【20代高卒向け】転職エージェント10選|経験別のおすすめと選び方
「高卒の20代でも転職エージェントは使える?」、「自分に合ったおすすめが知りたい」のように、20代高卒向けの転職エージェントについて気になっていませんか?
結論、20代であれば、学歴や職歴関係なくサポート対象になる転職エージェントは多く、積極的にサポートしてもらえます。
ただ、中には学歴不問のブラック求人を押し付けるだけの悪質なエージェントもいるため注意が必要です。
このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、高卒の20代が使うべき転職エージェントについて、以下の流れで解説していきます。
- 結論|高卒の20代が使うべき転職エージェント
- 高卒の20代向け|転職エージェントの選び方
- 正社員経験あり|高卒の20代におすすめの転職エージェント6選
- 正社員経験なし|高卒の20代におすすめの転職エージェント4選
- 高卒の20代こそ転職エージェントを使うべき4つの理由
- 転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと
- 高卒の転職についてよくある質問
全て読めば、高卒の20代はどの転職エージェントを使うべきで、経験や年収別にどう選ぶのが正解か、使いこなすコツはあるかまでがわかり、転職エージェントで失敗することがなくなるでしょう。
著者:I.J(現役転職エージェント)
1. 結論|高卒の20代が使うべき転職エージェント
このページでは、高卒の20代におすすめの転職エージェントについて、根拠を持って詳しく解説していきます。
長くなってしまったので先に結論を言うと、正社員経験がある方は、以下から直近の年収別に3社を選びましょう。
おすすめ度各社の特徴
・ おすすめ サイト |
~400万円 | 400~ 600万円 |
600万円~ |
・ マイナビエージェント |
◎ | ◎ | ◎ |
・ リクルートエージェント |
◯ | ◎ | ◎ |
・ doda |
◎ | ◯ | ◯ |
・ ワークポート |
◎ | ◯ | ◯ |
・ type転職エージェント |
◯ | ◎ | ◯ |
・ LHH転職エージェント |
△ | ◯ | ◎ |
・ おすすめ サイト |
|
・ マイナビエージェント |
新卒領域では最大手なのもあり、20代の若手のサポートに特に強い |
・ リクルートエージェント |
公開求人数が30万以上と最多の大手で、地方の求人にも強い |
・ doda |
リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界No.2 |
・ ワークポート |
IT・WEB・ゲーム業界に強く、未経験からの転職も得意 |
・ type転職エージェント |
ITエンジニア、営業職、女性のサポートに強く、主に一都三県が対象 |
・ LHH転職エージェント |
世界60の国と地域でサービス提供実績のある企業が運営元で、外資系の転職に強い |
中途採用では、新卒と違って学歴よりも「職歴」が重視されます。
職歴さえあれば高卒でも対象になる求人が多く、大卒の方と同じく、上記の大手エージェントでサポートが受けられます。
それぞれターゲットとする年収が変わるため、年収別に選んでおきましょう。
正社員経験がない方は、専門のエージェント選ぶ
一方で、現在フリーターやニートで、正社員経験がない高卒の方は、以下の専門の転職エージェントを選びましょう。
特徴 | |
1位. ハタラクティブ |
・フリーターやニートなど経歴に自信のない20代のサポートに強い ・IT特化エージェント「レバテック」も展開する大手の運営 |
2位. Re就活エージェント |
・上場企業が運営する、職歴の浅い20代向けのエージェント ・担当者の8割は既卒、第二新卒の経験者で、じっくり向き合ってくれる |
3位. マイナビジョブ20’s |
・未経験可の求人が7割以上の20代向けのエージェント ・業界大手のマイナビが運営 |
4位. JAIC |
就職に関する無料の研修に出ると、優良企業20社と書類選考なしで面接できる集団面接会に参加できる |
最初に紹介した大手は主に正社員経験のある方を対象にしていて、経験がないと「紹介できる求人がない」とサポートを断られます。
上記は正社員経験がない20代向けの求人をメインで扱うため、フリーターなど経歴に自信がない方でも、積極的なサポートが受けられます。
高卒の転職は厳しい?
大卒に比べて、応募できる企業は減りますが、20代であれば、決して厳しくはありません。
これまで紹介したように、大手も含めた転職エージェントのサポート対象になるのが何よりの証拠です。
転職エージェントは、転職を決めて初めて企業から紹介料がもらえるビジネスで、決まる見込みのない(お金にならない)人はそもそも相手にしません。
サポート対象になるということは、プロの視点で「転職できる可能性が高い」とみなされていることを意味しています。
実際に大手エージェント「doda」の求人のうち、全体の約半分は学歴不問で、高卒でも十分チャンスがあります。
2. 高卒の20代向け|転職エージェントの選び方
高卒の20代の方は、以下の方法で転職エージェントを選んでおきましょう。
- 選び方1. 実績のある大手を選ぶ
- 選び方2. 経歴、年収の面で自分に合ったエージェントを選ぶ
- 選び方3. 担当を比べるためにも、必ず3社は使う
この選び方がなぜ重要かを紹介していきます。
選び方1. 実績のある大手を選ぶ
転職エージェントは大手から中小まで二万社以上ありますが、実績のある大手だけを選ぶようにしましょう。
大手は長年の実績から、たくさんの大手・優良企業とのつながりを持っていて、高卒の方が対象になるこうした会社の求人も豊富に持っています。
また、長年の実績から「この会社では面接でどう答えれば内定が出やすいか」といったノウハウも充実していて、選考対策のレベルも高いのでおすすめです。
大手を選ぶだけで、いい会社に入れる確率はグッと高まります。
危険な裏事情|近年質の悪い転職エージェントが急増中
下記は厚生労働省の出す転職エージェントなどの職業紹介事業所の数の推移ですが、転職エージェントは、5年間で約1万社も急増しました。
引用:厚生労働省ホームページ
これには、不人気なブラック求人がネット上に大量に出回るようになり、これを使うことで誰でも簡単にエージェント業を始められるようになった背景があります。
ブラックな求人は常に人が足りず、誰でもいいから人が欲しいため、たいてい学歴不問です。
新設のエージェントは、こうした求人しか持っていませんが、これを「高卒の方向け」と言い換えて、紹介するひどいケースがあるため注意しましょう。
優良な業者もありますが、見極めるのは難しいため、聞いたこともないような中小は避け、実績のある大手だけを使うようにしましょう。
近年、ネットで簡単にエージェント業が始められる「求人データベース」のサービスが始まり、これを使う新しい業者が増えています。
「求人データベース」はたくさんの転職エージェントが共有する求人データのことです。
データベースの求人は、簡単にいうと売れ残りの集まりで、「不人気ですぐ人が辞める大量採用な求人」がほとんどです。
大手エージェントでも長期間決まらなかった求人が流れ着いているイメージで、数だけは多いですが質が低いです。
データベース内には、以下のようにお世辞にも人気とは言えない会社ばかりが並んでいます。
- きついノルマが有名な保険会社、不動産会社
- ブラックで有名な飲食チェーン、引越し会社
- 薄給でスキルも身につかない3次請け、4次請けのIT企業
設立から数年なのに「求人5万件」のようなアピールをする中小エージェントがいたら、ほぼ間違いなくこのパターンなので注意しましょう。
選び方2. 経歴、年収の面で自分に合ったエージェントを選ぶ
また、20代高卒の方は、正社員としての経験や、年収の面で自分に合ったエージェントを選ぶようにしましょう。
大手エージェントの中でも、それぞれ以下のように力を入れているジャンルが変わるからです。
- 一般的な若手向け:20代で平均的な、年収400万円前後の人のサポートに強い
- ハイクラス向け:年収600万円以下は相手にしない
- 経歴に自信のない若手向け:正社員経験のない20代のフリーター、無職の就職に強い
合わないエージェントを使うと、相手にされなかったり、実力通りの転職ができなくなってしまいます。
当ページで紹介する通り、経歴や年収によって、自分に合ったものを選んでおきましょう。
選び方3. 担当を比べるためにも、必ず3社は使う
以上の流れで大手エージェントを選んでも、ハズレの担当がつく場合もあるため、必ず3社は使い、担当者を比べるようにしましょう。
ハズレの担当としては、以下のようなパターンがあげられます。
- 志望業界の知識が不十分で、深い相談ができない
- 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる
一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。
複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。
いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。
また、転職エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。
ここまでを踏まえ、次の章から、具体的に選ぶべきエージェントを紹介していきます。
3. 正社員経験あり|高卒の20代におすすめの転職エージェント6選
今回当ページでは、上記の大手エージェント20社を比較し、以下の観点で6社を厳選しました。
- 大手企業が運営
- 20年以上の実績がある
- 高卒の20代からの評判が極めていい
厳選した6社について、年収別におすすめ度をまとめたのが以下です。
高卒でも正社員としての職歴がある方は、あなたの現在の年収に合わせて、以下から3社に登録をしましょう。
~400万円 | 400~ 600万円 |
600万円~ |
|
マイナビエージェント | ◎ | ◎ | ◎ |
リクルートエージェント | ◯ | ◎ | ◎ |
doda | ◎ | ◯ | ◯ |
ワークポート | ◎ | ◯ | △ |
type転職エージェント | ◯ | ◎ | ◯ |
LHH転職エージェント | △ | ◯ | ◎ |
では、それぞれの特徴を解説していきます。
3-1. マイナビエージェント
「マイナビエージェント」は、マイナビが運営する、近年急速に力をつけてきた転職エージェントです。
新卒で多くの学生が使っている「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、20代の方は必ず使っておくべきです。
サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。
向いている人の年収 | 300~800万円 |
求人数 | 約63,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
運営歴 | 1973年~ |
マイナビエージェント公式ページ:https://mynavi-agent.jp/
3-2. リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は、業界最大手のリクルートが運営する転職エージェントで、求人の量・転職実績共にトップクラスです。
大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。
長年の実績から、「まずはリクルートさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、大手・優良企業の求人も多いので、登録しておいて損はありません。
向いている人の年収 | 400万円~ |
求人数 | 約680,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
運営歴 | 1977年~ |
リクルートエージェント公式ページ:https://www.r-agent.com/
3-3. doda
「doda」はパーソルキャリアが運営する、業界2位の実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。
求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないエージェントとも言えます。
リクルートエージェントよりは求人数が少ないものの、一人一人の登録者にきめ細かいサポートをしてくれると好評です。
向いている人の年収 | ~400万円 |
求人数 | 約200,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
運営歴 | 1989年~ |
doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/
3-4. ワークポート
「ワークポート」は、IT・WEB・ゲーム業界に強い、若年層からの支持が大きい転職エージェントです。
設立当初はIT業界に特化していましたが、2014年から他業種の取り扱いも開始しており、現在はあらゆる職種に対応しています。
長年の実績からIT企業とのパイプが特に強く、優良求人も多いため、エンジニアなどIT業界への転職を目指す方には外せない一社です。
向いている人の年収 | ~400万円 |
求人数 | 約73,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ワークポート |
運営歴 | 2003年~ |
ワークポート公式ページ:https://www.workport.co.jp/
3-5. type転職エージェント
「type転職エージェント」は、一都三県を中心とした求人を扱う、若年層からの支持が大きい転職エージェントです。
IT・WEB業界や営業職の求人、サポートを強みとしており、対象エリアでこの業界を狙う方には外せない一社です。
女性の転職に特化した求人サイトを長く運営していて、女性の転職ノウハウに強い特徴もあります。
向いている人の年収 | ~400万円 |
求人数 | 約29,000件 |
対応エリア | 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、愛知 |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
運営歴 | 1993年~ |
type転職エージェント公式ページ:https://type.career-agent.jp
3-6. LHH転職エージェント
「LHH転職エージェント」は、世界60カ国に拠点を持つグローバル企業が運営する、ハイクラス向けの転職エージェントです。
運営元の「アデコ」は、世界中で長年人材派遣サービスを提供してきた実績があり、外資系企業とのパイプが強いです。
国内の有名企業の求人もありますが、外資系の転職ノウハウ、サポート力では頭ひとつ抜けているため、外資系への転職を狙う方には特におすすめです。
向いている人の年収 | 600万円~ |
求人数 | 約31,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | アデコ株式会社 |
運営歴 | 1985年~ |
LHH転職エージェント公式ページ:https://jp.lhh.com
転職エージェントの利用の流れは?
大まかな流れは以下の通りです。
- ネットから申し込み
- エージェントと面談(対面かWEB、電話)
- 求人紹介を受ける
- 企業に応募
- 面接
- 内定
最初の面談ではこれまでの職歴やスキル、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。
面談は、どのエージェントも現在はオンラインや電話で行うケースが多いです。
申し込みから内定まで、トータルで3ヶ月はかかるケースが多いため、余裕を持って早めに申し込みをしておきましょう。
4. 正社員経験なし|高卒の20代におすすめの転職エージェント4選
同じ高卒でも、正社員経験のない方には、初めての就職サポートに強い以下のエージェントをおすすめします。
特徴 | |
1位. ハタラクティブ |
・フリーターやニートなど経歴に自信のない20代のサポートに強い ・IT特化エージェント「レバテック」も展開する大手の運営 |
2位. Re就活エージェント |
・上場企業が運営する、職歴の浅い20代向けのエージェント ・担当者の8割は既卒、第二新卒の経験者で、じっくり向き合ってくれる |
3位. マイナビジョブ20’s |
・未経験可の求人が7割以上の20代向けのエージェント ・業界大手のマイナビが運営 |
4位. JAIC |
就職に関する無料の研修に出ると、優良企業20社と書類選考なしで面接できる集団面接会に参加できる |
これらはいずれも10年以上の運営実績のある大手で、未経験歓迎の優良企業の求人が多いです。
最初に紹介した大手は、主に正社員経験のある方を対象にしていて、経験がないと、「紹介できる求人がない」とサポートを断られる可能性が高いです。
実際、以下の大手2社は、公式でも以下のように説明しています。
マイナビエージェント | 主に正社員としてのキャリアを有する方を対象とする求人を扱っておりますので、アルバイト経験もしくは派遣経験のみの方、また、正社員としての就業経験が長らくない方の場合、求人をご紹介できる可能性が極めて低くなります (引用:マイナビエージェントに関するFAQ) |
doda | 正社員・派遣社員・契約社員いずれかの社員としての就業経験をお持ちではない場合や学生・アルバイトご経験のみの場合、サポートが難しい場合があります。 (引用:サービスのご利用について) |
一方で、これから紹介する4社は正社員経験がない20代向けの求人をメインで扱い、フリーターや無職の方でも、積極的なサポートが受けられます。
おすすめ順に紹介するので、迷ったら上から順に3社を使いましょう。
1位. ハタラクティブ
「ハタラクティブ」は、IT業界に特化した転職サービス「レバテック」なども展開する株式会社レバレジーズの運営する転職エージェントです。
20代で経歴・スキルに自信のない方のサポートに力を入れていて、未経験者向けの優良企業の求人をメインで扱っています。
短期間で内定を出すことを強みとしていて、最短で2週間で決まるケースもあるため、急いでいる人には特におすすめです。
求人数 | 約3,000件 |
対応エリア | 北海道、関東全域、中部(愛知、岐阜、静岡)、近畿️(三重、大阪、兵庫、京都)、広島、福岡 |
運営会社 | 株式会社レバレジーズ |
運営歴 | 2005年~ |
ハタラクティブ公式ページ:https://hataractive.jp/
2位. Re就活エージェント
「Re就活エージェント」は、設立30年を超える上場企業、株式会社学情の運営する就職エージェントです。
既卒や第二新卒、フリーターなどの経歴に自信のない20代のサポートに特化していて、未経験でも入れる優良企業の紹介が受けられます。
担当者の8割以上は、自らも既卒や第二新卒の経験のある人で、実体験をもとにした親身なサポートを強みとしています。
求人数 | 約12,700件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社学情 |
運営歴 | 1977年~ |
Re就活エージェント公式ページ:https://re-katsu.jp/career/agent/
3位. マイナビジョブ20’s
「マイナビジョブ20’s」は、業界大手のマイナビが運営する、20代の第二新卒・既卒の支援に特化したエージェントです。
未経験可の求人が7割以上と多く、既卒で社会人経験のないフリーターの方でも積極的なサポートが受けられます。
マイナビは国内最大の新卒向けの就活サイトの運営で、大手・優良企業との強いパイプを持っているため、質の高い求人紹介が期待できます。
求人数 | 約4,600件 |
対応エリア | 東京、神奈川、名古屋、大阪、神戸 |
運営会社 | 株式会社マイナビワークス |
運営歴 | 2011年~ |
マイナビジョブ20’s公式ページ:https://mynavi-job20s.jp/
4位. JAIC
「JAIC」は、上場企業の株式会社ジェイックが運営する、未経験の転職に強い転職エージェントです。
登録すると、厳選した優良企業20社と、書類審査なしで面接できる合同面接会に参加することができます。
入社後の定着率が9割以上と非常に高く、ほとんどの利用者が、安心して働けるマッチした職場に転職ができています。
求人数 | 非公開 |
対応エリア | 関東、関西、東北、中部、中国、九州 |
運営会社 | 株式会社ジェイック |
運営歴 | 1991年~ |
JAIC公式ページ:https://www.jaic-college.jp/sales/
参考:ランク外となったその他エージェントまとめ
上記4社以外で、経歴に自信のない20代向けのサポートに特化したエージェントを以下に全てまとめました。
特徴 | |
UZUZ | 第二新卒、既卒、フリーター、ニートの就職サポートに特化 |
キャリアスタート | 20代の第二新卒、既卒、フリーター、新卒向け |
キャリアパーク就職エージェント | 20代の第二新卒、既卒向け |
第二新卒エージェントneo | 第二新卒、高卒、フリーター向け |
DYM就職 | 既卒、フリーター、ニートの就職に強い |
えーかおキャリア | 20代の就職、転職サポートに特化 |
アイデムスマートエージェント | 未経験や第二新卒の転職に強い |
キャリチャン | 主に学生向けの就活サポートを行っていて、既卒にも対応 |
いい就職ドットコム | 既卒、第二新卒の正社員就職に特化 |
安定のお仕事 | 20代のフリーター、第二新卒などの未経験転職に特化 |
ただ、どれも紹介した4社に比べると実績や、求人数などの面では劣るサービスで、まず使うべきエージェントではありません。
20代が対象になる未経験歓迎の求人はネット上にあふれていますが、中でも大手・優良企業の求人は一部の実績のある大手エージェントに集中しています。
まずは紹介した大手4社から選び、それでもうまくかなかった方のみ、次の手段として使いましょう。
5. 高卒の20代こそ転職エージェントを使うべき4つの理由
求人サイトから応募するなど他の方法もあり、エージェントを使うべきか迷っている方もいるかもしれません。
ただ、以下の理由で、高卒の20代こそ、転職にはエージェントを使うべきです。
- 転職のミスマッチが起きにくい
- 選考を有利に進められる
- エージェントしか持っていない好条件の求人に応募できる
- 自分で動くより圧倒的にラク
理由1. 転職のミスマッチが起きにくい
転職エージェントを使えば、「いざ働き始めたら、思っていたのと違った」といったミスマッチは起こりにくくなります。
求人のデメリットや裏側も踏まえて、あなたの希望にマッチする求人だけを紹介してくれるからです。
エージェントは、求人票からは読み取れない、以下のような情報も大量に持っています。
- 職場の雰囲気はどうか、現場のリーダーはどんな人柄か
- 休みのとりやすさ、サービス残業の実態はどうか
- 直近でどれだけ人が辞めているか
現場に通って職員に話を聞いたり、過去にサポートした人へも聞き取りをして、こうした情報を日々集めています。
特に職歴の浅い20代が対象になる、未経験歓迎の募集を出す企業は、誰でもいいから早く人が欲しい人手不足の企業も多いです。
採用に苦労していて、とにかく人が欲しいあまり、面接でも肝心なデメリットを教えてくれない企業もあるのが現実です。
いざ働き始めてから、以下のような隠れたデメリットに後悔するケースはよくあります。
- 「実はきついノルマがあり、達成しないとまともに稼げない」
- 「サービス残業が当たり前の社風」
- 「雑用ばかりで、スキルが全然身につかない」
エージェントはこうした職場ごとの悪い点についても先に教えてくれるため、就職の失敗を防げるようになります。
なぜここまでしてくれるの?
エージェントは、就職を成功させないと利益が出ない仕組みで、ミスマッチはエージェントにとっても損になるからです。
転職エージェントは、企業にあなたを紹介することで、企業から紹介料を受け取るビジネスです。
この紹介料は、仮にあなたが3ヶ月以内など短期で辞めた場合は、企業に返金するルールがあります。
あなたにすぐに辞められると、転職エージェントは紹介料が手に入らず、大損になるのです。
長く続けられる職場に転職をしてもらい、利益につなげるためにも、ミスマッチを防ぐことに全力を注いでくれます。
理由2. 選考を有利に進められる
転職エージェントは転職のプロで、「学歴で不利になりやすい高卒の場合、何をアピールすれば内定が出やすいか」といったことを知り尽くしています。
大手エージェントはこうしたノウハウに特に強く、これまでの職歴やアルバイト経験から、大卒に負けない、あなたのアピールポイントをたくさん見つけてくれてくれます。
また、馴染みのエージェントの紹介だと企業側も安心することが多く、エージェントを使うだけで個別に応募するよりも選考で有利になるのは間違いありません。
付き合いの長いエージェントは、企業から「この人数は必ず〇〇エージェントからとる」のように専用の採用枠をもらっていることも多く、その枠に滑り込めることもあります。
理由3. エージェントしか持っていない好条件な求人に応募できる
そもそもですが、下記のような優良な求人は、インターネットには中々出てきません。
- 待遇がよく、募集すると人が殺到してしまう求人
- 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人
これらの求人は、企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。
転職エージェントは、高卒も対象になるこうした好条件な”非公開求人”も豊富に持っていて、使うだけでいい会社に入れる確率が上がります。
逆に言うと、インターネットに出ている公開求人は、幅広く募集しないと人が集まらない低品質なものが多いので、注意しましょう。
理由4. 転職のあらゆるサポートが全て無料で受けられる
転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。
- キャリアの相談
- 求人の紹介
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 面接や入社の日程調整
- 年収交渉
自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。
特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。
転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。
また、20代は転職経験がなく不慣れな方も多いため、何をすべきか、転職先はどう決めるべきかなど、一から相談できるのも大きなメリットと言えます。
デメリットは使い方次第で解消できる
転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。
- ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
→実績のある大手のエージェントだけを使う
→3社以上使い、担当者を比べる - ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
→経歴や年収の面で自分に合ったエージェントを選ぶ
また、高卒の方が転職に使える他のサービスと、転職エージェントを比べた結果は以下の通りです。
サポート | 求人の質・量 | 選考の有利さ | |
転職エージェント | ◎ 相談〜内定後の交渉まで |
◎ 良質な非公開求人、数多い |
◎ 選考対策・プッシュあり |
求人サイト | × 自分でやる |
◯ 公開求人、数多い |
× 自力で頑張る |
スカウトサービス | ◯ 一部のみのサポート |
◯ 良質だが、数少ない |
◎ 選考対策・プッシュあり |
ハローワーク | △ 求人の紹介 |
△ 数は多いが低品質 |
△ 簡単な選考対策のみあり |
全てにおいて優れているのは転職エージェントだけでした。
スカウトサービスは別物なので注意
近年以下のようなスカウトサービスがCMなどで有名で、転職エージェントとまとめて紹介されることも多いです。
- ビズリーチ:スカウトサービスの最大手で、登録企業数が最多
- リクルートダイレクトスカウト:人材業界トップのリクルートのスカウトサービス
- doda X:人材業界No.2のパーソルのスカウトサービス
スカウトサービスは、職務経歴書を登録し、企業や、ヘッドハンターからのスカウトを待つタイプの転職サービスです。
しかし、これらは転職エージェントとは別物なので注意しましょう。具体的には以下の点で違っています。
転職エージェント | スカウトサービス | |
手続きのサポート | ◎全て受けられる 必ず担当がついて動いてくれる |
△受けられないことが多い 担当はつかず、企業からのスカウトなら全部自分でやる必要あり |
転職時期の希望 | ◎ある程度通る 目標に合わせて担当が動いてくれ、自分からも動ける |
△通りにくい スカウトが来なければ、いつまでも決まらない |
対象 | ◎ほぼ全ての転職者 | △年収800万~のハイクラスがメイン |
積極的に応募して自分からも動ける転職エージェントと違い、スカウトサービスは受け身でスカウトを待つ形になります。
そのため、これだけに頼ると、「スカウトが来ずにいつまでも決まらない」となる恐れもあります。
高年収の方も、まずは「LHH転職エージェント」のようなハイクラスに強い大手エージェントに登録して活動を進めましょう。
他のサービスを使うべき唯一の条件
このページで紹介する、転職エージェント3社以上に利用を断られた方のみ転職エージェントではなく、求人サイトを使いましょう。
求人サイトは、自分で求人を探して応募する転職サービスのことです。
3社以上のエージェントに断られた場合は、サポートしてくれる業者を探すより、自分で求人を探した方が効率的です。
最大手「リクナビNEXT」だけ使えば大量の求人を見て応募できますから、登録し複数の企業にチャレンジしましょう。
なんでサポートを断られるの?
転職エージェントに「転職させられない=お金にならない」と判断されると、断られてしまいます。
そう判断される理由としては、以下があげられます。
- キャリア・経験がなく、自社と取引のある企業に紹介しにくい
- 理想が高すぎて、転職が実現しなそう
- 転職活動へのやる気が見えず、本当に転職したいのかわからない
1~2つ目については、このページで紹介している通り自分の年収や経歴に合ったエージェントを選ぶことで対処できます。
3つ目の転職への意欲の点も、付き合い方次第でイメージを変えることは可能です。
次の章から、正しい付き合い方も含め、転職エージェントを最大限活用する方法を解説していきます。
6. 転職エージェントを最大限活用するためにすべき9つのこと
ここでは、転職エージェントの裏事情も踏まえ、最大限活用するためにすべき以下9つのポイントを紹介していきます。
- 最初の申し込みを丁寧に行う
- 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
- 経歴・スキルに嘘はつかない
- 複数のエージェントを使っていることは隠さない
- 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
- 担当者が使えないと判断したら付き合わない
- 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
- 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
- 最低限のマナーは守る
6-1. 最初の申し込みを丁寧に行う
優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。
入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。
下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。
- 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
- 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
- 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く
6-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
最初の面談でも、エージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。
エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。
以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。
- 転職予定がかなり先
- そもそも転職への意欲が低い
すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。
6-3. 経歴・スキルに嘘はつかない
求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。
転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。
いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。
やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。
6-4. 複数のエージェントを使ってることは隠さない
転職エージェントを複数使う場合、他社も使っていることは、それぞれに隠さず伝えましょう。
言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。
- あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
- 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる
すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。
これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。
こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。
6-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。
長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。
以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。
- こういった求人はないか
- こんな業界は自分でも通るか
自動的に、後回しにされるリスクも
転職エージェントは、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。
その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。
更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。
この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。
6-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない
どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。そういった担当に当たってしまったら利用をやめましょう。
具体的には下記に2つ以上当てはまったら、危険なので、担当を変えてもらうか、そのエージェントの利用を止めましょう。
付き合うべきではない担当者の特徴 |
|
2つ以上当てはまった場合、下記の方法で担当を変えるか、そのエージェント自体の利用を止めましょう。
担当を変えたい場合
担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。
件名:担当変更のご相談
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。
しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。
つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。
お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。
担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。
各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。
エージェント自体の利用をやめる場合
基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。
ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。
エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。
件名:退会手続きのお願い
〇〇エージェント 〇〇様
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。
(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。
熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。
お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。
退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。
6-7. 「推薦状を見せてほしい」と伝える
エージェントは応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。
これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。
- 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
- 改めて自分のアピールポイントを整理したい
見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、エージェントにとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。
以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。
(参考)ひどい推薦文の例
〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。
コミュニケーション能力が高く、明るい方です。
ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。
6-8. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく
エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。
転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。
転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。
紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。
また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。
こうした話はしすぎないよう注意しましょう。
6-9. 最低限のマナーは守る
エージェントとのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。
こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。
また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。
応募する会社だけでなく、エージェントに対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。
7. 高卒の転職についてよくある質問
最後に、高卒の転職についてよくある以下の質問に回答していきます。
7-1. 高卒の女性におすすめの転職エージェントは?
女性の場合でも、正社員経験のある方なら、以下から年収別に選ぶべきという結論は変わりません。
~400万円 | 400~ 600万円 |
600万円~ |
|
マイナビエージェント | ◎ | ◎ | ◎ |
リクルートエージェント | ◯ | ◎ | ◎ |
doda | ◎ | ◯ | ◯ |
ワークポート | ◎ | ◯ | △ |
type転職エージェント | ◯ | ◎ | ◯ |
LHH転職エージェント | △ | ◯ | ◎ |
正社員経験のない20代の方は、以下のエージェントを選びましょう。
一部、女性特化の転職エージェントもありますが、おすすめしません。
結局上記のような大手エージェントの方が、女性のサポート実績も豊富で、女性向けの求人も多く、女性の転職には強いです。
女性に対応してもらいたければ、登録時に、備考欄に下記を書いておきましょう。
女性ならではのキャリアの相談がしたいため、女性のご担当者様をつけていただけるよう、お願いします。
7-2. 高卒でも大手に転職できる?
高卒でも、従業員数1,000人を超えるような大手に転職は可能です。
実際大手エージェント「doda」のページにある大手企業の求人のうち、3~4割は学歴不問になっています。
しかし、「人気企業ランキング」に名前が載るような大手企業では、高卒だと対象外になることが多いです。
また、以下の業界は、大手はどこも学歴を重視するため、高卒の方は転職が難しいです。
- 金融
- 保険
- コンサルティング
7-3. 高卒でも高収入が狙える仕事はある?
「営業職」や「ITエンジニア」だと、以下の理由で高卒でも高収入が狙いやすいです。
- 高卒でも未経験で始めやすい
- 学歴よりも、経験やスキルが重視される
営業職だと、不動産業界などで、成果を上げた分手当がつく実力重視の会社に入れば、学歴関係なく高収入が狙えます。
ITエンジニアは、プログラミングのスキルさえ磨けば、学歴関係なく歓迎されて、次の転職でも有利になります。
一定のスキルを身につけた段階で、より高年収の会社を狙って転職すれば、次々に年収を上げていくことも可能です。
7-4. 高卒の転職にベストなタイミングは?
すでに正社員として働いている方は、時期も含めてまずは転職エージェントに相談してみましょう。
「もう数年今の職場で働いた方が、次の転職で有利になる」のように、すぐの転職が向かない人がいるのも事実です。
転職エージェントでは、こうした時期のアドバイスももらえるため、まずは相談してみましょう。
まだ正社員でない方には、シンプルに求人が増えやすい以下の時期を狙うのがおすすめです。
- 2~3月:新年度に向けた募集や、年度末の退職者の補充で求人が増える
- 8~9月:下半期から始まる新しい事業に向けた採用が増える
まとめ
高卒の20代におすすめの転職エージェントについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
高卒でも正社員として働いていたり、経験がある方は、以下から現在の年収別に3社を選びましょう。
おすすめ度各社の特徴
・ おすすめ サイト |
~400万円 | 400~ 600万円 |
600万円~ |
・ マイナビエージェント |
◎ | ◎ | ◎ |
・ リクルートエージェント |
◯ | ◎ | ◎ |
・ doda |
◎ | ◯ | ◯ |
・ ワークポート |
◎ | ◯ | ◯ |
・ type転職エージェント |
◯ | ◎ | ◯ |
・ LHH転職エージェント |
△ | ◯ | ◎ |
・ おすすめ サイト |
|
・ マイナビエージェント |
新卒領域では最大手なのもあり、20代の若手のサポートに特に強い |
・ リクルートエージェント |
公開求人数が30万以上と最多の大手で、地方の求人にも強い |
・ doda |
リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る業界No.2 |
・ ワークポート |
IT・WEB・ゲーム業界に強く、未経験からの転職も得意 |
・ type転職エージェント |
ITエンジニア、営業職、女性のサポートに強く、主に一都三県が対象 |
・ LHH転職エージェント |
世界60の国と地域でサービス提供実績のある企業が運営元で、外資系の転職に強い |
また、正社員経験のない方には、以下の専門のエージェントをおすすめします。
当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。