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栄養士におすすめの転職サイトTOP3|実績・評判を比較して分かった結論

「栄養士向けの転職サイトはどれがいい?」「評判がいいのはどこ?」など、栄養士向けの転職サイトが気になっていませんか?

栄養士向けの転職サイトは、どれを使うかで、応募できる職場や得られる情報が全く変わります。

選び方を間違えると、「興味のない求人しかない」「求人のデメリットを知らずに転職して後悔する」といった事態になります。

このページでは、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートしてきた筆者が、栄養士向けの転職エージェントについて、以下の流れで解説していきます。

このページを読めば、栄養士向け転職サイトにはどんなタイプがあり、どれを選ぶべきか、使いこなすコツはあるかまでが全てわかり、転職サイトで失敗することがなくなるでしょう。

著者:I.J(現役転職エージェント)
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ij
30代の現役転職エージェントで、当サイトの発起人。

新卒で大手エージェントに入社。求職者向けのキャリアアドバイザーを経験後、法人担当(採用企業側の担当)も経験する。

累計3,000名以上の求職者をサポートしてきた経験を活かし、他社勤務も経て、現在は大手エージェントの、求職者のサポート部門でマネージャーを行う。

匿名だからこそ発信できる業界の裏事情など「綺麗事では語れない、転職する人に真に価値のある情報を」という思いでこのサイトを立ち上げた。

1. 【結論】全ての栄養士がまず使うべき転職サイト

栄養士向けの転職サイト9社を比較してわかった、まず使うべきサイトは以下の通りです。

おすすめサイト 特徴
1位. 栄養士人材バンク 上場企業の運営で、担当者の質の高いサポートに定評あり
2位. 栄養士ワーカー 栄養士専門の大手で、高収入の求人獲得に力を入れている
3位. 栄養士転職ナビ 年間で10,000人以上の栄養士をサポートしていて、幅広い雇用形態に対応

いずれも求人が特に多く、栄養士向けサイトとしてはまず名前の上がる大手で、ここから選べば間違いありません。

これらは担当者がついて転職のサポートを受けることができ、「転職エージェント」とも呼ばれています。

サイト選びの最大の注意点

栄養士向けの転職サイトは、以下のように複数のタイプがあり、どれを使うかで応募できる職場や得られる情報が全く変わります。

  1. 担当がつく
  2. 自分で求人を探す

ネット上にはこれらをごちゃ混ぜにして紹介するページが非常に多いですが、別物なので注意しましょう。

結論、転職を考える全ての方がまず使うべきなのは、「担当がつく」転職サイトです。

このタイプを選ぶと、担当がついて、転職相談から求人紹介、企業とのやりとりまで全てやってもらえます。

担当がつく転職サイト

最初にあげた大手3サイトは、全てこれにあたります。

待遇が良かったり、人気の求人はこのタイプにしかないケースも多く、使わないと損します。

担当は職場ごとの隠れたデメリットなど、求人票には出ない情報も教えてくれるので、ミスマッチも起こりにくいです。

「転職エージェント」とも呼ばれていて、使うだけでチャンスが広がる、転職には必須のサービスです。

ハローワークのデータによると、働き始めてから、求人の内容と実際の労働条件が違うと感じる人は、医療・福祉業界が最も多いです。

※参考:厚生労働省「ハローワークの求人票と実際が異なる旨の申し出等」

ミスマッチが起こりやすい業界に身を置く栄養士の方こそ、必ず使うべきサービスと言えます。

「自分で求人を探す」転職サイトは最終手段

担当がつくサイトを3社使っても内定の決まらなかった方のみ、「グッピー」のように自分で求人を探す転職サイトを使いましょう。

これは、ネット上に公開された求人に自分で応募してく転職サイトです。

自分で求人を探す転職サイト

最初に紹介した担当がつくタイプには、以下の点で劣るので、あくまで最終手段として使いましょう。

  • 求人は少なく、人気求人も出にくい
  • 求人票に載らないデメリットなど、現場の事情まではわからない

2. 担当がつく|栄養士向け転職サイトを選ぶポイント

栄養士向けの、担当がつく転職サイトは、以下を意識して選びましょう。

  • 求人が多いか
  • サポート実績は豊富か
  • 担当者は優秀か

これらで栄養士専門の9社を比較した結果、以下がおすすめという結論になりました。

  1. 栄養士人材バンク
  2. 栄養士ワーカー
  3. 栄養士転職ナビ

選ぶポイント1. 求人が多いか

選択肢が増えて可能性が広がるので、なるべく求人数が豊富な転職サイトを選びましょう。

専門のサイトはそれぞれ受けられるサービスは変わりませんが、求人数に大きな差があります。

栄養士の求人数
栄養士人材バンク 約20,000件
栄養士転職ナビ 約11,000件
レバウェル栄養士 約2,500件
アルク栄養士 約1,600件

採用に関して、真っ先に大手を頼る職場が多いことから、求人は一部の大手に集中しやすいです。

大手に求人が集中する理由

選択肢が増え、自分に合った職場が見つかりやすくなるので、なるべく求人の充実した大手を選んでおきましょう。

大手なら求人の質もいい

求人数の豊富な大手は、表に出ない、好条件な求人が多いなど、求人の質の面でも優れています。

大手はこれまで多くの人を紹介した実績から、採用担当と強いパイプを持っています。

そのため、以下のように、表に出ないレアな案件を個別に頼まれることも非常に多いです。

  • 「急ぎの募集だから、普段より給料の条件がいい求人」
  • 「土日休みで高給など、人が殺到するので表に出せない好条件な求人」

これらは”非公開求人”と呼ばれ、知名度の高い一部の大手に集中しています。

選ぶポイント2. サポート実績は豊富か

また、どれだけの人をサポートした実績があるサイトかも重要です。

以下の情報は、サポートした人数が多いほど集まるもので、実績のある大手ほど充実しています。

  • 隠れたデメリットなど、求人に載らない内部事情
  • 職場ごとの過去の面接データや、通過率を上げるコツ

責任者の性格や現場の雰囲気など、応募先の内部事情まで事前に知ることで、「こんなはずじゃなかった」とミスマッチな職場に行くリスクは減らせます。

また、過去の面接データを元にアドバイスをもらい、特有の質問などに対策すれば、内定率も大きく上げられます。

裏事情:ろくな情報を持たない、低品質な業者が急増中

ここ数年は、ろくな情報を持たず、なんとなくで求人紹介するだけの、低品質な業者が増えているので注意しましょう。

下記は厚生労働省の出す職業紹介事業所の数の推移ですが、業者数は、5年間で約1万社も急増しました。

引用:厚生労働省ホームページ

これは、求人をネットから集めるなどして、人材紹介の仕事が始めやすくなった背景があります。

栄養士を専門とするタイプも増えましたが、新設の業者はネットに出回る求人を紹介するだけのことが多く、以下のデメリットがあります。

  • 直接紹介先と付き合いがあるわけではなく、職場ごとの情報に弱い
    →求人票の少ない情報だけで紹介するので、ミスマッチが起こりやすい
  • 実績が少なく、紹介先の過去の面接データまでは持っていない
    →どう選考対策すべきかのアドバイスがまともにできない

優良なものもありますが、見極めが難しいため、聞いた事もない小さい業者は避け、実績のある大手だけを使っておきましょう。

選ぶポイント3. 担当者は優秀か

以下については、担当者のレベルにも左右されるので、担当が優秀なサービスを使うのも重要です。

  • 的確にマッチした求人を紹介してくれるか
  • 選考突破に役立つアドバイスをくれるか
  • すぐに返信をくれたり、気持ちよくやり取りできるか

なるべく実績のある大手を選べば、上記の点で優れた担当についてもらえる可能性は高くなります。

大手は運営元が人気企業で優秀な人しか入社できなかったり、教育制度が整っていることから、担当の質も高いことが多いです。

相性を確かめる意味でも、3つは使うのがおすすめ

ただし、これはどの転職サイトも同じですが、考え方やペースが合わないなど、相性が悪い担当に当たる場合もあります。

こうした場合に備え、念の為3社使っておくのがおすすめです。

一社に絞ると、こうした担当に当たっても比較ができず、イマイチなサポートに頼って失敗する恐れがあります。

一社だけ使った場合

複数社使うことで担当ごとのサポートの良し悪しがわかり、1人に足を引っ張られて失敗することは無くなります。

複数社使った場合

サイトごとにパイプのある職場が違うので、複数登録には、求人の選択肢が大幅に増えるメリットもあります。

3. 担当がつく|栄養士向け転職サイトおすすめ3選

今回当ページでは、担当がつく栄養士向け転職サイト9社を比較し、特に求人が多く、サポートの評判も良い大手3社を厳選しました。

  1. 栄養士人材バンク
  2. 栄養士ワーカー
  3. 栄養士転職ナビ

これらはいずれも全国対応で、以下の点では共通しています。

  • 病院、介護施設、保育施設、給食会社などあらゆる業態に対応
  • 未経験からベテランまで、幅広い栄養士の転職に対応
  • 正社員以外の契約社員やパートの求人も紹介可能
  • 栄養士・管理栄養士どちらの転職にも対応

では、一つずつ解説していきます。

1位.栄養士人材バンク:上場企業の運営で、サポートの質が高い

栄養士人材バンク

栄養士人材バンク」は、上場企業の運営する栄養士専門の転職サイトです。

会員数14万人以上の栄養士コミュニティ「エイチエ」のサービスで、担当者の専門性も高く、深い相談がしやすいです。

看護師や介護士など、医療・福祉業界の転職サポートを幅広く行う大手で、親身なサポートには定評があります。

栄養士の求人数 約20,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社エス・エム・エス
運営元の設立 2003年

栄養士人材バンク公式ページ

https://ejb.eichie.jp

2位.栄養士ワーカー:好待遇の求人が充実

栄養士ワーカー

栄養士ワーカー」は、医療・福祉業界の転職を手掛ける大手トライトグループの転職サイトです。

介護士や看護師、保育士向けのサービスで、全国各地の施設や病院と強いパイプを持っていて、独自の求人が豊富にあります。

高額求人の獲得に力を入れていて、他社にはない好条件な求人紹介が受けられたという声が特に多いのも特徴です。

栄養士の求人数 約8,800件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社トライトキャリア
運営元の設立 2004(親会社のトライト)

栄養士ワーカー公式ページ

https://eiyoushi-worker.com

3位.栄養士転職ナビ:幅広い雇用形態に対応

栄養士転職ナビ

栄養士転職ナビ」は、人材サービスを幅広く手掛ける会社の運営する栄養士専門の転職サイトです。

年間で10,000人以上の栄養士の方が利用していて、栄養士の転職には定番のサービスです。

派遣社員の転職にも対応しているので、栄養士として派遣で働きたい方には特におすすめです。

栄養士の求人数 約12,000件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社プレアデス
運営元の設立 2006年

栄養士転職ナビ公式ページ

https://eiyoushi-tensyoku.com

栄養士から、異業種に転職したい人向け2選

栄養士資格を使わない、全く違く仕事に転職したい方には、以下の2社がおすすめです。

人材業界トップ2の大手転職サイトで、多くの選択肢の中から、未経験からできる仕事の紹介もたくさんしてもらえます。

未経験でも始められる仕事とは

未経験でもなりやすい職種を、募集が多い順に並べると、以下の通りです。

  • 営業職:個人や企業に向けて商品を売り込む
  • ITエンジニア:ITサービスを作ったり点検する技術職
  • 販売職:店頭に立って商品を販売する
  • 事務職:来客対応やデータ入力などのデスクワークをする

主に30代までですが、いずれも最初に専門スキルが不要だったり、未経験でも挑戦しやすい職場が多いです。

全国栄養士養成施設協会(令和5年)」によると、栄養士学校を卒業した人の4分の1は栄養士以外の上記のような仕事についているデータもあります。

リクルートエージェント|求人数・実績共に国内トップの最大手

r-agent

リクルートエージェント」は、業界最大手のリクルートが運営する転職サイトで、求人の量・転職実績共にトップクラスです。

大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。

長年の実績から、「まずはリクルートさんにお願いしよう」と考える企業の採用担当も多く、大手・優良企業の求人も多いので、登録しておいて損はありません。

求人数 約68万件
対応エリア 全国
運営会社 株式会社インディードリクルートパートナーズ
運営元の設立 1977年

リクルートエージェント公式ページ

https://www.r-agent.com/

doda|業界2位の大手で、きめ細かいサポートに定評あり

doda

doda」はパーソルキャリアが運営する、業界2位の実績と豊富な求人を持つ転職サイトです。

求人数・提案力・交渉力・サポート全てが高水準で、非常にバランスがよく、当たり外れが少ないサイトとも言えます。

リクルートエージェントよりは求人数が少ないものの、一人一人の登録者にきめ細かいサポートをしてくれると好評です。

求人数 約20万件
対応エリア 全国
運営会社 パーソルキャリア株式会社
運営元の設立 1989年

doda公式ページ

https://doda.jp/consultant/

担当がつく転職サイト9社の比較表

各社の求人数や、独自アンケートの結果をもとに作った、栄養士向けの担当がつく転職サイト9社の比較は以下の通りです。

この比較を踏まえ、上位3社を厳選しました。

おすすめランキング 栄養士の求人数 実績 担当者の評判
1.栄養士人材バンク ★★★★★
約20,000件
★★★★★
12万人以上が利用
★★★★★
非常に良い
2.栄養士ワーカー ★★★★☆
約8,800件
★★★★★
年間3万人が転職成功
(グループ全体)
★★★★★
非常に良い
3.栄養士転職ナビ ★★★★☆
約11,000件
★★★★★
年間1万人以上をサポート
★★★★☆
良い
4.マイナビコメディカル ★★★★☆
約3,700件
非公開 ★★★★☆
良い
5.レバウェル栄養士 ★★★☆☆
約2,500件
非公開 ★★★★☆
良い
6.栄養士のお仕事 ★★★☆☆
約2,000件
非公開 ★★★★☆
良い
7.アルク栄養士 ★★★☆☆
約1,600件
非公開 ★★★☆☆
普通
8.しんぷる栄養士 非公開 非公開 ★★★☆☆
普通
9.クラッチ栄養士 非公開 非公開 ★★★☆☆
普通
  • 求人数は2025年6月時点

担当がつく転職サイトの、利用の流れは以下の通りです。

  1. ネットから申し込み
  2. 担当者と面談(対面かWEB、電話)
  3. 求人紹介を受ける
  4. 応募
  5. 面接
  6. 内定

最初の面談ではこれまでの職歴や、転職先の希望条件が聞かれるため、おおまかに整理しておきましょう。

面談は、どのサイトも現在はオンラインや電話で行うケースが多いです。

申し込みから内定まで数週間という場合もあれば、長くて3ヶ月かかるケースもあるため、余裕を持って早めに申し込みをしておきましょう。

4. 自分で求人を探す|栄養士向け転職サイトのおすすめ

担当がつくサイトを3つ使っても決まらなかった方のみ、自分で求人を探して応募する転職サイト「グッピー」を使いましょう。

これは、サイト上に求人がたくさん載っていて、そこから個別に応募していくサービスです。

自分で求人を探す転職サイト

ただ、担当がつくサイトと比べると、以下の点で劣るため、まず使うべき転職サイトではありません。

  • 求人は少なく、人気求人も出にくい
  • 求人票に載らないデメリットなど、現場の事情まではわからない

担当がつく転職サイトでも決まらなかった方のみ、最終手段として使いましょう。

4-1. グッピー|自分で求人を探すタイプのおすすめ

guppy

自分で求人を探す転職サイトなら、医療・福祉系で特に長い歴史を持つ「グッピー」が最もおすすめです。

栄養士の方は、医療や福祉の専門サイトがあるので、それを使いましょう。

それぞれ差がつくポイントを比較したのが以下の表で、グッピーがトータルで優れています。

栄養士の専門サイト 栄養士の求人数 対応エリア 実績
グッピー
約18,000件
全国
792万人以上が利用
ジョブメドレー
約12,000件
全国
200万人以上が利用
バイトルPRO 
約3,000件
全国
コメディカルドットコム
約4,000件
全国

グッピーは、設立20年を超える上場企業が運営するサービスで、福祉系の求人サイトでは特に長い歴史を持ちます。

応募先やスカウトをくれた職場と簡単にやり取りできるなど、使い勝手も非常にいいです。

グッピー公式ページ

https://www.guppy.jp

4-2. ハローワークはおすすめしない

栄養士の転職には、公共の職業紹介サービスの「ハローワーク」を使う方法もあります。

ハローワークには日本全国の栄養士の求人が集まっていて、求人数だけはとにかく多いです。

ただ、これまで紹介してきた民間のサービスに比べると、人材を使い捨てにするようなブラックな求人が多い傾向があり、おすすめできません。

以下から求人が調べられますが、あくまで参考にとどめ、メインは転職サイトを使いましょう。

https://www.hellowork.mhlw.go.jp/kensaku/

ハローワークにブラック求人が多い理由

ハローワークは、企業がいくら採用を繰り返しても、無料で使える仕組みがあるからです。

民間の転職サイトでは、採用が決まると求人を出していた企業が、紹介料としてまとまった料金を支払います。

民間のサービスを使う場合

すぐに人が辞め、採用を繰り返すブラックな業者がこれらを使うと、何度も紹介料を払うことになり、大赤字になってしまいます。

一方で、公共サービスのハローワークは求人の掲載が無料で、採用が決まっても一切料金がかかりません。

公共サービスを使う場合

そのため、採用を繰り返すブラック企業は、無料のハローワークだけを使って募集をしているケースが多いのです。

危険な求人も多いハローワークはあくまで最終手段とし、まずは転職サイトのような民間のサービスを活用しましょう。

5. 栄養士が「担当がつく転職サイト」をまず使うべき3つの理由

これまで紹介してきた通り、転職サイトには複数のタイプがありますが、栄養士の方は、以下の理由でまずは担当がつくサイトを使うべきです。

  • 転職後のミスマッチが起きにくい
  • 条件がいい求人が見つかりやすい
  • 転職について1から相談できて、手続きも全部やってもらえる

それぞれ、使って良かったと感じている人の口コミと合わせて紹介していきます。

理由1. 転職後のミスマッチが起きにくい

口コミ・評判

Uさん 30代 総合病院 管理栄養士
「厨房の委託先との関係がちょっと面倒」というような、求人票だけではわからない裏側も教えてくれたのが良かったです。
あらかじめ覚悟ができたので、入社しても驚くことが少なく、落ち着いてスタートできました。

担当がつく転職サイトを使えば、「いざ働き始めたら、思っていたのと違った」といったミスマッチは起こりにくくなります。

求人のデメリットや裏側も踏まえて、あなたの希望にマッチする求人だけを紹介してくれるからです。

担当者は、求人票からは読み取れない、以下のような情報も大量に持っています。

  • 現場の雰囲気はどうか、責任者はどんな人柄か
  • 業務量は他の職場と比べてどうか
  • 直近でどれだけ人が辞めているか

現場に通って責任者や職員に話を聞いたり、過去にサポートした人へも聞き取りをして、こうした情報を日々集めています。

栄養士の場合、いざ働き始めてから、以下のような隠れたデメリットに後悔するケースはよくあります。

  • 「業務が多すぎて休憩もまともに取れない」
  • 「現場のリーダーの性格がきつく、人が全然居付かない」
  • 「休みが取りにくい雰囲気がある」

担当者はこうした職場ごとの悪い点についても先に教えてくれるため、転職の失敗を防げるようになります。

なぜここまでしてくれるの?

転職を成功させないと利益が出ない仕組みで、ミスマッチはサイト側にとっても損になるからです。

担当がつくサイト(転職エージェント)は、あなたを紹介することで、紹介先から紹介料を受け取るビジネスです。

転職エージェントの仕組み

この紹介料は、仮にあなたが3ヶ月以内など短期で辞めた場合は、事業者に返金するルールがあります。

あなたにすぐに辞められると、サイト側は紹介料が手に入らず、大損になるのです。

長く続けられる職場に転職をしてもらい、利益につなげるためにも、ミスマッチを防ぐことに全力を注いでくれます。

理由2. 条件がいい求人が見つかりやすい

口コミ・評判

Kさん 20代 医療法人 栄養士
非公開求人で、休みも多く給料も高め、さらに時短勤務の相談まで可能な病院を紹介されました。
これまで諦めていた条件が全部そろっていて、他では見つからなかった案件で、エージェント経由じゃないと無理だったと思います。

そもそもですが、下記のような優良な栄養士の求人は、インターネットには中々出てきません。

  • 業務にしては待遇がいいなど、公開すると人が殺到するような求人
  • 今、その職場で働いている人が嫉妬するような条件の求人

これらの求人は、採用側が付き合いのあるサイトに内々に相談し、そこに登録している人だけに担当者から個別に紹介されます。

担当がつく転職サイトを使うことで、こうした質の高い”非公開求人”にも応募できるようになります。

なぜ求人を非公開にするのか

よくある非公開になる理由としては以下が挙げられます。

  • 応募が来すぎて、選考が大変になると困る
  • 急ぎの募集で、表に出して待つ余裕がない
  • 管理職などの重要ボジションで、今働いている人に知られたくない
    ※公開すると、今働く人に、昇格のチャンスがないように伝わってしまう

こうした求人は、誰もが知る人気職場だったり、条件が公開されたものより良い場合が多いです。

これらは、転職サイトの利用者にのみ、個別に紹介されます。

そのため、広く募集する場合に比べてライバルが減り、応募者にとっては選考に通りやすいメリットもあります。

理由3. 転職について1から相談できて、手続きも全部やってもらえる

口コミ・評判

Oさん 40代 給食会社 栄養士
前の転職では1社ずつ電話連絡したりでかなり大変でしたが、今回はエージェントがすべてまとめて調整してくれて、やり取りが一括で済んだのが楽でした。何より希望条件の交渉を代わりにしてくれるのがありがたかったです。

担当がつく転職サイトを使えば、以下を全て無料でしてもらえて、あなたは面接以外で応募先とやりとりする必要がなくなります。

  • キャリア相談
  • 求人紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策や当日の同行
  • 面接や入社の日程調整
  • 給与などの条件交渉

自分で求人を探して応募する場合と比べて、圧倒的に手間が減り、あなたはマッチする職場を選ぶことに集中できるようになります。

特に働きながら転職活動をする場合、日中の連絡や、面接調整など、仕事と転職活動の両立は非常にハードです。

担当者は現在の仕事の事情も考慮してくれ、まるで秘書のように、転職ですべきことを行ってくれます。

担当がつく転職サイトにデメリットはないの?

デメリットは2つ存在し、使い方によっては転職の失敗につながります。

  1. ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる
  2. 担当者とのやりとりが面倒に感じる人もいる

それぞれ解説します。

デメリット① ハズレの業者や担当者に当たると、役に立たず、足を引っ張られる

口コミ・評判

Hさん 40代 保育園 栄養士
対応が雑な印象でした。「ここ受けてみませんか?」と急に求人だけ送られてくるだけで、なぜ合っているのかの説明もなし。相談しても「とりあえず応募しましょう」ばかりで、もう少しこちらの立場に寄り添ってくれても良かったのではと思います。

転職サイトを運営する業者にもそこで出てくる担当者にも、当たり外れがあることに注意しましょう。

×ハズレの業者の特徴
  • 設立したばかりなどで、職場とのパイプがなく、求人が少ない
  • 実績が少なく、職場ごとの内部情報やデメリットなど、重要な情報を持っていない
  • 1人1人の担当に無理なノルマを押し付け、利用者の幸せを考えない転職を強いる
×ハズレの担当者の特徴
  • 入ったばかりの新人などで、栄養士の知識が浅く、深い相談ができない
  • 必要な連絡を忘れるなど、シンプルに仕事ができない
  • 希望と違う求人を紹介してくる

こういった業者や、担当者に頼ってしまうと、逆に足でまといになり、転職に失敗する原因になります。

これらを避けるためにも、下記を重視して転職サイトを選びましょう。

  • 栄養士人材バンク」のように、実績があり、求人も豊富な大手だけを使う
  • あらかじめ3社は登録し、ハズレの担当がついたエージェントの利用を止める

デメリット② 担当者とのやりとりが面倒に感じる人もいる

口コミ・評判

Sさん 30代 福祉施設 栄養士
毎日のように電話が来て、ちょっとしんどかったです。仕事終わりで疲れてるときに「10分だけいいですか?」って何度もかかってきて、内容も大したことなかったり。自分のペースで転職したかった自分には、ちょっと合わなかったですね。

担当がつく転職サイトは、担当者と面談したり、やり取りする必要がありますが、以下の理由でこれが面倒に感じる人もいます。

  • 誰にも気を使わず、自分のペースで進めたい
  • 紹介を断るのも気を使う

ただ、最近は担当者とのやりとりは、LINEでするケースが多く、しつこく電話をされたりといったケースはほぼありません。

ゆっくり進めたかったり、紹介を断るときも、LINEで簡単に伝えられるので、実際使ってみると面倒と感じる方は少ないです。

どうしても担当とのやりとりが面倒という方は、以下のような他の機能に絞って使いましょう。

  • スカウト機能:経歴を登録して、スカウトをもらう
  • 直接応募機能:サイト上から選んだ求人に自分で直接応募する

完全にマイペースでできて、担当はつかず、応募先とのやりとりのみで済みます。

先ほど紹介した「栄養士ワーカー」なら、これらの機能のみ使うことができます。

6. 栄養士の転職についてよくある質問

最後に、栄養士の転職についてよくある以下の質問に回答していきます。

6-1. 栄養士・管理栄養士の転職は難しい?

他の職種に比べて、特別難しい状況ではありません。

転職のしやすさは、「有効求人倍率」でわかりますが、栄養士は、1.86倍で、一人につき2件ほどは求人がある状況です。一般職業紹介状況 令和7年4月分より)

保健所や学校といった公的機関など、一部の職場は、募集が少ないので、転職しにくいと言われています。

しかし、介護施設や病院、保育施設は栄養士不足の現場も多く、比較的転職はしやすいです。

6-2. 栄養士・管理栄養士として企業に転職できる?

一般企業で栄養士が活躍する現場としては以下があり、転職することも可能です。

  • 食品メーカー:商品開発や品質管理を行う
  • 給食委託会社(社員食堂など):献立作成や現場管理を行う
  • 健康食品・サプリ会社:商品企画や栄養相談などを行う

全国栄養士養成施設協会のデータ(令和5年)」によると、資格をとって学校卒業後、管理栄養士として就職する人の3割は企業に進んでいます。

企業勤めは、土日休みで定時勤務の職場も多く、ワークライフバランスが取りやすいメリットがあります。

ただ、病院や福祉施設に比べると求人が少なく、経験を求められる即戦力採用が多いので、転職難易度は高いです。

6-3. 栄養士・管理栄養士の転職は未経験でもできる?

以下の職場であれば、簡単な調理業務がスタートできて、未経験でも転職はしやすいです。

  • 病院や介護施設
  • 給食委託会社(社員食堂・学校給食など)
  • 保育園・幼稚園

食品メーカーや、特定保健指導関連、フィットネス業界は、即戦力になる経験を求められやすく、未経験だと難しいです。

まとめ

栄養士向けの転職サイトについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

以下の理由で、栄養士の方は、まず「担当がつく転職サイト」を利用すべきです。

  • 転職後のミスマッチが起きにくい
  • 条件がいい求人が見つかりやすい
  • 転職について1から相談できて、手続きも全部やってもらえる

そして、栄養士向けの担当がつく転職サイトのおすすめベスト3は以下の通りです。

おすすめサイト 特徴
1位. 栄養士人材バンク 上場企業の運営で、担当者の質の高いサポートに定評あり
2位. 栄養士ワーカー 栄養士専門の大手で、高収入の求人獲得に力を入れている
3位. 栄養士転職ナビ 年間で10,000人以上の栄養士をサポートしていて、幅広い雇用形態に対応

これらを3つ使ってもうまくいかなかった方のみ、自分で求人を探して応募するグッピーを使いましょう。

当ページの内容が、あなたの転職成功のお役に立てることを、心から祈っています。