)」によると、人手不足を感じる企業の割合は、全業種の中でもIT企業が約8割と最も多く、IT業界の人手不足は深刻です。

採用に苦労していて、とにかく人が欲しいあまり、面接でも肝心なデメリットを教えてくれない企業もあるのが現実です。

社内SEの場合、いざ働き始めてから、以下のような隠れたデメリットに後悔するケースはよくあります。

  • 「社内の他部署との関係が悪く、調整が大変」
  • 「頑張っても評価される仕組みがなく、いつまでも昇給しない」
  • 「雑用ばかりで、スキルが全然身につかない」

エージェントはこうした職場ごとの悪い点についても先に教えてくれるため、転職の失敗を防げるようになります。

なぜここまでしてくれるの?

転職エージェントは、転職を成功させないと利益が出ない仕組みで、ミスマッチはエージェントにとっても損になるからです。

転職エージェントは、企業にあなたを紹介することで、企業から紹介料を受け取るビジネスです。

この紹介料は、仮にあなたが3ヶ月以内など短期で辞めた場合は、事業者に返金するルールがあります。

あなたにすぐに辞められると、転職エージェントは紹介料が手に入らず、大損になるのです。

長く続けられる職場に転職をしてもらい、利益につなげるためにも、ミスマッチを防ぐことに全力を注いでくれます。

理由2. 世の中に出ていない”非公開の求人”を紹介してくれ、応募できる

そもそもですが、下記のような優良な求人は、インターネットには中々出てきません。

  • 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう求人
  • 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない求人
  • 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人

これらの求人は、企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。

転職エージェントを使えは、求人サイトにはないこれらの高品質な非公開求人にも応募ができます。

逆に言うと、インターネットに出ている公開求人は、幅広く募集しないと人が集まらない低品質なものが多いので、注意しましょう。

理由3. 選考をより有利に進められることがある

転職エージェントを使うことで、直接申し込んだ人よりも、選考が有利に進むことがあります。

採用側からすると、どこの誰かわからない人よりも、転職エージェントがプッシュしてくる人の方が安心して採用することができるからです。

エージェントは、企業側に書類に書けないあなたの魅力をアピールしてくれ、優秀なエージェントだと、面接で失敗しても結果を覆してくれることもあります。

一人で戦うしかない新卒の就活と比べても有利になるため、「新卒時代には狙えなかった大手企業に入れた」という第二新卒の利用者は非常に多いです。

理由4. 転職について1から相談できて、手続きも全てやってもらえる

転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。

特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。

転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。

また、第二新卒は転職経験がなく不慣れな方も多いため、何をすべきか、転職先はどう決めるべきかなど、一から相談できるのも大きなメリットと言えます。

デメリットは使い方次第で解消できる!

転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。

  • ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
    →老舗、大手のエージェントを選ぶ
    →3社以上使い、担当者を比べる
  • ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
    →キャリアの面で自分に合ったエージェントを選ぶ

そのため、転職を考えている方は、転職エージェントを使っておけば間違いありません。

スカウトサービスは別物なので注意

近年以下のようなスカウトサービスがCMなどで有名で、転職エージェントとまとめて紹介されることも多いです。

スカウトサービスは、職務経歴書を登録し、企業や、ヘッドハンターからのスカウトを待つタイプの転職サービスです。

しかし、これらは転職エージェントとは別物なので注意しましょう。具体的には以下の点で違っています。

転職エージェント スカウトサービス
手続きのサポート ◎全て受けられる
必ず担当がついて動いてくれる
△受けられないことが多い
担当はつかず、企業からのスカウトなら全部自分でやる必要あり
転職時期の希望 ◎ある程度通る
目標に合わせて担当が動いてくれ、自分からも動ける
△通りにくい
スカウトが来なければ、いつまでも決まらない
対象 ◎ほぼ全ての転職者 △年収800万~のハイクラスがメイン

積極的に応募するなど、自分からも動ける転職エージェントと違い、スカウトサービスは受け身でスカウトを待つ形になります。

これだけに頼ると、「スカウトが来ずにいつまでも決まらない」となる恐れがあるため、まずは転職エージェントを使っておきましょう。

そもそも、スカウトサービスは年収800万以上の利用者向けで、年収300~500万円が多い第二新卒の方には向きません。

転職エージェントに断られた場合は?

転職エージェントは、転職が決まらないと利益が出ないため、自社でサポートが難しい人は、サポートを断るケースがあります。

20代は断られるケースは少ないですが、3社以上に断られた方は、自分で求人を探して応募する求人サイトを使いましょう。

jobchange_site

求人サイトなら、IT転職専門で、求人が他サイトと比べても豊富な「Green」がおすすめです。

登録すると、求人を調べられるだけでなく、企業からのスカウトももらえることがあります。

ただ、他の転職サービスと比べると以下の通りで、あらゆる点で劣るため、まず使うべきサービスではありません。

サポート 求人の質・量 選考の有利さ
①転職エージェント
相談〜内定後の交渉まで

良質な非公開求人、数多い

選考対策・プッシュあり
②スカウトサービス
企業からのスカウトなら無し

良質な非公開求人、数多い

企業スカウトなら書類選考なし
③求人サイト ×
自分でやる

公開求人、数少ない
×
自力で頑張る

求人サイトはネット上に求人を公開して、広く募集しないと人が集まらない小さいベンチャーが多く、有名企業など大手の求人は少ないので注意しましょう。

このページで紹介する転職エージェントを3社以上使っても決まらなかった方のみ、最終手段として使いましょう。

転職エージェントに断られるのはどんな人?

転職エージェントに「転職させられない=お金にならない」人と判断されると、断られてしまいます。

そう判断されるパターンとしては、以下があげられます。

  • キャリア・経験がなく、自社と取引のある企業に紹介しにくい
  • 転職活動へのやる気が見えず、本当に転職したいのかわからない

1つ目については、このページで紹介している通り、自分のキャリアに合わせて選ぶことで対処できます。

2つ目の転職への意欲の点も、付き合い方次第でイメージを変えることは可能です。

次の章から、正しい付き合い方も含め、転職エージェントを最大限活用する方法を解説していきます。

5. 転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと

ここでは、転職エージェントの裏事情も踏まえ、最大限活用するためにすべき以下9つのポイントを紹介していきます。

  • 最初の申し込みを丁寧に行う
  • 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
  • 経歴・スキルに嘘はつかない
  • 複数のエージェントを使っていることは隠さない
  • 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
  • 担当者が使えないと判断したら付き合わない
  • 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
  • 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
  • 最低限のマナーは守る

5-1. 最初の申し込みを丁寧に行う

優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。

入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。

下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。

  • 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
  • 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
  • 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く

5-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく

最初の面談でも、エージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。

エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。

以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。

  • 転職予定がかなり先
  • そもそも転職への意欲が低い

すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。

5-3. 経歴・スキルに嘘はつかない

求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。

転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。

いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。

やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。

5-4. 複数のエージェントを使ってることは隠さない

転職エージェントを複数使う場合、他社も使っていることは、それぞれに隠さず伝えましょう。

言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。

  • あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
  • 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる

すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。

これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。

こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。

5-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる

登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。

長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。

以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。

  • こういった求人はないか
  • こんな業界は自分でも通るか

自動的に、後回しにされるリスクも

転職エージェントは、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。

その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。

エージェントがシステムで候補者を選ぶ画面

更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。

この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。

5-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない

どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。そういった担当に当たってしまったら利用をやめましょう。

具体的には下記に2つ以上当てはまったら、危険なので、担当を変えてもらうか、そのエージェントの利用を止めましょう。

付き合うべきではない担当者の特徴
  • 業界知識が乏しく、深い話ができない
  • 転職に関して話していても経験を感じられない
  • 希望した条件以外の的外れな求人ばかり紹介してくる
  • あなたの都合を考えずに、応募を強要してくる(営業感が強い)
  • 必要な連絡や手続きが遅い、ミスが目立つ

2つ以上当てはまった場合、下記の方法で担当を変えるか、そのエージェント自体の利用を止めましょう。

担当を変えたい場合

担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。

件名:担当変更のご相談

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。

しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。

つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。

お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。

担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。

各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合

基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。

ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。

件名:退会手続きのお願い

〇〇エージェント 〇〇様

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。

(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。

熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。

お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。

退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。

5-7. 「推薦状を見せてほしい」と伝える

エージェントは応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。

これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。

  • 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
  • 改めて自分のアピールポイントを整理したい

見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、エージェントにとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。

以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。

(参考)ひどい推薦文の例

〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。

コミュニケーション能力が高く、明るい方です。

ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。

5-8. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく

エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。

転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。

転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。

紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。

また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。

こうした話はしすぎないよう注意しましょう。

5-9. 最低限のマナーは守る

エージェントとのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。

こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。

また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。

応募する会社だけでなく、エージェントに対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。

6. 社内SEの転職についてよくある質問

最後に、社内SEの転職についてよくある以下の質問に回答していきます。

6-1. 社内SEへの転職は難しい?

少ない求人に対して希望する人が多く、IT業界の中でも転職が難しい職種と言えます。

IT特化型エージェント「レバテックキャリア」の利用者の中でも、エンジニアの半数以上が社内SEを希望しますが、実際に決まるのは5人に1人というデータもあります。(引用元:レバテックキャリア公式

あらゆる業界の社内SEの求人を豊富に持っていてチャンスが広がるため、「リクルートエージェント」や「doda」のような大手エージェントは必ず使っておきましょう。

6-2. 「社内SEは勝ち組」と言われる理由は?

勝ち組と言われる主な理由には、以下があげられます。

  • 他社のシステムに関わる「SIer」に比べて、納期の融通が利きやすく、プレッシャーが少ない
  • IT職種の中でも残業が少なく、ワークライフバランスがいい
  • 社内で直接感謝されることも多く、やりがいを感じやすい
  • システムの企画段階から関われて、上流工程の経験が積める

大手エージェントの調査」では、社内SEの平均年収は523万円となっていて、他のIT職種に比べて特別高いわけではありません。

ただ、上記のように仕事内容の面でメリットが多く、勝ち組という評価を受けることが多いです。

6-3. 「社内SEはやめとけ」という声が上がるのはなぜ?

逆に、やめとけと言われる主な理由には以下があげられます。

  • エンジニアとしての新しいスキルが身につかない
  • 社内の問い合わせ対応など雑用ばかりで、開発の仕事が少ないこともある
  • 人事や経理と同列の扱いをうけ、給与が上がりにくい場合がある

最も多いのは、自社のシステムに詳しくなるばかりで、エンジニアとしての新しい知識を得る機会が少なく、スキルが身につかないという声です。

開発の機会が少なくスキルが身につかないと、次に転職したいとなった時も経歴の面で不利になりやすいデメリットがあります。

この点が不安な方は、開発がメインで経験が積みやすい「SIer」への転職を目指すか、開発の仕事が多い社内SEの求人をエージェントに探してもらいましょう。

6-4. 社内SEへの転職に有効な資格はある?

社内SEの転職では、経験や実際のスキルが重視されるため、資格自体が選考で有利に働くことは少ないです。

ただ、決め手になりにくいものの、未経験から社内SEを目指す方は、以下を持っていると意欲があることのアピールにはつながるでしょう。

  • 基本情報技術者:エンジニアとしての基礎知識を証明する資格。学習に必要なのは約200時間。
  • ITパスポート:IT基礎知識を証明する国家資格。学習に必要なのは50~100時間。

また、経験者の方は、以下を持っていると、一定のスキルがあることのアピールにはつながります。

  • 応用情報技術者:「基本情報技術者」の上位にあたる資格。学習に必要なのは約200時間。

6-5. すぐに転職する気がなくてもエージェントは使ってもいい?

転職すべきかの相談から入る方も多く、使っても問題ありません。

一方、すぐの転職は考えていない方は、まず以下のようなスカウトサービスにだけ登録し、様子を見る方法もおすすめです。

対象 スカウトサービス
年収600万以上の方 ビズリーチリクルートダイレクトスカウト
上記以外で、社内SEとしての転職を目指す方 Direct typeレバテックダイレクト

登録するとあなたの経歴やスキルに見合ったスカウトが来るようになり、自分の市場価値や、転職先のイメージがしやすくなります。

ただ、選考で有利になったり、求人の選択肢が増えるため、「具体的に転職を進めたい」となった際は必ず転職エージェントを活用しましょう。

まとめ

社内SE志望の第二新卒におすすめの転職エージェントを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

社内SEとしての転職を目指す第二新卒の方は、以下の方法で転職エージェントを選んでおきましょう。

  • 選び方1. 実績のある大手エージェントを選ぶ
  • 選び方2. あらゆる転職に強い”総合型”を選ぶ
  • 選び方3. キャリアの面で自分に合ったエージェントを選ぶ

具体的には、以下から経験に合わせて3社登録するのがおすすめです。

おすすめ
エージェント
社内SE/エンジニア
経験者 未経験
1位.
リクルートエージェント
2位.
doda
3位.
マイナビIT エージェント
4位.
ワークポート
5位.
type転職エージェント

一都三県
のみ

当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。