大阪でおすすめの大手転職エージェント7社を厳選!プロが教える失敗しない選び方

「大阪での転職に強いエージェントはある?」、「評判がいいのはどこ?」など、大阪の転職エージェントについて気になっていませんか?
大阪の転職エージェントは大手から地域密着型の中小までいくつもありますが、結論大手を使うべきで、安易に中小エージェントを使うと失敗する恐れがあります。
このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、大阪での転職におすすめのエージェントについて、以下の流れで解説していきます。
- まずは結論から|大阪でおすすめの転職エージェント
- 大阪で使う転職エージェントの選び方
- 大手20社比較!大阪でおすすめの転職エージェント7選
- 転職エージェント以外は使うべき?他のサービスも比較
- 転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと
- 大阪での転職についてよくある質問
全て読めば、大阪での転職に最適なエージェントはどこか、どう選ぶのが正解か、使いこなすポイントは何かまでわかり、転職エージェントで失敗することがなくなるでしょう。
著者:I.J(現役転職エージェント)
目次
1. まずは結論:大阪でおすすめの転職エージェント
このページでは、大阪での転職エージェントの選び方・おすすめについて、根拠を持って詳しく解説していきます。
長くなってしまったので、結論を先にいうと、下記の表から年収別に3社以上を選ぶべきです。
~500万円 | 500~ 700万円 |
700~ 900万円 |
900万円~ | |
リクルートエージェント | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ |
doda | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ |
マイナビエージェント | ◎ | ◎ | ◯ | △ |
ワークポート | ◎ | ◯ | ◯ | △ |
パソナキャリア | △ | ◯ | ◎ | ◎ |
LHH転職エージェント | △ | ◯ | ◯ | ◎ |
JACリクルートメント | × | △ | ◎ | ◎ |
これらはいずれも20年以上の運営実績があり、大阪の優良企業とのパイプも強い大手の転職エージェントです。
参考までに、それぞれのエージェントを一言で表すと下記の通りです。
おすすめエージェント | 特徴 |
リクルートエージェント | 公開求人数が30万以上と最多の大手で、地方の求人にも強い |
doda | リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界大手 |
マイナビエージェント | 新卒領域では最大手なのもあり、若年層向けの手厚いサポートに定評がある |
ワークポート | IT・WEB・ゲーム業界の求人が豊富で、特に若年層から評価を集めている |
パソナキャリア | 半数以上の求人が年収800万以上で、女性のハイキャリア転職に強い |
LHH転職エージェント | 世界60の国と地域でサービス提供実績のある企業が運営元で、外資系の転職に強い |
JACリクルートメント | ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、管理職、技術・専門職、外資系の転職に強い |
これらのエージェントを使うべきでない例外
以下にあてはまる方のみ、それぞれの求人やサポートに強い別の転職エージェントを選びましょう。
- アパレル業界の方
- 美容師
- 看護師、薬剤師、医師など医療系専門職
- フリーター、無職
最初に取り上げたのは、全てどの業界にも強い”総合型”の転職エージェントですが、これらの求人やサポートに限っては弱い特徴があります。
そのため、あてはまる方はそれぞれの支援に強い、以下の”特化型”の転職エージェントを選びましょう。
アパレル | クリーデンス |
美容師 | キレイビズ |
看護師 | ナース人材バンク |
薬剤師 | ファルマスタッフ |
医師 | 医師転職ドットコム |
フリーター・無職 | ハタラクティブ |
- いずれも運営実績、大阪での求人数の面で特に優れたもの
上記以外の方は、最初に紹介した大手の総合型エージェントを年収別に選んでおけば間違いありません。
“地域密着型”よりまずは大手を使うこと
大阪で使えるものの中には、大阪や関西の求人に特化した”地域密着型”の中小エージェントもありますが、まずは大手を使いましょう。
地域密着型は大阪の会社との結びつきが強いですが、以下のように求人数や実績は、大手に劣ることがほとんどです。
地域密着型エージェント | 大阪の求人数 | 運営歴 |
アドミックエージェント | 約1,000 | 2000年~ |
タイズ | 約1,800 | 2005年~ |
レッツアイ | 約720 | 2009年~ |
リージョナルキャリア大阪 | 約650 | 2014年~ |
クラス転職エージェント | 約2,300 | 2015年~ |
アロンジ | 約60 | 2016年~ |
(大手)リクルートエージェント | 約27,000 | 1977年~ |
(大手)doda | 約10,000 | 1989年~ |
また、これらは優良企業とのパイプや、求人の質の面でも大手エージェントに劣るケースが多いです。
全国に支店がある会社だと、大阪支店での募集でも「まずは本社で付き合いのある大手エージェントにお願いしよう」となるのが普通です。
そのため、大阪でも、優良な大手企業の求人は大手エージェントに集中しやすいです。
まずは大手を使い、満足な求人が見つからなかったという方のみ、地域密着型を使いましょう。
次の章から、この結論の背景となった、転職エージェントを選ぶ軸ついて解説していきます。
2. 大阪で使う転職エージェントの選び方
大阪で使う転職エージェントは、以下の方法で選びましょう。
- 選び方1. 実績のある大手エージェントを選ぶ
- 選び方2. ターゲットの年収が自分に合ったエージェントを選ぶ
- 選び方3. 担当を比べるためにも、必ず3社以上使う
この選び方がなぜ重要かを紹介していきます。
選び方1. 実績のある大手エージェントを選ぶ
転職エージェントは、実績のある大手エージェントを選んでおきましょう。
大手エージェントと中小のエージェントのメリットデメリットは下記の通りで、大手エージェントの方が転職時に強い味方になります。
大手にも下記のデメリットがありますが、どちらも使い方次第で解消できるため、大手を選べば間違いありません。
- ×忙しいので放置されることがある(利用者が多く、他にもたくさんの人を担当しているため)
→自分の年収に見合ったエージェントを選べば、相手にしてもらいやすい
→まめに連絡を取ったり、積極的な姿勢を見せれば優先的に対応してくれる - ×中にはハズレの担当もいる
→エージェントを複数使えばハズレの担当者と付き合わなくて済む
知っておくべき裏事情:近年は低品質なエージェントが急増した
下記は厚生労働省の出す転職エージェントなどの職業紹介事業所の数の推移ですが、転職エージェントは、5年間で約1万社も急増しました。
引用:厚生労働省ホームページ
これには、資格さえあれば、インターネットで簡単にエージェント業が始められるようになった背景があります。
できたばかりのエージェントは企業とのつながりが弱く、ネット上に常に出回っているようなブラック求人しか持っていないことも多いです。
また、新設エージェントは、求人以外でも以下のようなひどいタイプが多いのが実情です。
- 企業とのパイプ、転職ノウハウが少なく、フォローが弱い
- 会社の実績や売り上げ作りのために必死に転職を進めてくる
こういったエージェントに当たってしまうと、ブラックな人気のない企業にねじ込まれることもあり、転職失敗の原因になりますから注意が必要です。
実績のある大手なら、優良求人が豊富でサポートの質も高い
こうした目に遭わないためにも、転職エージェントは優良企業とのパイプが強く、実績のある大手だけを使うようにしましょう。
大手エージェントなら、大手・優良企業から個別に紹介を依頼された求人をメインで扱うため、ブラック求人ばかり紹介される心配はありません。
たくさんの転職サポートをしてきた実績がある分、選考対策などのノウハウも豊富で、大手を使うだけで、いい会社に入れる確率はグッと高まります。
また、大手の方が優秀な人材が集まりやすいため担当者のレベルも高く、無理に急かすなどのきつい営業を受けることも少ないです。
選び方2. ターゲットの年収が自分に合ったエージェントを選ぶ
次に、転職エージェントは、ターゲットにしている年収が自分に合った所を選ぶようにしましょう。
実績のある大手エージェントの中でも、それぞれ得意にしている年収層、力を入れている年収層が違うからです。
例えばエージェントによって、下記のように戦略が違います。
- 第二新卒歓迎:年収300万円~600万円くらいに強い
- ハイクラス専門:年収800万円以下は相手にしない
これを知らないと悲惨で、例えば高年収の人が、第二新卒歓迎のエージェントに行くと、高収入な求人が弱く、結果実力通りの待遇で転職できない可能性があります。
反対に、800万円以上しか相手にしないエージェントに年収400万円の人が登録してしまうと、相手にしてもらえず、登録しても使い物になりません。
こうならないためにも、当ページで紹介する通り、年収別に自分に合った大手エージェントを使うようにしましょう。
選び方3. 担当を比べるためにも、必ず3社以上使う
優良エージェントにもハズレの担当はいるため、必ず3社以上は登録し、担当者を比べましょう。
ハズレの担当としては、以下のようなパターンがあげられます。
- 知識のない人、入ったばかりの新人などで、ピンとこないアドバイスが多い
- こちらの意向を読み取ってくれず、的外れな提案・求人ばかり紹介してくる
一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。
複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。
いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。
ページの後半で、使えない担当のチェックリストを掲載しますから、その中で当てはまらない担当がついたエージェントだけ使うようにしましょう。
また、転職エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。
ここまでをまとめると、大阪で使う転職エージェント選びで重要なのは以下3つです。
- 選び方1. 実績のある大手エージェントを選ぶ
- 選び方2. ターゲットの年収が自分に合ったエージェントを選ぶ
- 選び方3. 担当を比べるためにも、必ず3社以上使う
これらを踏まえ、次の章から、具体的に選ぶべきエージェントを紹介していきます。
3.大手20社比較!大阪でおすすめの転職エージェント7選
今回当ページでは、大阪で使える上記の大手エージェント20社を比較し、以下の観点で7社を厳選しました。
- 大手企業が運営
- 20年以上の運営実績がある
- 利用者からの評判が極めていい
厳選した7社について、年収別におすすめ度をまとめたのが以下です。
~500万円 | 500~ 700万円 |
700~ 900万円 |
900万円~ | |
リクルートエージェント | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ |
doda | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ |
マイナビエージェント | ◎ | ◎ | ◯ | △ |
ワークポート | ◎ | ◯ | ◯ | △ |
パソナキャリア | △ | ◯ | ◎ | ◎ |
LHH転職エージェント | △ | ◯ | ◯ | ◎ |
JACリクルートメント | × | △ | ◎ | ◎ |
これらはいずれも20年以上の運営実績があり、大阪の優良企業とのパイプも強い大手の転職エージェントです。
自分の年収に合わせて、上記の中から3社以上に登録をしましょう。
キャリア別に選ぶ、老舗・大手エージェント7選
厳選した以下7社について、それぞれ要点を絞って特徴を解説していきます。
リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は、業界最大手のリクルートが運営する転職エージェントで、求人の量・転職実績共にトップクラスです。
大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。
長年の実績から、「まずはリクルートさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、質の高い非公開求人も多いので、登録しておいて損はありません。
大阪での求人数 | 約73,000件 |
大阪の拠点 | 大阪府大阪市北区角田町8-1 大阪梅田ツインタワーズ・ノース 31F (阪急「梅田駅 」より徒歩3分) |
運営会社 | 株式会社リクルート |
運営歴 | 1977年~ |
リクルートエージェント公式ページ:https://www.r-agent.com/
doda
「doda」はパーソルキャリアが運営する、業界2位の実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。
求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。
リクルートエージェントよりは求人数が少ないものの、一人一人の登録者にきめ細かいサポートをしてくれると好評です。
大阪での求人数 | 約21,000件 |
大阪の拠点 | ・大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪タワーB 17F (JR東海道線「大阪駅」連絡橋口より徒歩7分) |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
運営歴 | 1989年~ |
doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/
マイナビエージェント
「マイナビエージェント」は、マイナビが運営する、近年急速に力をつけてきた転職エージェントです。
新卒で多くの学生が使っている「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、30代までの方は積極的に使いましょう。
サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。
大阪での求人数 | 約7,200件 |
大阪の拠点 | 大阪府大阪市北区大深町4番20号グランフロント大阪タワーA 30F (JR「大阪駅」より徒歩1分) |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
運営歴 | 1973年~ |
マイナビエージェント公式ページ:https://mynavi-agent.jp/
ワークポート
「ワークポート」は、IT・WEB・ゲーム業界に強い、若年層からの支持が大きい転職エージェントです。
設立当初はIT業界に特化していましたが、2014年から他業種の取り扱いも開始しており、現在はあらゆる職種に対応しています。
長年の実績からIT企業とのパイプが特に強く、優良求人も多いため、エンジニアなどIT業界への転職を目指す方には外せない一社です。
大阪での求人数 | 約6,300件 |
大阪の拠点 | ・大阪府大阪市中央区平野町2-3-7 アーバンエース北浜ビル14F (地下鉄「堺筋本町駅」から徒歩4分) |
運営会社 | 株式会社ワークポート |
運営歴 | 2003年~ |
ワークポート公式ページ:https://www.workport.co.jp/
パソナキャリア
「パソナキャリア」は求人の半数が年収800万を超える、ハイキャリアのサポートに強い転職エージェントです。
運営元のパソナは、人材派遣業の運営歴が40年を超える業界大手で、有名企業とのパイプが強く、質の高い非公開求人を多く保有しています。
また、会社を上げて女性のサポートに力を入れているため、ハイキャリアの女性の方には真っ先におすすめしたい一社です。
大阪での求人数 | 約3,400件 |
大阪の拠点 | ・大阪府大阪市中央区道修町4-1-1 武田御堂筋ビル2F (地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」より徒歩2分) |
運営会社 | 株式会社パソナ |
運営歴 | 1976年~ |
パソナキャリア公式ページ:https://www.pasonacareer.jp
LHH転職エージェント(旧 Spring転職エージェント)
「LHH転職エージェント」は、世界60カ国に拠点を持つグローバル企業が運営する、ハイクラス向けの転職エージェントです。
運営元の「アデコ」は、世界中で長年人材派遣サービスを提供してきた実績があり、外資系企業とのパイプが強いです。
国内の有名企業の求人もありますが、外資系の転職ノウハウ、サポート力では頭ひとつ抜けているため、外資系への転職を狙う方には特におすすめです。
大阪での求人数 | 約4,600件 |
大阪の拠点 | 大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA 14F (JR「大阪駅」直結) |
運営会社 | アデコ株式会社 |
運営歴 | 1985年~ |
LHH転職エージェント公式ページ:https://jp.lhh.com
JACリクルートメント
「JACリクルートメント」は、ハイクラス専門の転職エージェントです。
ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いです。
求人によって担当が変わる独特の体制をとっており、志望業界に詳しい担当がじっくり相談に乗ってくれます。
大阪での求人数 | 約2,000件 |
大阪の拠点 | 大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエスト オフィスタワー12階 (阪神本線「梅田駅」西口出てすぐ) |
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
運営歴 | 1988年~ |
JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/
“地域密着型”よりまずは大手を使うこと
大阪で使えるものの中には、大阪や関西の求人に特化した”地域密着型”の中小エージェントもありますが、まずは大手を使いましょう。
地域密着型は大阪の会社との結びつきが強いですが、以下のように求人数や実績は、大手に劣ることがほとんどです。
地域密着型エージェント | 大阪の求人数 | 運営歴 |
アドミックエージェント | 約1,000 | 2000年~ |
タイズ | 約1,800 | 2005年~ |
レッツアイ | 約720 | 2009年~ |
リージョナルキャリア大阪 | 約650 | 2014年~ |
クラス転職エージェント | 約2,300 | 2015年~ |
アロンジ | 約60 | 2016年~ |
(大手)リクルートエージェント | 約27,000 | 1977年~ |
(大手)doda | 約10,000 | 1989年~ |
また、これらは優良企業とのパイプや、求人の質の面でも大手エージェントに劣るケースが多いです。
全国に支店がある会社だと、大阪支店での募集でも「まずは本社で付き合いのある大手エージェントにお願いしよう」となるのが普通です。
そのため、大阪でも、優良な大手企業の求人は大手エージェントに集中しやすいです。
まずは大手を使い、満足な求人が見つからなかったという方のみ、地域密着型を使いましょう。
“特化型”を使うべきなのは、一部の人だけ
ここまで紹介してきたのは、どの業界にも強い”総合型”の転職エージェントですが、「〇〇業界特化!」という”特化型”転職エージェントもあります。
ただし、結論、総合型の方が優れているため、使うべきなのは下記の特殊な業界や事情に当てはまるごく一部の方だけです。
使うべき業界・事情 | 特化型を使うべき理由 |
アパレル・美容師 | それぞれの業界が特殊で、店舗見学などにも対応しているエージェントが好ましい |
看護師、薬剤師、医師など医療系専門職 | エージェント側に業界知識と病院とのパイプがないとうまくいかない |
フリーター・無職 | 大手総合型だと相手にしてもらえない |
それぞれの業界別に、実績や利用者の評判をもとに、おすすめエージェントをまとめました。
アパレル | クリーデンス |
美容師 | キレイビズ |
看護師 | ナース人材バンク |
薬剤師 | ファルマスタッフ |
医師 | 医師転職ドットコム |
フリーター・無職 | ハタラクティブ |
- いずれも運営実績、求人数の面で特に優れたもの
上記以外の方は、「総合型」転職エージェントだけを使い、時間があれば「特化型」転職エージェントを併用する程度で良いでしょう。
よくある「特化型」に以下がありますが、これらに当てはまる方も、まずは年収別に大手の「総合型」を選んでおくべきです。
- 業界に特化:IT、コンサルなど
- 年代に特化:20代、30代向けなど
- その他の条件に特化:第二新卒、女性など
なぜ特化型のエージェントの優先度が低いのか
求人・利用者ともに少なく、ノウハウや企業とのパイプが大手総合転職エージェントに劣るケースが多いからです。
以前までは、特化型エージェントも「業界に詳しそう」と人気があったのですが、最近は総合型エージェントも下記の理由でそれぞれの業界に詳しいです。
- 業界ごとに部署が分かれており、それぞれの業界の事情や対策に詳しい
- 特化型エージェントから優秀な社員の引き抜きを行っている
そのため、大手で優良企業とのパイプが強い、総合型エージェントだけ使えば、ほとんどの方は満足いく転職活動ができます。
アパレルや医療専門職は、まだ総合型エージェントが十分な対応をできていないため、これらを目指す方、大手エージェントが対象としていないフリーターの方は、特化型を使うべきです。
まとめ:大阪でおすすめの転職エージェント
以下の大手エージェントの中から、自分の年収に合った会社に3社以上登録しましょう。
~500万円 | 500~ 700万円 |
700~ 900万円 |
900万円~ | |
リクルートエージェント | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ |
doda | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ |
マイナビエージェント | ◎ | ◎ | ◯ | △ |
ワークポート | ◎ | ◯ | ◯ | △ |
パソナキャリア | △ | ◯ | ◎ | ◎ |
LHH転職エージェント | △ | ◯ | ◯ | ◎ |
JACリクルートメント | × | △ | ◎ | ◎ |
一部の方が使うべき特化型エージェント
以下の業界、事情の方のみ、上記の総合型エージェントでは満足な対応ができないため、以下の特化型エージェントを使いましょう。
アパレル | クリーデンス |
美容師 | キレイビズ |
看護師 | ナース人材バンク |
薬剤師 | ファルマスタッフ |
医師 | 医師転職ドットコム |
フリーター・無職 | ハタラクティブ |
- いずれも運営実績、求人数の面で特に優れたもの
4. 転職エージェント以外は使うべき?他のサービスも比較
転職で使えるサービスには、以下のように転職エージェント以外にも複数あり、これらも使うべきか気になる方もいるはずです。
転職求人サイト | 転職サイトに公開されている求人を探し、自分で応募し、手続きも自分でやる。 例:リクナビNEXT、マイナビ転職 |
企業の採用ページ | 企業のホームぺージで求人を探して自分で応募し、手続きも自分でやる。 |
スカウトサービス | 登録し、企業からのスカウトを待つ。 例:ビズリーチ、リクルートダイレクトスカウト |
ハローワーク | 公的な職業紹介で、どんな人でも受け入れてもらえる。 |
ただ、結論まずは転職エージェントさえ使っておけばよく、その他は無理に使う必要はありません。
それぞれ、「サポート」「求人の質・量」「選考の有利さ」で比較をしました。
サポート | 求人の質・量 | 選考の有利さ | |
転職エージェント | ◎ 相談〜内定後の交渉まで |
◎ 良質な非公開求人、数多い |
◎ 選考対策・プッシュあり |
転職求人サイト | × 自分でやる |
◯ 公開求人、数多い |
× 自力で頑張る |
企業の採用ページ | × 自分でやる |
× 公開求人、数少ない |
× 自力で頑張る |
スカウトサービス | ◯ 一部のみのサポート |
◯ 良質だが、数少ない |
◎ 選考対策・プッシュあり |
ハローワーク | △ 求人の紹介 |
△ 数は多いが低品質 |
△ 簡単な選考対策のみあり |
全てにおいて優れているのは転職エージェントだけですから、転職したい方はまず転職エージェントを使うべきです。
まずは転職エージェントを使うべき3つの理由
以下三つの点で優れているため、転職したい人はまず転職エージェントを使いましょう。
- 転職時に必要なサポートを全て無料で受けられる
- 世の中に出ていない”非公開の求人”を紹介してくれ、応募できる
- 選考をより有利に進められることがある
理由①転職時に必要なサポートを全て無料で受けられる
転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。
- キャリアの相談
- 求人の紹介
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 面接や入社の日程調整
- 年収交渉
自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。
特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。
転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。
※なぜ無料でここまでのサポートをしてくれるの?
転職エージェントは転職が成立すると企業から謝礼(紹介料)として年収の30%前後の金額を受け取れるからです。
年収が500万円の人の転職なら報酬は150万円ということで、金額はかなり大きくなります。
逆に言うと、転職できないと1円ももらえないので、あなたが転職できるよう全力でサポートしてくれます。
理由②世の中に出ていない”非公開の求人”を紹介してくれ、応募できる
そもそもですが、下記のような優良な求人は、インターネットには中々出てきません。
- 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう求人
- 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない求人
- 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人
これらの求人は、企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。
転職エージェントを使えは、求人サイトにはないこれらの高品質な非公開求人にも応募ができます。
逆に言うと、インターネットに出ている公開求人は、幅広く募集しないと人が集まらない低品質なものが多いので、注意しましょう。
理由③選考をより有利に進められることがある
転職エージェントを使うことで、直接申し込んだ人よりも、選考が有利に進むことがあります。
採用側からすると、どこの誰かわからない人よりも、転職エージェントがプッシュしてくる人の方が安心して採用することができるからです。
エージェントは、企業側に書類に書けないあなたの魅力をアピールしてくれ、優秀なエージェントだと、面接で失敗しても結果を覆してくれることもあります。
デメリットは使い方次第で解消できる!
転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。
- ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
→老舗、大手のエージェントを選ぶ
→3社以上使い、担当者を比べる - ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
→年収、キャリアの面で自分に合ったエージェントを選ぶ
そのため、転職を考えている方は、転職エージェントを使っておけば間違いありません。
スカウトサービスは別物なので注意
近年以下のようなスカウトサービスがCMなどで有名で、転職エージェントとまとめて紹介されることも多いです。
- ビスリーチ(https://www.bizreach.jp/)
- リクルートダイレクトスカウト(https://directscout.recruit.co.jp/)
- doda X(https://doda-x.jp/)
スカウトサービスは、職務経歴書を登録し、企業や、ヘッドハンターからのスカウトを待つタイプの転職サービスです。
しかし、これらは転職エージェントとは別物なので注意しましょう。具体的には以下の点で違っています。
転職エージェント | スカウトサービス | |
手続きのサポート | ◎全て受けられる 必ず担当がついて動いてくれる |
△受けられないことが多い 担当はつかず、企業からのスカウトなら全部自分でやる必要あり |
転職時期の希望 | ◎ある程度通る 目標に合わせて担当が動いてくれ、自分からも動ける |
△通りにくい スカウトが来なければ、いつまでも決まらない |
対象 | ◎ほぼ全ての転職者 | △年収800万~のハイクラスがメイン |
積極的に応募するなど、自分からも動ける転職エージェントと違い、スカウトサービスは受け身でスカウトを待つ形になります。
そのため、これだけに頼ると、「スカウトが来ずにいつまでも決まらない」となる恐れもあります。
高年収の方も、まずは以下のようなハイクラスに強い大手エージェントに登録して活動を進めましょう。
- パソナキャリア(https://www.pasonacareer.jp)
- LHH転職エージェント(https://jp.lhh.com)
- JACリクルートメント(https://www.jac-recruitment.jp/)
他のサービスを使う唯一の条件
このページで紹介する、転職エージェント3社以上に利用を断られた方のみ転職エージェントではなく、転職サイトを使いましょう。
その場合は、サポートしてくれるエージェントを探すより、自分で求人を探した方が効率的です。
最大手「リクナビNEXT(https://next.rikunabi.com/)」だけ使えば大量の求人を見て応募できますから、登録し複数の企業にチャレンジしましょう。
なんでサポートを断られるの?
転職エージェントに「転職させられない=お金にならない」人と判断されると、断られてしまいます。
そう判断される理由としては、以下があげられます。
- キャリア・経験がなく、自社と取引のある企業に紹介しにくい
- 理想が高すぎて、転職が実現しなそう
- 転職活動へのやる気が見えず、本当に転職したいのかわからない
1~2つ目については、このページで紹介している通り自分の年収に合ったエージェントを選ぶことで対処できます。
3つ目の転職への意欲の点も、付き合い方次第でイメージを変えることは可能です。
次の章から、正しい付き合い方も含め、転職エージェントを最大限活用する方法を解説していきます。
5. 転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと
ここでは、転職エージェントの裏事情も踏まえ、最大限活用するためにすべき以下9つのポイントを紹介していきます。
- 最初の申し込みを丁寧に行う
- 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
- 経歴・スキルに嘘はつかない
- 複数のエージェントを使っていることは隠さない
- 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
- 担当者が使えないと判断したら付き合わない
- 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
- 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
- 最低限のマナーは守る
5-1. 最初の申し込みを丁寧に行う
優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。
入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。
下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。
- 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
- 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
- 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く
5-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
最初の面談でも、エージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。
エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。
以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。
- 転職予定がかなり先
- そもそも転職への意欲が低い
すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。
5-3. 経歴・スキルに嘘はつかない
求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。
転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。
いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。
やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。
5-4. 複数のエージェントを使ってることは隠さない
転職エージェントを複数使う場合、他社も使っていることは、それぞれに隠さず伝えましょう。
言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。
- あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
- 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる
すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。
これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。
こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。
5-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。
長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。
以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。
- こういった求人はないか
- こんな業界は自分でも通るか
自動的に、後回しにされるリスクも
転職エージェントは、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。
その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。
更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。
この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。
5-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない
どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。そういった担当に当たってしまったら利用をやめましょう。
具体的には下記に2つ以上当てはまったら、危険なので、担当を変えてもらうか、そのエージェントの利用を止めましょう。
付き合うべきではない担当者の特徴 |
|
2つ以上当てはまった場合、下記の方法で担当を変えるか、そのエージェント自体の利用を止めましょう。
担当を変えたい場合
担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。
件名:担当変更のご相談
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。
しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。
つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。
お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。
担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。
各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。
エージェント自体の利用をやめる場合
基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。
ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。
エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。
件名:退会手続きのお願い
〇〇エージェント 〇〇様
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。
(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。
熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。
お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。
退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。
5-7. 「推薦状を見せてほしい」と伝える
エージェントは応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。
これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。
- 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
- 改めて自分のアピールポイントを整理したい
見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、エージェントにとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。
以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。
(参考)ひどい推薦文の例
〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。
コミュニケーション能力が高く、明るい方です。
ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。
5-8. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく
エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。
転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。
転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。
紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。
また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。
こうした話はしすぎないよう注意しましょう。
5-9. 最低限のマナーは守る
エージェントとのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。
こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。
また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。
応募する会社だけでなく、エージェントに対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。
6. 大阪での転職についてよくある質問
最後に、大阪の転職についてよくある以下の質問に回答していきます。
6-1. 大阪以外に住んでいても、エージェントにサポートは頼めますか?
今は大阪に住んでいない方も、大阪の企業への転職サポートは受けられます。
大阪に面談のできる拠点があるエージェントが多いですが、現在はどこもリモートや電話での面談に対応しています。
そのため、どこに住んでいても、当ページで紹介している大手エージェントならサポートしてもらえます。
6-2. 大阪は転職しやすいですか?
全国的に見ると平均的ですが、東京と比べるとややしにくいです。
地域ごとの仕事のつきやすさは「有効求人倍率」というデータで知ることができます。
「有効求人倍率」は、求職者一人に対する求人の割合で、高いほど仕事につきやすいことを意味します。
大阪の直近の数値は以下のとおりで、平均的ですが、東京と比べると低いです。
有効求人倍率 | |
大阪 | 1.33 |
全国平均 | 1.32 |
東京 | 1.79 |
愛知 | 1.32 |
福岡 | 1.30 |
- 引用:労働政策研究・研究機構「都道府県別有効求人倍率」
- 2023年4月時点
以下の理由で、転職エージェントを使えば、一人で動くより転職の成功率は上がります。
- 非公開求人の紹介も受けられて、求人の選択肢が増える
- 企業の内情を知った上で、細かく選考対策をしてくれる
そのため、大阪での転職には、当ページで紹介している大手エージェントの利用がおすすめです。
6-3. 大阪の平均年収は高いですか?
2022年のデータは以下のとおりで、全国的に見ると平均的ですが、東京と比べると安いです。
平均年収 | |
大阪 | 383万円 |
全国平均 | 383万円 |
東京 | 440万円 |
愛知 | 399万円 |
福岡 | 370万円 |
- 引用:doda公式「平均年収ランキング(47都道府県・地方別の年収情報)」
ただ、東京はその分家賃が高いなど、物価が全国で最も高く、大阪に比べて支出も増えやすいです。
そのため、暮らしやすさの面ではどちらも大きく変わりません。
6-4. 大阪の有名企業といったらどこですか?
大阪に本社を置く企業だと、以下が有名です。
特徴 | |
パナソニック | 日立、ソニーに次いで3番目の売り上げを誇る電機メーカー |
武田薬品工業 | 国内の売り上げトップの日本を代表する製薬会社 |
キーエンス | 製造業向けにセンサーの製造販売を行う、平均年収ランキングの上位の常連 |
日本ハム | ハム、ソーセージの製造で有名な大手食品加工メーカー |
積水ハウス | 住宅着工数が日本一のハウスメーカー |
当ページで紹介している大手エージェントなら、これらの企業の重要ポジションの非公開求人を持っている可能性があります。
会社の内部事情を知った上で、面接でのアピールポイントも教えてもらえるため、応募するならエージェント経由がおすすめです。
まとめ
大阪の転職エージェントのおすすめや選び方を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
大阪で使う転職エージェント選びで重要なのは、以下3つです。
- 選び方1. 実績のある大手エージェントを選ぶ
- 選び方2. ターゲットの年収が自分に合ったエージェントを選ぶ
- 選び方3. 担当を比べるためにも、必ず3社以上使う
まずは以下の大手エージェントの中から、自分の年収に合った会社に3社以上登録しましょう。
~500万円 | 500~ 700万円 |
700~ 900万円 |
900万円~ | |
リクルートエージェント | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ |
doda | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ |
マイナビエージェント | ◎ | ◎ | ◯ | △ |
ワークポート | ◎ | ◯ | ◯ | △ |
パソナキャリア | △ | ◯ | ◎ | ◎ |
LHH転職エージェント | △ | ◯ | ◯ | ◎ |
JACリクルートメント | × | △ | ◎ | ◎ |
また、登録する際は、サービスの内容に注意してください。
例えば、「doda」はエージェントサービス以外に、同じ名前で転職求人サイト(サポートが一切ないタイプ)を運営しており、「使っていても全然サポートを受けられない」ということもあります。
各社の転職エージェントサービスは以下の通りですので、間違えないようにしましょう。
- リクルートエージェント(https://www.r-agent.com/)
- doda(https://doda.jp/consultant/)
- マイナビエージェント(https://mynavi-agent.jp)
- ワークポート(https://www.workport.co.jp/)
- パソナキャリア(https://www.pasonacareer.jp)
- LHH転職エージェント(https://jp.lhh.com)
- JACリクルートメント(https://www.jac-recruitment.jp/)
また、以下の業界、事情の方のみ、上記の総合型エージェントでは満足な対応ができないため、以下の特化型エージェントを使いましょう。
アパレル | クリーデンス |
美容師 | キレイビズ |
看護師 | ナース人材バンク |
薬剤師 | ファルマスタッフ |
医師 | 医師転職ドットコム |
フリーター・無職 | ハタラクティブ |
当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。