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転職サイト

インフラエンジニアに強い転職サイト12選|経験・年収別のおすすめと選び方

「インフラエンジニアが使うべき転職サイトは?」「やっぱりIT専門がいい?」など、インフラエンジニア向けの転職サイトについて気になっていませんか?

転職サイトは、担当がついて無料で転職サポートを受けられるものから、サポートが全くないタイプまで様々なので注意しましょう。

選び方を間違えると、「興味のない会社の求人しかない」、「選考で落ちてばかりで全然決まらない」といった事態になります。

このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、インフラエンジニア向けの転職サイトについて、以下の流れで解説していきます。

このページを読めば、インフラエンジニアの転職にはどのサイトを使うべきか、どんな種類があり、どう選べば失敗しないかが全てわかり、転職サイトで失敗することがなくなるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
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ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. 結論|インフラエンジニアがまず使うべき転職サイト

このページでは、インフラエンジニアとしての転職を目指す方が使うべき転職サイトについて詳しく解説していきます。

長くなってしまったので先に結論を言うと、自身のエンジニアのキャリアに合わせて、以下からまず3社選ぶべきです。

エンジニア
経験者
未経験
年収
600万以下
年収
600万〜
1位.
リクルートエージェント
2位.
doda
3位.
マイナビIT エージェント
4位.
ワークポート
5位.
type転職エージェント

一都三県
のみ
6位.
JACリクルートメント

年収800万〜
のみ
×
7位.
レバテックキャリア
×

おすすめ順に並べているため、迷ったら、キャリアに合わせて上から順に◎を3つ選んでおきましょう。

大手・優良企業のインフラエンジニアの求人のほとんどは、この7社に集中していて、ここから選んでおけば間違いありません。

それぞれ強いジャンルが違いますが、いずれも20年以上の実績のある大手で、インフラエンジニアの転職に強いです。

これらは全て担当者がついて転職のサポートを受けることができ、「転職エージェント」とも呼ばれています。

サイト選びの最大の注意点

転職サイトは、以下の複数タイプがあり、どれを使うかで応募できる企業や選考の通りやすさが全く変わります。

  1. 転職エージェント:担当がついてサポートしてもらえる
  2. スカウトサービス:登録してスカウトを待つ
  3. 求人サイト:自分で求人を探して応募する

結論、インフラエンジニアとして転職を考える方がまず使うべきなのは、「転職エージェント」です。

ネット上にはこれらをごちゃ混ぜにして紹介するページが非常に多いですが、別物なので注意しましょう。

転職エージェントを使うと担当がついて、転職相談から求人紹介、企業とのやりとりまで全てやってもらえます。

agent

転職エージェントにしか求人を出さない大手・優良企業も非常に多く、使わないと損します。

担当は、企業ごとの過去の面接データも持っていて、選考に通るためのアドバイスもしてくれます。

使うだけでチャンスが広がる、エンジニアの転職には必須のサービスです。

他のタイプを使うべき2つのケース

以下に当てはまる方のみ、他のタイプの転職サイトを使いましょう。

  • すぐの転職は考えていない方
    →スカウトサービス
  • 転職エージェントを3社使っても決まらなかった方
    →求人サイト

すぐの転職を考えていないなら、スカウトサービスがおすすめ

「いつまでに転職したい」のような具体的なプランがなく、すぐの転職を考えていない方には、以下のようなスカウトサービスがおすすめです。

対象 スカウトサービス
年収600万以上の方 ビズリーチリクルートダイレクトスカウト
上記以外で、エンジニアとしての転職を目指す方 Direct typeレバテックダイレクト

これは、経歴を登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サービスです。

scout

登録するとあなたの経歴やスキルに見合ったスカウトが来るようになり、自分の市場価値や、転職先のイメージがしやすくなります。

気になるスカウトにだけ返信して面談に進んでみたり、マイペースに転職を進めることができます。

ただ、選考で有利になったり、求人の選択肢が増えるため、「具体的に転職を進めたい」となった際は必ず転職エージェントを活用しましょう。

求人サイトは最終手段として使う

転職エージェントを3社使っても決まらな方のみ、自分で求人を探して応募する以下の求人サイトを使いましょう。

jobchange_site

求人サイトなら、IT専門で、求人が豊富な「Green」がおすすめです。

ただ、他のタイプには以下の点で劣るため、あくまで最終手段と理解しておきましょう。

  • 求人の量と質が落ちる
    →求人数は他の転職サイトに比べて少なく、人気企業の求人も少ない
  • 選考の難易度が上がる
    →サポートが一切なく、書類選考や面接の対策は全て自力になる

そもそもインフラエンジニアとは

ITシステムの基盤となるサーバーなどを設計・構築・運用・保守するエンジニアのことです。

システムエンジニア(SE)が開発を行うのに対し、インフラエンジニアはその土台となるシステムを作ります。

担当する領域によって、以下のように分類できます。

  • サーバーエンジニア:メールサーバーやWEBサーバーを専門とする
  • クラウドエンジニア:AWS(アマゾンウェブサービス)などのクラウドサーバーが専門
  • ネットワークエンジニア:PCとルーター、電子機器を繋ぐなどネットワーク環境が専門
  • セキュリティエンジニア:サイバー攻撃の対策など、情報セキュリティに特化
  • データベースエンジニア:オラクルなどのデータベース製品を使った作業が専門

企業のデジタル化やITサービスの増加とともに、その根幹を担うこれら職種のニーズも右肩上がりで増えています。

特に、近年はクラウド上のシステム構築が主流になっていて、クラウドエンジニアの需要は特に大きくなっています。

未経験でも転職できる?

30代前半までであれば、対象となる求人も多く、目指すことは可能です。

インフラエンジニアは、開発をするSEに比べて、以下のように未経験でも始めやすい仕事が多いです。

  • 運用:システムが止まらないように監視する
  • 保守:トラブルが起きた時に対処する

そのため、エンジニアの中でも、比較的未経験歓迎の求人は多くなっています。

近年は人手不足もあり、最初の数ヶ月はみっちり研修が受けられるなど、未経験者向けの体制を整える会社も増えています。

未経験から目指したい方は、「ワークポート」のような未経験転職に強い大手エージェントをまず利用しましょう。

可能性があるか、まずどうすべきかといった点で、詳しい担当に親身に相談に乗ってもらえます。

次の章から、まず使うべき転職エージェントのおすすめや利用の注意点について、詳しく解説していきます。

2. インフラエンジニア向け転職サイト|転職エージェントおすすめ7選

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エンジニアのサポートに強いとされる、上記20社以上を比較してわかった、おすすめの転職エージェントは以下7社です。

それぞれどんなジャンルに強いかが違うので、ご自身のキャリアに合わせて以下から3社を使いましょう。

エンジニア
経験者
未経験
年収
600万以下
年収
600万〜
1位.
リクルートエージェント
2位.
doda
3位.
マイナビIT エージェント
4位.
ワークポート
5位.
type転職エージェント

一都三県
のみ
6位.
JACリクルートメント

年収800万〜
のみ
×
7位.
レバテックキャリア
×

大手・優良企業のエンジニア求人のほとんどは、この7社に集中していて、ここから選んでおけば間違いありません。

これらは、登録すると担当者がついて、求人の紹介から面接のセッティングや対策まで、あらゆるサポートが受けられます。

agent

具体的には以下6つをしてくれて、あなたは面接以外で企業とやりとりすることがなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

では、おすすめの転職エージェントについて、それぞれ特徴を解説していきます。

1位. リクルートエージェント

r-agent

リクルートエージェント」は、業界最大手のリクルートが運営する大手転職エージェントで、IT求人の量・転職実績共にトップクラスです。

エンジニアはもちろん、システム営業、ITコンサルタントなどの求人も充実しているため、IT業界の転職を目指す方全てにおすすめです。

長年の実績から、「まずはリクルートさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、質の高い非公開求人も多いので、登録しておいて損はありません。

強いジャンル エンジニア経験者、未経験者
求人数(インフラエンジニア) 約195,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社リクルート
運営歴 1977年~

リクルートエージェント公式ページ:https://www.r-agent.com/

2位. doda

doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、業界2位の実績と豊富なIT求人を持つ大手転職エージェントです。

IT専門ではないものの、あらゆる業界の優良なIT求人を取り揃えているため、すべてのIT職種の方におすすめです。

社内SE・WEBエンジニア・インフラエンジニアのように、細かい職種ごとに、強い担当がついてくれて、サポート体制も申し分ありません。

強いジャンル エンジニア経験者、未経験者
求人数(インフラエンジニア) 約46,000件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
運営歴 1989年~

doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/

3位. マイナビIT エージェント

マイナビit

マイナビIT エージェント」は、業界大手のマイナビの運営するエージェントで、特にエンジニア経験者向けの優良求人を多く持っています。

学生向けの就活サイト「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、30代までの方は積極的に使いましょう。

サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。

強いジャンル エンジニア経験者
求人数(インフラエンジニア) 約22,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社マイナビ
運営歴 1973年~

マイナビIT エージェント公式ページ:https://mynavi-agent.jp/it/

4位. ワークポート

workport

ワークポート」は、IT・WEB・ゲーム業界に強い、若年層からの支持が大きい転職エージェントです。

あらゆる業界に対応していますが、IT業界に特化したサービスとして始まった歴史があり、IT業界の大手・優良企業と強いパイプを持っています。

プログラミングの基礎が学べる講座が無料で受けられるなど、未経験からのエンジニア転職に強いため、新たにエンジニアを目指す方には外せない一社です。

強いジャンル エンジニア未経験者
求人数(インフラエンジニア) 約23,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ワークポート
運営歴 2003年~

ワークポート公式ページ:https://www.workport.co.jp/

5位. type転職エージェント

type

type転職エージェント」は、首都圏のエンジニア転職に強みを持つ、大手転職エージェントです。

エンジニア向けの転職情報雑誌を20年以上発行してきた歴史があり、業界の転職ノウハウにはかなり強いです。

女性の転職に特化した求人サイトを長く運営していて、女性の転職ノウハウに強い特徴もあります。

強いジャンル エンジニア経験者(年収~600万円)
※一都三県の案件に特に強い
求人数(インフラエンジニア) 約9,700件
対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、愛知
運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
運営歴 1993年~

type転職エージェント公式ページ:https://type.career-agent.jp

6位. JACリクルートメント

JACリクルートメント

JACリクルートメント」は、IT専門ではないものの、IT業界のハイクラス求人に強い、大手転職エージェントです。

ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いです。

IT業界の中でも高収入なプロジェクトマネージャー、ITコンサルタントの求人が特に多いため、これらを目指す方は必ず登録しておきましょう。

強いジャンル エンジニア経験者(年収800万円~)
求人数(インフラエンジニア) 約2,500件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ジェイエイシーリクルートメント
運営歴 1988年~

JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/

7位. レバテックキャリア

レバテックキャリア

レバテックキャリア」は、IT特化型の中でも最大手の転職エージェントです。

実績はこれまで紹介してきた総合型に劣りますが、業界経験者からの評判は特にいいので、さらに登録する余裕のある方は使っておきましょう。

また、フリーランス向けのサービスも運営しているため、正社員とフリーランスで迷っている方には、まず「レバテックキャリア」への相談がおすすめです。

強いジャンル エンジニア経験者(年収~600万円)
求人数(インフラエンジニア) 約22,000件
対応エリア 東京、名古屋、大阪、福岡周辺
運営会社 レバテック株式会社
運営歴 2005年~

レバテックキャリア公式ページ:https://career.levtech.jp/

転職エージェントの4つの注意点

インフラエンジニアとして転職を目指す方は、転職エージェントを使うにあたって、以下の点に注意しましょう。

  • 大手以外を使うのは危険
  • 特化型は無理に使う必要なし
  • 同じ大手でも、エージェントによって得意分野が違う
  • 1つに絞ると失敗する

①大手以外を使うのは危険

ここ数年で、人材紹介業者は1万社以上増加したデータもあり、「IT転職に強い」とアピールする新しい転職エージェントも大量に増えました。

引用:厚生労働省ホームページ

ただ、こうした新しいエージェントには、以下のようなタイプが多いため注意しましょう。

  • 企業とのパイプが弱く、紹介できる求人が少ない
  • 常に出回っているようなブラック求人しか持っていない
  • 実績が少なく「会社ごとにどう対策すれば内定が出やすい」といったノウハウがない

実績作りのために、合わない求人をごり押しするなど、中にはひどい運営業者もいるので危険です。

優良な業者の見極めが難しいため、聞いた事もないようなエージェントは避け、これまで紹介したような実績のある大手だけを使いましょう。

②特化型は無理に使う必要なし

インフラエンジニアの転職というと、IT業界特化のエージェントを使うべきという声もありますが、おすすめしません。

リクルートやdodaといった、あらゆる業界に強い大手の方が、以下の点でIT転職には強いからです。

  • IT関連の優良求人が多い
  • IT専門の部署があったり、業界に詳しい担当がついてくれる

近年ITを使ったビジネスが当たり前になり、エンジニアの求人は、金融から製造まであらゆる業界から出ています。

主にIT企業とのつながりが強い特化型に対し、大手はどの業界ともつながていて、他の業界の優良なエンジニア求人も多く持っています。

例えば、ITと縁のなかった大企業が、新たにITの部署を立ち上げ、エンジニアを採用したいとなったとします。

ITに詳しくない採用担当は、転職エージェントを頼りますが、その時真っ先に思いつくのが、長年付き合いのある大手エージェントなのです。

it_flow

このように、大手には、あらゆる業界の大手・優良企業のエンジニア求人が、自然と集まる流れができています。

また、IT特化型は、業界に詳しい担当がつくことがメリットとされていますが、それは大手も変わりません。

大手でもITの専門部署があり、エンジニアの経験があるなど、業界に詳しい担当のサポートが受けられます。

特化型から優秀な社員の引き抜きを行っているケースもあり、両方使った方の中でも、「大手の方が知識が豊富で深い相談ができた」という評判も非常に多いです。

③同じ大手でも、エージェントによって得意分野が違う

大手エージェントの中でも、それぞれ以下のように得意にしているジャンルが変わります。

  • エンジニア経験者のサポートに強い
  • 経験者の中でも、年収600万円~のハイクラス案件に強い
  • 未経験からエンジニアを目指す人のサポートに強い

ミスマッチなものを選ぶと、「全然紹介が受けられない」となるため、このページを参考にキャリアに合ったものを使いましょう。

特に、エンジニアの転職に強い大手の中でも、経験者しか相手にしないタイプあるため注意しましょう。

未経験からエンジニアを目指す方は、対象となる求人が多く、初心者のサポートにも強いエージェントを選ぶようにしましょう。

④1つに絞ると失敗する

優良な大手エージェントにも、以下のようなハズレの担当はいるため、必ず3社以上は登録し、担当者を比べましょう。

  • 志望業界の知識が不十分で、深い相談ができない
  • 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる
  • 応募や内定を急かすなど対応が悪い

一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。

一社のみ登録

複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。

複数社登録

いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも以下から3社は使っておきましょう。

エンジニア
経験者
未経験
年収
600万以下
年収
600万〜
1位.
リクルートエージェント
2位.
doda
3位.
マイナビIT エージェント
4位.
ワークポート
5位.
type転職エージェント

一都三県
のみ
6位.
JACリクルートメント

年収800万〜
のみ
×
7位.
レバテックキャリア
×

また、エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。

(参考)ランク外となったIT特化型エージェントまとめ

おすすめとして取り上げた大手以外で、ランク外となったIT特化型エージェントを以下に全てまとめました。

IT特化型エージェント 特徴
ウィルオブテック 2021年にスタートしたITエンジニア特化のエージェント
ギークリー 東京を中心にIT業界の転職に特化
社内SE転職 東京、大阪をメインで社内SEの転職に特化
ウズカレIT 未経験からのエンジニア転職に特化
TechClipsエージェント 首都圏のITエンジニア、ITコンサルの転職に特化
クラウドリンク 2017年にスタートしたITエンジニア特化のエージェント
KIKKAKEエージェント 2020年にスタートしたITエンジニア特化のエージェント
G-JOBエージェント ゲーム業界に特化

いずれもこれまで取り上げた大手には、求人やサポート面で劣り、まず使うべきサービスではありません。

繰り返しになりますが、あらゆる業界に強い大手の方が、エンジニアの求人は充実していて、サポート力も高い傾向があります。

まずは当ページで紹介する大手を使って転職活動を進めましょう。

転職エージェントの大まかな利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. エージェントと面談
  3. 求人紹介を受ける
  4. 企業に応募
  5. 面接
  6. 内定

最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。

面談方法は対面も選べますが、現在はWEBや電話での面談が主流となっています。

申し込みから内定まで、トータルで3ヶ月はかかるケースが多いため、余裕を持って早めに申し込みをしておきましょう。

3. インフラエンジニア向け転職サイト|スカウトサービスおすすめ4選

「いつまでに転職したい」のような具体的なプランがなく、すぐの転職を考えていない方には、以下のようなスカウトサービスがおすすめです。

対象 スカウトサービス
年収600万以上の方 ビズリーチリクルートダイレクトスカウト
上記以外で、エンジニアとしての転職を目指す方 Direct typeレバテックダイレクト

スカウトサービスは、経歴を登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サイトです。scout

※ヘッドハンター:保有する求人にあった人材を探す転職エージェント

登録するとあなたの経歴やスキルに見合ったスカウトが来るようになり、自分の市場価値や、転職先のイメージがしやすくなります。

気になるスカウトにだけ返信して面談に進んでみたり、マイペースに転職を進めることができます。

以下どちらかに当てはまるかで使うべきサービスが変わるので、それぞれおすすめを紹介していきます。

  • 年収600万以上の方
  • その他、エンジニア経験者の方

3-1. 年収600万円以上向け|スカウトサービス2選

年収600万円以上の方には、ハイクラス専門の以下の大手2社がおすすめです。

同じサービスの中でも、上記2社が特に有名で利用する企業も多く、スカウトをもらいやすいです。

迷ったらどれだけの企業が使っているサービスかを公開していて、数が最多の「ビズリーチ」を選びましょう。

  登録企業数 運営歴
ビズリーチ 約30,000社 2009年~
リクルートダイレクトスカウト 非公表 2014年~
doda X 非公表 2019年~
AMBI 約2,800社 2017年~
ミドルの転職 なし
(在籍するエージェントからのスカウトのみ)
2015年~

スカウトサービスの最大の強みは企業から直接スカウトが受けられることですが、企業数が多いほどチャンスは広がり、スカウトも増える傾向があります。

ビスリーチ

bizreach

ビズリーチ」は、毎月30,000人以上が登録している今最も勢いのあるスカウトサービスです。

即戦力人材を効率よく採用したい企業が続々と利用を開始していて、登録社数は30,000社を超えます。

一部有料の機能もありますが、最大の目玉である「企業からのスカウトの受け取り、返信」は無料プランでもできるので、まずは無料プランで使ってみましょう。

有料プランの機能とは?

ビズリーチで月5,500円の有料プランに入ると開放される主な機能には、以下があります。

  • サイト内の全ての求人の閲覧、応募ができる
  • ヘッドハンターのスカウトが全て見られる

自分からも積極的に動きたい人向けの機能ですが、こうした人には、転職エージェントの利用がおすすめです。

紹介される求人にどんどん応募していくなど、自分からも積極的に動けますが、料金は一切かからないからです。

ビズリーチは無料プランで使った上で、求人探しや応募には転職エージェントを活用しましょう。

求人数 約120,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社ビズリーチ
登録企業数 30,000社以上
在籍ヘッドハンター数 6,200人

ビズリーチ公式ページ:https://www.bizreach.jp

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト」は、ビズリーチの後を追うように始まった、業界最大手のリクルートが運営するスカウトサービスです。

登録に審査があるビズリーチに対し、審査なしで誰でも登録ができ、全機能を無料で使うことができます。

登録社数は非公開ですが、「最大手だし使っておこう」と考える企業の採用担当者は多いはずで、多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。

ビズリーチが審査に通らず使えなかった方や、さらに可能性を広げたい人は登録しておきましょう。

求人数 約196,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社リクルート
登録企業数 非公開
在籍ヘッドハンター数 4,300人

リクルートダイレクトスカウト公式ページ:https://directscout.recruit.co.jp/

3-2. その他エンジニア経験者向け|スカウトサービス2選

年収500万円台までのエンジニア経験者の方は、エンジニア専門の以下2社を使っておきましょう。

同じタイプのサービスは複数ありますが、これらが特に対象となる求人が多く、実績ある会社のサービスなのでおすすめです。

求人数 運営元の設立
Direct type 1,600件以上 1993年
レバテックダイレクト 約6,600件 2005年
Forkwell 非公開 2004年
Findy 約2,400件 2016年
LAPRAS 1,000件以上 2016年
paiza転職 約4,700件 2012年

いずれも転職エージェントとしても有名な以下のサービスも運営しています。

  • type転職エージェント
  • レバテックキャリア

これらのサービスを通じてIT業界の大手・優良企業との強いパイプがあり、有名企業からのスカウトも期待できます。

※エンジニア専用のスカウトサービスでは、ヘッドハンターのスカウトはなく、企業からのスカウトのみが受け取れます。

Direct type

direct_type

Direct type」は、エンジニアの転職に強いtype転職エージェントも運営するキャリアデザインセンターのスカウトサービスです。

運営元は、インターネットが主流になる以前から、エンジニア向けの転職情報誌を発行するなど、IT業界では抜群の知名度を誇ります。

有名企業からスタートアップまで幅広い企業が利用していて、エンジニア向けのスカウトサービスならまず使うべき1社です。

求人数 約1,600件
対応エリア 主に首都圏
運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
運営元の設立 1993年

Direct type公式ページ:https://directtype.jp

レバテックダイレクト

levtech_direct

レバテックダイレクト」は、エンジニア・デザイナー特化のサービスでは最大手のレバテックの運営するスカウトサービスです。

スカウトの送付元となる求人数は同じサービスの中でも最も多く、幅広いIT企業からのスカウトが期待できます。

スカウトの9割以上が面接・面談確約で、無差別に送られる営業メールのようなスカウトは少ない傾向があります。

求人数 約6,600件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社レバテック
運営元の設立 2005年

レバテックダイレクト公式ページ:https://levtech-direct.jp

3-3. スカウトサービスの3つの注意点

上記のスカウトサービスの利用にあたっては、以下の点に注意しましょう。

  • スカウトが中々来ないこともある
  • 企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる
  • 質の低いヘッドハンターもいる

①スカウトが中々来ないこともある

基本待ちのサービスなため、スカウトサービスだけに頼ると、スカウトが来ずに、一向に転職活動が進まないケースもあります。

こうならないためにも、「いつまでに転職したい」のように具体的に転職を考えている方は、自分からも積極的に動ける転職エージェントも必ず利用しておきましょう。

②企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる

スカウトサービスで企業からスカウトを受けるとそのまま面接に進めますが、この場合以下は全て自分でやる必要があります。

  • 面接対策
  • 面接日や入社日の調整、年収交渉などの企業とのやりとり

上記は転職エージェントだと担当者が全てやってくれますが、スカウトサービスでは自力となります。

特に面接対策は、よほど慣れている方でない限り自力では難しいケースが多いため注意が必要です。

自信がない方は、いいスカウトが来た時に焦らずに面接に進むためにも、まずは転職エージェントで、志望業界の面接対策は受けておきましょう。

③質の低いヘッドハンターもいる

ハイクラス向けのスカウトサービスでは、企業だけでなく、「ヘッドハンター」と呼ばれる民間の転職エージェント会社からもスカウトが受けられます。

ヘッドハンターの中には、以下のような質の低いタイプもいるため注意が必要です。

  • とにかく接点を持とうと、経歴をよくみずにスカウトを大量に送っている
  • 設立まもない会社で、企業とのパイプも弱く、紹介できる求人も少ない
  • 実績作りのために、合わない求人でもごり押ししてくる

優良なヘッドハンターもいますが、ヘッドハンターからのスカウトは大量に届くケースも多く、見極めるのは難しいです。

そのため、スカウトサービスは、「企業からのスカウト」のみ確認する使い方が効率的でおすすめです。

企業からのスカウトは、面接確定を意味していて、適当に送られることはまずありません。

スカウトサービスの利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. 職務経歴書を登録
  3. スカウトを受けた企業と面接
  4. 内定

上記は企業からスカウトを受けて転職する流れです。

ヘッドハンターからのスカウトの場合は、ヘッドハンターから紹介を受けた求人に応募していくことになります。

4. インフラエンジニア向け転職サイト|最終手段として使うべき求人サイト

転職エージェントを3社使っても決まらな方のみ、自分で求人を探して応募する求人サイトを使いましょう。

求人サイトなら、IT転職専門で、求人が他サイトと比べても豊富な「Green」がおすすめです。

求人サイトは、サイト上の求人を自分で調べて応募していく転職サイトです。jobchange_site

登録すると、求人を調べられるだけでなく、企業からのスカウトももらえることがあります。

ただ、これまで紹介した他の転職サイトと比べると以下の通りで、あらゆる点で劣るため、まず使うべきサービスではありません。

サポート 求人の質・量 選考の有利さ
①転職エージェント
相談〜内定後の交渉まで

良質な非公開求人、数多い

選考対策・プッシュあり
②スカウトサービス
企業からのスカウトなら無し

良質な非公開求人、数多い

企業スカウトなら書類選考なし
③求人サイト ×
自分でやる

公開求人、数少ない
×
自力で頑張る

特に、ネット上に求人を公開して、広く募集しないと人が集まらない小さいベンチャーが多く、有名企業など大手の求人は少ないので注意しましょう。

転職エージェントを3社以上使っても決まらなかった方のみ、最終手段として使いましょう。

求人サイトのおすすめ|Green(グリーン)

green

Green」は、IT・WEB業界の求人に特化した求人サイトの最大手です。

IT業界の求人数は他サイトと比べても圧倒的に多く、まず使うべき求人サイトと言えます。

求人数(IT関連)
Green 約29,000件
リクナビNEXT 約18,000件
マイナビ転職 約3,800件
type 約1,400件
Forkwell 約1,600件

利用者の4割はIT業界未経験者で、初めてエンジニアを目指すなど、未経験の方の転職にも対応しています。

LINEのように、チャットで企業と簡単にやり取りできる機能もあり、堅苦しいやり取りが苦手な人でも使いやすいです。

Green公式ページ:https://www.green-japan.com

5. インフラエンジニアがまず転職エージェントを使うべき理由

求人サイトから応募するなど他の方法もありますが、インフラエンジニアとして転職を目指す方は、以下の理由で転職エージェントをまず使うべきです。

  • 転職でのミスマッチが起きにくい
  • 世の中に出ていない”非公開の求人”を紹介してくれ、応募できる
  • 選考をより有利に進められることがある
  • 転職時に必要なサポートを全て無料で受けられる

実際に使って良かったと感じているエンジニアの口コミと合わせて紹介していきます。

理由1. 転職でのミスマッチが起きにくい

口コミ・評判

30代 フロントエンドエンジニア

応募した企業のプロジェクト内容や開発環境、使っているツールまで教えてくれました。

特に、Reactを使った大規模開発でコードレビューがしっかりしていると聞き、理想の職場だと確信しました。

入社後も聞いていた通りで、スムーズに馴染めました。

転職エージェントを使えば、「いざ働き始めたら、思っていたのと違った」といったミスマッチは起こりにくくなります。

求人のデメリットや裏側も踏まえて、あなたの希望にマッチする求人だけを紹介してくれるからです。

転職エージェントは、求人票からは読み取れない、以下のような情報も大量に持っています。

  • 職場の雰囲気はどうか、現場のリーダーはどんな人柄か
  • 休みのとりやすさ、サービス残業の実態はどうか
  • 直近でどれだけ人が辞めているか

現場に通って職員に話を聞いたり、過去にサポートした人へも聞き取りをして、こうした情報を日々集めています。

約2,000社の企業を対象にした調査によると、IT人材が不足していると感じている企業は9割以上で、IT業界の人手不足は深刻です。

※参考:「デジタル時代のスキル変革等に関する調査(2021年度)全体報告書

採用に苦労していて、とにかく人が欲しいあまり、面接でも肝心なデメリットを教えてくれない企業も多いのが現実です。

エンジニアの場合、いざ働き始めてから、以下のような隠れたデメリットに後悔するケースはよくあります。

  • 「納期がきつく、常にサービス残業をしないと追いつかない」
  • 「休日や業務時間外の緊急対応が多く、まともに休めない」
  • 「雑用ばかりで、スキルが全然身につかない」

エージェントはこうした職場ごとの悪い点についても先に教えてくれるため、転職の失敗を防げるようになります。

なぜここまでしてくれるの?

転職エージェントは、転職を成功させないと利益が出ない仕組みで、ミスマッチはエージェントにとっても損になるからです。

転職エージェントは、企業にあなたを紹介することで、企業から紹介料を受け取るビジネスです。

この紹介料は、仮にあなたが3ヶ月以内など短期で辞めた場合は、事業者に返金するルールがあります。

あなたにすぐに辞められると、転職エージェントは紹介料が手に入らず、大損になるのです。

長く続けられる職場に転職をしてもらい、利益につなげるためにも、ミスマッチを防ぐことに全力を注いでくれます。

理由2. 表に出ていない”非公開の求人”を紹介してくれ、応募できる

口コミ・評判

20代 アプリエンジニア

非公開求人として、大手ゲーム会社のアプリ開発案件を提案されました。

新規開発のプロジェクトに参加できると聞き、モチベーションが上がりました。

こういった案件はエージェントでしか見つからないですね。

そもそもですが、下記のような優良な求人は、インターネットには中々出てきません。

  • 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう求人
  • 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない求人
  • 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人

これらの求人は、企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。

転職エージェントを使えは、求人サイトにはないこれらの高品質な非公開求人にも応募ができます。

逆に言うと、インターネットに出ている公開求人は、幅広く募集しないと人が集まらない低品質なものが多いので、注意しましょう。

理由3. 選考をより有利に進められることがある

口コミ・評判

40代 バックエンドエンジニア

“この企業はトラブルシューティングの経験を重視する”とアドバイスを受け、過去の成功事例を具体的に話す準備ができました。

選考ではその話が評価され、スムーズに内定に繋がりました。

転職エージェントを使うことで、直接申し込んだ人よりも、選考が有利に進むことがあります。

採用側からすると、どこの誰かわからない人よりも、転職エージェントがプッシュしてくる人の方が安心して採用することができるからです。

エージェントは、企業側に書類に書けないあなたの魅力をアピールしてくれ、優秀なエージェントだと、面接で失敗しても結果を覆してくれることもあります。

また、大手だとこれまでのサポート実績から、企業ごとに「どんな人に内定が出やすい」といった情報もたくさん持っていて、対策のアドバイスがもらえます。

理由4. 転職時に必要なサポートを全て無料で受けられる

口コミ・評判

40代 インフラエンジニア

複数の企業に並行して応募していましたが、エージェントが全体のスケジュールを管理してくれたおかげで、混乱せずに進められました。

手続きが自分でやるより圧倒的に楽でしたね。

転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 年収交渉

自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。

特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。

転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。

デメリットは使い方次第で解消できる!

転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。

  • ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
    →老舗、大手のエージェントを選ぶ
    →3社以上使い、ハズレの担当がついたエージェントの利用をやめる
  • ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
    →経験・年収の面で自分に合ったエージェントを選ぶ

そのため、転職を考えている方は、転職エージェントを使っておけば間違いありません。

6. インフラエンジニアの転職についてよくある質問

最後に、インフラエンジニアの転職についてよくある以下の質問に回答していきます。

6-1. インフラエンジニアはやめとけと言われる理由は?

以下の理由で、やめとけと言われることが多いです。

  • 夜勤がある:24時間監視が必要なシステムを扱う場合は夜勤もある
  • 残業や休日出勤がある:急なトラブル対応で、時間外勤務が発生することもある
  • 地味な裏方仕事である:開発をするSEに比べると、目立った活躍はしにくい
  • 単純作業が退屈:想定外のトラブル対応以外は同じ作業の繰り返しになりやすい

一方で、インフラエンジニアには以下のメリットもあります。

  • ITサービスの土台となる仕事で、求人が安定してある
  • 学歴関係なくチャンスがあり、未経験でも挑戦しやすい
  • 経験を積めば一生物のスキルが身につき、大幅に年収アップができる

6-2. インフラエンジニアに向いている人とは

仕事内容を踏まえると、以下に当てはまる方に向いています。

  • 機械いじりが好き:サーバーやネットワーク機器を扱うため
  • 慎重に準備できる:トラブル防止のための事前準備が重要な仕事
  • 裏方の仕事が好き:開発に比べると目立たないが、土台を支える重要な仕事
  • 新しいことを学ぶのが好き:キャリアアップには、知識を広げていくことが必須

他のエンジニアと比べて、転職すべきか迷う方は、一度理想の働き方やスキルを踏まえ、転職エージェントに相談をおすすめします。

6-3. インフラエンジニアの転職が有利になる資格は?

エンジニアの種類ごとに、持っていると有利になる資格を以下にまとめました。

インフラエンジニア全般 内容 必要な勉強時間
ITパスポート IT基礎知識を証明する国家資格 約150時間
基本情報技術者 エンジニアとしての基礎知識を証明する資格 約200時間
応用情報技術者 「基本情報技術者」の上位にあたる資格 約500時間
ネットワークエンジニア向け 内容 必要な勉強時間
CCNA(シスコ技術者認定) シスコシステムズ社の製品を使った設計、構築、運用スキルを証明する 約100時間
ネットワークスペシャリスト ネットワークの専門知識を証明する国家資格 約100時間
サーバーエンジニア向け 内容 必要な勉強時間
LinuC Linuxサーバーに関するスキルが証明できる 約100時間
データベースエンジニア向け 内容 必要な勉強時間
オラクルマスター データベースの構築・保守・SQLスキルや、管理者として最低限の知識を持つことを証明できる 約100時間
データベーススペシャリスト データベースの専門知識を証明する国家資格 約200時間
クラウドエンジニア向け 内容 必要な勉強時間
AWS認定 Amazonのクラウドサービスの認定資格 約100時間

ただ、インフラエンジニアは実務経験が最も重視され、資格はなくても転職自体は可能です。

すでにある知識を活かして取れそうな資格がある方は、「余裕があればスキルの証明に取得しておく」程度で構いません。

6-4. インフラエンジニアの年収はどれくらい?

厚生労働省の調査」によると、インフラエンジニアの平均年収は660.4万円となっています。

全産業の平均年収が約458万円なので、他の職種と比べてもかなり高い水準です。(参考:国税庁公式

年齢別の平均年収データは以下のとおりで、20代後半から30代にかけて大きく上がる傾向があります。

平均年収
20代前半 376.7万円
20代後半 514.1万円
30代前半 647.2万円
30代後半 730.1万円
40代前半 738.9万円
40代後半 759.8万円

キャリアパスとしては、現場で管理職に昇進したり、クラウド・セキュリティなど特定の分野のスペシャリストになることで、年収を上げていく方が多いです。

6-5. 正社員かフリーランスで迷っています

まず「レバテックキャリア」に申し込み、スキルや理想の働き方を踏まえ、担当者に相談してみましょう。

レバテックでは、フリーランスを企業とマッチングする「レバテックフリーランス」というサービスも提供しています。

そのため、どちらかの転職サポートだけをする他社と比べると、中立的なアドバイスがもらえる可能性が高いです。

フリーランスは収入が増えるとされていますが、以下のデメリットもあり後悔する人も多いため、まずはプロに相談することをおすすめします。

  • スキルによってはむしろ収入が減る
  • できる範囲の仕事しかもらえず、スキルアップできない

まとめ

インフラエンジニアとして転職を目指す方におすすめの転職サイトを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

まず使うべきおすすめは以下の7社で、あなたのエンジニアとしてのキャリア別に3社を選びましょう。

エンジニア
経験者
未経験
年収
600万以下
年収
600万〜
1位.
リクルートエージェント
2位.
doda
3位.
マイナビIT エージェント
4位.
ワークポート
5位.
type転職エージェント

一都三県
のみ
6位.
JACリクルートメント

年収800万〜
のみ
×
7位.
レバテックキャリア
×

すぐの転職を考えていない方は、以下のスカウトサービスでまずは自分の市場価値を知るのがおすすめです。

対象 スカウトサービス
年収600万以上の方 ビズリーチリクルートダイレクトスカウト
上記以外で、エンジニアとしての転職を目指す方 Direct typeレバテックダイレクト

Green」のような、自分で求人を探して応募する求人サイトは、他のサイトでうまくいかなかった時の最終手段として使いましょう。

当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。