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建築・建設業界向け転職エージェント6選|キャリア別のおすすめと選び方

「建築・建設業界ならどの転職エージェントを使うべき?」、「未経験から目指すにはどれがいい?」など、建築・建設業界向けの転職エージェントについて気になっていませんか?

建築・建設業界に強い宣伝するエージェントはいくつもありますが、実は設立数年で企業とのパイプがなかったり、イマイチな業者も多いので注意しましょう。

特に近年は低品質なエージェントが急増していて、選び方を間違えると転職の失敗につながります。

このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、不動産業界に強い転職エージェントについて、以下の流れで解説していきます。

  1. 結論|建築・建設業界の転職に使うべき転職エージェント
  2. 建築・建設業界に強い転職エージェントの選び方
  3. キャリア別|建築・建設業界に強いおすすめ転職エージェント6選
  4. 業界経験者向け|おすすめのスカウトサービス2選
  5. 建築・建設業界の転職にエージェントを使うべき理由
  6. 転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと
  7. 建築・建設業界の転職についてよくある質問

このページを読めば、建築・建設業界の転職にはどのエージェントを選ぶべきか、失敗しない選び方から使いこなすコツまでがわかり、転職エージェントで失敗しなくなるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
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ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

目次

1. 結論|建築・建設業界の転職に使うべき転職エージェント

このページでは、建築・建設業界の転職におすすめの転職エージェントについて、詳しく解説していきます。

長くなってしまったので先に結論をいうと、建築・建設業界の経験や、現在の収入別に以下から3社使うべきです。

業界経験者 未経験
年収
600万以下
年収
600万〜
リクルートエージェント
doda
建設・設備求人データベース
建設転職ナビ
施工管理ジョブ
施工管理のみ
JACリクルートメント
800万円~のみ
×

いずれも20年以上の実績を誇る大手転職エージェントです。

建築・建設業界の大手・優良企業の求人は、これら6社に集中していて、ここから選べば間違いありません。

参考までにこれらの特徴を一文でまとめると以下の通りです。

おすすめエージェント 特徴
リクルートエージェント 建築・建設業界の求人が最多の大手で、地方の求人にも強い
doda リクルートに次ぐ求人数を誇る業界No.2で、技術職から営業まで幅広い職種の求人に強い
建設・設備求人データベース 施工管理や設計、設備管理など、建築・建設業界の技術職の転職サポートに特化している
建設転職ナビ 建築・建設業界特化のサービスでは特に長い歴史を持ち、未経験からの転職にも強い
施工管理ジョブ 施工管理の転職サポートに特化していて、年収500万円前後の経験者向け求人が充実
JACリクルートメント ハイクラスの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、建築業界でもレアな年収800万円以上の案件が集中している

まずはここから3社選び、求人や担当者を見ながら、使う業者を絞っていくのが、ベストな方法です。

業界経験者はスカウトサービスも一つは使う

また、建築・建設業界の経験者の方は、以下のようなスカウトサービスも一つは使っておきましょう。

これは、経歴を登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サービスで、主に年収600万円以上の方を対象としています。

建築・建設業界は人手不足の会社が多いこともあり、現在そこまでの年収がなくても、以下に当てはまる方はスカウトをもらえる可能性が高いです。

  • 建築・建設業界で5年以上の経験がある
  • 一級の施工管理技士や建築士の資格がある
  • ビジネスレベルの英語力がある

企業からのスカウトだと、いきなり面接に進んでスピーディーに内定が出るケースもあるため、登録しておいて損はありません。

中でもおすすめは、スカウト型の最大手で、20,000社以上の企業からスカウトが受けられる「ビズリーチ」です。

建築・建設業界の転職におすすめのエージェントや、その他サービスは以上のとおりです。

次から建築・建設業界に強い転職エージェントを選ぶポイントを、詳しく解説していきます。

2. 建築・建設業界に強い転職エージェントの選び方

建築・建設業界での転職を目指す方は、以下の方法でエージェントを選びましょう。

  • 実績のある大手エージェントを選ぶ
  • 業界の求人が豊富なエージェントを選ぶ
  • 経験やキャリアの面で自分に合ったものを選ぶ

選び方1. 実績のある大手エージェントを選ぶ

建築・建設業界に強い転職エージェントは大手から中小まで様々ですが、必ず実績のある大手を選びましょう。

大手エージェントと中小のエージェントのメリット・デメリットは下記の通りで、大手エージェントの方が転職時に強い味方になります。

大手と中小の違い

大手にも下記のデメリットがありますが、どちらも使い方次第で解消できるため、大手を選べば間違いありません。

  • ×忙しいので放置されることがある(利用者が多いため)
    →ターゲットのキャリア・年収が合うエージェントなら、相手にしてもらいやすい
    →まめに連絡を取ったり、積極的な姿勢を見せれば優先的に対応してくれる
  • ×中にはハズレの担当もいる
    →エージェントを複数使えばハズレの担当者と付き合わなくて済む

知っておくべき裏事情:近年は低品質なエージェントが急増した

下記は厚生労働省の出す転職エージェントなどの職業紹介事業所の数の推移ですが、転職エージェントは、5年間で約1万社も急増しました。

引用:厚生労働省ホームページ

これには、資格さえあればインターネットを使うことで、簡単にエージェント業が始められるようになったという背景があります。

新設エージェントにも、優良なものはありますが、以下のようなタイプが多いのが実情です。

  • 企業とのパイプが弱く、紹介できる求人が少ない
  • 常に出回っているような、不人気な会社の求人しかない
  • 実績が少なく「会社ごとにどう選考対策するべきか」といったノウハウがない

こうしたエージェントにあたると、手持ちの求人から内定を出そうと、希望と違う求人をごり押しさたり、転職失敗の原因にもなるため注意が必要です。

優良なものもありますが、見極めが難しいため、聞いた事もないような中小エージェントは避け、実績のある大手だけを使っておきましょう。

選び方2. 業界の求人が豊富なエージェントを選ぶ

また、大手の中でも建築・建設業界の求人が多いエージェントを選んでおきましょう。

業界に特化したエージェントでも、求人は多いとは限らないので注意しましょう。

建築・建設業界の求人数
建築求人.jp(建築・建設業界に特化) 約11,000件
建職バンク(建築・建設業界に特化) 約11,000件
リクルートエージェント 約60,000件
doda 約52,000件

特化していなくても、リクルートやdodaのように、あらゆる転職に強い大手は、建築・建設業界の求人も多いので、積極的に使いましょう。

いずれも30年以上の実績のある老舗で、特に歴史ある大手・優良企業とは、業界に関わらず必ずと言って良いほどパイプを持っています。

知名度の高いこれらにしか求人を出さない建築・建設業界の企業も多いです。

選び方3. 経験やキャリアの面で自分に合ったものを選ぶ

転職エージェントは、大手の中でも、自分の建築・建設業界での経験や、キャリアに合ったものを選びましょう。

大手の中でも、以下のように力を入れているジャンルが違うからです。

  • 一般的な若手向け:年収500万円前後の方のサポートが得意で、未経験転職にも対応
  • ハイクラス向け:年収600万円以上の案件に強く、即戦力になる人のみサポート

これを知らないと悲惨で、例えば未経験から建築・建設業界を目指す方が、ハイクラス向けのエージェントを使っても、紹介できる求人がなく、相手にされません。

mismatch

逆に、ベテランで高収入の方が、未経験にも対応した若手向けを使うと、見合った求人紹介が受けられず、実力通りの転職ができない可能性があります。

ミスマッチなものを選んで、失敗しないためにも、このページを参考に自分のキャリアに合ったエージェントを選んでおきましょう。

その他ポイント. 担当を比べるためにも、必ず3社以上使う

以上の流れで大手エージェントを選んでも、ハズレの担当がつく場合もあるため、必ず3社は使い、担当者を比べるようにしましょう。

ハズレの担当としては、以下のようなパターンがあげられます。

  • 人事職の知識が不十分で、深い相談ができない
  • 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる

一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。

一社のみ登録

複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。

複数社登録

いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。

また、転職エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。

3. キャリア別|建築・建設業界に強いおすすめ転職エージェント6選

今回当ページでは、建築・建設業界に強いとされる転職エージェント20社以上を比較し、以下の観点で厳選しました。

  • 20年以上の実績がある大手
  • 建築・建設業界の求人が多い
  • 使った人の評判が極めていい

厳選した6社について、業界でのキャリア別におすすめ度をまとめたのが以下です。

業界経験者 未経験
年収
600万以下
年収
600万〜
リクルートエージェント
doda
建設・設備求人データベース
建設転職ナビ
施工管理ジョブ
施工管理のみ
JACリクルートメント
800万円~のみ
×

建築・建設業界の大手・優良企業の求人は、これら6社に集中していて、ここから選べば間違いありません。

それぞれ、特徴を解説していきます。

3-1. リクルートエージェント

r-agent

リクルートエージェント」は、業界最大手のリクルートが運営する転職エージェントで、建築・建設業界の求人量・転職実績共にトップクラスです。

大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。

長年の実績から、「まずはリクルートさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、大手・優良企業の求人も多いので、登録しておいて損はありません。

向いている人 建築・建設業界未経験、経験者
求人数(建設業界) 約60,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社リクルート
運営歴 1977年~

リクルートエージェント公式ページ:https://www.r-agent.com/

3-2. doda

doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、業界2位の実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。

求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。

リクルートエージェントよりは求人数が少ないものの、一人一人の登録者にきめ細かいサポートをしてくれると好評です。

向いている人 建築・建設業界未経験、経験者
求人数(建設業界) 約52,000件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
運営歴 1989年~

doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/

3-3. 建設・設備求人データベース

plant_ten

建設・設備求人データベース」は、人材サービスで40年以上の歴史を持つ上場企業の運営する転職エージェントです。

施工管理、設備管理、設計の求人をメインで扱い、中でも年収600万円を超える、即戦力採用の求人が充実しています。

キャリアアップを目指す、業界経験者や資格保持者の方には、外せない一社です。

向いている人 建築・建設業界の経験者(年収600万円~)
求人数(建設業界) 約16,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社クイック
運営元の設立 1980年

建設・設備求人データベース公式ページ:https://plant.ten-navi.com/

3-4. 建設転職ナビ

kensetsutenshokunavi

建設転職ナビ」は、人材サービスで30年以上の歴史を持つヒューマングループの運営する転職エージェントです。

施工管理や設備管理、設計といった建築技術職の転職サポートに特化していて、特化型の中でも特に長い運営歴を誇ります。

他社に比べて未経験歓迎の求人が充実しているため、建設業界の技術職を新たに始めたい方には特におすすめです。

向いている人 建築・建設業界の経験者(年収~600万円)、未経験者
求人数(建設業界) 約18,000件
対応エリア 全国
運営会社 ヒューマンリソシア株式会社
運営元の設立 1988年

建設転職ナビ公式ページ:https://kensetsutenshokunavi.jp/

3-5. 施工管理ジョブ

sekoukanri_job

施工管理ジョブ」は、あらゆる職種の人材サービスを幅広く行う、トライトグループの運営する転職エージェントです。

現場監督や施工管理の転職に特化していて、地方も含めた全国の求人が充実しています。

建築、土木、設備、電気など、あらゆるジャンルに強いので、施工管理として転職を目指す方は必ず使っておきましょう。

向いている人 施工管理の経験者(年収~600万円)
求人数(建設業界) 約20,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社トライトエンジニアリング
運営元の設立 2004年(親会社)

施工管理ジョブ公式ページ:https://sekoukanrijob.com/

3-6. JACリクルートメント

JACリクルートメント

JACリクルートメント」は、ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗の転職エージェントです。

実績や知名度の高さから、企業側も高収入の案件はJACにだけ相談していることも多いため、年収800万以上の方は必ず登録しておきましょう。

求人はそこまで多くありませんが、業界10年以上のベテランや管理職向け、英語力も求められる求人など、ハイクラスな求人はここに集中しています。

向いている人 建築・建設業界の経験者(年収800万円〜)
求人数(不動産・建設業界) 約1,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ジェイエイシーリクルートメント
運営歴 1988年~

JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/

その他建築・建設業界に対応したエージェントまとめ

紹介した6社以外で、建築・建設業界の転職に使える転職エージェントを以下に全てまとめました。

特化型エージェント 特徴
セコカンNEXT 施工管理の転職サポートに特化(2008年~)
RSG建設転職 施工管理・発注者支援・設計・積算・購買の転職に特化(2015年~)
建築転職 建築系技術者のサポートに特化(2015年~)
建築求人.jp 施工管理・施工図・設計・CAD・BIMの転職に特化(2000年~)
建職バンク 職人・施工管理・設備管理の転職に特化(2017年~)
施工管理の転職エージェント 上場企業「学情」の運営する施工管理特化エージェント
ks-career ケイアイスター不動産グループの建築業界特化型エージェント(2020年~)
建築キャリアプラス 電気工事士・電気工事施工管理のサポートに特化(2012年~)
プライムキャリア 不動産、設備、建設専門のエージェント(1999年~)
アーキテクトエージェンシー 人材サービス大手「クリーク・アンド・リバー社」の建築設計業界の転職に特化したサービス
施工管理求人ナビ 人材サービス大手「ウィルグループ」の施工管理の転職に特化したサービス
職人から施工管理エージェント 職人から施工管理へのキャリアアップをサポート(2015年~)
施工管理求人.com 施工管理の転職サポートに特化(2011年~)
ベスキャリ建設 建設エンジニア、施工管理の転職サポートに特化(2006年~)
ジョブケン 建設、建築、土木の転職に特化(2021年~)
ジョブリー建設
施工管理の転職サポートに特化(2019年~)
あらゆる業界に対応 特徴
マイナビエージェント 20~30代の転職に強い
ワークポート IT・WEB・ゲーム業界への転職に特に強い
LHH転職エージェント ハイクラス向けで、外資系の転職に強い
type転職エージェント 一都三県で、営業、エンジニアの転職に強い

業界に特化したタイプもありますが、以下いずれかに当てはまり、まず使うべきエージェントではありません。

  • ×建築・建設業界の求人が少ない
  • ×まだ実績が少ない(設立10年未満)
  • ×派遣や契約社員など非正規求人の紹介がメイン

まずは6社からキャリア別に選び、それでもうまくかなかった方のみ、次の手段として使いましょう。

4. 業界経験者向け|おすすめのスカウトサービス2選

建築・建設業界の経験者の方は、転職エージェントとあわせて以下のようなスカウトサービスにも1社は登録しておきましょう。

スカウトサービスは、経歴やスキルを登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つサービスで、主に年収600万円以上の方を対象としています。

建築・建設業界は人手不足の会社が多いこともあり、現在そこまでの年収がなくても、以下に当てはまる方はスカウトをもらえる可能性が高いです。

  • 建築・建設業界で5年以上の経験がある
  • 一級の施工管理技士や建築士の資格がある
  • ビジネスレベルの英語力がある

登録するとあなたのプロフィールがデータベースにのり、それを使う企業の人事やヘッドハンターの目に留まると、スカウトが受けられます。

scout

※ヘッドハンター:保有する求人にあった人材を探す転職エージェント

登録後は待つだけでよく、企業からのスカウトだといきなり面接に進んでスピーディーに内定が決まることもあるため、登録しておいて損はありません。

迷ったらどれだけの企業が使っているサービスかを公開していて、数が最多の「ビズリーチ」を選びましょう。

  登録企業数 運営歴
ビズリーチ 約29,000社 2009年~
リクルートダイレクトスカウト 非公表 2014年~
doda X 非公表 2019年~
AMBI 約2,800社 2017年~
ミドルの転職 なし
(在籍するエージェントからのスカウトのみ)
2015年~

スカウトサービスの最大の強みは企業から直接スカウトが受けられることですが、企業数が多いほどチャンスは広がり、スカウトも増える傾向があります。

4-1. ビズリーチ

bizreach

ビズリーチ」は、毎月30,000人以上が登録している今最も勢いのあるスカウトサービスです。

即戦力人材を効率よく採用したい企業が続々と利用を開始していて、登録社数は20,000社を超えます。

一部有料の機能もありますが、最大の目玉である「企業からのスカウトの受け取り、返信」は無料プランでもできるので、まずは無料プランで使ってみるのがおすすめです。

有料プランの機能とは?

ビズリーチで月5,500円の有料プランに入ると開放される主な機能には、以下があります。

  • サイト内の全ての求人の閲覧、応募ができる
  • ヘッドハンターのスカウトが全て見られる

自分からも積極的に動きたい人向けの機能ですが、こうした人には、無料で使える転職エージェントの方がおすすめです。

紹介される求人にどんどん応募していくなど、自分からも積極的に動けますが、料金は一切かかりません。

ビズリーチは無料プランで使った上で、求人探しや応募には転職エージェントを活用しましょう。

求人数 約86,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ビズリーチ
登録企業数 約2,900社
在籍ヘッドハンター数 6,200人

ビズリーチ公式ページ:https://www.bizreach.jp

4-2. リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト」は、ビズリーチの後を追うように始まった、転職業界最大手のリクルートが運営するスカウトサービスです。

登録に審査があるビズリーチに対し、審査なしで誰でも登録ができ、全機能を無料で使うことができます。

登録社数は非公開ですが、「最大手だし使っておこう」と考える企業の採用担当者は多いはずで、多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。

ビズリーチが審査に通らず使えなかった方や、さらに可能性を広げたい人は登録しておきましょう。

求人数 約196,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社リクルート
登録企業数 非公開
在籍ヘッドハンター数 4,300人

リクルートダイレクトスカウト公式ページ:https://directscout.recruit.co.jp/

5. 建築・建設業界の転職にエージェントを使うべき理由

求人サイトから自分で応募するなど、他の方法もありますが、建築・建設業界での転職を目指す方は、以下の理由で転職エージェントをまず使うべきです。

  • 転職でのミスマッチが起きにくい
  • 表に出ない好条件な求人に応募できる
  • 選考で有利になりやすい
  • 転職のあらゆるサポートが無料で受けられる

理由1.転職でのミスマッチが起きにくい

転職エージェントを使えば、「いざ働き始めたら、思っていたのと違った」といったミスマッチは起こりにくくなります。

求人のデメリットや裏側も踏まえて、あなたの希望にマッチする求人だけを紹介してくれるからです。

エージェントは、求人票からは読み取れない、以下のような情報も大量に持っています。

  • 職場の雰囲気はどうか、現場のリーダーはどんな人柄か
  • 休みのとりやすさ、サービス残業の実態はどうか
  • 直近でどれだけ人が辞めているか

現場に通って職員に話を聞いたり、過去にサポートした人へも聞き取りをして、こうした情報を日々集めています。

帝国データバンクの調査(2024年)」によると、建設業界は約7割の企業が人手不足を感じているデータもあり、業界の人手不足は深刻です。

採用に苦労していて、とにかく人が欲しいあまり、面接でも肝心なデメリットを教えてくれない企業も多いのが現実です。

建築・建設業界だと、いざ働き始めてから、以下のような隠れたデメリットに後悔するケースはよくあります。

  • 「サービス残業が当たり前で、毎日終電まで帰れない」
  • 「業務量が多く、休日出勤が常態化している」
  • 「責任者がパワハラ気質で、しょっちゅう人が辞めている」

エージェントはこうした職場ごとの悪い点についても先に教えてくれるため、転職の失敗を防げるようになります。

なぜここまでしてくれるの?

エージェントは、転職を成功させないと利益が出ない仕組みで、ミスマッチはエージェントにとっても損になるからです。

転職エージェントは、企業にあなたを紹介することで、企業から紹介料を受け取るビジネスです。

この紹介料は、仮にあなたが3ヶ月以内など短期で辞めた場合は、企業に返金するルールがあります。

あなたにすぐに辞められると、転職エージェントは紹介料が手に入らず、大損になるのです。

長く続けられる職場に転職をしてもらい、利益につなげるためにも、ミスマッチを防ぐことに全力を注いでくれます。

理由2. 表に出ない好条件な求人に応募できる

そもそもですが、下記のような優良求人は、インターネットには中々出てきません。

  • 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう求人
  • 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない求人
  • 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人

これらの求人は、企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。

特に、建築・建設業界でも人気企業や待遇のいい求人は、応募の殺到を避けるためにエージェント経由でのみ募集されるケースが多いです。

転職エージェントを使えは、求人サイトにはないこれらの高品質な非公開求人にも応募ができます。

逆に言うと、インターネットに出ている公開求人は、幅広く募集しないと人が集まらない低品質なものが多いので、注意しましょう。

理由3. 選考で有利になりやすい

転職エージェントを使うことで、直接申し込んだ人よりも、選考が有利に進むことがあります。

採用側からすると、どこの誰かわからない人よりも、転職エージェントがプッシュしてくる人の方が安心して採用することができるからです。

エージェントは、企業側に書類に書けないあなたの魅力をアピールしてくれ、優秀なエージェントだと、面接で失敗しても結果を覆してくれることもあります。

また、大手だとサポート実績が多い分「どんな人に内定が出て、逆にどんな人は落ちやすい」といったデータも豊富に持っていて、万全の選考対策を受けることもできます。

理由4. 転職のあらゆるサポートが無料で受けられる

転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。

特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。

転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。

デメリットは使い方次第で解消できる

転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。

  • ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
    →実績のある大手のエージェントだけを使う
    →3社以上使い、担当者を比べる
  • ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
    →自分の経験、キャリアに合ったエージェントを選ぶ

また、他の転職サービスと比べた結果は以下の通りで、全ての面で優れているのは転職エージェントだけでした。

サポート 求人の質・量 選考の有利さ
①転職エージェント
相談〜内定後の交渉まで

良質な非公開求人、数多い

選考対策・プッシュあり
②スカウトサービス
企業からのスカウトなら無し

良質な非公開求人、数多い

企業スカウトなら書類選考なし
③求人サイト ×
自分でやる

公開求人、数少ない
×
自力で頑張る

そのため、転職エージェントは必ず使っておきましょう。

(参考)求人サイトは使うべき?

その他の転職サービスに、求人を自分で探して応募する求人サイトがありますが、建築・建設業界の転職には使う必要はありません。

jobchange_site

このようにネットから誰でも応募できる求人は、幅広く募集しないと人が集まらない低品質なものが多いからです。

影響力のある大手・優良企業ほど、戦略上求人は表に出さず、以下の方法でこっそり採用を進めます。

  • 付き合いのある転職エージェントに個別に紹介を頼む
  • スカウトサービスで、気になる人材に個別に声をかける

そのため、建築・建設業界を目指す方は、転職エージェントとスカウトサービスだけ使っておけば間違いありません。

求人を自分で調べたい方もいるかもしれませんが、転職エージェントも公式サイトで求人検索ができるため、これを活用しましょう。

6. 転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと

ここでは、転職エージェントの裏事情も踏まえ、最大限活用するためにすべき以下9つのポイントを紹介していきます。

  • 最初の申し込みを丁寧に行う
  • 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
  • 経歴・スキルに嘘はつかない
  • 複数のエージェントを使っていることは隠さない
  • 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
  • 担当者が使えないと判断したら付き合わない
  • 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
  • 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
  • 最低限のマナーは守る

6-1. 最初の申し込みを丁寧に行う

優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。

入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。

下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。

  • 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
  • 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
  • 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く

6-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく

最初の面談でも、エージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。

エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。

以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。

  • 転職予定がかなり先
  • そもそも転職への意欲が低い

すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。

6-3. 経歴・スキルに嘘はつかない

求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。

転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。

いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。

やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。

6-4. 複数のエージェントを使ってることは隠さない

転職エージェントを複数使う場合、他社も使っていることは、それぞれに隠さず伝えましょう。

言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。

  • あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
  • 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる

すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。

これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。

こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。

6-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる

登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。

長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。

以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。

  • こういった求人はないか
  • こんな業界は自分でも通るか

自動的に、後回しにされるリスクも

転職エージェントは、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。

その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。

エージェントがシステムで候補者を選ぶ画面

更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。

この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。

6-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない

どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。そういった担当に当たってしまったら利用をやめましょう。

具体的には下記に2つ以上当てはまったら、危険なので、担当を変えてもらうか、そのエージェントの利用を止めましょう。

付き合うべきではない担当者の特徴
  • 業界知識が乏しく、深い話ができない
  • 転職に関して話していても経験を感じられない
  • 希望した条件以外の的外れな求人ばかり紹介してくる
  • あなたの都合を考えずに、応募を強要してくる(営業感が強い)
  • 必要な連絡や手続きが遅い、ミスが目立つ

2つ以上当てはまった場合、下記の方法で担当を変えるか、そのエージェント自体の利用を止めましょう。

担当を変えたい場合

担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。

件名:担当変更のご相談

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。

しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。

つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。

お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。

担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。

各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合

基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。

ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。

件名:退会手続きのお願い

〇〇エージェント 〇〇様

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。

(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。

熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。

お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。

退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。

6-7. 「推薦状を見せてほしい」と伝える

エージェントは応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。

これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。

  • 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
  • 改めて自分のアピールポイントを整理したい

見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、エージェントにとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。

以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。

(参考)ひどい推薦文の例

〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。

コミュニケーション能力が高く、明るい方です。

ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。

6-8. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく

エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。

転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。

転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。

紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。

また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。

こうした話はしすぎないよう注意しましょう。

6-9. 最低限のマナーは守る

エージェントとのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。

こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。

また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。

応募する会社だけでなく、エージェントに対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。

7. 建築・建設業界の転職についてよくある質問

最後に、建築・建設業界の転職についてよくある質問を回答していきます。

7-1. そもそも建築・建設業界とは

家屋やビルなどの建物や、道路、施設、ダムといったインフラ設備を作る業界のことを言います。

道路なども含め、あらゆるものを作るのが”建設”業界と呼ばれ、建物だけを作るのが”建築”業界と呼ばれます。

細かく分類すると、以下のように約30もの業種に分けられます。

建築系 大工、左官、とび土木コンクリート、石、屋根、電気、管、タイルれんがブロック、鋼構造物、鉄筋、舗装、しゅんせつ、板金、ガラス、塗装、防水、内装仕上げ、機械器具設置、熱絶縁、電気通信、造園、さく井、建具、水道施設、消防施設、清掃施設、解体
土木系 ダム建設、トンネル、橋梁、空港建設、道路

7-2. 建築・建設業界にはどんな職種がある?

建築・建設業界ならではの募集職種には、以下があります。

施工管理(工事現場を監督する仕事で、職人への指示出しやスケジュール管理を行う)
建築施工管理 ビルや住宅などの建物の建設工事の現場監督をする
土木施工管理 道路、上下水道、トンネルなどのインフラ設備工事の現場監督をする
設備施工管理 電気、配管、空調などの設備工事の現場監督をする
プラント施工管理 工場や生産設備を建設する現場の監督をする
設計(顧客のニーズに応じた設計図を作る)
意匠設計 美しさや使いやすさに配慮し、建物のデザインを設計する
構造設計 安全に利用できるよう、建物の基礎や構造を設計する
設備設計 電気・ガス・水道といった設備の配線などを設計する
CADオペレーター コンピューターツールを使い、設計された図面の作成や修正をする
技術
職人 高所作業を専門とするとび職など、特別なスキルを持つ
技術開発 建築素材となるコンクリートの開発など、建設に必要な技術を開発する

その他、他の業界と同じく、営業や、人事や経理などの管理部門の募集もあります。

7-3. 未経験でも建築・建設業界に転職できる?

最も募集の多い施工管理を中心に、異業種の方でも、未経験からの転職も十分可能です。

未経験でも、働きながら施工管理技士などの資格取得サポートが受けられる企業もあります。

帝国データバンクの調査(2024年)」によると、建設業界の人手不足は全業界で2番目に深刻で、7割もの企業が人手不足を感じています。

こうした影響もあり、未経験者でも転職しやすい業界となっています。

未経験の場合は、大学の建築学科など、建築系の学校を卒業している方だと、採用で有利になりやすいです。

7-4. 女性でも建築・建設業界に転職できる?

業界の男女比は「男性7:女性1」と、女性は少ないですが、施工管理や設計の仕事を中心に、女性でも十分転職は可能です。

※参考「国土交通省 令和4年建設業活動実態調査

人手不足から、女性の取り込みにも力を入れる企業も増えていて、「国交省の調査」によると、産休や育休の制度がある会社が約9割と大半を占めています。

また、これらの休暇を取得した人のうち、6~7割は復職もできていて、女性でも働きやすい環境が整っていると言えます。

7-5. 建築・建設業界のホワイト企業は?

ホワイト企業としては、以下のような、大手ゼネコンがまず挙げられます。

  • 清水建設
  • 鹿島建設
  • 大林組
  • 大成建設
  • 竹中工務店
  • 長谷工コーポレーション

年間休日が120日を超えていたり、育休取得率が9割以上など、働きやすい環境が整った会社としてどれも有名です。

転職エージェントは、現場に足を運んだり、過去にサポートした人の声などから職場の内情を知っていることが多いため、ホワイト企業にこだわる方は必ず活用しましょう。

重ねて、「openwork」のような社員の口コミがわかるサイトで、自分でも応募先について調べておけば、ブラックな職場は避けられるはずです。

まとめ

建築・建設業界に強い転職エージェントについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

建築・建設業界での転職を目指す方は、以下の方法で転職エージェントを選びましょう。

  • 実績のある大手エージェントを選ぶ
  • 業界の求人が豊富なエージェントを選ぶ
  • 経験やキャリアの面で自分に合ったものを選ぶ

具体的には、業界の経験や、収入別に以下から3社使うべきです。

業界経験者 未経験
年収
600万以下
年収
600万〜
リクルートエージェント
doda
建設・設備求人データベース
建設転職ナビ
施工管理ジョブ
施工管理のみ
JACリクルートメント
800万円~のみ
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業界経験者の方は、以下のようなスカウトサービスも一つは使っておきましょう。

当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。