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退職

看護師でも退職代行は使える?おすすめから失敗しない選び方・体験談まで

「退職代行は看護師でも使える?」「デメリットはある?」など、退職代行は看護師でも使えるのか気になっていませんか?

結論、退職代行は看護師の方でも普通に使えて、全職種の中でも医療関係の利用者は3番目に多いデータもあります。

ただし、選び間違えると、相場の倍の料金がかかったり、スムーズに退職できなくなるので注意しましょう。

このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の退職をサポートし、自らも4回の退職経験を持つ筆者が、看護師の退職代行の利用について、以下の流れで解説します。

  1. 結論|退職代行は看護師でも普通に使える!
  2. そもそも退職代行とは?やってくれる4つのこと
  3. 看護師で退職代行を使うメリット・デメリット
  4. 看護師が退職代行を選ぶ4つのポイント
  5. 23社を比較!看護師におすすめの退職代行は?
  6. 看護師が退職代行の利用前にやっておきたい5つのこと
  7. 看護師が退職代行を使う流れ

このページを読めば、退職代行は看護師でも使えるのか、どんな時に使うべきで、選ぶ際の注意点や事前準備までが全てわかり、退職代行で失敗することがなくなるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
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ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. 結論|退職代行は看護師でも普通に使える!

退職代行は、2~3万円で退職手続きを代行してくれて、勤務先と直接のやりとりゼロで退職ができるサービスです。

退職代行の仕組み

職種や雇用形態に関わらず、働く全ての人が対象で、看護師でも普通に使うことができます。

23のサービスを比較しましたが、看護師の方におすすめなのは「退職代行トリケシ」です。

労働組合の運営で、勤務先に対応を拒否された時も、交渉までやってもらえて、安く、実績も十分のサービスです。

他の職種に比べても、看護師のユーザーは多い

看護師も含めた医療関係者の利用は、他の職種に比べても多く、実際使っている方が多くいます。

大手の退職代行で公開されたデータによると、全職種の中でもサービス業、製造業に続いて3番目と、医療関係者の利用は特に多いです。 (データ引用元:株式会社アルバトロス

そもそも離職率が高い職種なのもありますが、使う人が多いのは、病院特有の以下の事情もあると考えられます。

  • 人手不足で、辞めると言い出しにくい職場が多い
  • 「サービス残業が当たり前」「有休が使えない」などコンプラ意識の低い職場がまだ多い

退職代行を使った看護師の体験談

口コミ・評判

Uさん(30代、外来看護師)
先輩からのあたりが強く、辞めたいと何度も思ったけど、伝えたら責められるのが目に見えていて言えなかった。
ラインで退職代行に相談したら、そのまま話が進み、私の代わりに全部やってくれた。師長にも同僚にも連絡しなくて済んだし、直接話すのがとにかく怖かったので、本当に助かった。

口コミ・評判

Kさん(20代、療養型病棟 看護師)
人間関係もギスギスしていて、毎日怒られるたびに泣きながら帰宅していました。
睡眠も取れず、食欲もなくなり、メンタルが限界。
退職の話を切り出す余力もなく、退職代行に頼んだら、すぐに病院に連絡してくれて、その日から職場に行く必要がなくなりました。ストレス無く辞められて、心から使って良かったと思います。

看護師で使った方からは、以下の2点が良かったという声が非常に多いです。

  • 言いにくいストレスから解放される
  • すぐに出勤が不要になる

人手不足の現場だったり、パワハラ気質の師長がいて、退職を言い出す勇気が持てない方は実際よくいます。

こうした方にとっては、救世主のような存在になるのは間違いありません。

また、病院は「退職の申し出は退職日の3ヶ月前」のような無茶なルールがあり、中々やめられないケースもよくあります。

退職代行を使えば、即日で出勤が不要になるように交渉してくれて、こうした病院でもサクッと辞めることができます。

使うと勤務先から連絡が来るのでは?

退職代行は、勤務先に連絡するときに、本人や家族への連絡をしないよう念押しするので、心配はありません。

まれにそれを無視して連絡する病院もありますが、無視すればよく、対応しないと退職できないといったことはまずありません。

どうしても連絡事項があったり、聞き取りしたいことがあれば、代行業社を通してすればいいので、あなたは対応不要です。

勤務先とやりとりせずに辞められるのがそもそものメリットで、この点は徹底できるよう、代行業者がしっかり間に入って動いてくれます。

使うとトラブルになるのでは?

自由に退職する権利は法律で認められていて、トラブルになるケースは少ないです。

まれに以下のトラブルが起きるケースもありますが、気にし過ぎることはありません。

退職代行で起こりうるトラブル 気にする必要がない理由
勤務先に退職を拒否される 拒否されても、法律で2週間後には退職が自動的に成立する
勤務先から電話が来たり、出社しろと言われる 応じなくても、法律で2週間後には退職が自動的に成立する
有休消化が認められない 勤務先が法律違反になるので、業者がそれを伝えると、丸く収まることがほとんど
本来もらえる給料が払われない
退職理由を、経歴に傷がつく懲戒解雇にされる
損害賠償を請求される たかだか従業員一人に、時間とお金をかけて裁判までする勤務先はほぼない

また、勤務先に言い負けて本人に対応を頼んだり、一部いい加減な業者によるトラブルが起こる場合もあります。

ただ、実績を公開している大手のサービスを使ったり、SNSだけで集客しているような、怪しい業者を避ければこうなる心配はまずありません。

2. そもそも退職代行とは?やってくれる4つのこと

退職代行にやってもらえるのは、大きく以下4つです。

  • 退職希望を、代わりに勤務先に伝えてくれる
  • 直接やりとりせずに辞めるための、サポートをしてくれる
  • 勤務先と、退職日や有休消化の交渉をしてくれる
  • 未払い賃金の請求や訴訟の対応をしてくれる

①退職希望を、代わりに勤務先に伝えてくれる

退職代行と勤め先のやりとり

電話で、あなたが退職希望の旨を、勤務先の担当者に伝えてくれます。

それによって、直接勤務先から連絡が来ることは基本的になく、もし来ても対応は不要です。

代行業社の連絡だけでも、退職の意思表示は法律的に有効で、勤務先は受け入れるしかありません。

②直接やりとりせずに辞めるための、サポートをしてくれる

退職代行と勤め先のやりとり

退職をしっかり成立させるには、退職届の提出など、書類のやり取りが必要です。

代行業社は、手続きが勤務先との直接のやり取りなしで進められるよう、以下のようなサポートをしてくれます。

  • 退職届はどう書くべきか、備品はどう返したらいいかの確認
  • 退職後に必要な書類を郵送するよう勤務先に頼む

③勤務先と、退職日や有休消化の交渉をしてくれる

退職代行と勤め先のやりとり

あなたの希望を聞いた上で、退職日はいつにしたい、有休を消化したいといった交渉も勤務先にしてくれます。

有休が取れる雰囲気がない、ブラックな勤務先もありますが、勤務先は法律上、退職時の有休消化を拒否できません。

有休が残っている人は、頼めば淡々とフル消化での退職希望を出して、法律をもとに交渉してもらえます。

④未払い賃金の請求や訴訟の対応をしてくれる(弁護士運営の場合のみ)

退職代行と勤め先のやりとり

未払いの残業代・退職金などの請求や、万が一退職で損害賠償請求を受けた場合の対応もしてもらえます。

ただ、これらができるのは、弁護士が運営する一部のサービスのみで、料金は相場の倍と、高額になります。

3. 看護師が退職代行を使うメリット・デメリット

次に、退職代行を使うべきか悩む看護師の方向けに、退職代行のメリット・デメリットを紹介していきます。

メリット ・退職を言い出すストレスから解放される
・引き止めに流される心配がない
・すぐに出社が不要になる
デメリット ・2~3万円は料金がかかる
・勤務先にとっての印象は良くない
・業者選びを間違えると、損をしたりスムーズに退職できない

これらを踏まえると、以下に一つでも当てはまる看護師の方は使うべきサービスといえます。

  • 退職を言い出す勇気がどうしても出ない
  • 引き止めにあって、退職できずにいる
  • 身体的、精神的に限界ですぐにでも辞めたい

メリット・デメリットについて、それぞれ解説していきます。

退職代行の3つのメリット

退職代行サービスの利用メリットは以下3つです。

  • 退職を言い出すストレスから解放される
  • 引き止めに流される心配がない
  • すぐに出勤が不要になる

メリット1. 退職を言い出すストレスから解放される

退職は、少なからず職場に迷惑をかけることになり、後ろめたさから言い出しにくいと感じる方が多いです。

師長や主任がパワハラ気質だったり、顔を合わせるのもしんどく、伝える勇気がない方もいるでしょう。

退職代行を使えば、あなたは家で待っているだけで退職ができ、このストレスから解放されます。

メリット2. 引き止めに流される心配がない

退職代行を使えば、引き止めにあって流されてしまい、退職に失敗することがなくなります。

看護師は人手不足の職場が多いこともあり、「あなたがいないと回らない」などと言われ、引き止められるのは良くある話です。

退職代行を使えば、担当者が間に入って淡々と進めてくれるので、流されやすい交渉下手の人でも安心です。

メリット3. すぐに出勤が不要になる

退職代行を使えば、すぐに出社が不要になり、依頼してからは勤務先の人と顔を合わせる必要もなくなります。

1ヶ月前には希望を出す規則がある勤務先が多く、普通に退職希望を出してもすぐには辞められませんが、そうした心配はありません。

精神的、身体的にすでに限界で、すぐにでも辞めたい方には特に嬉しいサービスです。

正式な退職日は、退職代行が電話してから1~2週間先になることが多いです。

ただ、業者が今後出勤せずに退職するために、書類のやり取りなど手続きをサポートしてくれるので、あなたはすぐに出社が不要になります。

退職代行の3つのデメリット

退職代行サービスを使うデメリットは以下3つです。

  • 2~3万円は料金がかかる
  • 勤務先にとっての印象は良くない
  • 業者選びを間違えると、損をしたり、スムーズに退職できない

デメリット1. 2~3万円は料金がかかる

退職代行は、2~3万円が退職前に請求されるのが普通で、すぐ払う余裕がない人もいるでしょう。

ただ、カード払いにも対応していて、「退職代行トリケシ」のように、後払いできるサービスも中にはあります。

また、退職の大きなストレスから解放される金額としては、安いと感じる人も多く、それゆえに利用者も右肩上がりで増えています。

デメリット2. 勤務先にとっての印象は良くない

当然ですが、ルール通り、事前に希望を出して挨拶をして辞めていくのに比べると、勤務先にとっての印象は悪くなります。

ただ、今後その勤務先や、そこの従業員と付き合うつもりがない方なら、大したデメリットとは言えません。

デメリット3. 業者選びを間違えると、損をしたり、スムーズに退職できない

退職代行は、業者によって頼める内容や料金、サービスの質が全く変わります。

不必要に高いサービスを選んでしまったり、いい加減な業者を選んで、スムーズに退職できず後悔する方もいます。

次の章から、こうならないための、退職代行の失敗しない選び方を解説していきます。

4. 看護師が退職代行を選ぶ4つのポイント

退職代行を使いたい看護師の方は、以下を意識して選びましょう。

  • 運営元はどこか
  • 料金は安いか
  • 万が一失敗したら返金してもらえるか
  • 実績のある、信頼できるサービスか

これらに注意すれば、ハズレの業者を使って失敗することはなくなります。

ポイント1. 運営元はどこか

退職代行は、運営元が以下の3種類があり、それぞれ料金やサービスが変わります。

  • 民間企業:退職希望や、有給の消化希望を伝えるだけ
  • 労働組合:伝えるだけでなく、言い返された時に交渉もしてくれる
  • 弁護士:未払い賃金の請求や、万が一の裁判まで全部やってくれる

比較すると以下の通りで、最もおすすめは、安くでできることも多い、労働組合です。

運営元
民間企業 労働組合
(おすすめ!)
弁護士
料金相場 2~3万円 2~3万円 3~6万円
退職希望を伝える
有休消化や退職日の希望を伝える
言い返されたり、対応を拒否された時の交渉
未払い賃金請求・訴訟対応

労働組合なら、勤務先に退職を反対されたり、有休消化を拒否された時も、反論して、法律を元に交渉してもらえます。

民間企業は、安いこともありますが、万が一対応を拒否された時に、反論ができない立場にあるので注意しましょう。

弁護士が最も万能ですが料金が高く、ただの退職で訴訟にまでなるケースはほぼないので、頼るべき人は限られます。

「悪質な勤務先で、残業代などの賃金を払わない」といった特殊なケースを除いて、使う必要はありません。

ポイント2. 料金は安いか

退職代行は、ほぼ同じサービスでも、それぞれ料金が違うので、安いサービスを選びましょう。

パート・アルバイトで退職を考えている方は、安くなるので、正社員と料金を分けているサービスがおすすめです。

一律料金のサービス 全員が2~3万円
雇用形態で分けているサービス 正社員は2~3万円、パートアルバイトは1~2万円

また、利用前にお金が用意できない人は、後払いができるサービスを選ぶのも重要です。

後払いだと、追加で3,000~5,000円の手数料が取られる場合もあるので、この点も踏まえて安いサービスを選びましょう。

ポイント3. 万が一失敗したら返金してもらえるか

退職代行は、万が一退職がうまく成立しなかった場合に、返金が受けられるサービスを選んでおきましょう。

代行業者が退職の意思を勤務先に伝えると、少なくとも2週間後には自動的にあなたの退職が成立します。

職業を選ぶ自由が法律で守られていて、以下のように法律で決まっているからです。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

引用:民法「第六百二十七条

しかし、希望日に退職できなかったり、少ないですが、スムーズな退職に失敗するケースがあるのも事実です。

万が一の時に安心なので、返金保証があるサービスの利用がおすすめです。

ポイント4. 実績のある、信頼できるサービスか

退職代行は、「〇万件の退職に成功!」のように、実績を明示している信頼できるサービスを選びましょう。

近年、利用者数が増えていることもあり、退職代行の業者も右肩上がりで増えています。

一部、素人が片手間でやっている、以下のようないい加減な業者も増えているのが現実です。

ひどい退職代行業者の例

  • 退職日や有給消化の交渉に失敗し、「あとは弁護士や労基に相談して」と丸投げして終わり
  • 勤務先に必要書類の発行をしてもらえず困っても、助けてくれない
  • 勤務先に退職代行とは伝えず、依頼者の母親を名乗って退職希望を伝える

こうした業者を使うと、結局自分で連絡する羽目になったり、話がこじれて、高額な弁護士に頼らざるを得なくなります。

必ずたくさんの人に選ばれていて、実際に円満退職を成功させている、信頼できるサービスを使いましょう。

5. 23社を比較!看護師におすすめの退職代行は?

23の退職代行サービスを比較してわかったおすすめは、以下の3社です。

正社員におすすめ 退職代行トリケシ
反論されても交渉してくれて安心!労働組合運営のおすすめNo.1
パート・アルバイトにおすすめ 退職代行モームリ
知名度が抜群で、パート・アルバイトの料金が安い
未払い賃金の請求までしたい人向け フォーゲル綜合法律事務所
弁護士運営の中でも、トップクラスの実績

一般的な正社員で、とにかくすぐに退職したい看護師の方は「退職代行トリケシ」を選びましょう。

労働組合の運営で、会社に対応を拒否された時も、交渉までやってもらえて、安く、実績も十分のサービスです。

この結論の根拠となった、23サービスの比較表は以下の通りです。

労働組合が運営(おすすめ度★★★★★)
サービス名 料金 後払い対応 返金保証 実績
退職代行トリケシ 25,000円
2万人以上
男の退職代行 26,800円
(バイト19,800円)

追加で3,200円

5万人以上
わたしNEXT 29,800円
(バイト19,800円)

追加で3,200円

5万人以上
退職代行OITOMA 24,000円
追加で5,000円

5千人以上
リーガルジャパン 27,000円 ×
非公開
あおぞら退職代行サービス 詳細非公開 ×
非公開
退職代行SARABA 24,000円 ×
非公開
退職代行ゼロユニオン 23,970円
(バイト18,700円)
×
非公開
退職代行Jobs 29,000円 ×
非公開
退職代行即ヤメ 20,000円 ×
非公開
退職代行ガーディアン 24,800円 × ×
非公開
民間企業が運営(おすすめ度★★★☆☆)
サービス名 料金 後払い対応 返金保証 実績
退職代行モームリ 22,000円
(バイト12,000円)

追加で3,000円

1.5万人以上
退職代行EXIT 20,000円 ×
毎年1万人
やめたらええねん 22,000円
2回払い対応
×
2千人以上
辞めるんです 27,000円 ×
1万人以上
退職代行ヤメドキ 24,000円 ×
1万人以上
退職代行ニコイチ 27,000円 × ×
5万人以上
退職代行プラスサービス 21,780円
(バイト16,280円)
× ×
非公開
弁護士が運営(おすすめ度★★★☆☆)
サービス名 料金 後払い対応 返金保証 実績
フォーゲル綜合法律事務所 33,000~55,000円
1万人以上
アディーレ法律事務所 33,000~77,000円 ×
非公開
退職110番 43,800円 ×
非公開
弁護士法人みやび 27,500~55,000円 × ×
非公開
弁護士法人川越みずほ法律会計 22,000~55,000円 × ×
非公開

料金:別途かかる組合費含む金額。正社員の退職の場合。

おすすめの退職代行3社について、それぞれ解説していきます。

5-1. 退職代行トリケシ|看護師向けおすすめNo.1

torikeshi

退職代行トリケシ」は、一般的な正社員が対象のサービスの中でも、比較の結果が最も優れていました。

勤務先に反論されても対処できる、労働組合運営のサービスの中でも特に安く、返金保証も付いています。

相談実績も20,000件以上と多く、たくさんの退職を成功させている点でも安心のサービスです。

同じ料金、条件でサポートしてもらえるため、契約社員や派遣社員の方にも、こちらがおすすめです。

料金 25,000円(全ての雇用形態)
後払い対応 あり(追加料金なし)
返金保証 あり
実績 相談実績20,000人以上
運営元 日本労働産業ユニオン(労働組合)

退職代行トリケシ公式ページ

https://torikeshi.jp

5-2. 退職代行モームリ|パート・アルバイトにおすすめ

momuri

退職代行モームリ」は、パート・アルバイトの料金が正社員と分かれていて、非常に安い特徴があります。

退職希望の伝達のみができる、民間企業の運営ですが、正社員以外の方には料金面でのメリットが大きくおすすめです。

企業への電話の様子をYoutubeで公開して話題になるなど、知名度はNo.1のサービスでその点でも安心です。

料金 正社員、契約社員、派遣社員:22,000円
パート、アルバイト:12,000円
後払い対応 追加で3,000円払えば可能
返金保証 あり
実績 15,000人以上をサポート
運営元 株式会社アルバトロス(民間企業)

退職代行モームリ公式ページ

https://momuri.com

5-3. フォーゲル綜合法律事務所|未払い賃金の請求までしたい人向け

enman-taishokudaikou

フォーゲル綜合法律事務所」は、弁護士運営の中でもトップクラスの実績を誇る大手の退職代行サービスです。

民間企業や労働組合のサービスではできない、未払い賃金の督促や、退職金の請求、訴訟対応など、幅広く対応してもらえます。

弁護士運営だと、請求した残業代の一部など、成功報酬も取られることが多いですが、それもないので、安心して使うことができます。

料金 33,000円
(訴訟対応や退職金の請求もなら55,000円)
後払い対応 あり(追加料金なし)
返金保証 あり
実績 10,000人以上
運営元 弁護士フォーゲル綜合法律事務所

フォーゲル綜合法律事務所公式ページ

https://enman-taishokudaikou.com

6. 看護師が退職代行の利用前にやっておきたい5つのこと

退職代行の利用を考えている看護師のは、最後の出勤日までに、なるべく以下をやっておきましょう。

  • 勤務先から私物は持ち帰っておく
  • 借りていた備品は勤務先に置いておく
  • 引き継ぎは書面などで残しておく
  • 退職後の必要書類を確認しておく
  • 有休の残りを確認して、希望の退職日を決めておく

これらをやっておけば、退職後の勤務先とのやりとりを最小限に抑えられ、スムーズに手続きが進みます。

6-1. 勤務先から私物は持ち帰っておく

退職後に、私物を取りに勤務先に行く羽目にならないためにも、事前に私物はなるべく持ち帰っておきましょう。

残った私物については、不要なものは破棄、必要なものは自宅に郵送で、勤務先側が対応してくれるケースが多いです。

しかし、必ず対応してくれるとは限りません。万が一に備え、デスクやロッカーの私物は全て持ち帰っておくことをおすすめします。

6-2. 借りていた備品は勤務先に置いておく

以下のような返却が必要な備品は、なるべく最終出勤日までに勤務先のロッカーなどに置いておきましょう。

  • 健康保険証
  • 通勤定期券
  • 社員証
  • 社用のPC、スマホ
  • 制服(できればクリーニングしておく)
  • オフィスやロッカーの鍵
  • 名刺
  • 持ち出し禁止のマニュアル、データなど

置いておけば、代行業者が、ロッカーから回収するよう勤務先側に伝えてくれます。

これらを持ったままだと、少ないですが、退職後に直接持ってくるよう言われてしまうケースもあります。

スムーズに顔を合わせず辞めるためにも、置いていくことをおすすめします。

6-3. 引き継ぎは書面などで残しておく

担当患者や委員会の情報など、伝えずに辞めると勤務先が困る情報がある方は、引き継ぎ書をロッカーに残したり、社用のPC内にデータで残しておきましょう。

法律上、引き継ぎはしなくても退職は可能ですが、しないままだと以下のリスクがあります。

  • 「引き継ぎしないなら退職させない」と勤務先に強気に出られる
  • 退職金の支給条件になっている勤務先だと、退職金がもらえなくなる
  • 取引がなくなるなどして、勤務先が損をして、損害賠償を請求される

数えるほどですが、実際に引き継ぎをせずに退職した従業員が訴えられて、損害賠償を取られた事例もあります。(参考:ケイズインターナショナル事件

万が一に備えて、できるだけの引き継ぎ書は作っておくことをおすすめします。

6-4. 退職後の必要書類を確認しておく

代行業者が勤務先に頼んでくれるので、退職後に必要な書類は確認しておきましょう。

頼むべき書類は、あなたの状況によって変わるので、以下をご参考ください。

退職後に勤務先からもうらう書類 何に使うものか 必要な人
雇用保険被保険者証 雇用保険の切り替えや失業手当の申請 全員
源泉徴収票 所得税の手続き(転職先での年末調整や確定申告) 全員
年金手帳 年金の切り替え 2022年4月以前に20歳になった人で、勤務先に預けていた人
退職証明書 転職先から求められた場合に提出 転職先で提出を求められている人
健康保険の資格喪失証明書 国民健康保険への加入(役所で保険証を作る手続き) 無職やフリーランスになり、国民健康保険に入る人
離職票 失業手当の申請 転職先がなく、失業手当をもらいたい人

6-5. 有休の残りを確認して、希望の退職日を決めておく

代行業者に聞かれるので、有給休暇の残りを確認し、それも踏まえて希望退職日を決めておきましょう。

退職日に迷ったら、以下の基準で決めておきましょう。

  • 転職先が決まっている人:転職先の入社日の前日
  • 転職先がない人:有給をフル消化した最短の退職日

転職先がある場合、退職と入社の間に空白期間があると、健康保険や年金の手続きが増えて面倒なので、入社日前日の退職がおすすめです。

特に転職の予定が決まっていない方は、有給を全て使っての最短の日にちでの退職がおすすめです。

有休を使うのを遠慮する方も多いですが、法律上は勤務先に退職時の有給休暇を拒否する権利はありません。

勤務先は社員に対して、「この時期は人が足りないから、有休の日にちを変えて欲しい」といった時期変更の希望は出せます。

しかし、退職前の消化だと変更できる日が他にありません。

よって、勤務先は要求をそのまま受け入れるしかありません。(「労働基準法 第三十九条」より)

7. 看護師が退職代行を使う流れ

次に、退職代行を使って退職する以下の流れを解説していきます。

  1. 公式から申し込み
  2. ラインや電話での聞き取り
  3. 料金の支払い
  4. 退職代行が、勤務先にあなたの退職希望を伝える
  5. 勤務先と書類のやりとり
  6. 退職完了

ステップ1. 公式から申し込み

まずは、以下の各社の公式ページから申し込みを行います。

正社員におすすめ 退職代行トリケシ
https://torikeshi.jp
パート・アルバイトにおすすめ 退職代行モームリ
https://momuri.com
未払い賃金の請求までしたい人向け フォーゲル綜合法律事務所
https://enman-taishokudaikou.com

ステップ2. ラインや電話での聞き取り

次に、退職代行業者から、ラインや電話で聞き取りがあります。

個人情報以外で、聞かれる主な内容としては、以下があげられます。

  • 退職希望日
  • 退職理由
  • 勤務先に発行を頼みたい書類
  • 有給残りや消化の希望
  • 勤務先から借りているもの、勤務先に置いてきた私物の確認

申し込み前には、これらは整理しておきましょう。

ステップ3. 料金の支払い

クレジットカードや振込で、料金の支払いを行います。

ほとんどの業者が前払い制で、電話をかける前に料金を請求されます。

ただ、「退職代行トリケシ」のように、一部の後払い対応の業者を選ぶと、支払いは後回しにすることも可能です。

ステップ4. 退職代行が、勤務先にあなたの退職希望を伝える

聞き取りをもとに、実際に退職代行業者があなたの職場に退職希望の電話をします。

近年は退職代行サービスが世間でも知られるようになり、勤務先側もすぐに理解して淡々と話が進むことが多いです。

勤務先に向けて業者が話す、主な内容は以下のとおりです。

  • あなたが退職したいことと、希望日を伝える
  • 離職票など、本人に送って欲しい必要書類を伝える
  • 退職届など、本人が送るべき書類がないか確認
  • 退職理由を伝える(質問されたら)
  • 本人には連絡しないよう念押し

個人経営の小さい勤務先や病院で、経営者が対応する場合は、業者に文句を言ったりといったケースもあります。

しかし、ほとんどは人事や事務などの担当者が対応し、あっさりと話が終わります。

ステップ5. 勤務先と書類のやりとり

その後、以下のような書類のやり取りを、あなたと勤務先の間で郵送で行います。

  • 勤務先に送る:退職届、あれば借りていた備品、制服など
  • 勤務先から自宅に送られる:離職票や退職証明書など

この時点で、勤務先に私物があったり、社用のPCなどを借りた状態だと、受け渡し勤務先に行く必要が出る場合もあります。

なるべく、最終出社までに私物は全て持ち帰り、社用のものは勤務先のロッカーなどに置いておくようにしましょう。

ステップ6. 退職完了

書類のやりとりが終わった時点で退職が完了します。

退職後に、必要書類が届かなかったり、本来の給与が払われなかった場合は、催促の連絡をするなど、最後までサポートしてもらえます。

退職後は、以下の公的手続きが必要になります。

  • 健康保険の切り替え
  • 年金の切り替え
  • 雇用保険(失業手当)の手続き
  • 住民税の手続き
  • 所得税の手続き
  • 確定拠出年金の手続き

具体的にすべきことは、退職時期や転職先があるかなど、あなたの状況によって変わります。

詳細は、以下の記事で全て解説しているので、ご参考ください。

退職後の手続き完全ガイド|やる忘れをゼロにできるチェックリスト付き

まとめ

退職代行は、看護師でも使えるのかについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

全職種の中でも医療関係の利用者は3番目に多いデータもあり、退職代行は看護師でも普通に使うことができます。

メリットやデメリットを整理すると、以下に一つでも当てはまる看護師の方は使うべきといえます。

  • 退職を言い出す勇気がどうしても出ない
  • 引き止めにあって、退職できずにいる
  • 身体的、精神的に限界ですぐにでも辞めたい

23の退職代行サービスを比較してわかったおすすめは、以下の3社です。

正社員におすすめ 退職代行トリケシ
反論されても交渉してくれて安心!労働組合運営のおすすめNo.1
パート・アルバイトにおすすめ 退職代行モームリ
知名度が抜群で、パート・アルバイトの料金が安い
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