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登録販売者におすすめの転職エージェントTOP3|選び方から裏事情まで

「登録販売者におすすめの転職エージェントは?」「評判がいいのはどこ?」など、登録販売者に強い転職エージェントが気になっていませんか?

ネット上には、全然求人がないサービスが登録販売者向けと紹介されていたり、的外れな情報も多いので注意しましょう。

結論、登録販売者の方は専門の大手を使うべきで、求人・サポートの質いずれの面でも優れています。

このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、登録販売者向けの転職エージェントについて、以下の流れで解説していきます。

  1. まずは結論|登録販売者が使うべき転職エージェント
  2. 登録販売者向け|転職エージェントの選び方
  3. 登録販売者におすすめの転職エージェント3選
  4. 登録販売者の転職に使えるエージェント以外のサービス
  5. 登録販売者こそ転職エージェントを使うべき3つの理由
  6. 転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと

このページを読めば、登録販売者の転職にはどのエージェントを使うべきか、失敗しない選び方から使いこなすコツまでが全てわかり、転職エージェントで失敗することがなくなるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
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ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. まずは結論|登録販売者が使うべき転職エージェント

このページでは、登録販売者の方におすすめの転職エージェントについて詳しく解説していきます。

長くなってしまったので先に結論を言うと、登録販売者向けおすすめトップ3は以下の通りです。

特徴
1位.アポプラス登販ナビ クオール薬局グループの運営で、30年以上の歴史がある登録販売者専門の最大手
2位.チアジョブ登販 日本調剤グループの運営で、20~30代の若手のサポートに強い
3位.CME登録販売者 若手だけでなく、中高年のサポートにも力を入れる

いずれも登録販売者のサポートを専門にしていて、同じ資格を持つ経験者を含め、詳しい担当のサポートが受けられます。

ドラッグストアを中心に、登録販売者の資格者を募集する求人はこの3社に集中していて、これらを使っておけば間違いありません。

登録販売者とは

薬の9割以上を占めるとされる、風邪薬などの市販薬を販売できる専門資格です。

登録販売者の仕事範囲

引用:生涯学習のユーキャン

年一回、全国で行われる試験に合格し、2年以上の実務経験を積むことでなることができます。

接客・品出し・発注などの店舗の販売スタッフとしての仕事に加えて、来店客の薬選びのサポートやアドバイスも行います。

勤務先となるのは以下の店舗で、ドラッグストアが最も多いです。

  • ドラッグストア
  • スーパー・家電量販店・ホームセンターの薬売り場
  • 薬を販売するコンビニエンスストア

年収はどれくらい?

厚生労働省のデータ」によると、登録販売者の年収は361万円となっています。

全産業の平均年収が約458万円なので、他の職種と比べても低いといえます。(参考:国税庁公式

ただ、店長クラスになると600万円を超えるケースもあり、高年収も狙える職種です。

転職エージェントの仕組み

転職エージェントとは、転職するときに間に入ってくれるエージェント(代理人)のことで、転職に必要なサポートをしてくれる完全無料のサービスです。

登録すると、あなたの経歴や希望に合わせて、求人の紹介から面接のセッティングや対策、内定後の手続きまで行ってくれます。

転職エージェントの仕組み

具体的に言うと下記をしてくれて、あなたは面接以外で応募先と直接やりとりする必要がなくなります。

  • キャリア相談
  • 求人紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策や当日の同行
  • 面接や入社の日程調整
  • 給与などの条件交渉

エージェントは現場に足を運んだり、過去にサポートした人への聞き取りも行なっていて、求人に載らないデメリットなど、職場ごとの内部事情に詳しいです。

応募前にこうした点も教えてもらえて、「こんなはずじゃなかった」とすぐ離職する事態は大幅に減らすことができます。

ハローワークのデータによると、働き始めてから、求人の内容と実際の労働条件が違うと感じる人は、登録販売者も含めた、小売業界が全産業でも3番目に多いです。

※参考:厚生労働省「ハローワークの求人票と実際が異なる旨の申し出等」

ミスマッチが起こりやすい業界に身を置く登録販売者の方こそ、必ず使うべきサービスと言えます。

2. 登録販売者向け|転職エージェントの選び方

登録販売者の方は、以下の方法で転職エージェントを選びましょう。

  • 選び方1. 実績・知名度のある大手を選ぶ
  • 選び方2. 登録販売者専門のエージェントを選ぶ
  • 選び方3. 担当を比べるためにも、必ず3社は使う

選び方1. 実績・知名度のある大手を選ぶ

転職エージェントは、大手から新設の小さい業者までいくつもありますが、なるべく大手を使いましょう。

大手と中小

採用に関して、実績や知名度のある大手エージェントほど頼る職場が多く、たくさんの職場とのパイプを持っていて、非公開の待遇のいい求人も集まりやすいです。

また、サポート実績が多い分、「職場ごとにどう対策すれば内定が出やすいか」といったノウハウにも詳しく、選考でも強い味方になります。

知っておくべき裏事情:近年は低品質なエージェントが急増した

下記は厚生労働省の出す転職エージェントなどの職業紹介事業所の数の推移ですが、転職エージェントは、5年間で約1万社も急増しました。

引用:厚生労働省ホームページ

これには、不人気なブラック求人がネット上に大量に出回るようになり、これを使うことで誰でも簡単にエージェント業を始められるようになった背景があります。

一部、不人気なブラック求人だけをかき集めて、「登録販売者向け!」と言って開業するひどいエージェントも増えています。

新設のエージェントは、たいていこうした不人気な求人しか持っていませんし、加えて以下のデメリットもあります。

  • 職場とのパイプが弱く、隠れたデメリットなど、内部事情に詳しくない
  • 経験が少なく「職場ごとにどう選考対策するべきか」といったノウハウがない

こうしたエージェントにあたると、実績作りのために、希望と違う求人をごり押しさたり、転職失敗の原因にもなるため注意が必要です。

優良なものもありますが、見極めが難しいため、聞いた事もないような中小エージェントは避け、実績のある大手だけを使っておきましょう。

選び方2. 登録販売者専門のエージェントを選ぶ

登録販売者の転職に使えるエージェントは以下2種類がありますが、必ず専門のタイプを使いましょう。

  • 総合型:あらゆる業界・職種に対応していて、登録販売者の転職にも対応
  • 登録販売者専門:登録販売者の転職に特化

まず、登録販売者の求人は、専門のエージェントに集中していて、求人数に大きな差があります。

求人数(登録販売者)
総合型 リクルートエージェント 約2,300件
doda 約200件
登録販売者専門 アポプラス登販ナビ 約24,000件
チアジョブ登販 約13,000件

また、リクルートなどの総合型は、主にオフィスで働く仕事の転職サポートがメインで、担当も登録販売者にはそこまで詳しくありません。

大手ドラッグストアチェーン店を中心に求人は持っていますが、店ごとの隠れたデメリットの情報提供など、細かいサポートは期待できません。

専門のエージェントなら、担当が職場ごとの事情に詳しく、求人紹介や選考アドバイスの質も極めて高くなります。

選び方3. 担当を比べるためにも、必ず3社は使う

転職エージェントは、担当を比べるためにも、必ず3社は使うようにしましょう。

どんなに優良な転職エージェントでも、担当者によって経験や対応は違い、以下のようなハズレの担当者に当たる場合もあるからです。

  • 入ったばかりの新人など、登録販売者について知識が浅く、深い相談ができない
  • 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる
  • 応募や内定を急かすなど対応が悪い

一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。

1社だけの利用

複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。

複数社使った場合

いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。

また、エージェントごとにパイプの強い職場が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。

3. 登録販売者におすすめの転職エージェント3選

登録販売者の転職に対応した大手エージェント20社以上を比較しましたが、おすすめは以下3社です。

  1. アポプラス登販ナビ
  2. チアジョブ登販
  3. CME登録販売者

いずれも登録販売者のサポートを専門にしていて、同じ資格を持つ経験者を含め、詳しい担当のサポートが受けられます。

ドラッグストアを中心に、登録販売者の資格者を募集する求人はこの3社に集中していて、これらを使っておけば間違いありません。

おすすめ順にそれぞれ特徴を解説していきます。

1位. アポプラス登販ナビ:あらゆる業種の求人に強い最大手

apoplus

アポプラス登販ナビ」は、調剤薬局大手のクオールグループの運営する登録販売者専門の転職エージェントです。

特化型エージェントの中でも求人数は最多で、ドラッグストアのみならず、スーパーや家電量販店など、幅広い店舗の求人が充実しています。

自らも登録販売者の資格を持つ担当者も多く、経験者ならではの視点で応募先の雰囲気やデメリットなど、レアな情報を提供してもらえます。

求人数 約24,000件
対応エリア 全国
運営会社 アポプラスキャリア株式会社(クオール薬局グループ)
運営歴 2020年~

アポプラス登販ナビ公式ページ:https://www.touhan-navi.com

2位. チアジョブ登販:20~30代は利用必須

cheerjob

チアジョブ登販」は、大手薬局チェーンの日本調剤グループの運営する登録販売者専門の転職エージェントです。

登録販売者の中でも、20~30代や店長・副店長経験者の方のサポートに強みを持っています。

全国展開する日本調剤のネットワークを活かし、地方も含めた全国幅広いエリアの求人を取り揃えています。

求人数 約13,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社メディカルリソース(日本調剤グループ)
運営歴 2000年~

チアジョブ登販公式ページ:https://www.cheer-job.com

3位. CME登録販売者:中高年のサポートにも強い

cme

CME登録販売者」は、医療福祉関連の人材サービスを幅広く行うCMEコンサルティングの運営する転職エージェントです。

後発のサービスですが、「40歳からの転職」や「転居を伴う移動がなし」といった切り口で求人特集を組むなど、独特の視点を持っています。

店舗に直接足を運んで得た、職場の雰囲気など生の情報にこだわっていて、他の大手に引けを取らないサポート力があります。

求人数 約12,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社CMEコンサルティング
運営歴 2011年~

CME登録販売者公式ページ:https://www.th-agent.jp/

※スカウトサービスはおすすめしない

近年以下のようなスカウトサービスがCMなどで有名で、転職エージェントとまとめて紹介されることも多いです。

スカウトサービスは、職務経歴書を登録し、企業や、ヘッドハンターからのスカウトを待つタイプの転職サービスです。

scout

※ヘッドハンター:保有する求人にあった人材を探す転職エージェント

しかし、これらは主に年収800万円以上の方が対象のサービスで、400万円前後が多い登録販売者の方には向きません。

また、これらは転職エージェントとは以下の点で違っているので注意しましょう。

転職エージェント スカウトサービス
手続きのサポート ◎全て受けられる
必ず担当がついて動いてくれる
△受けられないことが多い
担当はつかず、企業からのスカウトなら全部自分でやる必要あり
転職時期の希望 ◎ある程度通る
目標に合わせて担当が動いてくれ、自分からも動ける
△通りにくい
スカウトが来なければ、いつまでも決まらない
対象 ◎ほぼ全ての転職者 △年収800万~のハイクラスがメイン

積極的に応募するなど、自分からも動ける転職エージェントと違い、スカウトサービスは受け身でスカウトを待つ形になります。

そのため、これだけに頼ると、「スカウトが来ずにいつまでも決まらない」となる恐れもあります。

経歴に自信のある登録販売者の方も、まずはの「アポプラス登販ナビ」ような転職エージェントに登録して活動を進めましょう。

4. 登録販売者の転職に使えるエージェント以外のサービス

転職エージェント以外で、登録販売者の転職に使えるサービスには以下があります。

  • 求人サイト:求人が載っているサイトで、そこから自分で応募する
  • ハローワーク:全国の求人が集まっていて、仕事が探せる公共の職業紹介所

ただし、下記のように、いずれも転職エージェントにはあらゆる面で劣るのでおすすめしません。

もらえる情報 求人内容 サポート
転職エージェント
デメリットも含めた深い求人情報

良質な非公開求人、数多い

相談〜内定後の交渉まで
求人サイト
写真付きの求人情報

公開求人、数多い
×
自分でやる
ハローワーク
文字の求人情報だけ

数は多いが低品質

求人紹介、簡単な選考対策のみ

まずはこれまで紹介した転職エージェントを使い、万が一うまくいかなかった方のみ、これらを使いましょう。

4-1. 求人サイトのおすすめ

求人サイトは、サイト上に求人がたくさん載っていて、そこから個別に応募していくサービスです。

求人サイト

求人サイトなら、求人数が1万件以上とトップクラスに多い「グッピー」一択です。

求人サイトなら「グッピー」一択

guppy

求人サイトなら、医療系で特に長い歴史を持つ「グッピー」が最もおすすめです。

登録販売者の方は、医療や福祉の専門サイトがあるので、それを使いましょう。

それぞれ差がつくポイントを比較したのが以下の表で、グッピーがトータルで優れています。

医療系の専門サイト 登録販売者の求人数(正社員) 対応エリア 実績
グッピー
約14,500件
全国
792万人以上が利用
ジョブメドレー
約14,000件
全国
200万人以上が利用
登録販売者.com
約13,500件
全国
バイトルPRO 
約13,000件
全国
コメディカルドットコム
約3,700件
全国

グッピーは、設立20年を超える上場企業が運営するサービスで、医療系の求人サイトでは特に長い歴史を持ちます。

応募先やスカウトをくれた職場と簡単にやり取りできるなど、使い勝手も非常にいいです。

グッピー公式ページ

https://www.guppy.jp

4-2. ハローワークの使い方

求人サイトでも決まらなかった方は、最終手段としてハローワークを使っても良いでしょう。

ハローワークには日本全国の登録販売者の求人が集まっていて、求人の数だけはとにかく多いです。

ただ、これまで紹介してきた民間のサービスに比べると、人材を使い捨てにするようなブラックな職場が多い傾向があります。

以下から求人が調べられますが、あくまで最終手段として使いましょう。

https://www.hellowork.mhlw.go.jp/kensaku/

ハローワークにブラック求人が多い理由

ハローワークは、企業がいくら採用を繰り返しても、無料で使える仕組みがあるからです。

民間の転職エージェントや求人サイトでは、採用が決まると求人を出していた企業が、紹介料としてまとまった料金を支払います。

private_service_system

すぐに人が辞め、採用を繰り返すブラックな業者がこれらを使うと、何度も紹介料を払うことになり、大赤字になってしまいます。

一方で、公共サービスのハローワークは求人の掲載が無料で、採用が決まっても一切料金がかかりません。

hello_work_system

そのため、採用を繰り返すブラック企業は、無料のハローワークだけを使って募集をしているケースが多いのです。

危険な求人も多いハローワークはあくまで最終手段とし、まずは転職エージェントのような民間のサービスを活用しましょう。

5. 登録販売者こそ転職エージェントを使うべき3つの理由

求人サイトから自分で応募するなど他にも方法があり、そもそもエージェントを使うべきか迷う方もいるでしょう。

ただ、以下の理由で、登録販売者の方こそ、転職エージェントは使うべきです。

  • 転職後のミスマッチが起きにくい
  • 条件がいい求人が見つかりやすい
  • 自分で探すより圧倒的にラク

実際に使ってよかったと感じる人の口コミと合わせて紹介していきます。

理由1. 転職後のミスマッチが起きにくい

口コミ・評判

Oさん 40代 ドラッグストア 登録販売者

求人票には“残業少なめ”とあったけど、エージェントに聞いたら“店長不在時のヘルプが多く、実質的には毎日残業している”とのこと。

家庭の事情で残業NGだったので、別の店舗固定の職場を紹介してもらえて助かりました。

現在はマッチした環境で不満なく働けています。

転職エージェントを使えば、「いざ働き始めたら、思っていたのと違った」といったミスマッチは起こりにくくなります。

求人のデメリットや裏側も踏まえて、あなたの希望にマッチする求人だけを紹介してくれるからです。

転職エージェントは、求人票からは読み取れない、以下のような情報も大量に持っています。

  • 現場の雰囲気はどうか、店長はどんな人柄か
  • サービス残業はどれだけあるか
  • 直近でどれだけ人が辞めているか

現場に通ってスタッフに話を聞いたり、過去にサポートした人へも聞き取りをして、こうした情報を日々集めています。

厚生労働省の労働経済動向調査(令和6年)」によると、小売業の約7割もの企業が人手不足を感じていて、販売職の人手不足は深刻です。

採用に苦労していて、とにかく人が欲しいあまり、面接でも肝心なデメリットを教えてくれないお店も多いのが現実です。

登録販売者の場合、いざ働き始めてから、以下のような隠れたデメリットに後悔するケースはよくあります。

  • 「サービス残業が当たり前で、毎日12時間以上拘束される」
  • 「繁忙期になると全然休みが取れなくなる」
  • 「現場の人間関係が悪く、新人がなかなか定着しない」

エージェントはこうした職場ごとの悪い点についても先に教えてくれるため、転職の失敗を防げるようになります。

なぜここまでしてくれるの?

転職エージェントは、転職を成功させないと利益が出ない仕組みで、ミスマッチはエージェントにとっても損になるからです。

転職エージェントは、企業にあなたを紹介することで、企業から紹介料を受け取るビジネスです。

転職エージェントの仕組み

この紹介料は、仮にあなたが3ヶ月以内など短期で辞めた場合は、事業者に返金するルールがあります。

あなたにすぐに辞められると、転職エージェントは紹介料が手に入らず、大損になるのです。

長く続けられる職場に転職をしてもらい、利益につなげるためにも、ミスマッチを防ぐことに全力を注いでくれます。

理由2. 条件がいい求人が見つかりやすい

口コミ・評判

Iさん 30代 スーパー併設薬局 登録販売者

非公開求人で、閉店時間が早く、シフトに融通がきく店舗の求人を紹介されました。

家庭と両立したかったので、こういった条件を探してもらえたのは本当にありがたかったです。

そもそもですが、下記のような優良求人は、インターネットには中々出てきません。

  • 業界の中でもかなり待遇がよく、公開すると人が殺到する求人
  • 今、その職場で働いている人が嫉妬するような条件の求人

これらの求人は、企業が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。

転職エージェントを使えば、こうした質の高い”非公開求人”にも応募できるようになります。

理由3. 自分で探すより圧倒的にラク

口コミ・評判

Hさん 20代 ドラッグストア 登録販売者

仕事を続けながらの転職だったので、面接日程や書類提出などを全部代行してくれて本当に楽でした。

入社日も調整してくれて、ブランクなくスムーズに転職できました。

転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で応募先とやりとりする必要がなくなります。

  • キャリア相談
  • 求人紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接や入社の日程調整
  • 給与などの条件交渉

自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたはマッチする職場を選ぶことに集中できるようになります。

特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。

転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。

転職エージェントにデメリットはないの?

デメリットは2つ存在し、使い方によっては転職の失敗につながります。

  1. ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
  2. 相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある

それぞれ解説します。

デメリット①ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる

口コミ・評判

Fさん 20代 ドラッグストア 登録販売者

希望していない勤務地や業種をどんどん紹介され、“とりあえず受けましょう”の一点張り。

こちらの話をちゃんと聞いてくれず、かなり不満が残りました。

転職エージェントの業者にもそこで出てくる担当者にも、当たり外れがあることに注意しましょう。

×ハズレの転職エージント業者の特徴
  • 設立したばかりなどで、企業とのパイプがなく、求人が少ない
  • 実績が少なく、店ごとの内部情報やデメリットなど、重要な情報を持っていない
  • 1人1人の担当に無理なノルマを押し付け、利用者の幸せを考えない転職を強いる
×ハズレの担当者の特徴
  • 入ったばかりの新人などで、登録販売者の知識が浅く、深い相談ができない
  • 必要な連絡を忘れるなど、シンプルに仕事ができない
  • 希望と違う求人を紹介してくる

こういった業者や、担当者に頼ってしまうと、逆に足でまといになり、転職に失敗する原因になります。

これらを避けるためにも、下記を重視して転職エージェントを選びましょう。

  • 実績があり、求人も豊富な大手エージェントを使う
  • あらかじめ3社は登録し、ハズレの担当がついたエージェントの利用を止める

デメリット②相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある

口コミ・評判

Tさん 50代 ドラッグストア 登録販売者

年齢のせいか、明らかに対応が消極的になった印象でした。

案件があっても“まだ先になります”と言われ続け、まったく進まず。結局、他のサービスで自分で決めました。

転職エージェント自体が、転職を成功させることで、企業からお金をもらっています。

つまり、下記のような人で、「転職できる見込みがない」とみなされると放置されたり、求人を紹介してもらえなかったり、利用を断られることもあります。

  • 転職活動へのやる気が見えず、本当に転職したいのかわからない
  • 応募しても全然内定が決まらない

そのため、登録して、満足できるサポートを受けられなかった場合は、求人サイトから自分で応募するなど、その他の手段を検討しましょう。

転職エージェントが熱心にサポートしてくれるかは、あなたの使い方次第でも大きく変わります。

次の章から、正しい付き合い方も含め、転職エージェントを最大限活用する方法を解説していきます。

6. 転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと

ここでは、転職エージェントの裏事情も踏まえ、最大限活用するためにすべき以下9つのポイントを紹介していきます。

  • 最初の申し込みを丁寧に行う
  • 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
  • 経歴・スキルに嘘はつかない
  • 複数のエージェントを使っていることは隠さない
  • 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
  • 担当者が使えないと判断したら付き合わない
  • 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
  • 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
  • 最低限のマナーは守る

6-1. 最初の申し込みを丁寧に行う

優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。

入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。

下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。

  • 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
  • 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
  • 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く

6-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく

最初の面談でも、エージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。

エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。

以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。

  • 転職予定がかなり先
  • そもそも転職への意欲が低い

すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。

6-3. 経歴・スキルに嘘はつかない

求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。

転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。

いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。

やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。

6-4. 複数のエージェントを使ってることは隠さない

転職エージェントを複数使う場合、他社も使っていることは、それぞれに隠さず伝えましょう。

言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。

  • あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
  • 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる

すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。

これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。

こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。

6-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる

登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。

長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。

以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。

  • こういった求人はないか
  • こんな業界は自分でも通るか

自動的に、後回しにされるリスクも

転職エージェントは、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。

その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。

エージェントがシステムで候補者を選ぶ画面

更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。

この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。

6-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない

どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。

例えば以下のようなケースで、こうした担当に当たったら、変更してもらうか、利用自体をやめましょう。

付き合うべきではない担当者の特徴
  • 業界知識が乏しく、深い話ができない
  • 転職に関して話していても経験を感じられない
  • 希望した条件以外の的外れな求人ばかり紹介してくる
  • あなたの都合を考えずに、応募を強要してくる(営業感が強い)
  • 必要な連絡や手続きが遅い、ミスが目立つ

担当を変える場合、利用自体をやめる場合でそれぞれ手続き方法を紹介していきます。

担当を変えたい場合

担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。

件名:担当変更のご相談

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。

しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。

つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。

お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。

担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。

各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合

基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。

ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。

エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。

件名:退会手続きのお願い

〇〇エージェント 〇〇様

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。

(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。

熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。

お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。

退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。

6-7. 「推薦状を見せてほしい」と伝える

エージェントは応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。

これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。

  • 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
  • 改めて自分のアピールポイントを整理したい

見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、エージェントにとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。

以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。

(参考)ひどい推薦文の例

〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。

コミュニケーション能力が高く、明るい方です。

ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。

6-8. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく

エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。

転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。

転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。

紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。

また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。

こうした話はしすぎないよう注意しましょう。

6-9. 最低限のマナーは守る

エージェントとのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。

こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。

また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。

応募する会社だけでなく、エージェントに対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。

まとめ

登録販売者向けの転職エージェントについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

登録販売者の方は、以下の方法で転職エージェントを選びましょう。

  • 選び方1. 実績・知名度のある大手を選ぶ
  • 選び方2. 登録販売者専門のエージェントを選ぶ
  • 選び方3. 担当を比べるためにも、必ず3社は使う

おすすめTOP3は以下の通りで、いずれも登録販売者専門で、一般向けに比べても桁違いに求人が豊富にあります。

特徴
1位.アポプラス登販ナビ クオール薬局グループの運営で、30年以上の歴史がある登録販売者専門の最大手
2位.チアジョブ登販 日本調剤グループの運営で、20~30代の若手のサポートに強い
3位.CME登録販売者 若手だけでなく、中高年のサポートにも力を入れる

当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。