40代男性向け転職サイト6選|年収別のおすすめと絶対知るべき注意点
「40代男性が使うべき転職サイトは?」、「自分に合ったものが知りたい」のように、40代男性向けの転職サイトについて気になっていませんか?
転職サイトは、担当がついて無料で転職サポートを受けられるものから、サポートが全くないタイプまで様々なので注意しましょう。
選び方を間違えると、「興味のない求人しかない」、「選考で落ちてばかりで全然決まらない」といった事態になります。
このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、40代男性向けの転職サイトについて、以下の流れで解説していきます。
- 結論:全ての40代男性におすすめの転職サイト
- 40代男性向け転職サイト|転職エージェントのおすすめ6選
- 40代男性向け転職サイト|スカウトサービスのおすすめ3選
- 40代男性向け転職サイト|最終手段として使うべき求人サイト
- その他、40代男性におすすめの転職サイトと活用法
- 40代男性こそ転職エージェントを使うべき3つの理由
- 40代男性の転職についてよくある質問
全て読めば、40代男性向けの転職サイトにはどんなものがあり、どう選べば失敗しないか、具体的にどれを使うべきかまでがわかり、転職サイトで失敗することがなくなるでしょう。
著者:N.K(現役転職エージェント)
1. 結論:全ての40代男性におすすめの転職サイト
100を超える転職サイトを比較しましたが、40代男性がまず使うべき転職サイトは以下6社です。
それぞれターゲットとなる利用者が違うので、年収別におすすめ度をまとめました。
おすすめ度各社の特徴
・ おすすめ サイト |
~500万円 | 500~ 700万円 |
700万円~ |
・ リクルートエージェント |
◎ | ◎ | ◯ |
・ doda |
◎ | ◎ | ◯ |
・ type転職エージェント |
◎ | ◎ | △ |
・ パソナキャリア |
× | △ | ◎ |
・ LHH転職エージェント |
△ | ◯ | ◎ |
・ JACリクルートメント |
× | △ | ◎ |
・ おすすめ サイト |
|
・ リクルートエージェント |
公開求人数が30万以上と最多の大手で、地方の求人にも強い |
・ doda |
リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界No.2 |
・ type転職エージェント |
首都圏のみの対応で、ITエンジニア、営業職の転職サポートに強い |
・ パソナキャリア |
半数以上の求人が年収800万以上で、管理部門のハイキャリア転職に強い |
・ LHH転職エージェント |
世界60の国と地域でサービス提供実績のある企業が運営元で、外資系の転職に強い |
・・ JACリクルートメント |
ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、年収700万円以上は登録必須 |
国内の大手・優良企業のほとんどはこの6社に求人を出していて、この中から選んでおけば間違いありません。
これらはどれも担当者がついて転職のサポートを受けることができ、「転職エージェント」とも呼ばれています。
まずはこの中から3つは登録し、求人や担当者を見ながら使うサイトを絞っていくのが、転職サイトで失敗しない方法です。
転職サイト選びの最大の注意点
転職サイトは、以下のように複数のタイプがあり、どれを使うかで応募できる企業や選考の通りやすさが大きく変わります。
- 転職エージェント:担当がついてサポートしてもらえる
- スカウトサービス:登録してスカウトを待つ
- 求人サイト:自分で求人を探して応募する
ネット上にはこれらをごちゃ混ぜにして紹介するページが多いですが、別物なので注意しましょう。
結論、転職を考える40代男性の方がまず使うべきなのは、「転職エージェント」です。
転職エージェントを使うと担当がついて、転職相談から求人紹介、企業とのやりとりまで全てやってもらえます。
最初にあげた年収別のサイトは、全てこれにあたります。
40代男性の方が経験を活かして働ける求人は、転職エージェントしか持っていないことも多く、使わないと損します。
担当は、企業ごとの過去の面接データも持っていて、選考に通るためのアドバイスもしてくれます。
使うだけでチャンスが広がる、40代男性の転職には必須のサービスです。
他のタイプを使うべき2つのケース
以下に当てはまる40代男性の方のみ、他のタイプの転職サイトを使いましょう。
- 現在の年収が600万円以上の方
→スカウトサービス - 他のサイトでも決まらなかった方
→求人サイト
年収600万円以上の方は「スカウトサービス」も必ず使う
まずは転職エージェントを使うべきですが、年収600万円以上の方は、あわせて以下のスカウトサービスにも1社は登録しておきましょう。
- ビズリーチ:スカウトサービスの最大手で、登録企業数が最多
- リクルートダイレクトスカウト:人材業界トップのリクルートのスカウトサービス
- doda X:人材業界No.2のパーソルのスカウトサービス
これらは、経歴を登録して企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サイトです。
主に年収600万円以上のハイクラスの方を対象としています。
※ヘッドハンター:企業に紹介を頼まれた求人にあった人材を探す業者
管理職の経験者や、ベテランの技術職など、高年収が多い年代ということもあり、40代以上の利用者が約半数と多くを占めます。
企業からのスカウトだと、いきなり面接に進んでスピーディーに内定が出るケースもあるため、登録しておいて損はありません。
中でもおすすめは、最大手で30,000社以上の企業からスカウトが受けられる「ビズリーチ」です。
「求人サイト」は最終手段として使う
これまで紹介したサービスでも決まらなかった40代男性の方のみ、自分で求人を探して応募する以下の「求人サイト」を使いましょう。
求人サイトなら、最大手であらゆる職種に対応した「リクナビNEXT」がおすすめです。
ただ、他のタイプには以下の点で劣るため、あくまで最終手段と理解しておきましょう。
- 求人の量と質が落ちる
→求人数は他の転職サイトに比べて少なく、人気企業の求人も少ない - 選考の難易度が上がる
→サポートが一切なく、書類選考や面接の対策は全て自力になる
40代男性向け転職サイトのおすすめは以上の通りです。
次の章から、まず使うべき「転職エージェント」のおすすめや選び方について、詳しく解説していきます。
2. 40代男性向け転職サイト|転職エージェントのおすすめ6選
40代男性の方におすすめの転職エージェントは、以下の大手6社です。
それぞれ「どんな年収の人のサポートに強いか」が違うので、あなたの年収別に以下から3社使いましょう。
~500万円 | 500~ 700万円 |
700万円~ |
|
リクルートエージェント | ◎ | ◎ | ◯ |
doda | ◎ | ◎ | ◯ |
type転職エージェント | ◎ | ◎ | ◯ |
パソナキャリア | × | △ | ◎ |
LHH転職エージェント | △ | ◯ | ◎ |
JACリクルートメント | × | △ | ◎ |
国内の大手・優良企業のほとんどはこの6社に求人を出していて、この中から選んでおけば間違いありません。
転職エージェントは大手から中小まで様々ですが、以下の点で優れた大手を使うべきです。
- 40代男性が対象になる大手・優良企業の求人多数
- サポート実績が多い分、あらゆる業界、企業の転職事情に詳しい
- 20年以上の歴史ある企業の運営
6社は、業界でも転職エージェントとして真っ先に名前があがる大手で、40代でも積極的にサポートしてもらえます。
これらは、登録すると担当者がついて、求人の紹介から面接のセッティングや対策まで、あらゆるサポートが受けられます。
具体的には以下6つをしてくれて、あなたは面接以外で企業とやりとりすることがなくなります。
- キャリアの相談
- 求人の紹介
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 面接や入社の日程調整
- 年収交渉
では、おすすめの転職エージェントについて、それぞれ特徴を解説していきます。
2-1. リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は、業界最大手のリクルートが運営する転職エージェントで、求人の量・転職実績共にトップクラスです。
大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。
長年の実績から、「まずはリクルートさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、大手・優良企業の求人も多いので、登録しておいて損はありません。
向いている人の年収 | ~700万円 |
求人数 | 約680,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
運営歴 | 1977年~ |
リクルートエージェント公式ページ:https://www.r-agent.com/
2-2. doda
「doda」はパーソルキャリアが運営する、業界2位の実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。
求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。
リクルートエージェントよりは求人数が少ないものの、一人一人の登録者にきめ細かいサポートをしてくれると好評です。
向いている人の年収 | ~700万円 |
求人数 | 約200,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
運営歴 | 1989年~ |
doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/
2-3. type転職エージェント
「type転職エージェント」は、一都三県を中心とした求人を扱う大手転職エージェントです。
IT・WEB業界の求人、サポートを強みとしており、対象エリアでこの業界を狙う方には外せない一社です。
向いている人の年収 | ~700万円 |
求人数 | 約29,000件 |
対応エリア | 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、愛知 |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
運営歴 | 1993年~ |
type転職エージェント公式ページ:https://type.career-agent.jp
2-4. パソナキャリア
「パソナキャリア」は求人の半数が年収800万を超える、ハイキャリアのサポートに強い転職エージェントです。
運営元のパソナは、人材派遣業の運営歴が40年を超える業界大手で、有名企業とのパイプが強く、大手・優良企業の求人を多く保有しています。
人事や経理など、管理部門の転職サポートに力を入れているため、バックオフィスの経歴を持つ方には真っ先におすすめしたい一社です。
向いている人の年収 | 700万円~ |
求人数 | 約36,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社パソナ |
運営歴 | 1976年~ |
パソナキャリア公式ページ:https://www.pasonacareer.jp
2-5. LHH転職エージェント
「LHH転職エージェント」は、世界60カ国に拠点を持つグローバル企業が運営する、ハイクラス向けの転職エージェントです。
運営元の「アデコ」は、世界中で長年人材派遣サービスを提供してきた実績があり、外資系企業とのパイプが強いです。
国内の有名企業の求人もありますが、外資系の転職ノウハウ、サポート力では頭ひとつ抜けているため、外資系への転職を狙う方には特におすすめです。
向いている人の年収 | 700万円~ |
求人数 | 約60,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | アデコ株式会社 |
運営歴 | 1985年~ |
LHH転職エージェント公式ページ:https://jp.lhh.com
2-6. JACリクルートメント
「JACリクルートメント」は、ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗の転職エージェントです。
実績や知名度の高さから、企業側も「高待遇の専門職」などハイキャリア求人はJACにだけ相談していることも多いため、年収700万以上の方は必ず登録しておきましょう。
世界11カ国にも支店を持っていて国外の会社との取引も多く、外資系企業とのパイプも強い特徴があります。
向いている人の年収 | 700万円~ |
求人数 | 約11,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
運営歴 | 1988年~ |
JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/
転職エージェントの4つの注意点
転職エージェントを使うにあたっては、以下の点に注意しましょう。
- 大手以外を使うのは危険
- 特化型を使うべきなのは一部の人だけ
- 身の丈に合わないエージェントだと相手にされない
- 1つに絞ると失敗する
① 大手以外を使うのは危険
ここ数年で、人材紹介業者は1万社以上増加したデータもあり、新しい転職エージェントも大量に増えました。
引用:厚生労働省ホームページ
ただ、こうした新しいエージェントには、以下のようなタイプが多いため注意しましょう。
- 企業とのパイプが弱く、紹介できる求人が少ない
- 常に出回っているようなブラック求人しか持っていない
- 実績が少なく「会社ごとにどう対策すれば内定が出やすい」といったノウハウがない
実績作りのために、合わない求人をごり押しするなど、中にはひどい運営業者もいるので危険です。
優良な業者の見極めが難しいため、聞いた事もないようなサイトは避け、これまで紹介したような実績のある大手だけを使いましょう。
また、企業は長く活躍してくれる20~30代を欲しがる傾向があり、40代は、対象の求人が若手に比べて少なくなります。
以下は1万社以上の企業を対象にした国の調査結果ですが、特に45歳以上は、採用に消極的な企業が多くなります。
積極的に採用を強化したい
いい人材であれば採用したいあまり採用を考えていない ~34歳 95.4% 1.5% 35~44歳 76.2% 17.4% 45~54歳 42.9% 48.9% 55歳~ 24.5% 67% 参考:厚生労働省「中途採用に係る現状等について」
40代男性の方は、チャンスを広げる意味でも、多くの企業とのパイプを持ち、豊富な求人を持つ大手エージェントを選ぶのは特に重要です。
② 特化型を使うべきなのは一部の人だけ
ここまで紹介してきたのは、どの業界にも強い大手ですが、「〇〇業界特化!」のような一部のジャンルの特化型もあります。
ただし、結論、あらゆる業界に強い大手の方が優れているため、使うべきなのは下記の特殊な業界や事情に当てはまる一部の方だけです。
使うべき業界・事情 | 特化型を使うべき理由 |
看護師、薬剤師、医師など医療系専門職、保育士、介護士、栄養士 | 担当者に業界知識と病院・施設とのパイプがないとうまくいかない |
アパレル・美容師 | それぞれの業界が特殊で、店舗見学などにも対応しているサイトが好ましい |
上記以外の方は大手だけを使い、さらに使う余裕があれば特化型を併用する程度で良いでしょう。
以前までは、特化型も「業界に詳しそう」と人気があったのですが、最近は大手も下記の理由でそれぞれの業界に詳しいです。
- 業界ごとに部署が分かれており、それぞれの業界の事情や対策に詳しい
- 特化サイトの運営から優秀な社員の引き抜きを行っている
そのため、大手エージェントだけ使えば、ほとんどの方は満足いく転職活動ができます。
40代男性向けとしては、IT業界、コンサル業界の特化サイトが紹介されることが多いですが、対象の方もまずは大手を使いましょう。
(参考)特化型のおすすめ
アパレル | クリーデンス |
美容師 | QJエージェント |
看護師 | 看護roo! |
薬剤師 | ファルマスタッフ |
医師 | 医師転職ドットコム |
保育士 | ヒトシア保育 |
介護士 | レバウェル介護 |
栄養士 | 栄養士人材バンク |
③ 身の丈に合わないエージェントだと相手にされない
転職エージェントは「どんな年収の人のサポートに強いか」がそれぞれ違い、合わないものを使うと相手にされないため注意しましょう。
例えば、年収400万円前後の方がハイクラス向けを使っても、紹介できる求人がなく、まともにサポートしてもらえません。
逆に年収800万円など高年収の方が若手向けに登録しても、対象の求人が少なく、実力通りの転職ができない可能性があります。
こうならないためにも、下記を参考に、年収別に自分にマッチしたエージェントを選んでおきましょう。
~500万円 | 500~ 700万円 |
700万円~ |
|
リクルートエージェント | ◎ | ◎ | ◯ |
doda | ◎ | ◎ | ◯ |
type転職エージェント | ◎ | ◎ | ◯ |
パソナキャリア | × | △ | ◎ |
LHH転職エージェント | △ | ◯ | ◎ |
JACリクルートメント | × | △ | ◎ |
④ 1つに絞ると失敗する
優良な大手エージェントにも、以下のようなハズレの担当はいるため、必ず3社は登録し、担当者を比べましょう。
- 入ったばかりの新人など、志望業界の知識が少なく深い相談ができない
- 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる
一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。
複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。
いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。
また、エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。
転職エージェントの利用の流れは以下の通りです。
- ネットから申し込み
- 担当者と面談(対面かWEB)
- 求人紹介を受ける
- 企業に応募
- 面接
- 内定
最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。
申し込みから内定まで、トータルで3ヶ月はかかるケースが多いため、余裕を持って転職希望時期の半年前には申し込みをしておきましょう。
3. 40代男性向け転職サイト|スカウトサービスのおすすめ3選
現在の年収が600万円を超える40代男性は、以下のようなスカウトサービスも1つは使っておきましょう。
スカウトサービスは複数ありますが、上記3社が特に有名で利用する企業も多く、スカウトをもらいやすいです。
迷ったらどれだけの企業が使っているサービスかを公開していて、数が最多の「ビズリーチ」を選びましょう。
登録企業数 | 運営歴 | |
ビズリーチ | 約30,000社 | 2009年~ |
リクルートダイレクトスカウト | 非公表 | 2014年~ |
doda X | 非公表 | 2019年~ |
AMBI | 約2,800社 | 2017年~ |
ミドルの転職 | なし (在籍するエージェントからのスカウトのみ) |
2015年~ |
このタイプの最大の強みは企業から直接スカウトが受けられることですが、企業数が多いほどチャンスは広がり、スカウトも増える傾向があります。
スカウトサービスは、経歴やスキルを登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サイトで、主に年収600万円以上の方を対象としています。
登録するとあなたのプロフィールがデータベースにのり、それを使う企業の人事やヘッドハンターの目に留まると、スカウトが受けられます。
※ヘッドハンター:企業に紹介を頼まれた求人にあった人材を探す業者
管理職の経験者や、ベテランの技術職など、高年収が多い年代ということもあり、40代以上の利用者が約半数と多くを占めます。
登録後は待つだけでよく、企業からのスカウトだといきなり面接に進んでスピーディーに内定が決まることもあるため、登録しておいて損はありません。
では、スカウトサービスのおすすめについて、それぞれ特徴を解説していきます。
3-1. ビスリーチ
「ビズリーチ」は、毎月30,000人以上が登録している今最も勢いのあるスカウトサービスです。
即戦力人材を効率よく採用したい企業が続々と利用を開始していて、登録社数は30,000社を超えます。
一部有料の機能もありますが、最大の目玉である「企業からのスカウトの受け取り、返信」は無料プランでもできるので、まずは無料プランで使ってみるのがおすすめです。
有料プランの機能とは?
ビズリーチで月5,500円の有料プランに入ると開放される主な機能には、以下があります。
- サイト内の全ての求人の閲覧、応募ができる
- ヘッドハンターのスカウトが全て見られる
自分からも積極的に動きたい人向けの機能ですが、こうした人には、転職エージェントの活用がおすすめです。
紹介される求人にどんどん応募していくなど、自分からも積極的に動けますが、料金は一切かかりません。
ビズリーチは無料プランで使った上で、求人探しや応募には転職エージェントを活用しましょう。
求人数 | 約120,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
登録企業数 | 30,000社以上 |
在籍ヘッドハンター数 | 6,200人 |
ビズリーチ公式ページ:https://www.bizreach.jp
3-2. リクルートダイレクトスカウト
「リクルートダイレクトスカウト」は、ビズリーチの後を追うように始まった、業界最大手のリクルートが運営するスカウトサービスです。
登録に審査があるビズリーチに対し、審査なしで誰でも登録ができ、全機能を無料で使うことができます。
登録社数は非公開ですが、「最大手だし使っておこう」と考える企業の採用担当者は多いはずで、多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。
ビズリーチが審査に通らず使えなかった方や、さらに可能性を広げたい人は登録しておきましょう。
求人数 | 約196,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
登録企業数 | 非公開 |
在籍ヘッドハンター数 | 4,300人 |
リクルートダイレクトスカウト公式ページ:https://directscout.recruit.co.jp/
3-3. doda X
「doda X」も、ビズリーチの後を追うように始まった、業界大手のパーソルキャリアが運営するスカウトサービスです。
dodaの転職エージェントはリクルートと一緒に使う企業も多く、こちらも多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。
他社にはない、パーソルの担当者からハイクラス求人の紹介が受けられるサービスもあるので、気になる方は企業スカウトとセットで使ってみましょう。
求人数 | 約49,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
登録企業数 | 非公開 |
在籍ヘッドハンター数 | 約8,000人 |
doda X 公式ページ:https://doda-x.jp/
スカウトサービスの3つの注意点
スカウトサービスを使うにあたっては、以下の点に注意しましょう。
- スカウトが中々来ないこともある
- 企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる
- 質の低いヘッドハンターもいる
①スカウトが中々来ないこともある
基本待ちのサービスなため、これだけに頼ると、スカウトが来ずに、一向に転職活動が進まないケースもあります。
こうならないためにも、担当者に求人紹介を頼むなど自分からも積極的に動ける転職エージェントも必ず利用しておきましょう。
②企業からのスカウトだと、選考対策は自力になる
企業からスカウトを受けるとそのまま面接に進めますが、この場合以下は全て自分でやる必要があります。
- 面接対策
- 面接日や入社日の調整、年収交渉などの企業とのやりとり
上記は転職エージェントだと全てやってもらえますが、スカウトサービスでは自力となります。
特に面接対策は、よほど慣れている方でない限り自力では難しいケースが多いため注意が必要です。
いい企業スカウトが来た時に焦らずに面接に進むためにも、まずは転職エージェントに登録し、志望業界の面接対策は受けておきましょう。
③質の低いヘッドハンターもいる
スカウトサービスでは、「ヘッドハンター」と名乗る人材紹介会社からもスカウトが受けられます。
ヘッドハンターの中には、以下のような質の低いタイプもいるため注意が必要です。
- とにかく接点を持とうと、経歴をよくみずにスカウトを大量に送っている
- 設立まもない会社で、企業とのパイプも弱く、紹介できる求人も少ない
- 実績作りのために、合わない求人でもごり押ししてくる
優良なヘッドハンターもいますが、ヘッドハンターからのスカウトは大量に届くケースも多く、見極めるのは難しいです。
そのため、スカウトサービスは、「企業からのスカウト」のみ確認する使い方が効率的でおすすめです。
企業からのスカウトは、面接確定を意味していて、人事担当者があなたの経歴に目を通した上で、本当に会いたいと思って送られることがほとんどです。
スカウトサービスの利用の流れは以下の通りです。
- ネットから申し込み
- 職務経歴書を登録
- スカウトを受けた企業と面接
- 内定
上記は企業からスカウトを受けて転職する流れです。
ヘッドハンターからのスカウトの場合は、ヘッドハンターから紹介を受けた求人に応募していくことになります。
4. 40代男性向け転職サイト|最終手段として使うべき求人サイト
転職エージェントを3つ使っても決まらなかった40代男性の方のみ、自分で求人を探して応募する「求人サイト」を使いましょう。
あらゆる業界に対応した大手サイトの求人数を比べると以下の通りで、どの地域でも「リクナビNEXT」が飛び抜けて多いです。
求人数 | |||
関東 | 関西 | 九州 | |
リクナビNEXT | 約87,000件 | 約34,000件 | 約16,000件 |
イーキャリア | 約20,000件 | 約4,700件 | 約2,100件 |
マイナビ転職 | 約13,000件 | 約11,000件 | 約9,100件 |
en転職 | 約3,900件 | 約1,700件 | 約1,000件 |
type | 約2,100件 | 約770件 | 約530件 |
- 2024年8月時点
どのエリアの求人にも強いため、迷ったら「リクナビNEXT」を選んでおきましょう。
ただ、これまで紹介した他の転職サイトと比べると以下の通りで、あらゆる点で劣るため、まず使うべきサービスではありません。
サポート | 求人の質・量 | 選考の有利さ | |
①転職エージェント | ◎ 相談〜内定後の交渉まで |
◎ 良質な非公開求人、数多い |
◎ 選考対策・プッシュあり |
②スカウトサービス | △ 企業からのスカウトなら無し |
◎ 良質な非公開求人、数多い |
○ 企業スカウトなら書類選考なし |
③求人サイト | × 自分でやる |
△ 公開求人、数少ない |
× 自力で頑張る |
転職エージェントを3社使っても決まらなかった方のみ、最終手段として使いましょう。
転職エージェントが扱う40代男性向けの求人は、経験やスキルを活かして即戦力になる人材を対象とするものが大半です。
3社以上の転職エージェントを使っても決まらなかった方は、経験を活かした転職は難しい可能性が高いです。
こうした方は、求人サイトで40代からでも始められる未経験歓迎求人に自分で応募していく方が決まりやすく、おすすめです。
4-1. 求人サイトなら「リクナビNEXT」がおすすめ
正社員としての転職を目指す方は、最大手の「リクナビNEXT」を使っておけば間違いありません。
総求人数は10万件以上と他サイトの倍以上あり、「40代が活躍中」となっている未経験歓迎の求人も多いです。
あらゆる職種をバランスよく扱うため、特にやりたいことが決まっていない方は、まずはこれに登録して活動を進めましょう。
リクナビNEXT公式ページ:https://next.rikunabi.com/
正社員にこだわらないなら「マイナビミドルシニア」もおすすめ
正社員にこだわらない方には、アルバイトや契約社員の40~60代向けの求人をメインで扱う「マイナビミドルシニア」もおすすめです。
タウンワークのような、学生も対象とするような一般的なアルバイト募集サイトと比べると、40~60代向けの求人だけが集まっているため、効率的に探すことができます。
業界大手マイナビの運営ということもあり、以下のように、他の中高年に特化した求人サイトと比べても、圧倒的に求人数が多いです。
- マイナビミドルシニア:約240,000件
- FROM40:約16,000件
- シニアジョブ:約11,000件
扱う40代男性向けの求人は、「ドライバー、警備員、交通誘導、マンション・ビル管理」がメインとなっています。
マイナビミドルシニア公式ページ:https://mynavi-ms.jp
介護、保育の仕事なら専門の転職サイトがおすすめ
未経験からでも始めやすい介護職や、保育の仕事が気になる方は、以下のような専門の転職サイトを使いましょう。
介護士専門のおすすめ | 介護ワーカー |
保育士専門のおすすめ | ヒトシア保育 |
正社員からアルバイトまで、職種ごとに求人が、一般の転職サイトより充実しています。
いずれも転職エージェントの機能も持っていて、無料で転職相談ができたり、求人紹介を受けることもできます。
自分で求人を探すのが面倒な人は、会員登録してエージェントに希望条件を伝えて仕事を紹介してもらいましょう。
4-2. それでもダメならハローワークを使う
求人サイトでも転職が決まらなかった方は、公共の職業紹介サービス「ハローワーク」を使いましょう。
これまで紹介した民間のサービスに比べると、地方や小さい会社の求人が多いですが、40代でも応募できる年齢不問の求人が多く掲載されています。
求人は以下から調べられるため、求人サイトでもいい求人が見つからなかった方は利用してみましょう。
5. その他、40代男性におすすめの転職サイトと活用法
これまで紹介したタイプ以外で、おすすめの以下の転職サイトと、活用方法を解説していきます。
ただ、いずれも求人探しに使えるメインのサービスではないので、機能に魅力を感じた方のみサブとして使いましょう。
5-1. 社員の評判がわかる「転職会議」
「転職会議」は、元社員の評判が見られる口コミサイトで、求人票には載らない、以下のような口コミをたくさん見ることができます。
- 管理職がいつまでも残っていて、帰りにくい雰囲気がある
- 正当に評価されず、優秀な若手ほど辞めていく
- 部署内の雰囲気はいいが、他部署とは険悪で、やり合うことも多い
どれも退職した人の口コミでネガティブ寄りの意見が多く、うのみにするべきではありませんが、応募や入社を決める際の参考にはなります。
また、「面接でどんなことを聞かれた」といった選考に関する口コミも確認できるため、選考対策にも使うことができます。
以下のように、同じような口コミサイトは複数ありますが、選考に関する口コミが見られるのは「転職会議」だけです。
そのため、応募先の口コミが知りたい方は、まず「転職会議」で情報収集をおすすめします。
転職会議公式ページ:https://jobtalk.jp/
※他サイトも変わりませんが、全ての口コミを無料で見るには、働いていた会社の口コミの投稿が必要です。
5-2. 自分の強みがわかる「グッドポイント診断」
「グッドポイント診断」は、質問に答えるだけで、選考でアピールできる強みがわかる、業界大手のリクルートが出す無料の診断ツールです。
書類選考や面接では、自分の強みは何かを必ず聞かれますが、即答できる人は少なく、ここで止まってしまう人も多いです。
グッドポイント診断を使えば、簡単な質問に答えるだけで、以下のような自分の強みを5つ知ることができます。
- 継続力、挑戦心、現実思考、慎重性、独創性、柔軟性、慎重性、受容力、高揚性、社交性
これらに、前職の経験からマッチしたエピソードを加えて広げていくことで、迷わず自己PRが作れるようになります。
診断された強み | 継続力(困難な仕事も諦めずにやり抜く力がある) |
自己PR (強み+具体的なエピソード) |
私の強みは継続力があることです。 前職では、新しい支店に配属され、顧客ゼロからのスタートで、当初はなかなか成果が出せず苦労しました。 リタイアする職員も出るなど厳しい環境でしたが、新規開拓の電話営業や独自のキャンペーンを打つなどあらゆる手を尽くして顧客の獲得につとめました。 その結果、1年後にはほぼ目標通りの売り上げを達成することができました。 |
自分の強みは何か、客観的に確認できるため、PRする内容がまとまっていない方は必ず使っておきましょう。
グッドポイント診断公式ページ:https://next.rikunabi.com/goodpoint/
その他変わった転職サイトまとめ
これまで紹介したタイプ以外で、変わった特徴を持つ転職サイトを以下に全てまとめました。
いずれも同じくメインで使うべきサービスではありませんが、気になるものがあれば合わせて使っても良いでしょう。
特徴 | |
ミイダス | 簡単な質問に答えるだけで、転職後の推定年収がわかる。 |
転職ドラフト | エンジニア向けで、企業が年収付きで登録した人に競争入札する |
JobQ | 転職や企業に関する匿名の相談ができる知恵袋のようなサービス |
Wantedly | 載っている企業とカジュアル面談ができるが、給与などの待遇の情報は載っていない。やりがいやビジョン重視で仕事を探したい人向けのサービス。 |
ビジネスに特化したFacebookのような存在で、経歴を登録するとビジネス上のつながりが作れて、スカウトやリファラル採用(知人からの紹介)で転職につながることがある。外資系企業への転職に使われることが多い。 |
6. 40代男性こそ転職エージェントを使うべき3つの理由
これまで紹介してきた通り、一口に転職サイトといっても様々ですが、以下の理由で、40代男性の方にはまず転職エージェントをおすすめします。
- エージェントしか持っていない優良求人に応募できる
- 選考で有利になりやすい
- 自分で動くより圧倒的にラク
それぞれ解説していきます。
理由1. エージェントしか持っていない優良求人に応募できる
転職エージェントは、エージェント経由でしか応募できない40代男性向けの優良求人を豊富に持っているため、必ず使っておくべきです。
経験を問われない人柄重視の採用も多い20~30代と違い、40代の転職では以下が重視されます。
- マネジメント経験:部下や組織をまとめた経験
- 専門スキル:営業やプログラミングスキルなど
これらが必要な即戦力採用の求人は、以下のような求人で、表に出ない形で採用が進むことも多いです。
- 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう求人
- 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない求人
- 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件
こうした求人は企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。
転職エージェント経由でしか応募できない求人が多いため、即戦力人材の40代男性こそ、転職エージェントは使うべきです。
「目立った職歴がない」、「即戦力になれるか不安」といった経歴に自信のない40代男性の方も、どんな可能性があるのかの確認のステップとして、転職エージェントは必ず利用しておきましょう。
理由2. 選考で有利になりやすい
転職エージェントを使うことで、直接申し込んだ人よりも、選考が有利に進むことがあります。
採用側からすると、どこの誰かわからない人よりも、転職エージェントがプッシュしてくる人の方が安心して採用することができるからです。
エージェントは、企業側に書類に書けないあなたの魅力をアピールしてくれ、優秀なエージェントだと、面接で失敗しても結果を覆してくれることもあります。
40代男性の中途採用では高度な専門スキルやマネジメント能力が求められる分、業界に特に詳しいベテランの担当をつけてもらえることも多く、強い味方になるのは間違いありません。
理由3. 自分で動くより圧倒的にラク
転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。
- キャリアの相談
- 求人の紹介
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 面接や入社の日程調整
- 年収交渉
自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。
特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。
転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。
デメリットは使い方次第で解消できる
転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。
- ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
→実績のある大手のエージェントだけを使う
→3社以上使い、担当者を比べる - ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
→ターゲットの年収が自分に合ったエージェントを選ぶ
他のサービスと転職エージェントを比べると?
転職エージェントとその他のサービスを「サポート」「求人の質・量」「選考の有利さ」で比較したのが以下です。
サポート | 求人の質・量 | 選考の有利さ | |
転職エージェント | ◎ 相談〜内定後の交渉まで |
◎ 良質な非公開求人、数多い |
◎ 選考対策・プッシュあり |
スカウトサービス | ◯ 一部のみのサポート |
◯ 良質だが、数少ない |
◎ 選考対策・プッシュあり |
求人サイト | × 自分でやる |
◯ 公開求人、数多い |
× 自力で頑張る |
ハローワーク | △ 求人の紹介 |
△ 数は多いが低品質 |
△ 簡単な選考対策のみあり |
全てにおいて優れているのは転職エージェントだけですから、転職を考えている40代男性の方は、まず転職エージェントを使っておきましょう。
すぐに転職する気がない方にも、転職エージェントがおすすめです。
担当がつくのは気が引けるかもしれませんが、そもそも転職するべきかの相談や、どんな求人があるのか知りたいといった理由で使う方も多いです。
求人紹介を受けた上で応募しなくても全く問題はないので、まずは気軽に利用してみましょう。
7. 40代男性の転職についてよくある質問
最後に、40代男性の転職についてよくある以下の質問に回答していきます。
7-1. 40代男性の未経験転職は厳しい?
以下のように、職種を変えずに、未経験の業界に転職するのは、40代でもできる方が多いです。
- 小売業の営業職 → IT業界の営業職への転職
- 宿泊業、レジャー業の人事部 → 不動産業界の人事部への転職
これまでの経験が活かせるため、年収アップも実現できる場合もあります。
ただ、職種も業界も未経験の全く新しい仕事となると、以下のような一部の人手不足の業界を除き、40代での転職は厳しいです。
- 警備員
- タクシーやトラックのドライバー
- 介護職
こうした仕事に自信がない方は、転職エージェントに経験を活かせる仕事がないか必ず相談しておきましょう。
7-2. 40代男性の転職がみじめと言われる理由は?
以下の理由で、みじめと言われることがあるようです。
- 20~30代に比べて求人が減るため、中々決まらない人もいる
- 転職で収入が大幅に下がることがある
- 転職先で、年下の上司がつくことがある
40代男性が経験を活かして働ける即戦力採用の求人は、エージェントしか持っていないことも多いので、チャンスを広げる意味でも必ず使っておきましょう。
「厚生労働省の調査」によると、転職を決めた40代は、3~4割が収入ダウンしたというデータがあるため、収入ダウンも受け入れる姿勢でいた方が、決まる可能性は高いです。
ただ、どうしても落としたくない方は、エージェントにこうした求人がないか相談してみましょう。
7-3. 資格なしの40代男性でも転職できる?
40代男性が転職で重視されるのは以下のような経験やスキルで、資格なしでも転職は可能です。
- マネジメント経験:部下や組織をまとめた経験
- 専門スキル:営業やプログラミングスキルなど
また、スキルに自信がなくても職歴の長い方なら、以下のスキルは持っていることがほとんどで、これらがアピールできれば、選考でも有利になります。
- 課題解決力:仕事上の問題に積極的にトライしたり、入念に分析して計画する力など
- コミュニケーション能力:相手の話をじっくり聞いたり、説得する能力など
プログラミングスキルように、特定の仕事でしか使えないスキルに対し、これらはどの仕事にも持ち運びができる意味で「ポータブルスキル」と呼ばれています。
自分ではわからない方は、これまでの経験から、アピールできるポータブルスキルがないか、エージェントに相談してみましょう。
7-4. すぐに転職する気がなくてもエージェントは使っていい?
転職すべきかの相談から入る方も多く、使っても問題ありません。
一方、すぐの転職は考えていない方は、まず以下のようなスカウトサービスにだけ登録し、様子を見る方法もおすすめです。
- ビズリーチ:スカウトサービスの最大手で、登録企業数が最多
- リクルートダイレクトスカウト:人材業界トップのリクルートのスカウトサービス
- doda X:人材業界No.2のパーソルのスカウトサービス
登録するとあなたの経歴やスキルに見合ったスカウトが来るようになり、自分の市場価値や、転職先のイメージがしやすくなります。
実際にこうした使い方をされることも多く、ビズリーチでは「8割以上の利用者が自分の市場価値の確認のために使っている」というデータもあります。
ただ、選考で有利になったり、求人の選択肢が増えるため、「具体的に転職を進めたい」となった際は必ず転職エージェントを活用しましょう。
まとめ
40代男性向けの転職サイトについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
40代男性の方は、まずは以下の転職エージェントに、現在の年収別に3つ以上登録しましょう。
おすすめ度各社の特徴
・ おすすめ サイト |
~500万円 | 500~ 700万円 |
700万円~ |
・ リクルートエージェント |
◎ | ◎ | ◯ |
・ doda |
◎ | ◎ | ◯ |
・ type転職エージェント |
◎ | ◎ | △ |
・ パソナキャリア |
× | △ | ◎ |
・ LHH転職エージェント |
△ | ◯ | ◎ |
・ JACリクルートメント |
× | △ | ◎ |
・ おすすめ サイト |
|
・ リクルートエージェント |
公開求人数が30万以上と最多の大手で、地方の求人にも強い |
・ doda |
リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界No.2 |
・ type転職エージェント |
首都圏のみの対応で、ITエンジニア、営業職の転職サポートに強い |
・ パソナキャリア |
半数以上の求人が年収800万以上で、管理部門のハイキャリア転職に強い |
・ LHH転職エージェント |
世界60の国と地域でサービス提供実績のある企業が運営元で、外資系の転職に強い |
・・ JACリクルートメント |
ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、年収700万円以上は登録必須 |
また、年収600万円以上の方は、以下のようなスカウトサービスにも1社は登録しておきましょう。
- ビズリーチ:スカウトサービスの最大手で、登録企業数が最多
- リクルートダイレクトスカウト:人材業界トップのリクルートのスカウトサービス
- doda X:人材業界No.2のパーソルのスカウトサービス
「リクナビNEXT」のような求人サイトは、転職エージェントを3つ以上使っても決まらなかった時の最終手段として使いましょう。
当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。
<その他当ページで紹介した転職サービス>
求人サイト |
・マイナビビドルシニア:正社員にこだわらない方向け ・介護ワーカー:未経験からできる介護の仕事を探す方向け ・ヒトシア保育:未経験からできる保育の仕事を探す方向け |
公共サービス |
・ハローワーク:求人サイトでも決まらなかった人向け |
その他おすすめの転職サイト |
・転職会議:社員の口コミがわかる ・グッドポイント診断:アピールすべき自分の強みがわかる |