日本生命の中途採用の完全ガイド|応募前に知るべき注意点全てがわかる

「日本生命は中途採用してる?」「中途で日本生命に入社するにはどうすればいい?」など、日本生命保険相互会社(以下、日本生命)の中途採用が気になっていませんか?
日本生命は中途採用を行っていますが、人気企業で転職難易度も高く、十分な対策が必要です。
また、社内からは悪い口コミもあるので、悪い面も理解して転職しないと入社後後悔することになります。
このページでは転職エージェントとして数多くの人の転職をサポートしてきた筆者が、日本生命へ中途入社を目指す上で知っておくべき全てのことを以下の流れで解説します。
- 日本生命の中途採用情報|待遇・求人や申し込み方
- 中途入社先として日本生命はどうなのか
- 日本生命の社員からの口コミ・内部事情
- 日本生命はそもそもどんな会社か
- 日本生命の中途採用の面接想定質問40選と、面接・書類選考のポイント集【年齢別】
- 日本生命の中途採用に応募する際に絶対知っておくべきこと
- 日本生命への中途採用で使うべき転職エージェント
最後まで読めば、日本生命の中途採用の情報から、中途採用されやすくなるためのコツまでわかり、日本生命への転職で失敗しなくなるでしょう。
著者:I.J(現役転職エージェント)
1. 日本生命の中途採用情報|待遇・求人や申し込み方
日本生命は、国内トップクラスの生命保険会社で、年間通して中途採用も行っています。
ここでは日本生命の中途採用について、どんな求人があるか、またどんな人物が求められているかを紹介します。
1-1. 中途採用職種
日本生命の中途採用の職種は大きく分けると下記の6種類です。
総合基幹職(全国・グローバル型、エリア転勤型、非転居型) | 保険・金融商品の販売、資産運用、経営管理等 | |
ニッセイトータルパートナー(保険外交員) | 個人・企業を問わず、総合的な保険のコンサルティング・セールス | |
サービスコーディネーター | 窓口来店のお客様、ニッセイのご契約者を対象に、手続き・アフターサービスを中心としたコンサルティング | |
エリアサービスコーディネーター | 都心部のお客様に対するファイナンシャルプランニング、アフターサービス | |
エージェンシーパートナー | 提携している生保代理店の保険販売・募集サポートや、生保代理店への当社代理店制度のご案内、登録勧奨 | |
医務職員 | 産業医業務、生命保険加入申込のお客様に対する診査、引受・支払査定業務、医事研究業務など |
上記のような職種がありますが、中途採用では全ての職種にて、幅広く募集を行っています。
なお、以前まであった以下三つの職種は、2025年より「総合基幹職」として一本化されました。(引用元:日経転職版)
- 総合職
- エリア総合職
- エリア業務職
これまで、昇進しても現場の主任止まりだったエリア職員にも、幹部職へのルートを開放する狙いがあります。
また、子育てなどの、その時々のライフスタイルに合わせて、以下が柔軟に選べるようになりました。
- 全国・グローバル型:全国の事業所、海外への転勤あり
- エリア転勤型:首都圏や近畿エリア内でのみ転勤あり
- 非転居型:転勤なし
1-2. 求人情報
過去に大手転職エージェントや日本生命の「中途採用サイト」で募集されていた求人情報をご紹介します。
総合基幹職
求人概要 | 募集サイト | 予定年収 | 勤務地 |
資産運用部門(ミドル・バック部署) | doda | 740万円~1,060万円 | 東京都千代田区 |
イノベーションリサーチ・戦略投資担当 | |||
海外ストラクチャードファイナンス担当 | |||
国内ベンチャーキャピタル・スタートアップへの国内戦略投資担当 | |||
商品企画・開発 | |||
【アクチュアリー】団体年金数理実務担当 | |||
法人営業・企画(カード会社等への販促企画) | |||
【課長クラス】海外子会社のリスク管理(会計領域) | 1,160万円~1,600万円 | ||
オペレーター※旧:エリア業務職 | 410万円~450万円 | 東京都文京区本駒込 | |
事務・内勤職※旧:エリア業務職 | 410万円~450万円 | 大阪府大阪市、福岡県福岡市など全国の各拠点 |
総合基幹職においては、営業を始め資産運用やアクチュアリーといった様々なポジションで募集を行っています。
ニッセイトータルパートナー(保険外交員)
求人概要 | 募集サイト | 予定年収 | 勤務地 |
トータルパートナー | 中途採用サイト | 営業成績による | 全国の各拠点 |
ニッセイトータルパートナーは、各エリアで個人向けの営業を行う保険外交員のポジションです。
給与は、入社一年目は最低保証金額17.4万円/月~に加えて、歩合で設計されています。
サービスコーディネーター
求人概要 | 募集サイト | 予定年収 | 勤務地 |
保険の既契約者対応(主任クラス) | doda | 530万円~560万円 | 山形県山形市など |
サービスコーディネーターと呼ばれる、契約後のアフターサービスを行うポジションでも募集を行っています。
エリアサービスコーディネーター
求人概要 | 募集サイト | 予定年収 | 勤務地 |
サービスサポートスタッフ | doda | 300万円~328万円 | 神奈川県横浜市 |
エリアサービスコーディネーターは、企業内の従業員個人に保険営業を行うポジションです。
研修期間はサービスサポートスタッフとしてパート勤務し、知識が身につくと正社員となりエリアサービスコーディネーターとして勤務します。
企業に出向いて営業を行うため、訪問先が豊富な都市圏エリアで募集を行っています。
医務職員
求人概要 | 募集サイト | 予定年収 | 勤務地 |
医務職員(産業医業務、生命保険加入申込のお客様に対する診査) | 中途採用サイト | 会社規定による | 大阪・東京 |
医務職員においては、産業医業務や引受・支払査定業務、医事研究業務などを行うポジションで募集を行っています。
1-3. 採用メッセージ、求められる人物像
日本生命は、中途採用者向けのメッセージを以下の通り挙げています。
日本生命は創業来135年間の永きにわたって、”「人」こそが価値創造の源泉”であるという価値観のもと、お客様に対して安心と安全を届けてきました。
経営環境や社会課題がめまぐるしく変わっていく中、今後もあらゆる変化を積極的に取り込み、成長し続けるためには、皆さんの多様な“経験”と“知見”が必要です。
私たちは、変化や失敗を怖れず、挑戦し続ける集団でありたいと考えています。ぜひ一緒に日本生命の未来を切り開いていきましょう!(引用元:日本生命)
また、日本生命が過去の求人にて挙げていた、求める人物像の一例は、以下のとおりです。
- 新しいことにチャレンジすることが好きな方
- 一緒に働く仲間やお客様の立場になって考えることができる方
- 論理的な文書作成能力、コミュニケーション能力
- 協調性、チームワークを大切にした業務遂行能力
- 共に働くメンバーと積極的にコミュニケーションを取り、前向きに職務に取り組める方
上記を踏まえると、以下のような点をアピールすると良いでしょう。
- 高いコミュニケーション能力を用いて、周囲と協力して成果をあげた経験を持つ人物であること
- 難しい課題や新しい環境に面しても、積極的にチャレンジする姿勢を持つ人物であること
逆に言うと、上記のスキル・性格、実績がない場合、転職は難しく、たとえ入社できてもミスマッチがおき、後悔する可能性がありますから注意しましょう。
1-4. 日本生命へはどうやって応募すべきか
日本生命に応募するには、以下の3つの方法がありますが、必ず転職エージェントを使い応募しましょう。
転職エージェントを使うべきなのは、以下の点で日本生命の転職に有利になるからです。
- インターネット上に出ていない、日本生命の非公開求人に応募できる
- 日本生命の傾向を踏まえた選考対策(面接対策、書類添削)をしてくれる
- 日本生命側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
- 内定時に給与交渉をしてくれる
ページの後半で、転職エージェントについて詳しく解説をしますが、日本生命に転職したい方が使うべきエージェントは下記の3社です。
- doda(全ての人におすすめ)
- マイナビAGENT(20代、30代に特におすすめ)
- JACリクルートメント(年収600万円以上の人におすすめ)
上記の3社に登録し、「日本生命に転職したい」と伝え、サポートを受けましょう。
上記エージェントは先ほど日本生命と比較した他社への転職にも強いので、他社に応募する際にも使えます。
未経験から保険外交員を目指す方は採用サイトから
転職エージェントにもデメリットがあり、未経験などで、転職の市場価値が低いと思われると、満足に相手にしてもらえず、かえって足手まといになります。
ニッセイトータルパートナー(保険外交員)を未経験から目指す場合は、日本生命の「採用サイト」から直接応募した方がスムーズに面接まで進めます。
2. 中途入社先として日本生命はどうなのか
中途採用を目指すべき?という方に向け、下記の観点で日本生命を評価していきます。
社員からの評判 | ・「キャリア・成長」面は、人気企業の中でも平均からやや上位 ・「待遇」「ワークライフバランス」「やりがい」「職場の雰囲気」面は人気企業の中でも下位 |
年収 | 業界平均より高く、一緒に検討される「明治安田生命」「住友生命」よりも高い |
中途入社難易度 | ・高い(高度なスキルや経験が必須)ので準備が必要 |
それぞれの観点について解説します。
2-1. 日本生命の社員からの評判
業界内での情報や口コミを元に、社員からの日本生命の評判をまとめると、下記の通りです。
評価 | 人気企業内順位 | |
待遇 | 2.9![]() |
211位/300社 |
ワークライフバランス | 2.7![]() |
267位/300社 |
キャリア・成長 | 3.2![]() |
103位/300社 |
やりがい | 3.3![]() |
239位/300社 |
職場の雰囲気 | 2.9![]() |
234位/300社 |
社員からの口コミ、他の人気企業との比較を簡単にまとめると、以下の通りです。
- ◎総合基幹職(いわゆる総合職)の場合、給与は高く、福利厚生も手厚いので待遇に満足している方が多い
- ◎社員育成のサポートが手厚いので、成長しやすい環境
- ○営業成績によってはプレッシャーを感じやすく、働きがいがないという人も
- △休日などは取りやすくなっているが、部署や役職によってはハードワークとなりやすい
- △総合基幹職以外の社員(保険外交員など)は、待遇の満足度が低い
社員からの口コミについては「3.日本生命の社員からの口コミ・内部事情」でより深掘りしますから、気になる方は読み進めましょう。
日本生命とあわせて検討される企業との比較
日本生命とあわせて検討される生命保険会社としては以下が挙げられます。
それぞれの会社の社内からの評価を比較すると以下の通りで、最高得点を赤字にしています。
待遇 | ワークライフバランス | キャリア成長 | やりがい | 職場の雰囲気 | |
日本生命 | 2.9 | 2.7 | 3.2 | 3.3 | 2.9 |
第一生命 | 2.8 | 2.8 | 3.6 | 3.2 | 3.0 |
明治安田生命 | 2.6 | 2.8 | 3.4 | 3.2 | 2.9 |
住友生命. | 2.9 | 3.0 | 3.5 | 3.3 | 3.1 |
比較すると、大手生命保険会社の中でも待遇面ややりがい面のスコアは高いです。
私が転職エージェントとして聞いた実際の社員の声
私が転職エージェントとして働く中でも、元社員の方から、以下のような声をよく聞きます。
- 総合職の場合は給与や福利厚生面が充実しているので、待遇面には満足している
- 社員育成の環境は整っており、成長した実感がある
ただ、保守的な社風などに不満を持つ方が多いです。
過去にサポートした中でも、「年功序列の色が強いなど、昔ながらの社風が合わないと感じた」などの理由で転職を希望される方もいたため、この点には注意しましょう。
2-2.日本生命の平均年収
日本生命の正社員の平均年収は、530万円です。
一緒に検討される大手企業と比較すると下記の通りで、同じ大手生命保険会社と比べても高くなります。
平均年収 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 待遇の口コミ評価 | |
日本生命 | 530万円 | 45.9歳 | 12.0年 | 2.9 |
第一生命 | 520万円 | 47.1歳 | 13年5ヶ月 | 2.8 |
明治安田生命 | 450万円 | 46歳5ヶ月 | 17年11ヶ月 | 2.6 |
住友生命. | 510万円 | 47歳4ヶ月 | 17年1ヶ月 | 2.9 |
※各社最新のIR情報・就職情報サイトなどを参考に作成
なお、生命保険会社は、職種によって年収と報酬体系が異なります。
各社の代表的な職種別の平均年収をまとめると下記の通りで、総合基幹職は同業他社よりも高水準、保険外交員は平均程度です。
総合基幹職(総合職) | 保険外交員(個人向けの営業) | |
日本生命 | 950万円 | 345万円~489万円 |
第一生命 | 850万円 | 376万円~533万円 |
明治安田生命 | 790万円 | 302万円~428万円 |
住友生命 | 880万円 | 314万円~445万円 |
※各社最新のIR情報・就職情報サイトなどを参考に作成
保険外交員の場合は、個人の営業成績によってインセンティブ(歩合)が大きく変動する点には注意が必要です。
職種別に待遇(報酬体系や福利厚生)が異なる
生命保険会社は職種によって大きく給与体系が異なり、保険外交員は福利厚生もほぼなく、営業成績で給料が大きく変わります。
総合職 (日本生命は総合基幹職) |
保険外交員 (個人向けの営業) |
|
報酬体系 | 月給+残業などの手当+賞与 | ベース給与+インセンティブ(歩合) |
給与が決まるポイント | 年齢・役職 | 営業成績(契約金額や契約内容) |
福利厚生 | 手厚い | ほとんどない |
Q. 保険外交員は成績でどのくらい差が出るの?
日本生命の保険外交員の給与の内訳は以下の通りで、営業成績によって賞与額が大きく変動します。
年収目安 | 月給 | 賞与(インセンティブ) |
345万円~489万円 | 288,000円 | 0円~1,440,000円 |
そのため、営業に自信がある方や、安定しなくても成果重視の方がいい方以外にはおすすめしません。
年齢別の給与水準
日本生命の年齢別の給与の平均値は以下の水準です。
会社全体 | 総合基幹職 | |
25歳 | 350万円~400万円 | 500万円~550万円 |
30歳 | 450万円~500万円 | 800万円~850万円 |
35歳 | 500万円~550万円 | 1,000万円~1,050万円 |
40歳 | 450万円~500万円 | 1,100万円~1,100万円 |
45歳 | 400万円~450万円 | 1,000万円~1,050万円 |
役職、残業時間によっても左右されますが、平均すると、上記の水準になります。
なお、保険外交員は成果報酬のため年齢での差はありません。
2-3. 日本生命の中途採用難易度
日本生命への転職難易度は「高い(高度なスキルや経験が必須)」です。
中途採用を積極的に行っていて、高い知名度などから、転職人気企業ランキング上位の常連で、高い倍率を勝ち抜かなければいけません。
そのため、以下を徹底しないと合格は難しいでしょう。
- 自分の経験、スキルに合ったポジションに応募する
- 求める人物像を理解し、活躍できる人材であることをアピールする
職種による難易度の差はあるの?
はい、職種によって下記のように差があります。
- 総合基幹職:「高い(高度なスキルや経験が必須)」
- ニッセイトータールパートナー(保険外交員):「やや低い(未経験者も歓迎)」
ニッセイトータルパートナー(保険外交員)の募集要項では、下記のように高卒以上の学歴または同程度の学力があれば応募資格を満たすとしています。
ニッセイトータルパートナー(保険外交員)の応募資格
原則採用時満50歳未満(職務経験不問)で、高卒以上の学歴を有する、または同等の学力等があると認められる方(国籍不問、性別不問)
筆者の周辺でも、営業未経験や元専業主婦など、ブランクがある方が保険外交員として働いているケースをよく見ます。
ただし、入社後は座学の受講や試験の合格が必須となる点には注意しましょう。
3. 日本生命の社員からの口コミ・内部事情
改めて、日本生命社員からの口コミ、他の人気企業との比較をすると以下の通りです。
評価 | 人気企業内順位 | |
待遇 | 2.9![]() |
211位/300社 |
ワークライフバランス | 2.7![]() |
267位/300社 |
キャリア・成長 | 3.2![]() |
103位/300社 |
やりがい | 3.3![]() |
239位/300社 |
職場の雰囲気 | 2.9![]() |
234位/300社 |
この章ではそれぞれの項目でどんな口コミがあったかを、内部事情を合わせて解説します。
端的にまとめると下記のメリット・デメリットがあるといえます。
- ◎総合基幹職の場合、給与は高く、福利厚生も手厚いので待遇に満足している方が多い
- ◎社員育成のサポートが手厚いので、成長しやすい環境
- ○営業成績によってはプレッシャーを感じやすく、働きがいがないという人も
- △休日などは取りやすくなっているが、部署や役職によってはハードワークとなりやすい
- △総合基幹職以外の社員は、待遇の満足度が低い
3-1. 待遇に関する口コミ
- 総合基幹職は年収が高いため、待遇に満足している人が多い
- 総合基幹職の場合、年功序列の色が強く、総合基幹職の場合、課長補佐に昇格すると大きく上がる
- トータルパートナー(保険外交員)など、総合基幹職以外の職種で待遇に満足している人は少ない
待遇に関する評価は人気企業300社でも下位です。
社員数の割合として多いトータルパートナー(保険外交員)やスタッフ系の職種の年収と、総合基幹職の給与差が大きいこともあり、全体的な年収の満足度は低めとなっています。
代表的な職種別(総合基幹職・保険外交員)の口コミは下記のようになっています。
総合基幹職
外資系金融機関のような高給取りは目指せないものの、世間的には十分高い給与なので、全体として満足しているという人が多いです。
年功序列の色が強く、入社6年目あたりで課長補佐へ昇格した際に大きく昇給し、以降の昇級は緩やかな傾向です。
参考:役職別(総合基幹職)の年収目安
日本生命の役職別の年収の目安は、それぞれ下記の通りとなっています。
役職目安 | 年収目安 |
一般社員 | 350万円~400万円 |
副主任 | 600万円~650万円 |
課長補佐 | 950万円~1,000万円 |
課長代理 | 1,050万円~1,100万円 |
課長 | 1,350万円~1,400万円 |
部長 | 1,750万円~1,800万円 |
保険外交員(ニッセイトータルパートナー)
基本給が低く、歩合がほとんどを占めるため、実績をあげないと苦しいという口コミが目立ちます。
経費の支出が大きいので、よっぽど成績を挙げていないと、手取り額は少なくなる傾向です。
最初の基本給(補償給)が出ているうちは良いものの、年々それも減っていく点に不安を感じる人も多くいます。
3-2. ワークライフバランスに関する口コミ
- 全体的に、ワークライフバランスは改善傾向で、有給などは取りやすくなってきている
- どの職種でも、必要な資格の取得のために、入社してしばらくは業務外でも勉強で忙しい
- 総合基幹職の場合は、管理職未満の働き方が大幅に改善されているが、管理職はハードワークとなりやすい
- 営業系の職種は、アポイントが土日や平日の夜に入ることもあるのできついと感じる方が多い
ワークライフバランスに関する評価は人気企業300社の中でも下位です。
全体的に改善傾向で、有給休暇などは取れるようになってきていると話す方は多いです。
なお、会社全体の残業時間の平均は28時間でほどなっています。
代表的な職種別(総合基幹職・保険外交員)の口コミは下記のようになっています。
総合基幹職
働き方改革の影響により、業務時間は削減されているという口コミが多いです。
有給休暇や育児休暇の取得なども推進されているので、ワークライフバランスは良くなっているという声も多いです。
ただし、以下のような部署や役割の場合は、下記のようにワークライフバランスが悪いと感じる方もいました。
- 管理職:管理職未満を残業させられないので、自分自身で補填をする人が多い
- 営業部長:事務作業は顧客との面談が終わり、トータルパートナーが帰社後に行うケースが多く、結果的に長時間労働になりやすい
- 業界での経験が浅い社員:資格取得が必須となっているため、業務外での勉強時間を確保する必要がある
保険外交員(ニッセイトータルパートナー)
自分自身で調整できる部分が多いものの、顧客の都合に合わせて平日の夜間や土日などに面談を入れることが多いので、ハードに感じるという人が多いです。
この他、業界経験が浅い方の場合は、資格取得や商品の勉強などで時間を多く割いたという口コミも目立ちます。
なお、最初の教育期間を過ぎると自由度が増すので、成績次第でワークライフバランスを充実させやすい傾向です。
3-3. 成長・キャリアアップに関する口コミ
- どの職種でも、教育体制が充実しているだけでなく、資格取得が必須であるなど業務に必要な知識を身につけやすい
- 総合基幹職の場合、ジョブローテーションを通じてゼネラリストとして育成される
- 営業系の職種の場合、現場では厳しいフィードバックはあるものの、成長の糧となる場合が多い
成長・キャリアアップに関する評価は人気企業300社の平均からやや上位となっています。
定期的な研修など、教育体制が非常に充実しており、一部の資格は取得が必須となるため、基本的な金融知識などが身につきやすいと環境と話す方が多いです。
代表的な職種別(総合基幹職・保険外交員)の口コミは下記のようになっています。
総合基幹職
研修などを通じ、金融や社会人としての基本的な知識は身についたという意見が多いです。
若手のうちは数年おきに異動があるので、ゼネラリストとして成長している実感があるという声も多数あります。
ただし、入社6年目の昇格の際にはキャリアの方向性は固まるので、その後は修正が難しくなるという意見もあります。
総合基幹職の場合は、早い段階から営業部長(各拠点の保険外交員などのリーダー)などマネジメント層として働くこともあり、対人関係を通して成長できたとの声もあります。
保険外交員(ニッセイトータルパートナー)
研修や資格取得のほか、営業部長からのフィードバックも手厚いという口コミが多いです。
保険だけでなく、金融の基本的な知識は身につくので、会社を辞めても一生役に立つ知識だと感じたという方もいます。
また、アポ取りや対面での商談が多いので、いやでも外交的に振る舞えるようになるという声もあります。
3-4. やりがいに関する口コミ
- 保険外交員などの営業系の職種は、成績によってやりがいを持てるか大きく変わりやすい
- 保険外交員は、顧客からの感謝の言葉をもらえると、励みになる
- 総合基幹職の場合、日本最大規模の機関投資家であるため、社会的なインパクトを出せるという口コミが目立つ
やりがいに関する評価は人気企業300社の中では低めの順位で、職種によって口コミの傾向は大きく異なります。
代表的な職種別(総合基幹職・保険外交員)の口コミは下記のようになっています。
総合基幹職
運用系の業務においては、取り扱う金額が大きいこともあり、社会的なインパクトを感じやすい点がやりがいという意見が見られます。
オリンピックなどの大きな行事のパートナーシップを行なっているので、ダイナミックさを実感できるという意見もあります。
また、若手のうちから重要な仕事に携わることができるという声もあります。
ただし、ルーティーンワークの多さや、調整業務の多さに不満を持つ方も多いです。
保険外交員(ニッセイトータルパートナー)
成果を出せば給与に反映されるので、やりがいを見出しやすいという意見が多数見られます。
また、顧客から感謝の言葉をもらった際にやりがいを感じる方もいます。
ただし、研修やノルマが非常に辛いという口コミも見られます。
この他、セールスを煙たがられることもあるので、心が折れると言った声もあります。
3-5. 職場の雰囲気・人間関係に関する口コミ
- どの職種でも、保守的な雰囲気と語る方は多い
- 総合基幹職の方からは、意思決定はトップダウンで行われるという口コミが目立つ
- 営業系の職種は数字が全てなので、プレッシャーを感じやすい
- 支店は、支社長や営業部長のカラーが強く出やすい
職場の雰囲気・人間関係に関する評価は人気企業300社の中でも下位です。
職種問わず多い口コミは、昔ながらの保守的な雰囲気というものです。
代表的な職種別(総合基幹職・保険外交員)の口コミは下記のようになっています。
総合基幹職
意思決定はトップダウンで、リスクを取ることを嫌がる風土があるという意見が多数あります。
そのため、意思決定までの根回しなどが非常に重要とする声があります。
人間関係が濃く、社内の飲み会やゴルフのなどの付き合いが多いと語る方もいます。
保険外交員(ニッセイトータルパートナー)
コンプライアンスは厳しくなってきているものの、営業は数字が全てなので支社によってはプレッシャーを感じるような雰囲気とする方が多いです。
また、支社は飲み会が多かったりと、支社長や営業部長によってカラーは大きく変わります。
ただし、成果が出ていれば報告を行なっている限り細かく管理されることは少ないようで、裁量権を持って働けると話す方もいます。
参考:日本生命から転職で出ていく人の事情
日本生命は、高い知名度などから人気の企業です。
しかし、以下のような理由で転職を検討されています。
- 営業職はルーティーンとなりやすいため、キャリアに行き詰まりを感じる
- ノルマ達成に追われる日々が非常にストレスフルに感じた
- 女性の進出は浸透してきているものの、男性社会なので働きづらさを感じる
- 身近な人に、保険営業という仕事がよく思われなかった
4. 日本生命はそもそもどんな会社か
引用:Google Maps
日本生命は、生命保険会社としては国内最大規模で、医療保険や学資保険サービスの提供のほか、日本最大級の機関投資家という側面も持っています。
会社ホームページ:https://www.nissay.co.jp/
4-1. 会社概要
社名 | 日本生命保険相互会社 |
設立 | 1889年7月4日 |
代表者 | 朝日 智司 |
従業員数 | 68,060名(うち内勤職員20,218名)※2025年3月末時点 |
本店所在地 | 大阪府大阪市中央区今橋3-5-12 |
事業内容 | 生命保険業、付随業務・その他の業務 |
4-2. 事業内容
日本生命は以下の事業を行っています。
生命保険業 | -生命保険業免許に基づく保険の引受け -資産の運用 |
付随業務・その他の業務 | -他の保険会社その他金融業を行う者の業務の代理または事務の代行 -債務の保証 -投資信託の販売 -確定拠出年金制度における運営管理業務 |
4-3. トップメッセージ
画像引用元:日本生命
日本生命は生命保険を中心に、資産運用やヘルスケア、介護、保育など幅広い分野で安心を提供する企業グループです。
これまで「誰もが、ずっと、安心して暮らせる社会」を目指し、人生100年時代に対応するため、人・地域社会・地球環境という3つの領域で社会課題の解決に力を注いできました。
今後は“安心の多面体”として、より多様な価値を提供しつつ、社会と企業の双方が持続的に成長できるよう取り組みを強化していきます。
4-4. 今後の事業展開
日本生命は2024年に「新中期経営計画(2024~2026)~期待を超える安心を、より多くのお客様へ~」を発表しています。
同社が掲げる「誰もが、ずっと、安心して暮らせる社会」の実現のため、以下5つの成長戦略に取り組む予定です。
- 国内保険事業のバリューアップ
- 国内における安心の更なる多面化
- 海外事業の拡大
- 財務戦略のステージアップ
- 強固な経営基盤構築
主軸である国内保険事業においては、営業職員チャネルに加えて、代理店・金融機関窓販、デジタル全マーケットにてトップとなり、中長期的な収益拡大を目指しています。
また、米国などの先進国を中心とした、保険・アセット・マネジメント会社への出資拡大などにも注力する予定です。
このほか、人的資本の強化やIT基盤やAIなどの活用にて、経営基盤の強化も行っていきます。
上記を踏まえると、以下のような特徴を持つ方に向いた企業と言えるでしょう。
- 高い目標達成能力を持ち、配属先のマーケットにてトップを狙う意思を持っている方
- ITの活用など、大きな変化が生まれていく中でも柔軟に対応できる方
5. 日本生命の中途採用の面接想定質問40選と、面接・書類選考のポイント集【年齢別】
この章では、日本生命の中途採用選考でアピールすべきポイントや、面接の想定質問を紹介します。
5-1. 日本生命の中途採用で聞かれる想定質問40選
日本生命の面接を想定して、想定質問を作成しました。年齢別に以下のように40個用意しましたので、準備しましょう。
このページでは、どの企業でも聞かれるような、一般的な質問はあえて入れませんでした。
一般的な質問や、答え方を「プロ直伝!転職面接の質問99例の答え方とわかりやすく伝える全ノウハウ」でまとめていますので、合わせてしっかり準備しましょう。
全ての人が準備すべき質問10個
- あなたがこれまでのキャリアで、信頼関係の構築にどのように取り組んできたか教えてください。
- 保険商品の提案において、過去に課題を感じた経験と、それを解決した方法を具体的に教えてください。
- 地域社会との関係構築において、どのような取り組みを行った経験がありますか?
- チームでの業務において、メンバー間の意見調整をどのように行ってきたか教えてください。
- 過去に行った提案活動で、特に成功した事例とその理由を具体的に説明してください。
- お客様の課題を的確に把握し、それに対してどのような解決策を提供したかを教えてください。
- 日本生命の理念に共感した具体的なポイントと、それをどのように実践していきたいか教えてください。
- これまでの職場で、業績を上げるために特に注力したことについて具体的に説明してください。
- 保険業界以外の経験がある場合、それをどのように活用して貢献できると考えていますか?
- キャリアの中で直面した困難な状況に対し、どのように乗り越えてきたかを教えてください。
若手社員(第二新卒〜30歳前後)が準備すべき質問10個
- 新しい業務に挑戦する際、特に意識してきたことと、その成果について具体的に教えてください。
- 前職での業務において、短期間で結果を出した経験があれば、そのプロセスを教えてください。
- 初めて顧客対応を行った際、どのように準備を進め、結果を出したか教えてください。
- 若手社員として、組織やチームにどのように貢献してきたか、具体例を挙げて説明してください。
- これまでに習得したスキルで、特に日本生命で活かせるものは何か教えてください。
- 前職や学生時代の活動で、目標を達成した経験とそのプロセスを具体的に教えてください。
- 社内での教育プログラムを受けた経験がある場合、その中で特に役立った内容を教えてください。
- チームメンバーとの関係を円滑に保つために行った具体的な取り組みを教えてください。
- 入社後、特に力を入れていきたい分野について具体的に教えてください。
- 自身の成長のために行っている自己研鑽について、具体例を教えてください。
中堅社員(30代〜40歳前後)が準備すべき質問10個
- 中堅社員として、チーム全体の成果を高めるために行った具体的な取り組みを教えてください。
- 部下や後輩の指導において、特に成果を出した事例を挙げて、その方法を教えてください。
- 中堅社員として、顧客の信頼を得るために特に意識している行動について具体的に教えてください。
- 業務効率化のために導入したツールやプロセスがあれば、その成果について教えてください。
- 前職や現職でのプロジェクトマネジメント経験について、具体的な成功例を教えてください。
- チームリーダーとして直面した課題と、それを解決するために取った行動を具体的に教えてください。
- お客様の複雑なニーズに対応する際に行った工夫や提案について具体的に説明してください。
- 日本生命の事業において、特に貢献できると考える分野について具体的に教えてください。
- 業界の変化に対応するために、どのようなスキルを磨いてきたか教えてください。
- 過去の職場での成功事例を元に、日本生命でどのように貢献できるかを教えてください。
管理職、シニア(40代以上)が準備すべき質問10個
- 管理職として、部門全体の目標を達成するために実施した具体的な施策を教えてください。
- チームメンバーの育成や能力開発において、成功した取り組みを具体的に教えてください。
- 経営層との連携を図る際に、特に重要視しているポイントについて具体的に教えてください。
- 部門の業績向上を目的に行った施策の中で、特に成果を出した事例を教えてください。
- 他部門との連携を強化するために行った具体的なアプローチを教えてください。
- これまでのキャリアで積み重ねた経験を元に、日本生命で特に発揮したいスキルを教えてください。
- リスク管理の観点から、保険業界において特に重要だと考えるポイントについて教えてください。
- 過去の組織改革やプロセス改善の経験があれば、その成功事例を教えてください。
- 長期的な視点で組織を発展させるために実施した具体的な戦略を教えてください。
- チーム内での意見の衝突を解決する際に行った具体的な取り組みについて教えてください。
5-2. 日本生命の中途採用選考でアピールすべきポイント
日本生命への転職を目指す人がアピールすべきことを、以下の4つに分けて紹介します。
- 全ての人がアピールすべきポイント
- 若手社員(第二新卒〜30歳前後)がアピールすべきポイント
- 中堅社員(30代〜40歳前後)がアピールすべきポイント
- 管理職、シニア(40代以上)がアピールすべきポイント
1. 全ての人がアピールすべきポイント
面接の質問に答える際や、職務経歴書を書く際は、以下のポイントを意識し、アピールするといいでしょう。
- 誠実に経済的保障責任を果たす姿勢
- 社会的役割の理解
- 継続的な成長意欲
誠実に経済的保障責任を果たす姿勢
日本生命は「契約者に対する経済的保障責任を誠実に果たすこと」を最優先とする企業です。
この理念に基づき、顧客一人ひとりに対して真摯に向き合い、長期的な信頼を構築してきた経験をアピールすることが重要です。
社会的役割の理解
日本生命は「安心と信頼の提供」を使命とし、社会全体への貢献を重視しています。
そのため、社会的課題に対する理解と、それに向けた具体的な取り組みをアピールすると、企業の価値観とマッチする人材として評価されます。
継続的な成長意欲
日本生命は社員の成長を支援し、長期的なキャリア形成を重視しています。
資格取得や専門スキルの向上に向けた具体的な取り組みや実績をアピールすることで、前向きな成長意欲を示せます。
2. 若手社員(第二新卒〜30歳前後)が追加でアピールすべきポイント
若手社員で日本生命への転職を目指す方は、下記のポイントも伝えられるようにしましょう。
- 迅速な課題解決力
- 柔軟な協働力
- 学ぶ姿勢の具体性
迅速な課題解決力
若手社員には即応性が期待されるため、短期間で課題を発見し解決に導いた経験をアピールしましょう。
例えば、初めての営業活動で迅速に顧客の課題を特定し、提案につなげたエピソードなどが効果的です。
柔軟な協働力
若手社員には、様々なメンバーと円滑に協力する力が求められます。
異なる部署や役職の人々と連携してプロジェクトを成功させた経験や、チームワークで課題を乗り越えたエピソードを述べると良いでしょう。
学ぶ姿勢の具体性
日本生命では、若手社員に積極的な学びの姿勢を求めています。
保険商品の専門知識や業界のトレンドを短期間で吸収し、実務に活かした経験を示してください。
3. 中堅社員(30代〜40歳前後)が追加でアピールすべきポイント
30代~40歳前後の中堅社員の方は以下のポイントも意識しましょう。
- チームマネジメントの経験
- 業務改善の実績
- 深い業界知識の活用
チームマネジメントの経験
中堅社員には、チームをまとめ成果を上げる役割が求められます。
過去にリーダーとして、目標達成に向けた施策を実行し、成功した経験を具体的に説明してください。
たとえば、営業チームの成績向上を実現したエピソードが有効です。
業務改善の実績
中堅社員には、業務効率を高めるための改善提案が期待されます。
これまでに行った業務プロセスの改善や、課題解決の成功事例を具体的にアピールしてください。
数値や具体的な成果を含めると説得力が増します。
深い業界知識の活用
中堅社員として、保険業界におけるトレンドや法改正への知識を活かした事例を述べることで、即戦力としての能力を示せます。
例えば、顧客への提案に最新の業界情報を反映させた成功例を説明するとよいでしょう。
4. 管理職、シニア(40代以上)が追加でアピールすべきポイント
40代以上の方は以下のポイントも意識しましょう。
- 部門戦略の策定と実行
- 人材育成の実績
- リスク管理の専門性
部門戦略の策定と実行
管理職には、部門の方向性を定め、具体的な戦略を立案・実行する能力が求められます。
過去に実施した戦略立案と、それにより達成した成果を数値やエピソードを交えて説明してください。
人材育成の実績
日本生命では、社員の成長をサポートする管理職が求められます。
部下や後輩を育成し、個々のスキルを引き出した成功事例を述べると好印象です。
たとえば、特定のチームメンバーの目標達成を支援した経験が挙げられます。
リスク管理の専門性
保険業界では、リスク管理能力が管理職にとって重要な要素です。
過去のキャリアで、リスクを特定・評価し、具体的な対策を講じた成功例を示すことで、組織における信頼性を強調できます。
6. 日本生命の中途採用に応募する際に絶対知っておくべきこと
日本生命へ転職する際に重要なことは、自分で申し込まず、「転職エージェント」を使い応募することです。
転職エージェントとは、登録をすると完全無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことを指します。
使うべきなのは、下記の4つの理由で日本生命への転職に有利になるからです。
- 日本生命の非公開求人に応募できる
- 日本生命の傾向を踏まえた選考対策をしてくれる
- 日本生命側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
- 内定時に給与交渉をしてくれる
4つの理由を1つずつ解説します。
6-1. 日本生命の非公開求人に応募できる
転職エージェントは、企業の採用ページや求人情報サイトに乗っていない非公開の求人を複数持っていて、日本生命の非公開求人を持っている可能性もあります。
非公開の求人になるのは、一般的に下記のような求人で、総じて「働く上で好条件の求人」が多いです。
- 人気なポジションでインターネットに出すと応募が殺到してしまう
- 重要なポジションで、外部には求人を出していることを知られたくない
- 今、その会社で働いている人が嫉妬するような条件の求人
また、求人を持っていなくても、あなたの希望とスキルが合えば、転職エージェントが企業に営業してくれるケースもあります。
日本生命に行きたい場合は、転職エージェントに相談することで、求人の選択肢を大きく増やせますから、自分で探さず、必ず転職エージェントに相談しましょう。
6-2. 日本生命の傾向を踏まえた選考対策をしてくれる
大手転職エージェントだと、日本生命や同業他社に複数の転職希望者を転職させているため、選考を突破するノウハウが溜まっていて、それを元にサポートをしてくれます。
過去の面接の傾向を踏まえ、模擬面接をしてくれたり、書類や面接で何をアピールすべきかを一緒に考えてくれます。
さらに面接前には、面接官の肩書きや、特に重視される点を教えてくれることもあるので、転職エージェントを使っていない人よりも面接を有利に進められます。
6-3.日本生命側にあなたの魅力を伝え、プッシュしてくれる
転職エージェントは、人事担当者ともやりとりをしていて、面接や書類では伝わらないあなたの魅力をアピールしてくれます。
企業としては、よくわからない人物よりも、転職エージェントのお墨付きのある人の方が安心して採用できるので、転職エージェント経由だとそれだけで選考に有利になることも多いです。
腕のいいエージェントが担当の場合、面接に失敗しても、エージェントがプッシュしてくれ、結果が覆るということもよくあります。
6-4. 内定時に給与交渉をしてくれる
内定した後も、企業とのやりとりは転職エージェントが間に入ってくれます。
給与交渉などの言いにくいことも転職エージェント経由で相談でき、交渉もしてもらえるので、エージェント経由の方がより良い条件で転職しやすいです。
以上の4つの理由で、日本生命やその他企業に転職する際は、必ず転職エージェントを使うようにしましょう。
7. 日本生命への中途採用で使うべき転職エージェント
日本生命の転職を目指す際に使うべきエージェントは下記の3つです。
- doda(全ての人におすすめ)
- マイナビAGENT(20代、30代に特におすすめ)
- JACリクルートメント(年収600万円以上の人におすすめ)
この3つに登録し、日本生命やその他希望する企業に転職したいと相談しましょう。
これらを選んだ理由は下記3つです。
- 大手で求人数も多く、日本生命の求人も持っている可能性が高い
- 日本生命への転職を有利にするためのノウハウを持っている
- 提案力・交渉力が高く、転職の強い味方になってくれる
一つずつ解説していきます。
7-1. doda|全ての人におすすめ
「doda」はパーソルキャリアが運営する、業界トップクラスの実績と豊富な求人を持つ転職エージェントです。
大手中心に良質な求人が多く、サポート体制も整っていることから利用者からの評判は抜群にいいです。
過去のサポート実績から社内にデータやノウハウが蓄積されているだけでなく、企業とのパイプも強いので、日本生命などの人気企業に行きたい場合は必ず相談すべきです。
doda公式ページ:https://doda.jp/
7-2. マイナビAGENT|20~30代は利用必須
「マイナビAGENT」は、マイナビが運営する、近年急速に力をつけてきた転職エージェントです。
新卒で多くの学生が使っている「マイナビ」の実績もあり、若年層向けの求人や企業とのパイプは豊富にあるので、30代までの方は積極的に使いましょう。
サポート面で、とにかく丁寧という声も多いので、他社で思うようなサポートを受けられなかったという方にもおすすめのエージェントです。
マイナビAGENT公式ページ:https://mynavi-agent.jp/
7-3. JACリクルートメント|年収600万円以上の方向け
「JACリクルートメント」は、ハイクラス専門の転職エージェントです。
ハイキャリアの転職で真っ先に名前が上がる老舗で、企業側も「管理職」「高待遇の専門職」などハイクラスな求人はJACにだけ相談していることも多いです。
日本生命への転職を目指す方の中でも年収800万円を超えるポジションを狙う方は、JACも使うことで、より高待遇な求人が見つかるでしょう。
ただし、ハイクラスな人材でないと判断されると十分なサポートを受けられませんので注意しましょう。
JACリクルートメント公式ページ:https://www.jac-recruitment.jp/
8. まとめ
日本生命の中途採用について、採用情報から、注意点、転職のコツまで紹介してきましたがいかがでしたか?
日本生命は、中途採用を行っており、転職先としても人気企業です。
人気企業の中でもキャリア・成長面で良い口コミがある会社ですが、待遇・職場の雰囲気面などで一部不満の声も出ていることに注意しましょう。
また日本生命への中途入社を目指す方も、転職難易度が高いことには注意が必要です。自分一人で動かずに、下記の転職エージェントに相談し、サポートを受けましょう。
- doda(全ての人におすすめ)
- マイナビAGENT(20代、30代に特におすすめ)
- JACリクルートメント(年収600万円以上の人におすすめ)
あなたの転職がうまくいくことを心から祈っています。
(参考)日本生命および、一緒に検討される企業の平均年収、年齢、勤続年数データの参照元
日本生命 | 平均年収:口コミサイトなどの情報をもとに算出 平均年齢・勤続年数・保険外交員の給料:2024年「サステナビリティレポート」 |
第一生命 | 平均年収:口コミサイトなどの情報をもとに算出 平均年齢・勤続年数・保険外交員の給料:2023年「サステナビリティレポート」 |
明治安田生命 | 平均年収:口コミサイトなどの情報をもとに算出 平均年齢・勤続年数・保険外交員の給料:2025年「統合報告書」 |
住友生命 | 平均年収:口コミサイトなどの情報をもとに算出 平均年齢・勤続年数・保険外交員の給料:2024年「サステナビリティレポート」 |