「住友不動産に転職すべき？」「住友不動産に転職するにはどうすればいい？」など、住友不動産株式会社（以下、住友不動産）への転職を検討していませんか？

大手ディベロッパーとして、転職人気ランキング上位の住友不動産ですが、社内からは悪い口コミもあり、知らずに入社すると後悔する可能性があります。

また、住友不動産は転職難易度も高く、十分な対策が必要ですが、選考を有利に進められるコツも存在します。

このページでは転職エージェントとして数多くの人の転職をサポートしてきた筆者が住友不動産へ転職をする上で知っておくべき全てのことを以下の流れで解説します。

1. 住友不動産への転職｜評判・年収・難易度まとめ
2. 住友不動産の求人・採用情報
3. 住友不動産はそもそもどんな会社か
4. 住友不動産の社員からの口コミ・内部事情
5. 住友不動産の中途採用の面接想定質問40選と、面接・書類選考のポイント集【年齢別】
6. 住友不動産の選考を有利にするために絶対に知っておくべき1つのこと
7. 住友不動産の転職で使うべきエージェント3選
8. 住友不動産への転職に関するQ&A

最後まで読めば、住友不動産に転職すべきか、転職を目指す際は何をすべきかわかり、住友不動産への転職で失敗しなくなるでしょう。

著者：I.J（現役転職エージェント）

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30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当（採用企業側の担当）も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. 住友不動産への転職｜評判・年収・難易度まとめ

住友不動産は、旧財閥系の大手ディベロッパーで、都市開発から不動産仲介業まで幅広く手掛けています。

まずは、住友不動産について、評判、年収といった転職前に知っておくべきポイントを紹介します。

1-1. 住友不動産の社員からの評判

口コミサイトをもとに社員からの住友不動産の評判をまとめると、以下の通りになります。

	評価	人気企業内順位
待遇	2.9	220位/300社
ワークライフバランス	2.7	269位/300社
キャリア・成長	3.2	111位/300社
やりがい	3.5	179位/300社
職場の雰囲気	3.7	271位/300社

社員からの口コミ、他の人気企業との比較を簡単にまとめると、下記の通りです。

• ◎総合職の場合は、待遇も良く、街づくりといった大手ディベロッパーならではの業務に携わることができる
• ◯営業の場合は、年次問わず成績が良ければ待遇が良い
• △フレックス制度など働きやすい制度を導入しているが、基本的にはハードワークとの声が多い
• △成果が出せない場合は、待遇やフォローアップ面も含めて不満を持つ方が多い

住友不動産とあわせて検討される企業との比較

住友不動産とあわせて検討されてるのが、以下の企業です。

• 三菱地所.:丸の内の開発などで有名な、三菱グループの大手ディベロッパー
• 三井不動産.:日本橋の開発などで有名な、三井グループの大手ディベロッパー
• 東京建物.:シリーズマンション「Brillia（ブリリア）」などで有名な、大手ディベロッパー

それぞれの会社の社内からの評価を比較すると以下の通りで、最高得点を赤字にしています。

比較すると、大手ディベロッパーの中では全体的にスコアは低めとなっています。

私が転職エージェントとして聞いた実際の社員の声

私が転職エージェントとして働く中でも、元社員の方から、以下のような声をよく聞きます。

• 営業で成果をあげれば、年次問わず高年収を達成できる
• 総合職の場合は、街づくりといった大手ディベロッパーならではの経験ができる

ただ、成果主義でハードワークな社風なので、飛び抜けて成績が良くないと居づらい環境という声もあります。

過去にサポートした中でも、「ハードワークに耐えることができない」との理由で転職を希望される方もいたため、この点には注意しましょう。

1-2. 住友不動産の平均年収

住友不動産の正社員の平均年収は、730万円です。

しかし、同じ大手ディベロッパーと比べると以下の通りで、年収や待遇の満足度が低い点には注意しましょう。

※各社最新のIR情報・就職情報サイト・口コミサイトを参考に作成

とにかく高い年収を求める方は、「三井不動産」「三菱地所」といった競合他社も検討しましょう。

年齢別の給与水準

口コミサイトを元に集計すると、住友不動産の年齢別の給与の平均値は以下の水準です。

役職、残業時間によっても左右されますが、平均すると、上記の水準になります。

1-3. 住友不動産の転職難易度

住友不動産への転職難易度は「高い（高度なスキルや経験が必須）」です。

中途採用を積極的に行っていて、高い知名度などから、転職人気企業ランキング上位の常連で、高い倍率を勝ち抜かなければいけません。

そのため、以下を徹底しないと合格は難しいでしょう。

• 自分の経験、スキルに合ったポジションに応募する
• 求める人物像を理解し、活躍できる人材であることをアピールする

1-4. 住友不動産へはどうやって応募すべきか

住友不動産に応募するには、以下の3つの方法がありますが、必ず転職エージェントを使い応募しましょう。

• 住友不動産の「中途採用サイト」
• 「リクナビネクスト」などの転職情報サイト
• 転職エージェント

転職エージェントを使うべきなのは、以下の点で住友不動産の転職に有利になるからです。

• インターネット上に出ていない、住友不動産の非公開求人に応募できる
• 住友不動産の傾向を踏まえた選考対策（面接対策、書類添削）をしてくれる
• 住友不動産側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
• 内定時に給与交渉をしてくれる

ページの後半で、転職エージェントについて詳しく解説をしますが、住友不動産に転職したい方が使うべきエージェントは下記の3社です。

• doda（全ての人におすすめ）
• マイナビエージェント（20代、30代に特におすすめ）
• JACリクルートメント（年収600万円以上の人におすすめ）

上記の3社に登録し、「住友不動産に転職したい」と伝え、サポートを受けましょう。

上記エージェントは先ほど住友不動産と比較した他社への転職にも強いので、他社に応募する際にも使えます。

2. 住友不動産の求人・採用情報

ここでは住友不動産の中途採用について、どんな求人があるか、またどんな人物が求められているかを紹介します。

2-1. 採用職種

住友不動産の職種は大きく分けると下記の4種類です。

上記のような職種がありますが、中途採用では全ての職種で幅広く募集を行っています。

具体的に出ていた求人を以下で紹介します。

2-2. 求人情報

過去に「doda」「マイナビエージェント」「JACリクルートメント」といった大手転職エージェントや「採用ページ」で募集されていた求人情報をご紹介します。

総合職

総合職においては、経理や社内弁護士などの募集を行っています。

営業職

営業職においては、注文住宅やリフォームの営業などの募集を行っています。

技術職

技術職の場合、施工管理をはじめ社内SEなど幅広い職種で募集を行っています。

スタッフ職

スタッフ職の場合、契約社員としての募集が多く、正社員の募集としては、上記のカスタマーサポートのポジションで募集を行っています。

2-3. 採用メッセージ、求められる人物像

住友不動産は、中途採用ページ内で入社後活躍している人物像を以下としていました。

当社では、業容の拡大に合わせて、積極的にキャリア採用を行ってきました。その結果、ほとんどの社員は中途社員になります。 建設・不動産業界出身の方に限らず、様々な経歴をお持ちの方、幅広い年齢層の方が入社しています。
他業界出身（教育、ブライダル、アパレル等）であっても意欲のある方、コミュニケーション能力の高い方など様々な方が活躍しています。（引用元：住友不動産）

また、社員からの口コミでは、営業職を中心に”成果主義”や”ハードワーク”という言葉がよくあがっています。

上記を踏まえると、以下のような点をアピールすると良いでしょう。

• ハードな環境でも高い意識を持って仕事に取り組める人物であること
• 営業や接客などで対人折衝を積んだ、もしくは高いコミュニケーション能力を有している人物であること

逆に言うと、上記のスキル・性格、実績がない場合、転職は難しく、たとえ入社できてもミスマッチがおき、後悔する可能性がありますから注意しましょう。

3. 住友不動産はそもそもどんな会社か

引用:Google Maps

住友不動産は、東京都心部のオフィスビルを多数保有する大手ディベロッパーです。

高級賃貸の「ラ・トゥール」シリーズや住宅リフォーム「新築そっくりさん」なども有名です。

会社ホームページ：https://www.sumitomo-rd.co.jp/

3-1. 会社概要

3-2. 事業内容

住友不動産の事業内容は以下のとおりです。

3-3. トップメッセージ

引用：住友不動産

住友不動産は、1949年に住友グループの中核として設立された、日本を代表する総合不動産会社です。

設立以来、オフィスビル賃貸事業を中心に、分譲マンションや住宅リフォーム、不動産仲介など幅広い不動産事業を展開し、関連分野にも事業を広げてきました。

同社の成長の軸は東京都心のオフィスビルを中心とする賃貸事業で、1970年代からの再開発により、地域の課題解決にも貢献してきました。

今後は、災害に強く環境にやさしい街づくりを推進し、新たな価値の創造とサステナブルな社会の実現に向けて挑戦を続けます。

3-4. 今後の事業展開

住友不動産グループは、2024年に「持続的成長戦略」の積極的見直しを行なっています。

オフィスビル賃貸事業、分譲マンション事業を中心に回復軌道に乗っており、次期中期経営計画での経常利益3千億円の達成を見込んでいます。

また、以下のような大型案件へも注力予定で、合わせて2兆7千億円を投資予定です。

• 森ビルとの共同での大型都市再開発「六本木五丁目再開発」
• インド・ムンバイ中心部での 大型複合開発用地の獲得

上記のように、更なる成長を見込む場面ですので、求める人物像でも述べたようなハードな環境でも高い意識を持って仕事に取り組めるような方に向いた企業といえます。

4. 住友不動産の社員からの口コミ・内部事情

改めて、住友不動産社員からの口コミ、他の人気企業との比較をすると以下の通りです。

	評価	人気企業内順位
待遇	2.9	220位/300社
ワークライフバランス	2.7	269位/300社
キャリア・成長	3.2	111位/300社
やりがい	3.5	179位/300社
職場の雰囲気	3.7	271位/300社

この章ではそれぞれの項目でどんな口コミがあったかを、内部事情を合わせて解説します。

端的にまとめると下記のメリット・デメリットがあるといえます。

• ◎総合職の場合は、待遇も良く、街づくりといった大手ディベロッパーならではの業務に携わることができる
• ◯営業の場合は、年次問わず成績が良ければ待遇が良い
• △フレックス制度など働きやすい制度を導入しているが、基本的にはハードワークとの声が多い
• △成果が出せない場合は、待遇やフォローアップ面も含めて不満を持つ方が多い

4-1. 待遇に関する口コミ

• 営業職では給与の多くが歩合を占める
• 総合職はトップセールスには及ばないが高待遇なので満足している人が多い

待遇に関する評価は人気企業300社の中でも下位です。

特に多い口コミは、中途での採用数が多い営業では、歩合がほとんどを占めるというものです。

戸建て住宅の営業において、契約後に物件の引き渡しまで完了してから歩合が支払われる仕組みです。

歩合のため、トップ層では年収2,000万円を目指すことも可能ですが、割合は多くありません。

また、総合職は、売れている営業ほどの賞与は見込めないものの、全体的に年収は高いので満足されている方が多いです。

総合職の場合は、若手の間の昇格・昇給ペースは早く、新卒入社後5年目以降に管理職扱いとなり、30歳前後で年収1,000万円となります。

参考：役職別の年収目安

住友不動産（総合職）の役職別の年収の目安は、それぞれ下記の通りとなっています。

4-2. ワークライフバランスに関する口コミ

• 営業職の場合は、フルフレックスで縛りは少ないが、業務の都合に合わせて土日の稼働は多い
• 有給休暇は、営業の場合、成績や営業所の雰囲気次第で取りづらいとの声も

ワークライフバランスに関する評価は人気企業300社の下位です。

特に多い口コミは、改善傾向にあるものの、ハードワークとなりやすいというものです。

個人向けの営業の場合は、顧客の都合に合わせて稼働することが多いため、土日祝の稼働をする方が多く、休日も協力会社などからの連絡には対応している方が多いです。

また、ビルの担当の場合も、土日問わず連絡が来るため、あまり休んでいる気はしないとする声も多いです。

また、夏季休暇や最低限の休日は取得できるものの、顧客を取り続けないといけない以上、成績や営業所の雰囲気によっては有給は取りづらいとする方もいます。

会社全体の残業時間の平均は42時間ほどとなっており、部署によってはハードワークが必要です。

4-3. 成長・キャリアアップに関する口コミ

• 初期研修以降は、実務を通して成長を図っていく
• 裁量権が大きいので、取り組み次第では成長しやすい
• 個人プレーとなりやすいため、あまり手厚い指導を受けられない

成長・キャリアアップに関する評価は人気企業300社の平均からやや上位相当です。

研修があるものの、基本的には実務を通して成長・キャリアを図っていきます。

新卒・中途ともに入社後は1~2ヶ月間集中して研修を行い、その後は現場でのOJTの他、フォローアップ研修が4ヶ月ほど行われます。

営業職は特に、裁量権が大きいため、取り組み次第で成長しやすい環境と話す方もいます。

ただし、入れ替わりが激しく、個人の成績を優先せざるを得ない環境なので、あまりフォローアップ体制が充実しているとは言えないとする声もあります。

4-4. やりがいに関する口コミ

• 総合職の場合、大手ディベロッパーならではの仕事に携わることができる
• 営業の場合は歩合で年収が決まるので、待遇がやりがいとする方が多い
• 物件の引き渡しの際に、顧客から感謝の声をもらえる点にやりがいと感じるという方も多い

やりがいに関する評価は人気企業300社の平均からやや下位相当です。

総合職の方からは、街づくりといった大手ディベロッパーならではの仕事に携われる環境にやりがいを感じるとの声がありました。

また、営業職の方では、入社年度や経験ではなく、成績に応じて歩合が出る点にやりがいを感じると話す方が多数います。

そして、待遇面だけでなく、物件引渡しの際にお客様から感謝の声を貰える点も魅力と語る方もいます。

しかし、常にノルマを追うことになるので、成績が振るわないと精神的に辛いと話す方も多くいます。

4-5. 職場の雰囲気・人間関係に関する口コミ

• 成果主義の社風で、営業の場合は顕著に現れる
• 意思決定はトップダウンと話す方が多い

職場の雰囲気・人間関係に関する評価は人気企業300社の下位となっています。

特に多い口コミは、成果主義の社風で、営業職ではそれが顕著というものです。

成績が良い場合は居心地が良く、逆に成績が良くない場合は居場所がないと話す方が多数います。

また、意思決定はトップダウンとする声は非常に多いです。

参考：住友不動産から転職で出ていく人の事情

住友不動産は、高い知名度や、年収の高さから人気の企業です。

しかし、成果主義のためノルマがきつい、体育会系文化なので空気感が合わないといった理由で転職を検討されています。

5. 住友不動産の中途採用の面接想定質問40選と、面接・書類選考のポイント集【年齢別】

この章では、住友不動産の中途採用選考でアピールすべきポイントや、面接の想定質問を紹介します。

• 住友不動産の中途採用で聞かれる想定質問40選
• 住友不動産の中途採用選考でアピールすべきポイント

5-1. 住友不動産の中途採用で聞かれる想定質問40選

住友不動産の面接を想定して、想定質問を作成しました。年齢別に以下のように40個用意しましたので、準備しましょう。

• 全ての人が準備すべき質問10個
• 若手社員（第二新卒〜20代）が準備すべき質問10個
• 中堅社員（30代前後）が準備すべき質問10個
• 管理職、シニア（40代以上）が準備すべき質問10個

このページでは、どの企業でも聞かれるような、一般的な質問はあえて入れませんでした。

一般的な質問や、答え方を「プロ直伝！転職面接の質問99例の答え方とわかりやすく伝える全ノウハウ」でまとめていますので、合わせてしっかり準備しましょう。

全ての人が準備すべき質問10個

1. 不動産業界の知識を活かして、どのような点で住友不動産に貢献できると考えていますか？
2. お客様との信頼関係を築くために、具体的にどのような対応を心がけていますか？
3. 過去の業務で、課題を解決するために自ら率先して行動した事例を教えてください。
4. 他部門との連携を強化するために実施した具体的な取り組みと、その成果について教えてください。
5. 不動産業界の最新トレンドや市場の変化に対し、どのように対応してきましたか？
6. 責任ある立場で、複数の業務を効率的に管理した経験があれば、具体的な工夫や成果を教えてください。
7. これまでのキャリアの中で、不動産業界で学んだ重要な教訓があれば教えてください。
8. プロジェクトのスケジュールが遅延しそうな状況で、どのように対応し、成果を出しましたか？
9. 顧客満足度を高めるために特に重視していることを、具体的な事例を交えて教えてください。
10. 不動産業界での知識や経験を、住友不動産でどのように役立てたいと考えていますか？

若手社員（第二新卒〜30歳前後）が準備すべき質問10個

1. これまでの業務で、早期に成果を出すために工夫した点があれば教えてください。
2. 不動産業界で初めて学んだことや驚いたことは何ですか？その経験が自身にどう影響しましたか？
3. 新しい知識やスキルをどのようにして仕事に取り入れ、成果につなげていますか？
4. 業務での課題を乗り越えるために、どのようにアプローチし、改善したかを教えてください。
5. 若手として、業務において率先して行動したことがあれば、その内容と成果について教えてください。
6. 周囲のアドバイスやフィードバックを業務でどのように活用していますか？
7. 自身の目標に向かって、今までどのようにスキルアップに努めてきましたか？
8. 自分の強みを発揮して貢献できた業務やプロジェクトがあれば教えてください。
9. 職場で意見を出しにくい場面で、どのように対応し、解決しましたか？
10. 若手として住友不動産でどのように成長していきたいと考えていますか？

中堅社員（30代〜40歳前後）が準備すべき質問10個

1. 中堅社員として、他メンバーをどのようにサポートし、成果を上げてきましたか？
2. チームで成果を出すために特に重視しているコミュニケーションの方法があれば教えてください。
3. これまでの経験の中で、コスト削減や業務効率化に成功した事例を教えてください。
4. 部下や若手の育成で意識していることや、成功した取り組みがあれば教えてください。
5. 自分の業務知識やスキルをどのように活用して、チームやプロジェクトに貢献しましたか？
6. 業務での問題発見から解決までを主導した経験があれば、具体的に教えてください。
7. 自身の得意分野を活かして、住友不動産のプロジェクトにどのように貢献できるか、具体的に教えてください。
8. 新しい業務手法や技術を業務に取り入れた経験があれば、その効果について教えてください。
9. 部署やチーム全体の成果に対して、どのようにサポートし、貢献してきましたか？
10. 中堅社員として、チームやプロジェクト全体の目標達成に向けた実際のサポート方法について教えてください。

管理職・シニア（40代以上）が準備すべき質問10個

1. 管理職として、チーム全体の成果を最大化するためにどのような施策を実施してきましたか？
2. 住友不動産の目標に合わせたチームマネジメントについて、あなたの考えを教えてください。
3. 部門の課題を解決するための戦略や取り組みで、成果を出した経験があれば教えてください。
4. 部下の育成で意識している点や、特に心がけている指導方法について教えてください。
5. 管理職として、チームの士気を向上させ、成果を上げるために具体的に実践していることは何ですか？
6. 不動産業界におけるリスク管理の経験があれば、その取り組みと成果について教えてください。
7. 予算を管理する中で、効率的に目標を達成した経験と、そのための工夫について教えてください。
8. チームビルディングにおいて、どのようにメンバーの信頼関係を築き、成果を上げてきましたか？
9. 不動産市場の動向や住友不動産の強みを活かした戦略を、どのように推進したいと考えていますか？
10. 管理職として、業界の変化に対応するための柔軟な対応策をどのように実施してきましたか？

5-2. 住友不動産の中途採用選考でアピールすべきポイント

住友不動産への転職を目指す人がアピールすべきことを、以下の4つに分けて紹介します。

1. 全ての人がアピールすべきポイント
2. 若手社員（第二新卒〜30歳前後）がアピールすべきポイント
3. 中堅社員（30代〜40歳前後）がアピールすべきポイント
4. 管理職、シニア（40代以上）がアピールすべきポイント

1. 全ての人がアピールすべきポイント

面接の質問に答える際や、職務経歴書を書く際は、以下のポイントを意識し、アピールするといいでしょう。

• 顧客志向の強化
• 成果志向の明確化
• 長期的なキャリアビジョンの提示

顧客志向の強化

住友不動産は「信用と創造」をスローガンに掲げ、顧客満足度の向上を重視しています。

面接や書類選考では、顧客のニーズを的確に把握し、それに応えるための具体的な経験や取り組みを示すことが求められます。

例えば、顧客からのフィードバックを活用してサービスを改善した事例などを準備すると効果的です。

成果志向の明確化

住友不動産は実力主義を採用しており、成果に対する意識が高い企業です。

過去の業務で達成した具体的な成果や、それを実現するために取った行動を明確に伝えることが重要です。

数値や具体的な結果を用いて説明することで、説得力が増します。

長期的なキャリアビジョンの提示

住友不動産は長期的な視点での成長を重視しています。

自身のキャリアビジョンを明確にし、同社でどのように成長し、貢献していきたいかを具体的に述べることが求められます。

将来的な目標や、それに向けた計画を示すことで、企業とのマッチング度を高めることができます。

2. 若手社員（第二新卒〜30歳前後）がアピールすべきポイント

若手社員で住友不動産への転職を目指す方は、下記のポイントも伝えられるようにしましょう。

• 早期戦力化への意欲
• 柔軟性と適応力の強調
• 基本業務の徹底

早期戦力化への意欲

住友不動産では、若手社員にも早期からの活躍が期待されています。

入社後すぐに成果を上げるために、自身のスキルや経験をどのように活かすか、具体的なプランを持っていることを示すと好印象です。

例えば、過去の経験を基に、どのように即戦力として貢献できるかを説明すると効果的です。

柔軟性と適応力の強調

多様な業務や変化に迅速に対応できる柔軟性は、若手社員に求められる重要な資質です。

新しい環境や業務内容に対して、どのように適応し、成果を上げてきたかを具体的なエピソードで示すことが求められます。

これにより、変化への対応力をアピールできます。

基本業務の徹底

報告・連絡・相談（ホウレンソウ）や正確な書類作成など、基本的な業務スキルの習得と実践は、若手社員にとって不可欠です。

これらの基本を徹底して行ってきた経験や、その結果得られた成果を具体的に説明することで、信頼性を高めることができます。

3. 中堅社員（30代〜40歳前後）がアピールすべきポイント

30代~40歳前後の中堅社員の方は以下のポイントも意識しましょう。

• プロジェクト管理能力の実証
• 若手育成の経験
• 部門間調整力の強調

プロジェクト管理能力の実証

中堅社員には、プロジェクトを効果的に管理し、チームを成功に導く能力が求められます。

過去にプロジェクトを主導し、目標を達成した具体的な事例や、その際に用いた管理手法を説明することで、リーダーシップと管理能力をアピールできます。

若手育成の経験

若手社員の成長を支援し、指導した経験は、中堅社員としての重要な資質です。

具体的にどのように若手を育成し、彼らの成長に寄与したかを示すことで、指導力とコミュニケーション能力を強調できます。

部門間調整力の強調

複数の部門と連携し、調整を行う能力は、中堅社員にとって重要です。

異なる部門間での意見調整や協力を成功させた経験を具体的に述べることで、調整力と協働能力をアピールできます。

4. 管理職・シニア（40代以上）がアピールすべきポイント

40代以上の方は以下のポイントも意識しましょう。

• 戦略的リーダーシップの発揮
• 組織全体の視点の保持
• 社内外の関係構築力の強調

戦略的リーダーシップの発揮

管理職には、部門の方向性を定め、戦略的にリーダーシップを発揮する能力が求められます。

長期的な視点で事業成長に貢献した具体的な経験や、その際の判断基準を説明することで、戦略的思考とリーダーシップを示すことができます。

組織全体の視点の保持

組織全体を見渡し、部門運営を最適化する視点は、管理職にとって不可欠です。

全社的な視点での意思決定や、他部門との協力を通じて成果を上げた経験を具体的に述べることで、組織運営能力をアピールできます。

社内外の関係構築力の強調

社内外の関係者と強固な信頼関係を築く能力は、管理職に求められる重要なスキルです。

クライアントや取引先、社内の他部署との関係構築に成功した具体的な事例を示すことで、コミュニケーションと調整力の高さを示せます。

6. 住友不動産の選考を有利にするために絶対に知っておくべき1つのこと

住友不動産へ転職する際に重要なことは、自分で申し込まず、「転職エージェント」を使い応募することです。

転職エージェントとは、登録をすると完全無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことを指します。

使うべきなのは、下記の4つの理由で住友不動産への転職に有利になるからです。

• 住友不動産の非公開求人に応募できる
• 住友不動産の傾向を踏まえた選考対策をしてくれる
• 住友不動産側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
• 内定時に給与交渉をしてくれる

4つの理由を1つずつ解説します。

6-1. 住友不動産の非公開求人に応募できる

転職エージェントは、企業の採用ページや求人情報サイトに乗っていない非公開の求人を複数持っていて、住友不動産の非公開求人を持っている可能性もあります。

非公開の求人になるのは、一般的に下記のような求人で、総じて「働く上で好条件の求人」が多いです。

• 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう
• 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない
• 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人

また、求人を持っていなくても、あなたの希望とスキルが合えば、転職エージェントが企業に営業してくれるケースもあります。

住友不動産に行きたい場合は、転職エージェントに相談することで、求人の選択肢を大きく増やせますから、必ず転職エージェントに相談しましょう。

6-2. 住友不動産の傾向を踏まえた選考対策をしてくれる

大手転職エージェントだと、住友不動産や同業他社に複数の転職希望者を転職させているため、選考を突破するノウハウが溜まっていて、それを元にサポートをしてくれます。

過去の面接の傾向を踏まえ、模擬面接をしてくれたり、書類や面接で何をアピールすべきかを一緒に考えてくれます。

さらに面接前には、面接官の肩書きや、特に重視される点を教えてくれることもあるので、転職エージェントを使っていない人よりも面接を有利に進められます。

6-3. 住友不動産側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる

転職エージェントは、人事担当者ともやりとりをしていて、面接や書類では伝わらないあなたの魅力をアピールしてくれます。

企業としては、よくわからない人物よりも、転職エージェントのお墨付きのある人の方が安心して採用できるので、転職エージェント経由だとそれだけで選考に有利になることも多いです。

腕のいいエージェントが担当の場合、面接に失敗しても、エージェントがプッシュしてくれ、結果が覆るということもよくあります。

6-4. 内定時に給与交渉をしてくれる

内定した後も、企業とのやりとりは転職エージェントが間に入ってくれます。

給与交渉などの言いにくいことも転職エージェント経由で相談でき、交渉もしてもらえるので、エージェント経由の方がより良い条件で転職しやすいです。

以上の4つの理由で、住友不動産やその他企業に転職する際は、必ず転職エージェントを使うようにしましょう。

7. 住友不動産の転職で使うべきエージェント3選

住友不動産の転職を目指す際に使うべきエージェントは下記の3つです。

• doda（全ての人におすすめ）
• マイナビエージェント（20代、30代に特におすすめ）
• JACリクルートメント（年収600万円以上の人におすすめ）

この3つに登録し、住友不動産やその他希望する企業に転職したいと相談しましょう。

これらを選んだ理由は下記3つです。

• 大手で求人数も多く、住友不動産の求人も持っている可能性が高い
• 住友不動産への転職を有利にするためのノウハウを持っている
• 提案力・交渉力が高く、転職の強い味方になってくれる

一つずつ解説していきます。

7-1. doda

「doda」はパーソルキャリアが運営する、業界トップクラスの実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。

大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。

過去のサポート実績から社内にデータやノウハウが蓄積されているだけでなく、企業とのパイプも強いので、住友不動産などの人気企業に行きたい場合は必ず相談すべきです。

doda公式ページ：https://doda.jp/

7-2. マイナビエージェント

「マイナビエージェント」は、マイナビが運営する、近年急速に力をつけてきた転職エージェントです。

新卒で多くの学生が使っている「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、30代までの方は積極的に使いましょう。

サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。

マイナビエージェント公式ページ：https://mynavi-agent.jp/

7-3. JACリクルートメント

「JACリクルートメント」は、ハイクラス専門の転職エージェントです。

ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いです。

住友不動産への転職を目指す方の中でも年収800万円を超えるポジションを狙う方は、JACも使うことで、より高待遇な求人が見つかるでしょう。

ただし、ハイクラスな人材でないと判断されると十分なサポートを受けられませんので注意しましょう。

JACリクルートメント公式ページ：https://www.jac-recruitment.jp/

8. 住友不動産への転職に関するQ&A

その他住友不動産への転職でよく相談されるポイントについて解説します。

1. 職種別に年収は変わりますか？
2. 住友不動産の評価制度はどうなっていますか？
3. 住友不動産で働きながら年収を上げるにはどうすればいいですか？
4. 住友不動産の福利厚生はどうですか？

Q1. 職種別に年収は変わりますか？

はい、住友不動産には以下のような職種がありますが、最も平均年収が高いのは総合職です。

• 総合職
• 営業職
• 技術職
• スタッフ職

参考までに、総合職と全体の平均年収は以下のとおりです。

• 総合職の平均年収（2022年度）：1,379万円※引用元：新卒総合職採用ページ
• 全体の平均年収：730万円※引用元：第91期有価証券報告書

ただし、営業職の場合は、歩合で大きく年収が変わり、トップセールスクラスになると年収2,000万円を超える方もいます。

Q2 . 住友不動産の評価制度はどうなっていますか？

住友不動産は、目標管理（MBO制度）によって評価されると考えましょう。

特に営業職の場合は、歩合で評価されるため、定量面（売上等）の目標のみが評価対象になると考えて良いです。

そのほかの職種については、営業に比べると定性面の評価も見られますが、成果主義の社風のため、定性面の評価の重要性は高いです。

評価に関する社員からの口コミでは、以下のような声があります。

• 営業の場合は、数字が達成できるかが全てなので、公平だと感じる
• 成果主義の企業ではあるが、数値に表れづらい職種の場合は評価者との関係性も重要だと感じる

Q3. 住友不動産で働きながら年収を上げるにはどうすればいいですか？

評価制度を踏まえ、住友不動産で働きながら年収を上げるためには、下記2点が重要です。

• 営業職は特に、目標は必達、できるだけ大きく目標を超えて、昇給を狙う
• 評価者である上司の心象が良くなるように、普段からアピールしておく

逆に言えば、「上記を行う自信がない」という方は、住友不動産では大幅な年収アップを期待できないので、他社をおすすめします。

Q4. 住友不動産の福利厚生はどうですか？

住友不動産の福利厚生は下記の通りとなっていて、大手ならではの高水準といえます。

9. まとめ

住友不動産への転職について、口コミや転職のコツをまとめてきましたがいかがでしたか？

住友不動産は、待遇などで良い口コミがある会社ですが、ワークライフバランスや職場の雰囲気面でなどで一部不満の声も出ていることに注意しましょう。

住友不動産に転職を決めた方も、転職難易度が高いことには注意が必要です。自分一人で動かずに、下記の転職エージェントに相談し、サポートを受けましょう。

• doda（全ての人におすすめ）
• マイナビエージェント（20代、30代に特におすすめ）
• JACリクルートメント（年収600万円以上の人におすすめ）

あなたの転職がうまくいくことを心から祈っています。

（参考）住友不動産および、一緒に検討される企業の平均年収、年齢、勤続年数データの参照元

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