税理士に強い転職エージェント5選|経験・年収別におすすめを厳選!

「税理士の転職におすすめの転職エージェントは?」「未経験からならどこがいい?」など、税理士向けの転職エージェントが気になっていませんか?
税理士の転職に強いと宣伝するエージェントはいくつもありますが、実績がほとんどなく、求人も少ないなど、イマイチなタイプも多いので注意しましょう。
特に近年は低品質な転職エージェントが急増していて、使うエージェントを間違えると転職の失敗につながります。
このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、税理士の転職で使うべき転職エージェントについて、以下の流れで解説していきます。
- 結論|税理士の転職にまず使うべき転職エージェント
- 税理士向けの転職エージェントの選び方
- キャリア別|税理士におすすめの転職エージェント5選
- 実務経験者向け|おすすめのスカウトサービス3選
- 税理士の転職にエージェントを使うべき4つの理由
- 転職エージェントを最大限活用するためにすべきこと
- 税理士の転職についてよくある質問
このページを読めば、税理士の転職にはどのエージェントを使うべきで、利用の注意点から使いこなすコツまで全てがわかり、転職エージェントで失敗することがなくなるでしょう。
著者:I.J(現役転職エージェント)
1. 結論|税理士の転職にまず使うべき転職エージェント
このページでは、税理士や科目合格者で、転職を目指す方におすすめの転職エージェントについて詳しく解説していきます。
長くなってしまったので先に結論をいうと、現在の経験や年収別に、以下のエージェントを選ぶべきです。
税理士・税務の仕事 経験者 |
未経験 | ||
年収 600万以下 |
年収 600万〜 |
||
1位. MS-Japan |
◎ | ◎ | ◎ |
2位. ヒュープロ |
◎ | ◯ | ◎ |
3位. ジャスネットキャリア |
◎ | ◯ | ◎ |
4位. レックスアドバイザーズ |
◯ | ◎ | △ |
5位. doda |
△ | ◎ | ◯ |
おすすめ順に並べているので、迷ったら士業特化の最大手「MS-Japan」を使っておきましょう。
参考までに、それぞれのエージェントを一言で表すと下記の通りです。
おすすめエージェント | 特徴 |
MS-Japan | 管理部門・士業に特化して30年以上の老舗で、税理士にも強い |
ヒュープロ | 税理士や会計士の転職に特化していて、税理士や会計事務所の求人数はトップクラス |
ジャスネットキャリア | 経理・会計士・税理士の転職に特化していて、担当者の専門性の高さが魅力 |
レックスアドバイザーズ | 会計士や税理士向けのハイクラス求人が充実している |
doda | 一般向けの転職サービス大手で、大手法人や一般企業、コンサルファームの税理士求人が充実 |
いずれ税理士の転職サポートを長年続けてきた老舗で、大手税理士法人から会計事務所、一般企業まで、幅広い職場とパイプを持ちます。
実務未経験でもサポートは受けられる
主に20代までが対象ですが、税理士としての実務未経験でも、エージェントのサポートを受けることは可能です。
事務所によっては、税理士の補助スタッフを募集していて、こうした求人紹介が受けられます。
以下に当てはまる方だと、未経験でもチャンスが大きいです。
- 働きながら勉強して、税理士合格を目指す
- 科目合格者
- 簿記2級の資格がある
- 会計ソフトでの経理業務経験がある
実務経験者には「スカウトサービス」もおすすめ
また、税理士や税務担当としての実務経験者の方は、以下のようなスカウトサービスも一つは使っておきましょう。
これは、経歴を登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サービスで、主に年収600万円以上の方を対象としています。
※ヘッドハンター:保有する求人にあった人材を探す転職エージェント
税理士の場合は、年収800万円を超えるスカウトがメインになるため、高年収を目指す方は利用必須です。
現在そこまでの年収がなかったり、一部の科目合格のみの方でも、実務経験があれば対象になる案件が多数あるので、登録する価値は十分です。
中でもおすすめは、スカウト型の最大手で、30,000社以上の企業からスカウトが受けられる「ビズリーチ」です。
2. 税理士向けの転職エージェントの選び方
税理士として転職を目指す方は、以下の方法で転職エージェントを選びましょう。
- 選び方1. 実績のある大手エージェントを選ぶ
- 選び方2. 自分の経験・年収に合わせて選ぶ
- 選び方3.担当を比べるためにも、3社は使う
この選び方がなぜ重要かを紹介していきます。
選び方1. 実績のある大手エージェントを選ぶ
転職エージェントは大手から中小まで二万社以上ありますが、実績のある大手だけを選ぶようにしましょう。
大手と中小のメリット・デメリットは下記の通りで、大手エージェントの方が転職時に強い味方になります。
採用側もまず大手を頼るため求人が豊富で、個別に紹介を頼まれた、表に出ない好条件な求人もたくさん持っています。
また、サポート経験が多い分、職場ごとに「面接でどう答えれば内定が出やすいか」といったデータも豊富に持っています。
求人、選考対策いずれの面でも優秀で、大手を使うだけでいい職場に入れる確率はグッと高まります。
大手にも下記のデメリットがありますが、使い方次第で解消できるため、大手を選べば間違いありません。
- ×忙しいので放置されることがある(一人の担当が何人もサポートする体制)
→まめに連絡を取ったり、積極的な姿勢を見せれば優先的に対応してくれる - ×中にはハズレの担当もいる
→エージェントを複数使えばハズレの担当者と付き合わなくて済む
知っておくべき裏事情:近年は低品質なエージェントが急増した
下記は厚生労働省の出す転職エージェントなどの職業紹介事業所の数の推移ですが、転職エージェントは、5年間で約1万社も急増しました。
引用:厚生労働省ホームページ
これには、資格さえあればインターネットを使うことで、簡単にエージェント業が始められるようになったという背景があります。
新設エージェントにも、優良なものはありますが、以下のようなタイプが多いのが実情です。
- 税理士法人や企業とのパイプが弱く、紹介できる求人が少ない
- 常に出回っているような、不人気な事務所の求人しかない
- 実績が少なく「応募先ごとにどう選考対策するべきか」といったノウハウがない
こうしたエージェントにあたると、手持ちの求人から内定を出そうと、希望と違う求人をごり押しさたり、転職失敗の原因にもなるため注意が必要です。
優良なものもありますが、見極めが難しいため、聞いた事もないような中小エージェントは避け、実績のある大手だけを使っておきましょう。
選び方2. 自分の経験・年収に合わせて選ぶ
また、転職エージェントは、税理士としてのキャリアが自分に合ったものを選んでおきましょう。
税理士向けのエージェントの中でも、それぞれ以下のように得意にしているジャンルが変わります。
- 税理士や税務スタッフ経験者のサポートに強い
- 経験者の中でも、年収600万円~のハイクラス案件に強い
- 実務未経験から、税理士法人・会計事務所を目指す人のサポートに強い
ミスマッチなものを選ぶと、「全然紹介が受けられない」「実力に見合った求人がない」といった事態になります。
必ず、このページを参考にキャリアに合ったものを使いましょう。
選び方3. 担当を比べるためにも、必ず3社は使う
以上の流れで大手エージェントを選んでも、ハズレの担当がつく場合もあるため、必ず3社は使い、担当者を比べるようにしましょう。
ハズレの担当としては、以下のようなパターンがあげられます。
- 税理士についての知識が不十分で、深い相談ができない
- 伝えた条件に合わない求人を紹介してくる
一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。
複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。
いくつ登録しても無料なのは変わらないため、優秀な担当を見極めるためにも、少なくとも3社は使っておきましょう。
また、転職エージェントごとにパイプの強い企業が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。
3. キャリア別|税理士におすすめの転職エージェント5選
今回当ページでは、税理士の転職に対応した転職エージェント10社以上を比較し、以下の観点で5社を厳選しました。
- 10年以上の実績がある大手
- 税理士や税務スタッフの求人が多い
- 使った人の評判が極めていい
5社について、税理士としてのキャリア別におすすめ度をまとめたのが以下です。
税理士・税務の仕事 経験者 |
未経験 | ||
年収 600万以下 |
年収 600万〜 |
||
1位. MS-Japan |
◎ | ◎ | ◎ |
2位. ヒュープロ |
◎ | ◯ | ◎ |
3位. ジャスネットキャリア |
◎ | ◯ | ◎ |
4位. レックスアドバイザーズ |
◯ | ◎ | △ |
5位. doda |
△ | ◎ | ◯ |
大手の法人から小さい事務所まで、税理士向けの優良求人はこれら5社に集中していて、ここから選べば間違いありません。
それぞれ、特徴を解説していきます。
3-1. MS-Japan:税理士は利用必須の老舗
「MS-Japan」は、税理士や会計士といった士業や、経理などの管理部門の転職に特化した転職エージェントです。
30年以上と、士業の特化型エージェントの中でもトップクラスの実績を誇ります。
大手法人から事業会社、コンサルファーム、小さい会計事務所まで幅広く対応しているので、税理士の転職には必須のサービスです。
向いている人 | 税理士・税務スタッフ志望の全ての人 |
求人数(税理士) | 約1,100件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社MS-Japan |
運営歴 | 1990年~ |
MS-Japan公式ページ:https://www.jmsc.co.jp
3-2. ヒュープロ:税理士の求人数はトップクラス
「ヒュープロ」は、税理士や会計業界でトップクラスの求人数を誇る大手の転職エージェントです。
都市部の会計・税理士事務所の求人が充実していて、他社にはない独自の求人も多数あります。
比較的新しいサービスですが、スピード感を強みとしているので、急ぎの転職を考えている方に特におすすめです。
向いている人 | 税理士・税務スタッフ経験者(年収~600万円)、未経験者 |
求人数(税理士) | 約6,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ヒュープロ |
運営歴 | 2015年~ |
ヒュープロ公式ページ:https://hupro-job.com
3-3. ジャスネットキャリア:専門性の高いサポートに定評あり
「ジャスネットキャリア」は、税理士や会計・経理に特化して約30年の歴史を持つ転職エージェントです。
長年の実績から職場ごとの情報に特に詳しく、専門性の高いアドバイスにも定評があります。
特に選考対策の質が高く、内定までのサポートの評判がいいので、選考に自信がない方は使っておきましょう。
向いている人 | 税理士・税務スタッフ経験者(年収~600万円)、未経験者 |
求人数(税理士) | 約1,100件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | ジャスネットコミュニケーションズ株式会社 |
運営歴 | 1996年~ |
ジャスネットキャリア公式ページ:https://career.jusnet.co.jp
3-4. レックスアドバイザーズ:税理士のハイクラス求人が充実
「レックスアドバイザーズ」は、会計・税務・経理・財務系の転職に特化した転職エージェントです。
特化型の中でも、マネージャーや管理職候補のハイクラス転職に力を入れています。
実務経験の豊富なベテランの方や、年収アップの転職にこだわる方は、必ず使っておくべき1社です。
向いている人 | 税理士・税務スタッフ経験者(年収600万円~) |
求人数(税理士) | 約1,100件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社レックスアドバイザーズ |
運営歴 | 2002年~ |
レックスアドバイザーズ公式ページ:https://www.career-adv.jp
3-5. doda:大手企業やコンサルファームと強いパイプあり
「doda」はパーソルキャリアが運営する、人材業界でトップクラスの実績と豊富な求人を持つ大手転職エージェントです。
あらゆる職種に強く、税理士や税務スタッフの転職サポートにも対応しています。
他の職種のサポートで、大手企業やコンサルファームと強いパイプがあるため、これらを目指す方は使っておきましょう。
向いている人 | 税理士・税務スタッフ経験者(年収600万円~) |
求人数(税理士) | 約700件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
運営歴 | 1989年~ |
doda公式ページ:https://doda.jp/consultant/
その他、税理士の転職に使えるエージェントまとめ
5社以外で、今回比較した税理士向けとして紹介されることの多いエージェントは以下の通りです。
税理士向け転職エージェント | 特徴 |
人材ドラフト | 会計・税理士事務所からのスカウトがもらえたり、転職支援が受けられる |
マイナビ税理士 | マイナビグループの運営する税理士特化のサービス |
ミツプロ | 税理士や税務スタッフのサポートに特化 |
アカナビ | レックスアドバイザーズの求人サイト版 |
ハイスタ税理士 | 税理士や科目合格者向けの転職エージェント |
税理士に特化したタイプもありますが、以下いずれかに当てはまり、まず使うべきエージェントではありません。
- ×求人が少ない
- ×まだ実績が少ない(設立10年未満)
- ×そもそも転職エージェントではない(自分で応募する求人サイトなど)
まずは5社からキャリア別に選び、それでもうまくかなかった方のみ、次の手段として使いましょう。
4. 実務経験者向け|おすすめのスカウトサービス3選
税理士や、税務担当としての実務経験のある方は、転職エージェントとあわせて以下のようなスカウトサービスにも1社は登録しておきましょう。
スカウトサービスは、経歴やスキルを登録して、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つサービスで、主に年収600万円以上の方を対象としています。
税理士の場合は、年収800万円を超えるスカウトがメインになるため、高年収を目指す方は利用必須です。
現在そこまでの年収がなかったり、一部の科目合格のみの方でも、実務経験があれば対象になる案件が多数あるので、登録する価値は十分です。
登録するとあなたのプロフィールがデータベースにのり、それを使う企業の人事やヘッドハンターの目に留まると、スカウトが受けられます。
登録後は待つだけでよく、職場からの直接のスカウトだといきなり面接に進んでスピーディーに内定が決まることもあるため、登録しておいて損はありません。
迷ったらどれだけの企業が使っているサービスかを公開していて、数が最多の「ビズリーチ」を選びましょう。
登録企業数 | 運営歴 | |
ビズリーチ | 約30,000社 | 2009年~ |
リクルートダイレクトスカウト | 非公表 | 2014年~ |
doda X | 非公表 | 2019年~ |
AMBI | 約2,800社 | 2017年~ |
ミドルの転職 | なし (在籍するエージェントからのスカウトのみ) |
2015年~ |
スカウトサービスの最大の強みは企業から直接スカウトが受けられることですが、企業数が多いほどチャンスは広がり、スカウトも増える傾向があります。
4-1. ビズリーチ
「ビズリーチ」は、毎月30,000人以上が登録している今最も勢いのあるスカウトサービスです。
即戦力人材を効率よく採用したい企業が続々と利用を開始していて、登録社数は30,000社を超えます。
一部有料の機能もありますが、最大の目玉である「企業からのスカウトの受け取り、返信」は無料プランでもできるので、まずは無料プランで使ってみるのがおすすめです。
有料プランの機能とは?
ビズリーチで月5,500円の有料プランに入ると開放される主な機能には、以下があります。
- サイト内の全ての求人の閲覧、応募ができる
- ヘッドハンターのスカウトが全て見られる
自分からも積極的に動きたい人向けの機能ですが、こうした人には、無料で使える転職エージェントの方がおすすめです。
紹介される求人にどんどん応募していくなど、自分からも積極的に動けますが、料金は一切かかりません。
ビズリーチは無料プランで使った上で、求人探しや応募には転職エージェントを活用しましょう。
求人数 | 約120,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
登録企業数 | 30,000社以上 |
在籍ヘッドハンター数 | 6,200人 |
ビズリーチ公式ページ:https://www.bizreach.jp
4-2. リクルートダイレクトスカウト
「リクルートダイレクトスカウト」は、ビズリーチの後を追うように始まった、転職業界最大手のリクルートが運営するスカウトサービスです。
登録に審査があるビズリーチに対し、審査なしで誰でも登録ができ、全機能を無料で使うことができます。
登録社数は非公開ですが、「最大手だし使っておこう」と考える企業の採用担当者は多いはずで、多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。
ビズリーチが審査に通らず使えなかった方や、さらに可能性を広げたい人は登録しておきましょう。
求人数 | 約196,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社インディードリクルートパートナーズ |
登録企業数 | 非公開 |
在籍ヘッドハンター数 | 4,300人 |
リクルートダイレクトスカウト公式ページ:https://directscout.recruit.co.jp/
4-3. doda X
「doda X」も、ビズリーチの後を追うように始まった、業界大手のパーソルキャリアが運営するスカウトサービスです。
dodaの転職エージェントはリクルートと一緒に使う企業も多く、こちらも多くの大手・優良企業が使っていることが推測されます。
他社にはない、パーソルの担当者からハイクラス求人の紹介が受けられるサービスもあるので、気になる方は企業スカウトとセットで使ってみましょう。
求人数 | 約49,000件 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
登録企業数 | 非公開 |
在籍ヘッドハンター数 | 約8,000人 |
doda X 公式ページ:https://doda-x.jp/
5. 税理士の転職にエージェントを使うべき4つの理由
求人サイトから自分で応募するなど他の方法もありますが、税理士の転職には、以下の理由で転職エージェントをおすすめします。
- 転職でのミスマッチが起きにくい
- 表に出ない好条件な求人に応募できる
- 選考で有利になりやすい
- 転職のあらゆるサポートが無料で受けられる
実際に使って良かったと感じている人の口コミと合わせて紹介していきます。
理由1. 転職でのミスマッチが起きにくい
転職エージェントを使えば、「いざ働き始めたら、思っていたのと違った」といったミスマッチは起こりにくくなります。
求人のデメリットや裏側も踏まえて、あなたの希望にマッチする求人だけを紹介してくれるからです。
エージェントは、求人票からは読み取れない、以下のような情報も大量に持っています。
- 職場の雰囲気はどうか、現場のリーダーはどんな人柄か
- 休みのとりやすさ、サービス残業の実態はどうか
- 直近でどれだけ人が辞めているか
現場に通って職員に話を聞いたり、過去にサポートした人へも聞き取りをして、こうした情報を日々集めています。
「厚生労働省の調査(令和5年)」によると、税理士の有効求人倍率は2.36と、全職種の平均1.35と大きな差があります。
これは、税理士の一人当たりの求人数が、他の職種の2倍近くあり、人手が足りない職場が他の職種より多いことを意味しています。
採用に苦労していてい、とにかく人が欲しいあまり、面接でも肝心なデメリットを教えてくれない事務所も多いのが現実です。
税理士の場合、いざ働き始めてから、以下のような隠れたデメリットに後悔するケースはよくあります。
- 「サービス残業が当たり前の社風」
- 「雑用ばかりで、スキルが全然身につかない」
- 「所長がパワハラ気質だったり、職場の人間関係が悪い」
エージェントはこうした職場ごとの悪い点についても先に教えてくれるため、転職の失敗を防げるようになります。
なぜここまでしてくれるの?
エージェントは、転職を成功させないと利益が出ない仕組みで、ミスマッチはエージェントにとっても損になるからです。
転職エージェントは、企業にあなたを紹介することで、企業から紹介料を受け取るビジネスです。
この紹介料は、仮にあなたが3ヶ月以内など短期で辞めた場合は、企業に返金するルールがあります。
あなたにすぐに辞められると、転職エージェントは紹介料が手に入らず、大損になるのです。
長く続けられる職場に転職してもらい、利益につなげるためにも、ミスマッチを防ぐことに全力を注いでくれます。
理由2. 表に出ない好条件な求人に応募できる
エージェントから紹介された非公開求人は、外資系クライアントを多く抱えるチームで、英語力も活かせる内容でした。
年収も700万円スタート、時短勤務もOKという条件で、まさか自分にこんな案件が来るとは思いもせず、非公開求人のレベル感に驚きました。
そもそもですが、下記のような優良な税理士の求人は、インターネットには中々出てきません。
- 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう求人
- 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない求人
- 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人
これらの求人は、企業側が取引のある転職エージェントに内々に相談し、そのエージェントに登録している人だけに紹介されます。
特に、人気の大手法人や待遇のいい税理士求人は、応募の殺到を避けるためにエージェント経由でのみ募集するケースが多いです。
転職エージェントを使えは、求人サイトにはないこれらの高品質な非公開求人にも応募ができます。
逆に言うと、インターネットに出ている公開求人は、幅広く募集しないと人が集まらない低品質なものが多いので、注意しましょう。
理由3. 選考で有利になりやすい
自己PRが苦手で毎回面接に苦戦していましたが、エージェントの方と一緒に「どんな相談を解決したか」「どう信頼を得たか」を整理することで、伝え方が大きく変わりました。
模擬面接のサポートもあり、本番ではスムーズに話せたことが評価につながりました。
転職エージェントを使うことで、直接申し込んだ人よりも、選考が有利に進むことがあります。
採用側からすると、どこの誰かわからない人よりも、転職エージェントがプッシュしてくる人の方が安心して採用することができるからです。
エージェントは、企業側に書類に書けないあなたの魅力をアピールしてくれ、優秀なエージェントだと、面接で失敗しても結果を覆してくれることもあります。
また、大手だとサポート実績が多い分「どんな人に内定が出て、逆にどんな人は落ちやすい」といったデータも豊富に持っていて、万全の選考対策を受けることもできます。
理由4. 転職のあらゆるサポートが無料で受けられる
初めての転職活動で不安も多かったのですが、履歴書の作成方法から丁寧に教えていただけて心強かったです。
勤務中で返信が遅れても、LINEで進捗を共有していただけたり、夜の面接にも柔軟に対応していただけたおかげで、ストレスなく進められました。
転職エージェントを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で企業とやりとりする必要がなくなります。
- キャリアの相談
- 求人の紹介
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 面接や入社の日程調整
- 年収交渉
自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたは、選考対策だけに集中できるようになります。
特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。
転職エージェントは現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。
デメリットは使い方次第で解消できる
転職エージェントには以下のデメリットもありますが、このページで紹介している通りに選ぶことで、いずれも解消が可能です。
- ×ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
→実績のある大手のエージェントだけを使う
→3社以上使い、ハズレの担当がついたエージェントの利用をやめる - ×相手にしてもらえず、満足いくサポートを受けられないことがある
→自分の経験・年収に合ったエージェントを選ぶ
また、税理士の転職に使える他のサービスと比べた結果は以下の通りで、全ての面で優れているのは転職エージェントだけでした。
サポート | 求人の質・量 | 選考の有利さ | |
①転職エージェント | ◎ 相談〜内定後の交渉まで |
◎ 良質な非公開求人、数多い |
◎ 選考対策・プッシュあり |
②スカウトサービス | △ 企業からのスカウトなら無し |
◎ 良質な非公開求人、数多い |
○ 企業スカウトなら書類選考なし |
③求人サイト | × 自分でやる |
△ 公開求人、数少ない |
× 自力で頑張る |
そのため、転職エージェントは必ず使っておきましょう。
(参考)求人サイトは使うべき?
その他の転職サービスに、求人を自分で探して応募する求人サイトがありますが、税理士の方は使う必要はありません。
最大手のリクナビNEXTにもほとんど求人がないなど、求人サイトでの税理士の採用をする法人がシンプルに少ないからです。
また、ネットから誰でも応募できる求人は幅広く募集しないと人が集まらない低品質なものが多いので注意しましょう。
税理士の方は、転職エージェントとスカウトサービスだけ使っておけば間違いありません。
求人を自分で調べたい方もいるかもしれませんが、転職エージェントもスカウトサービスも、公式サイトで求人検索ができるため、これを活用しましょう。
6. 転職エージェントを最大限活用するためにすべきこと
ここでは、転職エージェントの裏事情も踏まえ、最大限活用するためにすべき以下9つのポイントを紹介していきます。
- 最初の申し込みを丁寧に行う
- 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
- 経歴・スキルに嘘はつかない
- 複数のエージェントを使っていることは隠さない
- 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
- 担当者が使えないと判断したら付き合わない
- 「推薦状を見せて欲しい」と伝える
- 「転職したら3年は頑張りたい」と言っておく
- 最低限のマナーは守る
6-1. 最初の申し込みを丁寧に行う
優秀な担当者をつけてもらうために、登録時の情報入力は省略せず、できる限り丁寧に行いましょう。
入力が適当だと、「この人は転職するかわからないから、実力ある担当をつけるのはもったいないな。新人に任せてみよう。」となり、優秀な担当がつかないリスクがあるからです。
下記を意識し、転職への熱意を伝え、優秀な担当をつけてもらいましょう。
- 入力が任意の箇所でもできる限り全て埋める
- 転職予定時期を選ぶ箇所があれば、「すぐにでも」やそれに近い回答を選ぶ
- 経歴を書く場面があれば、強みになりそうな経歴は省略せずに書く
6-2. 希望の転職時期は「1日でも早く」と答えておく
最初の面談でも、エージェントに希望の転職時期を聞かれますが、「1日でも早く転職したい」と答えておきましょう。
エージェントは内定が決まって初めて企業から手数料がもらえ、それが個人のノルマになったり、ボーナスを決める要因になります。
以下のような方はどんなに優秀でも、自然と対応の優先度が下がります。
- 転職予定がかなり先
- そもそも転職への意欲が低い
すぐにでも転職したい意思を伝えることで、「早く売り上げにつながる人」と判断され、優先的に対応してもらうことができます。
6-3. 経歴・スキルに嘘はつかない
求人を紹介するにあたって最初に経歴やスキルを聞かれますが、なるべく嘘のない回答を心がけましょう。
転職エージェントにとっては、転職する本人だけでなく、手数料をくれる企業側との関係も大事です。
いざ働き始めてから「紹介された人材が話と違う」となると、エージェントは企業からの信頼に傷がつきます。
やり取りの中で嘘がわかると、企業との関係が悪くなるのを恐れて求人紹介が減るため注意しましょう。
6-4. 複数のエージェントを使ってることは隠さない
転職エージェントを複数使う場合、他社も使っていることは、それぞれに隠さず伝えましょう。
言いにくいと感じるかもしれませんが、隠すのには以下のリスクがあります。
- あなたの希望求人のイメージに誤解が出る
- 結果として、的外れな求人紹介ばかりになる
すでに他社で応募した求人を紹介されたときに、隠していると「すでに応募済み」とは言えず、適当な理由で断るしかなくなります。
これを繰り返すと、本当はあなたに合った求人も、「前に似た求人を断られたな」と思われ紹介されなくなり、希望とズレたものばかり紹介されるようになります。
こうならないためにも、他社を使っていることは、話しておきましょう。そもそも複数社使うのはごく普通のことで、気にする必要はありません。
6-5. 少なくとも2週に一度はコンタクトをとる
登録後は、少なくとも2週に一度は、エージェントにコンタクトを取るようにしましょう。
長期間連絡しなかったり、応募をしない期間が続くと、「転職が決まって活動を終了した」と判断され、求人が紹介されなくなります。
以下のような簡単な質問でいいので、日頃からこまめにしておきましょう。
- こういった求人はないか
- こんな業界は自分でも通るか
自動的に、後回しにされるリスクも
転職エージェントは、企業から紹介の依頼を受けると、自社のシステムから転職活動中の候補者を絞ります。
その際以下のように情報の更新日(最後にコンタクトを取った日)が新しい人から順に候補者が表示され、エージェントはこれを見て求人紹介をしていきます。
更新日が古いとあなたの名前がエージェントの目にも触れず、機械的に後回しになるリスクがあります。
この点も意識し、こまめに連絡は取るようにしましょう。
6-6. 担当者が使えないと判断したら付き合わない
どんなに大手の優良エージェントでも、仕事のできない担当者は存在します。
例えば以下のようなケースで、こうした担当に当たったら、変更してもらうか、利用自体をやめましょう。
付き合うべきではない担当者の特徴 |
|
担当を変える場合、利用自体をやめる場合でそれぞれ手続き方法を紹介していきます。
担当を変えたい場合
担当者を変えたい場合は、問い合わせフォームに以下の文章を送りましょう。
件名:担当変更のご相談
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
私は現在、(担当者名)様に転職サポートをして頂いており、熱心なアドバイスや求人紹介には大変感謝しております。
しかし、(担当者名)様の考える転職プランと、私の理想のキャリアプランにズレを感じており、ご本人にも何度か相談しましたが、改善も困難と考えております。
つきましては、もし可能でしたら、担当者を変更していただけないでしょうか。
お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。
担当者に直接伝える方法もありますが、言いにくいと感じる方が多いです。
各社公式ページやマイページで問い合わせフォームを用意しているため、これを活用しましょう。
エージェント自体の利用をやめる場合
基本的に面談や面接の約束をしていないのであれば連絡を無視すれば大丈夫です。
ただ、連絡がしつこくくる場合は、退会の手続きをしましょう。
エージェント自体の利用をやめる場合は、問い合わせフォームや担当者へのメールで、以下の文章を送りましょう。
件名:退会手続きのお願い
〇〇エージェント 〇〇様
いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。
この度、転職活動を休止することとなり、それに伴い退会の手続きをお願いしたいです。
(担当者名)様には、親身に相談に乗っていただき、たくさんの求人をご紹介いただいたのですが、改めて自分のキャリアを考えた際に、もう少し今の職場で頑張ろうと思いました。
熱心にサポートして頂いたにも関わらず、申し訳ございません。
お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。
退会にあたって、料金がかかるなどのペナルティは一切ありません。
6-7. 「推薦状を見せてほしい」と伝える
エージェントは応募の際に、企業にあなたの強みを客観的な視点で伝える推薦状をつけてくれます。
これについて、以下の理由で見せて欲しいと伝えてみましょう。
- 面接での自分の発言と違いが出ないか不安
- 改めて自分のアピールポイントを整理したい
見せてくれるかは担当によりますが、こうすることで、エージェントにとって「人事にしっかりアピールできるものを書かないと」というプレッシャーになります。
以下のように、定型文のような、手抜きの推薦文を出すエージェントもいますが、そういったことの防止になります。
(参考)ひどい推薦文の例
〇〇大学を卒業後、△△社にて営業職として5年勤務されていました。
コミュニケーション能力が高く、明るい方です。
ぜひ一度お会い頂きますよう、お願い申し上げます。
6-8. 「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と言っておく
エージェントに対して、「転職したら3年は辞めずに頑張りたい」と日頃から言っておきましょう。
転職エージェントは、転職した人が早期退職すると、企業から受け取った手数料を返還する決まりがあります。
転職してもすぐ辞めそうな人は、結局売り上げにつながらない可能性が高く、エージェントにとってサポートするメリットが薄いです。
紹介される求人が減ることもあるため、こうした見られ方をしないためにも、長く続ける意思は示しておきましょう。
また、前職の不満のようなネガティブな話ばかりの人も、「文句ばかりで仕事が続かない人」という印象を持たれやすいです。
こうした話はしすぎないよう注意しましょう。
6-9. 最低限のマナーは守る
エージェントとのやり取りでは、面談の時間に遅れない、遅れる際は連絡を入れるのように、最低限のマナーは守りましょう。
こうした常識がないと、「マナーがない=企業にも悪印象を与える人材で内定の見込みが少ない」と判断され、対応の優先度を下げられます。
また、担当者も人間ですから、個人的な感情で、力の入れ具合が変わることも多いです。
応募する会社だけでなく、エージェントに対しても感謝の気持ちを持って、丁寧な対応を心がけましょう。
7. 税理士の転職についてよくある質問
最後に、税理士の転職についてよくある以下の質問に回答していきます。
- 税理士の転職は何歳まで?40代以上もできる?
- 税理士は転職で1,000万円以上目指せる?
- 税理士の転職先とは
Q1. 税理士の転職は何歳まで?40代以上もできる?
税理士の転職は、実務経験がある方なら40代以上も含め、中高年でも普通にすることは可能です。
「日本税理士連合会のデータ」によると、税理士の年代で最も多いのは60代で、40代以上が約9割を占めます。
「MS-Japan」には、シニア歓迎となっている求人もあるなど、中高年にも十分転職のチャンスはあります。
Q2. 税理士は転職で1,000万円以上目指せる?
以下の管理職クラスになると、1,000万円以上も夢ではありません。
- BIG4(KPMG税理士法人、EY税理士法人、デロイトトーマツ税理士法人、pwc税理士法人)
- 国内の大手税理士法人(辻・本郷税理士法人など)
1,000万円以上も目指したい方は、これらの大手法人への応募を検討しましょう。
すぐに応募は難しい方は、将来的にこうした大手を目指すために、どういったキャリアを歩むべきか、エージェントに相談しましょう。
Q3. 税理士の転職先とは?
税理士の主な転職先や、特徴、向いている人について以下に全てまとめました。
転職先 | 特徴 | 向いている人 |
中小の会計事務所・税理士法人 | いろいろな業務をひと通り任されることが多く、社長や個人事業主など身近な人の税務を直接サポートする場面も多い。 | ・まずは幅広く経験を積みたい人 ・現場で手を動かして実力をつけたい人 |
大手税理士法人 (辻・本郷税理士法人など) |
分業されていて担当業務がはっきりしており、法人税や相続税などを専門的に扱うことができる。教育制度も整っている職場が多い。 | ・特定の税目に集中したい人 ・大規模法人の対応に携わりたい人 |
一般企業の経理・税務 | 自社の税務申告、決算対応、税務調査対応などが主。長く働きやすい環境の職場が多い。 | ・毎月の仕事の流れが決まっている方が安心な人 ・家庭やプライベートも大事にしたい人 |
BIG4 (KPMG、EY、デロイトトーマツ、pwc) |
外資系企業や上場企業の税務をサポートする仕事が多く、スピードも要求される反面、やりがいも大きい。英語を使う場面もある。 | ・英語力がある人 ・成果重視の厳しい環境で成長したい人 |
コンサルファーム | 税金だけでなく、会社の合併や後継者の問題など、経営の大きな場面に関わることができる。書類作成より提案や調整の場面が多い。 | ・数字をもとに考えて工夫するのが好きな人 ・問題を見つけて解決する役割にやりがいを感じる人 ・社長や経営層とやり取りしたい人 |
金融機関(信託・保険・銀行など) | 相続や財産管理の相談に乗ることが多く、税理士の知識を使ってお金のアドバイスをする。営業職とチームで動く場面もある。 | ・税金の知識を使って相談を受ける立場になりたい人 ・相続や資産に関わる仕事に興味がある人 |
どこを目指すか迷う方は、幅広い業種に対応した「MS-Japan」への相談がおすすめで、自分に合った職場を教えてもらえます。
まとめ
税理士向けの転職エージェントについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
税理士として転職を目指す方は、以下の方法で転職エージェントを選びましょう。
- 選び方1. 実績のある大手エージェントを選ぶ
- 選び方2. 自分の経験・年収に合わせて選ぶ
- 選び方3.担当を比べるためにも、3社は使う
具体的には、実務経験や現在の年収別に、以下のエージェントを選ぶべきです。
税理士・税務の仕事 経験者 |
未経験 | ||
年収 600万以下 |
年収 600万〜 |
||
1位. MS-Japan |
◎ | ◎ | ◎ |
2位. ヒュープロ |
◎ | ◯ | ◎ |
3位. ジャスネットキャリア |
◎ | ◯ | ◎ |
4位. レックスアドバイザーズ |
◯ | ◎ | △ |
5位. doda |
△ | ◎ | ◯ |
実務経験者の方は、転職エージェントとあわせて以下のようなスカウトサービスにも1社は登録しておきましょう。
- ビズリーチ ★最もおすすめ
- リクルートダイレクトスカウト
- doda X
当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。
所内の人間関係や離職率、繁忙期の雰囲気など、求人票には載らない情報をエージェント経由で聞けたのが大きかったです。
おかげで、本当にマッチした職場が見つかり、不満なく働けています。
特に「残業少なめ」と言いつつ実際は毎晩21時退社、のような話は事前に聞いてなかったら、間違って応募していたと思います。裏情報は重要ですね。